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18年度 青果物販売額が5%増 JAあきた北生産組織連絡協 天候不順も高値で推移

2018-12-19
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今年の生産販売実績が報告された協議会(メモリスあきた北)
 JAあきた北の生産組織連絡協議会(小畑公悦会長)が18日、大館市のメモリスあきた北で開かれ、本年度の生育販売実績(11月末現在、推定含む)が報告された。青果物は全体的に天候不良で収量が減少したが、単価が高値で推移したことなどから、販売額は前年比5%増の7億7145万円。2024年度をめどに県内14JAを一つに統合する組織再編について虻川和義組合長は「農業者の不安を取り除きながら向かいたい」と理解を求めた。
 全県トップクラスの栽培面積を誇るエダマメは、本年度40戸が242㌶に作付けし、前年度から32・8㌶増。播種後、雨による湿害などの影響で生育不良がみられ、反収が減少した。販売量は前年比19%減の497㌧、販売額は2億5000万円を突破した前年と比べ14%減の2億1987万円となった。
 エダマメと並ぶ最重点品目のアスパラガスは、販売額が1億1419万円で、前年比17%増、2年ぶりに1億円を突破した。春取りは太物が多く前年を上回る出荷量で、夏取りは減少したが、最終的に前年並みとなった。ヤマノイモは定植時期を早めるなどして収量が前年を上回り、販売額は前年比20%増の6574万円だった。
 大館とんぶりも前年以上の収量で、販売額は前年比17%増の8761万円。比内地鶏は前年並みの22万5750羽を出荷し、販売額は4億6445万円となった。本年度栽培面積9・3㌶、販売額5618万円のネギについて、「3年後をめどに販売額1億円を目指す」とし、来年度は機械に対する助成を追加する方針が示された。
 虻川組合長は「春先から不順な天候が続き、JAに集まる野菜もコメもやや不良という結果に終わった」と本年を振り返った。
 先月末の県JA大会で決定した県内JAの一本化について虻川組合長は、「9年前に全県5JA構想が決定されたが、ほとんど行われていない状況の中、10年がたち、地域の農業や国の政策が急激に変化している。地域農業を持続的に残し発展させるために提案、決定した」と説明。会員から「県北、中央、県南それぞれ作物など個別な取り組みがあるが、将来の方向性は」との質問があり、虻川組合長は「地域性を残さないといい方向に進まない。農業だけでなく、共済、生活事業なども地域を見据えた形でやっていきたい」と理解を求めた。

観光物産協の補助金 全項目で「見直し余地」 北秋田市 行政評価委が市長に報告

2018-12-19
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津谷市長㊧に報告書を手渡す小塚委員長㊥と伊藤副委員長(北秋田市役所)
 北秋田市の行政評価委員会(小塚光子委員長)は18日、本年度の評価結果を津谷永光市長に報告した。評価対象になった「市観光物産協会補助金事業」は「有効性」などすべての項目で「見直しの余地あり」と判断された。
 評価委は市民目線の評価を今後の行政運営に生かそうと2012年度に設置した。学識経験者や自治会代表、公募の市民ら10人で構成。本年度は8月から計5回開催した。
 評価対象は委員が選んだ。「同協会補助金」をはじめ「結婚支援」「ホームページ情報発信」「情報伝達体制(防災無線、災害メール)」「伊勢堂岱遺跡管理(伊勢堂岱縄文館)」「児童館活動」の計6事業。
 評価項目は目的妥当性、有効性、効率性、公平性の四つ。それぞれ「適切」「見直しの余地あり」のいずれかで判断した。
 報告書によると、「情報伝達体制」は全項目で「適切」と判断された。他の4事業は一部の項目で「見直しの余地あり」とされ、改善点が盛り込まれた。
 市観光物産協への補助金(年間660万円)事業は唯一、4項目すべてが「見直しの余地あり」。行政評価委と別に、市の担当課が自己評価した欄も同様の結果になった。
 報告書で「事業内容が鷹巣地区のイベント中心に偏っている」「観光情報を発信していくための人材確保、予算措置を検討すること」などと指摘された。 
 この日は小塚委員長と伊藤武副委員長が市役所で津谷市長に報告書を提出した。評価の概要を読み上げ、協会補助金事業については「協会は市全体の観光に取り組んでほしい」などと求めた。このほか、児童館活動事業について「庁内の横断的な連携が必要」と提案した。
 津谷市長は「市民目線で実現するにはどういうことが必要か。できない理由を探さず、連携を模索したい」と述べた。

