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長期実験、3ルートで 上小阿仁村で自動運転サービス 道路工事など経て運行

2018-11-20
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自動運転のルート3案が示された協議会(上小阿仁村生涯学習センター)
 上小阿仁村で自動運転サービスの長期実証実験を計画している協議会が19日、村生涯学習センターで開かれた。道の駅「かみこあに」を拠点に福館のほか、新たに小沢田や堂川地区を回る3ルート6便の運行案が示された。12月上旬をめどに、運行に必要な道路工事を行う予定。準備が整い次第、運行を開始する。
 高齢化社会に対応した道路交通の在り方を探る目的で2017年度に同村を含む全国13カ所で短期実験が行われた。今年10月の協議会で実験結果が報告され、本格的な導入に向けた長期実験を18年度中に行うことが示されていた。
 東北地方整備局や大学機関、警察、地元住民代表、関係企業などでつくる協議会で、長期実験の計画案や運行方法を事務局が説明した。ルートはいずれも道の駅を出発し▽北側の堂川地区集会所間を往復する堂川ルート(1周約40分)▽南側の福館地区交流センター間を往復する福館ルート(同)▽郵便局や村役場などを効率よく結ぶ小沢田周回ルート(約20分)―の3案。
 新規の堂川ルートは村役場周辺で一般車両と交わる区間があるものの、交通量の多い国道285号は迂回(うかい)する。道の駅を北上した後、既存の村道を通って堂川地区に入る。この村道を自動運転車両の専用空間(片道約1㌔)に位置付け、簡易信号を仮設する。一般車両は走行できない。
 同村での自動運転は道路に電磁誘導線などを敷設し、自動運転車両に検知させてルートをたどる仕組み。運転席にドライバーが乗車した状態で、加速や操舵、制動をすべて自動制御するという。一部はドライバーが手動操作する。車両は1台(7人乗り)。午前と午後各3便を走らせる。
 運行開始時期について事務局は「未定。電磁誘導線の敷設工事などの準備が整い次第開始したい」としている。期間は1~2カ月程度。
 前年度よりもルートが増え、期間も長期にわたる今回は簡易信号を試したり、乗車料を設定したりし将来的な運行を視野に入れている。事業主体についても、移動サービス事業者と地域ボランティアで組織化を想定。全国でも少子化が著しい村で、持続可能な運行を模索することにしている。

北鹿は2法人認証 県の介護事業所認証評価 普及へ大館でセミナー

2018-11-20
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認証評価制度について理解を深めたセミナー(秋田看護福祉大)
 深刻な人手不足となっている介護人材の確保に向けて県は昨年6月に「介護サービス事業所認証評価制度」を創設し、これまで北鹿地方の2法人を含む22事業者が認証を受けた。人材育成や職場環境の整備などに取り組む事業所を県が認証して公表し、人材の定着や確保につなげる取り組み。制度の普及を目指して19日、大館市の秋田看護福祉大でセミナーが開かれた。
 職員がやりがいを感じながら働き続けられるよう処遇改善や人材育成に積極的に取り組む事業所を県が認証する制度。全国的にも認証評価制度を導入する動きが広がっている。本県では▽仕事の魅力発信▽人材のキャリアアップと育成支援▽職場環境整備と両立支援―など4本の柱に基づき評価項目を定めている。
 県長寿社会課によると、これまで94事業者が制度へ取り組む意思を示す「参加宣言」を行った。申請を行い、認証を受けたのは22事業者。北鹿地方では今月6日付で社会福祉法人の大館圏域ふくし会、小坂町社会福祉協議会が認証を受けている。
 「市民に制度を知ってもらうことで、取り組もうとする事業者の機運を高めたい」と、介護職を志す学生向けにセミナーを初めて開催。県北会場の同大学では、学生や介護事業所の関係者らが参加した。「介護業界の今」と題した講演に続き、認証を取得した潟上市の医療法人正和会と能代市の松峰園が事例発表。1時間単位の休暇導入など仕事と家庭の両立支援の取り組みなどを紹介し、「認証法人となることで信頼度が向上し、働きやすい職場をPRでき、職員の意識改革にもつながる」などと語った。
 参加した大館圏域ふくし会の担当者は「認証に向けこれまで取り組んできたキャリアアップや福利厚生を見直し、体系化を図った。県のお墨付きをもらい透明性が図られ、人材確保につながることを期待したい」と話した。

