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鳳鳴4強ならず 追う展開に本塁遠く 秋季全県高校野球

2018-09-19
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4回以降、無失点に抑える力投を見せた鳳鳴の杉原(八橋球場)
 第4日の18日は、秋田市のこまち、八橋両球場で準々決勝を行った。北鹿勢は、4強入りを懸けて鳳鳴が秋田と対戦。先制を許した鳳鳴は最後まで反撃の糸口をつかめず、完封負けを喫した。これで関係勢は姿を消した。
 ◇準々決勝【八橋球場】
大館鳳鳴000000000 0
秋  田10200000× 3

 ▽三塁打=菊池信(秋)▽二塁打=髙嶋(秋)▽併殺=鳳鳴1、秋田1▽暴投=秋田1▽捕逸=鳳鳴1
 好機で一本が出なかった鳳鳴は秋田に完封負け。
 初回、鳳鳴は安打と死球などで2死一、三塁のピンチを迎えると、右前適時打で先制を許した。3回には先頭に三塁打を浴びた後、内野ゴロと適時打で失点し、リードを3点に広げられた。
 攻撃は2回に先頭が安打で出塁するも、バント失敗、けん制死で好機を作れず。3回には1死一塁で併殺を取られた。7回に栗山穣、藤盛柾の連打で無死一、二塁を作るも、後続が断たれ、反撃の糸口をつかめなかった。
 主戦の杉原は4回以降無失点に抑えるが、序盤の失点が響いた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 一人一人の対応力がなかった。バントや守備のミスがあり、余裕がないプレーが試合で出てしまった。

県の18年地価調査 商業地は26年連続下落 下落幅は縮小続く 大館市はマイナス2・5

2018-09-19
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 県は18日、2018年の地価調査結果(7月1日現在)を発表した。県内市町村の平均価格(1平方㍍当たり)は大潟村を除き、住宅地、商業地ともに前年度から下落。県全体では住宅地が20年連続、商業地は26年連続の下落となった。ただ、秋田市では回復基調もみられている。下落幅は前年に比べ縮小したものの、いずれも全国最大だった。平均価格は住宅地が13年連続、商業地は14年連続で全国最安となっている。
 調査は、一般の土地取引における取引価格の指標とするなど、適正な地価の形成に寄与することを目的に、各都道府県が毎年実施している。県内の基準地点数は324(住宅地215、宅地見込み3、商業地92、工業地7、林地7)。
 林地を除く県の全用途の平均価格は、1平方㍍当たり1万6500円(前年1万6800円)で、前年からの変動率はマイナス2・5%。下落幅は前年(マイナス3・0%)に比べ0・5?縮小したものの、21年連続の下落となった。平均価格は13年連続で全国最安。
 用途別にみると、住宅地の県平均価格は1平方㍍当たり1万3400円で、前年から100円の下落。平均変動率はマイナス2・4%(前年同2・9%)だった。全体的な住宅需要は弱いものの、秋田市の市街地などで長年の下落による値頃感から地価が上昇・横ばいとなる地点もみられ、下落幅は前年に続き縮小した。
 市町村別では横ばいの大潟村を除き、全ての市町村で下落。大館市や鹿角市、北秋田市など20市町村は下落幅が縮小したものの、4町で拡大した。過疎化の著しい集落地域で下落基調が続いており、地価の二極化が進行している。
 商業地は、県平均価格が1平方㍍当たり2万5100円で、前年に比べ400円の下落。平均変動率はマイナス2・6%と前年(同3・1%)から縮小した。
 継続調査地点のある22市町で下落幅が縮小したのは大館市や鹿角市など13市町で、北秋田市など9市町は拡大した。商業地に対する土地需要は住宅地以上に低迷しているものの、継続的な大幅下落による底値感などから、下落幅縮小の地点が多かった。秋田市では価格上昇の地点も増えていて、市内全般に回復基調がみられる。
 住宅地価格が最も高かったのは、秋田駅東の秋田市手形字西谷地210番2で、1平方㍍当たり6万7400円。商業地は同市千秋久保田町3番37外(コンフォートホテル秋田)で、価格は同9万9000円。いずれも上位10位は秋田市内だった。