「アヒル風呂」初企画 鹿角市大湯の湯都里が21日から 花輪二中の生徒が提案

2018-12-19
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発案者の花輪二中生がアヒルのおもちゃを浮かべ、喜ぶ園児たち(大湯の湯都里)
 鹿角市の大湯温泉保養センター湯都里に21日から、アヒルのおもちゃを浮かべた「企画風呂」が登場する。花輪二中の生徒たちが考えたアイデアで、18日は保育園児たちも参加しセレモニーが行われた。
 企画風呂は、花輪二中の生徒たちが提案した。学校周辺に点在する社会福祉法人愛生会(村木普輝誉理事長)の施設をアトラクション化し、バスで回遊することによって、「地域の活性を生み出したい」というのが狙いだ。
 提案の一つが、企画風呂。生徒たちのアイデアに接した愛生会が、「大人たちが協力して、中学生の考えを実現できる地域であることを示したい」と実施を決めた。
 浮かべるアヒルのおもちゃは手のひらサイズで男湯、女湯各300個、計600個を用意した。18日は、発案者である花輪二中の生徒4人、大湯のわかば保育園、大湯保育園の年長児18人が参加し、セレモニーが行われた。
 中学生がアヒルのおもちゃを両手でつかみながら、風呂に浮かべる。園児たちは、浮かぶアヒルを指さしながら、大喜びしていた。
 3年の関瑞生さんは「自分たちの考えが実現するとは思わなかった。風呂がにぎやかになり、園児たちも喜んでくれてうれしい」と話した。
 企画風呂は21日から24日までの4日間行われる。

阿仁診療所 改築の実施設計示す 20年度診療開始を予定 北秋田市12月議会

2018-12-18
阿仁診療所改築の詳細な設計が示された市民福祉委(森吉庁舎)
 北秋田市の12月定例議会は17日、市内3庁舎で常任委員会を開き議案審査した。市民福祉委(佐藤文信委員長)では阿仁診療所改築工事の詳細な設計が示された。
 阿仁診療所は1957年に開設。78年の全面改築から40年近くが経過し老朽化が進んでいる。改築工事の請負契約締結案が12月定例議会に提出されている。一般競争入札の結果、秋田土建(同市米内沢)と2億9893万2120円(税込み)で契約する予定。
 実施設計が完成し、健康福祉部が常任委で報告した。鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造り平屋建てで建築面積857平方㍍。現診療所の西側に建てられる。
 新たな診療所は現在と同じ外科、内科、歯科の各診察室を備え、レントゲン室、検査室、内視鏡室、リハビリテーション室なども設ける。正面玄関は南東側に位置。その北側に別の出入り口を設け、感染症の患者が出入りできるようにした。施設の広さは現在より全体的に縮減しているという。
 今後の工程は2018年度中に下水道本管迂回(うかい)工事、既存の車寄せスペース解体工事、建設地のさらに西側へ仮設道路を整備する工事を予定。診療所本体の工事も並行して行い、19年11月末に完成する見込み。備品納入などを経て20年度に新施設で診療を開始する。その後も解体作業などが続き、20年12月末までに全工程を終える予定。
 改築工事に伴い、来客駐車場(12台分)を敷地内に確保する。委員は「足りるのか。患者を遠くから歩かせないよう考慮して」と注文した。

