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ベスト4決まる ドームで熱戦開幕 本紙創刊100周年記念北鹿中学新人野球

2018-09-23
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1回戦鷹巣―大館東、大館東は4回、佐々木羚が3点目となるスクイズを決める(ニプロハチ公ドーム)
 北鹿新聞創刊100周年記念第64回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は22日開幕し、初日は大館市のニプロハチ公ドームで1回戦4試合を行った。終盤の攻撃でたたみ掛けた合川は花輪一に逆転勝ち。大館東は鷹巣の反撃を寄せ付けず、大館一も投手戦をものにして下川沿を下し、それぞれ完封勝ちした。森吉は2度の大量得点で主導権を握り、八幡平にコールドで快勝。4強が出そろった。最終日の23日は準決勝、決勝を行う。
  ◇1回戦 【ニプロハチ公ドーム】
花輪一 1010300 5
合 川 100331× 8

 ▽三塁打=兎澤(花)小野寺、相馬(合)▽二塁打=斉藤(花)田中(合)▽暴投=合川4▽ボーク=花輪一1▽審判=谷地田、長崎、遠藤、庄司
鷹 巣 0000000 0
大館東 000311× 5

 ▽二塁打=石田(鷹)能登谷2(大)▽併殺=大館東1▽審判=若松、齋藤、田中、山木
下川沿 0000000 0
大館一 000100× 1
 ▽二塁打=髙清水(下)伊藤(大)▽審判=遠藤、庄司、桜田、多賀谷
森 吉 25522 16
八幡平 00000  0

     (5回コールド)
 ▽二塁打=戸沢(森)▽暴投=八幡平5▽野選=八幡平1▽審判=田中、多賀谷、山木、若松

穀物乾燥調整施設が完成 鹿角市の用野目ファーム 省力・低コスト化に期待

2018-09-23
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乾燥調整施設の竣工式(鹿角市花輪用野目)
 鹿角市花輪の農事組合法人「用野目ファーム」(工藤義哉代表理事、会員48戸)が地元の用野目地区に整備した乾燥調整施設の竣工(しゅんこう)式が22日、現地で行われた。関係者約60人が作業の省力化や低コスト化が図られる拠点施設の完成を祝い、さらなる生産振興に期待した。
 同法人は2003年に設立。水稲と大豆を主作物としているが、乾燥調整作業はこれまで、会員が個々で所有していた機械設備を使いながら分担して行っていた。今回はこれらを1カ所に集積することで、省力化、低コスト化を図ろうと、新施設を整備した。
 鉄骨造1部2階建て、延べ床面積479平方㍍の施設内に乾燥機などを備えている。総事業費は約1億2000万円。農林水産省の産地パワーアップ事業を活用し、国から2分の1、市から12分の1の補助を受けた。同事業は地域の営農戦略として定めた産地パワーアップ計画に基づいて実施する、産地の高収益化、生産・集出荷の効率化に向けた取り組みを総合的に支援するもの。
 同法人では来年度の栽培面積について、水稲は本年度から10㌶増の60㌶、大豆は7㌶増の20㌶にそれぞれ拡大する計画。
 工藤代表理事(70)は「最近、担い手がいなくてリタイアする近隣の農家が増えているが、今回の施設整備を機に、少しでも耕作放棄地をなくしていきたい」と抱負を話した。

