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大館市 ボランティア30分→1㌽ 20㌽以上で商品券に シニアポイントいきいき事業

2019-07-24
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申請時に配布するポイントカード
 大館市は、65歳以上の市民がボランティア活動を行ってポイントを集め、地域限定商品券と交換できる「シニアいきいきポイント事業」を始める。介護や保育施設で30分活動すると1㌽を付与し、ポイント数に応じて最大5000円分の商品券を交付する。初年度は参加100人を目標に掲げ、長寿課は「高齢者の社会参加を促し、介護予防につなげたい」と話す。8月から各施設で活動を開始する。
 現在、市で展開している「健康ポイント事業」と同様の事業。介護保険の地域支援事業の中で、本年度立ち上げた。対象は65歳以上の市民。参加する市民の申請を7月から受け付けており、8月1日から各施設で活動を開始する。
 長寿課によると、ボランティアを受け入れるのは、介護施設や地域包括支援センター、保育施設など市内の55事業所。対象となる活動は、▽レクリエーションの参加支援▽行事の手伝い▽利用者の外出や移動の補助▽利用者の話し相手や傾聴▽お茶出しや食堂内の補助▽洗濯物の整理▽病院内の付き添い▽除雪―など。30分程度の活動で1㌽を付与し、1日上限4㌽、病院内の付き添いと除雪は1日上限8㌽をためることができる。
 参加希望者は、長寿課に申請し、ボランティア保険(市負担)に加入する。自ら受け入れ施設に連絡して活動日を調整し、活動後、ポイントカードにスタンプを押してもらう。来年3月末までポイントをため、▽20~39㌽=1000円▽40~59㌽=2000円▽60~79㌽=3000円▽80~99㌽=4000円▽100㌽=5000円―の地域限定商品券と交換できる。交換期間は来年3月2日~4月30日。
 長寿課は「月2回程度の活動で十分にポイントをためることができる。高齢者に生きがいを感じてもらい、介護予防を促進したい」と狙いを挙げる。専門職以外ができる作業を手伝うことで、人手不足が深刻な介護現場などの負担軽減にもつなげたい考え。「今までボランティアの経験がない市民も参加しやすく、楽しんで取り組めるようにしたい。いずれは地域での有償ボランティア活動、支え合いの仕組みづくりにつなげたい」としている。
 申請は市総合福祉センター内の長寿課で受け付ける。印鑑が必要。問い合わせは同課(☎0186・43・7056)。

焼山噴火、徒歩で避難 東北電力、鹿角署など 訓練で連携強化

2019-07-24
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負傷者を簡易担架で運び出す参加者ら(八幡平ベコ谷地)
 鹿角市八幡平と仙北市にまたがる秋田焼山(標高1366㍍)の、噴火警戒レベルが4(避難準備)に引き上げられたことを想定した「火山災害救助訓練」が23日、標高1062㍍地点にある八幡平の東北電力澄川地熱発電所周辺で行われた。同発電所、警察、消防が合同で実践的な訓練を行い、連携強化を図った。
 鹿角署の協力を得て2016年から行っている。同発電所の関連会社、市、環境省の関係者らを合わせて31人が参加した。
 噴火警戒レベルが1から4に引き上げられ、アクセス道が通行不可能となり、現場にいた所員らが徒歩で避難するという想定。所員は蒸気基地の運転を停止する模擬訓練を実施した後、同発電所周辺の登山道から入山し、約1・5㌔先の後生掛を目指した。
 途中、1人が足を負傷して歩行困難になると、119番へ連絡し、救助を要請。後生掛から入山した警察、消防の救助隊とベコ谷地付近で合流した。合流地点では応急手当した負傷者を簡易担架で運び出し、参加者全員が再び後生掛を目指して避難を開始。それぞれが行動や連絡の手順などを確認していた。
 同発電所の川邉浩所長は「警察、消防と合同で行うことにより、通報や避難などをより実践的にでき、所員の危機管理意識の高揚にもつながった」と話した。