神成澪さんの陶板壁画 「擁樹」の一部を譲渡 福島の病院が北秋田市へ

2018-11-20
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神成澪さんが手掛けた陶板壁画「擁樹」(一部)の仮展示(北秋田市文化会館)
 北秋田市にゆかりのある陶芸作家の故・神成澪さんが手掛けた陶板壁画「擁樹」の一部が、作品が設置されていた福島市の病院から市に譲渡され、19日から市文化会館で仮展示が始まった。病院の新築に伴い「ゆかりのある北秋田へ」と贈られたもので、将来的に壁画として設置する予定。仮展示は12月中旬までの予定。
 神成さんは1921年、能代市生まれ。大学卒業後に人形劇団の美術スタッフとして創作活動をスタート。陶芸やステンドグラスなども手掛け、全国各地の公共施設などで大型の陶板壁画を制作。北秋田市文化会館などにも神成さんが手掛けた陶板壁画がある。
 神成さんの母親は旧鷹巣町小森の出身。同じく旧鷹巣町出身の直木賞作家・渡辺喜恵子さんとも親交があった。2000年からは、鷹巣町で「澪の会」を主宰し、市民に創作指導を行っていた。
 「擁樹」が設置されていたのは福島市の大原綜合病院(佐藤勝彦院長)。病院の完成を記念して1972年に制作され、正面玄関の壁に設置されていた。新築に伴い旧施設が解体されることになったため、作品の一部が神成さんにゆかりのある北秋田市に贈られることになった。
 譲り受けたのは幅約9㍍、高さ約2・6㍍ある作品の約5分の1にあたる部分で、天に向かって複数の人が歌声を響かせている様子などが描かれている。
 仮展示は神成さんの陶板壁画作品がある市文化会館のエントランスホールで実施。19日は澪の会で神成さんの指導を受けた市民らが駆けつけ、師匠の作品を鑑賞していた。
 市によると将来的に作品は壁画として展示する考えで、場所などを今後検討する。仮展示は12月中旬までの予定。

戌年にちなみ 忠犬ハチ公巡る2泊3日 大館・市民の翼ツアー 渋谷の像清掃も

2018-11-19
渋谷のハチ公像前で記念撮影するツアー参加者ら(大館市移住交流課提供)
 戌(いぬ)年にちなみ、忠犬ハチ公にまつわる訪問先を多く盛り込んだ「大館市民の翼ツアー」が18日まで2泊3日で行われた。参加した30~70歳代の市民26人は東京都などを訪れ、JR渋谷駅前の清掃活動やハチ公に関する博物館の見学などを楽しんだ。
 福原淳嗣市長を団長に毎年度開いている。大館能代空港の利用促進が狙いで、圏域の市民には関係団体による助成も用意。2月に開催した前回は、ハチ公の飼い主・上野英三郎博士の出身地である三重県津市などを巡った。
 今回は「横浜ベイディナークルーズと忠犬ハチ公を巡る旅」と題して、2日目から東京入り。東京大学のキャンパスツアーでは、同大生の案内で農学部にあるハチ公と上野博士の銅像などを見学。最終日は、渋谷区観光協会の3人と合同でハチ公像を拭いたり周辺を掃いたりする清掃を展開。国立科学博物館に展示されているハチ公の?製も見て回った。
 日程には今回初めて、首都圏大館ふるさと会総会への参加も盛り込まれた。このほか神奈川県鎌倉市で鎌倉大仏や鶴岡八幡宮の見学なども満喫した。

地域の「音楽王」輝く 鹿角 15組、歌や踊りで沸かす

2018-11-19
見事なパフォーマンスが続々と披露され、会場を沸かせた音楽王決定戦(コモッセ)
 地域住民が主役の、歌と踊りと演奏の祭典「輝け☆音楽王HANA―1決定戦」が18日、鹿角市のコモッセで開かれた。総勢15組約60人が出演、「音楽王」など各賞を目指し、磨き上げたパフォーマンスを披露した。
 花輪地域づくり協議会(賀川満会長)の主催。音楽を通じて異世代の住民が一体感を持って親睦を図り、楽しみを共有することで、地域力の向上につなげようと2013年から毎年始め、6回目。
 一昨年までは「花輪音楽まつり」という名称だったが、コンテスト色を鮮明にし、一層の盛り上がりを図ろうと昨年、改称した。賀川会長は「出演者は生活の中で日頃から音楽を楽しみ、親しんでいる人たち。これこそが文化だ」とあいさつした。
 芸自慢が続々と登場し、会場を沸かせた。時代劇の主題歌を歌った男性は衣装に凝り、着物姿。振り付けも見事に決めていた。7歳の子どもはコートに帽子、四角いカバンという旅姿で登場。三味線の伴奏で「北国の春」を歌い上げた。
 歌のほか、ユーモラスな踊りのパフォーマンスやハーモニカ演奏なども披露され、音楽、楽器、踊りを楽しむ姿勢が来場者に伝わる〝地域住民が主役〟の祭典となった。
 大館市を拠点に活動している男性ポップスデュオ「ダックスムーン」がゲスト出演し、盛り上げた。
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県種苗交換会 「本県農業の底力を」 9年ぶり秋田市で開幕 農作物2100点

