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2022年5月

政務活動費 全額使い切りは6人 大館市議会21年度 平均支出は9万9千円

2022-05-23
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 大館市議の2021年度政務活動費(政活費)について、交付額を全て使い切った議員は6人で19年度に比べ4人減、1人当たりの平均支出額は9万9037円で約4万8000円少なかったことが北鹿新聞社の情報公開請求で明らかになった。新型コロナウイルスの影響で県外視察が激減し、資料購入が目立った。市への返還額は計221万3454円だった。
 政活費は市政に関する調査研究のため、条例に基づき報酬とは別に交付される。同市の場合は1議員当たり月1万5000円(年額18万円)。20年度はコロナ対策に充ててもらおうと全額468万円を返還し、行政調査も全て中止した。市は特別職の期末手当カット分を含めてコロナ対策基金に積み立てた。
 開示された収支報告書によると、調査研究費に支出したのは4人で計44万970円。新潟県三条市(野遊びSDGs事業関連)、静岡県伊豆の国市(みどりの食料システム戦略)、青森市(多様化する食文化ニーズに対応した製品開発)、能代市(資源ごみ回収)を視察した。
 19年度(23人、265万6861円)に比べ19人、221万5891円少なく、コロナ感染防止のため自粛したとみられる。会派視察はゼロだった。
 専門紙の購読や書籍購入などの資料購入・作成費は19人で計143万5964円。19年度より4人、89万2697円増えた。
 議会報告書の作成や郵送に関する広報広聴費は5人で計55万7154円を支出した。19年度に比べ1人、1万9879円少なかった。要請・陳情活動費や人件費はゼロ。その他経費は5人が14万877円を支出し、文具やインク、送料などの費用だった。
 支出合計は257万4965円で19年度に比べ125万3513円減。1人当たりの最多は25万7674円で交付額を超えた。全額返還は3人。17人が残額を返還した。

大館商高60周年 節目に心に残る演奏を 国際情報吹奏楽部 OBと現部員共演へ

2022-05-23
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演奏会に向け、OBたちと練習に励む吹奏学部(22日、大館国際情報学院)
 大館国際情報学院(村上清秀校長)の前身・大館商業高校が1962年に創立してから今年で60周年を迎える。現・吹奏楽部員と大館商OBが中心となって結成した「大館ウインドアンサンブル(OWE)」などによる記念公演が29日、大館市のほくしか鹿鳴ホールで開かれる。出演者たちは「歴史ある吹奏学部。より良い演奏を届けたい」と本番に向け練習に励んでいる。
 国際情報は旧大館商を母体にして2005年4月に県北初の中高一貫校として誕生した。前身校から数えると吹奏学部の歴史も長く、演奏会は本年度で通算51回目を迎える。現在、中学7人、高校13人が所属。4月中旬から本格的に練習を始め、22日にはOBを招いて本番前に最後の合同練習を行った。午前9時から3時間、プログラムに沿って大先輩の指導を仰ぎながら熱心に演奏。生徒たちは「注意された箇所を本番までに修正したい」「残り1週間、音を体に染みこませて最高の状態で臨みたい」と意気込みを語った。
 校名は変わったが、縁はなくならない。旧大館商には音楽の授業がなく、演奏を専門に教えられる教師がいなかったため、先輩やOBが吹奏学部の指導役を務めていた。国際情報創立後も交流は続いており、「ぜひ一緒にステージに立ちましょう」という学校側からの依頼によりコラボが実現した。大館商10期生の塚田操さん(66)=OWE=は「学生時代、第1回定期演奏会に出場した。母校の節目に演奏の機会を得られて、本当にうれしい。当日が楽しみ」と笑顔を見せる。
 髙橋みなみ部長(高校3年)は「例年よりスケールの大きい演奏会になる。計6回の合同練習で音や息も合ってきた。来場者に喜んでもらうと共に、自分たちも良い思い出を残せるよう楽しんで臨みたい」と力を込める。顧問の石田幸教諭(45)は「今回はいろいろな人たちの協力を得て実現した。10~60代まで、幅広く奥の深い演奏を披露できるはず」と話し、「『お祭り』のような気持ちで心から楽しんでもらいたい」と期待を寄せた。
 演奏会は3部構成で、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のテーマ曲などを演奏したり、昨年12月に秋北舞台芸術事業「ダンスオデッセイ(石井瑠威代表)」が主催した舞台「犬吠えの森」の劇中音楽を大館ウインドアンサンブルや石井代表と一緒に演奏、表現したりするバラエティーに富んだ内容となっている。
 当日は午後1時開場、午後2時開演。入場料金はプログラム代含む400円。広く参加を呼びかけている。

