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鹿角市 13世帯、24人が移住 促進協議会 コロナでフェア中止も

2020-07-08
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今後の取り組みなどを話し合った移住促進協議会(市役所)
 鹿角市の移住促進協議会が7日、市役所で開かれ、今後の取り組みについて協議した。新型コロナ禍で対面による相談業務が難しい中、インターネットを利用して定期的に会議を開くなど新たな取り組みを始めていることなどが報告された。
 市の窓口を利用して移住した人は、本年度が6月末現在で13世帯24人。前年度同期に比べ4世帯減少したものの、人数は同じ。「家族での移住が多くなったため」と市の担当者は説明。年齢別では10代以下6人、20代5人、30代9人、40代2人、60代2人。30代以下が8割強を占めている。
 2015年度の取り組み開始からの累計は150世帯、249人となった。首都圏からの移住が6割を占め、年齢は30代以下が7割、30代以下で首都圏からの移住者は全体の45%となっている。
 計画では、移住希望者の相談業務、移住フェア、セミナー、お試し移住ツアーなどを予定している。移住ツアーでは子育てママ応援ツアー(9月)や出会い応援ツアー(11月)を実施する。子育てママ応援ツアーは、日本シングルマザー支援協会とタイアップして計画している。
 新型コロナ禍で、首都圏などで予定していた県北8市町合同フェア(5月予定)、Aターンフェアin東京(6月予定)はすでに中止となり、今月12日に予定していた東北U・Iターン大相談会も中止が決まった。9月に計画している子育てママ応援ツアーに備え、今月18日に東京で予定している相談会は、現在調整中の段階。
 市から相談業務などの委託を受けているNPO法人かづのクラッシィは、首都圏に住む鹿角ファンとの交流イベントとして、ZOOMを使った定期的な会議をオンラインで行うなど新たな取り組みを始めていることを報告した。

 
 
 
 

「出先拠点」誘致に力 大館市の促進協 指定工場見込み3件

2020-07-08
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事業計画を決めた総会(プラザ杉の子)
 大館市企業誘致促進協議会は7日、プラザ杉の子で総会を開き、サテライトオフィス(出先拠点)誘致や物流拠点整備に向けた機運醸成など事業計画を決めた=写真。市工場設置促進条例に基づく指定見込みは3件、投資額は合わせて約20億9000万円。新規雇用計11人が予定されている。役員改選で福原淳嗣会長(大館市長)を再任した。
 会員ら約30人が出席。福原会長は「リモートワーク(遠隔勤務)でデータ量が増え、データセンターが足りない。これから求められるセンターの設置場所は涼しい気候で水が豊富、羽田空港から1時間。まさしく北東北であり、その真ん中にある大館が打ち出せる政策があるはずだ。困難な時だからこそ未来に花開く種を一緒につくっていきたい」とあいさつした。
 事業報告によると、昨年6月から今年5月の間に条例を適用した指定工場は3件。総投資額は約70億8000万円、新規雇用14人。6月1日付で第一日昭工業が釈迦内地区に本社を移転、タクミ電機工業は釈迦内産業団地に再生可能エネルギー発電所を設置する。
 指定工場の見込みは東光鉄工の増設(投資額約2億円、新規雇用3人)、プラスチック・ホンダ第4工場(約16億円、3人)、ニューロング工業増設(約2億9000万円、5人)。包装資材製造の川上産業(東京)が7月30日に御成町の複合施設「わっぱビルヂング」にサテライトオフィスを新設する。
 医療機器・医薬品産業や環境・リサイクル産業、木材関連産業、食品関連産業、電子機器・輸送機関連産業などさらなる集積を図るため、誘致・立地済み企業の本社・親会社への継続的な訪問、新規企業への積極的な訪問を展開する。
 会長以外の役員は次の通り。
 ▽副会長=小畑淳(市議会議長)佐藤義晃(大館商工会議所会頭)▽監事=北野仁(秋田県信用組合大館支店長)飯沼秀一郎(県信用保証協会大館支所長)
 

