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森吉34年ぶり2度目の優勝 最優秀賞は武石選手 北鹿中学新人野球

2018-09-24
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閉会式でトロフィーを受け取る森吉のメンバー(ニプロハチ公ドーム)
 北鹿新聞創刊100周年記念第64回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は23日、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝、決勝を行った。決勝は森吉が合川を2―1で下し、34年ぶり2回目の優勝を決めた。
 閉会式で、田中厚北鹿新聞社社長が「この大会の経験が大きなプラスになると幸い。中学生はまだまだ可能性がある。近い将来、この地方のチームが甲子園で活躍し、今年のように秋田に元気と感動を与えてくれることを期待する」などとあいさつした。
 最優秀選手賞は武石圭哉選手(森吉2年)、優秀選手は金惇之介(同)、北林学人(同)、田中元輝(合川2年)の各選手に贈られた。
 決勝は森吉が先制点を守り切り、合川を僅差で下した。
 3回、森吉は1死から内野安打で一塁に走者を置くと、武石の適時打三塁打で先制。続く金の左前適時打で追加点を挙げた。合川は2~4回に敵失や暴投など相手守備の乱れを突いて走者を三塁に進めるが、あと一本が出ず。7回2死一、二塁で佐藤天の適時打で1点を返すが、反撃は届かなかった。
 森吉の主戦、武石は要所を締める投球。?奪三振と相手打線に的を絞らせず、完投した。
 森吉・成田佳監督の話 記念大会を勝ちに来て勝てたことが一番の収穫。全県につながる試合ができた。
 合川・柏木太郎監督の話 守備は頑張ったが、走塁ミスが響いた。最後は4番が意地を見せてくれた。
◇決勝 【ニプロハチ公ドーム】
森 吉 0020000 2
合 川 0000001 1

 ▽三塁打=武石(森)▽二塁打=笠井(森)三浦(合)▽併殺=▽暴投=森吉4▽捕逸=森吉1▽審判=赤石、谷地田、長崎、庄司
 ◇準決勝【同】
合 川11000005 7
大館東01000101 3

 (延長8回タイブレーク)
 ▽三塁打=田中(合)▽二塁打=小野寺(合)、工藤、大川(大)▽併殺=合川1、大館東1▽暴投=合川1、大館東1▽審判=五十嵐、庄司、谷地田、長崎
 【ニプロハチ公ドーム】
大館一00000200  2
森 吉10010001× 3

 (延長8回タイブレーク)
 ▽三塁打=熊谷(大)、金(森)▽二塁打=北林(森)▽暴投=森吉1▽ボーク=大館一1▽審判=谷地田、長崎、庄司、赤石

「ハチ公の駅」建設現場で見学会 大館の観光交流施設 オープンは来年5月

2018-09-24
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建物の骨組みが姿を現した「ハチ公の駅」(大館市御成町)
 大館市御成町の旧小坂鉄道跡地で建設が進む市観光交流施設「ハチ公の駅(仮称)」の現場見学会が23日、行われた。大館生まれの忠犬ハチ公が飼い主を待ち続けた1920年代の「2代目渋谷駅」がモデルで、シンボルとなる時計台など骨組みが姿を現している。秋田犬の触れ合いコーナーや観光案内所などを設け、秋田犬の魅力を発信し、交流人口の増加を目指す。グランドオープンは来年5月8日の予定。
 建設地はJR大館駅の南側約100㍍の市有地。鉄骨造り一部2階建て、延べ床面積1246平方㍍。高さ18㍍の時計台と大きな屋根が特徴で、秋田犬と触れ合えるほか、展示コーナー、観光案内所、特産品を扱う観光物産館、多目的研修室を配置する。
 今春に着工し、進捗(しんちょく)率は約50%。見学会は2回開き、参加者が市総合戦略推進室の職員から説明を受けながら外側を一周した。正面入り口はJR大館駅側で、展示コーナーではハチ公と大館との関わりなどを紹介するほか、子どもが創作を楽しむコーナーなども設けられる。
 秋田犬は常時2匹以上が常駐しガラス張りにして展示コーナーや広場からも見学できる造り。らせん階段を上がった2階は展望デッキで大文字などを眺めることができる。入り口付近には今秋以降、大館駅前のハチ公像を移設する。
 水飲み場などを設けた芝生広場(2174平方㍍)や多目的広場(5675平方㍍)、公衆トイレも整備する計画。駐車場は112台分で、「大館駅利用者も活用してほしい」とした。周辺の旧小坂鉄道には手こぎトロッコを配置し家族連れで遊べるという。
 施設、駐車場、芝生広場は来年5月開所予定。施設は12月に完成予定で、備品搬入などを経て4月から担当職員が常駐する。多目的広場、公衆トイレを含め全面完成は2020年3月の予定。総事業費は9億7500万円。県と協働で進める「あきた未来づくりプロジェクト」の一環として国や県の交付金を活用する。
 見学会はプレオープンイベントとして、「駅―one.2018with大館駅サイト」に合わせて開催。高橋崇太さん(城南小4年)は「近くで見ると大きな建物だった。完成したら来たい」と感想。総合戦略推進室は「秋田犬は世界的に注目を浴びており、施設を知ってもらい、市民全体で秋田犬を中心に市を盛り上げていきたい」と話した。

