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♪大館はひらけゆく都市 市民合唱団 高らかに 50人参加し市民歌録音

2018-12-17
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約50人の合唱団が披露した市民歌(大館市民文化会館)
 グランドピアノ・スタインウェイを弾き継ぐ第35回「ピアノマラソン」が16日、大館市民文化会館で開かれ、市企画のスペシャルプログラムとして市民有志らによる市民歌の録音が行われた。市が今後音源を活用し、市民歌の普及に努める。
 一流奏者も演奏するピアノでステージを楽しんでもらう目的。同館が毎年、夏と冬に開く恒例のイベント。県内外の小学生から一般まで幅広い年代の60組がエントリーした。
 市民歌は1970年、市制20周年を機に制定。現在市民が歌を耳にする機会は少なく、周知普及を目指した生涯学習課が新事業「みんなで市民歌を歌おう」を企画した。
 文化会館を運営する市文教振興事業団と共催。市民公募で20人が申し込んだ。協力した同市の女声コーラス・アコードたしろ、大館ジュニアコーラスを含め約50人のこの日限りの合唱団をつくった。
 アコードたしろの金澤裕子さんが歌唱指導と指揮、工藤啓子さんが伴奏を担当。参加した市民からは「現在の大館市となった2005年の3市町合併、平成最後に歌えてよかった」「今後歌を聴ける機会をもっと増やしてほしい」といった声が聞かれた。
 ステージには白色のクリスマスツリーが飾られムードを演出した。他の出演者たちはドレスなど正装で登場。お気に入りや冬にちなんだ曲などを披露した。演奏が終わるたびに、観客からは温かい拍手が送られていた。

東京パラリンピック事前合宿 大館市、県、タイ協会 基本合意書に調印

2018-12-17
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調印式後にボッチャのボールを持って記念撮影する関係者(秋田市)
 大館市と県、タイ王国の脳性まひスポーツ協会は16日、秋田市の秋田キャッスルホテルで2020年東京パラリンピックの事前合宿に関する基本合意書に調印した。同大会に出場するタイのボッチャ、陸上競技のナショナルチームが同年8月25日の開幕前に、大館市で最終調整することが正式に決まった。
 10月に3者は事前合宿に関する覚書を締結しており、基本合意書には市と県が負担する選手団の宿泊費や交通費など、詳細を盛り込んだ。
 調印式には市と県、タイの関係者のほか、パラリンピック推進本部事務局などから約30人が出席。福原淳嗣市長、佐竹敬久知事、ナイヤノブ・ピロバクディ協会長が合意書にそれぞれ署名した。
 佐竹知事は「今回の合意を契機に、秋田とタイの交流がますます盛んになることを期待している」、福原市長も「事前合宿地に選んでいただいたことは、市民にとって大いなる誇りと喜び。万全の状態で大会に送り出せるよう、しっかりと受け入れ態勢を整えていく」とあいさつ。
 ナイヤノブ会長は「夢をかなえてくれた大館市民の方々と県の関係者に改めて感謝したい」と述べた。
 市スポーツ振興課によると、事前合宿は8月の10日間ほどを想定。ボッチャはタクミアリーナ(樹海体育館)、陸上競技は長根山陸上競技場を使用する。正式種目ではないものの、CP(脳性まひ)フットボールの合宿も行う。選手団約50人の来市を見込んでおり、来夏の招待も計画している。
 15日に大館市を訪れたボッチャのプーンテップ・パチディ選手(21)は式後、「市の施設は全て整っている。(東京パラリンピックでは)金メダルを取るのが目標」と話した。
 ボッチャは、ジャックボールと呼ばれる白の目標球に赤、青それぞれ6球ずつのボールを投げ、いかに近づけるかを競う競技。1984年のパラリンピックから正式種目となり、タイはリオデジャネイロ・パラリンピックで金メダルを獲得している。

