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来春の県議選 前哨戦が活発化の様相 鹿角選挙区 川口氏に続き児玉氏が表明

2018-09-21
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 来春の県議選鹿角市・郡選挙区(定数2)は、現職の川口一氏(67)=自民=に続いて、新人で鹿角市議の児玉政明氏(46)が出馬を表明した。もう一人の現職、石川徹氏(54)=無所属=は現時点で態度を明らかにしていないが、川口、児玉両陣営は選挙戦となることを予想しており、今後、前哨戦が活発化しそうだ。
 川口氏は8、9月に鹿角市と小坂町の3カ所で後援会が開いた森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟全国連絡会議の会長就任祝賀会の席上、6選を目指して出馬を表明し、決意を新たにした。
 児玉氏は20日、市役所で会見を開き、県議選に出馬する意向を明らかにした。市議辞職の時期は後援会と相談して決めるが、12月末までは議員を続けたい考え。自民公認の申請も行う予定。
 石川氏は20日の県9月議会・一般質問でも取り上げた鹿角3高校の統合問題を挙げ「任期中にやらなければならないことを、しっかりと進めてから考えたい」とし、2期目に向けた態度を保留している。
 前回は三つどもえの選挙戦。比較的安定した地盤や固定票を持つベテラン議員の現職2人に、新人が草の根運動を軸にして挑む構図となり、現職の川口氏が5選、新人の石川氏が初当選を果たした。
 得票は川口氏7099票(鹿角市4700票、小坂町2399票)、石川氏6894票(鹿角市6171票、小坂町723票)、次点の現職6463票(鹿角市6244票、小坂町219票)だった。

「マイスター」の授業見学 大館で大学教育ツーリズム 愛知など学生ら20人

2018-09-21
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武石教諭の授業を参観するツーリズム参加者(扇田小)
 愛知教育大学の学生が企画した「大学教育ツーリズムin大館」が、大館市内で行われている。同大の学生ら20人が訪れ、20日は市教委認定の「授業マイスター」の授業見学や教員と意見交換。教育実習を控えた学生もおり、教員への夢に大きな刺激を受けた様子だった。
 企画したのは同大初等教員養成課程の原田梨世さん(英語選修4年)。来館時に目にした大館の教育の質の高さに驚き、地元愛知や全国の教育を見直すきっかけにしたいと参加者を募った。
 学生や愛知県教委職員らが参加。この日は扇田小で、マイスター認定を受ける武石郁子教諭による6年生の算数の授業を視察した。授業の進行役を務める学習リーダーや、児童間で考えを深め合う「ブラッシュアップタイム」などに見入り、写真や動画を撮影していた。
 武石教諭は「身の回りにある『比例』の単元。テストで100点を取るためでなく、生活に生かせるという実体験をさせたかった」などと趣旨を説明。原田さんは「事前学習のかいもあり、参加者が興味深く授業を見る姿がうれしい。自分自身も効果的な発問などためになることばかり」と話した。
 同課程の上坂茅穂さん(情報選修3年)は「先生対子どもではなく、一緒に学び合う姿が印象的。子どもの意見を取り入れる課題設定やまとめなど、初めて見ることばかり」と驚いていた。「学びは愛知の教育の向上にもつながるはず。ツーリズムの継続開催のほか、大館で教育実習もしてみたい」と夢を膨らませた。
 採用2~9年目の教員を対象にした市教委の授業力向上研修を兼ね、市内の4人も参加。比内中では青山まり子教育専門監の英語、根本大輔教諭の国語の授業も見学した。
 一行は19日から2泊3日の滞在。初日は、宿泊先の大館少年自然の家で高橋善之市教育長らから、市の教育について説明を受けた。最終日の21日は釈迦内小でヒマワリ活動の見学や体験、城南小の授業参観を予定している。

