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最高路線価 5年連続で御成町3丁目 大館税務署20年分 横ばいで県内6位

2020-07-02
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大館税務署管内で最高路線価となった大館市御成町3丁目
 仙台国税局は1日、2020年分の路線価を発表した。大館署管内の最高路線価は5年連続で大館市御成町3丁目の主要地方道大館十和田湖線通りとなり、1平方㍍当たり2万6000円。4年連続の横ばいだった。県内8税務署のうち下から3番目の6位、仙台国税局管内では下から6番目の46位で前年と変わらなかった。
 県内の最高路線価は秋田市中通2丁目の秋田駅前通りで12万5000円。1992年以来27年ぶりに上昇した前年と同額だった。次いで秋田市外旭川字三後田の県道秋田北インター線通りが3万4000円で前年比1000円、3%上昇した。外旭川地区にはJRの新駅構想があり、整備計画が進行している。
 下落率が最も大きかったのは、能代市柳町の柳町通りで4・8%。1000円下落の2万円で県内最低となった。税務署別は秋田北で上昇、秋田南・大館・本荘・湯沢・大曲5署で横ばい、能代・横手2署で下落した。
 大館署管内の最高路線価所在地は、07年まで旧正札ビル周辺だった。その後08年から5年連続で鹿角市花輪下中島のJR鹿角花輪駅前通り。しかし、総合病院の郊外移転など空洞化が進んだことで13年から大館市大町に戻り、15年まで3年連続で最高。16年からは土地区画整理事業が進む御成町3丁目となっている。区画整理は22年度完成予定。
 県内の特に主要な基準点となる用途別主要標準地の評価基準額は▽住宅地=秋田市広面字糠塚3万4000円(前年と同じ)横手市旭川3丁目(同)▽工業地=秋田市新屋豊町8000円(同)。標準宅地の評価額を前年と比べた変動率の平均は1・1%の下落で、前年の1・2%より下落幅は縮小した。仙台国税局の変動率平均は1・2%、全国は1・6%とそれぞれ5年連続の上昇となった。
 路線価格などは国税庁ホームページで閲覧できる。
 【路線価】主要道路に面した土地1平方㍍あたりの評価額。相続税や贈与税を算定する際の基準になる。国土交通省が毎年発表する1月1日時点の公示価格を基に売買実例価額、不動産鑑定士による鑑定評価額などを参考に算出。公示価格の8割程度の水準となる。

十和田湖 遊覧船が運航再開 第1便は地元客1人 ホテル鹿角なども再開

2020-07-02
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遊覧船の運航再開を、旗を振って喜ぶ地域住民(十和田湖)
 十和田湖を周遊する遊覧船の運航が1日、再開した。例年冬期休業明けの4月上旬に再開するが、感染症の拡大や観光自粛で延期となっていた。運行初日第1便の乗客は地域住民1人だけだったが、再開を待ちわびた住民ら約20人が「歓迎」と書かれた旗を手に船出を見送った。
 コロナ禍での移動自粛は先月19日から全面的に解除。だが、運航する十和田観光電鉄(青森県)は他の施設の動向などから、再開をこの日にした。
 再開にあたり船内での感染症予防のマニュアルを作成。マスク着用や手指の消毒を呼び掛けるほか、最大500人が乗れる遊覧船の定員を200人に。感染が発生した場合に備え、乗船者の連絡先を記録することにした。
 初日の湖畔は小雨模様で静かな一日だった。地域住民は例年通り再開第1便の運航を歓迎するため集まった。エンジンをかけた船が離岸すると旗を振り、今年の運航の無事を願った。再開最初の客となった青森県の50歳代女性は「きれいな十和田湖の内側を楽しめた。コロナ禍、少しでも協力できれば」と話していた。
 同社の深沢口英幸支配人は「帰省客が見込まれるお盆ごろに期待したい。(観光需要などを喚起する)『Go To キャンペーン』が始まれば県外からの集客があるはず」と今後を見据えていた。今年の遊覧船は11月9日まで運航する。
 この日は十和田ホテル、ホテル鹿角も営業を再開。両施設とも初日から、県内客を中心に予約が入ったという。多くが本県や鹿角市の宿泊補助券、県民限定プランを利用。週末も多数の予約があるといい、観光需要が徐々に動き出している。

