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大館市長選終盤 市の課題は 駅前再整備に誘客期待 中心街は活気なく 旧町の衰退加速

2019-04-20
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旧正札竹村本館棟の解体が進む大町商店街。人通りはまばらだ
 任期満了に伴う大館市長選(21日投開票)が終盤に入った。新人と現職の一騎打ち。人口減少が進む中で有権者は「転換」を望むのか、「継続」を選択するのか。市が直面する課題を追った。
 再整備が進むJR大館駅前(御成町)。駅弁製造「花善」の新社屋が2年前に完成、今月17日にプレオープンした市観光交流施設「秋田犬の里」に続き、2022年に完了を目指す駅周辺整備事業と変化は目まぐるしい。
 駅舎改築や新庁舎建設などで、借金にあたる市債は20年度にピークを迎える見込み。大館商工会議所の会員は5年前から79事業所減った。市財政、地域経済ともに抱える課題は大きく、駅前の在り方が問われる。
 同商議所の中田直文会頭(68)は「北東北で大館の位置を考えると、いろいろな可能性が見えてくる。どんどん人が減るので観光で増やすしかない」と広域に目を向ける。
 施設の活用については、行政主導に対する不満の声もある。中田会頭は「民間としても反省」とした上で「若い人の発想力や行動力を生かすため、行政にアプローチする必要がある。いろんな議論を重ねてほしい」と話す。
  ◇   ◇   ◇
 「老舗百貨店、正札竹村が倒産した01年以降、商店街に活気がなくなった」。市の中心街・大町商店街振興組合の山城久和理事長(58)は語る。「核の店舗がなくなり、来街者はもしかしたらピークの9割減」が実感だ。
 昭和40、50年代に振興組合の加盟店は100店を超えたが、今、営業しているは60店ほど。店主の高齢化や後継者不足、家賃の問題などで特に小売物販の新規出店が難しい。
 「個店の魅力アップ」を掲げて市内の商店街と連携し、店主が講師を務める「まちゼミ」など集客に向けて知恵も絞る。山城理事長は大館駅前の「秋田犬の里」について「観光拠点プラス商業拠点になり得る」と期待する。市民が施設を訪れ、商店街の情報を得て実際に足を運ぶ「中継点」としての活用を提案する。
 大町では、旧正札竹村本館棟の解体工事が進む。跡地について山城理事長は「民間事業者に進出してほしいが、そうでなくてもイベント開催などにぎわいを生む場所に絶対にする」と力を込めた。
  ◇   ◇   ◇
 「行政がどこを見ているのか分からない」。田代地域まちづくり推進協議会の松田正男会長(76)は嘆息する。均衡ある発展を掲げた3市町合併から14年。旧田代町が置き去りにされた感が否めない。
 市は昨年12月、田代診療所を本年度末までに閉所する方針を固めた。患者数の減少や医師の高齢化などが理由。転院先の希望を聞き取りしたり、送迎車の代替手段を検討したりして不安解消に努めているものの、地域住民の思いは複雑だ。
 松田会長は「店も少なくなり、買い物や散髪に出掛けるのが大変な交通弱者が増えた。『合併は失敗だった』という声も聞く。それでも限界集落の中で生きていかなければならない」とした上で、地元NPO法人が事業化を目指す自家用有償運送サービスに期待を寄せる。「高望みはしない。田代岳をはじめとした豊かな地域資源を生かして、稼ぐ仕組みを整えてもらえないだろうか」。訴えは切実だ。