ジャガイモ 栽培面積4倍に拡大 小坂町 受託組織が事業計画

2022-05-23
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 小坂町が大規模畑作推進作物として力を入れているジャガイモの受託組織「小坂町ポテトコントラクター」(会長、木村則彦・町観光産業課長)の総会がこのほど町役場で開かれ、2022年度事業計画を決めた。栽培面積を拡大し、前年の4倍となる3㌶を見込んでいる。
 町は大手菓子メーカー・カルビーへの出荷を目指して、18年度から町内で加工用ジャガイモの試験栽培に着手。試験地を畑のほかに水田に拡大し、生食用の品種にも取り組んでいる。 
 4年目を迎えた21年度はポテトコントラクターを設立し、受託体制を整えた。県、町、養豚業グループ、農業法人で組織し、栽培や集出荷作業を受託している。
 21年度は転作田、畑地合わせて74・48㌃でカルビーポテト向けの「オホーツクチップ」、生食用の「キタアカリ」を栽培。オホーツクチップは11・1㌧、キタアカリは8・9㌧出荷した。
 品質が年々安定し、収穫量も増えてきていることから、町は「カルビーポテトや市場から、さらなる増産を期待されている」と意気込んでいる。
 事業計画によると、22年度の栽培面積は転作田が130㌃(オホーツクチップ)、畑地はオホーツクチップ70㌃、キタアカリ100㌃。合わせて300㌃を予定し、前年の4倍以上を目指している。
 町は機械導入と施設整備にも取り組んでおり、3月には生産の拠点となる畑作振興センターに2号棟が完成。大規模栽培に対応できる選別機を導入した。1日25㌧の選別能力を持つ加工用ジャガイモのラインと、1日7㌧の選別能力を備える生食用ジャガイモラインが整備されている。
 市場向けの品種は秋に収穫し、選別機械がなかったことから、手作業で行っていた。2号棟の完成により、機械で選別することから、作業のスピードアップが図られる。

現・新4人が名乗り 参院選 6月22日の公示有力 さらに1人擁立の動きも

2022-05-22
 6月22日公示、7月10日投開票が有力視される参院選は、公示まで1カ月に迫った。本県選挙区(改選数1)は自民党現職の石井浩郎氏(57)=八郎潟町、元衆院議員で無所属新人の村岡敏英氏(61)=由利本荘市、共産党新人の藤本友里氏(43)=北秋田市、NPO法人代表で無所属新人の佐々百合子氏(46)=秋田市=が立候補を表明。ほかにも擁立の動きがあり、前哨戦も熱を帯びてきている。
 3選を目指す石井氏は公務の合間を縫って地元に戻り、あいさつ回りやつじ立ちを続けている。4月の事務所開きでは「政治は力を合わせて行うもの。秋田の将来のために全力でまい進する」と決意を示した。22日に秋田市で総決起集会が開かれる。
 1月に出馬表明した村岡氏は、県内各地で街頭演説や小集会を展開。昨春の知事選に続く挑戦について「在野のままでは秋田を変えられない。これまでの経験や人脈を駆使して課題を解決していく」と力を込める。国民民主党が推薦を決めた。
 藤本氏は2月に立候補を表明し、「国民が主人公の政治に変えていく」と訴える。コロナ禍で苦しむ学生の支援に関わった経験を踏まえ「こぼれ落ちた人はそのままという社会はおかしい。参院選は政治を変える大きなチャンス」とし、支持拡大へ奔走する。
 佐々氏は寺田静参院議員の要請を受け、4月に出馬表明した。「弱い立場にある人たちの声が届いていることを実感できる社会をつくりたい」と決意を語る。寺田議員が県内25市町村で開く「語る会」に参加しており、北鹿地方は6月4、5日に回る予定。
 このほかNHK党が候補者擁立を予定している。

