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変わる制度、暮らしに影響 きょうから2020年度 飲食店など「原則屋内禁煙」 働き方改革も進む

2020-04-01
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  新年度の4月1日から、暮らしに関わるさまざまな制度が変わる。改正健康増進法に合わせて県受動喫煙防止条例が全面施行され、飲食店や事業所は「原則屋内禁煙」が義務付けられる。時間外労働の上限規制の対象は中小企業にも広がるなど「働き方改革」も進む。
 【暮らし】 県受動喫煙防止条例の全面施行で、喫煙場所の規制が強化される。飲食店や事業所などは「原則屋内禁煙」で、喫煙を認める場合は喫煙専用室(飲食不可)の設置が必要となる。全ての飲食店は店頭に「店内禁煙」「喫煙専用室あり」など標識の掲示が義務付けられる。幼稚園や保育所、小中高校などは「完全敷地内禁煙」、大学や医療機関、行政機関などは「原則敷地内禁煙」、駅や空港、バスターミナルなどは「完全屋内禁煙」となる。
 【労働・雇用】 働き方改革関連法で、時間外労働の上限規制が中小企業も対象になる。時間外労働は原則月45時間、年360時間を上限とする。臨時的な特別な事情がある場合でも、月100時間未満、年720時間が限度となる。正規・非正規労働者の不合理な格差を禁じる「同一労働同一賃金」が大企業で始まる(中小企業は2021年4月から)。
 改正地方公務員法と改正地方自治法の施行により、国や全国の地方自治体で「会計年度任用職員制度」が始まる。非正規職員の処遇改善を狙いとするもの。非正規職員へ期末手当支給が可能となり、フルタイムの場合は退職金の支給対象にもなる。
 【火災予防】 北鹿地方の3消防本部管内で、消防用設備の未設置など重大な消防法令違反のある建物の公表制度が始まる。▽不特定多数の人が出入りする建物▽自力避難の困難な人が利用する建物―が対象。消防の立ち入り検査で、屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備のいずれか一つでも未設置が確認され、検査結果通知から14日経過しても改善されていない場合、各消防本部のホームページに建物の名称などが掲載されることになる。

福祉の拠点施設完成 鹿角市社福協 初の独自建物 新事務所5月1日から 2、3日は一般公開

2020-04-01
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完成した社会福祉事務所の新事務所(花輪地内)
  鹿角市社会福祉協議会(石井勲会長)が進めていた新事務所の建築工事がこのほど完了した。現在の事務所は年々手狭になってきたため、初の独自建物の建設に着手していた。新事務所での業務は5月1日から始める予定。今月2、3の2日間、一般公開する。
 事務所は現在、福祉保健センター内に入居している。センターには市役所の福祉、保健部門が集約されており、行政と連携を取る上ではメリットが大きいが、年々手狭になってきていたのが実情。
 昨年4月には、居宅介護支援事業所と訪問介護事業所が向かいの建物に移転し、分散状態に。不登校、ひきこもりなどの支援活動を行う上で、自由に相談し、過ごせる「居場所」がないことや、ボランティアセンター、関連団体の事務所がないことなどが課題となっていた。
 場所は花輪字下花輪地内で、福祉保健センターと道路を挟んだ向かい側。木造2階建て、延べ床面積は442平方㍍。1階には事務室、生活困窮者自立支援・権利擁護センター、多世代交流スペース、相談室、団体活動ルームなどを配置。2階には居宅介護支援事業所と訪問介護事業所、花輪・尾去沢地域包括支援センター、会議室などを整備した。建物は3月18日に引き渡しが行われた。
 入り口から入って右側の多世代交流スペースは、自由に出入りができる。1人暮らしのお年寄りなどの「居場所」や、さまざまな交流や憩いの場としての活用が期待される。
 新事務所の一般公開は2、3の2日間、午前9時から午後4時まで行われる。業務は5月1日から始める予定。
 石井会長は「誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるように、地域福祉の包括的な窓口として、一層充実を図っていきたい」としている。

第1子に記念品 北秋田市「ハッピー・アニバーサリー」 4月1日生まれから

2020-04-01
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  北秋田市は2020年度、第1子が生まれた世帯へ記念品を贈る「第1子誕生ハッピー・アニバーサリー事業」を新たに実施する。子育て世帯の経済的な負担軽減や、子育ての楽しさを実感してもらうことが狙い。
 20年度一般会計当初予算に約40世帯分の236万1000円を計上した。今年4月1日以降に生まれる子の保護者らが支給対象で、育児グッズやおもちゃなどの中から好きな品を数点選んでもらう。あらかじめグッズがセットになったものも用意するという。いずれの場合も総額約5万円相当分を想定している。
 初年度は出産後に選んでもらうことになるが、今後は妊娠期間中に希望を確認し、贈呈する予定。保護者が希望を持ちながら子育ての楽しさを実感し、生み育てられる環境をつくる意味もあるという。
 市は第2子以降の生まれた世帯に対し、クーポン券を交付する事業をすでに実施している。福祉課は「ハッピー・アニバーサリー事業で、第1子から子育て応援していくことになる」としている。
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大館市 新ポスト「理事」設置 北林総務部長を再任用 司令塔として総合的調整