少年硬式野球 「秋田北」で全国大会へ 北秋田 鈴木、清水選手が抱負

2019-07-24
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津谷市長㊧に決意を語る鈴木㊥と清水(北秋田市役所)
 少年硬式野球「秋田北リトルシニア」に所属し東北大会初優勝に貢献した北秋田市出身2選手が23日、市役所を訪れ、喜びを報告した。全国大会(8月1日・東京都)に向け「まず1勝し神宮球場でプレーしたい」と意気込みを語った。
 2選手は鈴木康介内野手(14)と清水香潤外野手(同)。いずれも鎌沢在住で合川中3年生。早い時期から硬式球に慣れようと「秋田北」に所属し、潟上市内の球場に通って週5日の練習に励んでいる。
 秋田北はOBに金足農高を甲子園準優勝に導いた吉田輝星投手もいる強豪クラブ。7日の東北大会決勝で3連覇を狙う「東北楽天」(宮城)を相手に打線が爆発。12―2で優勝を飾った。
 2選手とチームの進藤康樹事務局長らが津谷永光市長に東北Vを報告、優勝メダルを披露した。
 全国大会では初日の1日、所沢市で関東代表の「友部」(茨城県)と対戦する。勝つと、次の試合会場は神宮球場。2選手があこがれてきた舞台といい、鈴木内野手は「まず1勝して神宮へ行きたい。かなりの強豪ばかりだが決勝まで行けたらいい」と抱負を述べた。清水外野手も「試合に出る機会が少なくてもベンチで声を出し、チームに貢献したい」と闘志を燃やした。
 津谷市長は「東北優勝おめでとう」とたたえ「全国大会でも普段通りの力を出してほしい」と激励した。

当選から一夜、寺田氏が抱負 「苦しむ人のため働く」 生活者の実感大切に

2019-07-23
取材に応じる寺田氏(秋田市御野場の事務所)
 野党統一候補として保守王国に風穴を開ける勝利を飾った激戦から一夜明け、本県選挙区で初当選した無所属新人の寺田静氏(44)は「肩にのしかかる責任の重さを感じている。生活者の立場から、いま苦しんでいる人のために働きたい」と抱負を語った。
 勝利に沸いた前夜、眠りに就くことができたのは日付が変わってからの午前2時すぎ。5時間半後には起床して子どもの朝食を用意。テレビを見た子どもから「ママおめでとう」の言葉が贈られた。午前10時ごろに秋田市御野場の事務所を訪れ、報道陣の取材に応じた。
 大物が相次いで秋田入りするなど総力を挙げた戦いを繰り広げる与党候補を相手に、2万票余りの差をつけての勝利。当選の実感は「少しずつ」感じているが、勝利の喜び以上に「責任の重さの方が今は大きい」と表情を引き締めた。
 家庭や子育てと政治を両立させていくには並大抵ではない大変さが予想される。「仕事や育児を放り投げてしまえば生活者としての感覚が薄れてしまう。そこを放棄してしまえば、私が政治に感じていた閉塞(へいそく)感を生んだ状況に加担してしまうことになる。生活者としての実感を失わないようバランスを取っていきたい」と決意を強くする。
 国政の場で最初に取り組みたいことについての質問には、「いま苦しい状況にある人のために働きたいという思いが強くある。それがどの分野になるのか、まだ探り切れていないところもあるが、苦しんでいる人のために頑張りたい」と話した。
 勝利の要因になったとみられるイージス・アショア問題については「配備を阻止するためあらゆることをする。議員としてできる行動を最大限とっていく」と力を込めた。
 今後の活動については「無所属では希望する委員会を選べず、質問する時間もほとんどない。私に思いを託してくれた人たちにとって本意ではないと思う。訴えてきたことを実現するため近道と思われる手段をとりたい。応援してくれた人たちと相談し、会派なのか党なのか所属して、活動できる環境を整えたい」との考えを示した。