北秋田市病院事業会計17年度 純損失は3・3億円 監査委「開業以来最も良好」

2018-09-21
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 北秋田市は2017年度病院事業会計決算をまとめた。市民病院の収益的な収入から支出を差し引いた純損失は3億2708万円となった。実績について監査委員は「開業以来最も良好」と指摘した上で、累積欠損金が28億円に上ることなどから、さらなる効率的な経営を求めている。
 市民病院は開設許可病床数320床のうち、222床が稼働している。17年度事業報告書によると、入院患者数は計画(6万1943人)に対し8943人多い7万886人。1日平均194・2人だった。外来患者数は計画(12万8078人)に対し、4093人少ない12万3985人。1日平均508・1人だった。
 病院開設時から指定管理者制度を導入し、JA秋田厚生連があらかじめ決められた指定管理料の中で運営している。このため、入院や外来など本業の医業による収入が入らない特殊な会計となっている。
 決算の確定を待って過不足額があれば翌年度に精算するルールで、17年度に市の一般会計から支出した総額は6億6200万円。前年度に比べ9278万円減った。
 背景には、主に「地域包括ケア病棟の効率的な稼働」などから入院患者数が大きく増加したことが挙げられている。「良好な成績」を踏まえ、17年度指定管理料は「多額の返還が見込まれる」としている。
 予算の執行状況を見ると、収益的収入は予算額5億8526万円に対し、決算額が5億8502万円となった。収益的支出は予算額9億1234万円に対し決算額が9億1211万円。
 3億円以上の純損失計上が続く中で、監査委は慢性的な医師不足が改善傾向にあり「診療体制の拡充が図られている」と評価した。医師充足率は3月末時点で97・5%。今後について「一般会計から負担する額の削減につながる取り組みの充実を求める」とし「魅力を高め、17年度を上回る効率的な経営が行われるよう望む」と結んだ。

大館市「健康ポイント事業」 商品券との交換開始 参加1000人目標に

2018-09-20
健診会場などのほか、保健センターで配布しているポイントカード
 大館市の「健康ポイント事業」は、運動や健診受診など健康活動に取り組みポイントをためた市民への地域限定商品券交付が今月から始まった。2年目の本年度は、商品券の交付期間を2カ月早め、市民の参加を促す。初年度は特定健康診査や胃がん検診の受診者が増加するなど一定の成果があったととらえ、健康課は「健康づくりの意識を高め、将来の健康寿命延伸につなげたい」と話す。
 減塩や運動など自ら健康活動の目標を設定し実践すると最大20㌽、特定健診や職場の検診、人間ドック、がん検診受診、健康講座受講に70~10㌽が与えられ、100㌽以上ためると、1000円分の地域限定商品券と交換できる。「働き盛り世代」に楽しく健康づくりに取り組んでほしいと、40歳以上の市民(公務員除く)を対象に、昨年度から3年間取り組む計画。
 本年度の商品券の交付は9月3日にスタート。開始から10日間で30人以上が交換に訪れ、「反響はいい」と話す。集団健診など早い段階で100㌽に達する市民もいるため、交換開始時期を昨年度の11月から2カ月早めた。これまで講座や健診会場でA6版のカード約4000枚を配布した。
 健康ポイント制度は県内7市町村で実施されている。同課によると、17年度は市民706人が商品券と交換。アンケートでは、99%が「健康活動を続けたい」と回答。「健(検)診を受けるきっかけになった」と答えた市民は86%で、「家族に受診を勧めやすくなった」との声もあった。
 特定健診の受診者は、16年度から約290人増加。胃がん検診の受診率は16年度6・8%から17年度は7・9%となった。「かかりつけ医による受診勧奨や受診の助成など他事業と組み合わせ、一定の成果があった」と分析する。
 本年度は1000人への商品券交付が目標で、同課は「対象講座を増やしたほか、乳がん検診などこれから受けられる検診もある。今から始めても100㌽をためることができるため、参加してほしい」と呼び掛けた。
 本年度は来年3月末までポイントをため、4月末まで商品券と交換できる。交換場所は市保健センター。毎月第3月曜は午後7時まで対応する。11月は地区公民館を巡回して交換を受け付ける。問い合わせは保健センター(☎0186・42・9055)。

 