2018-10-31
9年ぶりに秋田市での開催となった県種苗交換会の展示会場(秋田拠点センター・アルヴェ)
 国内最大級の農業の祭典、第141回県種苗交換会(県農協中央会主催)が30日、秋田市で開幕した。出品農産物は前年を204点上回る2126点。7月の異常高温に加え、大雨や台風で産地が被害を受ける中、展示会場となった秋田拠点センター・アルヴェには農家が丹精込めて育てた農作物が並んだ。市協賛会は期間中の人出を、前回開催(2009年)時の105万人以上と見込んでいる。
 キャッチフレーズは「秋田から 広がる食農 つながる未来」。来月5日までの7日間、主会場のアルヴェやエリアなかいち、旧秋田空港跡地などで各種展示や行事が行われる。
 アルヴェで行われたオープニングセレモニーでは、JA秋田中央会の船木耕太郎会長が「歴史と伝統を誇る農業の祭典。多くの人に本県農業の底力を感じてもらい、食と農への理解が深まることを期待している」とあいさつ。関係者らでテープカットを行い、祭典の幕を開けた。
 出品された農産物は▽水稲55点▽畑作物及び工芸作物366点▽果樹278点▽野菜866点▽花き382点▽農林園芸加工品・工芸品91点▽畜産品及び飼料48点▽林産品40点。
 秋田市は朝から雨模様で展示会場への出足はやや鈍かったものの、徐々に来場者が増え始め、農家の努力の結晶を一品ずつ丁寧に観賞する姿がみられた。
 明治初期からの長い歴史と伝統を誇る交換会は、31日にメイン行事の談話会を県JAビルで開催。「農業者の所得増大に向けた低コスト・省力化栽培技術について」をテーマに関係者が意見を交わす。
 このほか、JA地産地消展や学校農園展、最新農業機械の展示・実演、植木・苗木市、物産販売展などが各会場で開催される。

 
 

八幡平山頂が雪化粧 アスピーテラインの一部 今季初の終日通行止め

2018-10-31
寒気の影響で、標高の高い八幡平では地面や草木が雪化粧した(蒸ノ湯ゲート周辺)
 十和田八幡平国立公園内の秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)の山頂付近で30日、寒気が流れ込んだ影響で雪が降った。鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)は一部の区間で、今季初めて積雪による終日通行止めになった。
 アスピーテラインは全長47・2㌔。毎冬20・4㌔区間で閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから県境付近までの9・8㌔。
 今年は夜間・早朝に路面凍結、積雪の恐れがあるため、10月15日から夜間通行止め(午後5時~翌朝8時30分まで)を行っている。
 本県側の道路を管理する県鹿角地域振興局によると、29日遅くから30日明け方にかけて雪が降り、山頂付近では5㌢ほど積もった。この影響で、本県側は標高1150㍍の蒸ノ湯ゲートから山頂の見返峠まで7㌔を、午前8時30分から終日通行止めにした。
 蒸ノ湯ゲート周辺では午前9時過ぎ、雪の降り方が強まり、地面や草木など辺り一面があっという間に雪化粧した。通行止めを知らずに訪れた愛知県豊橋市の男性(77)は「盛岡に抜けようと思っていたが、雪は予想もしていなかった」と残念そうな表情で引き返した。
 冬期間の全面通行止めは、11月5日から来年4月15日までの予定。

 
 

高校生が最新林業機械を体験 北秋田 担い手確保に学習会

2018-10-31
ベテラン作業員の指導で林業機械を操作する生徒(阿仁真木沢)
 北秋田森林・林業振興会(畠山清志会長)主催の高校生を対象にした高性能林業機械操作体験学習会が30日、北秋田市阿仁真木沢の山林で行われた。森林や林業について学習している秋田北鷹高校の生徒がプロの指導で林業機械の操作を体験した。
 林業の担い手確保などを目的に毎年行っている取り組みで、林業分野の就業を目指している高校生にとっては、ベテラン作業員からの直接指導で技術を習得する機会となっている。
 この日は緑地環境科1年の33人が参加。講師を務める山一林業の社員によるチェーンソーを使った木の伐採を見学した後、4班に分かれて機械の操作を体験した。
 チェーンソー操作では丸太の切断に挑戦。刃を木に入れた瞬間に体が引っ張られるほどの衝撃があり、生徒たちは慎重に作業することの大切さを学んでいた。
 伐採した木の枝払いと切断を行う「プロセッサ」、切断した木材を集めて運搬する「フォワーダ」などの操作体験も行われ、機械化された最新の林業現場に理解を深めていた。

 
 