鹿角市議会ペーパーレス化 改革検討委で方向性 導入時期は未定

2018-12-18
 鹿角市議会改革検討委員会(倉岡誠委員長)は、議案等の資料を紙で配るのではなく、タブレット端末を使ってデータを送信する「議会ペーパーレス化」に取り組む方向性を決めた。これを受け、議会ではメリット等を詳細に検証し、市行政改革大綱の実行計画に盛り込んだ上で、執行部とともに導入を目指したい考え。現時点で導入時期は未定。
 タブレット端末は、表示部分にタッチパネルを登載し指で操作する携帯情報端末の総称。経費削減や議会運営・活動の充実、情報伝達の迅速化、事務の効率化などの効果を期待し、各地の議会で導入する動きが広がっている。
 県内では2016年に五城目町、横手市、17年に大潟村、18年に秋田市など、これまで7市町村の議会がタブレット端末を導入。大館市などが検討を進めている。
 鹿角市議会でも改革検討委の検討課題の一つに掲げていて、本年度は導入費用の試算や、業者を講師に招いた端末の操作説明会、先進地視察調査などに取り組んできた。
 議会事務局の試算では、タブレット端末は議員18人、議会事務局職員、市幹部職員ら本会議出席者、議案を提出する総務課や財政課職員などに1台ずつ計45台の貸与を想定。
 45台分の初月の導入費用は47万円余り、利用料は1カ月35万円余り、年間423万円余りと見込んでいる。
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息の合ったバチさばき 北秋田祇園太鼓発表会 小学生が2部門で競演

2018-11-24
出演者全員で太鼓を打ち鳴らした100人打ち(北秋田市文化会館)
 北秋田祇園太鼓第30回発表会(第28回審査会)が23日、北秋田市文化会館で開かれ、市内の小学生たちが個人と団体の2部門で、日頃の練習で磨いたリズミカルなバチさばきなどを競い合った。2人一組で演奏する個人演技の部では、鷹巣小学校の九嶋幸來(ゆら)さん・藤嶋愛花(まなか)さんが最優秀賞に輝いた。
 1985年に鷹巣神社祭典で小倉祇園太鼓が披露されたのを契機に、町民有志が「生涯学習の推進や地域活性化につなげたい」として活動をスタートした創作太鼓。市内の各地区で小学生を中心に盛んに演奏されている。
 発表会は市内の祇園太鼓関係者でつくる北秋田祇園太鼓連絡協議会の主催。30回目の発表会となった今回は個人11組、団体6組が出演。鷹巣小児童による鷹っ子ばやしがゲスト出演した。
 オープニングでは市内の中高生らによる八丈太鼓が披露され、勇壮な音で会場を盛り上げた。審査説明と模範演技の後、個人の部から審査が行われた。太鼓の表打ちと裏打ち、「ジャンガラ」と呼ばれる鉦(かね)のリズムとの調和などがポイントとなり、出場者たちは力強く息の合ったバチさばきを披露していた。
 審査結果は次の通り。
 ◇個人の部 ▽最優秀賞=九嶋幸來・藤嶋愛花(鷹巣小学校)▽優秀賞=栗林温菜・中川心結(同)
 ◇団体の部 ▽最優秀賞=鷹巣小学区▽ジャンガラとの調和賞=鷹巣南小学区▽チームワーク賞=米内沢・阿仁・前田小学区▽礼儀作法賞=合川小学区▽バチさばき賞=鷹巣東・綴子小学区▽リズム感賞=鷹巣中央小学区▽小倉祇園太鼓・藤江龍夫賞=三澤光信・笹原汐苑(高校・一般)▽楽しかったで賞=合川新生園祇園太鼓チーム▽生涯学習奨励賞=阿仁祇園太鼓チーム▽感謝状=鷹巣小学校(鷹っ子ばやし)

