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♪大館はひらけゆく都市 市民合唱団 高らかに 50人参加し市民歌録音

2018-12-17
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約50人の合唱団が披露した市民歌(大館市民文化会館)
 グランドピアノ・スタインウェイを弾き継ぐ第35回「ピアノマラソン」が16日、大館市民文化会館で開かれ、市企画のスペシャルプログラムとして市民有志らによる市民歌の録音が行われた。市が今後音源を活用し、市民歌の普及に努める。
 一流奏者も演奏するピアノでステージを楽しんでもらう目的。同館が毎年、夏と冬に開く恒例のイベント。県内外の小学生から一般まで幅広い年代の60組がエントリーした。
 市民歌は1970年、市制20周年を機に制定。現在市民が歌を耳にする機会は少なく、周知普及を目指した生涯学習課が新事業「みんなで市民歌を歌おう」を企画した。
 文化会館を運営する市文教振興事業団と共催。市民公募で20人が申し込んだ。協力した同市の女声コーラス・アコードたしろ、大館ジュニアコーラスを含め約50人のこの日限りの合唱団をつくった。
 アコードたしろの金澤裕子さんが歌唱指導と指揮、工藤啓子さんが伴奏を担当。参加した市民からは「現在の大館市となった2005年の3市町合併、平成最後に歌えてよかった」「今後歌を聴ける機会をもっと増やしてほしい」といった声が聞かれた。
 ステージには白色のクリスマスツリーが飾られムードを演出した。他の出演者たちはドレスなど正装で登場。お気に入りや冬にちなんだ曲などを披露した。演奏が終わるたびに、観客からは温かい拍手が送られていた。

東京パラリンピック事前合宿 大館市、県、タイ協会 基本合意書に調印

2018-12-17
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調印式後にボッチャのボールを持って記念撮影する関係者(秋田市)
 大館市と県、タイ王国の脳性まひスポーツ協会は16日、秋田市の秋田キャッスルホテルで2020年東京パラリンピックの事前合宿に関する基本合意書に調印した。同大会に出場するタイのボッチャ、陸上競技のナショナルチームが同年8月25日の開幕前に、大館市で最終調整することが正式に決まった。
 10月に3者は事前合宿に関する覚書を締結しており、基本合意書には市と県が負担する選手団の宿泊費や交通費など、詳細を盛り込んだ。
 調印式には市と県、タイの関係者のほか、パラリンピック推進本部事務局などから約30人が出席。福原淳嗣市長、佐竹敬久知事、ナイヤノブ・ピロバクディ協会長が合意書にそれぞれ署名した。
 佐竹知事は「今回の合意を契機に、秋田とタイの交流がますます盛んになることを期待している」、福原市長も「事前合宿地に選んでいただいたことは、市民にとって大いなる誇りと喜び。万全の状態で大会に送り出せるよう、しっかりと受け入れ態勢を整えていく」とあいさつ。
 ナイヤノブ会長は「夢をかなえてくれた大館市民の方々と県の関係者に改めて感謝したい」と述べた。
 市スポーツ振興課によると、事前合宿は8月の10日間ほどを想定。ボッチャはタクミアリーナ(樹海体育館)、陸上競技は長根山陸上競技場を使用する。正式種目ではないものの、CP(脳性まひ)フットボールの合宿も行う。選手団約50人の来市を見込んでおり、来夏の招待も計画している。
 15日に大館市を訪れたボッチャのプーンテップ・パチディ選手(21)は式後、「市の施設は全て整っている。(東京パラリンピックでは)金メダルを取るのが目標」と話した。
 ボッチャは、ジャックボールと呼ばれる白の目標球に赤、青それぞれ6球ずつのボールを投げ、いかに近づけるかを競う競技。1984年のパラリンピックから正式種目となり、タイはリオデジャネイロ・パラリンピックで金メダルを獲得している。