秋の内陸路を力走 1319人ゴール目指す 秋田内陸100㌔マラソン

2018-09-24
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ゴールを目指して力走する選手たち(北秋田市比立内)
 2018北緯40度秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソンが23日、仙北市角館―北秋田市鷹巣間で行われた。50㌔と100㌔の両部門に1319人が出走。全国各地から参加したランナーが険しい峠や田園地帯を越えてゴールを目指し、自らの限界に挑んだ。
 周辺市町村やボランティアなどでつくる実行委員会(佐藤征太郎会長)が主催した。今年は2部門に計1447人がエントリー。当日の出走は100㌔の部986人、50㌔の部が333人。
 100㌔の部は午前4時30分に仙北市角館交流センター前で号砲が鳴った。50㌔の部は10時30分、北秋田市阿仁農村環境改善センター前を出発。主に国道105号を通り、ゴールの北秋田市交流センターを目指した。
 両市の境目では標高差約350㍍の大覚野峠が待ち受け、100㌔の部の選手を苦しめた。50㌔の開始時刻が近づくにつれ日が差し込み、午後には25度近くまで上昇。選手たちは額や肩に汗を光らせながらコースを駆け抜けた。
 コースにはエイドステーションと呼ばれる公設の休憩所20カ所や、地域住民有志による私設エイドが設けられ、水や果物などを提供した。同市米内沢エイドでは昨年に続き「ババヘラ」の無料提供が行われ、人気を集めていた。
 沿線では地域住民や市外から訪れた観戦客がランナーの勇姿を見守った。中には太鼓やマラカスを演奏したり、手書きのメッセージを書いたボードを手に応援したりするグループも。選手たちは「頑張れ」「もう少しだよ」という声援に応えるように歩を進めていた。

ベスト4決まる ドームで熱戦開幕 本紙創刊100周年記念北鹿中学新人野球

2018-09-23
1回戦鷹巣―大館東、大館東は4回、佐々木羚が3点目となるスクイズを決める(ニプロハチ公ドーム)
 北鹿新聞創刊100周年記念第64回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は22日開幕し、初日は大館市のニプロハチ公ドームで1回戦4試合を行った。終盤の攻撃でたたみ掛けた合川は花輪一に逆転勝ち。大館東は鷹巣の反撃を寄せ付けず、大館一も投手戦をものにして下川沿を下し、それぞれ完封勝ちした。森吉は2度の大量得点で主導権を握り、八幡平にコールドで快勝。4強が出そろった。最終日の23日は準決勝、決勝を行う。
  ◇1回戦 【ニプロハチ公ドーム】
花輪一 1010300 5
合 川 100331× 8

 ▽三塁打=兎澤(花)小野寺、相馬(合)▽二塁打=斉藤(花)田中(合)▽暴投=合川4▽ボーク=花輪一1▽審判=谷地田、長崎、遠藤、庄司
鷹 巣 0000000 0
大館東 000311× 5

 ▽二塁打=石田(鷹)能登谷2(大)▽併殺=大館東1▽審判=若松、齋藤、田中、山木
下川沿 0000000 0
大館一 000100× 1
 ▽二塁打=髙清水(下)伊藤(大)▽審判=遠藤、庄司、桜田、多賀谷
森 吉 25522 16
八幡平 00000  0