秋田八幡平スキー場 県内トップでスキー場開き リフト営業はまだ先

2018-11-23
久々の雪の感触を楽しむスノーボーダー(秋田八幡平スキー場)
 鹿角市の秋田八幡平スキー場で22日、県内で最も早くスキー場開きが行われ、関係者が今シーズンの安全と盛況を祈願した。積雪は約15㌢とリフト営業はまだできないが、今後のまとまった降雪に期待されている。リフト営業開始を待ちきれないスノーボーダーらがゲレンデに繰り出し、〝初滑り〟を満喫する姿も見られた。今シーズンは来年5月6日まで営業する予定。
 安全祈願の神事はレストハウスで開催。運営する秋八高原リゾート合同会社(浅石敦幸代表社員)や関係機関・団体から約40人が参加し、今シーズンの無事故を願った。
 あいさつの中で浅石代表社員は「本年は県内で二つのスキー場がスキー人口の減少などにより、閉鎖を余儀なくされ、心が痛む」とした上で、「雪国にあってスキー場は冬季スポーツと地域の振興になくてはならない存在。どこよりも早く、長くという地の利を生かしてこのスキー場を維持し、八幡平の振興に取り組んでいきたい」と述べた。
 この日は県内外から一般のスノーボーダーらが来場。自力で斜面を登って初滑りを楽しむ光景が広がった。
 岩手県雫石町で地域おこし協力隊を務めている角田匡昭さん(33)は同スキー場の熱烈なファンで毎年、スキー場開きにも参加。「ここでシーズンが始まり、シーズンが終わる、特別な場所。雪が多くて柔らかく軽いので滑っていて楽しい。近くに温泉もあり、最高のスキー場」と笑顔で話した。
 同スキー場は、十和田八幡平国立公園内に位置し、標高は980~1200㍍。ペアリフト1本(1024㍍)が設置され、初級・中級者向けと中級・上級者向けの2本のコースがある。
 リフト営業について浅石代表社員は「積雪が70~80㌢ぐらいないとゲレンデに圧雪車が入れない。できれば週明け、今月中には営業を始めたい」と今後の降雪に期待していた。

 

脊髄損傷の再生医療 ニプロ製品が承認へ 製造体制、大館含め検討か

2018-11-23
 大館市に主力工場を置く医療機器製造・ニプロ(大阪市)は22日、脊髄損傷の治療用として札幌医科大と共同開発を進めている「自己骨髄間葉系(かんようけい)幹細胞」の製造販売について、条件・期限付きで国の承認を取得する見込みになったと発表した。患者の骨髄液から採取した幹細胞を培養した後、点滴で体に入れて機能改善を狙う。正式承認されれば脊髄損傷への再生医療製品として初の実用化となる。
 札幌医科大付属病院で2013年12月から脊髄損傷患者に対する臨床試験(治験)を行い、9割以上に効果があったとして同社が6月に申請していた。販売名は「ステミラック注」。厚生労働省の専門部会は21日、7年以内に安全性や有効性などの評価が必要な条件付きで承認するよう厚労省に答申することを決めた。中央社会保険医療協議会などの審議を経て、薬価や保険適用かどうかなどが決まる。
 交通事故やけがなどで脊髄を損傷すると、手足のまひなど深刻な障害が残る。間葉系幹細胞は損傷部分に集まってタンパク質を分泌し、神経を改善させる特性がある。治療対象は自力歩行が難しいなど比較的重症の患者で、損傷から1カ月以内に骨髄を採取し、間葉系幹細胞を取り出して増殖させて静脈から投与する。
 脊髄損傷患者は国内に10万人以上いるとみられ、毎年5000人以上が新たに患者になるとされる。リハビリで一部の運動機能が回復することもあるが、根本的な治療法はない。
 同社広報担当によると、製造に関する今後の展開は「未定」としているが、主力の大館工場も含めて検討することになりそうだ。大館工場では人工腎臓(ダイアライザー)など透析関連のほか、再生医療にも使われる医療機器を製造している。