桂桜、4強ならず 春季全県高校野球 大曲農にコールド負け 投打に精彩を欠く

2022-05-22
桂桜は6回1死三塁のピンチに、一ゴロで本塁を突いた二走の生還を阻む(こまち球場)
 第7日はこまち球場で準々決勝2試合を行い、大館桂桜は大曲農業と対戦した。序盤に本塁打などで突き放されると、打線は1安打に抑え込まれ反撃できず。コールドで敗れ、4強入りを逃した。第8日の22日は同球場で大館鳳鳴が本荘との準々決勝に臨む。
 ◇準々決勝 【こまち球場】
大曲農業 2300002 7
大館桂桜 0000000 0

     (7回コールド)
 ▽本塁打=髙橋丞2(曲)▽三塁打=菅原(曲)▽併殺=桂桜1
 大館桂桜は序盤から失点を重ねた一方、打線は1安打に抑え込まれ、7回コールド負け。投打に精彩を欠き、4強進出を逃した。
 桂桜は初回、主戦・福田が先頭打者に本塁打を浴びるなど、いきなり2点を失った。2回は四球をきっかけに3点本塁打を被弾。その後は走者を背負いながらも要所を締めて粘ったが、7回に失策が続いたところをこらえきれず、適時打を浴びて7点目を失った。
 一方の打線は相手投手の前に沈黙。6回、2死から石倉が左前に初安打を放ったが、二塁を狙って憤死。最後まで反撃の糸口をつかめなかった。
 桂桜・高谷勉監督の話 打撃面で準備してきたことが生かせなかった。夏に向けて、投手と打撃面の強化に力を入れたい。

2022年4月

任期満了まで1年 3選へ既定路線か 福原大館市長 コロナ禍も攻めの姿勢

2022-04-30
 大館市の福原淳嗣市長(54)は2期目の任期満了まで、30日で残り1年となる。「内に優しく、外に強いまちづくり」を掲げ、子育てや暮らしの支援に注力する一方、広域連携で地域の活力維持を図ってきた。次期市長選へ態度を表明していないが、立候補は既定路線とみられる。前回選に出馬した新人も再挑戦を模索しており、水面下の動きが慌ただしくなりそうだ。
 福原市政2期目は2019年5月にスタートし、キッズデザイン(子ども・育児視点)やバリアフリーのまちづくりに着手。子育て家庭への経済的支援拡充や遊び場整備、障害の有無に関わらず移動しやすい社会の実現へ自動運転体験会を開催するなどした。
 20年は新型コロナウイルスの影響で交流人口拡大に冷や水を浴びせられたものの、収束後を見据えた観光の在り方を模索。東京・渋谷区から鉄道車両「青ガエル」を譲り受け、市観光交流施設・秋田犬の里に移設した。東京パラリンピックに向けタイとのつながりを深め、国から「先導的共生社会ホストタウン」の認定を受けた。
 市制施行70周年の節目だった21年は、ニプロハチ公ドームの活用でコロナワクチン大規模接種を進め、市内外から高い評価を受けた。官民連携でスポーツ振興に取り組む「スポーツコミッション」を設立。大館駅隣接地へ輸出入貨物の通関手続き施設を誘致しようと、インランドデポ(内陸型保税蔵置場)推進協議会も立ち上げた。
 県内初の取り組みが目立ち、コロナ禍でも攻めの姿勢を貫いた。大館の存在感を高め、市長は「人とモノの流れが集まろうとしている」と強調する。一方、人口減少に歯止めがかからず、各業界で人手不足が深刻な状況となっており、若者定住や生産性向上などが課題となっている。
 市長は就任当初から「長くても3期」と繰り返し発言しており、道半ばの政策も数多いことから、次期選挙への立候補は有力視されている。前回選で涙をのんだ新人は、取材に対し「多くの人の気持ちを確認しながら熟慮し、さまざまな機会を見据えて活動したい」と述べるにとどめた。