英語劇にそば打ち、わら細工 北秋田市生涯学習フェスタ 活動成果、幅広く

2018-12-17
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そば打ち体験に挑戦する来場者たち(コムコム)
 北秋田市教委主催の生涯学習フェスタ2018が16日、市民ふれあいプラザ「コムコム」で開かれ、自主講座や市民サークルなど15団体が日ごろの学習成果を発表した。
 コムコムや地区公民館を利用する団体が出展した。会場にはパステル画の絵画やわら細工、風景写真などの作品がずらりと並んだ。
 ステージでは同市を拠点に活動するバルーンパフォーマー「おぉちゃん」がライブ出演した。秋田北鷹高校家庭クラブや科学クラブの研究発表、定期講座のアコースティックギター演奏、英語劇、ミュージックケア、よさこい演舞が続き、会場を沸かせた。
 調理実習室では、そば打ち体験が行われた。参加者たちはそば粉に水をまぶし、手でこねた。その様子はガラスの壁ごしに見学でき、試食用のそばも振る舞われていた。
 他にも縄ないや楽器、石絵遊び「WA Rock」などの体験コーナーもあり、大勢が立ち寄った。比内支援学校たかのす校高等部による「絆カフェ」、障害者生活支援団体の「ささえカフェ」では自慢のコーヒーなどが振る舞われた。

タイ・ボッチャの選手ら来市 事前合宿会場を視察 大館市で競技体験会も

2018-12-16
パチディ選手㊨と競技を楽しむ参加市民(タクミアリーナ)
 2020年東京パラリンピック競技大会に向けて大館市への事前合宿が決まっている、タイ王国脳性まひスポーツ協会やボッチャのナショナルメンバーらが15日、練習会場視察のため来市した。合わせて市がタクミアリーナで競技の体験会を開催。小学生から高齢者まで市民約100人が訪れ、競技の魅力を満喫した。
 ボッチャは目標球にボールをいかに近づけるかを争う競技で、タイチームはリオデジャネイロ・パラリンピック決勝で日本を破り優勝。今夏の世界選手権でも優勝し、現在世界ランク1位。同協会はボッチャや陸上競技、CP(脳性まひ)フットボールを所管する団体。10月に同市と、合宿実施に関する覚書を締結した。
 この日はタイのナショナルチームメンバー、ブーンテップ・パチディさん(21)ら6人が、練習の主会場として計画されているタクミアリーナを訪問。市が競技の周知普及のため体験を企画した。
 開会行事で福原淳嗣市長は「市民や企業、各種団体とともにタイの皆さんを応援するサポーターズクラブを結成するなどして一丸で応援、支援をしたい。さまざまな分野での交流を続けたい」と歓迎。タイのパラリンピック委員会のチュティナント・ピロパクディ会長は「大会で勝つことも大事だが、何より友情を深めたい。皆さんの応援に期待します」とあいさつした。
 デモンストレーションでパチディさんが世界レベルの妙技を披露すると、大きな拍手が起こった。会場には4面のコートが用意され、それぞれルールを学んだり、プレーを楽しんだり。負けて悔し涙を流す子どももいた。
 母親と参加し、初めて取り組んだという横井心さん(有浦小6年)は「きのうの外国語の授業でボッチャを少し学んだ。作戦を考え、狙い通りに投げられるとうれしい」と笑顔を見せた。
 パチディ選手は同館を「床が平たんで広さもあり、普段の練習場所よりもいい。国の気候に慣れる意味も含め、調整には素晴らしい場所」などと絶賛。「国や言葉、障害の有無に関係なく一緒に楽しめるのが魅力。障害者スポーツを世界にもっと広めたい」と話した。
 市スポーツ振興課は「来年1月にオープン予定の花岡総合スポーツ公園体育館にコートと用具を常設予定。他公共施設でも教室を開くなどして市民に普及を図る。五輪パラリンピックへの機運を盛り上げたい」と話した。
 タイの一行は16日、秋田市入りして、県と合宿等に関わる基本合意調印式に臨む予定。

 