合川出身の長谷川さん 王朝継ぎ紙の作品展開催 優美な作品60点

2018-11-23
王朝継ぎ紙の作品展と長谷川さん(合川公民館)
 旧合川町出身の長谷川なおみさん(53)=京都府西京区=の「王朝継ぎ紙作品展」が21日から、北秋田市合川公民館で開かれている。平安時代に生まれたものを復活させた和紙工芸「王朝継ぎ紙」の繊細で華やかな作品約60点が並び、訪れた人の目を楽しませている。28日まで。
 王朝継ぎ紙は、雲母(きら)刷りの文様や金銀の箔などを施したさまざまな色の和紙を、切る、破る、重ねるなどの技法を用いて継ぎ合わせた料紙。技法は長年途絶えていたが、1967年に「王朝継ぎ紙研究会」が発足され、現代によみがえった。
 長谷川さんは大学進学を機に移り住んだ宮城県仙台市の市民講座で手すき和紙に出会った。関西に転居後、王朝継ぎ紙の講座に参加し、15年ほど制作活動に取り組んできた。約3年前からは月1回ほど北秋田市を訪れ、和紙の原料となるコウゾの栽培も手掛けている。
 作品展は、趣味の域を超えて技を磨く「極め人」を紹介する同館主催の特別展として開催。長谷川さんの個展は初開催で、市内での作品展示も初。県内の知人から制作体験の要望があり、地元の同館に体験講座の開催を相談。併せて個展を企画した。
 会場には長谷川さんが作った継ぎ紙を重ねた本や額装、和紙を貼った貝、扇など約60点を展示。「源氏物語」や和歌を表現した作品もあり、優美な和の世界が来場者を魅了している。作品のほか、原料のコウゾや制作過程の紹介も行っている。
 長谷川さんは「色の組み合わせや、光の加減で異なる箔や文様の輝きが継ぎ紙の魅力。初めて見る人にも楽しんでもらえたら」と話していた。
 23、24日には王朝継ぎ紙のカードを制作する体験講座を行う。時間はいずれも午前10時から正午。体験料は1000円。30日から12月7日(2、3日は除く)は合川小での展示会を予定している。

 

大館中心部にカラスの大群 例年より多い2千羽近く? 住民らふん害など困り顔

2018-11-22
夕方に集まり、電線に止まるカラス(大館市長倉)
 大館市の中心市街地にカラスの大群が出没している。日暮れに合わせて集まり、大町や長倉などの電線や建物に止まり、鳴き声を上げて旋回する様子が確認されている。「例年より数が多い」という指摘もあり、近隣住民や商店街の店員らは「ふんの落下に困っている」と話す。
 午後4時をすぎると、カラスが四方から集まり、電線や建物の屋上に黒い姿がびっしりと並ぶ。現在は長倉を中心に、大町や三ノ丸などで確認され、近くの店員は「鳴き声だけなら我慢できるが、ふんが一番困る」と話す。「毎日落ち葉と一緒にふんを掃除し、水で洗い流す日もある」「1日に2回洗車する日もあった」などの声も聞かれた。
 市に委託され生息調査を行っている大館自然の会(伊藤郁夫代表)によると、カラスは春にペアを見つけ、各餌場周辺で6月ごろまでに営巣、子育てをする。その後、同じ餌場同士などで小集団を形成。秋にかけて集団を大きくし、最終的には最も大きな集団の「冬ねぐら」にまとまる。
 伊藤代表は「今年は夏の終わりから豊町や大町、根下戸、片山などで部分的な集団が確認されていたが、現在は長倉や三ノ丸などを中心としている」と指摘。「正確に数えてはいないが、かなり遠くからも集まっていると考えられ、例年より多く感じる。1000羽を超え、2000羽近いかもしれない」と話す。
 夜は集団が近くの木々で過ごしているとみられ、「狭くなれば見切りを付け、移動すると思う」と伊藤代表。近年は12月すぎに集団が移動し、その後、小釈迦内や有浦に本格的な冬ねぐらが形成された。今年2月の冬ねぐらの調査では2867羽が確認され、昨年より379羽少なかったが、市街地の有浦地区に形成されたため、ふんの落下などの被害が見られた。
 カラスの追い払い対策として、市環境課は2017年度からLED(発光ダイオード)ライトとレーザーポインタ、ふんを清掃するデッキブラシを貸し出している。本年度は町内会など利用が2件で、同課は「市民からカラスに関する苦情は寄せられていないが、LEDなど使用を希望する町内会があれば貸し出していきたい」と話した。