スーパープレミアム応援チケット 4900世帯が購入申請 北秋田市

2020-07-08
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 新型コロナウイルス感染拡大に伴う独自の緊急経済対策として、北秋田市が過去最大のプレミアム率50%で実施した「スーパープレミアム付応援チケット」の購入申請が3日に締め切られた。市内の4887世帯が1万7850セットを申し込んだものの、用意した半数の購入申請にとどまった。申し込み多数の場合は抽選を予定していたが、市は「利用期間の短さが影響した」と分析している。
 応援チケットの販売は、6月23日時点で同市に住民登録のある1万4000世帯を対象に実施。販売額は1セット1万円で、1セットにつき大型店・中小小売店舗共通券と中小小売店舗専用券を合わせた計1万5000円分のチケットを入手できる。1世帯につき最大5セットまで購入可能で、利用期間は13日から8月31日まで50日間とした。
 市の感染症緊急経済対策室によると、販売数3万5000セットの約半数に当たる1万7850セットの購入申請があった。申請世帯数は4887世帯で、対象世帯の約35%。申し込んだ世帯の平均希望セット数は約3・7セットで、取扱店舗数の多い鷹巣地区や人数の多い世帯で購入数が多い傾向がみられたという。
 チケットの取扱店は、7日時点で大型店16、中小小売店舗406の計422店舗となり、今後も申し込みを受け付ける。飲食店のほか工務店や薬局、コンビニエンスストアなど幅広い業種が申し込んだ。
 市が過去に販売してきた同様の商品券は、プレミアム率が20%程度に設定されていた。対策室は、過去最大となる50%のチケットについて「抽選となることも想定していた。もう少し申し込みがあると思っていた」といい、「店舗の早急な経済支援を目的としているため、利用期間を短く設定した。各世帯が必要な分を計算して購入を決めたのでは」と分析しながらも「これまで控え気味だった消費意欲を高められたら」と期待している。
 申請世帯にはチケット購入引換券を郵送し、11日から22日と27日から31日まで、市役所第二庁舎、各地区の総合窓口センターなど6カ所でチケットを販売する。

北秋田市の景勝地 露熊山峡、再整備へ 住民有志がプロジェクト 奇岩巨岩、思い出の地

2020-07-07
露熊山峡の奇岩を調べる会員たち(今年5月、露熊プロジェクト提供)
 巨岩や奇岩がそびえる景勝地・露熊山峡(北秋田市)を再整備しようと、住民団体「荒瀬かだまり」(佐々木修会長)が地域活性化のプロジェクトを展開している。隣接する阿仁荒瀬地区などの住民にとって「天然の遊び場」だった山峡(さんきょう)は現在、倒木などで人を寄せ付けない。佐々木会長は「住民の手で復活させたい」と意気込み、賛同を呼び掛けている。
 露熊山峡は秋田内陸線荒瀬駅から南西約3㌔に位置する。阿仁町史によると、室町時代の1524年ごろ、炭焼きや狩猟に従事する人が移り住み一帯を開拓したとされる。1952年7月時点で27世帯141人の集落を形成していた。
 高さ数十㍍の切り立った斜面やゴツゴツした奇岩が点在。広葉樹の紅葉が美しい景勝地として名高い。霊場やコイの養殖・販売所もあり周辺集落からの往来が盛んだったという。
 佐々木会長らも子ども時代に登山やキャンプ、貝などの化石採取をして遊んだ。大人も山菜採りに興じたという。50年ほど前に集落がなくなり、慣れ親しんだ遊び場は次第に荒れた。現在は山峡に通じる道路が一部崩れ、倒木で車両通行が困難な状態。佐々木会長が「大自然が織りなす景観を楽しんでもらい、新たなパワースポットとして開拓、復活させたい」と旧・荒瀬小学校の同級生、OBに呼び掛けて「荒瀬かだまり」を結成。本年度に「露熊プロジェクト」と称する活動を始めた。
 活動は当面9月末まで倒木の撤去や道路の草刈り、手すりや案内看板の設置、展望スペースの確保を行う予定。市の市民提案型まちづくり事業に採択され、補助金の交付決定を受けた。プロジェクトのホームページで活動の様子を紹介し賛同を呼び掛けていく。
 5日に荒瀬地区コミュニティーセンターで住民向け説明会を開催した。約15人が出席。佐々木会長は「露熊山峡へ気軽に行けるようにしたい。なんとかやり遂げたい」とあいさつした。出席者から「こんなに素晴らしい場所が埋もれてしまい、もったいないと思っていた」といった賛同の声が上がっていた。