大館産「朝採れ枝豆」 県内初 収穫日に都内へ 秋田犬ツーリズム 「日本一新鮮」売りに

2019-07-23
朝採れ枝豆のさらなる消費拡大を誓った関係者(プラザ杉の子)
 地域連携DMO(観光地域づくり法人)秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は、29日から大館市産の「朝採れ枝豆」を都内の飲食店に提供する。収穫した日に空路で都内に届ける、県内では初めての取り組み。鮮度保持袋を使用し、ほとんど風味を損なわずに流通できるのが特徴。22日、関係者らが同市のプラザ杉の子で会見し、「日本一新鮮な枝豆」として消費拡大、知名度アップにつなげようと意気込みを語った。
 会見には福原淳嗣大館市長、中田会長、鮮度保持袋を扱うモアディバイスの佐々木直樹社長(同市出身)、同市のファーム畠山の畠山博実さん、佐藤ファームの佐藤謙一さん、県麺類飲食生活衛生同業組合の渡部常雄支部長が出席。中田会長が概要を説明した。
 説明によると、各地のブランド枝豆に対抗するため、朝に収穫した枝豆をその日のうちに加工する「朝採れ枝豆」の市場評価や付加価値の向上を目指しているが、さらなる消費拡大、地域の知名度アップにつなげようと、都内への流通を企画。本来は9月が最もおいしい時期とされるが、都内での夏季商品として7、8月に提供する。
 期間は29日から8月31日まで(水、日曜日、お盆を除く)。1袋2㌔入りで、1日50㌔を目安に流通する。午前8時までに収穫し、その後洗浄、梱包、出荷し、大館能代空港の午前便で羽田空港へ。午後4時までに空港から指定された飲食店(10店舗を予定)へ運ばれる。出荷までの時間を短縮するため、「無選別」を取り入れる。
 枝豆は、収穫から飲食店到着までの積算温度が300度を超えると食味成分が2割低下するとされるが、約75度で提供することが可能。さらに鮮度を保つため、同社が開発した生分解する鮮度保持袋「アピノンキーパー」を使用。エチレンガスの分解、抗菌・防カビ機能などがある。
 畠山さんは「自分たちで生産した枝豆がこういう形で世に出ることがうれしい。新鮮な枝豆の生産に、これからも一生懸命頑張りたい」、佐藤さんは「昨年より2週間早い13日から収穫している。無選別でも品質の良いものを届けられるよう、頑張りたい」などと意気込みを語った。
 8月4日には「銀座みもざ館」で朝採れ枝豆の販売イベントを開催する。大館市内でも29日から居酒屋やスナックなど5店舗に提供する。
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第6次行革大綱「目標達成」6割超に 大館市18年度 ふるさと納税推進など

2019-06-17
 大館市は、第6次行財政改革大綱の2018年度実施状況をまとめた。証明書のコンビニ交付やふるさと納税の寄付用途追加などを行い、16年度から4年間で設定した推進課題54項目のうち33項目(61・1%)が「目標達成」。最終年度に入り、「持続可能なまちづくりを支える行財政運営を基本として引き続き社会情勢の変化を踏まえた改革に取り組む」としている。
 基本方針3点のうち「市民が活躍できるまち」では、ふるさと納税制度を活用してインターネットで資金を募る「ガバメントクラウドファンディング」を行い、5月8日に本オープンした観光交流施設「秋田犬の里」の展示室や控室の整備に活用した。
 2点目の「信頼される行政サービス」では、3月に証明書のコンビニ交付を開始、4月から市税などのコンビニ収納を展開している。大手広告代理店・電通(東京)幹部社員と若手職員のワークショップを開催し、将来の大館市を担う人材育成にも取り組んだ。
 3点目の「将来に向けた健全な財政運営」は、債権の運用に伴い9200万円超の利息と売却益で増収を図ったほか、ふるさと納税の寄付用途に「子ども教育支援」「秋田犬関連に関する事業」を追加して寄付額の大幅増につなげた。
 こうした取り組みで、民間アイデアの募集や大学・企業との連携強化、コンビニ活用、職員研修の充実、ふるさと納税の推進など54項目の推進課題のうち、18年度までに33項目で目標を達成。「一定の成果を挙げることができた」としている。
 行財政改革は地方交付税の削減、高齢化社会の到来、地方分権の進展などを受け、1995年に第1次大綱を策定。経費節減や申請事務の簡略化、組織機構の見直し、民間資本の活用などに取り組んだ。第5次大綱の財政効果は約5億円、課題の達成率は約7割だった。

就職に役立つ資格を 県北自動車学校 高校生招待し実技講習

2019-06-17
バックホーなどの実技講習を受ける高校生(県北自動車学校)
 北秋田市綴子の県北自動車学校は16日、高校生を対象とした小型車両系建設機械の無料実技講習を行った。市内や大館市の高校生約50人がバックホーやホイールローダーの運転、操作方法などを学び、進路に役立てた。
 県北自動車学校は自動車の運転教習のほか、技能講習センターとして建設機械の運転技能講習や特別教育を行っている。無料講習は創立55周年を記念した事業の一環。免許取得のため毎年同校を利用している高校の生徒を招待し、就職に役立つ資格を取得してもらおうと初めて実施した。
 講習は、機体質量が3㌧未満のブルドーザーなど計6種類の小型車両系建設機械を運転する資格を取得するための特別教育。運転免許なしで受講でき、駐車場などの除雪作業にも利用できる。自動車学校によると、受講者は建設業や医療機関、運送業など多業種にわたり、近年は個人で取得する人も多い人気の資格だという。
 秋田北鷹、大館桂桜、大館国際情報学院高の3年生から希望者約50人が受講した。講習は実技、学科合わせて2日間の日程。実技講習ではホイールローダーとバックホー2台ずつを使用し、一人一人交代しながら運転に挑戦した。
 参加者は講師のアドバイスを受けながら、教習コース外でアームを動かしたり転回したりするなど簡単な操作を体験。次第に慣れてくるとコース内の道路の走行や、ショベルで土を掘るなど実際の作業で使われる操作を学んでいた。
 北鷹高生物資源科の田村仁悠人(みゅうと)さん(3年)は「車内の機械が複雑で操作が難しかった。初めての運転だったので緊張したが、講師の方が一から教えてくれたので楽しくできた」と話していた。