迷子の幼児に声掛け 北鷹高の工藤さんと千葉さん 北秋田署から感謝状

2018-09-20
署長感謝状を受け取った工藤さん㊧と千葉さん(秋田北鷹高校)
 北秋田署は18日、積極的な声掛けで幼児を保護して交通被害を未然に防いだとして、秋田北鷹高校2年生の工藤沙也花さん(17)と千葉玲奈さん(16)に署長感謝状を贈った。同校校長室で贈呈式が行われ、成田實署長が「適切な保護に感謝している」と話した。
 同署などによると、二人は今月10日午後4時半ごろ、下校途中に同市栄のコンビニエンスストア前で、車道に飛び出そうとしている3歳の男の子を発見。二人が手を引いて歩道に連れ戻した。
 その後も幼児は1人で歩いていたため不審に思い、声を掛けると迷子になっていることが分かった。学校の教員を通じて同署に連絡。二人は不安そうにしている幼児が警察に保護されるまで優しく声をかけていたという。幼児は迷子になる前までいた親族の家から直線距離約1㌔の地点まで歩いていた。
 工藤さんは「何事もなく帰れてよかった。今後も遭遇したときは対応できるようにしたい」と安堵(あんど)。千葉さんは「大きなことをしたつもりはなかったのでびっくり。妹がいるので子どもに接するのは慣れていた」と話した。
 
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ラジオ体操に来て本を 十和田図書館 「あさとしょ」初企画

2018-08-09
ラジオ体操終了後に移動図書館車に集まり、図書を閲覧する子供たち(十和田図書館駐車場)
  夏休み中に行われるラジオ体操の会場を移動図書館車が訪れ、子供たちに本に親しんでもらおうという「あさとしょ」が8日、鹿角市十和田図書館(小林光代館長)の駐車場で行われた。
 同館は、夏休み中の子供たちに読書や課題研究に取り組んでもらうため、館内に専用のコーナーを設け、関連図書を展示している。課題研究に役立ちそうなものや、青少年読書感想文全国コンクールの課題本を並べている。
 「あさとしょ」は、本に親しむ機会をさらに広げようと初めて企画した。図書館裏側の駐車場では夏休み期間中、地域の子ども会「陣場なかよし会」が午前6時30分からラジオ体操を行っている。会場を移動図書館車が訪れ、本の貸し出し業務を行うことになった。
 この日のラジオ体操には、小学生や保護者など37人が参加。普段は20人前後というが、移動図書館車が来るとあって、いつもより参加者が増えた。体操が終了し、カードに参加のハンコを押してもらった子供たちは、図書館車に駆け寄り、本を手にとって閲覧した。子供たちだけでなく保護者からも好評で、会場で新たに図書カードを作る人の姿も。
 図書館のスタッフによると、60冊が貸し出され、関心の高いところを示した。
 

若者をもっと街に 「商店街助っ人高校生制度」 ニーズに応える店づくり

2018-08-08
商店街の実態把握のため歩いて回る高校生(鹿角市花輪)
  鹿角市は本年度、商店街を利用する若者の増加を目指し、「商店街助っ人高校生制度」を新設した。市内の商店街振興組合に加盟する店舗に派遣された「助っ人高校生」が、派遣先店舗内に設置する「特設商店」を考案し、期間限定で経営することで、若者のニーズに応える商店の新たな取り組みを創出する。
 助っ人高校生の派遣を申請したのは花輪大町商店街の2店舗。学校を通じて応募した助っ人高校生は花輪高1、2年の男子5人。
助っ人業務は夏期、冬期休業期間中に3日間(1日3時間)実施。店主との交流や、商店、商店街の実態把握、特設商店の考案、製作などに取り組む。
 特設商店は、助っ人高校生と店主が協力して装飾や仕入れなどを行い、若者の来店目的となる商品や機能を備えた場所のことで、派遣先店舗内の一角に設ける。設置期間は助っ人派遣期間終了後の2週間。店主が経営し、設置前後の効果を検証する予定。新商品導入等の経費は補助金で支援す る。
 助っ人高校生5人のうち2人は7~9日に角久化粧品店、3人は9~11日に石木田文具店に派遣される。
 初日の7日は花輪高2年の畠山公佑さんと若松篤さんが角久化粧品店を訪れ、事務長の遠藤巨人さん(48)から店内の商品や仕事内容などの説明を受けたのに続いて、大町と新町の商店街を歩いて回り、実態の把握に努めた。この後、3人で特設商店の設置に向けた話し合いを進めた。
 畠山さんは「家は大館市だが、高校の地元の花輪が盛り上がればいいと思い応募した。若者の興味を引きつけるような特設商店を考えたい」、若松さんは「応募したのは鹿角が活性化したらいいと思ったから。自分の力を地元のために使いたい」と意欲を語った。
 遠藤さんは「店や商店街の魅力を探してプロデュースしてもらうことで、特に若い人の来客数を増やしたい」と助っ人の活躍に期待していた。