JR花輪駅前広場 民間の力で鹿角を元気に 来月1日供用開始 団体、企業でプロジェクト

2020-07-07
 鹿角市が整備工事を進めているJR鹿角花輪駅前広場は今月末に完成し、8月1日から供用を開始する予定だ。新型コロナウイルスの影響で地域活力の衰退が懸念される中、広場完成に合わせて、鹿角地域の団体や企業が連携し、民間の力で鹿角を元気にするプロジェクトを企画。駅前の観光案内所に協賛企業名入りのちょうちんを設置し、ライトアップする。期間は8月1日から9月中旬まで。今月17日まで協賛の申し込みを受け付けている。
 駅前広場の整備は、まちの玄関口としての魅力向上や交通結節点としての利便性、待合環境の向上、花輪ばやしやイベントによるにぎわい創出などが目的。広場の面積は従来の約2400平方㍍から3902平方㍍に拡張する。昨年9月下旬に着工し、今月31日に完成する予定。
 本来であれば、花輪ばやし(8月19、20日)の駅前行事で盛大に完成を祝う予定だったが、今年の祭りは新型コロナの影響で中止に。このため、祭りと併せた完成披露も中止を余儀なくされた。
 こうした中、鹿角で事業を展開する団体・企業が「かづの元気プロジェクト実行委員会」(岩船勝広委員長)を組織。「これ以上の衰退を防ぎ、鹿角に元気を取り戻す」ことを目的に事業を企画した。
 このうち、協賛企業名入りのちょうちんは、観光案内所の正面上部に設置する。ちょうちんは花輪ばやし祭典委員会から借用するほか、新規作成も行う。
 ちょうちん撤去後は冬季国体やインカレなど観光・イベントのPR用横断幕を設置する。場所は、ちょうちんと同じ観光案内所上部でライトアップも行う。
 協賛金額は1口1万円。申込用紙に記入の上、ファクスまたはEメールで申し込む。
 問い合わせは実行委員会事務局(花輪ばやし祭典委事務局内、電話0186・22・6088)。
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新型コロナ 六つの事業を新たに 北秋田市 独自の経済対策第2弾

2020-06-25
 北秋田市は、新型コロナウイルス感染症に伴う市独自の緊急経済対策の第2弾を実施する。「市スーパープレミアム付応援チケット」や「市宿泊者半額応援」など6事業。スーパープレミアム付応援チケット事業では、市内の事業者を対象に「加盟店」も募集している。
 スーパープレミアム付応援チケットは、1セット1万5000円分のチケットを1万円で販売するもの。購入できるのは6月23日時点で市に住民登録のある世帯で、1世帯当たり5セットまで。対象世帯に郵送した購入申込書に、希望セット数を記入して申請する。申し込みの締め切りは7月3日(当日消印有効)。申し込み多数の場合は抽選となる。利用できる期間は7月13日から8月31日まで。
 市では7月2日までの期間で、市内事業者を対象に応援チケットの取り扱い加盟店を募集している。募集締め切り後も申請は受け付けるが、加盟店一覧(チラシ)への掲載ができなくなることから注意を呼び掛けている。加盟の申込書は市役所第二庁舎の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策室で配布するほか、市のホームページ(https://www.city.kitaakita.akita.jp/)に掲載する。
 「市宿泊者半額応援事業」は、市内の宿泊施設に「半額」で宿泊できるもので、対象は「秋田県民」。県プレミアム宿泊券と併用することもできる。利用できる期間は7月1日から8月31日。市内の宿泊施設に宿泊し、アンケートに答えた県民には、比内地鶏関連商品をプレゼントする「泊まってもらおう!地場産品消費応援事業」が行われる。
 また「市が誇る観光文化施設無料招待事業」は、7月1日から8月31日までの期間で▽太平湖遊覧船▽森吉山阿仁スキー場ゴンドラ▽くまくま園▽伝承館・異人館▽マタギ資料館▽大太鼓の館―が無料となるもので、全ての来場者が対象。通年無料としている▽伊勢堂岱遺跡縄文館▽浜辺の歌音楽館―と合わせ、多くの来場・利用を呼び掛けている。
 市内の事業所を対象とした対策では、「『新しい生活様式』への対応支援事業」を用意。対象の事業所が「新しい生活様式」を実践するために要した経費から2万円を引いた額(最大3万円)を補助する。対象の品目は▽マスク▽消毒用アルコール▽キャッシュレス機器▽非接触型体温計▽テークアウト・デリバリー容器▽アクリル板・ビニールカーテン―など。
 このほか、事業継続支援金は対象業種に理容業、美容業、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復業を新たに追加した。
 各事業についての問い合わせは、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策室(電話0186・84・8567)。