展示施設 「秋田犬ファースト」確認 ネットワーク会議設立

2018-10-30
情報共有などを目的に設立された秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議(秋田市)
 秋田犬の適切で効果的な展示と情報発信のあり方などを共有しようと、県は29日、関係者らによる「秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議」を設立した。大館市が運営するJR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」で今夏、来場者との触れ合いが原因とみられるストレスで一匹が体調を崩したことから、「秋田犬ファースト」の取り組みを進めていくことを確認した。
 秋田犬の展示を行う関係者間で情報共有を図り、適切な展示と展示情報を国内外に発信し、誘客を図るのが目的。秋田犬保存会など展示施設の事業者や運営主体の市町村、県から約20人が出席した。
 秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた会議でははじめに、県観光振興課の成田光明課長が「近年の秋田犬人気を受け、県内でふれあい展示施設が増加する一方、予想を上回る観光客で体調を崩す犬も出てきている。犬にストレスのない形で楽しんでもらう、秋田犬ファーストの取り組みが大事になる」などとあいさつ。会則などを承認後、展示時の注意事項や情報発信について意見を交わした。
 犬との触れ合いを許可している施設は、ストレス軽減対策として「展示日数を減らしたり、スペースを拡大している」「体調面を考慮し、休憩を取っている」などと報告。県動物管理センターの須田朋洋主査は「犬の事故は秋田犬が最も多い。飼い主には忠実だが、知らない人は警戒するという気質を来場者に啓発してほしい」と呼びかけた。
 大館市観光課の石田徹主査は、秋田犬ふれあい処で雌の飛鳥(2歳)が体調を崩して休養したことを受け、「柵越しの展示に切り替え、『触る』をやめた。代わりに、秋田犬の歴史やハチ公のエピソードを伝えるなど『知る』に力を入れている」などと説明した。同施設は昨年8月のオープンから1年間で2万人を超える観光客らが来場している。
 このほか、「カメラのフラッシュは使用しない」など、各施設が来場者に呼びかけている注意事項も報告された。
 県によると、県内の秋田犬展示施設は大館市や北秋田市、秋田市などの13。会議に先立ち、秋田市内の2施設を現地視察した。

 
 

北秋田市 成田為三の命日 墓前で「浜辺の歌」を合唱

2018-10-30
成田為三の墓前で「浜辺の歌」を合唱する参加者(龍淵寺)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の命日に当たる29日、同市米内沢の龍淵寺で墓前演奏が行われた。市内の合唱団など約50人が代表曲「浜辺の歌」を高らかに歌い、功績をたたえた。
 為三は1893年、旧森吉町米内沢生まれ。東京音楽学校で作曲を学び、「浜辺の歌」をはじめとする数々の名曲を生み出した。演奏会は1957年から始まり、現在は地元の合唱団が参加している。
 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団、コール・もりよし、る・それいゆの地元合唱団3団体や関係者らが参加。遺影が飾られた墓の前で奥山亮修住職が読経し、参加者は静かに手を合わせていた。
 少年少女合唱団が「雨」「かなりや」、コールもりよしとる・それいゆが「ほろほろと」を歌った。最後は参加者全員で「浜辺の歌」を合唱し、ふるさとが生んだ偉大な作曲家をしのんだ。
 
 
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大館の伏臥像「里帰り」 渋谷区郷土博物館 ハチ公像70年で特別展

2018-09-30
手前が大館市所蔵のハチ公伏臥像(白根記念渋谷区郷土博物館・文学館)
 大館生まれの秋田犬・忠犬ハチ公に関する資料を集めた特別展が、白根記念渋谷区郷土博物館・文学館(東京都)で開かれている。初代ハチ公像の作者で彫刻家の安藤照(1892~1945年)が制作した伏臥(ふくが)像のうち、大館市所蔵を含む3体が84年ぶりに〝再会〟。「制作地の渋谷に大館から里帰りした」と紹介している。10月8日まで。
 渋谷駅前のハチ公像が戦後に再建されてから8月15日で70年を迎え、同館がこれまで収集した資料や情報を基に「ハチ公と忠犬ハチ公像」と題して企画した。来館者の年齢層は30代から80代と幅広く、米映画「HACHI~約束の犬」による海外人気で外国人観光客の姿も見られるという。
 伏臥像を巡っては、忠犬の姿を見たいという皇太后の要望に応える形で1934(昭和9)年に10体ほど作られ、このうち3体を皇室に献上。大館市所蔵の1体は、同市出身の実業家・木村泰治(1870~1961年)が安藤から譲り受けたもので、孫の木村高明さん(同市部垂町)から2015年7月に寄贈された。
 同館によると、これまで計6体の存在を確認し、今回は大館市から借りたほか都内などで発見された2体を展示している。松井圭太学芸員は「台座が残っているのは大館市所蔵の1体だけ。献上された3体と同じだが、これらは見つかっていないので貴重だ」と話す。
 このほかハチの暮らしや銅像建設など当時の様子がうかがえる写真、関連資料合わせて約200点を展示。教育者ヘレン・ケラーに贈られたハチ公像除幕式の招待状、ハチの飼い主だった上野英三郎博士と事実上の婚姻関係にあった坂野八重子、忠犬ハチ公を広めた日本犬研究家の斉藤弘吉らも紹介している。
 開館時間は午前11時から午後5時。月曜休館。一般100円、小中学生50円。問い合わせは同館(電話03・3486・2791)。