ケアタウン民営化、承認の方向 施設条例の廃止を可決 北秋田市9月議会・市民福祉委

2018-09-19
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ケアタウンの民営化に関連する施設条例の廃止を賛成多数で可決した市民福祉委(合川庁舎)
 北秋田市の9月定例議会は18日、常任委委員で付託議案を審査。いずれの議案も可決すべきものとして審査を終えた。市民福祉委(佐藤文信委員長)は、議会の反発により先送りされたケアタウンたかのすの民営化に関連する施設条例の廃止を賛成3、反対2の賛成多数で可決。市が進めているケアタウン民営化を議会として承認する方針が示された。
 市在宅複合型施設ケアタウンたかのすの民営化は2018年度当初に実施する計画だったが、運営委託先に施設を無償譲渡することや委託先公募の進め方などを巡って議会が反発、公募の中止を市に申し入れるなどしたため先送りになっていた。
 18年度になって改選で議員構成が変わったことなどを受け、市はあらためて民営化を進める方針を示し、議会に説明した上で委託先の公募などの手続きを進めていた。委託先には施設を指定管理で運営している市社会福祉協議会が選定されている。
 施設条例はケアタウンの設置に関するもので、廃止は民営化を確約する意味合いを持つ。民営化の理由について市は、より安定した運営が可能となり、サービスの拡充が図られることなどを挙げた。施設の無償譲渡については、公益的な事業を行うための取り組みで有償譲渡はなじまないとの考えを示した。
 議案に対する討論は委員長を除く5人が行った。議案に反対の立場は久留嶋範子議員と福岡由巳議員、賛成の立場は中嶋洋子議員、関口正則議員、杉渕一弘議員。
 反対は「施設の無償譲渡に市民の理解は得られない」「民営化の進め方に問題がある」などの理由が挙げられた。賛成の理由は「市が検討を重ねた結果」「施設の円滑な運営、雇用が守られる」などが挙がった。採決は賛成3、反対2で原案を可決すべきものとした。

重要度トップは医療 大館市世論調査 満足度は20位と低迷

2018-09-18
 大館市は、2017年度に実施した世論調査の集計結果をまとめた。行政の取り組みについて「重要度」と「満足度」を5段階で評価してもらう「通信簿方式」で行っている。16年から23年までを期間とする第2次新大館市総合計画の策定後、初めての調査。重要度で1位となった「医療」は、満足度では20位と低迷。満足度の1位は「上下水道」だった。
 世論調査は、市民ニーズを把握した上での事業の見直しや、適正な予算配分などに対応していくための基礎資料にすることがねらい。今回は、18歳以上の市民の中から無作為で抽出した1500人を対象に調査票を郵送。2月1日から3月9日までの期間で実施した。回答は40・67%に当たる610人から寄せられた。
 総合計画に掲げた「まちづくりの目標」である▽まちや暮らしのなかで市民が活躍し、次代を育む〝教育文化都市〟▽健康で、互いのつながりを大切に支え合う〝健康福祉都市〟▽地域の特性を活かし、暮らしを支える活力を興す〝産業創造都市〟▽暮らしやまちのなかに賑わいと交流を生む〝多文化交流都市〟▽豊かな自然とともに快適に暮らせる〝環境共生都市〟▽持続可能なまちづくりを支える〝行財政運営〟―の項目ごとに、推進施策を5段階で評価してもらう方式。重要度の平均は3・829、満足度の平均は3・048だった。
 施策別では、重要度で1位となったのは「医療」(4・287)。2位は「子育て支援」(4・191)、3位は「高齢者福祉」(4・175)だった。ただ、これらの「満足度」をみると、医療は20位(2・954)と平均点も大きく下回ったほか、子育て支援は9位(3・095)、高齢者福祉は8位(3・182)などとなった。
 一方、満足度の上位は、1位が「上下水道」(3・414)、2位は「環境保全・循環型社会」(3・405)、3位は「健康づくり・保健活動」(3・353)など。「行政サービスの満足度」の得点は、平均点を下回る3・018だった。
 基本目標の重要度と満足度は▽教育文化都市=重要度3・740、満足度3・085▽健康福祉都市=重要度3・925、満足度3・080▽産業創造都市=重要度3・958、満足度2・955▽多文化交流都市=重要度3・642、満足度2・982▽環境共生都市=重要度3・886、満足度3・016▽行財政運営=重要度3・567、満足度3・137―という結果に。市は「結果を踏まえ、事務事業の改善に努めたい」としている。

