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大館市サヨナラ議会・閉会 当初予算など全議案可決 高橋教育長の再任に同意

2019-03-19
 大館市の3月定例議会は18日、本会議を再開し、2019年度一般会計当初予算案など議案58件を原案の通り可決、18年度一般会計補正予算の専決処分を承認したほか、この日追加提案した人事案3件に同意、国の補正予算成立などに伴う18年度一般会計補正予算案を可決し、閉会した。任期満了に伴う教育長の任命では、高橋善之氏(66)の再任に同意した。任期は4月1日から3年間。
 可決したのは、19年度一般・特別・企業各会計予算案のほか、18年度各会計補正予算案、市手話言語の普及及び障害者のコミュニケーション手段の利用の促進に関する条例案、市立児童館に関する条例の一部改正案、市観光交流施設に関する条例案など。市立児童館条例の一部改正は、山館児童館を廃止しようとするもの。観光交流施設に関する条例は、秋田犬の里の管理運営や使用料などを定めている。
 19年度一般会計予算案は、総額324億690万8000円。4月に市長・市議選を控え「骨格予算」で編成したことから、18年度当初と比べ2・4%、7億8187万7000円の減少となった。特別会計や病院など公営企業会計を含めた全会計の予算総額は710億5287万円で、18年度当初と比べ23億3707万6000円(3・2%)減少した。
 市本庁舎建設工事は、建設工事が伊藤羽州・花岡・丸山特定建設工事共同企業体で25億4826万円、電気設備工事が奥羽電気・大館桂・保安産業特定建設工事共同企業体で5億2920万円、機械設備工事は大館桂・巽・衛暖特定建設工事共同企業体で5億6700万円で契約する。
 追加提案した人事案件のうち、教育長の任命は高橋善之氏(66)=谷地町後=の再任に同意、人権擁護委員候補者は平泉濱子氏(71)=有浦=の再任、山瀬財産区管理委員は▽赤坂実氏(69)=山田=▽荒川邦隆氏(74)=岩瀬=▽木越惠勇氏(69)=同=▽笹木金彦氏(83)=同=▽佐藤健一氏(72)=同=の5人の選任に同意した。
 国の補正予算成立などに伴う18年度一般会計補正予算案は歳入歳出にそれぞれ、9億2875万1000円を追加し、総額を375億6048万5000円とする。歳出では、県営大館工業団地拡張事業に伴う市道の一部付け替え工事に7億6663万7000円を計上した。
 請願は「大子内射撃場の建てかえについて」、陳情は「大館市における地域子育て支援拠点事業の改善を求めることについて」などを採択した。比内町扇田地区の住民らによる「都市再興基本計画の再考について」の請願は継続審査となった

十和田高原と仙北市境 「入山禁止」を継続 鹿角市鳥獣 被害防止対策協 クマ被害防止へ

2019-03-19
クマ被害防止対策を協議した総会(市役所)
 クマなど野生動物による人身被害や農作物被害の防止に向け、関係機関・団体で組織する鹿角市鳥獣被害防止対策協議会(会長、大森誠・鹿角市農林課長)は18日、市役所で総会を開き、新年度の取り組みを決めた。クマによる死亡事故が発生している十和田高原地区と仙北市境付近の入山禁止措置は、本年度から引き続いて実施することを確認した。
 十和田高原地区では2016年、クマによる死亡事故が4件連続して発生。仙北市田沢湖玉川地区では昨年6月にクマに襲われた可能性のある男性の遺体が見つかった。関係機関はそれぞれの地区周辺の市道や林道、国道沿いの国有林などへの立ち入りを禁止している。
 十和田高原地区の入山禁止措置は本年度、市道通行止め2路線(バリケード設置2カ所)、国有林林道通行止め7路線、被害防止啓発看板設置5カ所、バリケード型入山禁止看板設置6カ所、通常型入山禁止看板設置14カ所、私有地入り口進入禁止ロープ設置40カ所で実施した。
 仙北市境付近では本年度、事故現場に近い国道341号の市境から鹿角市八幡平の澄川地熱発電所管理道路入り口までの約5㌔の区間で、沿線の国有林への立ち入りを禁止する看板を10カ所、ロープを7カ所、バリケードを3カ所に設置したほか、観光用駐車場3カ所を封鎖した。
 総会ではこれらの入山禁止措置を19年度も実施することを確認した。高山植物が群生する名所、大場谷地自然探勝路の規制を緩和してほしいという市民の声もあるが、協議会では「付近に危険なクマがいる可能性があるので入山しないように」としている。
 19年度は人身事故防止に向け、市広報への記事掲載、注意喚起キャンペーン、隣接市町村への注意喚起依頼、周辺住民や関係事業者に対する説明会なども本年度と同様に行う。県事業を活用したクマ出没対策のモデル事業を三ツ矢沢、石野の2自治会で計画。小中学校でのクマ被害防止対策教室、新規狩猟免許取得費用の助成なども行う。
 大森会長は「残念ながら昨年は市内で1人がクマによる人身被害を受けた」と報告。「昨年9月からクマの目撃や被害の情報がピタッと止まった。山の木の実が豊作で里に出てこなかったと推察されるが、次の年に個体数の増加が懸念される。春の山菜シーズンが一つの山場」と万全の対策を講じる考えを示した。
 クマ以外について県担当者は「イノシシやシカは(鹿角に)いつ入ってきてもおかしくない状況」と注意を喚起した。