英語劇にそば打ち、わら細工 北秋田市生涯学習フェスタ 活動成果、幅広く

2018-12-17
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そば打ち体験に挑戦する来場者たち(コムコム)
 北秋田市教委主催の生涯学習フェスタ2018が16日、市民ふれあいプラザ「コムコム」で開かれ、自主講座や市民サークルなど15団体が日ごろの学習成果を発表した。
 コムコムや地区公民館を利用する団体が出展した。会場にはパステル画の絵画やわら細工、風景写真などの作品がずらりと並んだ。
 ステージでは同市を拠点に活動するバルーンパフォーマー「おぉちゃん」がライブ出演した。秋田北鷹高校家庭クラブや科学クラブの研究発表、定期講座のアコースティックギター演奏、英語劇、ミュージックケア、よさこい演舞が続き、会場を沸かせた。
 調理実習室では、そば打ち体験が行われた。参加者たちはそば粉に水をまぶし、手でこねた。その様子はガラスの壁ごしに見学でき、試食用のそばも振る舞われていた。
 他にも縄ないや楽器、石絵遊び「WA Rock」などの体験コーナーもあり、大勢が立ち寄った。比内支援学校たかのす校高等部による「絆カフェ」、障害者生活支援団体の「ささえカフェ」では自慢のコーヒーなどが振る舞われた。

タイ・ボッチャの選手ら来市 事前合宿会場を視察 大館市で競技体験会も

2018-12-16
パチディ選手㊨と競技を楽しむ参加市民(タクミアリーナ)
 2020年東京パラリンピック競技大会に向けて大館市への事前合宿が決まっている、タイ王国脳性まひスポーツ協会やボッチャのナショナルメンバーらが15日、練習会場視察のため来市した。合わせて市がタクミアリーナで競技の体験会を開催。小学生から高齢者まで市民約100人が訪れ、競技の魅力を満喫した。
 ボッチャは目標球にボールをいかに近づけるかを争う競技で、タイチームはリオデジャネイロ・パラリンピック決勝で日本を破り優勝。今夏の世界選手権でも優勝し、現在世界ランク1位。同協会はボッチャや陸上競技、CP(脳性まひ)フットボールを所管する団体。10月に同市と、合宿実施に関する覚書を締結した。
 この日はタイのナショナルチームメンバー、ブーンテップ・パチディさん(21)ら6人が、練習の主会場として計画されているタクミアリーナを訪問。市が競技の周知普及のため体験を企画した。
 開会行事で福原淳嗣市長は「市民や企業、各種団体とともにタイの皆さんを応援するサポーターズクラブを結成するなどして一丸で応援、支援をしたい。さまざまな分野での交流を続けたい」と歓迎。タイのパラリンピック委員会のチュティナント・ピロパクディ会長は「大会で勝つことも大事だが、何より友情を深めたい。皆さんの応援に期待します」とあいさつした。
 デモンストレーションでパチディさんが世界レベルの妙技を披露すると、大きな拍手が起こった。会場には4面のコートが用意され、それぞれルールを学んだり、プレーを楽しんだり。負けて悔し涙を流す子どももいた。
 母親と参加し、初めて取り組んだという横井心さん(有浦小6年)は「きのうの外国語の授業でボッチャを少し学んだ。作戦を考え、狙い通りに投げられるとうれしい」と笑顔を見せた。
 パチディ選手は同館を「床が平たんで広さもあり、普段の練習場所よりもいい。国の気候に慣れる意味も含め、調整には素晴らしい場所」などと絶賛。「国や言葉、障害の有無に関係なく一緒に楽しめるのが魅力。障害者スポーツを世界にもっと広めたい」と話した。
 市スポーツ振興課は「来年1月にオープン予定の花岡総合スポーツ公園体育館にコートと用具を常設予定。他公共施設でも教室を開くなどして市民に普及を図る。五輪パラリンピックへの機運を盛り上げたい」と話した。
 タイの一行は16日、秋田市入りして、県と合宿等に関わる基本合意調印式に臨む予定。

 