雨の霊峰に参拝者続々 半夏生の田代岳 清掃登山も 作占いは「平年作」

2020-07-02
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9合目付近で池塘を眺める参加者(田代岳)
 半夏生の1日、大館市の田代岳(標高1177・8㍍)で田代山神社の例大祭が行われた。前日には今年の稲の作柄を占い、「平年作」とご託宣があった。山頂では2018年に県が設置した避難小屋を社殿に見立てて参拝する登山者の姿も見られた。
 半夏生は夏至から数えて11日目で、水田信仰の霊峰である田代岳に県北の農家らが岳参りし、その年の稲作の豊凶を占う習慣がある。9合目付近は「神の田」と呼ばれる湿原で大小約120の池塘(ちとう)が点在。水面から伸びるミツガシワを稲に見立て、花の咲き具合や根の張り方で作柄を占う。本年度はうるう年のため例年より1日早く実施した。
 前日の30日には同神社の武内尊英宮司が作占いを行い、「水の量も十分確保できると思われる」などの様子から平年並みとした。1日は頂上の避難小屋で、訪れる参拝客らに託宣を伝えた。
 この日は「田代岳を愛する会」(渡部道雄会長)の清掃登山も行われ、会員ら約15人が午前9時ごろ、荒沢登山口から入山した。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般への呼び掛けはせず会員だけで行われた。あいにくの雨だったが、会員らは景色を見たり歓談しながら頂上を目指して進行。9合目に入ると涼風と高山植物が出迎え、写真を撮影するなど楽しみながら登頂した。
 渡部会長は「悪天候に見舞われたが無事全員が下山できて良かった。これからも田代岳のきれいな姿を残せるよう清掃登山を続けたい」と語った。

花岡事件から75年 日中友好と平和へ願い 大館市で慰霊式 コロナで中国人遺族の参列なく

2020-07-01
慰霊碑前の祭壇に献花し、手を合わせる参列者(十瀬野公園墓地)
 太平洋戦争末期に強制連行された中国人が多数犠牲になった「花岡事件」から75年を迎えた30日、大館市花岡町の十瀬野公園墓地で殉難者慰霊式が行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は県内の関係者ら25人のみが参列。節目に中国人遺族の出席はかなわなかったが、悲劇を後世に語り継ぎ、日中両国の友好を発展させていくことを誓った。
 市主催。式には例年、中国からの慰霊団を含めて200人以上が訪れているが、今年は感染拡大防止のため規模を縮小。国内外の中国人遺族や紅十字会員、中国大使館関係者の受け入れを見送り、県内の関係者を中心に執り行う形とした。遺族の参列は1990年から正式に始まったが、実現しなかったのは今回が初めて。
 式では、中国人殉難烈士慰霊の碑前に設けられた祭壇に、福原淳嗣市長が殉職者名簿を奉納。式辞では「遺族をはじめ、例年参列していた関係者を迎えられず大変残念」と悔しさをにじませた。事件から75年が経過したことに触れ、「世界の恒久平和実現のため、事件を後世に語り継ぎ平和を祈願していくことが、この地に生きる私たち大館市民の重要な使命。これまで築き上げてきた日中両国の友好を、ますます発展させていくと約束する」と語った。
 慰霊の言葉では、市地域おこし協力隊員で中国人の馬鳴(バメイ)さん(44)が、遺族の要望を受けて中国語で「花岡受難者聯(れん)誼会」の追悼文を読み上げた。「歴史の悲劇は繰り返してはならない。戦争に反対し、平和を希求することは中日両国人民の共通の願い。歴史を心に刻み、子々孫々の友好のため、世界の恒久平和のため、たゆまず努力する」と述べた。
 小畑淳市議会議長の献水の後、県や市の代表者、地元住民ら参列者が順に献花した。
 【花岡事件】1944(昭和19)年から45年にかけ、大館市花岡の旧鹿島組花岡出張所に986人の中国人が強制連行され、河川改修工事などに従事。同年6月30日(7月1日との説もある)、飢えや暴行に耐えかねて一斉蜂起したが鎮圧された。強制労働や拷問などで中国人400人以上が亡くなったとされる。