来館が好調、8万人超 観光交流施設「秋田犬の里」 本オープンから1カ月

2019-06-16
来場者数が好調な秋田犬の里。さらなる誘客へ課題も(大館市御成町)
 大館市観光交流施設「秋田犬の里」がJR大館駅前(御成町)に本オープンして、1カ月余りがたった。来館者は大型連休前のプレオープンから8万人超と好調。一方、案内の不十分さや展示内容などに関する課題も散見され、市は新規客やリピーターの獲得に向けて早くも改善策を迫られている。
 「今後が心配」「絶対に負の遺産にしてはならない」
 14日の市議会6月定例会一般質問。通告した議員2人が秋田犬の里に対する思いをぶつけ、福原淳嗣市長の考えをただした。
 議員によると、駐車場への案内看板がなく、駅から施設正面に進んでも分かりにくい。建物の西・東側出入り口は「従業員通用口のような造り」でやはり案内がない。西口側に障害者用駐車場があるのに、インターホンを設置しているのは正面出入り口だけという。
 外観については「駅から見ると何の建物か判然としない。辛うじて『秋田犬の里』の文字が見える程度」と指摘。「観光拠点を掲げる割には案内所を示すインフォメーションマーク『i』も小さく、もっと駅から見えるよう大きくすべきだ」と訴えた。
 観光案内所に関しては「パンフレットが分散配置され、円滑に案内できないのではないか」、展示について「吸引力のある施設にしようとするなら滞在時間を延ばす方策など早い時期に見直しが必要」と対策を求めた。らせん階段の落下防止用ネットも「中途半端な状態で小さな子どもが落ちる危険がある」とし、階段を上ってテラスに出ても何もないことから「せめて展望できる山の紹介や、強風対策を施した上で遊具を置くなど考えてほしい」と提言した。
 福原市長は「確かな手応えを感じた一方、さまざまな課題が見えてきた。8割を超える来場者から一定の評価をいただいたが、秋田犬の展示方法や館内スペース、展示内容などに関する要望もある」とした上で、「できるだけ早期に対応する。リピーターを増やすために企画展示を工夫して充実させるとともに、街歩きの拠点となるよう民間団体や企業と連携しながらガイドツアーの開催などソフト面の充実を図る」と答弁した。
 芝生広場や工事中の多目的広場については「愛犬マナー教室やしつけ教室などのほか、広く市民が利用できる取り組みを検討している」と述べた。
 市によると、4月17日のプレオープンから第5回肉の博覧会が開かれた今月2日までに延べ約8万2000人が来館。このうち2万人が秋田犬展示室に足を運んだ。
 【秋田犬の里】大館生まれのハチ公が飼い主を待ち続けた1920年代の「2代目渋谷駅」をモデルとした鉄骨造り一部2階建て1246平方㍍。高さ18㍍の時計台と大きな屋根が特徴で、秋田犬の展示室やミュージアム、観光案内所、物産コーナーを配置している。

火で汚れ清める 遍照院火渡り法要 大館

2019-06-16
燃える炭の上を歩く参拝者(遍照院)
 大館市上町の遍照院(工藤智教住職)で15日、伝統儀式「火渡り法要」が行われた。参拝者は熱した炭の上を歩きながら「火生三昧(かしょうざんまい)」の精神で所願成就を念じた。
 火渡りは県内では珍しい真言密教の苦行で、同寺院では江戸時代から続くとされる伝統行事。本尊の不動明王の供養も兼ね、熱した炭の上を歩くことで災いを焼き尽くし、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願う。
 午後6時ごろから護摩祈祷が始まり、参拝者は「なで木」と呼ばれる木の棒に願いを記して火の中に投げ入れた。その後、読経の中、幅50㌢、長さ5㍍ほどの「火の道」を歩き、不動明王と一体化してその災いを払う「火生三昧」の精神で願い事を念じた。
 遍照院は、江戸時代初期に常陸(現・茨城県)の佐竹氏が国替えした際、家臣の小場氏が本寺の長久寺を移築する形で建立したとされ、大館城代の祈願所となった。戊辰戦争による焼失後に再建し、本尊を不動明王としている。