大館市の教育ツーリズム好調  11月末まで3353人 「産業化構想」初年度

2018-12-16
11月の学力向上フォーラム、大館一中の公開授業
 大館市が掲げる「大館教育の産業化」構想で、本年度から本格化した教育ツーリズムが好調に推移している。市教委によると11月末現在で40件、延べ3353人が来市。全国学力テストで上位を維持する本県の学力の高さと、特色あふれる教育活動を各校で展開するふるさとキャリア教育が強み。全国から視察に訪れたフォーラム開催など巡り合わせにも後押しされた。
 最多の訪問となったのは11月に同市で初開催された県教委の学力向上フォーラム。市教委によると、2日間で延べ1800人が来館した。過去10回の開催と比べても最多の参加者だったという。新学習指導要領の完全実施まで1年余り。先駆的なモデルを求めた教育視察の高いニーズがある。
 このほか市教委が企画したフォーラム参加者向けのオプショナルツアー、首都圏の親子を対象に開いたサマースクールも好評。県外大学生企画の視察研修や、国際協力機構(JICA)の青年研修でカンボジア政府の若手職員も受け入れた。今夏に協定を結んだ共栄大学(埼玉県春日部市)からは、次年度以降も継続して教育実習生を受け入れる方針だ。
 「フォーラムに来られなかった」という学校や教育委員会などが、今後も継続した来館を求めているという。市学校教育課は「〝いつでもお越しください〟という姿勢で、各所とつながりを得られている」と分析する。
 各種受け入れの継続はもちろんのこと、波及目標も掲げる。市観光課などと連携した「修学旅行ツーリズム」、教育をきっかけにした移住や、日本語研修スクールの誘致など。高橋善之市教育長は「今後も教育視察が主になるのは変わらないが、連携と連帯を進めて内容の充実や来市の拡充に努めたい」とした。

 
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国道285号滝ノ沢バイパス開通 急勾配やカーブ 15年かけ難所解消

2018-11-25
上小阿仁方面に向かって滝ノ沢バイパスをパレードする関係車両(北秋田市米内沢)
 県が北秋田市米内沢で整備していた国道285号滝ノ沢バイパス(延長5・4㌔)が完成し24日、全線開通した。2003年の事業着手から15年をかけ山間部の急カーブなどを解消。行政関係者や地元住民ら約90人が式典、車両パレードで祝った。
 諏訪岱から滝ノ沢間はこれまで道路幅が狭く、歩道の未整備、急勾配の坂道、急カーブの連続で交通安全上の課題を抱えていた。冬期間は積雪や凍結で車の事故、立ち往生が発生することもあった。
 この難所を解消するため約61億円をかけ、大森滝ノ沢こ道橋(20・9㍍)、倉の沢橋(72㍍)、米内沢トンネル(367㍍)を建設しバイパスを整備した。滝ノ沢側の1・8㌔は10年3月に供用を開始。諏訪岱側の3・6㌔も無事完成しこの日の午後3時に通行開始した。
 県によると、完成後は車道の幅が6・5㍍。従来最も狭かった場所より3㍍近く広くなった。今後はバイパスが国道285号となり、地域間交流や物流の活性化、救急輸送の円滑化などが一層期待される。従来の道路は将来的に大半が市道になる予定。 
 式典は森吉総合スポーツセンターで行われた。県や市、施工業者、用地提供した住民らが出席。堀井啓一副知事が「快適な走行が確保され、安心安全な生活の維持に大きな効果を果たす」などとあいさつした。引き続きテープカットとくす玉割りが行われ盛大に祝った。
 式典後、関係車両が開通を前にバイパスをパレードし安全性が増した道路を実感していた。