出産大館へ集約 体制整い「安心安全」強調 鹿角で住民説明会

2018-09-30
産婦人科集約に関する住民説明会(コモッセ)
 かづの厚生病院の出産取り扱い機能が10月1日から大館市立総合病院へ集約されることに関する住民説明会が29日、鹿角市のコモッセで開かれた。各病院の院長ら関係者が集約後の診療体制などを説明。市立総合病院の●原秀一院長(●は土の下に口)は同病院の充実した体制や機能を背景に「距離のハンディキャップを埋めるだけの安心安全を提供することができると思う」と強調し、厚生病院で出産ができなくなる鹿角市民の不安軽減に努めた。
 医師不足等を背景に、産婦人科医を派遣する大学側(秋田、弘前、岩手医科)から集約化の方針が示され、厚生病院で出産ができなくなる。
 年間分娩(ぶんべん)件数は市立総合病院が約500件、厚生病院が約200件。集約化に伴い市立総合病院では県事業で分娩室1室、診察室2室を増設。産婦人科の常勤医は1人増の5人体制となる。助産師は1人増員。
 厚生病院の妊婦健診、婦人科検診、婦人科の外来診療は市立総合病院、秋田大、岩手医科大から非常勤医が派遣され、週4日体制(火曜休診)となる。妊婦健診は32週までとし、以降は市立総合病院で受診することになる。
 説明会には市民ら約40人が参加。病院や行政、市民団体の関係者ら5人が集約後の診療体制や妊娠・出産・子育てを支える各種サービス内容を説明した。
 ●原院長は「ここ10年、お産に関して重症を理由に当院から他の病院に搬送された人はいない。体制的にワンストップでできるので不安なく来ていただけると思う」と強調。
 厚生病院の吉田雄樹院長は「地域の皆さまにはご不便を掛けることになり申し訳ない。妊婦の安心安全に関しては市立総合病院の体制が整っていることをご理解いただきたい」と述べた。
 10月の集約に先立ち、出産予定日が9月15日以降の人は市立総合病院での出産となり、9月中は3~4人が総合病院で出産を予定。鹿角市いきいき健康課の村木真智子課長は「中にはすごく不安の強い妊婦さんがいたが、その方も無事出産された」と安心できる体制であることを説明した。
 両病院の間で妊婦の診療情報を共有するシステム「あきたハートフルネット」が10月から稼働することや、緊急時の救急搬送がスムーズに進むために妊婦の情報を事前登録する「ママ・サポート119」、救急車内での分娩にも対応できる出動体制を検討していることなども報告。
 参加者からは「市立総合病院の体制が整っていることはありがたい」「鹿角でお産ができる環境をつくってほしい」といった意見があった。

大館北秋の食、一堂に ご当地グルメ秋まつり きょうまで上小阿仁

2018-09-30
ご当地グルメを買い求め多くの人が訪れた秋まつり(道の駅かみこあに)
 第8回「大館・北秋ご当地グルメ秋まつりinかみこあに」が29日から、上小阿仁村の道の駅かみこあにで始まった。名物料理や特産品、B級グルメの屋台が並び、来場者が地域の食の魅力を楽しんでいる。30日まで。
 村食農観丸ごと推進協議会(会長・小林悦次村長)主催。大館・北秋田地域を中心としたご当地グルメを広く発信し、交流人口の増加につなげようと毎年開催している。
 村内のほか、大館市や北秋田市から16店舗が参加。きりたんぽや魚の塩焼き、馬肉煮込みなどを販売している。由利本荘市の親鳥中華そばなど、県内のご当地グルメもゲスト出店した。
 会場では地鶏などを焼く音や匂いが広がり、訪れた観光客や地域住民らが料理を買い求めていた。村商工会による「食用ホオズキ」のPRコーナーも設けられ、ホオズキの実の試食体験を通して村の特産品に理解を深めていた。
 特設ステージでは歌やダンスのライブなどが行われ、会場を盛り上げた。道の駅かみこあにでは「山の恵みマルシェ」を同時開催。特設ブースでミズのコブや野菜などを販売。新商品の「かみこあんにん」(1個100円)もまつりに合わせて販売開始した。
 30日は午前10時から午後3時まで。雨天決行。ステージでは八木沢番楽など村の郷土芸能を披露する予定。