 

10月のニュース

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県種苗交換会 「本県農業の底力を」 9年ぶり秋田市で開幕 農作物2100点

2018-10-31
9年ぶりに秋田市での開催となった県種苗交換会の展示会場(秋田拠点センター・アルヴェ)
 国内最大級の農業の祭典、第141回県種苗交換会(県農協中央会主催)が30日、秋田市で開幕した。出品農産物は前年を204点上回る2126点。7月の異常高温に加え、大雨や台風で産地が被害を受ける中、展示会場となった秋田拠点センター・アルヴェには農家が丹精込めて育てた農作物が並んだ。市協賛会は期間中の人出を、前回開催(2009年)時の105万人以上と見込んでいる。
 キャッチフレーズは「秋田から 広がる食農 つながる未来」。来月5日までの7日間、主会場のアルヴェやエリアなかいち、旧秋田空港跡地などで各種展示や行事が行われる。
 アルヴェで行われたオープニングセレモニーでは、JA秋田中央会の船木耕太郎会長が「歴史と伝統を誇る農業の祭典。多くの人に本県農業の底力を感じてもらい、食と農への理解が深まることを期待している」とあいさつ。関係者らでテープカットを行い、祭典の幕を開けた。
 出品された農産物は▽水稲55点▽畑作物及び工芸作物366点▽果樹278点▽野菜866点▽花き382点▽農林園芸加工品・工芸品91点▽畜産品及び飼料48点▽林産品40点。
 秋田市は朝から雨模様で展示会場への出足はやや鈍かったものの、徐々に来場者が増え始め、農家の努力の結晶を一品ずつ丁寧に観賞する姿がみられた。
 明治初期からの長い歴史と伝統を誇る交換会は、31日にメイン行事の談話会を県JAビルで開催。「農業者の所得増大に向けた低コスト・省力化栽培技術について」をテーマに関係者が意見を交わす。
 このほか、JA地産地消展や学校農園展、最新農業機械の展示・実演、植木・苗木市、物産販売展などが各会場で開催される。

 
 

八幡平山頂が雪化粧 アスピーテラインの一部 今季初の終日通行止め

2018-10-31
寒気の影響で、標高の高い八幡平では地面や草木が雪化粧した(蒸ノ湯ゲート周辺)
 十和田八幡平国立公園内の秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)の山頂付近で30日、寒気が流れ込んだ影響で雪が降った。鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)は一部の区間で、今季初めて積雪による終日通行止めになった。
 アスピーテラインは全長47・2㌔。毎冬20・4㌔区間で閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから県境付近までの9・8㌔。
 今年は夜間・早朝に路面凍結、積雪の恐れがあるため、10月15日から夜間通行止め(午後5時~翌朝8時30分まで)を行っている。
 本県側の道路を管理する県鹿角地域振興局によると、29日遅くから30日明け方にかけて雪が降り、山頂付近では5㌢ほど積もった。この影響で、本県側は標高1150㍍の蒸ノ湯ゲートから山頂の見返峠まで7㌔を、午前8時30分から終日通行止めにした。
 蒸ノ湯ゲート周辺では午前9時過ぎ、雪の降り方が強まり、地面や草木など辺り一面があっという間に雪化粧した。通行止めを知らずに訪れた愛知県豊橋市の男性(77)は「盛岡に抜けようと思っていたが、雪は予想もしていなかった」と残念そうな表情で引き返した。
 冬期間の全面通行止めは、11月5日から来年4月15日までの予定。

 
 