上小阿仁村村長選 新人鵜野氏が出馬表明 三つどもえ戦の公算大

2019-03-19
上小阿仁村政への意欲を語る鵜野氏(沖田面)
 上小阿仁村沖田面在住の自営業、鵜野浩一郎氏(42)が18日、任期満了に伴う上小阿仁村長選(4月16日告示、21日投開票)に無所属で出馬することを正式に表明した。立候補を表明したのは鵜野氏で3人目。
 鵜野氏は札幌市出身。弘前大大学院農学研究科の修士課程修了。コンサルタント会社に勤めた後、2007年4月に同村に移り住んだ。同村は妻の父の出身地。現在は沖田面で洋菓子店を経営している。
 14日の立候補予定者説明会に出席した際は「出馬するかどうか検討中」としていた。出馬を決意した理由について「住民の声が村政に反映されていないと感じる。独裁的すぎる。村民と村政が双方向のコミュニケーションを取るようにしたい」と述べた。
 選挙公約などは今後明らかにするとした上で「村内にイベントが多すぎる。仕分けして役場の負荷を減らせば、いろんな力が出せると思う」と訴えた。
 後援組織を持たず、自宅を拠点に選挙活動する予定。ハンドマイクを手に徒歩や自転車で村内を回る「草の根選挙」で浸透を図りたい考え。
 村長選に向け、これまで現職で2選を目指す小林悦次氏(64)=五反沢、前村長で会社役員の中田吉穂氏(68)=沖田面=が立候補を表明している。新人の鵜野氏を合わせ、三つどもえ選となる公算が大きくなった。村長選に3人が立候補するのは2015年の前回に続き2回連続。

4月の大館市長選 麓氏が出馬正式表明 日経BP総研フェロー 市民の声聞きまちづくり

2019-03-18
市長選への立候補を表明した麓幸子氏(大館市中央公民館)
 任期満了に伴う大館市長選(4月14日告示、21日投開票)で、同市出身で日経BP総研フェローの麓幸子氏(57)=比内町扇田=が17日、無所属で立候補することを正式に表明した。麓氏は「少子高齢化、人口減少を食い止め100年後も栄えるまちを目指す」として産業振興などに力を入れる考えを示し、「市民の声に耳を傾け、困っている課題を解決するまちづくりを進めたい」と述べた。
 市中央公民館で会見を開いた麓氏は、毎年1000人が減少する市の現状に加え、「『大館の子育ては過酷』という子育て世代の声、事業者の声を聞き、市は危機的状況にあり、トップが代わるしかないと決意した」と語った。当初は市議選も考えていたが、「無投票は民主主義の敗北。民意を問う立場になれれば」と市長選挑戦を決断したという。
 政策面では5点の柱に基づき、具体的施策として「子育て、介護予防の拠点整備」、「一人一人の意思を尊重した新たな働き方を進め、生涯現役のまちを実現し労働力不足を解消したい」、「産業振興では農業を中核とした6次産業化を進めたい」などと説明した。福原市政については、「観光も歴史も一つのパーツであり、バランスと優先順位が大事。産業振興が一番重要と考えている。民意をくみとって優先順位を決めたい」と述べた。
 2月に後援会「ふもと幸子と秋田おばこの会」を立ち上げ、会長に市内で助産院を営む菅原光子さんが就いた。3月2日に大館に拠点を移しミニ集会などを重ねており、日経BP社は3月末で退職する。
 市長選には、昨年12月、現職の福原淳嗣氏(51)=柄沢字狐台=が再選を目指して立候補を表明。ほかに目立った動きはない。
 【麓幸子氏の略歴】1962年1月12日、大館市比内町生まれ。大館鳳鳴高、筑波大卒。日経BP社へ入社し、日経ウーマン編集長、日経BPヒット総合研究所長、同社執行役員など歴任。2014年法政大大学院修士課程修了。11年から大館市観光大使。