大館路 春風とともに駆ける 山田記念ロード 3年ぶりに通常開催 ドーム発着、新コース

2022-04-30
軽快な走りを見せる中学生たち(ニプロハチ公ドーム前)
 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに通常開催した大館の春の風物詩「山田記念ロードレース大会」は、県内外のランナー1035人がエントリーし、902人が完走した。今年から発着点が長根山陸上競技場からニプロハチ公ドームに変わり、参加したランナーからは「新鮮な気持ちで走ることができた」などの声が上がった。
 レース前の開始式で、大会会長の福原淳嗣大館市長は「山田記念がリニューアルして戻ってきました。このコロナ禍でスポーツこそが私たちを未来へと導く玄関口だと感じている」とあいさつ。ゲストランナーでオリンピック出場経験もある瀬古利彦・日本陸連副会長は「山田敬蔵さんは生涯で38万㌔以上も走ったと聞いている。皆さんも80歳を超えても元気でいられるように、走ることを通して健康でいてほしい」と参加者たちにエールを送った。
 午前8時45分号砲の男女5㌔を皮切りに、ハーフ、10㌔、1・5㌔、3㌔の順で次々と走者がスタート。沿道の市民から「がんばれ」「もう少しだ」など温かい声援を受け、ランナーたちは記録更新や完走を目指して力走した。
 ハーフでは大場直樹さん(秋田県庁・大館鳳鳴高出)が40歳未満男子で優勝し、30歳未満での記録も含めて通算8連覇を遂げた。40歳代男子で尾崎紀幸さん(鹿角市)、女子は鈴木絵里さん(能代山本陸協・花輪高出)が共に4連覇。
 大会は1953年度のボストンマラソンを当時の世界記録で制した故・山田敬蔵さん=大館市出身=の偉業をたたえ、国際的なランナーの輩出を願って毎年4月に開催されている。新型コロナの影響で過去2年の大会は中止や規模の縮小を余儀なくされていた。

子グマ「かわいい!」 北秋田市 阿仁打当 くまくま園オープン

2022-04-30
生まれたばかりの子グマと触れ合う来場者(くまくま園)
 北秋田市阿仁打当の熊牧場「くまくま園」(小松武志園長)で29日、今季の営業が始まった。生まれたばかりのツキノワグマと触れ合えるコーナーが人気を集め、開園から間もなく親子連れなどでにぎわった。
 同園は2014年にヒグマ舎を備えてリニューアルオープン。4月1日現在、ツキノワグマ44頭、ヒグマ15頭の計59頭が飼育されている。園内には1~3歳の子グマ、雄、雌、ヒグマのコーナーがある。ヒグマ舎が現在修繕中のため、ヒグマは見ることはできない。
 この日は大型連休初日と重なり、開園から続々と来場者の姿があり、午前中は約130人が訪れた。中でも人気を博したのが、今年1月に生まれたツキノワグマの子グマ2頭と触れ合えるコーナー。間近で見て触れるだけに、子どもたちも夢中になって「かわいい」「すごい、立った」などと歓声を上げた。頭や体をなでたり愛らしい姿をカメラに収めたりしている来場者の姿も見られた。
 家族と友人5人で訪れたという同市綴子の佐藤恭平さん(30)は「コロナの影響で外出する機会が少なかったので、子どもの楽しそうな姿を見ることができてよかった」と笑顔。長女の希音(みお)さん(6)は「子グマは小さくてかわいかった。なでてみたら毛がふさふさで気持ちよかった」と話した。
 今季は11月3日まで営業予定。開園は午前9時から午後4時(最終入園午後3時30分)まで。園は子グマ2頭の名前を募集中で、5月31日までヒグマ舎2階の応募箱またはホームページから応募できる。名前の公表は7月。

