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ミス・ワールド日本代表 金谷鞠杏さん(大館市出身) 佐竹知事を表敬訪問

2020-10-24
佐竹知事と記念撮影に応じる金谷さん㊨(県庁)
 女性の美しさや品格、タレント性などを競う世界大会「ミス・ワールド2020」の日本代表に選ばれた大館市出身の金谷鞠杏さん(18)=エイベックス所属=が23日、佐竹敬久知事を表敬訪問した。金谷さんは「自国の問題などについて積極的に発信し話し合うということが大事になる。日本の問題を怖がらずに10代の代表として発信していきたい」などと世界大会に向けた意気込みを語った。
 金谷さんは中学校までを大館市で過ごし、ご当地アイドルとして活動した。現在は男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC(ジェニック)」のメンバーとして活躍している。
 金谷さんは所属事務所の関係者らと県庁を訪問。佐竹知事は「総合的な魅力が求められるミス・ワールドで日本代表となるのは簡単なことではないと思う。秋田の自慢」などと祝福。「日本だけではなく秋田のPRもお願いしたい」の依頼に金谷さんは笑顔で「もちろんです」と応えた。
 日本代表に決定した瞬間について金谷さんは「うれしかった半面、日本代表としての責任を背負っていかなければという気持ちになった。日本代表としての経験を大切にしていこうと思った」と振り返った。今後についての質問には「秋田が大好きなので、まだまだ知らない秋田のことを学び、きりたんぽなど身近なことから発信していきたい。音楽でみんなを元気にしたい」などと語った。

 

地域応援プラン10年 コロナ収束後見据えた整備も 大館の推進会議3団体の活動視察

2020-10-24
ミズバショウ群生地に設置された遊歩道を視察する委員ら(大館市粕田)
 大館市地域づくり協働推進会議(会長・名村伸一副市長)は23日、地域応援プラン活動支援事業の現地視察を行い、各団体の取り組みについて説明を受けながら効果などを確認した。事業は10年の節目を迎え、新型コロナウイルスの影響で計画通りに進まないケースがある一方、コロナ収束後の観光を見据えた環境整備も見られた。
 地域の活性化や課題解決に向けた市民活動を支援するもので、2010年7月にスタート。本年度は計画づくり支援(上限20万円助成)に1団体、活動1年目(同100万円)に3団体、2年目(同)に2団体、3年目のステップアップ事業(上限300万円)に2団体の計8団体を採択した。
 このうち1年目の「十ノ瀬藤の郷を活用した地域づくりの会」(観光情報発信)、2年目の粕田生産森林組合(ミズバショウの生育環境整備)、ステップアップの有浦町内会(地域コミュニティー構築)を視察することにし、委員ら11人が参加した。
 山田字茂屋地内の「藤の郷」は約80本のフジが並び、毎年5月下旬に見頃を迎える。今年はコロナ感染防止のため公開を中止。周辺道路や駐車場などを整備している。同会の幸坂雪代表は「コロナの影響で思うように進んでいないが、引き続き周辺地域との連携や多角的な視点から活性化につなげたい」と話した。
 粕田生産森林組合は、男神山の麓でふるさと林道花矢線沿いのミズバショウ群生地に遊歩道(約㍍)を設置。砕石も敷き詰め、山内俊隆組合長は「歩きやすくなった」と紹介した。ミズバショウは4月半ばから5月の連休まで見頃とし、来年度以降は遊歩道の延長や休屋・簡易トイレ設置に取り組みたい考え。地元だけでなく観光客を含めた「交流の場」を目標としている。
 有浦町内会(阿部文男会長)は町内会館を改修した。調理室機能を強化し、増加する高齢者の孤食解消を図るとともに、「子ども食堂」など新たな事業展開を計画している。

 