高校生が最新林業機械を体験 北秋田 担い手確保に学習会

2018-10-31
ベテラン作業員の指導で林業機械を操作する生徒(阿仁真木沢)
 北秋田森林・林業振興会(畠山清志会長)主催の高校生を対象にした高性能林業機械操作体験学習会が30日、北秋田市阿仁真木沢の山林で行われた。森林や林業について学習している秋田北鷹高校の生徒がプロの指導で林業機械の操作を体験した。
 林業の担い手確保などを目的に毎年行っている取り組みで、林業分野の就業を目指している高校生にとっては、ベテラン作業員からの直接指導で技術を習得する機会となっている。
 この日は緑地環境科1年の33人が参加。講師を務める山一林業の社員によるチェーンソーを使った木の伐採を見学した後、4班に分かれて機械の操作を体験した。
 チェーンソー操作では丸太の切断に挑戦。刃を木に入れた瞬間に体が引っ張られるほどの衝撃があり、生徒たちは慎重に作業することの大切さを学んでいた。
 伐採した木の枝払いと切断を行う「プロセッサ」、切断した木材を集めて運搬する「フォワーダ」などの操作体験も行われ、機械化された最新の林業現場に理解を深めていた。

 
 

展示施設 「秋田犬ファースト」確認 ネットワーク会議設立

2018-10-30
情報共有などを目的に設立された秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議(秋田市)
 秋田犬の適切で効果的な展示と情報発信のあり方などを共有しようと、県は29日、関係者らによる「秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議」を設立した。大館市が運営するJR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」で今夏、来場者との触れ合いが原因とみられるストレスで一匹が体調を崩したことから、「秋田犬ファースト」の取り組みを進めていくことを確認した。
 秋田犬の展示を行う関係者間で情報共有を図り、適切な展示と展示情報を国内外に発信し、誘客を図るのが目的。秋田犬保存会など展示施設の事業者や運営主体の市町村、県から約20人が出席した。
 秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた会議でははじめに、県観光振興課の成田光明課長が「近年の秋田犬人気を受け、県内でふれあい展示施設が増加する一方、予想を上回る観光客で体調を崩す犬も出てきている。犬にストレスのない形で楽しんでもらう、秋田犬ファーストの取り組みが大事になる」などとあいさつ。会則などを承認後、展示時の注意事項や情報発信について意見を交わした。
 犬との触れ合いを許可している施設は、ストレス軽減対策として「展示日数を減らしたり、スペースを拡大している」「体調面を考慮し、休憩を取っている」などと報告。県動物管理センターの須田朋洋主査は「犬の事故は秋田犬が最も多い。飼い主には忠実だが、知らない人は警戒するという気質を来場者に啓発してほしい」と呼びかけた。
 大館市観光課の石田徹主査は、秋田犬ふれあい処で雌の飛鳥(2歳)が体調を崩して休養したことを受け、「柵越しの展示に切り替え、『触る』をやめた。代わりに、秋田犬の歴史やハチ公のエピソードを伝えるなど『知る』に力を入れている」などと説明した。同施設は昨年8月のオープンから1年間で2万人を超える観光客らが来場している。
 このほか、「カメラのフラッシュは使用しない」など、各施設が来場者に呼びかけている注意事項も報告された。
 県によると、県内の秋田犬展示施設は大館市や北秋田市、秋田市などの13。会議に先立ち、秋田市内の2施設を現地視察した。

 
 

北秋田市 成田為三の命日 墓前で「浜辺の歌」を合唱

2018-10-30
成田為三の墓前で「浜辺の歌」を合唱する参加者(龍淵寺)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の命日に当たる29日、同市米内沢の龍淵寺で墓前演奏が行われた。市内の合唱団など約50人が代表曲「浜辺の歌」を高らかに歌い、功績をたたえた。
 為三は1893年、旧森吉町米内沢生まれ。東京音楽学校で作曲を学び、「浜辺の歌」をはじめとする数々の名曲を生み出した。演奏会は1957年から始まり、現在は地元の合唱団が参加している。
 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団、コール・もりよし、る・それいゆの地元合唱団3団体や関係者らが参加。遺影が飾られた墓の前で奥山亮修住職が読経し、参加者は静かに手を合わせていた。
 少年少女合唱団が「雨」「かなりや」、コールもりよしとる・それいゆが「ほろほろと」を歌った。最後は参加者全員で「浜辺の歌」を合唱し、ふるさとが生んだ偉大な作曲家をしのんだ。
 
 
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