里山に響くレゲエ かみこあにプロジェクト 棚田舞台でコンサート

2018-09-18
自然の中でコンサートを楽しんだ上小阿仁音楽散歩(八木沢棚田舞台)
 上小阿仁村八木沢集落で17日、「上小阿仁音楽散歩」と銘打ったコンサートが開かれ、県内外で活動する3組のバンドやアーティストが棚田に設けられたステージで演奏を披露した。
 現代アートと郷土芸能、音楽を融合したイベント「かみこあにプロジェクト2018」の一環。今月上旬には旧沖田面小で開催し、第2回は八木沢集落の棚田舞台を会場に行った。
 開演時間が近づくと青空が広がる好天となり、市内外から100人以上の観客が訪れた。自然の音を生かして演奏するサウンドアーティストの松本一哉さん、日本各地の忘れられた楽曲を歌い継ぐ松田美緒さんら3組が出演した。
 県内を拠点に活動する仏教レゲエバンド・英心&The Meditationaliesの演奏で開演。自然が広がる会場に個性豊かなサウンドを響かせ、観客を魅了した。村のPRキャラクター「こあぴょん」がサプライズ出演した曲もあり、演奏に合わせて踊るなどして会場を盛り上げていた。
 同プロジェクトは30日まで。最終日は午後1時から八木沢会場でクロージングイベントが行われる。
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20歳の決意新たに 「地域に貢献できる人に」 大館市と北秋田市で成人式

2018-08-16
笑顔で記念撮影に臨む新成人(大館市民文化会館)
 大館市と北秋田市で15日、2018年度成人式が行われた。1997年4月2日から98年4月1日までに生まれた大館674人(男性326人、女性348人)、北秋田322人(174人、148人)が対象。新成人たちは恩師や家族から祝福を受け、人生の節目を迎えた。
 大館市は市民文化会館で式典などが行われ、対象者の72・7%に当たる490人が出席。会場は華やかなスーツやドレスを身にまとった新成人であふれかえり、旧友との再会を喜ぶ姿が見られた。
 式で福原淳嗣市長は「ふるさと秋田、わが大館の主役、未来をつくっていくのは皆さん。人生を夢見るのでなく夢を生き、夢をつかみとってほしい」とあいさつした。恩師を代表して成田佳教諭(当時・旧第二中、現・北秋田市森吉中)は「卒業アルバムを見返すと当時が懐かしく思い出される。節目の日を、今一度自分を見つめ直す機会に。大きく飛躍する姿を見られることを願っている」と激励した。
 新成人を代表して佐々木拓海さんは「人のぬくもりや四季折々の豊かな自然など素晴らしい魅力ある大館で育ったことに感謝。生まれ育ったことに誇りを持っている。大館を支えていく側になり、大学卒業後は秋田で地域に貢献できる人になりたい」と決意表明した。
 中学時代の恩師たちがステージに登壇して紹介されると、熱い声援や拍手が送られていた。新成人でつくる実行委(佐々木星哉委員長)は思い出の写真のスライドショーや、恩師へのインタビューなどを展開。出席者たちはそれぞれ、20年間の人生に思いをはせていた。
 