「ねこっこ」ありがとう 内陸線で間もなく運行終了 ファンにさよなら会

2018-09-23
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10月上旬で運行終了するねこっこ列車(阿仁合駅)
 秋田内陸縦貫鉄道の期間限定車両「ねこっこ列車」の運行終了が間近に迫っている。角館―阿仁合間を運行した22日、車内や角館駅ホームでさよなら会が行われた。運行は10月上旬まで。
 ねこっこ列車は仙北市地域おこし協力隊の折笠靖子さん(41)が提案し、今年のネコの日(2月22日)から期間限定で運行。車両正面にネコの顔のラッピングが施されているほか、車内にネコのイラストや写真を掲示している。
 1カ月ほどの限定車両だったが、乗客からの好評を受けて運行期間を2度延長。折笠さんによると、SNS(会員制交流サイト)を通じて愛知県から訪れた人もいたといい、特徴的な外観の車両が愛好家や地域住民から親しまれていた。
 この日は角館発阿仁合行きの列車にねこっこ車両を増結して運行。内陸線のマスコットキャラクター「じゅうべぇ」やご当地キャラクターもさよなら会に駆けつけた。発車前の角館駅ホームでは、車両と写真撮影ができる時間が設けられ、乗客が撮影を楽しんだ。
 乗客には列車の限定ポストカードが記念品として贈られたほか、特別グッズも販売。列車の窓には「ありがとう」と書かれた紙が貼られ、乗客への感謝の気持ちを伝えた。
 提案者の折笠さんは、「当初は予定していなかった夏景色を走るねこっこ列車を見れてうれしかった」と話していた。
 車両は10月上旬まで運行する予定。運行終了後は車両の改装工事が行われ、「犬っこ列車」へと生まれ変わる。

石田邸、大館市に寄付 25日に贈呈式 バラ園含め観光活用

2018-09-22
大館市に寄付されることになった石田邸(三ノ丸)
 大館市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93)の邸宅と土地が市に寄付されることになった。8月に死去した石田よし夫人の生前からの意向で、遺族が25日に市役所を訪れて目録を贈呈する。「石田ローズガーデン」として市民に親しまれ、市は引き続き貴重な観光資源として活用する方針。
 同市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍はこれまで市が借り受けていた。約500種のバラはすでに寄贈されており、95年7月から市管理となっている。
 博英氏は47年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は博英氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、今年8月11日に101歳で亡くなった。市によると、生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示し、贈呈準備を進めていたという。25日は遺言執行者で次女の利光京子さんから福原淳嗣市長に目録を手渡す。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。
 ローズガーデンでは10月6日から3日間、大館バラまつりシーズン2が開かれる。6月のシーズン1に比べ花数は少ないが、寒暖の差が大きくなる秋のバラは一段と色鮮やかで香りが強くなるという。開場時間は午前9時から午後5時。

鉄道文化、保存から活用へ 日本鉄道保存協会 小坂町で研修会

2018-09-22
シンポジウムなどが行われた研修会(セパーム)
 日本鉄道保存協会の2018年度研修会が21日、全国各地の会員ら約70人が参加して小坂町のセパームで開かれた。同町が会場となるのは初めて。戦後の復興と成長を支えてきた鉄道文化遺産の保存・活用を推進する行政や団体らが意見を交換し、鉄道をまちづくりや観光へつなげる方策として、地域全体を巻き込んでの活用の重要性を理解した。
 同協会は1991年に設立し、歴史的鉄道車両、構造物、建物等を保存する国内の団体、行政など57団体、20人で組織。本県からは唯一、小坂町の小坂鉄道保存会が加盟している。毎年、持ち回りで開催している総会に続いて、研修会が行われた。
 開会行事で、代表幹事団体の菅建彦・交通協力会会長は「あと4年で日本の鉄道創業150年を迎える。欧米より半世紀も遅れたが、今では世界でトップクラスの鉄道と肩を並べる。消えていく鉄道遺産を保存しようと発足した協会も間もなく30年を迎えるが、新しい発展のきっかけをつかみたい」とあいさつした。
 細越満町長が歓迎の言葉を述べ、町が整備した小坂鉄道の関連施設を活用したテーマパークについて紹介しながら、「鉄道遺産を観光活用して保存することにより、地域をにぎやかに発展させていきたい」と意気込んだ。
 研修会のシンポジウムは、「近代化遺産としての鉄道を生かしたまちづくりと観光」をテーマに行われ、4人がそれぞれの取り組みなどを発表した。
 このうち、新潟市の新津鉄道資料館の水澤喜代志さんは、地域資源の鉄道を生かした誘客策として、▽「鉄道の街」のイメージづくり▽各組織との協働事業▽地域の発展と資料館の発展―を重点事項に掲げた。「観光は経済を伴わないといけない。リピーターを生み出す事業は発信していかないと伝わらない。資料館の発展と地域の発展は必ずリンクする。鉄道の街の中で、資料館を核の施設として続けていくのであれば生き残れる。地域との協働をキーポイントとして、将来は日本一の鉄道博物館にしたい」と意欲を示した。
 また、地元小坂鉄道保存会の千葉裕之会長は「鉄道はマニアックなので、一般知識を地域にも理解してもらい、連携していくべきだ」、コーディネーターを務めた同協会の米山淳一事務局長は「鉄道文化遺産をみんなで守ることが大事で、保存から活用へ展開することが求められる」などと述べた。
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2社目の風力発電構想 周辺環境に配慮を 鹿角市環境審