秋田犬ツーリズム 21年度まで9億投資 富裕層の訪日客誘致へ

2018-09-29
秋田犬ツーリズムの取り組みなどを確認した連絡調整協議会(プラザ杉の子)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人「秋田犬ツーリズム」の連絡調整協議会(会長・福原淳嗣大館市長)は28日、大館市のプラザ杉の子で会合を開いた。国が採択した事業期間の2021年度までに阿仁地区の古民家を宿泊施設として活用するなど事業費9億円余の投資や、富裕層のインバウンド(訪日外国人旅行客)にターゲットを絞った誘致戦略などを確認。観光の産業化へ地域一体で取り組むことを申し合わせた。
 関係自治体や商工団体、金融機関などの会員約40人が出席。福原会長は「昨年11月に日本版DMO(観光地経営組織)として観光庁に正式登録され、12月には農林水産省のセイバージャパン(農泊 食文化海外発信地域)に認定された。広域観光ルートをつくる具体的な体制が整いつつあり、ぜひ情報共有を図っていきたい」とあいさつした。
 法人事務局がこれまでの活動状況を報告したほか、今後の展開について説明。秋田犬を主体に地域の文化などを紹介する新たな動画を10月上旬にも公開するほか、地域の旅行会社と共同開発した商品の販売、地域資源の「見える化」とネットワーク化、観光サービスの生産性向上、受け入れ施設の確保、土産品開発などに取り組む。
 地域資源の「見える化」では来訪者の回遊性を高め、地域内に長く滞在してもらうため、予約状況などが即時に把握できるシステムを構築する。インターネット上のホームページで秋田犬の人工知能(AI)キャラクターを開発し、閲覧者のニーズに合わせて見どころや食文化などの案内を強化する。
 受け入れ施設の確保は、阿仁地区の古民家をリノベーション(改修)し、富裕層向け高級宿泊施設として活用する。大館市に10月1日付で寄付される石田博英元労相(1914~93)の私邸もゲストハウスやカフェに転用したい方針で、基本構想・設計を年度内に策定する。
 このほか交通結節点からの二次アクセス対応として、タクシーを使ったオーダーメード型ツアーを造成し、配車システムも導入したい考え。
 事業期間は17~21年度の5年間。国の地方創生推進交付金の対象に採択された。事務局は「今まで国内に存在しなかったタイプの観光地を目指す。実現には会員の協力が必要だ」と呼び掛けた。

JA北央支店 森吉、阿仁を26日廃止 11月から移動店舗車巡回

2018-09-29
合川支店の開設に向けて改修が行われているサンシャインあいかわ(川井)
 北秋田市のJAあきた北央(大野重夫組合長)は、2019年2月に予定するJA鷹巣町との合併に向けた準備の一環として10月に支店の統廃合を行う。森吉と阿仁は26日で廃止、11月1日から2支店のエリアを対象に移動金融店舗車を巡回させる。合川は本所近くの旧サンシャインあいかわに移転する予定で、11月のオープンに向けて施設の改修が進んでいる。
 北央と鷹巣町との合併は、北央が比内地鶏事業の不振による赤字で自己資本比率が低下し、金融事業を行うことが困難になったことに端を発したもの。北央は単独での再建は困難と判断し、鷹巣町に救済を目的にした吸収合併を申し入れた。
 両JAで協議を重ねた結果、支店の統廃合や増資による自己資本比率の回復、不要な施設の処分などを条件に合併することで合意。予定では来年2月に「JA秋田たかのす」として再出発することになった。
 北央によると、森吉と阿仁の支店は10月26日で店舗での営業を終えて廃止する予定。移動金融店舗車は合併に関する座談会などで導入が示されていたもので、窓口業務を行う職員が乗車して廃止された支店のエリアを巡回する。
 業務を行う場所は、森吉地区が米内沢の営農課がある施設とクウィンス森吉、四季美館。阿仁地区は市総合窓口センター、道の駅あに、打当温泉。ローテーションを組んで1日につき2カ所で業務を行う予定。
 合川支店は合併後の支店が設置される旧サンシャインあいかわに移転する。サンシャインは集会施設などとして一般に貸し出していた施設。17年度末で業務を終了し、支店の開設に向けた施設改修が行われている。サンシャインでの支店業務は11月5日からとなる見通し。
 上小阿仁支店は、村が支店周辺の土地と一部の建物を北央から購入し、支店として貸し出すことで現状のまま存続することになっている。

8月のニュース

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山の日 まるごと八幡平 体感 観光キャンペーン

2018-08-12
ツリークライミングを体験する参加者(後生掛キャンプ場)
 「山の日」の11日、国立公園八幡平の豊かな自然に親しむ「まるごと八幡平〝体感〟観光キャンペーン」が鹿角市の八幡平ビジターセンターなどで行われた。訪れた観光客がツリークライミングや大沼周辺のミニガイドウオークなど、八幡平ならではの山の魅力を満喫した。
 キャンペーンは、十和田八幡平国立公園の八幡平地域指定60周年を迎えた一昨年から開催している。鹿角市が主催、かづの観光物産公社と八幡平温泉リゾート協会が共催。環境省、自然公園財団八幡平支部、八幡平を美しくする会八幡平支部、八幡平温泉郷、NPO法人かづのふるさと学舎が協力した。
 体験イベントはツリークライミング、ミニガイドウオーク、エコブームで持つ人が増えてきた「マイ箸」作り、プラスチック板に木の葉や動物などを描いて加工する「プラ板」キーホルダー作りを実施。
 このうちツリークライミングは、専用の道具を使って安全に木に登ることができる米国発祥の体験活動。「ツリークライミングクラブやまねっこ」が講師を務め、後生掛(大沼)キャンプ場にあるブナの大木(高さ20㍍弱)で実施した。
 市内外からの参加者は、ビルの4階に相当する地上10㍍までロープで登り、木や森、自然との一体感を味わった。
 千葉県の小学2年、秦幸輝さんは岩手県盛岡市の祖母と一緒に訪れ、昨夏に続いて2回目の参加。「木の上から見た景色はきれいだった。高い場所の枝に立てたのが楽しかった。またやりたい」と笑顔で話し、一緒に遊んだ木への感謝を込めて幹にタッチした。
 やまねっこのスタッフは「ツリークライミングは全国で行っているが、こんなに大きなブナの木を貸してもらえるのは八幡平か白神ぐらいしかない」と話していた。
 このほか、ハーモニカコンサート、クマ展、売店コーナー、みそ付けたんぽの実演販売、観光PR、日帰り入浴と宿泊の割引券プレゼントなどを実施。会場では民宿えのぐ箱代表の高橋親志さんが飼っている秋田犬のあきちゃん(10カ月、雄)が観光客と触れ合い、人気を集めた。