立憲民主 県連が設立 代表に 小原県議 「自民へ対抗できる力を」

2018-11-25
立憲民主党の県連設立集会(秋田ビューホテル)
 立憲民主党の県連設立集会が24日、秋田市の秋田ビューホテルで開かれた。約500人(主催者発表)が出席し、代表に就任した小原正晃県議(横手市)が役員体制を紹介し、「統一地方選へ自民党へ対抗できる大きな力をつくっていく」と決意を述べた。
 12日に開いた役員会で、幹事長に岡見善人・由利本荘市議、会計に吉村アイ・鹿角市議を選出。衆院会派の立憲民主党・市民クラブに入会した無所属の寺田学衆院議員(比例東北)は顧問に就いた。
 小原代表は「アベノミクスはお金持ちをさらにお金持ちにし、地方から人もお金も吸い取り、社会を二極化させた。立憲主義も壊されている。安倍政権にNOを突きつけなければならない。多くの県民と闘うために県連を立ち上げた」と述べた。
 来賓の連合秋田・才村泰彦副会長、国民民主党県連代表・緑川貴士衆院議員(比例東北)、社民党県連代表・石田寛県議らがあいさつ。出席した枝野幸男代表は「政治をまっとうにすることが私たちがやるべき一つめの旗。今の社会の在り方を右でも左でもなく、上からの政治を下からの草の根の政治に変えたい」と訴えた。
 県連組織設立は全国で37番目となる。小原代表は「きょうから党員やパートナーズを集めていく」と語った。

ありがとう草木小 来春統合へ 住民ら集い閉校行事

2018-11-25
参加者に感謝の言葉を呼び掛ける児童たち(草木小)
 鹿角市草木小学校(成田勇信校長、児童26人)の閉校記念行事「ありがとう草木小 ホームカミングデー」が24日、同校で行われた。卒業生や地域住民など約180人が参加、タイムカプセル開封、児童と地域の交流などを行い、143年の歴史を刻んだ学びやに感謝を込めた。
 校内には、卒業アルバムの展示、同級生が気軽に語れる休憩場所、楽器が楽しめるコーナーなどを設け、午前8時半から開放。大きな歓声が上がったのが体育館。卒業時に保存したタイムカプセルが年度ごとに並べられ、卒業生が恩師を囲んで開封した。
 33歳になったら開封すると約束した学年が多く、カプセルからは読書感想文や絵、33歳になった自分へのメッセージが出てきた。2002年度卒業の黒沢正一さん(28)は「本当に懐かしい。コンピューターで一生懸命描いた絵もあり、当時を思い出します」と話した。
 在校生と参加者の交流集会では、児童が伝説の語りを披露したほかダンスを発表。来場者を前に全員が「地域のみなさんありがとう」と呼び掛けた。最後に校歌を合唱すると、口ずさむ卒業生の姿もあった。記念講演の後、会場をホテル鹿角に移動し、思い出を語る会を開いた。
 同校は1875(明治8)年創立。中草木の民家の一室を借りて授業を始めた。1905年に現在地に校舎を新築し移転。89(平成元)年12月、鉄筋3階建ての現校舎が完成、翌年12月には体育館が落成し、現在に至っている。来年4月、大湯小と統合し、143年の校史に幕を閉じることが決まっている。