2018-08-07
2社目の風力発電事業構想が説明された環境保全審議会(市役所)
 鹿角市環境保全審議会は6日、市役所で開き、(仮称)田子町風力発電構想などについて説明を受けた。事業区域は青森県田子町が中心で、一部が鹿角市十和田大湯を含む。同じ場所ではすでに風力発電構想が動き出しており、2社目。委員からは環境や生態系への配慮を求める意見があった。
 新たな風力発電事業を計画しているのは、融雪事業などを展開するユニ・ロット(大阪市)。提出された計画段階環境配慮書によると、事業想定区域は約1457㌶。区域の大部分は田子町で、一部鹿角市が含まれている。最大出力は8万キロワットで、風力発電機は30基程度を計画。
 構想段階であり、変電施設、送電線などの具体的な内容や着工、営業開始年次は検討中としている。配慮書は先月6日から今月13日までの日程で、市役所本所と大湯支所で縦覧されている。
 同じ場所では、日立造船(大阪市)が(仮称)鹿角・田子風力発電構想を明らかにし、手続きを進めている。最大出力はユニ・ロットの2・6倍の21万4000キロワットを計画。両構想の事業区域は重複している。委員からは、事業区域には天然のシラカバが分布しているなどとして環境や生態系への配慮を求める意見があった。
 2017年度事業報告や18年度事業計画が報告された。空き家対策について市当局は、実態調査を実施することを説明。委員からは「相続放棄した空き家をめぐって、自治会は苦慮している」という意見があった。
 任期満了に伴い、委嘱状の交付式があった。任期は2年(◎会長、〇副会長)。
 ◎金澤文好(識見者)〇阿部浩一(JAかづの常務)柳澤康隆(鹿角青年会議所理事長)山本由実(識見者)黒澤正(米代川源流自然の会事務局)髙橋健一(鹿角工業振興会理事)齋藤吉之(北秋田地域振興局大館福祉環境部地域環境専門員)
 