プレミアム商品券・飲食券 購入受け付け始まる 鹿角市 発行総額は約6億円

2020-07-01
プレミアム付き商品券・飲食券の見本
 かづの商工会(柳澤隆次会長)は、鹿角市から委託を受け、先月28日から発行するプレミアム付き商品券・飲食券の申し込み受け付けを開始した。市広報7月号と合わせ、購入申込書が付いた折り込みチラシを市内全戸に配布中で、申し込み締め切りは15日。児玉一市長は「市内で大いに買って、食べて、事業者を応援していただきたい」と呼び掛けている。
 商品券・飲食券は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少している飲食店や小売りサービス業等における消費を促進し、市内経済の早期回復を図る目的で発行。
 飲食店以外で使える「買エール(かえーる)商品券」と、飲食店専用の「食エール(くえーる)飲食券」がある。
 商品券は1万円で額面総額1万2000円分(1000円12枚つづりの1セット)が購入できる。購入限度は1人10セット。発行総数は3万セット。
 飲食券は1万円で額面総額1万3000円分(1000円13枚つづりの1セット)が購入できる。購入限度は1人20セット。発行総数は1万8000セット。
 購入対象は市民のほか、市内に勤務している人。購入申込書(はがき)に記入の上、①63円分の切手を貼って投函(とうかん)②ファクスで商工会へ送信(FAX0186・23・2698)③申込ボックスに投函―で申し込む。
 申込書は市広報7月号と一緒に全戸に配布。1枚で家族3人分の申し込みができる。4人以上の場合は別の申込書に記入して申し込む。申込書と申込ボックスの設置場所は市役所市民談話室、各支所、商工会本所。
 発行予定数に達した場合は抽選を行った上で、購入引換券を郵送する。販売は8月2日まで市役所と十和田市民センター、8月3日から商工会で行う予定。使用期間は8月1日から来年1月31日までの半年間。
 取扱加盟店は随時募集するが、チラシ等への店舗掲載のため今月15日までの申し込みを呼び掛けている。加盟登録料、換金手数料は無料。
 問い合わせはかづの商工会(電話0186・22・0050)。
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新型コロナ 六つの事業を新たに 北秋田市 独自の経済対策第2弾

2020-06-25
 北秋田市は、新型コロナウイルス感染症に伴う市独自の緊急経済対策の第2弾を実施する。「市スーパープレミアム付応援チケット」や「市宿泊者半額応援」など6事業。スーパープレミアム付応援チケット事業では、市内の事業者を対象に「加盟店」も募集している。
 スーパープレミアム付応援チケットは、1セット1万5000円分のチケットを1万円で販売するもの。購入できるのは6月23日時点で市に住民登録のある世帯で、1世帯当たり5セットまで。対象世帯に郵送した購入申込書に、希望セット数を記入して申請する。申し込みの締め切りは7月3日(当日消印有効)。申し込み多数の場合は抽選となる。利用できる期間は7月13日から8月31日まで。
 市では7月2日までの期間で、市内事業者を対象に応援チケットの取り扱い加盟店を募集している。募集締め切り後も申請は受け付けるが、加盟店一覧(チラシ)への掲載ができなくなることから注意を呼び掛けている。加盟の申込書は市役所第二庁舎の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策室で配布するほか、市のホームページ(https://www.city.kitaakita.akita.jp/)に掲載する。
 「市宿泊者半額応援事業」は、市内の宿泊施設に「半額」で宿泊できるもので、対象は「秋田県民」。県プレミアム宿泊券と併用することもできる。利用できる期間は7月1日から8月31日。市内の宿泊施設に宿泊し、アンケートに答えた県民には、比内地鶏関連商品をプレゼントする「泊まってもらおう!地場産品消費応援事業」が行われる。
 また「市が誇る観光文化施設無料招待事業」は、7月1日から8月31日までの期間で▽太平湖遊覧船▽森吉山阿仁スキー場ゴンドラ▽くまくま園▽伝承館・異人館▽マタギ資料館▽大太鼓の館―が無料となるもので、全ての来場者が対象。通年無料としている▽伊勢堂岱遺跡縄文館▽浜辺の歌音楽館―と合わせ、多くの来場・利用を呼び掛けている。
 市内の事業所を対象とした対策では、「『新しい生活様式』への対応支援事業」を用意。対象の事業所が「新しい生活様式」を実践するために要した経費から2万円を引いた額(最大3万円)を補助する。対象の品目は▽マスク▽消毒用アルコール▽キャッシュレス機器▽非接触型体温計▽テークアウト・デリバリー容器▽アクリル板・ビニールカーテン―など。
 このほか、事業継続支援金は対象業種に理容業、美容業、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復業を新たに追加した。
 各事業についての問い合わせは、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策室(電話0186・84・8567)。