大館市民の手でミュージカルを 来年1月上演へ始動 発起人は千葉出身の大学生

2018-11-24
発起人の鈴木さん(左奥)や高校生らが参加して開かれた初会合(マルーワ)
 大館市で、市民によるミュージカルを―。県外大学生の発案で、趣旨に賛同した高校生や社会人が「大館 All(オール) Actors(アクターズ) Project(プロジェクト)」を発足させた。来年1月に市内でワークショップや上演を計画。発起人の鈴木ゆりなさん(20)=レイクランド大学3年=は「多様な表現方法を学び、楽しみ、触れる機会をつくりたい」としている。
 きっかけは10月に市内で行われた、道行く人にメッセージと花を無償で渡すプロジェクト「Spreading(スプレッディング) love(ラブ)(愛の拡散)」。千葉県出身の鈴木さんが東京都内で同様の活動をしていたことから、手伝いのため大館を訪れた。
 そこで関わった市民の温かさに触れ魅力を感じた。地元高校生から「ミュージカル志望の友人は多いが、体験の機会は少ない」という話を聞き、今回の話が動き始めた。
 鈴木さんはこれまでバレエやミュージカルなどの舞台に出演。一方でゼロから舞台をつくり上げたことはなかったため、市内団体に協力を仰いだ。舞台芸術団体「秋北舞台芸術創造事業Dance Odyssey(ダンスオデッセイ)」、吹奏楽団体「大館ウインドアンサンブル」、若手演劇集団「シアター☆6」から快諾を得た。
 22日夜、御成町1丁目のわっぱビルヂング内の共用スペース「MARUWA(マルーワ)」で鈴木さんや市内3団体、高校生計10人が参加した初会合が開かれた。
 演目は、ディズニー映画で有名な「アナと雪の女王」。鈴木さんが関わっている関東圏の団体が12月下旬に都内で上演予定で、台本や楽譜などはほぼ同じ物を使う。この日は趣旨の説明や配役希望、舞台への意見交換などを行った。
 会場は市内の公共施設を計画しており、本番は1月13日。期日が迫っているとして主要キャストは経験者らで固め、12月中旬ごろから練習を本格化させる。市教育研究所の子どもハローワークなどでこのほかの出演者や裏方を募る予定。本番前の10~12日に全体練習をする。
 ダンスオデッセイの石井瑠威代表は「市内で一個人のプロジェクトに3高校や幅広い年代、団体が共同する前例は多くないのでは。垣根を越えた新しい活動に期待しており、本気かつ楽しむとともに、多くの人に喜んでほしい」と話した。
 鈴木さんは上演直後、1月中旬に渡米して大学の本校に進学する。「何のために演じ、何を表現して伝えたいのかといった魅力を体感してほしい。技術向上への意欲や文化醸成の機会にしてほしい」と話した。
 団体は、趣旨に賛同する個人や企業からの協賛金を募っている。一口5000円から。問い合わせは鈴木さん(メールodatemusical@gmail.com)。

「黄金ツアー」など提案 鹿角ブランド推進協 ストーリー、事業案検討

2018-11-24
ブランドストーリーや事業案を検討した鹿角ブランド推進協議会(鹿角市役所)
 鹿角ブランド推進協議会(岩船勝広会長)は22日夜、本年度第2回会議を市役所で開き、鹿角ならではのブランドストーリーや具体的な事業案をグループワーク形式で検討した結果、鹿角をイメージするコンセプトカラー「黄金色」にこだわったツアーなどが提案された。事務局の市政策企画課では出された意見を整理し、2019、20年度に展開する行動計画(アクションプラン)を本年度内に策定する計画。
 同協議会は、鹿角市が地域そのもののブランド化「都市ブランド化」の推進に向けて16年度に設置。市、商工、観光物産、地域、報道、文化の関係者15人で構成し、これまで鹿角ならではの価値や誇りを具現化するブランドコンセプトを定めた鹿角ブランド推進指針を策定した。
 この中で、鹿角に数多くある資源を一体的にPRしていく「統合ブランド」として、コンセプトカラーを「黄金色」と設定。キーワードは「癒し」と「シゼンタイ(自然体などの意)」とした。
 アクションプランは、推進指針に沿って本年度策定するもので、観光消費額の増加を目標の一つとし、その手段として「世界遺産を全面的に打ち出し、鹿角を〝魅せる〟」を重点テーマに掲げている。
 今回の会議では、プラン策定に向けて公募したブランドストーリーと事業案を土台に、委員が3班に分かれてグループワーク形式で検討した。ストーリーは市民の応募が1件、委員の提案が6件、市職員の提案が2件の計9件。各班で有効な提案を選定・抽出したり、肉付けしたりしたほか、新たな形での提案も行った。
 事業案のうち、「黄金ツアー」は中身を黄金一色にしたゴージャスなツアー企画。例えば、尾去沢鉱山、大日堂舞楽、花輪ばやし、田園の稲穂など市内の黄金にまつわる場所を巡ってもらうほか、宿泊施設で紫根染・茜染や最高級のきりたんぽ鍋など鹿角の粋を集めて提供するモデルルームづくりなどが提案された。