移住定住「PR工夫を」 北秋田市議会総務文教委 ネットワークセンター視察

2018-08-07
総務文教委の所管事務調査(北秋田市移住定住ネットワークセンター)
 北秋田市議会の総務文教委員会(大森光信委員長)は6日、市の移住定住対策などについて所管事務調査を行った。前年度の移住実績は市総合戦略に掲げた目標値を上回っており、議員らは「予想以上に好調」と評価。その上で、移住の導入部となる対外的なPRに力を入れるよう求めた。
 阿仁に開設した市移住定住ネットワークセンターを視察した後、移住定住対策を担当する総合政策課から移住の実績や市の取り組みについて説明を受けた。
2 017年度の移住実績は36世帯43人で、総合戦略で目標に掲げた年間3世帯10人を大幅に上回った。18年度も7月末までに2世帯6人が移住している。委員からは「実績をみると、よくやっていると言える」と市の取り組みを評価する声が上がった。
 移住を進める際の課題について、総合政策課は「仕事と住まい」と説明。住まいに関しては、移住希望者の多くは阿仁地区に賃貸住宅やアパートなどが少ないため住宅探しに苦労するのが現状で、「空き家バンクの登録を増やすなどしてニーズに応えられるようにしたい」と話した。
 移住の導入部となる相談会などで配布するチラシやパンフレットについては、北秋田への移住のメリットが一目で分かるよう工夫して作成する必要があると指摘する声が上がった。
 このほか委員から「移住者の生活が安定するまで、市が補助するような制度が必要」「農林業など地域特性に特化した移住対策も必要ではないか」「センターと同様の機能を持つ施設を他地区にも整備できないか」などとする意見が出された。
 

大館「肉×博」 2日間で5万8千人 家族連れどっと、店に列

2018-08-06
最終日も多くの人でにぎわった肉の博覧会(ニプロハチ公ドーム)
 大館市のニプロハチ公ドーム(大館樹海ドーム)で開催された第4回肉の博覧会(肉×博)が5日、閉幕した。雨が降ったりやんだりのあいにくの天気となったが、県内外から大勢の家族連れらが来場。タクミアリーナ(樹海体育館)を使った同時開催のスポーツイベントと合わせて夏のひとときを思い思いに過ごした。
 72店の屋台が並び、比内地鶏の串焼きやフランクフルト、馬肉煮込み、うさぎ汁、タンロースト、秋田牛厚切りステーキなどを販売。初日の4日は曇り空で時折雨が降り、入場者は少なめだった。一部店舗で長蛇の列ができたものの、多くの出店者は苦戦した。
 最終日は朝から雨が降り、客足が心配されたが、正午には駐車場500台分が埋まるほどの混雑ぶり。各店に行列ができ、一時的に商品が売り切れる店舗も見られた。
 肉料理の早食い大会「フードファイト」が行われ、高校生を含む男性5人が挑戦。牛ステーキ300㌘やフランクフルト3本、馬肉のホットサンドを食べきる予選で2人に絞り込まれ、おにぎり5個分とハンバーグやハムカツなどの「特製ライスバーガー」で決勝に臨んだ。出場者は時折苦しい表情になりながらも、次々と?張っていた。
 スポーツイベントはドーム内でリアル野球盤、アリーナで男子プロバスケットボール・秋田ノーザンハピネッツ交流イベント、屋外ステージでアームレスリング大会を展開した。ボードゲームを再現したリアル野球盤は、内外野にヒットやアウトのエリアを設定、ピッチングマシンが放つボールを打つゲームで、子どもから大人まで快音を響かせた。アームレスリングは小中学生と一般男女合わせて県内外から37人が参加し、腕力自慢が真剣勝負を繰り広げた。
 主催した大館食の祭典協議会(白川懸士会長)によると、期間中の来場者は5万8000人。初日が2万1000人、2日目3万7000人と発表した。駐車場利用者750台のナンバーを調べたところ、県内が75%で最も多く、青森18%と続いた。北海道や岩手、山形、福島、関東方面のナンバーもあった。
 虻川洋行実行委員長は「多くの人が来て、多彩な肉料理に満足してもらえたと思う。県外客も見られ、大館の食文化を発信できたのではないか」と話していた。
 