 
 

開幕に向けて準備着々 かみこあにプロジェクト 3会場で11日から

2018-08-08
作品の風車が飾られている旧沖田面小校舎
  上小阿仁村で開催される現代アートイベント「かみこあにプロジェクト2018」は11日の開幕に向けて、作品の展示作業が行われるなど着々と準備が進んでいる。
 会期は11日から9月30日まで。八木沢集落と旧沖田面小校舎で作品展示や音楽イベントなど実施するほか、4月にオープンした集住型宿泊交流拠点施設(コアニティー)で講演会やワークショップを開催する。
 出展作家は▽永沢碧衣(絵画)▽皆川嘉左ヱ門(彫刻)▽貝塚歩(絵画)▽國政サトシ(インスタレーション)▽船山哲郎(同)▽宮本一行(写真)▽五月女かおる(造形)▽三待あかり(彫刻)▽長門あゆみ(彫刻)▽森香織(インスタレーション)▽長内祐子(同)▽ヤッホー!(現代美術)▽齋藤瑠璃子(同)▽皆川嘉博(彫刻)▽田中良典+おのあきこ(造形)▽空気ひとし(インスタレーション)▽大野高輝(絵画)▽迎英里子(彫刻)▽大越円香(インスタレーション)▽内田聖良(同)▽西永怜央菜(同)▽高橋希(写真)▽かみこあにアニメ研究会(映像)▽尾花賢一(マップ)。
 11日は八木沢集落と旧沖田面小でオープニング式典が行われる。期間中は伝統芸能や音楽ライブ、作品を鑑賞しながらのウオーキングなどのイベントが行われる。
 プロジェクトの問い合わせは村役場総務課内の実行委員会(☎0186・77・2221)。

 
 

小様キュウリ収穫、試食 伝統野菜に理解深める イオンが北秋田市で

2018-08-08
小様キュウリの収穫を体験する参加者(北秋田市阿仁)
 イオンリテール東北カンパニー主催の「小様キュウリ」の収穫体験が7日、北秋田市阿仁小様の畑で行われた。小中学生を対象に環境学習の場を提供する「イオンチアーズクラブ」のメンバー18人が参加し、収穫や試食を通して地域の伝統野菜について学んだ。
 イオンチアーズクラブは次世代を担う子どもの成長支援を目的に発足し、イオン店舗の近隣に住む小中学生に植物やリサイクルなど幅広く環境について学ぶ機会を設けている。
 同社ではクラブの活動の一環として郷土食材への理解を深めてもらおうと、古くから県内で栽培されている県内由来の「あきた伝統野菜」の収穫体験を本年度から初企画。夏から秋にかけてじゅんさいなど県内4カ所での体験を予定している。
 小様キュウリの収穫体験には、イオン土崎港店(秋田市)のクラブ会員として活動する小学1年から中学2年の計18人が参加。地区内で唯一販売用の小様キュウリを生産する宮野悦朗さん(64)と共に収穫に挑戦した。
 小様キュウリは江戸時代から鉱山の街として栄えた阿仁地区の労働者が夏場の水分補給として食していたとされる。一般的なものより太く、水分量の多さや甘みを引き立てるウリ科独特の苦みが特徴。小様地区では40年ほど生産者が途絶えていたが、県農業試験場で保存されていた種を育て 2011年に復活した。
 子どもたちは宮野さんから小様キュウリの歴史について説明を受けた後、1人ずつしっかりと手でキュウリを押さえながらハサミを使って収穫した。普通のキュウリとは違った大きさや太さに驚いていた。
 収穫後は自治会館で漬物と冷やしたキュウリ、2種類の味噌などが振る舞われ、味見をして「おいしい」と笑顔を見せていた。
 