クマ対策「ゾーニング管理」 大館市などモデル地区 中山と長根山周辺で

2018-08-16
 出没が相次ぐクマ対策として、大館市で緩衝帯を設けるなどしてクマの生息域と人間の生活圏を区分する「ゾーニング管理」の取り組みが始まる。果樹食害などが発生している中山地区では県の事業で、20、21日に専門家を招いて対策を検討。被害防止計画を作り、住民主体の対策を進めていく。長根山運動公園周辺約1㌔の市道沿いでは今月中に雑木の刈り払いを行う計画で、農林課は「クマと人の活動区域の境を明確にすることで、被害や出没を軽減したい」と話す。
 ゾーニングは森林での間伐、やぶの刈り払いなどによる緩衝帯の設置や集落周辺でのクマの誘因物除去などを行うことで、人里に近づきにくい環境整備を行う手法。県は鹿角市、大館市、北秋田市、上小阿仁村の6カ所をモデル地区「クマ被害防止活動推進地区(ゾーニング管理)」に指定。大館市では、果樹栽培が盛んで、食害が発生している中山地区が選ばれた。
 今月3日には中山自治会、中山果樹組合に呼び掛け、自治会館で事前説明会が開かれた。県の担当者が、専門家がアドバイザーとして現地を見ながら各地の実情に応じた対策を考え、住民が主体となって取り組む事業内容を説明した。モデル地区での成果を検証し全県に広める方針。
 具体的には、元岩手大名誉教授の青井俊樹さんを招き、20日夜に講話を聴き、21日に現地を見回る「集落環境診断」を行い、被害防止計画を策定する。計画を基に今後、住民が取り組みを進めていく。説明会では2017、18年度に食害が発生した場所を記したマップも作製。市などに通報がなかったものも含め20件程度の被害が確認され、住民で認識を共有した。
 市街地への出没を防ぐ対策としては、市が長根山運動公園周辺に緩衝帯を整備する。場所は公園駐車場付近から陸上競技場裏のため池を通り、小柄沢墓園近くまでの市道沿い約1㌔。山側の林などを幅約30㍍、全体で約3㌶の雑雑木を刈り払い、人の背丈まで枝打ちも行う。昨年は公園周辺でクマの出没が相次ぎ、市街地への出没ルートになったとみられることから、農林課は「やぶ化している林に見通しの利く緩衝帯を設けてクマが身を隠しにくくし、市街地に近づきにくい環境にしたい」と話す。作業は今月中に終了する。
 このほか、出没が相次ぐ北陽中学校周辺では、26日に市と地元町内会が空き地などを刈り払い、緩衝帯を設ける準備を進めている。
 

バチさばき鮮やか 大湯大太鼓まつり 鹿角

2018-08-16
供養太鼓を披露する若者ら(大圓寺)
 鹿角市を代表する夏祭りの一つ「第67回大湯大太鼓まつり」が15日、十和田大湯で行われ、各町内の若者らが温泉街に勇壮な音色を響かせた。
 県の無形民俗文化財に指定されている大湯大太鼓は、藩政時代、南部藩士の士気を高揚させるために打ち鳴らしたのが始まりとされる。
 まつりは大湯大太鼓保存会員らでつくる実行委員会(中村三千夫委員長)の主催。保存と技術の向上を目的に、五穀豊穣(ほうじょう)の喜びと先祖の供養を兼ねて毎年、8月15日に開いている。
 太鼓は直径約1・2㍍、重さ30~40㌔。打ち手1人に補助員3人の4人一組で演奏する。
 この日は正午前、地域の若者らでつくる四つの若組の約40人が大湯の大圓寺に参集し、法要に臨んだ。
 続いて境内に8殻の大太鼓を並べ、はんてんに黄色いたすき、手ぬぐいを額に巻いた若者らが供養太鼓を披露。伝承曲のうち大湯第2大拍子と3拍子の2曲を演奏し、鮮やかなばちさばきで迫力満点の音色を響かせた。
 この後、地区内にある福祉施設3カ所で大太鼓の妙技を披露。利用者らを楽しませた。
夕方からの大太鼓フェスティバルは大雨のため中止した。
 

クマの人身被害で 県が北秋田で緊急対策会議 中心部の住宅地にも出没

2018-08-15
クマによる人身被害の発生を受けて開催した緊急対策会議(市役所第2庁舎)
 13日に北秋田市脇神で農作業中の男性がクマに襲われたことを受け、県は14日、同市役所第2庁舎で被害緊急対策会議を開いた。市や北秋田署、猟友会、JA鷹巣町など関係機関と情報を共有し、今後の対応について協議した。
 同市でクマによる人身被害が発生したことから県が開催。県と市が被害状況や本年度の状況を報告した後、関係機関が今後の対策などについて意見を交換した。
 市によると13日現在、本年度の市内におけるクマの目撃件数は82件で、人身被害のあった鷹巣地区が31件と最多。所有している捕獲用のおりは35基で、新たに5基を製作している。
 市は現場周辺におりを設置するほか、防災ラジオなどで地域住民に周知を図っていく。県では農作業中や、早朝、夜間の単独行動を避けるよう地域住民に注意を呼び掛ける。
 猟友会は「人や車に慣れているクマが増え、習性につかみどころがなくなった」と話した。このほか十分に育っていない稲を食べるクマがいることを紹介し、「食べるものがないため、今の時期でも水田を歩いているのでは。早朝や夜中は注意し、対策を徹底すべき」と述べた。
 人身被害のほか、13日午後には市中心部の住宅地でクマの目撃が相次いだ。北秋田署によると、同日午後2時40分ごろ、同市東横町の市道を車で走行していた青森市の40歳代男性が、道路に飛び出してきたクマ1頭を目撃した。クマの体長は約60㌢。目撃場所から鷹巣小学校まで約200㍍。
 クマはその後、宮前町など住宅地でも目撃され、米代川河川敷まで逃げ込んだ。地元の猟友会員が河川敷の茂みを探したが、発見には至らなかった。
 