悲恋の男女しのぶ 鹿角・錦木塚まつりで謡曲奉納

2018-08-06
錦木塚の前で行われた神事(錦木塚伝説公園)
 若い男女の悲恋物語が語り継がれている鹿角市十和田の錦木塚伝説公園などで5日、「錦木塚まつり」が開かれ、神事や謡曲「錦木」の奉納などが行われた。
 その昔、古川の政子姫に恋した草木の若者が姫の家の前に毎日、縁結びの「錦木」を立てかけたが、あと1日で成就する1000束になるという日に死んでしまい、姫も後を追うようにこの世を去った。この二人を夫婦として1000束の錦木とともに葬ったのが錦木塚とされる。室町時代に世阿弥が創作した謡曲「錦木」で世に広がった。
 まつりは「錦木を考える会」(安保晋会長)が毎年開催。地元の高校生が扮(ふん)する政子姫など関係者約30人が参加し、公園内にある塚の前で神事を行った。観世流「広謡会」の会員による謡曲「錦木」の奉納は、雨天のため錦木地区市民センターで実施した。
 まつりと同時開催される恒例行事「錦木塚伝説ウオーキング」も雨で中止になったが、高校生扮する若者が政子姫に1000束目の錦木を手渡すセレモニーは同市民センターで行い、若者と姫をしのんだ。
 

阿仁合駅で読み聞かせ 北秋田・秋田内陸線 乗務員が情感込めて

2018-08-06
秋田内陸線の駅舎で開かれた絵本の読み聞かせ会(こぐま亭カフェ)
 秋田内陸線阿仁合駅舎内のカフェで5日、内陸線アテンダントによる絵本の読み聞かせが行われ、地元住民が実話を基に制作したクマと人との関わりを描いた「アンとばさまのものがたり」が披露された。
 「アンとばさまのものがたり」は、阿仁合地区に住む佐藤稔さんが家の近くに出没したクマを題材に制作した物語。「アン」と名付けられた赤毛のクマと地域住民との関わり、年老いたクマとの交流などを描いている。佐藤さんが撮影したクマの写真なども掲載されている。
 読み聞かせ会には親子連れなど約30人が参加。観光案内などを行っている内陸線アテンダントの加賀谷美由樹さんが読み手を務め、方言でつづられた「ばさま」のクマに対する優しい気持ちを情感たっぷりに朗読した。
 
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ブロック塀の撤去費用 補助制度を創設へ 鹿角市 児玉市長が表明

2018-07-24
会見する児玉市長(市役所)
 鹿角市の児玉一市長は23日、市役所で定例会見を開き、大きな地震等で倒壊する恐れのあるブロック塀の撤去を促進するため、市独自の補助制度を創設することを明らかにした。9月議会での補正予算案提案を目指している。
 制度の概要は、道路に接している個人所有のブロック塀の撤去費用の一部を支援するもの。事業所所有の塀は対象外とする方針。
現在、制度創設に向けた準備を進めており、補助額など具体的な内容は後日、明らかにする。児玉市長は「例えば、上限額を設けるなどリフォーム支援のような形になろうかと思う」と述べた。
 市や市教委は、大阪府北部地震を受けて市内の小中学校を含む公共施設と小中学校の通学路沿いにあるブロック塀の調査を先月から今月にかけて実施した。
 このうち公共施設では▽上ノ湯公衆浴場(大湯字上ノ湯)▽花輪定期市場(花輪字上花輪)▽まちなかオフィス(花輪字下花輪)▽出発の家(花輪字柳田)―の4カ所の塀が建築基準法で定められた基準を満たしていないことが分かり、市が撤去や補修などの準備を進めている。
 通学路沿いにあるブロック塀で注意が必要と思われる塀は計46カ所あり、19日付で児童生徒の保護者に注意を呼び掛ける通知を出したほか、各学校での安全指導などを進めることにしている。
 このほか、通学路以外の市道沿いや空き家等にあるブロック塀も調査する計画。
 民有地にあるブロック塀について市が個別対応するのは難しいといい、児玉市長は「通学路などのブロック塀の撤去に加え、道路沿いにある空き家のブロック塀についても対策が進んでほしい」と補助制度の効果に期待した。

 

