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大館市議会 旧正札の跡地利用など 議会報告会始まる 17日まで8カ所で

2019-11-15
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市民と意見を交わした議会報告会(大館市北地区コミュニティセンター)
 大館市議会の議会報告会が14日、市北地区コミュニティセンターを皮切りに始まった。定例会や4常任委員会の審議内容などについて市民と意見交換。参加者からは旧正札竹村本館棟跡地の利活用に関する質疑や、道路の渋滞緩和対策、歩道の除草・除雪に関する要望などが出された。17日まで計8カ所で開き、市民の声を吸い上げる。
 2015年度に施行した議会基本条例に基づき、年1回以上開催することにしている。初日は夜に二井田公民館でも開かれた。
 昼の北地区コミュニティセンターには議員13人が出席し、市民11人と意見を交わした。小棚木政之副議長は「市民の声を真摯(しんし)に聞き、議会活動に反映させたい」とあいさつ。建設水道、教育産業、厚生、総務財政の各常任委員長らが、定例会の議決結果や委員会の審査内容を報告した。総務財政委は本庁舎建設事業について、「8月末で進捗(しんちょく)率は17・8%で、2021年5月の開庁に向けて順調に工事が進められている」と説明した。
 出席した市民からは生活に密着した道路に関する要望が多く、「市道の歩道の草が伸び、登下校する児童にとっても危ない。冬には歩道に雪がたまり、除草や除雪を市でしっかり対応してほしい」、御成町や大田面などで「通勤時間帯に車が渋滞し、対策が必要」との声が上がった。「議員の中でも市道の草の管理がされていないと話題になった。改善するよう努力したい」と答えた。
 旧正札竹村本館棟解体後の跡地の利活用について質問があり、議員は「まだ何も決まっていない。利活用の仕方をどうするか考えている段階」と回答。市民から「子育て世代から要望の多い子どもの遊び場を整備してほしい。スポーツができる場所を市中心部につくるのもいいのでは」との意見が出された。「大町商店街のシャッター街を開けて、イベントを開いては」との提案もあった。
 「当局は市民の要望にすぐに対応してくれるが、事前に町内会への相談や、対応後の結果報告をしっかりやってほしい」との声も上がった。
 今後の日程は次の通り。
 ▽15日=田代公民館(午後2~4時)上川沿公民館(午後7~9時)▽16日=比内公民館(午後7~9時)城西小学校体育館(午後7~9時)▽17日=中央公民館(午前10時~正午)長木公民館雪沢分館(午後7~9時)

教育交流で授業に磨き 埼玉・八潮市の教諭ら 小坂小中で研修

2019-11-15
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所属クラスで授業を実践した八潮市の教員(小坂小)
 義務教育9年間の連続性・系統性を大切にした学び合いを目指し、小中共通の学習スタイルによる「小中一貫教育」を実践する小坂町は、同様に取り組む埼玉県八潮市と教育交流を続けている。小中一貫教育校の小坂小・中学校で派遣研修に臨んでいる八潮市の小中教員5人が14日、所属クラスで授業を実践。学びを実感するための授業の手法に磨きをかけた。
 小坂町は小中一貫教育を導入する際、一貫教育の先進地として知られる八潮市の協力を得て、取り組みを参考にしながら進めた。
 これがきっかけで、両市町は教育交流を実施。小坂町が展開する小中共通の学習スタイル「小坂スタンダード」を基に、八潮市も「八潮スタンダード」を取り入れ、授業を改善するなどして、深い学びの実現を目指している。
 派遣研修は、教員としての資質向上を図り、一貫教育の充実、発展につなげる狙いで2015年度から毎年行われている。市教委が派遣する中堅教員を選定し、本年度は11日から15日までの日程で、男女5人の教員が派遣された。
 研修4日目のこの日は、5人全員が所属クラスで授業を実践。大瀬小の和田政希教諭(35)は小4のクラスで道徳の授業を行い、多様な使い方ができる風呂敷を用いながら、日本に伝わる文化の大切さを児童に伝えた。
 和田教諭は「小坂町の子どもたちの人間性は、非常に素直で学習に対して前向きで、友達と協力して生活する姿に感銘を受けた。実践を通して共同的な問題解決能力を育む教育がされている」と振り返り、「学力の高さの秘密を探りたかったが、先生方の子どもたちに対する熱意や愛情、成長させるために授業を改善するなど、伸ばそうという姿勢に胸を打たれた。八潮市、埼玉県全域に広めたい」と充実感を口にした。
 八潮市教委の井上正人学校教育部長(59)は「違った環境の教育現場を見る機会をなかなか持てない中で、このような研修ができることは、若い先生方の将来にとって大きい」と強調。2年前に町教委の阿部千鶴子指導主事が八潮市で授業を行ったことに触れ、「あの授業が市の職員に大きなインパクトを与え、加速度的に浸透した。奇跡の授業だった」とし、小坂町との教育交流に感謝していた。