親子で縄文に思いはせ 鹿角・大湯ストーンサークル館 勾玉ペンダント作り楽しむ

2019-06-16
勾玉ペンダント作りを楽しむ参加者(大湯ストーンサークル館)
 鹿角市の大湯ストーンサークル館で15日、親子体験教室「JOMOラボ」が開かれ、家族連れの参加者が縄文人の装身具をイメージした勾玉(まがたま)ペンダント作りを楽しんだ。
 教室は、親子で楽しみながら縄文文化などに興味を持ってもらおうと、本年度は4月から12月まで6回開催する。3回目の今回は市内から7人が参加した。
 勾玉ペンダントの材料は、加工しやすい自然石「滑石」や色とりどりのビーズ、麻ひもなど。
 参加者は滑石をカッターナイフで切り落とし、独特の形状をした勾玉やハートなど好みの形にした後、紙やすりで角を削り、油性ペンで着色。ビーズと一緒に、ひもを通して完成させた。特に、勾玉は内カーブをきれいに仕上げるのがポイントとなった。
 親子で参加した奈良光さん(花輪小4年)は「形を作るのは難しいけど、石を削っていくうちに楽しくなった。時間がかかる物を作っていた縄文人はすごいと思った」と話していた。

5月のニュース

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鹿角花輪駅前観光案内所 オープンは6月21日 案内、休憩 バス乗車券 売店や授乳室も

2019-05-28
建物が完成した新観光案内所(JR鹿角花輪駅前)
 鹿角市がJR鹿角花輪駅前広場整備事業の一環として建設した新たな観光案内所が6月21日にオープンすることが決まった。特産品の紹介を兼ねた売店も設置する。27日の会見で児玉一市長が明らかにし、「市民をはじめたくさんの方から気軽に利用していただきたい」と述べた。
 駅前広場の整備は、まちの玄関口としての魅力向上や交通結節点としての利便性、待合環境の向上、花輪ばやしやイベントによるにぎわい創出などが目的。広場の面積は現在の約2400平方㍍から約3400平方㍍に拡大する。総事業費は約7億7000万円の見込み。
 新たな観光案内所の場所は広場南側。駅前にある現在の観光案内所の機能を新案内所へ移してオープンする。木造平屋建て、延べ床面積180平方㍍。建物は昨年10月に着工、今月17日に完成した。
 かづの観光物産公社が派遣する、まちの案内人が常駐し、観光案内や観光情報の提供、レンタサイクルの貸し出しを行う。新たに設置する売店は、物産公社に業務を委託して営業する。案内所にはバス乗車券の販売所や休憩所、授乳室、多目的トイレも併設した。
 開館時間は、案内所が午前9時~午後5時、乗車券販売所が午前8時半~午後6時、休憩所が午前5時~午後11時。
 案内所付近にはバスバース(乗降場)を配置。タクシープール(12台)や一般駐車場(13台)をロータリー内側に配置し、駅舎前にタクシーや一般車両の乗降場所を確保する。広場拡大後の花輪ばやし桟敷席は増設する方向で検討する。広場全体の整備は来年夏の花輪ばやし前までの完成を目指している。

医療機関の開業支援 補助制度を復活・拡充 6月補正で予算計上へ 鹿角市

2019-05-28
医療機関の開設支援制度について説明する児玉市長(市役所)
 鹿角市は本年度、市内での医療機関の開業を支援する補助制度を、4年ぶりに復活させ、内容も拡充させるため、準備を進めている。27日の会見で児玉一市長が報告した。
 仙台市に住む50歳代の女性医師が、鹿角市十和田地区で皮膚科診療所の開設を検討しているとの相談を受けたことが、補助制度復活を準備するきっかけとなった。この女性は、鹿角市出身の母親と共に仙台市で皮膚科診療所を開業しているという。
 医師不足を背景に、市は2015年度まで医療機関の開業支援補助制度を設けていたが、利用がなかった。診療所の建設や医療機器の購入などに対して補助率2分の1、上限1000万円という内容だった。
 今回の復活にあたって補助率は3分の2、上限は2000万円に拡大。さらに市内在住の看護師等の雇用に対して年間20万円を5人分まで最大3年間支援する。歯科は対象外。
 関連予算は6月補正予算に計上する予定。議決後にも着工し、早ければ年度内の開業も見込まれるという。
 現在、市内の皮膚科診療はかづの厚生病院で週2日、大湯リハビリ温泉病院で週3日、非常勤医が行っている。
 児玉市長は「医療機関の新規開業は願ってもないこと。実現するよう万全を期すとともに、これ以降の案件も呼び込めるよう制度の周知を図っていく」と述べ、産婦人科などの医師確保に継続して取り組む考えを示した。