ふるさと納税の使途 「子どもの成長支援」主に 大館市18年度

2018-08-15
 大館市は2017年度に市へ寄付された「ふるさと納税」について、18年度事業への充当額をまとめた。当初予算への計上分は約3億8700万円。「子どもの成長支援に関する事業」には1億2800万円が配分され、「出産祝い金地域限定商品券贈呈事業」や「待機児童解消・在宅子育て支援事業」に充てられた。担当する総務部ふるさと納税推進は「(寄付者の)希望に沿った使い道となるよう、新たなメニューも検討していきたい」としている。
 17年度の寄付件数は前年度の約1・5倍に当たる3万2097件。金額も1億7900万円増の5億5843万7582円となり、過去最高を大幅に更新した。
 インターネットの専門サイト「ふるさとチョイス」で露出度が高まる契約に変更したところ、月別は11月を除いて前年を上回った。また、返礼品の見直しで255種類を登録するとともに、寄付の下限額も1万円から6000円に変更した。1番人気はコメ、次いで曲げわっぱやきりたんぽなどの関連製品が選ばれている。
 ふるさと納税の制度では、寄付額のうち返礼品などの経費を除いた額が自治体の財源となる。大館市の18年度当初予算には、各種事業への充当額として合計3億8712万4000円が計上された。
 このうち、寄付者からの希望が最も多かった「子どもの成長支援に関する事業」には1億2800万円を配分。第1子を出産した夫婦に地域限定商品券10万円相当を支給する「出産祝い金地域限定商品券贈呈事業」に1500万円を計上したほか、在宅子育て支援給付金、育児休業支援助成金などによる本年度からの新規事業「待機児童解消・在宅支援事業」には800万円を計上した。
 「高齢者など生活弱者が安心して暮らせるまちづくりに関する事業」は3400万円を配分し、高齢者等低額フリーパス券支援事業(市得とく定期券)には1700万円を計上。在宅の1人暮らし高齢者等に緊急通報装置や電話を貸与することで、急病等の緊急時の連絡体制を確保する「高齢者安全安心体制推進事業」は、400万円を計上して進めている。
 本年度は7月までに、7866件、1億660万4000円の寄付が寄せられた。7月17日から8月31日までの期間は、寄付された額の3%分を「平成30年7月豪雨」の被災地へ寄付する取り組みも進めている。ふるさと納税に関する問い合わせは、総務部ふるさと納税推進室(電話0186・43・7027)。
 
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鹿角の精神医療考える 「常勤体制」に期待相次ぐ デイケア、訪問診療も実施へ