秋田内陸線 「内陸線走る風景」守る 全線開業30周年で式典 社員の「宣言」も

2019-04-20
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「社員宣言」が行われた全線開業30周年記念式典(阿仁ふるさと文化センター)
 秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線、本社・北秋田市)の全線開業30周年記念式典が19日、北秋田市の阿仁ふるさと文化センターで開かれた。関係者ら150人が出席し、「内陸線が持つ力」を引き出しながら「内陸線の走る風景」を守り続けていくため、沿線地域と会社が一体となって取り組んでいくことを誓い合った。
 同社は、旧国鉄の阿仁合線を引き継いだ北線と角館線を引き継いだ南線で、1986年11月1日に先行開業。未開通だった松葉―比立内間の建設工事が進められ、1989年4月1日に全線(営業距離94・2㌔)が開業した。内陸部の生活に欠かせない交通手段として利用され、初年度の輸送人員は107万8507人を記録した。
 しかし、その後は少子高齢化などの影響から、厳しい経営状態が続いた。一方で、近年はインバウンド(訪日外国人客)の利用が増加。新たな動きとして期待されている。
 式典は、同市阿仁の「吉田かざはり太鼓」の勇壮な演奏で幕開け。同社の吉田裕幸社長は式辞で「4月1日に、内陸線は30歳の誕生日を迎えることができた。未来への期待とたくさんの笑顔を運び続け、大きな事故なく走り続けてこられたのは、延べ2160万人の利用者と地域で励まし続けてくれた全ての人の支えがあってのこと。深く感謝する」と述べた。
 そして「内陸線は地域を元気にするためにある鉄道。地域の発展なくして内陸線の未来はない」としながら「内陸線が持つ鉄道の力をもっと磨き、より高めていく。名実共に、地域になくてはならない鉄道を目指す」との決意を表明。「内陸線が走る風景を守りたい。これまで以上の応援を願う」などと呼び掛けた。
 来賓の祝辞、支援活動等に対する感謝状の贈呈に続き、同社の若手社員が「これからの会社の価値向上に向けて」をテーマに、社内での取り組みを紹介しながら「社員宣言」を発表。「地域に寄り添える会社になる」「日本一のおもてなしを目指す」などと力強く宣言した。
 このあと、同市在住のシンガー・ソングライター・本城奈々さんの弾き語りが行われ、閉式。秋田内陸線支援団体連合会(藤島二三夫会長)が主催する記念講演会では、石破茂衆院議員が「ローカル鉄道と地方再生」と題し講演した。

混戦のまま運動最終日 上小阿仁村 村長選・村議選 あす投開票

2019-04-20
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 任期満了に伴い16日に告示された上小阿仁村長と村議会議員選挙は、21日に投開票が行われる。現職と前職、新人が立候補した村長選は連日、村内各所で激しい舌戦を展開。定数8を3上回る11人が立候補した村議選の各候補者も、それぞれに一歩も譲らない戦いを繰り広げるなど、いずれも混戦のまま運動期間の最終日を迎えた。
 村長選は届け出順に、現職で再選を目指す小林悦次候補(64)=五反沢、元職で返り咲きを狙う会社役員の中田吉穂候補(68)=沖田面、新人で洋菓子店経営の鵜野浩一郎候補(42)=沖田面=の、いずれも無所属の3人が立候補。6期24年を務めた故北林孝市氏が引退した直後の2007年と前回15年に続く、三つどもえ戦となっている。
 選挙戦は、三者がそれぞれの方法で政策を訴え。小林陣営は「事業の継続や新たな計画の実施により花を咲かせたい」と村政の継続を掲げた一方、中田陣営は「一人の考えだけで村政が動くというのはいかがなものか」、鵜野陣営は「村長が独断で決めることではない。協議してより良い村をつくりたい」などと、それぞれに「村長の交代」を訴えている。
 現職8人と元職1人、新人2人の計11人が立候補した村議選も、村長選に引けを取らない、し烈な戦いが続いている。前回は候補者がいなかった沖田面から2人の新人が立候補したこともあり、各陣営の勢力図に少なからず影響を与えている様子。票の掘り起こしと上積みに向けて、積極的に選車を走らせている。
 投票は21日午前7時から午後7時(八木沢投票所は午後6時)まで、村内8カ所の投票所で行われ、午後8時から村健康増進トレーニングセンターで即日開票される。大勢の判明は午後9時ごろが見込まれている。
 村選挙管理委員会がまとめた15日現在の有権者数は男性994人、女性1126人の計2120人。