冬まだまだ楽しめます 阿仁スキー場 スノーフェス開催

2019-03-18
十分な積雪のなか白熱したレースが行われたスノーフェスティバル(阿仁スキー場)
 例年に比べて雪解けが進み、北鹿地域でも春の到来を感じられるなか、豪雪地帯として知られる北秋田市阿仁地域では、ウインタースポーツの催しが行われ、「まだまだ冬を楽しもう」という人たちでにぎわっている。
 森吉山阿仁スキー場では17日、スキーやスノーボードのデュアルレースやマタギ体験など楽しめるスノーフェスティバルが行われ、多くの人が冬の楽しみを満喫した。
 地元の阿仁スキークラブがスキー場を運営するNPO森吉山の後援で毎年この時期に開催している恒例のイベント。デュアルレースのほか、重機を使ったクレーンゲーム、肥料袋で特設コースを滑る「ケツぞりスライダー」、マタギ腕試しと銘打った射的などが行われた。
 デュアルレースにはスキーとスノーボードのほか、ボードに自転車のハンドルを取り付けたような形状のスノースクートもエントリー。大回転コースを2人同時に滑って順位を競い合った。
 阿仁スキー場は電気系統の故障で一時運休となったゴンドラも復旧し、全コース滑走可能で営業中。積雪は例年より少ないものの?日現在、中腹付近で270㌢と十分な量となっており、31日まで毎日営業する。
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19年度はポロシャツなど 北秋田市「ハローキティ」プロモ 2年間で6千万円

2019-02-27
「ハローキティ」のステッカーで飾られたガラス扉(北秋田市本庁舎)
 世界的な人気キャラクター「ハローキティ」を活用し、北秋田市の魅力を発信しようとするセールスプロモーション事業。市は2019年度も継続する方針で、一般会計当初予算案に1955万6000円を計上している。ふるさと納税の返礼用としてキティデザインのポロシャツなどをそろえる予定。
 市は18年度にキャラクター使用のライセンス契約を「サンリオ」(東京都)と結んだ。キャラを市のふるさと大使に就任させ、かわいらしいデザインを前面に押し出したPR事業を展開した。
 具体的には、市の名物「大太鼓」などと組み合わせ、パネルを制作。ステッカーを市内公共施設や森吉山阿仁スキー場ゴンドラに貼った。秋田内陸線沿線のレストランで「コラボメニュー」も開発した。
 2年目はポロシャツ作成の他に、市内の主要な観光施設でスタンプラリーを実施予定。市は「話題性を高めることで子どもたちに夢を与え、交流人口の増加につなげることが狙い」としている。
 初年度は約2900万円を当初予算に計上した。その後追加し総額は予算ベースで約4000万円に膨らんだ。19年度の1955万円を合わせ、2年間で約6000万円を投じることになる。ソフト事業の中では比較的額が大きく、市がこの事業に重きを置く姿勢がうかがえる。
 一方、事業効果について実施から1年近くたった現在でも市民や市議会から賛否両論が尽きない。
 津谷永光市長は、コラボメニューなどを目当てに「子どもたちが他市町村から楽しみに来てくれている」と説明。「希望ある市にしたいという事業目的はある程度実現し効果は出ていると思う」と話す。2年目については「事業の評価や反省点を踏まえ、さらに効果が上がるようにしたい」と期待した。