新型インフル 発生想定し合同訓練 北秋田市 病院、消防など対応確認

2019-11-15
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感染防護具の着脱手順を確認する参加者(北秋田市民病院)
 新型インフルエンザ患者の発生を想定した合同訓練が14日、北秋田市民病院で行われ、病院や消防、県の職員約50人が感染防護具の着脱や患者の救急搬送の手順を確認した。
 合同訓練は市民病院、市消防本部、県北秋田地域振興局鷹巣阿仁福祉環境部(北秋田保健所)が2016年度から毎年実施し、4回目。初期治療、搬送、疫学調査を担う3機関で対応や情報共有などを確認し、体制強化を図ることを狙いとしている。
 訓練では、鷹巣阿仁福祉環境部の小柗真吾部長が「対策行動計画やマニュアルを実行するには、日頃の訓練が必要。訓練で課題を共有し、対応を確認し意見をいただけたら」とあいさつ。市民病院の神谷彰院長は「意識を高めて対応できるようにしたい」と話した。
 患者と接触する職員が装着する感染防護具の着脱訓練では、病院職員がガウン型とつなぎ型の2種類の防護具について説明。参加者が実際にガウンやマスク、シューズカバー、ゴーグルなどを次々と身に着けた後、感染を防ぐために周囲の人と協力しながら防護具の外側に触れないよう丁寧に脱いでいった。
 このほか、新型インフルエンザの疑いがある人が保健所に相談し、消防本部に緊急搬送を要請する場合や、患者の家族が付き添いで来院する場合を想定した実働訓練が行われた。

住民票の旧姓併記可能に マイナンバーカードも 北鹿の申請まだ3人 女性の活躍を推進

2019-11-14
窓口ではポスターを掲示し、旧姓併記の制度を紹介している(大館市役所)
 住民票やマイナンバーカードに旧姓(旧氏)を併記できる制度が今月5日から始まった。結婚後も名字を変えずに仕事をする女性が増える中、さまざまな場面で旧姓を使いやすくしようと、政府が住民基本台帳法施行令を改正し、同日施行された。12日までに北鹿5市町村の窓口で併記の手続きをした人は3人にとどまっており、担当は「今後制度が浸透すれば、申請者が増えてくるのでは」と話す。
 政府が進める女性活躍推進の一環。公的な身分証明書となる住民票やマイナンバーカードに併記することで、就職や転職時、銀行口座の開設や生命保険、携帯電話など各種契約の際に旧姓を使用しやすくする狙いがある。
 希望者は、旧姓が分かる戸籍謄本等とマイナンバーカードまたは通知カードを持参し、居住する市町村の窓口で「旧氏記載請求書」を提出して手続きする。住民票は、氏名の隣や下に旧姓を記載する欄が新たに設けられた。すでにマイナンバーカードを取得している人は追記欄に、新たにカードを取得する人は名字と名前の間にかっこ書きで旧姓が表記される。
 手続きを行った後は、住民票の写しに現在の氏名と旧姓が必ず併記され、一方のみの表記はできない。必要がなくなった場合などは、旧姓を削除することもできる。
 大館市では本庁舎市民課窓口や比内、田代総合支所で申請を受け付けている。窓口にポスターを掲示し、11月の広報でも周知したが、12日までに手続きに訪れた市民はゼロで、問い合わせも寄せられていないという。同課は「旧姓で仕事をしている人などに申請してほしい。今後、旧姓を使いながら活動する場面がさらに増えてくると考えられ、制度が浸透すれば併記の動きも広がってくるのではないか」と話した。
 12日までに、北秋田市では女性3人が併記の手続きを行った。鹿角市、小坂町、上小阿仁村では申請に訪れた人はいないという。