投票率の行方は 大館市 前回市長選 72・29%で過去最低

2019-04-19
 21日に投開票される大館市長選挙は、運動期間の終盤を迎えた。現職、新人一騎打ちの選挙戦は激しさを増しており、29人が26の議席を目指す市議選と合わせ、有権者の関心が高まっている。ここで気になるのは投票率の行方。今回と同様に現職に新人が挑む一騎打ちを展開した前回2015年の市長選の投票率は、72・29%で過去最低を記録しており、有権者の投票行動が注目される。
 大館市長選は、1951(昭和26)年の市制施行時から、2015年の前回まで17回行われ、今回が18回目。1963年と95年、99年、2007年の4回は無投票となっていた。
 過去、最も投票率が高かったのは旧大館町と釈迦内村が合併し、初代市長を決めることになった1951年の95・67%。この時は、旧町・村の首長に新人が挑む三つどもえの戦いが繰り広げられた。
 その後、ゆるやかな低下を続けながらも83年までは90%台を維持。しかし、87年は89・49%、平成最初の91年は88・44%に下落した。2回の無投票を経て、2003年は77・29%となった。
 旧比内、田代両町との合併後、初の選挙となった2007年は市長選が無投票となり、市議選が単独で行われた。前々回の11年は、現職に2新人が挑む三つどもえ戦となったが、東日本大震災の直後だったこともあり、74・17%に下落。現職と新人の一騎打ちとなった前回の15年は72・29%で、過去最低を更新し続けている。 前回同様、現・新一騎打ちの今回、期日前投票は前回を下回るペースで推移。1日目の15日は980人(前回1136人)、2日目の16日は2005人(同2000人)、3日目の17日は2760(同2749人)で、合計は5745人(同5885人)。3日目で140人下回っている。
 市選管が13日にまとめた有権者数6万3211人に対する投票率は9・08%で、前回同期と比較し0・02㌽下回っている。
 最近の選挙では、期日前投票は増加しても投票率が伸びない傾向が続いている。今回は期日前投票も伸び悩むのか、有権者の投票行動に注目が集まっている。
 期日前投票は20日まで▽市役所本庁▽比内総合支所▽田代総合支所▽いとく大館ショッピングセンター(2階)―の各投票所で行われている。

小坂鉄道レールパーク あけぼの〝ピカピカ〟 宿泊は 27日から あすから車内公開

2019-04-19
冬期間の保管を終えて姿を現した「あけぼの」(小坂鉄道レールパーク)
 春はあけぼの―。小坂町の体験型観光施設「小坂鉄道レールパーク」で、冬の間機関車庫に保管されていた旧寝台特急「あけぼの」が姿を現した。小坂鉄道保存会(千葉裕之会長)がひと冬かけて整備や塗装に取り組み、〝化粧直し〟した姿で登場。20日からB寝台開放車両の車内公開が再開し、宿泊は27日から始まる。
 あけぼのは、町が2015年度にJR東日本から、グレードの高い個室をそろえたA寝台、上下段個室のB寝台ソロ、B寝台開放、電源車の4両を譲り受けた。簡易宿泊施設「ブルートレインあけぼの」として活用し、A、B寝台の2両は宿泊車両、B寝台開放は休憩車両と一般客への公開車両として活躍している。
 宿泊営業を終えた冬期間は、同施設から約2・5㌔離れた旧小坂鉄道の1号トンネルを車庫代わりに活用し、車両を保管してきたが、18年度はトンネルまでの軌道の状態が悪く断念。同施設内の機関車庫に保管した。
 保管場所が従来のトンネルから車庫内へと変わったのを機に冬の間、同保存会はオープン以来手が付けられていなかった車両床下の塗装や整備、室内照明器具の清掃などに取り組み、本年度の活躍に備えていた。
 本年度は、冬期間の休園明けの翌日2日に車庫から出して連結。現在は小坂駅舎の脇に設置し、外観が自由に見学できるようになっている。20日からB寝台開放の車内公開が始まり、本年度の宿泊営業は27日から11月3日までの金・土曜日、祝日の前日。18年度の宿泊客は前年比190人増の2070人だった。
 同施設は「昔ながらの寝台車両の雰囲気を楽しんでもらいたい」と話している。
 また、同施設の乗り物の運行も27日に再開される。
 宿泊予約などの問い合わせは、同施設(☎0186・25・8890)。

3月のニュース

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新入社員が決意新た 鹿角地域 54人が合同入社式

2019-03-28
決意表明を行う新入社員代表の中村さん(鹿角パークホテル)
 鹿角市と小坂町の企業などに採用された新入社員の合同入社式が27日、鹿角パークホテルで開かれた。21事業所から54人が参加し、関係者から激励を受けながら新社会人として第一歩を踏み出した。
 主催するかづの商工会の柳澤隆次会長は「素直な気持ちで先輩や上司のアドバイスを受ける」「高い目標を持ち、何事にも積極的に挑戦する」「組織の一員として同僚、仲間の和を大切にする」「健康管理は自分自身でしっかりやる」を挙げ、「これらを日々心して信頼される職業人、プロフェッショナルになっていただきたい。次の担い手はここにいる皆さんたちだという強い気持ちを持って、積極的に挑戦して」と激励した。
 新入社員一人一人を紹介した後、花輪ふくし会の中村沙織さん(18)が代表し、「新社会人として誠心誠意努力し、先輩をはじめ地域住民のご期待に沿うよう、立派な社会人となることを約束する」と決意を表明した。
 この後、岩手県のえふえむ花巻放送局長、落合昭彦さんを講師に迎えた研修会「新社会人として働きやすい職場環境づくりのために」が行われた。