2018-07-22
12年ぶりの常勤精神科医の着任を機会に開かれた鹿角の精神医療を考える集い(コモッセ)
 鹿角地域の精神医療をテーマに考える集いが21日、鹿角市のコモッセで開かれた。精神科の常勤医師2人が12年ぶりに着任したかづの厚生病院は、来月6日から精神科のデイケアを実施し、訪問診療も行っていく計画を明らかにした。参加者からは「常勤体制」に期待の声が相次いだ。
鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会(西文雄会長)が、常勤医が着任したのを受け、精神医療の課題や解決の方向性を探ろうと開催した。約50人が参加。
 かづの厚生病院・常勤精神科医の櫻庭泰さん(大館市出身)と大野正人さん(京都市出身)、原田一彦事務長、鹿角市いきいき健康課の成田靖浩さん、小坂町社協の柏山茂紀さん、西会長の6人がそれぞれの立場から報告、提言を行った。市社協は文書で報告した。
 岐阜県精神保健センターに勤務していた櫻庭医師は「医療以外にも、精神福祉の面でできることがある。行政などと連携しながら、自分の知識を生かしていきたい」と述べた。大阪赤十字病院に勤務していた大野医師は、行政や福祉との連携について「鹿角地域は患者について、行政や福祉の垣根を越えて話し合える環境にあると感じている。多職種の連携は大事で、この面でも仕事をしていきたい」と発言した。
 原田事務長は、4月から2人の常勤体制ができ、午後には新患も受け付けていることなどを報告。「8月6日から精神科のデイケアを始める。訪問診療も来月から徐々に行いたい。昨年度と比較すると、地域の皆さんに貢献できていると思う」と話した。
 市いきいき健康課の成田さんは、従来の非常勤医体制では新患の受診が難しく、大館市への通院となるため、受診を患者が渋るケースや通院が続かないことがあった、と指摘。「常勤によって相談がしやすくなり、通院しやすくなった」と期待を込めた。
 西会長は「市外の病院に行っている患者に声を掛け、戻れるように手を差し伸べてほしい。デイケアと訪問診療には大いに期待している」と述べた。訪問診療の運用について具体的な質問が出るなど、期待が高いところを示した。

ロボットプログラミング技術 小中学生が3部門で競う WRO県北予選

2018-07-22
プログラミングしたロボットを走行させる参加者(秋田職業能力開発短期大学校)
 ロボットのプログラミング技術を競う「WRO JAPAN2018県北地区予選会」が21日、大館市の秋田職業能力開発短期大学校で行われた。3部門に市内の小中学生17人が出場し、指定されたコース・フィールド上で熱戦を繰り広げた。
 おおだてロボット人材育成コンソーシアム(中田直文会長)の主催。児童生徒の創造力や課題解決能力を醸成することなどが狙い。競技に関心を持ってもらい、参加者の門戸を広げるため、6月から今月にかけて全3回のロボット教室を開いた。
 プログラミングしたロボットに各部門のコース・フィールドを走行させ、指定箇所の通過、物の運搬などの課題を達成するごとに加点される競技。それぞれ2回まで走行し、高い方の得点が結果に採用される。
 初級・中級者向けの「A1」に小中学生8人が出場したほか、WRO公式競技で全国大会につながる「ミドル」には小中学生5人、同じく「エキスパート」には中学生2組4人が挑んだ。
 試行を重ねながら設定を調整し、慎重にコースを走らせた。競技後には周囲から大きな拍手が送られていた。
 全国大会出場者は「ミドル」「エキスパート」両部門の上位から、主催者側が選考する。

休耕の棚田草刈り かみこあにプロジェクト 八木沢で清掃作業

2018-07-22
イベントが行われる舞台が設置される棚田の除草作業(八木沢)
 上小阿仁村で8月11日から始まる現代アートイベント「かみこあにプロジェクト2018」のメイン会場となる八木沢集落で21日、清掃ワークショップが行われ、実行委やボランティアなど約50人が棚田の草刈りや地区公民館の掃除に汗を流した。
 今年のプロジェクトは八木沢集落と旧沖田面小、集住型宿泊交流拠点施設(コアニティー)を会場に9月30日まで開催。作品展示や作家による滞在制作、伝統芸能イベントなどが行われる予定。
 メイン会場の八木沢集落にある棚田にはイベントを行う舞台が設置される。舞台周辺は休耕状態となっている田んぼが多く、雑草が伸び放題という状況で、参加者たちは草刈り機を使って手際よく作業を進めていた。
 公民館では、窓ガラスを磨く作業やプロジェクトの一環でアサガオを植える花壇の整備などが行われた。