阿仁診療所 改築工事が本格化 北秋田市 現施設の車寄せ撤去

2019-02-26
新施設の整備に向けた工事が本格的に始まった阿仁診療所(阿仁銀山)
 施設の老朽化などに伴い新たな施設を整備する北秋田市立阿仁診療所の改築工事が本格的に始まった。新施設建設地の一部に含まれている、現施設正面玄関前の車寄せを撤去する作業が今月から行われている。建物が完成するのは今年11月下旬の予定だが、医療機器の導入などの準備を行うため、供用開始は2020年度となる見通し。
 診療所は旧阿仁町立国保病院として1957年に開設。町立病院への改称を経て、76年の全面改築に合わせて現在地に移転した。合併後に入院病床を休止して診療所となった。
 施設の全面改築から約40年が経過して老朽化が著しいことから、市は建て替えについて地元や医療関係者などと検討。当初は2015年度の実施を予定していたが、建設場所を巡って意見が分かれたため先送りとなった。その後、再度地元などと協議を重ねた結果、現施設の敷地内に整備することになった。
 新施設の整備は現診療所の改築工事として実施。駐車場などがある現施設の正面に位置する敷地に新たな施設を建てる。建物は鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造り平屋建てで、建築面積857平方㍍。施工は北秋田市米内沢の秋田土建(北林一成社長)。契約金額は消費税込みで2億9893万2120円。工期は19年11月29日。
 現施設正面玄関の車寄せを撤去する作業は2月に入ってから始まった。市によると、車寄せがある場所は新たな施設の建設地に含まれており、新施設の建築は車寄せを撤去した後に本格化する見通し。撤去作業のため、患者らの入り口は建物に向かって右側奥に変更されている。

参院選 寺田静氏が出馬決意 野党統一候補 来月上旬、正式に表明

2019-02-26
会合終了後に会見する野党3党の代表ら(秋田市)
 寺田学衆院議員(比例東北、無所属)の妻で元国会議員秘書の寺田静氏(43)が、夏の参院選秋田選挙区の野党統一候補として無所属で立候補することを決めた。立憲民主、国民民主、社民の野党3党から要請を受けていたもので、25日に秋田市で開かれた3党と連合秋田の会合で報告された。
 終了後の会見で、最初に静氏に呼び掛けた社民党県連代表の石田寛氏が、24日夕に本人から電話で伝えられたと説明。「一人の母親として、未来の子どもたちのために頑張りたいとのことだった。長い間悩ませたが、ありがたい」と述べた。来月上旬、正式に立候補の会見を行うという。
 すでに候補者を発表している共産党との候補者調整については、石田氏が「野党共闘の時代。話があれば承らなければと思っている」、国民民主党の緑川貴士衆院議員(比例東北)も「1対1の構図を見いだしていくことが大事。不協和音にならない形での共闘を模索していきたい」などと話した。
 妻が出馬の意思を固めたことについて寺田氏は「正直、重い責任を持たせてしまったとは感じる。本人が自分自身で考え、両親とじっくりと話し合った結果だと思う」と複雑な胸中をのぞかせた。
 静氏は電話での取材に対し、「打診を受けてから行きつ戻りつ、葛藤を続けたが、今はすっきりしている。生まれ育った秋田と子どもたちのために、自分にできることを一生懸命頑張っていきたい」と話した。
 静氏は横手市出身。早稲田大学人間科学部卒。寺田氏や川口博元衆院議員などの秘書を10年近く務めた。
 参院選秋田選挙区には自民党現職の中泉松司氏(39)、共産党新人の藤本友里氏(39)の2人が出馬を予定している。

「ももが~るず」勉強中 かづの北限の桃女性生産者の会 剪定技術の講習

2019-02-26
女性生産者らを対象に行われた「剪定講習会」(花輪地内)
 鹿角市特産の「かづの北限の桃」が剪定(せんてい)時期を迎える中、同市花輪の園地で25日、女性生産者を対象とした剪定講習会があり、参加者がベテラン生産者の指導を受け、不要な枝の切り落としなど、順調な生育に欠かせない剪定方法をしっかりと身に付けた。
 鹿角地域の女性果樹生産者の会「ももが~るず」(田中順子会長、会員11人)が毎年、技術の習得や新規就農者の獲得を目的に実施。
 桃の栽培は夫婦で取り組む農家が多く、女性も数多くの作業に関わることから、「日常の作業管理を覚え、いい桃を作り、収量を増やしてほしい」(田中会長)と、会員や経験の浅い女性生産者らを対象にしている。
 会員の山本文子さんの園地を借りて行われ、会員ら10人ほどが参加した。桃の生産歴30年以上の田中会長が場所を見定めて実演し、枝の太さや色、若さなど枝ぶりを判断して切り落とした。「来年も実がなるところを残しておかなければならない。いい枝を確保しながら進めて」などとアドバイスした。
 桃の生産を始めてから5年ほどという中村洋子さん(68)は「それぞれの木が違い、いざ自分でやるとなるとうまくいかない。講習会は基礎を学べて勉強になる」と話した。
 桃の剪定作業は3月いっぱい続くという。女性の生産者らが作業を進めていく上で分からないことなどに対応するため、会では数回の講習会を計画している。