「きりたんぽ」世界に発信 鹿角市のたんぽ小町ちゃん 「キャラさみっと」に初参加

2019-11-14
イベントの参加に向けて結束を強めたキャラクター。(左から)与次郎、いのっぴ、たんぽ小町ちゃん、ニャジロウ(鹿角市民俗資料館)
 鹿角市内外のイベント出演やCM出演を果たし、知名度と人気度を高めている同市のイメージキャラクター「たんぽ小町ちゃん」が、国内外300種類以上のご当地キャラクターが集まるイベント「世界キャラクターさみっとin羽生」(23、24日・埼玉県羽生市)に初めて参加する。当日は出身地をPRする場が設けられ、小町ちゃんは、鹿角市発祥の「きりたんぽ」を世界へ向けて発信しようと意気込んでいる。
 イベントは羽生市などの主催。まちおこしのために活躍しているご当地キャラクターのPR、情報交換などを目的に始まり、本年度で10回目。前年度は39都道府県と海外3カ国から325体が参加し、2日間で27万人が来場した。
 小町ちゃんの参加は鹿角市が申し込み、審査を経て決定。同時に鹿角市の自殺予防キャラクター「いのっぴ」の参加も決まった。本県からは、上小阿仁村のマスコットキャラクター「こあぴょん」などを含む計6体が参加する。
 13日、イベントに参加する4体が鹿角市民俗資料館に集合。小町ちゃん、いのっぴと親交のある秋田市のエリアなかいちマスコットキャラクター「与次郎」と、猫キャラクター「ニャジロウ」がイベントに向けて気勢を上げた。
 与次郎、ニャジロウはイベントに前年度も参加しており、初めて参加する小町ちゃん、いのっぴにとっては頼もしい兄貴分。「オール秋田」でイベントへ参加するため、結束を強めた。
 イベントでは、キャラクターがステージで出身地をPRしたり、関連グッズを販売したりする。グルメブースもあり、鹿角市の「みそつけたんぽ」などが販売される。
 イベントを通して、来場者が各地のご当地キャラクターに好意を寄せ、ファンとして出身地を訪れるなど、観光につながるケースもあるという。
 鹿角市産業活力課の黒澤香澄政策監は「きりたんぽの発信や、鹿角市の知名度の向上を目指し、盛り上げてきたい」と話している。
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鷹巣小にタイ教育視察団 北秋田 「探究型」授業に関心

2019-10-18
探究型授業を視察するタイの教育関係者ら(鷹巣小)
 本県と教育交流を図っているタイの教育関係者ら29人が17日、北秋田市鷹巣小学校(遠藤元博校長)を訪れ、本県独自の「探究型授業」を視察した。
 本県とタイは、グローバル社会に対応した授業モデルの構築を共同研究している。タイ国内では小学3校、中学1校が研究協力校として、子どもたちが主体的に学ぶ本県の「探究型授業」を導入。昨年に続き、研究協力校の校長らが15日から来県していた。
 視察は16日に秋田市内の支援学校、17日に鷹巣小で行われた。18日は鷹巣南中の予定。
 鷹巣小では6年生58人が、太鼓演奏「鷹っ子ばやし」で一行を歓迎した。
 遠藤校長は「特別な授業はしていない。毎日していることを見てもらいたい」とあいさつし、同校で取り組む「探究型授業」を説明した。「学習の見通しを持つ」「自分の考えを持つ」「集団(ペア、グループ)で話し合う」「考えを発表する」「まとめる」の流れで授業を進めているという。
 公開された授業でも、黒板に授業の流れを示すマグネットプレートが張られ、児童たちが話し合いながら積極的に学んでいた。タイの校長らは通訳を介して授業内容に理解を深め、メモを取ったりスマートフォンで撮影したりし、参考にしていた。
 