鹿角市 花輪の渋滞緩和を要望 県振興局と意見交換 大堰改修や観光振興も

2020-06-25
鹿角地域振興局と鹿角市との意見交換会(市役所)
 県鹿角地域振興局と鹿角市との意見交換会が23日、市役所で開かれた。市から振興局に対し、花輪市街地の国道282号の交通混雑緩和や、花輪大堰の堰向通りの早期改修、新型コロナウイルスの影響を受けている観光業の振興などの要望があった。また、大湯環状列石を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けた手続きが新型コロナの影響で1年先送りとなる見込みも示された。
 それぞれが本年度の重点事項を説明した後、各分野の取り組みについて意見を交わした。
 花輪市街地の混雑緩和対策は市が国や県に毎年要望している重点課題。振興局では2018、19年度に自動車の走行速度や交通量などを調査し課題を整理している。
 児玉一市長は「冬季に高速道路が通行止めになると交通渋滞が発生する。国体もあるので早期の予算化をお願いする」とし、駅前交差点と扇ノ間交差点の改良等を要望。
 振興局の佐藤朋章建設部長は「この場で予算化は断言できないが、改良の必要性を含め、具体的に何が困っているのか、地域の声を聞きながら地域課題として考えていきたい」と答えた。
 花輪大堰は老朽化に伴い、2017年度から県が大規模な改修工事を進めている。区間は花輪浄水場付近から振興局付近までの約3・5㌔。このうち秋田銀行花輪支店裏付近の堰向通りで、大雨時に越水が度々発生している。
 児玉市長は、今月19日の大雨でも周辺の5軒で床下浸水があったとし、「改修は今年から町部に取りかかるようだが、秋銀付近をできるだけ早くやっていただきたい」と求めた。これに対し、振興局の長谷部毅農林部長は「本年度の工事箇所は決まっている。秋銀付近は21年度の工事として予算要求したい」と答えた。
 阿部一弘副市長は観光振興対策として「県のスケールメリットを生かした交流人口の拡大に取り組んでいただきたい」と要望。岡崎佳治振興局長は「今年は北海道からの教育旅行は来ないと言われているので、隣県の青森、岩手で誘致活動を進めたい」との考えを示した。
 縄文遺跡群の世界遺産登録に向け、加藤卓市教育部長は「本来であれば9月にイコモスによる現地調査、来年5月に勧告、夏ごろにユネスコ世界遺産委員会で審議が行われ、決定という予定だったが、1年先送りとなる見込み」と新型コロナの影響に言及。その上で、引き続き関係機関が一体となって連携していく必要性を強調した。

大館市山田 「ジンジョ様」首都圏へ 美術施設の開館記念 「文化伝承し発信を」

2020-06-25
展示用の「ジンジョ様」を製作する住民たち(旧山田小学校体育館)
 「ジンジョ様」が首都圏へ―。大館市山田地区内にまつられ、奇祭「地蔵祭」で使用される男女一対の道祖神「ジンジョ様」が、今年秋に首都圏で予定されている展示会に出品される。全国各地の民俗信仰や妖怪等をテーマにした企画展の一環として、県内の他の6地区の道祖神と共に並べられる。21日に旧山田小学校体育館で展示用人形の製作が行われ、住民からは「伝統文化を伝承し、発信する良い機会」と期待する声が聞かれた。
 企画展は、首都圏の美術施設が今年秋に開館を記念して行うもの。全国各地の民俗信仰や妖怪等をテーマにしており、会期は11月上旬から来年2月末までの予定。
 山田地区は、県内の道祖神について調査し、本も出版している「秋田人形道祖神プロジェクト」(秋田市)を通じて出展の依頼を受けた。「集落内8カ所それぞれの入り口に人形が男女一対でまつられ、道祖神の古い形態を残している」「当番宿を設けて人形の製作を行う風習は県内で珍しい」とされ、新たに人形を作るよう打診された。
 集落内では現在、毎年人形を製作するのが8常会のうち2常会のみで、「この機会に集落全体で人形の作り方の伝承につなげよう」と引き受けた。今年1月に山田部落会(赤坂実会長)を中心に準備委員会を立ち上げ、各常会に声を掛けた。
 21日、60~80歳代の25人が参加して展示用人形を製作。午前7時から2班に分かれて作業し、指導役の住民が手ほどきしながら進めた。わらの束をより合わせ、約5時間かけて高さ約1・5㍍、幅約1㍍の男女1体ずつの人形を作り上げた。
 製作した人形は7月中に首都圏の美術施設に運ばれる。秋田人形道祖神プロジェクトの小松和彦さん(43)=秋田市=は「山田集落の皆さんに全面協力してもらえてうれしい。新型コロナウイルスが流行する今だからこそ、疫病を追い払う意味合いのある道祖神を、日本、世界に向けて遺産として発信したい」と話す。
 山田部落会によると、「ジンジョ様」が県外で展示されるのは初めて。赤坂会長は「集落に伝わる伝統行事、文化を多くの人に知ってもらいたい。伝承、PRの機会にもなると思うので、地域を勢いづける活動になれば」と期待を込めた。
 【地蔵祭】600年以上前に京都から伝わったとされ、旧暦10月末日の前日に行う伝統行事。各町内入り口にあるお堂に道祖神の人形「ジンジョ様」をまつる。感謝を込めて古い人形を焼き、当番宿で新しい人形を作り、町内を巡行した後でお堂に納める。男女のシンボルをかたどった人形同士を町内の境でぶつけ合うため、奇祭として知られる。