     (5回コールド)
 ▽二塁打=戸沢(森)▽暴投=八幡平5▽野選=八幡平1▽審判=田中、多賀谷、山木、若松

穀物乾燥調整施設が完成 鹿角市の用野目ファーム 省力・低コスト化に期待

2018-09-23
乾燥調整施設の竣工式(鹿角市花輪用野目)
 鹿角市花輪の農事組合法人「用野目ファーム」(工藤義哉代表理事、会員48戸)が地元の用野目地区に整備した乾燥調整施設の竣工(しゅんこう)式が22日、現地で行われた。関係者約60人が作業の省力化や低コスト化が図られる拠点施設の完成を祝い、さらなる生産振興に期待した。
 同法人は2003年に設立。水稲と大豆を主作物としているが、乾燥調整作業はこれまで、会員が個々で所有していた機械設備を使いながら分担して行っていた。今回はこれらを1カ所に集積することで、省力化、低コスト化を図ろうと、新施設を整備した。
 鉄骨造1部2階建て、延べ床面積479平方㍍の施設内に乾燥機などを備えている。総事業費は約1億2000万円。農林水産省の産地パワーアップ事業を活用し、国から2分の1、市から12分の1の補助を受けた。同事業は地域の営農戦略として定めた産地パワーアップ計画に基づいて実施する、産地の高収益化、生産・集出荷の効率化に向けた取り組みを総合的に支援するもの。
 同法人では来年度の栽培面積について、水稲は本年度から10㌶増の60㌶、大豆は7㌶増の20㌶にそれぞれ拡大する計画。
 工藤代表理事(70)は「最近、担い手がいなくてリタイアする近隣の農家が増えているが、今回の施設整備を機に、少しでも耕作放棄地をなくしていきたい」と抱負を話した。
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介護の人材難 解消を 鹿角市がフェア 事業者と求職者に面談の場

2018-08-10
昨年度に続いて開催されたフェア(コモッセ)
 全国的に介護人材の確保が課題となっている中、鹿角市内の介護サービス事業所と、介護職に就きたいと考えている人とが直接面談することができる「介護のしごとフェア」が9日、コモッセ内の花輪市民センター講堂で開かれた。学生を含む求職者等が来場し、求人事業所の各ブースを回りながら事業内容や事業所の特長などを確認した。
 市内の介護サービス事業所で求人の未充足が続き、介護人材が不足している中、今後、想定されている介護サービス量の増加に備えるため、市が昨年度に続いて開いた。
 介護職への就職促進のほか、就職前に意見交換や情報収集を行うことで、事業内容の把握不足による早期離職の防止を図る目的がある。
 対象者は、介護職での就職、転職、復職を希望している人、介護の仕事について知りたい人、家族が介護職での就職を検討している人など。今すぐ就職したいという人でなくても参加できる仕組み。
 昨年度は、求人事業所が10法人の27施設、求職者等が16人参加し、2人の採用につながった。
 本年度は、市内9法人が運営する特別養護老人ホームやグループホームなど28事業所が参加。求職者等は開始当初、学生(高校生、短大、専門学校)6人を含む12人が来場し、興味のある事業所のブースを回って情報収集や意見交換を行った。
 十和田毛馬内の女性(55)は「今の仕事が長く続けられるか分からないので、将来の就職に役立つと思い、介護の情報を聞きに来た」、事業所のうちタクトの担当者は「資格があれば最初から正社員として採用し、資格が無くても取得費用を全面的に支援することや処遇改善、楽しく働いていただく職場であることなどをアピールしたい」と話していた。
 会場には協力機関(ハローワーク鹿角、県福祉保健人材・研修センター、介護労働安定センター秋田支部)が事業所の相談に応じるブースや、最新の介護ロボット(セラピーロボットなど)の展示・体験コーナーも設けられた。
 