北秋田市栄公民館 開館へ 建て替え工事終了 4月1日に記念式典

2019-03-28
完成した栄公民館(北秋田市栄)
 老朽化に伴う建て替え工事が行われていた北秋田市栄の栄公民館が完成し4月1日、開館する。
 生涯学習課によると、建て替え前の施設は1975年に栄生活改善センターとして建てられた。木造平屋建てで築40年余りがたち、老朽化が目立っていた。91年9月、台風19号の影響で屋根が飛ばされたこともあった。
 現地建て替えが決まり2017年9月で業務を休止し10月に施設解体や造成工事を開始。18年6月から建設工事が行われていた。公民館を利用できない間、住民は近隣施設でサークル活動を行うなどし完成を待ちわびていた。
 完成した施設は木造平屋建てで延べ床面積371平方㍍。大ホール1室、会議室3室、調理室、事務室などを備えている。大ホールはステージ付き。会議室のうち隣り合う2室は間仕切りを開放することで、1室として広く使うことができる。
 1時間当たりの会場使用料は入場料の有無で異なり、会議室・和室は270円から。ホールは810円からとなっている。開館時間は午前8時30分から午後9時30分。午後5時以降の利用は予約が必要。
 利用開始の4月1日は午後3時から記念式典を行う。地区住民や津谷永光市長らが出席し祝う予定。

秋田道・釈迦内PA にぎわい創出へ実験 大館市の勉強会 イベント貸し出しや訓練

2019-03-27
釈迦内PA利活用の中間報告をまとめた勉強会(大館市中央公民館)
 大館市の秋田自動車道・釈迦内パーキングエリア(PA)利活用勉強会が26日、中央公民館で開かれ、休憩施設を使った地元へのイベント貸し出しや総合防災訓練の実施など中間報告をまとめた。マイカーを止めて高速バスに乗り換える「パークアンドライド(P&R)」や、鉄道と連携した物流拠点化については継続的に調整を図る。PA利用者のニーズ把握や社会実験も提案し、引き続き可能性を検証することにした。
 釈迦内PAは休憩施設やトイレ、防災ステーションを備えた上下線集約型で、並行する国道7号からも利用できる。JR奥羽線がPAと国道7号の間を通っている。
 こうした立地条件から平常時は「陸の交通結節点」を生かした観光・にぎわい創出拠点、災害時は広域防災拠点として機能することを想定。
 中間まとめでは、にぎわい創出実験として休憩施設を活用し、地元に貸し出して物販や飲食物の提供、商店街と連携して市内に誘導する仕組み構築を提案した。出店者の売り上げの一部を清掃や草刈りなどPA維持管理に充ててもらい、「道路協力団体」として適用できるかどうかも検証したい考え。
 災害時の物資輸送や燃料給油、ヘリポートを活用した救急搬送や支援物資の受け入れ、国道7号で冬季に交通障害が起きた場合の待避所も挙げた。1月にドクターヘリの利用があり、8月には総合防災訓練を予定していることから具体的な利活用を検証する。
 P&Rは、鹿角経由の盛岡行き高速バスについて釈迦内PAを起点として周辺客を取り込むという提案。現行ルートより20分短縮するほか、小坂町のバス停要望や鹿角市の待合スペース・駐車場確保に関する課題の解決を図る。ただ、鹿角市の乗車が大半を占めることから事業者との調整が必要としている。
 鉄道との連携は、JR貨物駅がPA付近にあれば広域物流拠点の可能性があるとして継続的に調整する。
 出席者から「昼時のPAには数多くの車が止まっている。うどん・そばなど常設の軽食店舗があればいい」「PA周辺にテニスコートや体育館などスポーツ施設があるので、関係者が宿泊できる〝選手村〟も造ってほしい」などの要望が出た。
 福原淳嗣市長は「北東北の真ん中に位置するPAの有用性は、広い視野を持ったときに初めてその価値が見えてくる。利用者目線で動向を分析する必要もあるだろう」と述べた。
 勉強会は市や県、秋田大、弘前大、県バス協会、県トラック協会、東日本高速道路など18機関・団体で構成。昨年11月に発足した。