鹿角市 4地区で文化祭始まる コロナで展示のみ

2020-10-24
鹿角市内4地区で始まった文化祭(十和田市民センター)
 市民が日頃の芸術文化活動の成果を披露する鹿角市の地区文化祭が23日、市内4地区の市民センターで始まった。本年度は新型コロナウイルス感染防止のため食堂や芸能発表会などは中止となったものの、各種展示では創作意欲あふれる力作が並び、訪れた人たちを楽しませている。25日まで。24日限定で各市民センターを結ぶ無料循環バスも運行される。
 各地区の地域づくり協議会等が毎年、この時期に開いている恒例行事。市民の社会教育や生涯学習活動の発表の場、さまざまな文化に触れる場などとして親しまれている。
 コロナの影響で食堂やバザー、フリーマーケット、農産物直売、芸能発表会などは中止。各市民センターで活動する団体や個人、園児や小中高生の書画、写真、手芸といった作品展示のみ行われた。
 このうち十和田では今年中止となった国重要無形民俗文化財の毛馬内盆踊りをピックアップした「写真と映像で振り返る『毛馬内盆踊り展』」を開催。
 各地の盆踊りを招いて共演する夏の恒例行事「毛馬内北の盆」の映像上映や、歴代ポスター、写真コンクール作品、大太鼓、衣装などの展示が行われ、来場者の関心を集めていた。
 毛馬内の80代男性は「懐かしい映像も見られて楽しかった。来年は盆踊りを見たいと思った」と話した。
 メイン展示は、花輪が「押し花工芸作家・八巻邌子遺作鹿角特別展示会」、十和田が「佐々木ひでお口筆詩画・輝きの世界」、尾去沢が「富樫正一写真展『昭和のくらし』」、八幡平が「渡部広志写真展」。開始時間はいずれも午前9時で、終了時間は地区や日ごとに異なる。

 

大館市の長木川 河道掘削で治水対策 県 強靱化へ2カ年事業 樹木も伐採、景観改善

2020-10-23
河道掘削事業が進められている長木川(大館市観音堂付近)
 大館市中心部を流れる長木川で、県の河道掘削事業が盛んに行われている。各地で自然災害が頻発する中、国土強靱(きょうじん)化を進める緊急対策として2019年度から2カ年で実施。川底や岸の土砂を取り除いて流下能力を高め、地域の治水安全度の向上を図る。河川内の樹木も伐採され景観改善につながっている。
 初年度はJR花輪線鉄橋の上流側から県道大館十和田湖線大館橋まで1・5㌔区間を掘削し、約2万8400立方㍍の土砂を市コンポストセンター脇(大披)などで受け入れた。河川内約1万5500平方㍍に生えた樹木も伐採した。
 本年度の施工区間は大館橋から市道有浦東台線鳳凰大橋まで1・5㌔。掘削量は5万4600立方㍍に上る見込みで8月中旬に発注、1月20日の工期で進ちょく率20%弱となっている。鳳凰大橋下流右岸には土砂の山が築かれ、市民から「何か整備されるのか」との声も聞かれるが、北秋田地域振興局建設部は「運び出すため一時的に集めたもの」と説明。運搬の大型ダンプが頻繁に通行するとして理解を求めている。
 2カ年の総事業費は3億円。伐採した樹木のうち、有価物となる木材は入札を経て売り払い、枝や根部分は処分することにしており、今のところ無償提供は行わない。中州に樹木が茂ると、水の流れる範囲が狭まり、氾濫のリスクが高まる。13年8月の豪雨では河川公園が浸水被害に見舞われた。
 長木川沿いは人口が集中し、JR奥羽線と花輪線が集結するほか国道7号も整備され、交通の要衝となっている。河川が氾濫すると甚大な被害が想定されることから、早急に治水安全度を確保する必要がある。
 かつて県は長木ダム建設を計画したが、費用対効果が低いことや国の見直し対象事業となったことを受けて00年に中止。代替事業として04年から河川改修を進めている。