プログラミング教育必修化へ 大館からモデル授業提案 有志がプロジェクトチーム

2019-02-25
ロボット操作を体験しながら内容を詰めるメンバーたち(MARUWWA)
 2020年の小学校プログラミング教育の必修化に向け、現役中学生や教員志望の大学生らがプロジェクトチームを発足させた。楽しく学べるモデル授業の提案を目指し、手法や内容について準備や検討を重ねている。
 昨年文科省が「小学校プログラミング教育の手引」を発表。各教科でコンピューター操作体験を通して、物事を論理的に考える思考などを育む狙い。企業や団体、地域等の連携も推奨している。
 市教委によると、小学校で企業など外部人材を活用した授業の事例はあるが、現場では手探りの状態が続くという。市内では本年度、民間企業によるIT(情報技術)教室開催といった動きもある。
 今回のプロジェクトは、昨年市のサテライトオフィス(出先拠点)事業で来市した河崎呈さんが発案。専門家らに協力を呼び掛けチームが発足した。教育を受ける側として大館東中の喜多惠美奈さん(2年)、小学教員志望の愛知教育大の上坂茅穂さん(3年)が入る。市教委が協力するほか、ロボットと人間のコミュニケーションを研究する獨協医科大(栃木県)の坂田信裕教授が監修し、教育的効果を検証。日本サード・パーティ(東京都)が人型ロボット「NAO」の提供を協力する。
 23日、御成町のわっぱビルヂング内の共用スペース「MARUWWA(マルーワ)」で会合を開いた。NAOなど3台のロボットを囲み、メンバーや小中学生らが実際に操作を体験。坂田教授は「プログラミングを学ぶこと自体を主目的とせず、課題解決のため主体的に使うツールに。教育現場の現況や困りごとなども知りたい」と話した。
 河崎さんは4月、市への移住を計画。小学プログラミング教育の提案協力や映像制作に関わる法人を立ち上げる予定という。「指導要領に沿うだけのものではなく、面白いことをしていたら結果的に多くの学びが得られる授業を目指す。大館を拠点に全国、世界にモデルケースとして発信したい」と展望を語った。
 チームは3月23日、有浦小で試行的にワークショップを計画。同校5、6年生と大館東中生徒を対象に、子どもハローワークで参加を募っている。定員6人。
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現職5人勇退表明 4月の大館市議選 元職・新人、出馬5人前後か

2019-01-26
 統一地方選の後半で行われる大館市議会議員選挙に向けて、立候補を予定する人たちの動きが慌ただしくなってきた。今回は定数を現行の28から2削減し、26にして行われる。現職は28人のうち、これまでに5人が出馬しない考えを表明。元職・新人は5人前後が立候補の意向を固めており、定数を2人程度上回るものとみられている。市選挙管理委員会は2月14日に、市長選と市議選の立候補予定者を対象とした説明会を開くことにした。
 大館市議選は市長選とともに、4月14日告示、21日投開票の日程で行われる。天皇陛下の退位、新天皇の即位を控えていることから、今回の統一地方選は通常より1週間早めて行われることになった。
 今回の選挙に向けては、虻川久崇氏(69)=川口=、中村弘美氏(71)=粕田=、畠沢一郎氏(81)=花岡町=、仲沢誠也氏(74)=二井田=、佐藤健一氏(72)=岩瀬=の5人が、立候補しない考えを表明。ベテランが勇退することで、世代交代が進むものとみられる。
 一方、これまでに立候補の意思を示しているのは、現職23人のほか、元職3人と新人2人の計28人。このほかにも、立候補を模索する動きがみられることから、告示までには立候補者数が増える可能性もある。定数はこれまでの28から2削減し、26となる。
 過去の市議選をみると、定数をそれまでの30から2削減し28にして臨んだ2011年の選挙には、定数を11人上回る39人が立候補。前回、15年の選挙は、28の定数を9人上回る37人が立候補し、大激戦を繰り広げた。
 市選挙管理委員会は、市長選と市議選の立候補予定者を対象とした説明会を2月14日午後1時半から、市中央公民館で開く予定。出席は任意だが、各種の資料等も配布されるため、ほとんどの予定者が集まる機会となる。この時点で、大方の顔ぶれが固まる見通しだ。