大館市の教育ツーリズム好調  11月末まで3353人 「産業化構想」初年度

2018-12-16
11月の学力向上フォーラム、大館一中の公開授業
 大館市が掲げる「大館教育の産業化」構想で、本年度から本格化した教育ツーリズムが好調に推移している。市教委によると11月末現在で40件、延べ3353人が来市。全国学力テストで上位を維持する本県の学力の高さと、特色あふれる教育活動を各校で展開するふるさとキャリア教育が強み。全国から視察に訪れたフォーラム開催など巡り合わせにも後押しされた。
 最多の訪問となったのは11月に同市で初開催された県教委の学力向上フォーラム。市教委によると、2日間で延べ1800人が来館した。過去10回の開催と比べても最多の参加者だったという。新学習指導要領の完全実施まで1年余り。先駆的なモデルを求めた教育視察の高いニーズがある。
 このほか市教委が企画したフォーラム参加者向けのオプショナルツアー、首都圏の親子を対象に開いたサマースクールも好評。県外大学生企画の視察研修や、国際協力機構(JICA)の青年研修でカンボジア政府の若手職員も受け入れた。今夏に協定を結んだ共栄大学(埼玉県春日部市)からは、次年度以降も継続して教育実習生を受け入れる方針だ。
 「フォーラムに来られなかった」という学校や教育委員会などが、今後も継続した来館を求めているという。市学校教育課は「〝いつでもお越しください〟という姿勢で、各所とつながりを得られている」と分析する。
 各種受け入れの継続はもちろんのこと、波及目標も掲げる。市観光課などと連携した「修学旅行ツーリズム」、教育をきっかけにした移住や、日本語研修スクールの誘致など。高橋善之市教育長は「今後も教育視察が主になるのは変わらないが、連携と連帯を進めて内容の充実や来市の拡充に努めたい」とした。

 
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縄文と山菜、県外からツアー 北秋田 内陸線で市内巡る

2018-11-19
縄文時代に関する講話を聴く参加者(伊勢堂岱縄文館)
 秋田内陸線の沿線地域の文化に触れるツアー参加者による交流会が18日、北秋田市脇神の伊勢堂岱縄文館で開かれた。縄文文化や山菜の普及活動に取り組む参加者が「縄文と山菜 地域を結ぶもの」をテーマにした講話を聴いた。
 沿線地域の山菜に関わる知識の習得や、縄文文化、マタギへの理解を深めようと、エコハ出版の鈴木克也代表=神奈川県鎌倉市=らが視察を兼ねて秋田内陸線で市内を巡る2泊3日のツアーを企画。東京都や神奈川県から9人が参加した。
 2日目となるこの日は、比立内地区を散策し、内陸線で鷹巣駅まで移動。縄文館の見学と交流会を行った。中嶋俊彦館長が館内を案内した後、ツアー参加者の土谷精作さんと中村信也さんが講師となり、縄文文化と山菜について講話した。
 元記者で鎌倉ペンクラブ副会長の土谷さんは、縄文文化について「縄文時代の社会的な仕組みに興味を持った」と話し、気象変動が生活に与えた変化や文化を紹介。「日本の文化は縄の文化。しめ縄や縄の編み方など、縄文文化は現代に受け継がれている」と話した。
 東京家政大学名誉教授の中村さんは、薬膳としての山菜について講話した。

豊かな地域へ連携推進 県商議所青年部連合 大館で会員大会

2018-11-18
地元高校生への企業紹介などが行われた会員大会(プラザ杉の子)
 県商工会議所青年部連合会(武田喜胤会長)の第4回会員大会が17日、大館市のプラザ杉の子で開かれた。県内6単会の若手経営者ら約140人が参加。県外への人材流出に歯止めをかけようと、就職希望の地元高校生と交流したり、会員同士で情報交換したりして経済発展への貢献を誓い合った。
 次世代を担う青年経済人の相互研さんや連携推進を図る狙いがあり、同市での開催は初めて。大館商工会議所青年部(砂川洋毅会長)が主管した。
 高校生との交流は「生徒を知ろう!会社を知ろう!~未来へのキャッチボール」と題し、大館桂桜と大館国際情報学院の1・2年生43人が参加。製造業や建設業、サービス業など10社の経営者が人材確保に向けた取り組みなどを紹介し、就職先を選ぶ基準についてアンケート形式で生徒たちの考え方に迫った。
 県教育庁が3月に行った進路状況調査によると、県外就職率は33・1%で前年比1・8ポイント減。ここ数年は県内就職が回復傾向にあるものの、人口減少で企業の人材不足は深刻化している。大館から4事業所が発表し、このうち黎明舎種鶏場の高橋清仁専務は「安全な卵と健康なヒヨコを生産することで豊かな食生活に貢献する」、駅弁製造・花善の川又賢二常務は「中小企業だからこそ、お客さまの顔が見える仕事ができる環境がある」などとアピール。高校生から「会社名だけでは分からなかった仕事の内容を知ることができて良かった」などの感想が聞かれた。
 続いて記念式典が行われ、武田会長は「人口減少という抜本的解決の見えない現状を少しでも打破するために、互いに交流していくことが重要。新しい出会いを得て豊かな地域社会の形成や企業の発展に頑張れる機会としたい」とあいさつ。大館商工会議所の中田直文会頭が「地元のさまざまな活力の源。さらなる活躍を祈念する」、砂川会長は「世の中の変化に対応し挑戦するために、今こそ手と手を取り合わなければならない」などと歓迎した。