花輪駅前広場 整備工事 来月から本格化 鹿角市 施工スケジュールを周知

2019-10-17
整備工事が本格化する鹿角花輪駅前広場(鹿角市花輪)
 鹿角市が2020年7月末の完成を目指し、先月着工した鹿角花輪駅前広場整備工事は、六つの区間ごとに工事が進められる。来月から工事が本格化するのを前に、市都市整備課では施工予定スケジュールを周辺住民に周知するとともに、工事期間中の市民らの協力を呼び掛けている。
 駅前広場の整備は、まちの玄関口としての魅力向上や交通結節点としての利便性、待合環境の向上、花輪ばやしやイベントによるにぎわい創出などが目的。用地取得などを経て、9月下旬に着工した。この間、広場南側に新たな観光案内所を建設し、6月21日にオープンしている。
 広場の面積は従来の約2400平方㍍から3902平方㍍に拡大する計画。ロータリー形状とし、車道は2480平方㍍、歩道(幅5㍍)は907平方㍍。ロータリー内側にはタクシープール(12台)や一般駐車場(13台)などを配置する。整備工事の契約額は1億9514万円。
 市によると社会資本整備総合交付金を活用した工事であるため、工期は来年3月末までとしているが、国からの繰越承認が得られ次第、同7月末まで延長する予定。
 整備は六つの工事区間(①~⑥)に分けて順次進める。このうち、ロータリー中央部分(工事区間①)は9月末~10月にモニュメント等の撤去を計画。
 11月から来年5月末までは広場北東側の歩道部分等(同②)、広場南東側の歩道部分等(同③)、駅舎側の歩道部分等(同④)で側溝、消火栓配管、電気配線・基礎、さく井、消雪配管などの工事を順次行う。
 同6月~7月末はロータリー北側(同⑤)と南側(同⑥)を含めて各工事区間の路盤、舗装、ポールコーン・サイン類設置などの工事を計画。花輪ばやし前までの完成を目指している。
 工事に伴いロータリー部分への駐車を制限し、JAかづの駐車場内に臨時の駐車スペースを確保している。
 市は「ご不便をかけるが、工事へのご理解、ご協力をお願いする」としている。
 一方、市民団体「声良鶏銅像の設置を考える会」(奈良東一郎代表)が駅前への設置を要望している声良鶏銅像は、ロータリー中央部から9月下旬に撤去された。市は年内に駅から離れた横町の歴史民俗資料館に移設する方針。
 