公立高校募集定員 北鹿7校で1041人 全日制 十和田、国際で25人減

2018-08-10
 県教育委員会は9日、2019年度県公立高校入学者選抜実施要項と募集定員を発表した。北鹿全日制7校14学科(くくり募集は1学科と数える)は計1041人を募集する。
 全日制の県全体の定員は7140人(県立中学からの内部進学者含む)で、前年度比155人減。北鹿関係では、十和田普通、国際情報普通が前年度に比べ各25人減った。定時制の大館鳳鳴普通科は前年度と同じくⅠ部(昼間の部)、Ⅱ部(夜間の部)で各35人を募集。県全体も同じく420人。秋田明徳館通信制も変わらず約300人を募る。本年度の中学卒業予定者は5月1日現在の速報値で7865人。前年度比302人減。
 前期選抜は面接に加え国語、数学、英語の3教科の学力検査または口頭試問を行う。一般選抜は5教科(定時制は3教科)の学力検査の後面接を実施。前期合格者が定員に満たない場合は不足分を加算する。
 2次募集は、一般を終えた時点で合格者の合計が定員に満たない学科が欠員分を募集して実施。一般選抜を受験して合格していない人が出願できる。面接のほか、作文などを課す場合もある。
 19年度選抜の各種日程は次の通り。
▽前期=出願は19年1月15~17日、試験は同29日。合格発表は2月5日。
▽一般=出願は19年2月13~15日、志願先変更は同18~20日。試験は3月5日、合格発表は同13日。
▽2次=出願は3月15、16日。同19日に面接等実施、同22日合格発表。
 

平和の尊さ伝え続ける 大館市で戦没者慰霊式 210人参列し冥福祈る

2018-08-10
慰霊塔に献花する参列者(大館市民文化会館)
 大館市平和祈念・戦没者慰霊式が9日、市民文化会館で行われた。終戦から73年を迎え、遺族会や市関係者、団体代表ら約210人が参列し、黙とうや献花で冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。
 福原淳嗣市長は式辞で「戦後生まれの世代が人口の8割を超え、記憶の風化が危惧される中、皆さまの尊い犠牲の上に平和な日常が成立することを片時も忘れず、戦争の悲惨さを次の世代に語り継いでいくことが私たちの使命」と述べた。市遺族会の仲沢誠也会長は「二度と私たちのような遺族を出さないよう戦没者の孫、ひ孫でつくる後継者の育成を粘り強く続けていく。戦争の風化を防ぎ、平和の尊さを伝えるため、遺族はもとより、多くの国民に訴え続ける」と決意した。
 戦没者遺児を代表して北村伊平さん(76)=比内町=が「父よ、母は21歳で2人の子どもを抱え戦争未亡人となった。苦難の道の始まりだった」と家族の歩みを切々と語り、「国のため、家族のため亡くなった戦没者の皆さま。今、日本は高齢化と人口減少に向かっているが、日本人の知恵と努力で戦中戦後の苦しみを耐え、復興したことを思えば、先は明るいと信じている。安らかにお休みください」と述べた。
 献花に続き、初の企画として、同市の女声合唱団「コールOMG」(横内フミ代表)が登壇し、追悼歌「みたまをたたえて」などをピアノ演奏で合唱。優しい歌声に乗せ、参列者が戦没者に思いをはせた。
 

参院選まで約1年 秋田選挙区 自民現と共産新擁立へ 「野党共闘」模索の動きも

2018-08-09
 5年前に改選された参院議員は、来年7月28日で任期満了を迎える。北鹿地方を含む秋田選挙区(改選数1)では、自民党現職の中泉松司氏(39)が再選を目指すほか、共産党は新人の藤本友里氏(39)を擁立することを決めている。過去には「野党共闘」が図られたこともあり、国民民主党や社民党など、野党勢力の動きからも目が離せない。
 2013年7月21日に投開票が行われた第23回参院選は、再選を目指した民主党=当時=の現職に、自民党新人の中泉氏と、共産党の新人、幸福実現党の新人が挑む構図で展開。結果は中泉氏が圧勝し、自民党が議席を奪い返した。県内の有権者は、衆参で多数派が異なる「ねじれ」の継続を否定するとともに、前年に発足した第2次安倍内閣が打ち出した経済政策「アベノミクス」の推進を求める形となった。
 16年7月10日に投開票が行われた前回の第24回参院選では、自民党現職の石井浩郎氏(54)に、共産、社民両党や市民団体に支援を受けた野党統一候補となった民進党=当時=の元職と、幸福実現党の新人が挑む三つどもえ戦となったが、石井氏が再選を果たしている。
 来夏の選挙に向けては、自民党県連が5月に、中泉氏を公認候補として擁立する方針を決定。統一地方選と参院選が同じ年に行われる12年に1度の年となることから、県議選などの地方選候補者と連携した活動を展開する方針だ。
 また、16年の前回、民進、社民両党などとの野党共闘にともなって、秋田選挙区に候補者を擁立しなかった共産党は今年3月に、藤本氏の擁立を決定。党の集会などに積極的に出席しながら、野党共闘の機会もうかがっている。
 野党共闘を巡っては、国民民主党や社民党の動きに加えて、国民民主に参加していない旧民進党勢力の動向も影響を与えそう。統一地方選に向けた動きと合わせ、注目が集まりそうだ。
 