県北の魅力売り込め 北東北三県観光立県協 九州・沖縄の業者招く

2019-01-26
旅行業者に魅力を売り込む地元の観光事業者たち㊧(ホテル鹿角)
 九州地方と沖縄県の旅行業者4社を招へいした旅行商談会が25日、鹿角市十和田大湯のホテル鹿角で開かれ、県北部の観光事業者が旅行商品の造成につなげてもらおうと、最新の話題や情報、魅力を売り込んだ。
 北東北三県観光立県推進協議会の県外プロモーション事業の一環として、同協議会福岡合同事務所が企画した。3県への誘客促進や事業者間の関係構築の支援が目的。旅行業者は沖縄1社、福岡3社から担当者4人を招いた。
 4人は23日に青森県入りし、24日まで観光地などを視察。弘前市での商談会を経て、この日に県北部に入った。大館市の大館工芸社、秋田犬会館、小坂町の康楽館、小坂鉄道レールパーク、鹿角市の道の駅おおゆなどを視察した後、商談会に臨んだ。
 商談会には県北部の10社・団体の担当者が参加。各テーブルを順番に回り、4人にそれぞれの施設の特徴や最新の情報などをPRしながら、旅行商品の造成に向けて交渉を重ねた。
 阪急交通社企画旅行事業本部=福岡市=の中村美幸さんは「冬の見どころもあったので、強めていきたいと思う。秋田犬ブームなので、大館市の施設がリニューアルしてどう変わっていくのか注視したい」と期待した。
 地元小坂鉄道レールパークの吉田篤さんは「康楽館や小坂鉱山事務所など明治百年通りを絡めてPRすることができた」とした。
 福岡合同事務所の羽沢勝己さんは「県北部は他県から入りやすいので、他県と連携した商品を提案していきたい」と話した。
 26日は北秋田市の伊勢堂岱縄文館、秋田内陸線、森吉阿仁スキー場などで視察、体験を行う予定。

打当の夜を光と音で彩る マタギの湯で週末限定 プロジェクションマッピング

2019-01-26
打当温泉で披露されるプロジェクションマッピング(打当温泉)
 北秋田市阿仁打当の打当温泉マタギの湯で25日から、コンピューターグラフィックスを建物や空間に投影する「プロジェクションマッピング」を使ったおもてなしが始まった。宿のロビーから望める秋田スギなどをスクリーンに、「光と音の祭典」と題した作品を夕食前の約1時間にわたって披露。3月上旬まで金・土曜限定で行う予定。
 打当温泉は冬期間の観光誘客を目的に北秋田市が行っている「おもてなし宿泊支援事業」を活用した誘客を展開。温泉を指定管理で運営するマタギの里観光開発(仲澤弘昭社長)は、宿泊者らに打当の幻想的な冬をより楽しんでもらいたいと、プロジェクションマッピングを活用したおもてなしを企画した。
 24日夜は上映に向けた準備作業が行われ、プロジェクションマッピングの制作に協力しているS―DREAMのメンバーや市地域おこし協力隊員らが披露する映像や音楽などを最終調整した。企画のプロデューサーを務めるS―DREAMの河崎呈さんは「秋田ならでは、打当ならではの素材を活用した地域の魅力を伝える映像を多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。
 プロジェクションマッピングは、宿のロビーから望むことができる秋田スギとサクラの木をスクリーンに投影。試験ではカラフルな光が音楽に合わせて動く様子などが披露され、宿泊客たちも足を止めて一足早く幻想的なショーを楽しんでいた。
 プロジェクションマッピングが披露されるのは25日から3月2日までの金・土曜。「食事前のひとときを楽しんでもらいたい」と午後5時ごろから行う予定。仲澤社長は「多くの人に楽しんでもらい、おもてなしの気持ちを届けたい」などと話していた。