危険ブロック塀 撤去工事14件を補助 大館市 制度創設から1年 広く利用呼び掛け

2019-10-17
 地震で倒壊の恐れがあるブロック塀について、大館市が撤去支援事業を創設して1年がたった。これまで14件の工事に補助金を交付。いずれも個人所有で、通学路沿いの撤去が目立つ。町内会や法人、住民登録がない人も対象になることから広く活用を呼び掛けている。
 昨年6月に発生した大阪北部地震で通学路のブロック塀が倒れ、女児が下敷きとなって死亡した事故を受けて昨年10月に創設。個人・町内会の場合は撤去工事費の2分の1(上限10万円)、法人には3分の1(上限8万円)を補助する。
 都市計画課によると、初年度は5件に計41万5000円を交付した。本年度は20件分を見込んで166万円を予算措置し、16日時点で申請11件のうち交付9件、取り下げ2件となっている。それぞれ塀に劣化や損傷があり、通学時の子どもの安全対策として撤去に踏み切るケースが見られるという。
 対象は道路や公園に面している高さ1㍍以上のブロック塀やコンクリート塀、石積み塀などで、▽塀の高さが2・2㍍以下か▽厚さは10㌢以上か▽控え壁があるか▽コンクリートの基礎があるか▽傾き、ひび割れはないか▽塀に鉄筋は入っているか―などのチェックポイントに一つ以上の不適合がある場合。高さ60㌢以下になるよう解体撤去することを条件としている。
 ただ、基礎部分の頑丈さが確認でき、上部を全て撤去する際は工事後60㌢以上でも認める。塀と一体になった門柱を撤去する場合も補助対象とする。塀がある土地を借り受けて居住している市民は、所有者の同意があれば制度を利用できる。
 高さ2㍍、長さ10㍍のブロック塀を撤去する場合の相場は20万円程度。制度利用は1敷地1回限り。私有地を隔てるなど道路に面していない塀の撤去や補修、再設置は対象外。着手前に交付申請を行い、市内に本店を置く建設業・解体業の法人か個人事業者と契約することを要件としている。問い合わせは建築指導係(☎0186・43・7083)。
 

上小阿仁村 「持続可能な村」つくる 20年度予算編成方針 過去の慣例にとらわれず

2019-10-17
中田村長が方針を示した予算編成会議(上小阿仁村開発センター)
 上小阿仁村の2020年度当初予算案の編成会議が15日、開発センターで開かれ、各課の担当職員に村の財政状況を踏まえた編成方針が示された。5月に就任した中田吉穂村長にとっては今任期で初めて、最初から手掛ける予算案。「持続可能な村をつくる」との方針を掲げながら「事業による成果や、村の将来に役立つのかなどを考えながら、編成してほしい」と指示した。
 村総務課によると、本年度の普通交付税は消費税率の引き上げに伴い、前年度比約1300万円増の13億5700万円となった。一方で、臨時財政対策債の発行可能額は対前年度比28・5%減となるなど、今後の見通しは非常に厳しいものとなっている。
 20年度予算案の編成に当たっては「地域活性化に結び付ける施策の具体化を図るため、過去の慣例にとらわれることなく創意工夫をこらし、補助金や交付金を効果的に活用して住民サービスの維持、村の諸課題解決を図る」ことを、基本的な考え方として示した。
 この日の会議で中田村長は「安心安全で住みやすい上小阿仁村をつくる。そして、村がこれからも持続していく。そうした予算をまとめたい」との考えを説明。「事業を行ってどんな成果が出るのか、村の将来にどう役立っていくのかを考え、効果を上げるものにしてほしい」と述べた。また、「ここ数年、集落からの要望に応えていない面がみられた。新年度からは優先順位をつけながら、要望に応えていく」ことも求めた。
 続いて、総務課長らが留意事項などを説明。「全ての事務事業について内容を検証し、効果を上げられるよう検証を行うこと」や「決算時に多額の不用額が生じないよう、積算根拠を明確にすること」などが指示された。
 各課からの予算要求の締め切りは11月18日。総務課長による審査のあと、12月中旬から村長査定を行い、2月下旬に村議会へ示す。
 