中学道徳に「共通体験」 プロジェクトアドベンチャー 自然の家で合川中(協力校)体験

2019-05-27
PAを体験する合川中生徒(大館少年自然の家)
 本年度から教科化となった中学校道徳の教材に、大館少年自然の家(武田俊一校長)が提供する体験プログラム「プロジェクトアドベンチャー(PA)」を生かす研究が進められている。級友らとの共通体験を活用し、授業を深めることが狙い。本年度は北秋田市合川中(嘉藤貴子校長)を協力校として依頼した。23日は1年生32人が同施設でゲームなどを体験し、意見を交わすことの大切さを学んだ。
 PAは米国初の体験型教育プログラムで、ゲームや野外活動を通じた協調性や信頼関係の構築を理念とする。多様な道徳的要素を含んでいるとして、県が文科省から「PAを活用した道徳教育推進に関する調査研究事業」を受託。2017年度から県内自然の家3施設で研究を進めており、3年目。教科化となった本年度は3施設が中学校各1校に協力を依頼した。
 この日が事業の皮切りとなり、同校1年生が約5時間、自然の家職員の指導でPAを体験した。触れ合いや意見交換を通じた課題解決に挑戦。目標をクリアすると、歓声や拍手が起こった。振り返りでは「気持ちを伝えることが大事」「みんなで話し合い、少しの工夫で結果が変わる」などとする声が出された。
 学級担任の柏木太郎教諭は「生徒は元気な男子としっかりした女子。非日常の体験の中で、助言や率先など普段見られない生徒の顔も見られた」と話した。1年生は2学期にもPA体験を計画し、教材と関連づけ、実体験を踏まえた深まりのある授業づくりを目指すという。
 県生涯学習課の青池研悟指導主事は「道徳の授業は資料に沿う形が中心。実体験にからまない、うわべだけの思いの意見交換に終始しがち」と指摘する。事業については「成功に限らず、失敗も仲間と共通体験をすることが大事。道徳に限らず学級経営や関係性の構築にも役立つ機会になれば」と期待する。夏には教員向けのPA体験会も計画しているという。

220人参加し水防訓練 鹿角市 有事の連携など確認

2019-05-27
浸水に備え、土のうを積み上げる団員たち(鹿角市花輪の米代川河川敷)
 梅雨を前に、鹿角市と小坂町主催の水防訓練が26日早朝、鹿角市花輪観音堂の米代川河川敷であり、市町の消防団や消防団協力事業所、市内九つの自主防災会から約220人が参加。堤防の決壊や洗掘、漏水などに対応する各種水防工法に連携して臨み、大雨による水害に備えた。
 開会式で児玉一市長は「豪雨による災害は、いつどこで発生してもおかしくない状況。有事の際は迅速かつ、的確に行動できるよう防災技術の向上を目指してほしい」、細越満町長は「水防工法の技術向上を図り、関係機関との連携や協力体制を再確認し、災害への対応力の向上を図ってほしい」と、それぞれあいさつした。
 訓練は、大雨により米代川の花輪水位観測所の水位が2・2㍍に達し、氾濫注意水位を超え、増水する危険性があるとの想定。消防団や消防団協力事業所による8班が要請により出動した。
 このうち、舗装された堤防など、くいが打ち込めない場所に適した水の浸透を防ぐ「改良型積み土のう工」では、各団員が堤防に沿って迅速に土のうを積み並べた。決壊などを防止する「シート張り工」では、シートの上端にパイプを縫い付け、重りの土のうを縛り付けるなどしていた。
 また、消防団協力事業所は重機を使って大量の土のうを運搬したり、堤防の洗掘に備えて大型土のうを積み上げたりし、それぞれが緊急時の災害への対応を確認していた。

建設中のし尿処理施設 運転管理を長期委託へ 北秋田市

2019-05-27
 北秋田市は、2020年3月完成予定の「し尿処理施設」(同市鷹巣)を民間事業者に長期包括的運転管理業務委託する方針をまとめ、公表した。委託期間は30年3月末まで10年間。今年7月中旬に民間事業者の募集を開始し、総合評価一般競争入札で選定する予定。
 現施設の老朽化に伴い、新施設を鷹巣浄化センター隣接地に建設している。鉄筋コンクリート造り(地下1階、地上2階)で延べ床面積は約1420平方㍍。建設工事は西原環境東北支店(仙台市)が受注。総事業費は約14億円。
 1日当たりの処理能力はし尿と浄化槽汚泥を合わせ46立方㍍の計画。現施設を運営する一部事務組合の「市周辺衛生施設組合」(管理者・津谷永光市長)から能代市と藤里町が脱会する見込みとなっていて、現行の1日平均処理量(77・7立方㍍)に比べ、処理能力を小さくした。
 完成後の20年4月1日に稼働を開始する予定。施設で生じた「し渣」(残りかす)を、市のごみ処理施設で焼却処理するなど効率的な施設運用を目指す。
 運転管理については長期的な視野に立ち、整備費の適正化やコスト低減、性能維持を目的に施設の運転や日常点検、補修などを民間事業者に委託する。
 9月中旬の入札を経て10月下旬に総合評価を実施する見通し。12月上旬に事業契約を締結し稼働の準備を進める。