 
 

アート通じ村の魅力 かみこあにプロジェクト開幕

2018-08-12
作家の解説を聞きながら作品を鑑賞する来場者ら(八木沢)
 上小阿仁村の自然を舞台にした現代アートイベント「かみこあにプロジェクト2018」が11日開幕した。自然豊かな山あいの集落と廃校舎に24組の作家が制作した作品が並び、訪れた人たちは自然とアートが融合した上小阿仁の新たな魅力を感じていた。
 地域住民らでつくるKAMIプロ・リスタ実行委員会(田中良道会長)の主催。山間部に位置する八木沢集落と村中心部に位置する沖田面集落の旧小学校舎の2会場に作品を展示。村集住型宿泊交流拠点施設では講演やワークショップなどを開催する予定。
 初日は八木沢集落と旧沖田面小でオープニングイベントが行われた。棚田の特設舞台で挙行された八木沢集落のオープニングで田中会長は、テーマの「伝承する、継続する、未来へつなぐ」を紹介しながら「住民が活性化の原動力となり、現代アートを通して上小阿仁の新たな魅力を創造、発信していきたい」と述べた。
 作家の解説を聞きながら作品を鑑賞するギャラリートークも行われ、来場者は作品に込められた思いなどを踏まえながら、じっくりと見入っていた。
 会期は9月30日までの51日間。期間中は伝統芸能競演イベント(18日・八木沢)、上小阿仁音楽散歩(9月1日・旧沖田面小)、作品を鑑賞しながらのウオーキング(6日・八木沢、旧沖田面小)などのイベントが行われる予定。

 
 

わっぱビルヂングに「大館ランド」開設 人事評価の「あしたのチーム」

2018-08-11
誘致受入決定通知書を手にする(左から)水澤部長、田尾CHO、福原市長(大館市役所)
 中小企業向けの人事評価制度導入などを手がける企業「あしたのチーム」(本社・東京都中央区、高橋恭介会長、資本金約4億円)は10日、大館市御成町1丁目の「わっぱビルヂング」内にサテライトオフィス「大館ランド」を開設した。同日、市役所で記者会見を開いて発表。県の誘致企業に認定され、県から同社へ誘致受入決定通知書が交付された。創業時の従業員数は地元採用の1人だが「3年以内に10人規模にしたい」としている。
 同社は、中小企業やベンチャー企業向けの人事評価制度の導入や運用の支援事業を中心とする人事関連クラウドサービスを提供。人事評価制度の導入により社員の企業に対する貢献意欲を高めることで、労働生産性の向上を図り、企業実績と社員給与の向上につながることを目的としている。
 これまでに1300社以上の取引企業を有しており、全国に50カ所の営業所、台湾など海外にも四つの拠点を持つ。従業員は合わせて約200人。サテライトオフィスは、弘前ランドに続いて大館ランドが7カ所目となる。
 市役所で開かれた記者会見には、同社の田尾豊執行役員CHO(最高人事責任者)と水澤聡県産業労働部長、福原淳嗣市長が出席。冒頭、同社の赤羽博行社長CEO(最高経営責任者)がテレビ会議システムを通じて東京・銀座の本社から参加し「人材の地産地活を掲げ、同一労働同一賃金を積極的に進めている。大館市から全国の働き方を支えてもらう、重要な役割を果たしてもらう」などとあいさつした。
 田尾CHOは「地元の雇用を生み、地元の人が活躍できるオフィスにしたい。全国に人材を輩出する拠点でもある。地域貢献という形で、サテライトオフィス普及のための取り組みや、中学校・高校への出前授業、中小企業への情報提供も行っていく」と抱負を述べた。福原市長は「心から歓迎する。『ものづくり』のわっぱビルヂングに、ものづくりをサポートする企業が入居する。まちづくりの新たな形にもなる」などと歓迎した。
 県の誘致企業に認定したことから、水澤産業労働部長から田尾CHOに誘致受入決定通知書が交付された。
 大館ランドはわっぱビルヂングの2階に入居。データ入力や設定の変更など、クラウドシステムの運用サポートを担当する。
 