きりたんぽグランプリ レストランいずみが連覇 3日間で11万5千人来場

2019-10-16
きりたんぽグランプリ表彰式で賞状などを掲げるレストランいずみの関係者
 第47回本場大館きりたんぽまつりは最終日の14日、前日に続く好天で、会場のニプロハチ公ドームは多くの観光客や家族連れでにぎわった。第5回きりたんぽグランプリは白沢通園センターレストランいずみ(大館市)が連覇を果たした。主催の大館食の祭典協議会(小松和志会長)は3日間の来場者を11万5000人と発表した。
 グランプリは12店が参加。来場者が2店舗のきりたんぽを食べ比べ、5段階で採点して平均点を集計。その結果、レストランいずみが4・42点で最高賞に輝いた。有効票は1226票。準グランプリには、北秋くらぶ、食の工房戸沢、ベニヤマきりたんぽ工房が選ばれた。
 表彰式では、白沢通園センターの庄司馨施設長が「プレッシャーはあったが、スタッフ一同協力して頑張れた。本当にありがたい」と喜びを語った。
 協議会によると、来場者の内訳は初日2万人、2日目5万5000人、最終日4万人。初日は台風の影響を受けたが、好天に恵まれた2日目以降は数字を伸ばした。有料駐車場を利用した1565台のうち、県外は32・7%、青森、八戸ナンバーが目立った。きりたんぽの販売数は2万3000食、たんぽ焼き体験は2200本だった。
 
 
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10月から幼保無償化 実費負担の副食費 北鹿3市町村は無料に

2019-09-30
 国の幼児教育・保育無償化が10月から始まる。幼稚園や保育園、認定こども園などを利用する3~5歳児と低所得世帯の0~2歳児の保育料が無償化される。保育料に含まれていた給食の副食(おかずなど)費は無償化から外れて実費負担となるが、年収360万円未満の世帯と第3子以降は国が費用を免除、360万円以上の世帯は県と市町村の助成で負担軽減を図る。北鹿地方では鹿角市、小坂町、上小阿仁村がこの助成に上乗せし、副食費も無料とする。
 国の制度で無償化となるのは、幼稚園や保育所、認定こども園などに通う3~5歳児と住民税非課税世帯の0~2歳児。認可外保育施設の利用は保育の必要性が認定された場合、3~5歳児は月額3万7000円を上限に、0~2歳児は住民税非課税世帯を対象に月額4万2000円までの利用料を無償化する。
 3~5歳児の幼保無償化から外れるのが、おかずやおやつなどの副食費。保育園ではこれまで主食費は実費徴収で、副食費は保育料に含まれてきた。国は年収360万円未満の世帯と第3子以降を対象に副食費を免除。年収360万円以上の世帯には、県と市町村が共同で行う「すこやか子育て支援事業」で、半額か4分の1を助成する。多子世帯など全額助成される世帯もある。
 北鹿の5市町村のうち、小坂町と上小阿仁村は助成をさらに上乗せし、副食費を無料にする。鹿角市は所得制限を設けるが、「市内の3歳児以上のほとんどの世帯が無料の対象となる」と説明。上小阿仁村の担当は「保育料が無償で、副食費が発生すると負担感がある。子育て世帯の支援として無料にすることに決めた」と話す。
 大館市で幼保無償化の対象となる3~5歳児は幼稚園や保育園、認定こども園、へき地保育所を利用する約1200人。子ども課によると、市立保育園では10月から副食費を月4500円に設定。主食はご飯を持参しているため、実費負担分は助成後の副食費となる。同課は「保護者には9月中旬に副食費助成の申請書とチラシを配布した。10月以降に負担増となる世帯はなく、制度を周知していきたい」と話した。