2020-03-31
  大館市は2020年度から、市長部局内に新たなポストの「理事」を設置し、本年度末で定年退職する北林武彦総務部長(60)=岩瀬=を充てると30日、発表した。第2期総合戦略に基づく地方創生の取り組みを深化させるため、司令塔と各部局間の総合的な調整を図る役割を担う。発令は4月2日付。
 30日に開いた定例会見で福原市長が説明した。理事は特別職ではなく、一般職(部長級待遇)の任期付き職員。任期は22年度末までの3年間。
 北林氏は1981年4月、田代町採用。市の財政課長、教育委員会教育次長などを歴任し、2015年10月から総務部長を務めている。
 福原市長は「通常、市町村の部長は1、2年で変わるが、総務部長を4年6カ月務め、だからこそ大館市ならではの行財政運営ができた」と評価。「地方創生の取り組みの中心的役割を担ってきたため、これまでの経験を生かし、司令塔として総合的な調整を行ってほしい」と述べた。
 新年度創設する観光交流スポーツ部などの業務に触れ、「『内に優しく、外に強く』という観点からも、福祉部の長寿課や健康課の事業に、スポーツ振興課が関わってくる。横串を指さなければならない事業が増え、今まで以上に俯瞰(ふかん)の視点で特別職をサポートできるポジションが必要」と強調した。
 理事設置にあたっては県の人事を参考にしたとし、「市の観光分野は業務量が伸び、関係性が多大になっている。これまで培ってきた知見やノウハウを後進の指導に生かし、次の人材を育成するという意味でも、活躍してもらった方が組織にとって良いと考えている」と述べた。
 

新型コロナ 営業継続へ緊急要望書 旅館ホテル組合鷹巣阿仁支部

2020-03-31
津谷市長㊧に要望書を提出する種倉支部長㊥(北秋田市役所)
 県旅館ホテル生活衛生同業組合(松岡讓裕理事長)は30日、北秋田市役所で新型コロナウイルス感染症に伴う宿泊事業の継続危機を乗り越えるための緊急要望書を提出した。宿泊施設への感染防止や経営悪化に対する支援など2項目を求め、津谷市長は「スピード感を持って対応したい」と述べた。
 同組合によると、県内の宿泊業を営む旅館やホテルでは、歓送迎会の自粛や外国人訪日客の宿泊予約のキャンセルによる影響が出ている。現状が続いた場合は「営業の継続が困難となる事業者が現れ、地域経済に深刻な影響を及ぼすことが懸念される」とし、宿泊事業の存続と地域経済の維持に向けて、県内各市町村に要望書を提出している。 
 要望は2項目の計3点。宿泊施設における感染防止の支援は、マスクや消毒薬など宿泊事業の維持継続に不可欠な物資の円滑な供給に対し、できる限りの支援策を講ずるよう求めるもの。
 宿泊客の減少やイベント自粛に伴う経営悪化に対する支援については、事業者に対する税負担の減免を要望。このほか住民活動が過度に萎縮することのないよう適切な情報発信や、感染の沈静化後に市内宿泊施設で利用可能な割引クーポンの発行など、交流人口の回復に向けた「機動的で柔軟性のある取り組み」の実施を求めた。
 同市では5施設が加盟する同組合鷹巣支部と10施設が加盟する阿仁支部が要望書を提出。種倉耕一・阿仁支部長と持地茂樹・鷹巣支部長代理、県組合の塚本民雄副理事長ら4人が市役所を訪れ、種倉支部長が津谷市長に要望書を手渡した。
 種倉支部長は「想像を超える痛手。今までにない状況でどうすればいいか見当が付かない」と深刻な現状を話し、支部として「ご助力をお願いしたい」と述べた。終息後の対応については、他市町村の取り組みに埋もれない対策や、宿泊施設ごとに均等な支援を要望した。
 津谷市長は、据え置き期間の保証料と利息の全額を市が補助する特別融資制度を4月1日から運用開始することなどを説明。「国や県の動向を見ながらスピーディーに対応する。力を合わせ、地域に元気を取り戻せるよう頑張りたい」と話した。

 