秋田犬ふれあい処 1年で来場者2万人超 〝ザギトワ効果〟で増

2018-08-11
オープン1周年に合わせて訪れた人たちが秋田犬「あこ」との触れ合いを楽しんだ(秋田犬ふれあい処)
 JR大館駅前の観光施設「秋田犬ふれあい処」は10日、オープンから1周年を迎えた。大館市観光課によると、1年間の来場者数は2万937人。国内外を問わず秋田犬人気が高まり、外国人客が増加傾向にある。担当者は「予想以上の数字。施設がきっかけで大館を知ってもらい、交流人口の増加につながれば」と期待している。
 同施設は秋田犬ふれあい隊(市地域おこし協力隊)が常駐し、大館駅の観光駅長にも任命されている秋田犬「飛鳥」(雌、虎毛)「あこ」(雌、赤毛)などと触れ合うことができる。
 月別の来場者数はオープンした昨年8月が2904人。9~12月は1000人未満だったものの、今年に入ってから1000人を上回るようになった。▽1月=1207人▽2月=1123人▽3月=2102人▽4月=2439人▽5月=2998人▽6月=2631人▽7月=2237人―と増加傾向にある。
 フィギュアスケート女子のアリーナ・ザギトワ選手(16)=ロシア=への秋田犬贈呈が話題となった2~3月以降、増加は顕著になった。昨年8月から今年2月までの月平均来場者数1176人に対し、今年3~8月は2117人。約1000人も増えた。
 観光課の担当者は「秋田犬との触れ合いを求めてやって来る人が多く、非常に反響が大きい」と話す。外国人客も増えており「これまでこの地域では少なかった欧米からの観光客も見られる。施設が、旅行の目的地に選ばれるきっかけになれば」と期待する。
 この日はオープン1周年を記念し、先着50組に秋田犬のポストカードを贈るイベントを行った。開場前から約20人が列を作る盛況ぶり。来場者は「あこ」と触れ合ったり、写真を撮ったりして「かわいい」と歓声を上げていた。
 9月下旬からはザギトワ選手の愛犬のきょうだい犬「勝大」(雄、赤毛)、10~11月には名前を募集中の子犬(雌、白毛)も活動に加わる予定。ふれあい隊1期生の西山奈見さん(36)は「あっという間の1年。たくさんの人々に来てもらい、秋田犬の魅力が気付かれるきっかけになれたのはうれしい。今後も犬の体調にさらに気を配り、来場者に喜んでもらえる活動をしたい」と話している。
 

東京五輪のホストタウン ハンガリーから初の国際交流員 鹿角市

2018-08-11
鹿角市の国際交流員に着任したダンコーさん㊧と夫ナジーさん(市役所)
 鹿角市では初めてとなるハンガリー人の国際交流員(CIR)、ダンコー・アンドレアさん(39)が10日、着任した。同市は2020年東京五輪・パラリンピックにおけるハンガリーのホストタウンに登録されており、ダンコーさんには日本とハンガリーの懸け橋としての活躍が期待されている。
 鹿角市は02年に姉妹都市協定を締結したハンガリー・ショプロン市との交流をさらに広げようと、同国のホストタウンに名乗りを上げ、昨年7月に登録認定を受けた。種目はショプロン市から提案された中から、事前合宿が可能な女子バスケットボールと女子テニスの二つ。
 こうした中、国のJETプログラム(外国青年招致事業)を活用し、CIRにハンガリー人を採用。友好交流のさらなる深化を目指す。
 ダンコーさんはハンガリーの首都ブダペスト市出身。大学の専攻は日本語と文化。日本語能力試験は最上級(N1)のレベルで、大阪外国語大や和歌山大への留学経験や、日系企業での通訳としての職務経験がある。
 CIRとしての主な職務はショプロン市との交流事業をはじめ、鹿角市民を対象としたハンガリー語講座、在住外国人支援、学校や地域でのハンガリー文化の紹介などを担う予定。任期は1年更新で最長3年間。夫ナジー・ゾルタンさん(44)も同伴し来日。
 ダンコーさんは8日夕方に鹿角入りし、花輪ねぷたを堪能。9日は市役所で児玉一市長から辞令交付を受けた。
 児玉市長は「語学はもちろん文化やスポーツなども積極的にやるタイプのようだ。市民とも交流しながら楽しんで仕事をしてほしい」と激励した。
 ダンコーさんは、日本のホストタウンの取り組みについて「東京五輪を全国で盛り上げるような活動に感動した」と評価し、「鹿角で感じた良いところをハンガリーに伝えたいし、語学や料理などハンガリーのことも鹿角で紹介していきたい」と新天地での仕事に期待を膨らませていた。
 
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