「定数」や「通年制」など 多岐にわたる調査提案 北秋田市議会改革特別委

2020-10-23
北秋田市議会の議会改革特別委(市役所)
 北秋田市議会の議会改革特別委員会(佐藤文信委員長)は22日、市役所で開き、調査を行う事項について協議した。各会派等からの提案は「議員定数」や「ペーパーレス化」「議会通年制」など多岐にわたるもの。全てを調査事項として採用し次回以降、協議を進めていく。
 これまで、議会運営委員会(小笠原寿委員長)で進めてきた議会改革に関する調査・研究をさらに進めるとともに、今後、必要となる事項についても検討していこうと、今月8日の9月定例議会最終本会議で設置。委員長を含む7人の委員で構成した。
 この日の委員会では、各委員がそれぞれの所属会派で話し合ってきた協議事項の案などを提出。議会運営委でも議論があった議員定数や常任委員の任期のほか、議会基本条例・先例集の見直し、議会でのICT化およびペーパーレス化、議会報告会の在り方などが挙がった。
 また、議会での審議に関することでは「決算特別委員会の在り方について、予算は各常任委で審議しており、決算を特別委にする必要性は」との意見や、「各常任委での結審前に、市長総括質疑の導入」のほか、定例会の開催を年1回として、必要に応じて本会議を開くことができる「通年議会制の導入」に関する項目も出された。
 これらの提案等については、重複している項目などを整理した上で全てを調査事項として採用。次回以降、協議を進めていく。委員会として結論に至った項目については都度、議運委等に報告。取り組みを進めていくことも確認した。
 次回は11月10日の開催を予定している。
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来春の小坂町長選 細越氏が4選出馬表明 9月議会最終日 新総合計画の実施に意欲

2020-09-18
9月定例会本会議で4選出馬を表明する細越氏(役場)
 任期満了(来年4月11日)に伴う小坂町長選に向け、現職の細越満氏(73)が17日、4選出馬を表明した。9月定例町議会の最終本会議で、「(任期満了まで)全力で町政に取り組んでいきたい。その後の町長選については、皆さんの力を頂き、出馬したい」と述べた。立候補を表明したのは、現職が初めてで、今後対抗馬の動きが焦点となる。
 細越氏は、6月定例会一般質問で出馬の意向を質問され、「現時点では白紙の状態。9月定例会までには、きっちりと決めたい」と9月までに態度表明する考えを示していた。
 本会議での議案審議が全て終了した後、特別に発言を求め、町長選への意向を明らかにした。「残された任期が半年強という時期になった。最後まで全力で町政に取り組んでいきたい。その後の町長選については、皆さんの力を頂き、出馬したい」と述べ、4選出馬を正式に表明した。
 閉会後、取材に応じた細越氏は、来年3月で終了する現行の第5次総合計画に言及し、「不十分なところがあり、検証して、(来年度から始まる)第6次計画につなげていきたい」と出馬の理由を話した。
 6月定例会では、これまで成し遂げた事業として、「『若者世代の定住促進』に力を注いできた」として、▽小中一貫教育の実現▽小坂鉄道レールパークを核とする「明治百年通りにぎわい創出プロジェクト」▽高校生までの医療費無償化▽小中学校の給食費半額助成▽小坂産ワイン醸造施設の小坂七滝ワイナリー整備―などを挙げた。
 自らの町政を振り返り、「私の持てる力を精いっぱい発揮しながら、誠心誠意まちづくりに取り組んできた」と町政運営の基本姿勢を示し、人口減少に歯止めを掛けることは容易でない、と指摘。各種施策を実施、継続することによって、「町の規模に見合った魅力ある町づくりを進めなければならない」と述べていた。
 2017年の前回選挙は、現職の細越氏が選挙前年の9月定例会で3選出馬を表明。対抗馬として元町長を擁立する動きが告示直前まであったが、結局対立候補は出ず、年ぶりの無投票当選を決めた。
 