4月のニュース

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常打芝居 舞台に活気 小坂町 康楽館 下町かぶき組が11月まで

2019-04-23
「常打芝居」で観衆を楽しませた人情劇(康楽館)
 小坂町の国重要文化財・康楽館で平成最後の「常打芝居」が開幕し、客席を沸かせている。明治、大正、昭和、平成と歩んだ日本最古級の芝居小屋に、今も昔も変わらぬ観衆の笑顔が広がり、拍手が鳴り響いている。
 本年度も人気役者の松井誠さんの弟子らで構成する大衆演劇「下町かぶき組」が担当。開幕公演は劇団「誠流」(星誠流座長)が務めた。
 初日の19日、午前の初演には県内外から約100人が訪れ、落語をもとにした軽快な江戸人情劇「文七元結」や舞踊ショーを観劇した。人情劇では、人柄の良さがあふれた星座長演じる主人公を中心にストーリーが展開され、会場の笑いを誘う場面も。終始、観衆は舞台に魅了されていた。
 毎年、開幕に合わせて来館しているという青森県三沢市の大島光男さん(68)は「1年に5回ほど訪れている。いろいろな座長が見られ、生の人情芝居やショーがおもしろい。康楽館は市民会館などと違った古風な雰囲気がいい」とうれしそうだった。
 髙橋竹見館長は「また小坂の風物詩が始まった。現役の芝居小屋ならではの醍醐味(だいごみ)を、地元のみなさんに多く足を運んでもらい、体感してもらいたい」と話した。
 常打芝居は、康楽館が復興オープンした1986年から行われている。本年度は四つの劇団と花形役者らが定期的に入れ替わり、11月26日の千秋楽までの222日間、420公演を予定している。

福原氏が再選果たす 大館市長選 初の女性候補を破る

2019-04-22
花束を受け取り、再選の喜びをかみしめる福原氏(大館市向町)
 任期満了に伴う大館市長選と市議選は21日、投票が行われ即日開票された。市長選は現職の福原淳嗣氏(51)が新人で元女性誌編集長の麓幸子氏(57)を破り、再選を果たした。市議選は新人1人が初当選を飾るなど26議席が決まった。
 市長選の投票率は前回2015年の72・29%を8・46ポイント下回る63・83%、市議選も8・46ポイント低い63・82%でそれぞれ過去最低を更新した。投票は午前7時から午後7時まで61カ所で、開票は午後8時30分からタクミアリーナ(樹海体育館)で行われた。
 福原氏は、歴史まちづくりや他地域と連携した交流人口拡大など1期4年の実績をアピール。「大館が持つ歴史文化や伝統、匠(たくみ)、ものづくりの力、物語が持つ力に私たちは気付いた。厳しい未来が待っているからこそ、この『大館力』で次の時代に大館を導きたい」と強調した。出陣式には秋田2区選出国会議員や地元県議、観光面で手を組む県内市町の首長ら9人が駆けつけた。自民党大館、比内、田代各支部と公明党県本部、業界など約40団体、企業約80社から推薦を得た。
 政策を訴える街頭演説に力を入れ、同行した県議も「振り出しに戻さず前に進めていかなければならない」と〝援護射撃〟し、激しく追い上げる麓氏を抑えた。
 市長選初の女性候補となった麓氏は「観光振興も大事だが、優先すべきは足元の暮らしだ」と主張し、安全・安心に生活できるまちづくりや女性活躍、産業振興などを公約に掲げた。2児を育てた経験から子育て支援にも取り組むとして、政党などの支援に頼らず草の根レベルで選挙運動を展開。中高の同期生らで後援会を組織し支持を求めたが、出馬表明の遅れによる準備不足を取り戻せなかった。