ありがとう20周年 大館能代空港 記念イベント多彩に

2018-07-23
普段は立ち入ることのできない制限区域内で飛行機の離陸を見学する参加者(大館能代空港)
コンサートや木製飛行機の展示が行われた野外広場
 北秋田市の大館能代空港で22日、開港20周年を記念したイベントが開かれ、空港に関わる事業所が企画した多彩な催しが行われた。野外広場でのコンサートや木製飛行機の展示のほか、普段は入ることのできない制限区域内の見学も実施され、多くの親子連れでにぎわった。
 開港20周年を記念し、利用者への感謝の気持ちを伝えようと、県の管理事務所や利用促進協、空港ターミナルビルなど4事業所で構成する実行委員会が主催。各事業所がイベントを企画した。
 同空港ターミナルビル周辺では「大空市」が開催され、野菜や農産加工品、軽食などを販売する屋台がずらり。野外広場のステージでは、鷹巣祇園太鼓や吹奏楽団など市内外の5団体が演奏や歌で会場を盛り上げた。
 鷹巣技術専門校(同市綴子、永澤亮校長)製作による木製飛行機も野外広場に展示。機体は、世界初の有人動力飛行に成功したとの説がある航空技師グスターヴ・ホワイトヘッドの単葉機を復元したもの。会場には撮影台も設けられ、利用者は撮影や搭乗体験を楽しんでいた。
 今回は、これまで実施したことのなかった空港の制限区域内を見学するイベントも複数企画。事前に参加を募り、飛行機の出発作業や離着陸、滑走路や空港施設の見学を受け付けた。
 離着陸の見学は午前中の発着便に合わせて2回実施。参加者はバスで制限区域内に入場し、離着陸する飛行機が見えやすいポイントで降車した。出発便を見学する回では、参加者が滑走路へと向かう飛行機を見守り、離陸の瞬間を待った。飛び立つ飛行機のごう音や大きさを間近で体感し、子どもたちは「すごい」と笑顔を見せていた。
 ターミナルビル内では航空教室や子どもを対象に航空券が当たるスタンプラリーが行われた。

移住者ら交流広がる 大館と鹿角 初の「顔合わせ」企画

2018-07-23
浴衣姿の参加者らが桂城公園周辺を巡った(桂城橋)
 大館市への移住者らの交流会「大館びとの会」(会長・塩崎泰良市地域おこし協力隊)とNPO法人かづのclassy(木村芳兼理事長)の初のコラボレーション企画「かづの、おおだて、かお合わせ。」が22日、大館市の国指定有形文化財・桜櫓館などで行われ、両市の会員ら17人が交流した。
 同会は移住者や移住希望者に日頃の不安や悩みを気軽に相談する場、友達づくりや交流を広げる場として活用してもらうことを目指している。月1回ほど、テーマを変えて会を開いている。
 同法人は2016年に元鹿角市地域おこし協力隊(移住コンシェルジュ)のメンバーを中心に立ち上げた。移住者のサポートや地域を元気にする活動を行っている。
 両団体は移住相談会などで以前から交流があり、共催での開催を希望していた。塩崎会長によると、移住を考える人は秋田、東北などのエリアでとらえている人が多く、近隣自治体がつながることで、できることも増えるのではといい、互いの市について知り、友達づくりにつなげようと初めて開催した。
 この日は大館について知ろうと、桂城公園周辺を歩く「大館プチ歴まち散歩」と花善(御成町)の弁当を味わいながら交流するランチ懇親会を企画。
 参加者は夏らしい浴衣や甚平で参加。市まちづくり課の職員から歴史や文化、伝統について説明を受けながら、桜櫓館や桂城公園、秋田犬会館などを巡った。懇親会では子育てや暮らしなどについて意見を交わしたり、情報を交換したりした。
 塩崎会長は「多くの人が参加してくれてよかった。小さい子を連れた家族連れもおり、場が和み、参加者同士が打ち解けられた。今後は鹿角におじゃまして企画できたらいいと個人的に考えている」と話した。
 大館びとの会では8月の企画として、17日午後7時半から、大館少年自然の家で「STAR GAZING~大人の星空観察~」を開催する。先着18人。無料。申し込み、問い合わせは市移住交流課内事務局(電話0186・43・7149)。