巨樹、古木に驚き 鹿角地域観光再発見 県北一の門杉など巡る

2019-09-30
門杉を見学する参加者(大円寺)
 鹿角市内に点在する巨樹や古木をバスで巡る学習会が29日、同市十和田、花輪地区で行われた。主催した十和田地域づくり協議会の地域観光再発見実行委員会(三上豊委員長)によると巨木巡りの企画は市内初といい、参加者がその雄姿に目を見張りながら由来や地域の歴史などにも理解を深めた。
 本年度「市民のチカラ事業『地域観光再発見』」の一環。タイトルは「市内の巨樹・古木を訪ねて」。森林や樹木、悠久の歴史を語る地域のシンボルとして、地域学習を兼ねて初めて実施した。
 地元鹿角をはじめ大館、北秋田から18人が参加。案内人は大湯郷土研究会副会長でもある三上さん。東北巨木調査研究会の五十嵐洋さん(大館市)が一般参加し、関連情報を提供した。
 大湯支所前で開会行事を行い、三上さんは「鹿角には藩政期に幕府巡見使が通った歴史街道が残っている。木を見るだけでなく、歴史も踏まえながら歩きたい」とあいさつ。
 この後、参加者はバスで移動し、大円寺の門杉(もんすぎ、大湯)、毘沙門神社のケヤキ(一本木)、左多六とシロ公園のイチョウ(下草木)、愛宕神社の大カツラ(級ノ木)、金澤家の大グリ(鶴田)、神明社の親杉(松山)、千手観音堂の大ケヤキ(大欠)の7カ所を訪ねた。
 このうち大円寺の門杉はスギでは県北一の大きさで、幹周り9㍍、樹高47㍍、推定樹齢500~600年。県の天然記念物に指定され、伝承では樹齢2000年ともいわれる。かつては2本で一対になっていたとされるが、藩政期中頃の山崩れで山側のスギが失われ、谷側のこのスギだけが残ったという。
 三上さんは木の特徴や由来、付近の文化財などを説明。参加者は熱心に耳を傾けていた。
 北秋田市の白川正信さん(73)は「こんなにでかいスギは見たことがない。来てよかった」と話し、雄姿を写真に収めていた。

大沢さん(大館)「復興のごう音」 ラグビーW杯日本大会 釜石で選手入場曲演奏

2019-09-30
選手入場曲を演奏する大沢さん㊥(釜石鵜住居スタジアム)=佐藤さん提供
 日本チームが優勝候補を破り国内を歓喜に沸かせている、ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会。25日、岩手県釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで開かれたフィジー―ウルグアイ戦で、大館曲げわっぱ太鼓の奏者・大沢しのぶさん(44)=大館市=らが選手入場曲を演奏した。東日本大震災の被災地から太鼓を借り受け、「復興の音色」で大会の盛り上げに一役買った。
 大会のセレモニー担当者から出演の打診を受けたのは、茨城県出身の和太鼓奏者・寺門勝さん。寺門さんが東北ゆかりの大沢さんと、大館市内でワークショップなどを開く津軽笛奏者・佐藤ぶん太さんに声を掛け、3人に決まった。
 同スタジアムは、震災被災地で唯一のW杯会場で、復興の象徴とも言える場所。大沢さんは、同県陸前高田市の知人から直径約1㍍の平胴太鼓を借り受けた。青空の下、両国選手の入場時に「RWC2019アンセム」に合わせて大災害を経験した太鼓の音色をとどろかせた。続いて、選手や観客らが犠牲者に黙とうをささげた。
 試合開始前には会場周辺で、3人がゲリラ的におもてなし演奏したほか、観客への演奏体験や他バンドとのセッションなどで盛り上げた。
 大沢さんはこれまで、国内で開かれた国際スポーツ大会では、世界バレー(06年)開会式、U―20女子サッカーW杯(12年)の2度、演奏している。今回の観客は国内外の1万4000人余り。「一生に一度あるかないかの大きな国際大会。選手や関係者の緊張感、満員の観客の歓声や拍手は貴重な経験。復興はまだ半ばではあるが、今後も支援を続けていく気持ちを新たにした」と話した。
 日本チームは世界ランキング9位。初の8強入りを目指す中で28日、1次リーグA組第2戦で同2位のアイルランドを19―12で撃破した。10月5日にサモア、13日にはスコットランドと対戦し、上位2チームが19日以降の決勝トーナメントに進む。