上小阿仁村 「現職に退いてもらう」 新人の鵜野氏会見 現行事案を「精査し整理」

2019-03-27
会見する鵜野氏(村生涯学習センター)
 任期満了に伴う上小阿仁村長選挙(4月16日告示、21日投開票)への立候補を表明した無所属の新人、鵜野浩一郎氏(42)=沖田面=が26日、村生涯学習センターで記者会見を開き、立候補を決意した理由などを説明した。政策については「現在、村が手掛けている事業を必要性の面から精査し、整理していきたい。ただ、具体的な政策はあえて持たず、選挙戦に臨みたい」と述べた。
 今月18日に立候補を表明。政策等は「今後、発表する」としていた。
 この日の会見では、立候補を決めた理由について「一言で言えば、現職の村長に退いてもらいたい、と考えた」などと説明。「施策等を独断で固め、議会でもめてしまっている。議員との話し合いでも、力ずくで話を通そうとする姿勢が見える。これは良くない」と続けた。
 政策では「村がこれまで手掛け、現在も続けている事業を、必要性の観点から見直す。必要なものは継続し、必要のないものはやめる」などと、事業の精査を進める考えを示した。一方で「選挙戦の中では具体的な政策はあえて持たず、話を聞いていきたい。話をする中で『必要なもの』が見えてくると思う。村長の立場になってから、村の目指す方向性や施策を提示していく」と述べた。
 鵜野氏は札幌市出身。弘前大大学院修士課程修了。コンサルタント会社に勤めた後、2007年4月に義父の出身地の同村に移り住んだ。現在は沖田面で洋菓子店を経営している。
 村長選には、現職で2選を目指す小林悦次氏(64)=五反沢、前村長で返り咲きを目指す中田吉穂氏(68)=沖田面、会社役員=が立候補を表明。新人の鵜野氏と合わせ、三つどもえ選となる見通しだ。

鹿角市6次総・後期 残り2年で仕上げへ 実施計画を策定 産業強化や移住対策

2019-03-27
 鹿角市は、第6次総合計画・後期基本計画の実施計画を策定した。計画期間は2019年度から2年間。まちづくりの将来像の実現や20年度における人口3万人台の確保という目標に向け、重点プロジェクトや主要施策を積極的に推進する。
 後期基本計画は16~20年度の5年間。八つの重点プロジェクトと、基本目標に沿った36施策の取り組む方向性や目標を示している。
 実施計画は基本計画の施策に基づき、向こう3年間に取り組む事業内容やスケジュールを具体的に示したもの。今回は、後期基本計画の期間に合わせて2年間とし、参考として21年度についても掲載した。3年間の概算事業費は計158億円。
 最重要課題である産業力の強化に向け、末広地区でネギを主要品目とする園芸メガ団地やライスセンターの整備計画を進める。また、市内製造業の技術を結集した「メードイン鹿角」の製品開発を目指し、地域内連携を推進する。
 19、20年度に計画している道の駅かづの「あんとらあ」の大規模改修にあたっては、個人観光客の増加に対応した施設全体のゾーニングにより、「稼げる観光」の拠点と道の駅との機能融合による集客力の最大化を図る。
 移住・交流の推進では、東京23区からの移住者の就業、起業・創業を支援するとともに、首都圏のラジオ番組との連携によりツアーや座談会などを開催し、仕事と移住をセットにした移住策を展開する。
 子育て支援では、新たに第1子の保育料の全額助成を行うほか、小学生以下の子どもの保護者が出産や疾病などにより一時的に養育が困難となった場合、一定期間の宿泊を伴う預かり支援を実施する。
 JR鹿角花輪駅前の整備は、交通結節点の機能向上や花輪ばやし駅前行事などイベント広場にも対応した市の玄関口として、20年度内の早期完了を目指す。
 東京五輪・パラリンピックにおけるハンガリーのホストタウンとして、20年度にはハンガリー選手の歓迎プログラムや応援ツアー、パブリックビューイングなどを計画。
 このほか、健康寿命県内一を目指した健康づくり人材の育成、市場性の高いシンテッポウユリの産地拡大、地域新電力の設立、世界遺産級の観光資源をテーマごとに体験できる宿泊旅行プランの造成・販売、花輪一中と二中の大規模改造工事などに取り組む。
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