文化の創出や交流 北秋田市の伊勢堂岱縄文館 「活用」テーマに1回目講座

2018-11-18
遺跡の活用をテーマにした講座(伊勢堂岱縄文館)
  伊勢堂岱遺跡の保存や活用などをテーマにした「伊勢堂岱縄文館講座」の第1回講座が17日、遺跡ガイダンス施設の伊勢堂岱縄文館で開かれた。遺跡の「活用」をテーマにした講演とワークショップが行われ、受講者たちが縄文館の利活用などについて意見を交わした。
 博物館の再生や利用促進に取り組んでいる法政大学キャリアデザイン学部の金山喜昭教授が「伊勢堂岱縄文館のビジョンとテーマ実現を考える」と題して講演した後、受講者がワークショップを開いて縄文館の役割や利活用の在り方などを探った。
 金山教授は、指定管理制度などを活用しNPO法人など民間が運営する博物館の取り組みや、考古学が市民に身近なものとなっているイギリスの事例などを紹介しながら、地域において博物館が担う役割について説明した。
 イギリスでは、考古学は社会に開かれた身近な存在で、市民による遺跡の発掘ツアーなど「楽しむ」ことを入り口に考古学について「学ぶ」取り組みが定着しているという。
 博物館が担う役割として▽地域文化の創出▽人やコミュニティーが集い交流する場▽人の生き方や成長を支援する場―などを挙げ、「社会の理解を得られ、博物館活動のよりどころとなる使命が必要」とした。
 第2回講座は12月15日午前10時から。「研究」をテーマに立命館大の中村大教授による講演、洞爺湖町教委による事例発表などが行われる予定。

腎・泌尿器の病気 早期発見は健診で 鹿角の医療を考える集い

2018-11-18
かづの厚生病院の野澤部長が講演した医療を考える集い(尾去沢市民センター)
  第35回鹿角の医療を考える集いが17日、尾去沢市民センターで開かれ、かづの厚生病院泌尿器科の野澤立部長が腎・泌尿器疾患をテーマに講演した。野澤部長は、症状が出てからでは進行しているケースが多いと指摘、早期発見のために健診を受けるよう呼び掛けた。
 鹿角市鹿角郡医師会(小笠原真澄会長)の主催。約160人が参加した。開会行事で小笠原会長は「取り上げてほしいテーマがあったら要望してほしい。健康管理、疾病予防に役立てていきたい」とあいさつ。同会の三ケ田賢悦理事を座長に進められた。
 講師の野澤部長は、慢性腎臓病の危険因子(生活習慣)として暴飲暴食、喫煙、運動不足、不規則な生活、ストレスなどを挙げ、「自覚症状が出てからでは遅いことが多い。健診が重要で、タンパク尿、血尿を指摘された場合、早めに受診してほしい」と勧めた。
 泌尿器科の良性疾患として、前立腺肥大症、神経因性ぼうこう、急性ぼうこう炎などを示しながら、各症状について分かりやすく説明した。最後に、腎・泌尿器科の病気は、症状が出てからでは進行しているものが多いため、健診、検尿、PSA採血、腹部エコーを受けて、早期発見につなげてほしいと指摘した。
 講演終了後は、大湯リハビリ温泉病院の大田健太郎理学療法士を講師に、冬場でもできるシルバーリハビリ体操の実技講座が行われた。