策定中の「都市再興基本計画」 素案を審議会に報告 大館市 長期的「まちづくり」指針

2019-01-25
都市再興基本計画の素案について報告を受けた都市計画審議会(比内総合支所)
 大館市の都市計画審議会(会長・小笠原吉張秋田職業能力開発短期大学校教授)は24日、比内総合支所で開き、策定が進む「市都市再興基本計画」の素案について報告を受けた。人口減少や少子高齢化の進行といった変化に対応しながら、長期的な視点に立ったまちづくりの指針にしようとするもの。来月の都市再興協議会で最終案を固め、年度内の完成を目指す。
 都市再興基本計画は、「都市計画マスタープラン」と「立地適正化計画」「地域公共交通網形成計画」の総称。
 このうち、都市計画マスタープランは大館市全域を対象としており、都市計画法に基づいて「まちづくり」の基本方針を示すもの。今回は、2007年度に策定した計画の見直しを行った。立地適正化計画は、都市計画区域を対象としたもの。都市再生特別法に基づいて、居住機能や都市機能の誘導によるコンパクトなまちづくりをねらいとしている。都市再興基本計画には、17年度に策定した地域公共交通網形成計画も含んでいる。
 策定にあたっては、市民や学識経験者、関係団体の代表らによる市都市再興協議会を設置。市民ワークショップでの意見等も反映させながら、検討を進めてきた。
 計画案によると、計画期間はマスタープラン、立地適正化計画ともに2019年度から2038年度までの20年間。まちづくりの主人公を「まちの未来を担う若者」ととらえ、基本理念には「未来を担う若者が主人公となるまちなか活用 そこからつながる多世代が快適な暮らしづくり」を掲げた。
 都市計画マスタープランでは、全体構想として▽土地利用がもっと充実する▽もっとまちなかを活用する▽もっと地域の力を活用する―などの基本方針を策定。その上で「大館東」「大館西」「大館南」「大館北」「比内」「田代」の地域ごとに将来像や方針を取りまとめた。
 立地適正化計画では、「未来を担う若者が主人公となる まちなかの遊休不動産と歴史資源の活用」を方針として示した。対象地区内に「都市機能誘導区域」と「居住誘導区域」を設定しながら、まちづくりを進めるとしている。
 審議会では、事務局からの説明を受けて意見を交換。都市再興協議会で出された意見や、市民からのパブリックコメントで寄せられた意見についても確認した。
 計画案は、来月開催予定の都市再興協議会で最終案を取りまとめたあと、3月下旬の都市計画審議会に諮問される。

七滝保育所 閉所説明会に出席1人 小坂町 2月上旬に仕切り直し

2019-01-25
出席者が1人で打ち切りとなった説明会(ほっとりあ)
 小坂町教育委員会は23日夜、七滝地区のほっとりあで住民対象の「七滝保育所閉所にかかる説明会」を開いた。住民の関心が強くさまざまな声が上がっていたことから、町教委は開催通知を地区へ全戸配布して参加を呼び掛けたが、ふたを開けると出席者は1人だけ。住民の真意に疑念を抱く形となった。説明会は打ち切られ、2月上旬に仕切り直す予定。
 同保育所は児童数の減少に伴い、集団での活動や学び合い、年齢に応じた体験の提供等が難しくなっている。
 こうした状況と近年の出生数を鑑み、町教委は昨年7月から、保育所の今後の在り方について検討を進めている。保護者には閉所を含めた今後の運営方針を示し、一定の理解が得られたほか、各自治会の代表に対する説明の場を設けたところ、保護者の意見を尊重してほしいという声が出されたという。議会には9月に説明した。
 11月末に七滝地区で開催された町議会の「議員と語る会」においては、住民から保育所の件について意見が集中し、存続を望む声や運営の見直しを求める意見などが上がった。
 町教委が地域の総意だと受け止めていた「保護者の意見を尊重」とは別の声が多く、議員の求めなどもあったことから、閉所の方針を説明し、保育所の現状と今後の運営について意見を聞く住民対象の説明会を計画。多くの住民に参加してもらおうと、開催通知は10日発行の町広報に折り込み全戸配布した。
 説明会には、町からインフルエンザで療養中の町長に代わり、成田祥夫副町長、澤口康夫教育長ら4人が出席。開始の午後6時を過ぎても出席者が1人だったことから、町教委はその場で、出席者の理解を得た上で日を改めることにした。
 町教委は「雪が降り除雪などで忙しかったのだろう」とやむを得ない状況を受け止め、周知の方法を変更するなどして次回を開催するという。
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