まちづくり方針など協議 大館市都市再興協議会 都計プランや立地適正化

2018-07-21
大館市の都市再興協議会(市役所)
 大館市の都市再興協議会(会長・北原啓司弘前大学大学院教授)は20日、市役所で第3回を開き、見直しを進めている都市計画マスタープランでは「地域別のまちづくり方針」について、策定中の立地適正化計画では「都市機能誘導区域」と「居住誘導区域」の設定方法や考え方についてそれぞれ、事務局から説明を受けた。年内にあと2回の協議会を開き、本年度中に完成させる。
 市は2017年度から、都市計画マスタープランの見直しを図るとともに、立地適正化計画と地域公共交通網形成計画の策定に着手。これらを総称して「都市再興基本計画」と呼んでいる。地域公共交通網形成計画は、今年3月までに完成した。
 これまでの作業で、都市計画マスタープランは「未来を担う若者が主人公となるまちなか活用・そこからつながる多世代が快適な暮らしづくり」という基本理念のもとで、「もっと地域の力を活用する」などの全体構想をまとめた。
 また、立地適正化計画では、課題に「まちなかのエリア価値や活力の低下」などを挙げるとともに、「未来を担う若者が主人公となるまちなか活用」を基本目標に設定。「まちの賑わいと交流を促進する拠点づくり」「多世代が活躍できる機会づくり」「安心して住み続けられる環境づくり」を目指すとしている。
 この日の協議会では、都市計画マスタープランについては、大館東、大館西、大館南、大館北、比内、田代の各地域ごとに、地域別構想(地域別のまちづくり方針)を取りまとめたことを報告。「夢 チャレンジおおだて」(大館東)、「農工基盤に若者が集まり、笑顔が生まれる地域」(大館西)、「自然の恵みとともに、多世代が輝く住みよい地域づくり」(田代)などを挙げたほか、進めていく主な取り組みも説明した。
 立地適正化計画については、「都市機能」と「居住」の各誘導区域の設定方針や設定の考え方を説明。都市機能誘導区域は「拠点性を高めるため、まちの財産を活用した必要な機能集積を図る区域」、居住誘導区域は「将来にわたり居住の核となる区域」。JR大館駅周辺地区と大町城下町地区の2カ所にそれぞれ、設定する考えが示された。
 委員からは、マスタープランの地域別構想については「西日本の大雨災害を受けて、防災面も考えるべきではないか」、立地適正化計画の誘導区域については「現状のまちの姿とかけ離れているのではないか」などの意見があり、事務局で検討することにした。

鹿角市花輪一中 改造工事が本格化 二中との統合で 生徒ら校内で引っ越し

2018-07-21
引っ越し作業で机などを持ち運ぶ生徒(花輪一中)
 鹿角市は、花輪第一中学校(石井和光校長、267人)の大規模改造工事に着手した。花輪一中と花輪二中の統合校「花輪中学校」の校舎として整備するもの。工事が本格的に始まる夏休みを前に1学期最後の日となった20日午後は、生徒と職員が既存校舎への感謝と改造後の新校舎への期待を胸に、校内で東側棟から西側棟への引っ越し作業に汗を流した。
 花輪一、花輪二中の統合時期は2020年4月。統合後の校名は花輪中、校歌と校章は旧花輪中から引き継いで使用してきた花輪一中のものを使用する。
 校舎は、花輪一中の現校舎・体育館を改修して使用するが、竣工(しゅんこう)した1984(昭和59)年から34年が経過し、老朽化が進んでいるため大規模な改造を行う。
 校舎棟は鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積6330平方㍍。屋根の防水や外壁、サッシ、内外装、トイレ、外構の改修、エレベーター更新(バリアフリー化)、下水道接続、給排水管更新、FF暖房機設置、照明LED化、受変電設備移設、駐車場側側溝改修、樹木伐採などを行う。
 体育館棟は鉄骨造2階建て、延べ床面積1967平方㍍。屋根防水や外壁、内外装の改修、折りたたみ式バスケットボール台の耐震対策改修、排水管洗浄、照明LED化などを施す。
 実質的には夏休みに入った21日から本格着工する。工期は校舎棟が来年10月31日まで、体育館棟が同3月31日まで。
 校舎棟は本年度がグラウンド側、来年度が正面玄関側で工事を行う予定。本年度は東側棟から着工するため、事前に備品などを西側棟に移動させる引っ越し作業を13日と20日の2日間行った。
 20日は全校生徒と職員が机、いす、棚、本などを協力し合って持ち運んでいた。3年の海沼秀さんは「二中と統合して新しい学校になるが、一中の伝統を引き継いでほしい。この学校が改修できれいになり、長く続いてもらいたい」と話した。
 市教委によると、授業や部活動に支障がある工事は長期休暇中に行い、通常の登校日には授業や部活動に支障のない工事を実施する方針。
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