県内小中高の修学旅行 大館で受け入れ始まる 11月までに6校予約 コロナ禍で行き先変更

2020-09-18
きりたんぽづくりを楽しむ鳥海中の生徒たち(陽気な母さんの店)
 大館市内で今月から、県内の小中高校の修学旅行受け入れが始まった。新型コロナウイルスの影響で行き先を県外から県内に変更する動きがある中、11月までに6校から予約が入っており、約450人が来市する予定。県内の学校を迎えるのは本年度が初めてで、市まるごと体験推進協議会は「コロナの収束が見えない中、受け皿になりたい。この機会に大館や周辺地域の良さを知ってもらえれば」としている。
 新型コロナの影響を受け、県内の小中学校等の修学旅行は、日程を例年の5~6月から秋以降に延期したり、行き先を北海道、仙台、東京などから近隣県や県内に変更したりする動きが出ている。一部では中止を決めた学校もある。
 大館市で受け入れを担う同協議会は、県内で行き先に悩む学校の受け皿になろうと誘致活動を展開。6月下旬に鹿角広域観光推進会議、駅弁製造の花善(大館市)、ホテル鹿角(鹿角市)との4者で県南部や秋田市の旅行会社、バス会社計9カ所を訪ね、大館・鹿角地域を周遊するプランを提案してきた。その結果、9月に2校、10月に3校、11月に1校からきりたんぽづくり体験などを含む予約が入った。
 皮切りとなった16日は由利本荘市鳥海中学校の3年生23人、秋田市太平中学校の3年生3人が来市。鳥海中の生徒は2泊3日の旅程のうち、2日目に大館に立ち寄った。陽気な母さんの店では、きりたんぽづくりを体験。協議会員の手ほどきを受け、本場・大館の作り方を楽しんで学んだ。試食ではお代わりする生徒もおり、全ての鍋が空っぽになるほどの人気ぶりだった。
 同校一行はこの日、市観光交流施設・秋田犬の里も訪問。初日には史跡尾去沢鉱山(鹿角市)なども回った。当初の行き先は東京・千葉だったが、ほとんどの生徒が訪れたことのない県北部を選んだ。
 佐藤彩来(さき)さんは「本場のきりたんぽはおいしかった。普段できない経験ができ、新たに秋田の良いところを見つけられた」と笑顔を見せた。3年部主任の佐藤典子教諭(53)は「きりたんぽを食べることや、秋田犬と会うことを生徒は楽しみにしていた。収束が見えない中、今後の新たな候補の一つになったと思う」と話した。
 市まるごと体験推進協議会は「誘致活動が成果につながった。困っている学校があれば力になりたいし、この地域をもっと知ってもらい、好きになってほしい。今後も県内の学校向けに誘致・PRを進め、行き先の候補地として考える学校が増えてくれれば」と期待を込めた。
 

縄文遺跡群現地調査 12日間の日程終了 文化庁らが会見「一定の理解得られた」

2020-09-18
上小阿仁村議会の本会議(村役場)
 上小阿仁村の9月定例議会は17日、最終本会議を開き、初日に提案された2019年度各会計決算8件を認定、一般会計補正予算案など議案7件を可決したほか、インフルエンザ予防接種の費用助成を全村民に拡大するための事業費を計上し追加提案した一般会計補正予算案と、議員発議の意見書1件も可決し、閉会した。
 19年度各会計の決算のうち、一般会計は歳入25億1374万5000円、歳出23億8838万円で差し引き1億2536万5000円の黒字。繰越財源を差し引いた実質収支額は1億2125万7000円だった。特別会計では5会計で繰越金を計上しており、総額は719万4000円となった。
 20年度の補正予算は、一般会計が1億6951万9000円の追加で補正後の総額は28億3750万6000円。歳出の主なものは、村税条例整備支援業務委託料が132万円、テニスコート休憩所改修工事が170万5000円、森林デジタル化推進事業負担金が455万5000円、伊勢堂下橋護岸補修工事が266万2000円など。
 この日追加提案した一般会計補正予算は、インフルエンザの予防接種にかかる費用への助成の対象を全村民に拡大するため、これまでの「中学生以下」および「高齢者」に加え、「16歳(高校1年生相当)から65歳未満の人」に対する経費を追加するもの。
 対象人数は883人で、助成額は1500円(1回)。歳出のうち、地域振興基金積立金を132万5000円減額し、同額をインフルエンザ予防接種料に組み替えた。予算の総額に変更はない。中田吉穂村長は北鹿新聞などの取材に、全村民への助成について「本年度だけではなく、来年度以降も継続する」との方針を示した。
 議員発議で提出し、可決した意見書は「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書」。「今後の地方財政は、かつてない厳しい状況になることが予想される」などとして、安定的な財政運営のための地方税・地方交付税等の確保・充実を求めている。
 