10月のニュース

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県種苗交換会 「本県農業の底力を」 9年ぶり秋田市で開幕 農作物2100点

2018-10-31
9年ぶりに秋田市での開催となった県種苗交換会の展示会場(秋田拠点センター・アルヴェ)
 国内最大級の農業の祭典、第141回県種苗交換会(県農協中央会主催)が30日、秋田市で開幕した。出品農産物は前年を204点上回る2126点。7月の異常高温に加え、大雨や台風で産地が被害を受ける中、展示会場となった秋田拠点センター・アルヴェには農家が丹精込めて育てた農作物が並んだ。市協賛会は期間中の人出を、前回開催(2009年)時の105万人以上と見込んでいる。
 キャッチフレーズは「秋田から 広がる食農 つながる未来」。来月5日までの7日間、主会場のアルヴェやエリアなかいち、旧秋田空港跡地などで各種展示や行事が行われる。
 アルヴェで行われたオープニングセレモニーでは、JA秋田中央会の船木耕太郎会長が「歴史と伝統を誇る農業の祭典。多くの人に本県農業の底力を感じてもらい、食と農への理解が深まることを期待している」とあいさつ。関係者らでテープカットを行い、祭典の幕を開けた。
 出品された農産物は▽水稲55点▽畑作物及び工芸作物366点▽果樹278点▽野菜866点▽花き382点▽農林園芸加工品・工芸品91点▽畜産品及び飼料48点▽林産品40点。
 秋田市は朝から雨模様で展示会場への出足はやや鈍かったものの、徐々に来場者が増え始め、農家の努力の結晶を一品ずつ丁寧に観賞する姿がみられた。
 明治初期からの長い歴史と伝統を誇る交換会は、31日にメイン行事の談話会を県JAビルで開催。「農業者の所得増大に向けた低コスト・省力化栽培技術について」をテーマに関係者が意見を交わす。
 このほか、JA地産地消展や学校農園展、最新農業機械の展示・実演、植木・苗木市、物産販売展などが各会場で開催される。

 
 

八幡平山頂が雪化粧 アスピーテラインの一部 今季初の終日通行止め

2018-10-31
寒気の影響で、標高の高い八幡平では地面や草木が雪化粧した(蒸ノ湯ゲート周辺)
 十和田八幡平国立公園内の秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)の山頂付近で30日、寒気が流れ込んだ影響で雪が降った。鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)は一部の区間で、今季初めて積雪による終日通行止めになった。
 アスピーテラインは全長47・2㌔。毎冬20・4㌔区間で閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから県境付近までの9・8㌔。
 今年は夜間・早朝に路面凍結、積雪の恐れがあるため、10月15日から夜間通行止め(午後5時~翌朝8時30分まで)を行っている。
 本県側の道路を管理する県鹿角地域振興局によると、29日遅くから30日明け方にかけて雪が降り、山頂付近では5㌢ほど積もった。この影響で、本県側は標高1150㍍の蒸ノ湯ゲートから山頂の見返峠まで7㌔を、午前8時30分から終日通行止めにした。
 蒸ノ湯ゲート周辺では午前9時過ぎ、雪の降り方が強まり、地面や草木など辺り一面があっという間に雪化粧した。通行止めを知らずに訪れた愛知県豊橋市の男性(77)は「盛岡に抜けようと思っていたが、雪は予想もしていなかった」と残念そうな表情で引き返した。
 冬期間の全面通行止めは、11月5日から来年4月15日までの予定。

 
 