大里ファーム 全国そば優良生産表彰 放棄地解消や6次産業化

2020-03-31
児玉市長㊧に受賞を報告する浅石副理事長(鹿角市役所)
 鹿角市八幡平の農事組合法人・大里ファーム(安保春喜代表理事、構成農家50戸)が、2019年度の全国そば優良生産表彰を受賞した。北鹿地方では初めての受賞。30日は浅石昌敏副理事長が市役所を訪れ、児玉一市長に喜びの報告を行った。
 表彰事業は日本蕎麦(そば)協会が1989年度から毎年実施。日本の伝統食、健康食であるソバの栽培について、生産性の向上または経営改善の面から創意工夫を行い、他の範となる生産農家・集団を表彰している。
 31回目の今回は、農林水産大臣賞をはじめ7種類の各賞に12個人・団体が選ばれた。このうち大里ファームは日本麺類業団体連合会会長賞を受賞。
 大里ファームは、市が「そばの里プロジェクト推進事業」を始めた2009年度から、ソバづくりに取り組んでいる。
 作付面積は年々拡大し、19年度は184㌶。内訳は田93㌶、畑91㌶。田は転作田で、畑は原野化していた耕作放棄地16㌶と遊休農地75㌶を活用している。
 毎年9月にはソバの花を見ながら新そばを食べる「新そば祭り」を開催。ユネスコ無形文化遺産の「大日堂舞楽」をモチーフにした乾麺「大日堂そば」の製造販売による6次産業化や、生産効率(単収、質)の向上を図る取り組みも進めている。今回の受賞はこうした取り組みが評価された。
 受賞報告を受けた児玉市長は「長年の耕作放棄地等の解消や6次産業化に向けて、ファームの皆さんが頑張った成果。市としても所得向上につながるよう引き続き応援していきたい」と期待した。
 浅石副理事長は「高齢化やトラクターが壊れたといった理由で、借りていた畑を返す生産者が増えている。遊休農地だった畑75㌶をソバ栽培に活用していなければ、その半分は耕作放棄地になり〝アカシア畑〟になっていたと予想される」と強調。「今後もできる範囲で耕作放棄地等の解消に努めたい」と話した。

 

「きょうの秋田犬」 動画投稿サイトで公開 臨時休館中の楽しみを

2020-03-30
秋田犬のさまざまな表情をカメラに収め、動画を公開している(秋田犬の里)
 秋田犬を飼育する大館市の地域おこし協力隊が、動画投稿サイト・ユーチューブで「きょうの秋田犬」を公開している。秋田犬の里が臨時休館中のため、来館できない人に少しでも秋田犬の魅力を伝えようと企画。散歩の様子など、展示だけでは見ることができない一面を伝えている。
 22日に「秋田犬ふれあい隊in秋田犬の里」のチャンネルを開設し、市で飼育している犬のほか、展示に参加している秋田犬保存会会員の犬の動画を紹介している。
 29日の撮影では、会員の「純」(雌5歳)と「明」(同10カ月)を撮影。散歩で元気いっぱいに走り回る姿や芝生の上でくつろぐ姿など、さまざまな表情をカメラに収めた。
 隊員の加藤瞳さんは「毛色の違いは見た目で分かるけれど、性格は写真だけでは伝わらない。動画で犬の個性を伝えていきたい」と話している。
 今後は秋田犬とともに館内の紹介なども予定している。
 

ネギに続いては キャベツ詰め放題 鹿角市の末広ファーム

2020-03-30
協力してキャベツを詰め込む親子(鹿角市十和田末広)
 鹿角市十和田の農業組合法人・末広ファーム(柳沢義一代表理事)は29日、同所末広字村下の畑で詰め放題のイベント「雪の下キャベツ収穫祭」を開いた。専用の袋を購入した市民らが収穫したてのキャベツを袋いっぱいに詰め込み、抱えるようにして運ぶ姿が見られた。
 地域貢献の一環で実施。昨年12月にネギの詰め放題も行い、2回目のイベント。借り受けた畑2・4㌶にキャベツを植え付けた。暖冬の今年は〝雪の下〟とは言えないものの、数回の積雪と冷え込みがあったことで、甘く、歯ごたえの良いものに仕上がったという。コメ1斗分が入るビニール袋を一つ500円で販売し、購入者が収穫、袋詰めを行った。
 会場の畑は午前10時の開始を前にカッパなどを着た市民らでにぎわった。袋を購入しキャベツを品定め。鎌や包丁の刃を入れて収穫した。揺すったり、伸ばしたりしてスペースを確保した袋に、ぎゅうぎゅうに詰め込んでいた。きょうだいや親戚と分けるという大館市の70歳代女性は「1袋に15玉も詰めることができた。収穫の催し物はなかなかないので楽しい。サラダやロールキャベツなど、毎日キャベツ料理にして、スリムになりたい」と笑顔だった。
 柳沢代表は「思った以上に来場者があり、喜んでもらえてよかった。詰め放題は本年度から始めた事業。若手社員の意見を取り入れるなどして今後も続けていきたい」と話していた。

 
 
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