縄文遺跡群現地調査 12日間の日程終了 文化庁らが会見「一定の理解得られた」

2020-09-17
現地調査を終え、概要などを報告する関係者(青森県庁)
 鹿角市の大湯環状列石や北秋田市の伊勢堂岱遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向けた現地調査が、15日までに終了した。調査は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が実施。16日、文化庁と関係地方公共団体が青森県庁で会見し、「一定の理解を得られたと思う」と手応えを口にした。
 現地調査の内容について、文化庁の担当者が「公的保護措置、公的資産の保護管理の在り方、来訪者の受け入れ体制、地域との関わりなどを重点的に確認された」と説明。コロナ禍により、同行者は10人程度に限定し、公共交通機関の利用をなるべく避けるなどの対策を取ったほか、調査の様子はビデオ撮影し、参加できなかった団体と共有した。
 調査結果は来年5月にユネスコ世界遺産委員会に勧告する予定。縄文遺跡群世界遺産登録推進会議座長で青森県世界文化遺産登録推進室の岡田康博室長は「リハーサルを重ねるなどし、やれることはしっかり対応できた。こちらの思いはしっかり伝わったものと確信している」と述べた。 県教育庁文化財保護室の武藤祐浩室長は「暫定遺産から10年以上たっているのと、コロナの影響で調査自体が行われるか心配だったが、無事に終えることができてありがたい。北秋田市や鹿角市と協力して対応することができ、一定の理解を得られたと思う。この後の勧告を待ちたい」と期待した。 
 縄文遺跡群は北海道、青森、秋田、岩手の4道県、14市町にある17遺跡で構成しており、定住の開始、発展、成熟の過程や精神文化の発達など、1万年以上営まれた縄文文化の価値を顕著に示す物証とされる。現地調査はイコモスの調査員を招き、4日から12日間の日程で行われた。大湯環状列石は6日、伊勢堂岱遺跡は8日に調査を行った。

 

来年1月の比内とりの市 コロナ感染防止で中止に 実行委が代替企画を検討

2020-09-17
 来年1月23、24日に予定されていた大館市比内町の冬の祭典・第37回「比内とりの市」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止が決まった。感染の終息が見通せない中、市外、県外から多くの来場者を迎えるイベント実施は難しいと実行委員会が判断した。比内地鶏の販売キャンペーンなど代替企画の検討を進めており、来月中旬の実行委で話し合う。
 例年1月の第4土・日曜に、比内グラウンドを主会場に実施。第37回に向け、6月にJAあきた北青年部、大館北秋商工会青年部、同JA比内地鶏生産部会、市比内総合支所の26人で実行委員会(角森繁永委員長)を組織。コロナ禍の中、実施できるかどうかを協議してきたが、日に比内総合支所で開かれた第4回会合で、中止を決めた。
 実行委事務局の比内総合支所は「例年2万人の人出があり、多方面から来場するため、感染対策を徹底して行うのは難しいと意見がまとまった」と話す。ポスター作製や出店者への対応などを踏まえ、この時期に決定した。 
 一方、新型コロナの影響を受けて比内地鶏の需要が低迷していることから、「販売促進につながる取り組みを」と代替の企画を検討する。これまでに「SNS(会員制交流サイト)で販売キャンペーンを行う」「名物の千羽焼きの様子を動画で公開する」などの案が出ている。例年は会場に設置した神殿で比内鶏の供養と全ての食鳥の霊に感謝する比内鶏感謝祭を行っており、神事は扇田神明社に関係者のみが集まって執り行う予定。
 比内とりの市は1985年に当時の比内町商工会青年部が始めた。特産の比内地鶏のPRと地域活性化を目的に、「食べる、見る、買う、遊ぶ」をテーマに、比内地鶏かやきや本場きりたんぽ村などの出店、ステージイベントなどを展開。第36回は初日に約8500人、最終日に約1万1500人の人出があった。
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