高校生が最新林業機械を体験 北秋田 担い手確保に学習会

2018-10-31
ベテラン作業員の指導で林業機械を操作する生徒(阿仁真木沢)
 北秋田森林・林業振興会(畠山清志会長)主催の高校生を対象にした高性能林業機械操作体験学習会が30日、北秋田市阿仁真木沢の山林で行われた。森林や林業について学習している秋田北鷹高校の生徒がプロの指導で林業機械の操作を体験した。
 林業の担い手確保などを目的に毎年行っている取り組みで、林業分野の就業を目指している高校生にとっては、ベテラン作業員からの直接指導で技術を習得する機会となっている。
 この日は緑地環境科1年の33人が参加。講師を務める山一林業の社員によるチェーンソーを使った木の伐採を見学した後、4班に分かれて機械の操作を体験した。
 チェーンソー操作では丸太の切断に挑戦。刃を木に入れた瞬間に体が引っ張られるほどの衝撃があり、生徒たちは慎重に作業することの大切さを学んでいた。
 伐採した木の枝払いと切断を行う「プロセッサ」、切断した木材を集めて運搬する「フォワーダ」などの操作体験も行われ、機械化された最新の林業現場に理解を深めていた。

 
 

展示施設 「秋田犬ファースト」確認 ネットワーク会議設立

2018-10-30
情報共有などを目的に設立された秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議(秋田市)
 秋田犬の適切で効果的な展示と情報発信のあり方などを共有しようと、県は29日、関係者らによる「秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議」を設立した。大館市が運営するJR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」で今夏、来場者との触れ合いが原因とみられるストレスで一匹が体調を崩したことから、「秋田犬ファースト」の取り組みを進めていくことを確認した。
 秋田犬の展示を行う関係者間で情報共有を図り、適切な展示と展示情報を国内外に発信し、誘客を図るのが目的。秋田犬保存会など展示施設の事業者や運営主体の市町村、県から約20人が出席した。
 秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた会議でははじめに、県観光振興課の成田光明課長が「近年の秋田犬人気を受け、県内でふれあい展示施設が増加する一方、予想を上回る観光客で体調を崩す犬も出てきている。犬にストレスのない形で楽しんでもらう、秋田犬ファーストの取り組みが大事になる」などとあいさつ。会則などを承認後、展示時の注意事項や情報発信について意見を交わした。
 犬との触れ合いを許可している施設は、ストレス軽減対策として「展示日数を減らしたり、スペースを拡大している」「体調面を考慮し、休憩を取っている」などと報告。県動物管理センターの須田朋洋主査は「犬の事故は秋田犬が最も多い。飼い主には忠実だが、知らない人は警戒するという気質を来場者に啓発してほしい」と呼びかけた。
 大館市観光課の石田徹主査は、秋田犬ふれあい処で雌の飛鳥(2歳)が体調を崩して休養したことを受け、「柵越しの展示に切り替え、『触る』をやめた。代わりに、秋田犬の歴史やハチ公のエピソードを伝えるなど『知る』に力を入れている」などと説明した。同施設は昨年8月のオープンから1年間で2万人を超える観光客らが来場している。
 このほか、「カメラのフラッシュは使用しない」など、各施設が来場者に呼びかけている注意事項も報告された。
 県によると、県内の秋田犬展示施設は大館市や北秋田市、秋田市などの13。会議に先立ち、秋田市内の2施設を現地視察した。

 
 

北秋田市 成田為三の命日 墓前で「浜辺の歌」を合唱

2018-10-30
成田為三の墓前で「浜辺の歌」を合唱する参加者(龍淵寺)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の命日に当たる29日、同市米内沢の龍淵寺で墓前演奏が行われた。市内の合唱団など約50人が代表曲「浜辺の歌」を高らかに歌い、功績をたたえた。
 為三は1893年、旧森吉町米内沢生まれ。東京音楽学校で作曲を学び、「浜辺の歌」をはじめとする数々の名曲を生み出した。演奏会は1957年から始まり、現在は地元の合唱団が参加している。
 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団、コール・もりよし、る・それいゆの地元合唱団3団体や関係者らが参加。遺影が飾られた墓の前で奥山亮修住職が読経し、参加者は静かに手を合わせていた。
 少年少女合唱団が「雨」「かなりや」、コールもりよしとる・それいゆが「ほろほろと」を歌った。最後は参加者全員で「浜辺の歌」を合唱し、ふるさとが生んだ偉大な作曲家をしのんだ。
 
 
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