鹿角市 花輪の渋滞緩和を要望 県振興局と意見交換 大堰改修や観光振興も

2020-06-25
鹿角地域振興局と鹿角市との意見交換会(市役所)
 県鹿角地域振興局と鹿角市との意見交換会が23日、市役所で開かれた。市から振興局に対し、花輪市街地の国道282号の交通混雑緩和や、花輪大堰の堰向通りの早期改修、新型コロナウイルスの影響を受けている観光業の振興などの要望があった。また、大湯環状列石を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けた手続きが新型コロナの影響で1年先送りとなる見込みも示された。
 それぞれが本年度の重点事項を説明した後、各分野の取り組みについて意見を交わした。
 花輪市街地の混雑緩和対策は市が国や県に毎年要望している重点課題。振興局では2018、19年度に自動車の走行速度や交通量などを調査し課題を整理している。
 児玉一市長は「冬季に高速道路が通行止めになると交通渋滞が発生する。国体もあるので早期の予算化をお願いする」とし、駅前交差点と扇ノ間交差点の改良等を要望。
 振興局の佐藤朋章建設部長は「この場で予算化は断言できないが、改良の必要性を含め、具体的に何が困っているのか、地域の声を聞きながら地域課題として考えていきたい」と答えた。
 花輪大堰は老朽化に伴い、2017年度から県が大規模な改修工事を進めている。区間は花輪浄水場付近から振興局付近までの約3・5㌔。このうち秋田銀行花輪支店裏付近の堰向通りで、大雨時に越水が度々発生している。
 児玉市長は、今月19日の大雨でも周辺の5軒で床下浸水があったとし、「改修は今年から町部に取りかかるようだが、秋銀付近をできるだけ早くやっていただきたい」と求めた。これに対し、振興局の長谷部毅農林部長は「本年度の工事箇所は決まっている。秋銀付近は21年度の工事として予算要求したい」と答えた。
 阿部一弘副市長は観光振興対策として「県のスケールメリットを生かした交流人口の拡大に取り組んでいただきたい」と要望。岡崎佳治振興局長は「今年は北海道からの教育旅行は来ないと言われているので、隣県の青森、岩手で誘致活動を進めたい」との考えを示した。
 縄文遺跡群の世界遺産登録に向け、加藤卓市教育部長は「本来であれば9月にイコモスによる現地調査、来年5月に勧告、夏ごろにユネスコ世界遺産委員会で審議が行われ、決定という予定だったが、1年先送りとなる見込み」と新型コロナの影響に言及。その上で、引き続き関係機関が一体となって連携していく必要性を強調した。

大館市山田 「ジンジョ様」首都圏へ 美術施設の開館記念 「文化伝承し発信を」

2020-06-25
展示用の「ジンジョ様」を製作する住民たち(旧山田小学校体育館)
 「ジンジョ様」が首都圏へ―。大館市山田地区内にまつられ、奇祭「地蔵祭」で使用される男女一対の道祖神「ジンジョ様」が、今年秋に首都圏で予定されている展示会に出品される。全国各地の民俗信仰や妖怪等をテーマにした企画展の一環として、県内の他の6地区の道祖神と共に並べられる。21日に旧山田小学校体育館で展示用人形の製作が行われ、住民からは「伝統文化を伝承し、発信する良い機会」と期待する声が聞かれた。
 企画展は、首都圏の美術施設が今年秋に開館を記念して行うもの。全国各地の民俗信仰や妖怪等をテーマにしており、会期は11月上旬から来年2月末までの予定。
 山田地区は、県内の道祖神について調査し、本も出版している「秋田人形道祖神プロジェクト」(秋田市)を通じて出展の依頼を受けた。「集落内8カ所それぞれの入り口に人形が男女一対でまつられ、道祖神の古い形態を残している」「当番宿を設けて人形の製作を行う風習は県内で珍しい」とされ、新たに人形を作るよう打診された。
 集落内では現在、毎年人形を製作するのが8常会のうち2常会のみで、「この機会に集落全体で人形の作り方の伝承につなげよう」と引き受けた。今年1月に山田部落会(赤坂実会長)を中心に準備委員会を立ち上げ、各常会に声を掛けた。
 21日、60~80歳代の25人が参加して展示用人形を製作。午前7時から2班に分かれて作業し、指導役の住民が手ほどきしながら進めた。わらの束をより合わせ、約5時間かけて高さ約1・5㍍、幅約1㍍の男女1体ずつの人形を作り上げた。
 製作した人形は7月中に首都圏の美術施設に運ばれる。秋田人形道祖神プロジェクトの小松和彦さん(43)=秋田市=は「山田集落の皆さんに全面協力してもらえてうれしい。新型コロナウイルスが流行する今だからこそ、疫病を追い払う意味合いのある道祖神を、日本、世界に向けて遺産として発信したい」と話す。
 山田部落会によると、「ジンジョ様」が県外で展示されるのは初めて。赤坂会長は「集落に伝わる伝統行事、文化を多くの人に知ってもらいたい。伝承、PRの機会にもなると思うので、地域を勢いづける活動になれば」と期待を込めた。
 【地蔵祭】600年以上前に京都から伝わったとされ、旧暦10月末日の前日に行う伝統行事。各町内入り口にあるお堂に道祖神の人形「ジンジョ様」をまつる。感謝を込めて古い人形を焼き、当番宿で新しい人形を作り、町内を巡行した後でお堂に納める。男女のシンボルをかたどった人形同士を町内の境でぶつけ合うため、奇祭として知られる。