大館市内の4土地改良区 合併予備契約に調印 来年1月の発足目指す

2018-08-07
合併予備契約書に調印し、握手を交わす福原市長(中央)と4土地改良区の理事長(ホテルクラウンパレス秋北)
 大館市内の4土地改良区統合に関する合併予備契約の調印式が6日、ホテルクラウンパレス秋北で行われた。合併するのは、市内にある6改良区のうち大館市、十二所、南、比内町。合併改良区の名称は「大館市土地改良区」、農地面積は2887㌶、組合員数は3020人となる。定款作成の基本事項などを盛り込んだ契約書に4改良区の理事長らが署名し、来年1月の発足を目指す。
 約80人が出席。市土地改良区統合整備推進協議会長の一関雅幸・市産業部長が「研究会から4年の年月をかけ、多難な道であったがこの日を迎えた。農業にとって農地は重要で、改良区は農業の生命線を担う組織。水利は農業の動脈であり、水資源の適正管理は農業のみにかかわらず、国土、資源の保全に関わる」と述べた。大館市の佐藤恭一理事長、十二所の畠山宏秀理事長、南の加賀谷久理事長、比内町の畠山清俊理事長、立会人の福原淳嗣市長が契約書に署名押印した。
 契約書によると、新たな改良区を設立し、既存改良区は解散する方針。合併は来年1月29日までを目標とする。事務所は、沼館にある大館市土地改良区の事務所を使用する。
 総代の定数は43人。定数は大館市20人、十二所4人、南11人、比内町8人。役員の理事は19人で定数は大館市8人、十二所2人、南5人、比内町4人、監事は3人。総代は旧改良区の地区を選挙区とする。
 今後は各改良区で総代会を開いて合併を承認し、具体的な手続きを進める設立委員会を10月に設置。設立委員会は4改良区各4人の組合員で構成し、12月中旬に県へ新改良区の設立認可申請を行う予定。新改良区の総代選挙は来年3月に行い、新年度から新体制で始動したいとしている。
 市内には6改良区があり、このうち田代町を除く5改良区が参加を決め、2014年に統合整備研究会を設立。17年7月に統合整備推進協議会へ移行した。今年3月に二井田真中が退会し、4改良区による統合協議を重ねてきた。
 
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増加する観光客 受け入れ態勢の充実を 大館商議所が市などと情報交換

2018-07-25
観光振興の取り組みや課題などを話し合った情報交換会(北秋くらぶ)
 大館商工会議所観光・環境サービス部会(石川博司部会長)は24日、大館市の北秋くらぶで市内観光関係機関との情報交換会を開いた。秋田犬人気の高まりで外国人旅行者を含む観光客が増加傾向にある中、さらなる誘客戦略とともに受け入れ態勢の充実を図る必要性を確認し合った。
 情報を共有して効果的な観光振興につなげようと昨年に続いて企画。市観光課、観光協会、北鹿4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムの関係者と部会役員合わせて17人が参加した。
 石川部会長は「東京五輪まであと2年。機運が盛り上がるとともに観光客も増えている。本県にどう取り込むか、ぜひ意見を聞かせてもらいたい」などとあいさつした。
 市は、広域観光の3D(函館・大館・角館)連携で周遊ルートを造成したり、インターネット上で高い発信力を持つ「インフルエンサー」を台湾から招いたりして誘客を図る。平安時代の豪族・奥州藤原氏の縁で横手市や美郷町、岩手県平泉町との連携も本格化させており、「新たな連携先の開拓を視野に入れて地域経済の活性化につなげたい」と説明した。
 秋田犬ツーリズムは「増加する個人旅行客に対応した情報発信や受け入れ態勢を強化する必要がある」として、新たなPR動画を秋ごろに公開する計画を紹介。宿泊、飲食、交通などの観光事業者を対象に「やさしい日本語」で外国人客をもてなす研修会の取り組みなども挙げながら「地域の回遊性を高め、外貨を稼ぐ仕組みをつくりたい」とした。
 部会は観光消費の取り込みに向け、電子マネー・スマートフォン決済システムの導入説明会を9月に開くことなどを紹介した。
今後の課題として出席者から「景色や伝統工芸なども観光資源として掘り起こし、サービスを売る動きも必要だ」「市が建設している観光交流拠点・ハチ公の駅(仮称)に何度も足を運んでもらうよう工夫しなければならない」「四季折々の行事に合わせて体験型ツアーを誘致してはどうか」「部会員400社のビジネスチャンスにつながる情報提供を」などの意見が出された。