パラリンピック 日本とタイ「絆の輪」を ボッチャ日本代表も 大館で市民と交流会

2019-09-29
交流試合でボッチャのタイ、日本両代表が白熱の攻防を繰り広げた(タクミアリーナ)
 2020年東京パラリンピックに向けた事前合宿で大館市に滞在しているタイのボッチャ・陸上競技両代表チームを迎えた「パラアスリートとの交流会」が28日、同市のタクミアリーナで開かれた。ボッチャのタイ代表と日本代表「火ノ玉JAPAN」が交流試合で世界トップレベルの技術を披露したほか、両競技のタイ選手19人が競技体験やゲームを通して来場者約150人と触れ合った。
 市主催。同市を訪れているタイ代表からはボッチャの選手7人とコーチ8人、陸上の脳性まひクラスの選手12人とコーチ7人らを招いた。27日から大館で合同合宿をしているボッチャ日本代表選手4人も参加した。
 開会式で福原淳嗣市長は「アスリートの技術、挑戦をする姿に触れてほしい。パラスポーツに親しむとともに、日本とタイの間に大きな絆の輪が芽吹くことを願う」とあいさつした。
 初めに16年リオパラリンピックのボッチャチーム戦で金、銀メダルを獲得したタイ、日本両代表が特別ルールの交流試合を実施。1―1で延長に突入した熱戦は、最終第3エンドで日本が1点を奪い2―1で勝利した。選手は投球でジャックボール(目標球)にぴたりと寄せたり、相手ボールをはじいてコースを空けたりして世界トップレベルの技術を披露。スーパーショットの連続に、会場からは歓声が上がった。
 来場者たちはボッチャ体験で両代表とプレーしたり、パラ陸上のタイ選手とリレーゲームをしたりして触れ合った。助言を受ける姿や記念撮影をする姿などが見られ、会場には笑顔が広がった。
 奥村史華さん(国際情報高1年)は「ボッチャの選手の技術はすごく、毎日練習すれば1番になれるんだと励まされたような気持ち。楽しかった。多くの人にパラスポーツを知ってほしい」と話した。
 ボッチャ日本代表主将の杉村英孝選手は「観客がたくさんいて緊張感があった。タイ代表と合宿をできたのは良い経験。初めて秋田に来たが、『すごいね』と声を掛けてもらった。応援を力に変えて頑張りたい」と語った。
 ボッチャ個人世界ランキング1位のタイ代表、ウォラウット・セーンアンパー選手は「日本代表と意見交換をできて良かった。皆さんと交流もできてとても楽しかった。(大館は)料理もおいしいし、また来たい」と笑顔を見せた。
 この日、市はタイ代表を応援するために作成した横断幕も公開した。東京大会の観戦ツアー企画も検討している。

機械操作やキノコ栽培 鹿角で親子7組 森林の役割に触れる

2019-09-29
ハタケシメジの菌床をプランターに入れる参加者(鹿角地域振興局)
 鹿角地域振興局の親子森林教室が28日、市内の森林などで開かれた。高性能林業機械の操作やキノコの菌床栽培を体験し、林業への理解を深めた。
 森林を理解する事業として、植林や森林内の散策など行ってきた。さらに理解を深めるため、樹木がどのように利用されているかを知り、山の恵みを実感する機会にしよう、と今回の教室を計画した。
 鹿角地域をはじめ大館市、北秋田市から7組、14人の親子が参加した。花輪の振興局庁舎に集合し後、大湯地内の森林に移動、プロセッサとフォワーダの高性能林業機械による玉切りや集材の作業を見学し、操作を体験した。
 作業体験の後は、振興局に戻り、キノコの役割を学んだ。昆虫や植物の成長に大きく貢献しているキノコ。県林業研究研修センターの菅原冬樹部長から分かりやすく説明を受けた。
 実際に、ハタケシメジの栽培に挑戦。プランターに菌床を入れ、土で覆う作業を行った。振興局の担当者によると、来月には食べることができまでに成長するという。参加者はプレゼントとして自分が作業したプランターを自宅に持ち帰った。
 市内から、母親と参加した菊沢榮太さん(6)は、「機械の操作は木を切ることができて、面白かった」と話し、キノコの菌床をプランターに入れながら、成長を楽しみにしている様子だった。
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