まきは身近な再生可能エネ 鹿角市 普及図る「道場」開く

2018-07-23
黒沢会長㊨からおのの使い方を学ぶ参加者(鹿角市十和田毛馬内の事務所前)
 木質バイオマスとして見直されているまきの割り方を学ぶ「薪割り道場」が22日、鹿角市十和田毛馬内で行われた。市民など約20人が参加、まき供給の活動をしている市民団体の関係者から指導を受けた。
 道場を主催したのは、まきを生産・供給する活動をしている共助組織「MAKIKORI(まきこり)」(事務局・同市十和田毛馬内字城ノ下、黒沢彰会長)。
 再生可能エネルギーの活用をテーマにした資源エネルギー庁の「まちエネ大学」が2015年から2年間、鹿角市を会場に開かれた。再生可能エネルギーを地域経済の活性化に結び付けるのが目的で、受講者たちが昨年3月、MAKIKORIを設立した。
 同会は、未利用森林などの所有者から依頼を受けて木を伐採し、労力の対価としてまきを手に入れる共助組織として活動している。会員は鹿角市を中心に26人。大館市や岩手県二戸市からも参加している。
 まきは自然エネルギーとして見直されている一方で、まきストーブ生活を始めようとしても「まきはどこから手に入れるの」などと踏み切れない人も。
 道場は、まきへの関心を高める機会にするため、初めて開いた。会場は十和田市民センター近くにある同会の事務所。機械とおのによる割り方、まきの積み方などが指導された。小坂町から参加した男性(58)は10年ほど前からまきストーブ生活を始め、会員ではないが「参考になれば」と受講した。
 黒沢会長がおのを持つ手の位置、木の芯を意識すること、足腰の使い方などを指導。参加者は、おのを振り下ろし、すぱっと割れると、気持ちよさそうな表情をしていた。
 作業の後は秋田杉を使った「プランク・バーベキュー」を楽しんだ。黒沢会長は「まきは近くにあり、手っ取り早く使えるエネルギー。作業のノウハウを覚えてもらい、まきの普及のきっかけにしたい」と話した。

鳳鳴、サヨナラで散る 夏の甲子園予選 主戦、杉原気迫の投球も

2018-07-22
鳳鳴は2回、髙橋の右前適時打で2点目を挙げる(こまちスタジアム)
 第8日の21日は、秋田市のこまちスタジアムで準々決勝2試合を行い、北鹿勢は大館鳳鳴が明桜と対戦した。鳳鳴は2回に先制点を挙げるも終盤に追い付かれ、最後はサヨナラ負けを喫した。6年ぶりの4強入りはならず、北鹿勢は全て姿を消した。
 ◇準々決勝【こまち球場】
大館鳳鳴020000000  2
明  桜010000101× 3

 ▽二塁打=藤盛樹(鳳)▽併殺=鳳鳴3▽暴投=鳳鳴1▽捕逸=明桜1▽守備妨害=明桜1
終盤に攻守で粘りを欠いた大館鳳鳴は明桜にサヨナラ負けを喫した。
 2回、鳳鳴は2死から杉原、齊藤の連打で一、三塁の好機をつくると、古谷の中前適時打で先制。続く髙橋も右前にしぶとく適時打を放ち、2点目を挙げた。
 1点リードの鳳鳴は7回、四球と安打で無死一、三塁のピンチを迎えると、捕手の二盗への送球が乱れる間に三走が生還し、同点に追い付かれた。8回の攻撃では重盗などで1死二、三塁とするも後が続かず。9回は1死満塁で押し出しを与え、試合を決められた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 なかなか決定打が出なかった。杉原はすばらしい、苦い経験をしたのでは。大きなステップアップのきっかけにしてほしい。
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