中田氏が返り咲き 上小阿仁村長選 現職・小林氏に4票差

2019-04-22
花束を受け取り安どの表情を見せる中田氏㊧(沖田面公民館)
 任期満了に伴う上小阿仁村長選・村議選は21日、投票が行われ即日開票された。村長選は元職で会社役員の中田吉穂氏(68)=沖田面=が836票を獲得、現職の小林悦次氏(64)=五反沢、新人で洋菓子店経営の鵜野浩一郎氏(42)=沖田面=を破り、返り咲きを果たした。村議選は新人1人が当選、8議席の顔ぶれが決まった。村長選の投票率は前回(88・48%)を2・12ポイント下回る86・36%だった。
 中田氏は、小林村政の4年間を「行き当たりばったりの政策が続いている」と批判。再び村長となり「未来への責任を果たす」ことを訴えて立候補した。その上で「『できること・やれること』『やらねばならぬこと』を実行する」として、村営の移動販売車の運行や移住定住対策などの政策を掲げ選挙戦を展開。告示前に各集落で開いた「座談会」も功を奏し、前回の屈辱を果たして2回目の当選を決めた。
 小林氏は、特別養護老人ホーム「杉風荘」の民営化や集住型宿泊交流拠点施設コアニティーの建設、山林活用100年計画の策定など、4年間の実績を強調しながら「村政の継続」を訴えた。しかし、施策を進める中で村民に「手法が強引」と映ったことや議会と対立したこと、さらには国保診療所で発生した処方箋問題なども影響し、支持を広げられなかった。中田氏との差は4票だった。
 鵜野氏は「施策等は村長が独断で固めることではない。協議してより良い村をつくりたい」などと「村政の交代」を訴え。具体的な政策はあえて持たずに村民との「対話」を重視した選挙戦を展開したが、現職と元職の戦いの前に埋没した。

ソメイヨシノ 大館で開花宣言 昨年より1日早く

2019-04-22
開花したソメイヨシノの基準木(21日午前11時ごろ、大館市中城)
 大館市が桜開花の基準木としている秋田地裁大館支部敷地内のソメイヨシノが咲き、市は21日、開花宣言をした。この日、同市では最高気温が20度を超え、陽気に包まれてさわやかな青空が広がった。
 市観光課の職員が同日午前8時半ごろ、5、6輪の開花を確認した。昨年より1日早く、例年と比べて2日早い。同課によると、例年は開花から1週間ほどで満開を迎える。担当者は「天候や気温にもよるが、「大館桜まつり」(実行委主催、山城久和会長)開催期間中に見頃を迎えるのでは」と予想している。
 まつりが開かれている桂城公園では、まだつぼみがピンクに色づいてきたばかりだが、約20店の露店が立ち並び、軽快な音楽が流れるなど祭りムードに包まれている。来場者はベンチで飲食したり、散策したりと祭りを楽しんでいた。
 秋田地方気象台によると、この日の最高気温は大館市で21・7度(午後2時30分)、北秋田市鷹巣で20・8度(同2時38分)、鹿角市で19・8度(同2時35分)。平年より3~5度高く、5月上旬から下旬並みだった。北鹿3地点で20度以上を観測した。今後1週間の天気は、期間のはじめと終わりは高気圧に覆われて晴れるが、中頃は低気圧や前線の影響で、雨が降るところがあると予想している。

大館市 きょう投開票 継続か、転換か 大勢判明は午後10時前 市議11時すぎか

2019-04-21
投票所を設営する市職員(大館市中央公民館)
 任期満了に伴う大館市長選と市議選は20日、選挙運動期間の最終日を迎えた。選挙カーで各地を巡り、票の上積みに向け「最後のお願い」に奔走。市選挙管理委員会は投票所や開票所を設営した。いずれも21日に投票が行われ、即日開票される。市長選は午後9時50分ごろ、市議選は同11時10分ごろに大勢が判明する見通し。
 市長選に立候補したのは、届け出順に新人で元女性誌編集長の麓幸子候補(57)=比内町扇田=と、現職で再選を目指す福原淳嗣候補(51)=柄沢字狐台=の2人。いずれも無所属で、前回選と同様に新人が現職に挑んでいる。同選挙に女性が立候補したのは1951年の市制施行以来初めて。
 市議選は定数26に対し、現職23人と元職3人、新人3人の計29人が立候補した。党派別では公明2人、社民2人、共産1人、無所属24人。
 運動最終日の20日は朝から選挙カーが駆け回り、大票田の中心部や各候補の地盤などを重点に遊説。最後の訴えで票固めに力を入れていた。各投票所では設営作業が行われ、投票用紙の記載台や投票箱を設置して準備を整えた。
 投票は21日午前7時から午後7時まで61カ所で行われ、タクミアリーナ(樹海体育館)で午後8時30分から開票する。選挙年齢が18歳以上に引き下げられて初めての統一地方選。13日時点の有権者は6万3211人。
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