森の復活目指し植樹 DOWAグループ 小坂町民ら多種類の5千本

2018-07-25
この日が誕生日だというハピネッツの中山選手と植樹する小学生(尾樽部地内)
 DOWAグループが主催する第11回DOWAの森「小坂・ふるさとの森づくり植樹祭」が24日、小坂町小坂鉱山尾樽部の所有地であった。町民や同グループ会社の社員を中心とする約510人が集まり、その土地本来の植生の復活を願いながら、約5300本の苗木を植え込んだ。
 町内の小中高生や各種団体、グループ会社の社員のほか、鹿角市と大館市の小学生、男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」で1部昇格を決めた秋田ノーザンハピネッツの選手8人も参加した。
 参加者は「誓いの記念碑」南側の約0・15㌶の土地に、強い森が形成されるという多種類の樹種を混ぜて植える「混植・密植」の植樹法を今回も実践。穴を掘り、ミズナラやヤチダモ、トチノキ、ヤマモミジなど広葉樹15種類の苗木の上に土をかぶせた。
 小学生たちはハピネッツの選手たちに「昇格おめでとう」などと祝福し、和気あいあいと作業。十和田小の宮川愛美さん(12)はハピネッツの選手と交流ができ、「秋田のためにいろいろなことをしてくれてすごい」と笑顔を浮かべていた。
 植樹は「自然植生の回復」と「豊かな森林の育成」を目指し、2005年から町内の鉱山跡地や事業用地で実施。町民らが参加した「植樹祭」は07年から行い、5・41㌶に約18万本を植樹している。

どうする議会報告会 北秋田市 参加者減、関心高める方法は

2018-07-25
議会報告会の開催方法を話し合った全員協(北秋田市役所)
 北秋田市議会が毎年開催している「議会報告会」の在り方を見直そうと全員協議会が24日、市役所で開かれた。初の試みとして参加者を対象にしたアンケートを実施予定。10月中旬以降に開催する見込みで、より多くの市民に関心を持ってもらえる開催方法を引き続き検討する。
 議会報告会は議会基本条例に基づき、市民の意見を聞く目的で2014年度から年1回開かれている。本年度で5回目。今春の改選を機に、在り方を見直そうと6月に議会運営委員会(小笠原寿委員長)が開催案を協議していた。
 全員協で小笠原委員長が協議結果を報告。市町村合併前の旧4町ごとに同日開催する見込み。開催時期は「10月中旬以降の休日」を予定し、参加してもらいやすい時間帯として「午前10時開会」とする案を示した。市民との意見交換に、これまで以上に時間を確保する方針。
 初実施のアンケートは市議会や報告会に対する評価を問う内容。自由記述を含め10問程度用意する。報告会で市民から出された意見や、アンケート結果を集約し市当局に伝えるという。
 議員20人は1班5人の4班態勢で各会場の運営を受け持つことになる。議員は「市民の声を聞くために(各会場につき)2度に増やそう」「地域に関係する話題も出るという視点で班編成し、全体会と地区ごとの会という2部構成にしてはどうか」と提案した。
 過去の議会報告会に参加した市民の数は年々減少している。議会事務局によると、初年度の4会場106人をピークに昨年度は57人にとどまった。これ以上減少が続けば、市民の「政治離れ」が進みかねない状況で、黒澤芳彦議長は「多くの市民に来てもらい、声を拾い上げたい」と議会改革を推し進めたい考え。
 他の議員も「意見交換する議員が1班5人で足りるのか」「開催日程を早く決め、告知した方が良い」と述べた。市議会は今後、議会運営委で日程などを最終決定する予定。