学生応援ふるさと便 市長「全ての学生対象に」 大館市6月議会・総括質疑 市内外問わず支援へ

2020-06-24
総務財政委の総括質疑(大館市役所)
 大館市の6月定例議会は23日、前日に続いて2常任委員会が総括質疑を行った。総務財政委(武田晋委員長)では新型コロナウイルス対策の「学生応援ふるさと便事業」について質疑があり、福原淳嗣市長は「北東北以外ではなく、全ての学生を対象にしたい」との考えを示した。関連予算は25日の最終日に提案する。
 ふるさと便事業は当初、北東北3県以外の大学・大学院・短大・専門学校・予備校などに在学し、帰省を控えている市出身の学生に地元産コメ5㌔と比内地鶏製品2品(配送用箱、送料込み4000円相当)を送る予定だったが、委員から「分け隔てなく支援してほしい」と要望が出ていた。
 質疑でも「首都圏から相当数が帰省している。その学生たちも対象に」「ぜひ将来は帰郷を―という思いを届けるべきだ」などの声があり、市長は「暮らしている地域でくくるのではなく、市内外問わず将来の宝である全ての学生を支援したい」と答えた。
 申請は学生の保護者が行い、提供食品以外も買い足して一緒に詰め込める仕組み。7月中旬に発送したい考え。
 このほか、市空き公共施設利活用促進条例に基づく指定事業者の東光鉄工(同市)への旧雪沢小学校売却について「市民が実態を分かっていない」として説明を求める質疑があり、市長は「新規雇用が5人の計画だったことなどから減額措置を講じた。賃貸借は9割減の年74万円、譲渡額は約1200万円。市が維持して改修、解体すると1億円を超える。そうした意味でも決して安価な譲渡ではない」と述べた。

経済対策の第2弾など 全議案を可決、同意 北秋田市6月議会・閉会

2020-06-24
全議案を可決、閉会した北秋田市の6月定例議会本会議(市役所)
 北秋田市の6月定例議会は23日、最終本会議を開き、初日に提出した議案13件と追加提出した一般会計補正予算案の計14件を原案の通り可決、この日追加した監査委員の選任など人事案3件に同意し閉会した。新型コロナウイルス感染症に伴う緊急経済対策の第2弾となる補正予算では、「スーパープレミアム付き応援チケット」など六つの事業を計上した。
 可決したのは、2020年度一般会計補正予算2件と市職員の特殊勤務手当に関する条例および市消防職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正、工事請負契約の締結など。
 一般会計補正予算のうち初日に提出したものは、2億5056万9000円の追加で総額は268億5222万円。歳出には、地域おこし協力隊事業費591万1000円、校内通信ネットワーク導入事業1億1132万円などを計上。市内全ての児童・生徒用の学習用コンピューター(タブレット端末)1428台を整備する学習者用コンピューター購入費には7452万6000円を措置した。
 また、16日に追加提出した一般会計補正予算は、新型コロナウイルス感染症に伴う市独自の緊急経済対策の第2弾。歳入歳出にそれぞれ7億132万9000円を追加し、総額を275億5354万9000円とした。
 主な歳出は、中小企業事業継続支援事業補助金4992万5000円、宿泊者半額応援事業補助金5388万円、市が誇る観光文化施設無料招待事業補助金1586万2000円、地場産品発送業務委託2524万5000円、スーパープレミアム付き応援チケット事業交付金5億2500万円、新しい生活様式への対応支援事業補助金1275万円など。
 工事請負契約の締結は、鷹巣中央小と鷹巣南小を統合して開校する小学校の校舎となる旧鷹巣南中の大規模改造工事。一般競争入札により、芳賀工務店(北秋田市旭町、芳賀喜弘社長)との間で2億4365万円で契約する。
 この日追加提案した人事案のうち、市監査委員の選任は山形聡伸氏(64)=松葉町=に同意。市農業委員の任命は檜森正氏(78)=鷹巣字上家下=ら37人、坊沢財産区管理委員の選任は長崎正史氏(73)=坊沢字大野尻=ら7人にそれぞれ同意した。
 陳情は▽教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の陳情について▽日米地位協定の抜本的な見直しを求める意見書の採択▽地方財政の充実・強化を求める意見書提出についての陳情▽県主要農作物種子条例の制定を求める陳情書―の4件を採択した。
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