大館能代空港 東京便3往復化始まる 帰省や観光客ら到着 利用促進へキャンペーン

2022-04-29
到着客を着ぐるみが出迎え、グッズを配布した(大館能代空港)
 大館能代空港(北秋田市)の東京羽田線の1日3往復運航が28日、始まった。国交省の「羽田発着枠政策コンテスト」で3往復目の配分を受けたもので、午後2時台に発着する2便が増便された。初日は到着した帰省客や観光客に同空港利用促進協議会がPRグッズを配布し、周辺自治体の着ぐるみが出迎えた。大型連休期間中と5月の金~日曜に3往復運航され、協議会は「これを契機に、さらなる利用促進、地域観光の活性化に努めたい」と話す。
 大館能代―羽田間は全日空(ANA)がこれまで1日1~2往復運航。3往復化は国交省が地方空港に新たな発着枠を配分する政策コンテストを経て決定した。当初は20年10月25日からおおむね2年半、最長4年半の増便予定だったが、コロナ禍で見送られてきた。
 大型連休に合わせて、初めて3往復化が実現した。増便されたのは、羽田午後1時5分発、大館能代同2時15分着と大館能代午後2時55分発、羽田同4時10分着の2便。ANA秋田支店によると、初日の到着便には98人が搭乗。出発便は33人の予約があった。
 周辺自治体や関係機関で組織する同協議会の関係者が「スタートイベント」を行い、到着客出口では、大館市や鹿角市、北秋田市などの観光キャラクター、PRキャラクターの着ぐるみがお出迎え。うちわや周辺のガイドブックなどをプレゼントした。利用を促すため県や市町村は運賃助成を行っており、PRするチラシも配布された。
 藤里町の実家に帰省するため、東京から家族で利用した清水理々香さん(35)は「3往復化になったことを知らずに予約したが、買い物をしたり、見たいところに寄ってゆっくり帰れるちょうどいい便」と感想。一方、大館能代を出発した会社員の三縁孝太朗さん(22)=千葉県=は北秋田市での仕事を終えて帰路に就き、「いつも午後便に乗るが、到着は8時前。午後4時に着けば、羽田から余裕を持って家に帰れる」と笑顔を見せた。
 ANA秋田支店の小谷浩支店長は「ようやく3往復化がスタートし、関係人口、交流人口を増やしていきたい。乗り継ぎがよくなり、首都圏以外の遠方のお客さまも迎え入れたい。午前便が満席になった際に利用できる便にもなる」と話した。
 同協議会長の福原淳嗣大館市長は「今後の本格的な3往復化に向け多くの搭乗を期待する。このような時だからこそ北東北で空路のハブとなるよう取り組んでいく必要がある」とコメントした。
 3往復運航が決まっているのは、28日~5月8日と、5月13~15日、20~22日、27~29日。

コロナ禍3度目の大型連休 交通機関の予約回復傾向 バス5倍、飛行機2・7倍

2022-04-29
 新型コロナウイルス禍で3度目の大型連休は、公共交通機関の予約状況が回復基調にある。前年同期に比べて予約数は高速バスで約5倍、飛行機で約2・7倍、新幹線で2~3倍に増加。一方、コロナ禍前に比べると需要は落ち込んでおり、感染再拡大の影響は続いている。
 秋北バス(本社・大館市)によると、能代・大館―大宮・池袋間で運行する夜行高速バス「ジュピター号」の大型連休期間(4月20日~5月10日)の予約数は、前年同期の506%と大幅に回復した。一方でコロナ禍前の2019年と比べると32%にとどまるという。
 担当者は「昨年に比べると回復基調にあるが、コロナ禍前と比べるとまだまだ」と話す。まん延防止等重点措置は全面解除されたが、「地方での感染拡大もあり、帰省控えがあるのでは」との見方を示す。
 「今年は夏祭りの開催も多いとの情報なので、収束に向かって利用が増えることを願うばかり」とする。3月に福島県沖で発生した地震を受け、交通インフラ確保のため毎日運行を続けてきたが、連休明けからは週末限定に戻す計画。「燃料費の高騰などもあるが、地域住民の足としてなんとか維持していきたい」と語る。
 新幹線や空の便の需要も回復傾向にある。JR東日本によると、28日から5月8日までの指定席予約数(25日現在)は、東北新幹線「はやぶさ」「はやて」「やまびこ」「なすの」が28万2000席で、前年同期比200%。秋田新幹線「こまち」が3万6000席で、同302%。前年からは大きく伸びたが、18年同期比では51~56%に沈んでいる。
 全日空によると、29日から5月8日までの大館能代空港発着便の座席予約数(21日現在)は4197席で、前年同期の277%まで回復。提供座席数(9960席)に対する予約率は42・1%で、前年同期比16・2㌽増。19年同期比では予約数は23・9%減、予約率は39・7㌽減となっており、同秋田支店は「依然としてコロナ感染再拡大の影響は続いている」としている。
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