北あきたバター餅の日 制定記念イベント 創作料理を試食

2018-07-24
北鷹高生が創作したバター餅料理を試食する園児たち(コムコム)
 北秋田市が制定した「北あきたバター餅の日」に合わせ、記念イベントが23日、市民ふれあいプラザ「コムコム」で開かれた。県立秋田北鷹高校家庭クラブの生徒が創作バター餅を振る舞い、地域に伝わる自慢の味をPRした。
 北あきたバター餅の日は受け継がれてきた味を守り、安全でおいしい餅を提供しようと市が2012年7月23日、「バター餅の里」を宣言し制定した。イベントは日本バター餅協会、市の共催。認定こども園しゃろーむと鷹巣中央保育園の園児約60人、北鷹高生約30人が参加した。
 協会の村井松悦会長は「これからも伝統の味を守り、市の特産品として全国にPRすることを誓う」とあいさつした。両園の園児が「バターもち体操」を元気に披露し盛り上げた。
 会場には春巻き風の「和風パリパリバター餅」、あんこや餅、クルミをパイ生地で包み焼きした「バター餅入りパイ」の試食コーナーが用意された。いずれも北鷹高生が創作した料理。パイは学校祭で販売したといい、部長の津嶋怜さん(17)は「楽しみにしてくれる人もいてうれしい」と料理を紹介した。
 園児や保護者、一般の参加者に振る舞われた。津谷イサ子さん(79)=坊沢=は「皮に包まれていて変わったバター餅。おいしい」と頬張った。
 他にもPRキャラクター「バタもっち」の缶バッチ作りコーナー、ぬりえ展示コーナーがあり来場者の関心を集めた。

 

JAあきた北 エダマメ32㌶増の242㌶ アスパラ好調スタート

2018-07-24
生育状況などを確認した協議会(メモリスあきた北)
 JAあきた北の生産組織連絡協議会(小畑公悦会長)が23日、大館市のメモリスあきた北で開かれ、農畜産物の生育状況を確認した。最重点品目のエダマメの作付け(6月末)は前年比32・8㌶増の242㌶。アスパラガスは春取りの出荷量が前年を上回り、好調なスタートを切った。全体的に春先からの天候不順や5月の大雨が生育に影響していると報告された。
 JAによると、エダマメは前年比5戸減の41戸が栽培。販売金額は昨年度実績2億5465万円に対し、本年度は3億5000万円を計画した。5月18日の大雨で、一部の圃場で再播種を行った。7月19日から出荷が始まり、同25日頃から本格的に極早生種から順次収穫・出荷の見込み。
 アスパラガスは95戸が43・8㌶で栽培し、前年比0・3㌶増。6月末の販売状況は6212万円で、前年6月対比133%。本年度は販売額1億3200万円を計画した。春取りは5月上旬から出荷が始まり、太物が多く前年を上回る出荷量となった。
 大館とんぶりは10戸、22・2㌶で、0・4㌶増。農水省の「地理的表示(GI)保護制度」登録で、安定した価格を維持している。このほか、小玉スイカ、スナップエンドウが前年より作付けが増え、それ以外は前年並み、微減となった。野菜や果樹、花卉(かき)全体の栽培戸数は493戸。JAは「前年から25戸減で、新規増反があっても、辞める農家の分が影響し面積が伸びていない」と説明した。
 比内地鶏は前年比2戸増の31戸、和牛は前年同数の11戸などとなった。
大館とんぶりの部会は「GIを守るには面積を拡大しなければならないが、高齢化が進んでいる」と指摘。JAは「高齢化で生産者が減り重大な課題ととらえている。行政と連携して就農の取り組みを進めたい」とした。
 米穀情勢についてJAは、作付け動向や需給見通しなどから、「30年産米の需給環境は今後の作柄によって緩む状況が続くことも想定され、確実な契約、販売確保につながる事前契約の数量積み上げが一段と重要」と述べた。
 虻川和義組合長は「7月に入り、青果物の出荷のピークを迎えてくる。営農指導、集荷、選果、販売に全力で対応していく」とあいさつした。

 
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