夏の夜彩る「火まつり」 北秋田市阿仁前田 花火、火文字に絵灯籠

2018-08-09
大輪の花が夜空を彩った花火の打ち上げ(阿仁前田河川公園)
  第32回森吉山麓たなばた火まつりが7日、北秋田市阿仁前田の河川公園で行われた。地元住民が制作した大型の絵灯籠が会場を練り歩き、祭りを盛り上げたほか、森吉山をかたどったともしびをバックに約1000発の花火が打ち上げられ、夏の夜を鮮やかに彩った。
 地元住民らでつくる森吉山麓村興し会(池田文明会長)の主催。前田地域の七夕行事を集めて披露する場を設け、観光イベントに育てようと続けている。
 午後4時半に第1部のたなばたまつりが開幕。地元の保育園児らによるダンス、七夕太鼓の演奏、郷土芸能の阿仁前田獅子踊りなどが披露された。絵灯籠行列では集落や団体が制作した9基の大型灯籠がはやしの音に合わせて観客の前を練り歩いた。
 宵闇に包まれた午後8時にメインの火まつりがスタート。地域を象徴する森吉山や「ようこそ北秋田へ」などのメッセージを掲げた火文字の点火に続き、花火が打ち上げられ、色とりどりの光の花が夜空を彩った。
 フィナーレでは特大のスターマインや森吉山の標高にちなんだ長さ145・4㍍の「大ナイアガラの滝」が行われ、会場に詰め掛けた家族連れや観光客から歓声が上がっていた。
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「平和希求し友好発展を」 花岡事件 大館市で慰霊式

2018-07-01
慰霊碑前で紙を燃やし、犠牲者の冥福を祈る遺族(十瀬野公園墓地)
 太平洋戦争末期に強制連行された中国人が多数犠牲になった「花岡事件」の殉難者慰霊式が30日、大館市花岡町の十瀬野公園墓地で行われた。中国の遺族や市民ら約230人が参列。日中平和友好条約締結から40年となる節目に、両国の友好と世界の恒久平和を願った。
 市主催。事件から今年で73年を迎え、中国からは子、孫世代の40~70歳代の遺族5人、紅十字会員5人ら計13人が来日。中国大使館関係者、通訳らを含め18人が出席した。
 中国人殉難烈士慰霊の碑前に設けられた祭壇に、福原淳嗣市長が殉難者名簿を奉納。式辞で「事件の地に生きる私たちには悲惨な事実を風化させぬよう後世に語り継ぎ、平和を希求していく責務がある。日中平和友好条約締結40周年に当たり、今一度過去を振り返り、日中の友好をますます発展させていかなければならない」と力を込めた。
 遺族を代表して汪(オウ)孔秀(コウシュウ)さん(70)=山東省=は「戦争に反対し、平和を愛することは両国民の願望。われらは歴史を牢固(ろうこ)に刻み、歴史をかがみとし、中日子々孫々の友好のため、世界の永久平和のためたゆまず努力する」と述べた。遺族の王(オウ)士仁(シジン)さん(56)=山東省=と佐藤久勝市議会議長の献水の後、参列者が順に献花した。
 式後には遺族らが紙を燃やす中国の風習に従い追悼。大きな泣き声を上げる人もおり、悲しみに暮れた。碑に刻まれた家族の名前を手でなぞる姿もあった。
 祖父を花岡で亡くした王さんは初めて来館した。29日に花岡平和記念館で見つけた祖父の死亡診断書を公開し「(事件について)ずっと考え悩んできた。きょうここに立ち、悲しい思い。祖父には『苦労したね』と伝えた。日本の人々は友好的だ。しかし、なぜ祖父は亡くなったのか。しっかりした回答がほしい」と願った。
 【花岡事件】1944(昭和19)年から45年にかけ、大館市花岡の旧鹿島組花岡出張所に986人の中国人が強制連行され、河川改修工事などに従事。同年6月30日夜、飢えや暴行に耐えかねて一斉蜂起したが鎮圧されたとされる。強制労働や拷問などで亡くなった人は400人を超えた。