被災者に寄り添った支援とは 災害ボランティア研修 大館市で初開催

2018-11-17
約40人が参加した研修会(北地区コミュニティセンター)
  被災者に寄り添った支援活動の充実を目指した「災害ボランティア活動実践研修会」が16日、大館市北地区コミュニティセンターで開かれた。民生委員や福祉関係、被災者支援を続ける個人や団体など約40人が参加。専門家の講演聴講や演習に臨んだ。
 県社会福祉協議会が主催。近年国内各地で大規模災害が相次いでいることを受け、協議会が県内で研修を開いており、大館では今回が初めて。本年度は来年1月に秋田市開催も予定している。
 講師はNPO法人にいがた災害ボランティアネットワーク(新潟県)の李仁鉄理事長。被災地で災害ボランティアセンターの立ち上げや運営支援などを展開している。
 講演テーマは「災害時の救援活動とボランティア・地域の実情」。李さんは「起点は災害時でなく今」とし、普段から地域で支え合う姿勢の重要性を説いた。被害への視点について「物理的被害や、高齢者・乳幼児といった弱者など目で見え分かりやすいものに支援が偏りがち。表に出にくい心理的被害や、支える側にも困りごとはたくさんある」と呼びかけた。
 ボランティアの多様な役割についても説明。「地元支援者には外部ボランティアにはできない、気付いて声を掛けるニーズ把握、支援を求める声を届ける役を担ってほしい。分担が重要」と述べた。
 引き続きグループ演習。想定した避難所生活の中で発生するニーズについて、参加者間で意見を交わした。

 

10月のニュース

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県種苗交換会 「本県農業の底力を」 9年ぶり秋田市で開幕 農作物2100点

2018-10-31
9年ぶりに秋田市での開催となった県種苗交換会の展示会場(秋田拠点センター・アルヴェ)
 国内最大級の農業の祭典、第141回県種苗交換会(県農協中央会主催)が30日、秋田市で開幕した。出品農産物は前年を204点上回る2126点。7月の異常高温に加え、大雨や台風で産地が被害を受ける中、展示会場となった秋田拠点センター・アルヴェには農家が丹精込めて育てた農作物が並んだ。市協賛会は期間中の人出を、前回開催(2009年)時の105万人以上と見込んでいる。
 キャッチフレーズは「秋田から 広がる食農 つながる未来」。来月5日までの7日間、主会場のアルヴェやエリアなかいち、旧秋田空港跡地などで各種展示や行事が行われる。
 アルヴェで行われたオープニングセレモニーでは、JA秋田中央会の船木耕太郎会長が「歴史と伝統を誇る農業の祭典。多くの人に本県農業の底力を感じてもらい、食と農への理解が深まることを期待している」とあいさつ。関係者らでテープカットを行い、祭典の幕を開けた。
 出品された農産物は▽水稲55点▽畑作物及び工芸作物366点▽果樹278点▽野菜866点▽花き382点▽農林園芸加工品・工芸品91点▽畜産品及び飼料48点▽林産品40点。
 秋田市は朝から雨模様で展示会場への出足はやや鈍かったものの、徐々に来場者が増え始め、農家の努力の結晶を一品ずつ丁寧に観賞する姿がみられた。
 明治初期からの長い歴史と伝統を誇る交換会は、31日にメイン行事の談話会を県JAビルで開催。「農業者の所得増大に向けた低コスト・省力化栽培技術について」をテーマに関係者が意見を交わす。
 このほか、JA地産地消展や学校農園展、最新農業機械の展示・実演、植木・苗木市、物産販売展などが各会場で開催される。

 
 

八幡平山頂が雪化粧 アスピーテラインの一部 今季初の終日通行止め

2018-10-31
寒気の影響で、標高の高い八幡平では地面や草木が雪化粧した(蒸ノ湯ゲート周辺)
 十和田八幡平国立公園内の秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)の山頂付近で30日、寒気が流れ込んだ影響で雪が降った。鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)は一部の区間で、今季初めて積雪による終日通行止めになった。
 アスピーテラインは全長47・2㌔。毎冬20・4㌔区間で閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから県境付近までの9・8㌔。
 今年は夜間・早朝に路面凍結、積雪の恐れがあるため、10月15日から夜間通行止め(午後5時~翌朝8時30分まで)を行っている。
 本県側の道路を管理する県鹿角地域振興局によると、29日遅くから30日明け方にかけて雪が降り、山頂付近では5㌢ほど積もった。この影響で、本県側は標高1150㍍の蒸ノ湯ゲートから山頂の見返峠まで7㌔を、午前8時30分から終日通行止めにした。
 蒸ノ湯ゲート周辺では午前9時過ぎ、雪の降り方が強まり、地面や草木など辺り一面があっという間に雪化粧した。通行止めを知らずに訪れた愛知県豊橋市の男性(77)は「盛岡に抜けようと思っていたが、雪は予想もしていなかった」と残念そうな表情で引き返した。
 冬期間の全面通行止めは、11月5日から来年4月15日までの予定。

 
 