学生応援ふるさと便 市長「全ての学生対象に」 大館市6月議会・総括質疑 市内外問わず支援へ

2020-06-24
総務財政委の総括質疑(大館市役所)
 大館市の6月定例議会は23日、前日に続いて2常任委員会が総括質疑を行った。総務財政委(武田晋委員長)では新型コロナウイルス対策の「学生応援ふるさと便事業」について質疑があり、福原淳嗣市長は「北東北以外ではなく、全ての学生を対象にしたい」との考えを示した。関連予算は25日の最終日に提案する。
 ふるさと便事業は当初、北東北3県以外の大学・大学院・短大・専門学校・予備校などに在学し、帰省を控えている市出身の学生に地元産コメ5㌔と比内地鶏製品2品(配送用箱、送料込み4000円相当)を送る予定だったが、委員から「分け隔てなく支援してほしい」と要望が出ていた。
 質疑でも「首都圏から相当数が帰省している。その学生たちも対象に」「ぜひ将来は帰郷を―という思いを届けるべきだ」などの声があり、市長は「暮らしている地域でくくるのではなく、市内外問わず将来の宝である全ての学生を支援したい」と答えた。
 申請は学生の保護者が行い、提供食品以外も買い足して一緒に詰め込める仕組み。7月中旬に発送したい考え。
 このほか、市空き公共施設利活用促進条例に基づく指定事業者の東光鉄工(同市)への旧雪沢小学校売却について「市民が実態を分かっていない」として説明を求める質疑があり、市長は「新規雇用が5人の計画だったことなどから減額措置を講じた。賃貸借は9割減の年74万円、譲渡額は約1200万円。市が維持して改修、解体すると1億円を超える。そうした意味でも決して安価な譲渡ではない」と述べた。

経済対策の第2弾など 全議案を可決、同意 北秋田市6月議会・閉会

2020-06-24
全議案を可決、閉会した北秋田市の6月定例議会本会議(市役所)
 北秋田市の6月定例議会は23日、最終本会議を開き、初日に提出した議案13件と追加提出した一般会計補正予算案の計14件を原案の通り可決、この日追加した監査委員の選任など人事案3件に同意し閉会した。新型コロナウイルス感染症に伴う緊急経済対策の第2弾となる補正予算では、「スーパープレミアム付き応援チケット」など六つの事業を計上した。
 可決したのは、2020年度一般会計補正予算2件と市職員の特殊勤務手当に関する条例および市消防職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正、工事請負契約の締結など。
 一般会計補正予算のうち初日に提出したものは、2億5056万9000円の追加で総額は268億5222万円。歳出には、地域おこし協力隊事業費591万1000円、校内通信ネットワーク導入事業1億1132万円などを計上。市内全ての児童・生徒用の学習用コンピューター(タブレット端末)1428台を整備する学習者用コンピューター購入費には7452万6000円を措置した。
 また、16日に追加提出した一般会計補正予算は、新型コロナウイルス感染症に伴う市独自の緊急経済対策の第2弾。歳入歳出にそれぞれ7億132万9000円を追加し、総額を275億5354万9000円とした。
 主な歳出は、中小企業事業継続支援事業補助金4992万5000円、宿泊者半額応援事業補助金5388万円、市が誇る観光文化施設無料招待事業補助金1586万2000円、地場産品発送業務委託2524万5000円、スーパープレミアム付き応援チケット事業交付金5億2500万円、新しい生活様式への対応支援事業補助金1275万円など。
 工事請負契約の締結は、鷹巣中央小と鷹巣南小を統合して開校する小学校の校舎となる旧鷹巣南中の大規模改造工事。一般競争入札により、芳賀工務店(北秋田市旭町、芳賀喜弘社長)との間で2億4365万円で契約する。
 この日追加提案した人事案のうち、市監査委員の選任は山形聡伸氏(64)=松葉町=に同意。市農業委員の任命は檜森正氏(78)=鷹巣字上家下=ら37人、坊沢財産区管理委員の選任は長崎正史氏(73)=坊沢字大野尻=ら7人にそれぞれ同意した。
 陳情は▽教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の陳情について▽日米地位協定の抜本的な見直しを求める意見書の採択▽地方財政の充実・強化を求める意見書提出についての陳情▽県主要農作物種子条例の制定を求める陳情書―の4件を採択した。
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