為三メロディー歌い継ぐ 北秋田市「浜辺の歌音楽館」 市民に愛され30周年

2018-07-01
記念合唱団が行われた浜辺の歌音楽館30周年記念式典(浜辺の歌音楽館)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の功績を紹介する北秋田市米内沢の浜辺の歌音楽館(長岐孝生館長)の開館30周年記念式典が30日、音楽館で行われた。合唱グループや市民らでつくる記念合唱団が「浜辺の歌」や「秋田県民歌」などを高らかに歌い上げ、故郷に為三メロディーを響かせた。
 作曲家として日本の音楽史に大きな足跡を刻んだ成田為三を顕彰する施設として1988年にオープン。自筆の楽譜など貴重な資料が展示され、作曲家としての成田為三の歩みを知ることができる。
 顕彰活動の一環として地元の児童生徒でつくる浜辺の歌音楽館少年少女合唱団も結成されており、定期的にコンサートを開くなどして為三メロディーを歌い継いでいる。
 式典には開設100周年記念で発車メロディーを「浜辺の歌」にしたJR辻堂駅100周年事業実行委員会、辻堂駅がある神奈川県藤沢市の関係者らも出席。100周年記念事業には浜辺の歌音楽館少年少女合唱団が出演して「浜辺の歌」を披露している。
 津谷永光市長は「為三先生が残した情緒豊かで感動と癒やしを与えてくれるメロディーは地域にとって大きな財産。より多くの人に愛され、親しまれる音楽館にしたい」などとあいさつした。
 黒澤芳彦市議会議長、藤沢市の鈴木恒夫市長の祝辞に続いて、辻堂駅開設100周年事業実行委員会から音楽館に寄贈された大型置時計の除幕が行われた。
 開館30周年記念合唱は、成田為三を模した精巧な人形などが展示されている音楽館2階の特設ステージで行われた。約70人の市民らで構成された合唱団が「浜辺の歌」「かなりや」「秋田県民歌」を高らかに歌い上げ、出席者から大きな拍手が送られていた。

大湯環状列石 ガイドの高齢化、減少に対応 担い手養成へ講座

2018-07-01
史跡ガイドの実演見学などが行われたサポーター養成講座(大湯環状列石)
 鹿角市十和田の国特別史跡・大湯環状列石のボランティアガイドとして遺跡の魅力を発信するサポーターの養成講座が30日、同遺跡などで始まった。有志で構成する「大湯ストーンサークル・ボランティアガイドの会」(川口仁人代表)の会員の高齢化などを背景に、市教育委員会が十数年ぶりに開催。受講者は最終回の8月25日、同遺跡で開かれる縄文祭で来場者向けのガイドに取り組み、成果を披露する予定。
 ボランティアガイドの会は2002年に発足。会員はピーク時に40人近くいたが、高齢化等に伴い減少し、現在の登録会員は15人。このうち実際にガイド活動を行っているのは5人で80歳代が中心という。
 大湯環状列石を含む北海道・北東北の縄文遺跡群が世界遺産登録を目指している状況も踏まえ、市教委がサポーター養成講座を開催した。
 受講者は20~60歳代の男性6人で鹿角市4人、小坂町2人。「展示ホール案内」と「遺跡案内」の2コースがあり、6人とも両コースを受講する。日程は各コース全4回。
 初日は大湯ストーンサークル館で開講式を行い、阿部美沙子館長がボランティアガイドの会の現状に触れながら「縄文遺跡群が国内推薦候補に見込まれた場合、(大湯環状列石を訪れる)お客さまが増え、それに伴いガイド要請も増加すると推察されるが、現在の人数では対応できなくなる状況が予想される」と養成講座の開催経緯を説明。「できればボランティアガイドの会に入会し、会を盛り上げていただきたい」と呼び掛けた。
 続いて参加者が展示ホールや遺跡を回りながら会員の高木豊平さんによるガイドの実演を見学。その後の基礎講座では同館職員の赤坂朋美さんからガイドの心得やポイント、遺跡の概要などを熱心に学んだ。
 尾去沢の小板橋樹一郎さん(65)は「定年退職で仕事が一段落したので受講した。(ストーンサークル館講座の)縄文夜学にも参加していたので教えてもらったことを役立てていきたい」と話していた。
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