高校生が最新林業機械を体験 北秋田 担い手確保に学習会

2018-10-31
ベテラン作業員の指導で林業機械を操作する生徒(阿仁真木沢)
 北秋田森林・林業振興会(畠山清志会長)主催の高校生を対象にした高性能林業機械操作体験学習会が30日、北秋田市阿仁真木沢の山林で行われた。森林や林業について学習している秋田北鷹高校の生徒がプロの指導で林業機械の操作を体験した。
 林業の担い手確保などを目的に毎年行っている取り組みで、林業分野の就業を目指している高校生にとっては、ベテラン作業員からの直接指導で技術を習得する機会となっている。
 この日は緑地環境科1年の33人が参加。講師を務める山一林業の社員によるチェーンソーを使った木の伐採を見学した後、4班に分かれて機械の操作を体験した。
 チェーンソー操作では丸太の切断に挑戦。刃を木に入れた瞬間に体が引っ張られるほどの衝撃があり、生徒たちは慎重に作業することの大切さを学んでいた。
 伐採した木の枝払いと切断を行う「プロセッサ」、切断した木材を集めて運搬する「フォワーダ」などの操作体験も行われ、機械化された最新の林業現場に理解を深めていた。

 
 

展示施設 「秋田犬ファースト」確認 ネットワーク会議設立

2018-10-30
情報共有などを目的に設立された秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議(秋田市)
 秋田犬の適切で効果的な展示と情報発信のあり方などを共有しようと、県は29日、関係者らによる「秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議」を設立した。大館市が運営するJR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」で今夏、来場者との触れ合いが原因とみられるストレスで一匹が体調を崩したことから、「秋田犬ファースト」の取り組みを進めていくことを確認した。
 秋田犬の展示を行う関係者間で情報共有を図り、適切な展示と展示情報を国内外に発信し、誘客を図るのが目的。秋田犬保存会など展示施設の事業者や運営主体の市町村、県から約20人が出席した。
 秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた会議でははじめに、県観光振興課の成田光明課長が「近年の秋田犬人気を受け、県内でふれあい展示施設が増加する一方、予想を上回る観光客で体調を崩す犬も出てきている。犬にストレスのない形で楽しんでもらう、秋田犬ファーストの取り組みが大事になる」などとあいさつ。会則などを承認後、展示時の注意事項や情報発信について意見を交わした。
 犬との触れ合いを許可している施設は、ストレス軽減対策として「展示日数を減らしたり、スペースを拡大している」「体調面を考慮し、休憩を取っている」などと報告。県動物管理センターの須田朋洋主査は「犬の事故は秋田犬が最も多い。飼い主には忠実だが、知らない人は警戒するという気質を来場者に啓発してほしい」と呼びかけた。
 大館市観光課の石田徹主査は、秋田犬ふれあい処で雌の飛鳥(2歳)が体調を崩して休養したことを受け、「柵越しの展示に切り替え、『触る』をやめた。代わりに、秋田犬の歴史やハチ公のエピソードを伝えるなど『知る』に力を入れている」などと説明した。同施設は昨年8月のオープンから1年間で2万人を超える観光客らが来場している。
 このほか、「カメラのフラッシュは使用しない」など、各施設が来場者に呼びかけている注意事項も報告された。
 県によると、県内の秋田犬展示施設は大館市や北秋田市、秋田市などの13。会議に先立ち、秋田市内の2施設を現地視察した。

 
 

北秋田市 成田為三の命日 墓前で「浜辺の歌」を合唱

2018-10-30
成田為三の墓前で「浜辺の歌」を合唱する参加者(龍淵寺)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の命日に当たる29日、同市米内沢の龍淵寺で墓前演奏が行われた。市内の合唱団など約50人が代表曲「浜辺の歌」を高らかに歌い、功績をたたえた。
 為三は1893年、旧森吉町米内沢生まれ。東京音楽学校で作曲を学び、「浜辺の歌」をはじめとする数々の名曲を生み出した。演奏会は1957年から始まり、現在は地元の合唱団が参加している。
 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団、コール・もりよし、る・それいゆの地元合唱団3団体や関係者らが参加。遺影が飾られた墓の前で奥山亮修住職が読経し、参加者は静かに手を合わせていた。
 少年少女合唱団が「雨」「かなりや」、コールもりよしとる・それいゆが「ほろほろと」を歌った。最後は参加者全員で「浜辺の歌」を合唱し、ふるさとが生んだ偉大な作曲家をしのんだ。
 
 
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