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学校施設、長寿命化へ 大館市教委が40年間の計画策定 改修で対応、70年使用へ

2019-08-19
 大館市の小中学校の約4割が築40年以上を経過し、老朽化対策が課題となる中、市教育委員会は2019年度から40年間の「学校施設長寿命化計画」を策定した。従来型の「改築」で対応すると財政負担が大きいため、「長寿命化改修」へ施設整備の方向性を転換し、基本方針や改修優先順位などを示した。市教委は「今後示される学校教育環境適正化計画と整合性を図りながら、計画的に改修に取り組んでいきたい」と話す。
 第2次ベビーブーム世代の増加で1960~80年代に建設された全国の多くの学校が老朽化し、一斉に整備の時期を迎えるため、文部科学省は施設の長寿命化を推進する「文部科学省インフラ長寿命化計画」を2015年に策定。これに基づき、各自治体に計画策定を求めている。
 計画の対象建物は小学校17校、中学校8校の校舎や体育館計88棟。このうち旧耐震基準(1981年以前)の建物が45棟、新耐震基準が43棟。築年別でみると、多くは築30年以上が経過し、中には50年以上の建物もみられ、老朽化が進んでいる。
 対象88棟の劣化状況評価では、「早急に対応する必要がある」と評価された部位がある棟は24棟、健全度(100点満点)が40点未満は20棟、50点未満は28棟となった。
 維持・更新コストの比較では、築40年で改築する従来の整備方法を取り入れた場合、今後40年間で総額649億円が必要と試算。長寿命化を図り70年間建物を使用した場合、今後40年間のコストは596億円となり、総額53億円、約9%の縮減となる。
 整備の基本方針には、「施設に不具合が発生する前に改修を行う『観察保全』で、施設の長寿命化を図る」と掲げた。学校施設の法定耐用年数は鉄筋コンクリート造りで47年とされるが、目標使用年数を「70年」に設定。環境性能や快適性、ICTの活用推進対応、バリアフリー化も踏まえた整備に努めるとしている。
 築年数や劣化度などから評価した改修優先順位も示したが、教育総務課は「実際にどの学校から着手するかは、これから検討していく」と話す。計画は5年ごとに見直し、「現状25校を維持した計画としたが、今後示される学校教育環境適正化計画と整合性を図った上で、学校ごとの個別施設計画を作り改修事業を進めたい」としている。計画は市教委のホームページで公表している。

バイク1100台集合 6県から北秋田市へ 東北カラーズミーティング

2019-08-19
 第5回「東北カラーズミーティングin北秋田」が18日、北秋田市の大館能代空港ふれあい緑地で開かれた。東北各地から約1200人のバイク愛好家らが会場に集まり、交流を深めたほか、同市ふるさと大使の俳優・高橋克典さんらをゲストに招いたトークセッションが行われた。
 「C.S.D Group」(三澤直生代表)が主催し、同市が協賛。ライダーたちが東北各地の会場に訪れることで絆を深めるほか、地域活性化や町おこしにつなげようと2017年から開催している。同市での開催は、第1回以来2年ぶり。
 参加者は、東北6県ごとに指定された色のバンダナを体やバイクの目立つ部分に巻いて各県を出発。ミートポイントとして指定された同市周辺の道の駅に立ち寄り、ライダーたちと出会いながら、ふれあい緑地を目指した。
 正午ごろには会場に約1100台のバイクが集結し、駐車場や駐車場付近の道路沿いにバイクがずらりと並んだ。中には車で見学に訪れる人もおり、多くの人でにぎわった。到着したライダーは記念の旗に名前を記入。初めて出会う人たちや再会した人たちと共通の話題で盛り上がったり、会場に出店された秋田のご当地グルメを味わったりして思い思いの時間を過ごした。
 会場のステージでは俳優の高橋さんと冒険家の風間深志さんによるトークセッションが行われた。高橋さんは会場に集まったバイクを見て「一台一台に愛情を感じた」とコメント。二人はバイクに乗り始めたきっかけやバイクに対する愛情などを熱く語っていた。
 主催者によると、東北各地での開催によりリピーターが増え、初開催時と比べると参加者の数は2倍以上に増えたという。三澤代表は「人と人とのつながりが生まれることで、もう一度その土地を訪れたいと思う人が増えてくれたら」と話していた。
東北各地からライダーが集まったミーティング(大館能代空港ふれあい緑地)
バイク好きの高橋さんと風間さんによるトークセッション(ふれあい緑地)

祭りの安全と盛況を 花輪ばやしきょう開幕 御旅所で厳かに祈願祭

2019-08-19
祭典の安全を祈願する関係者(御旅所)
 国の重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産に登録されている鹿角市の伝統行事「花輪ばやし」の開幕を前に18日、幸稲荷神社からの御神体が安置されている谷地田町の「御旅所」で祭典祈願祭が行われ、関係者が祭りの安全と盛況を願った。
 花輪ばやし祭典委員会(戸澤正英会長)や若者頭協議会(菅原崇会長)の役員ら関係者約70人が浴衣姿で参列。戸澤会長らが玉串を奉てんし、祭りの無事を祈った。
 花輪ばやしは、地元で「産土神さん」と呼び親しまれている総鎮守・幸稲荷神社の祭典で奉納される祭りばやし。5日間にわたる祭典は、16日の「御輿渡御」で始まり、後半の19、20日の2日間が一大イベント「花輪ばやし」として行われる。
 19日は正午から「子どもパレード」を行った後、午後5時半に屋台運行を開始、7時50分から駅前行事を行う。20日は未明に「朝詰」、夜は駅前行事、「赤鳥居詰」などを行う。

歴史まちづくり 三ノ丸整備に着手 大館市 駐車場や道路美装 八幡神社覆屋建て替えも

2019-08-18
測量が行われる市道と未舗装駐車場(大館市三ノ丸)
 大館市は、歴史まちづくり事業として三ノ丸地区の環境整備に着手した。秋田犬会館や石田ローズガーデンの観光客が増加傾向にあり、回遊性を高めるとともに歴史的な風致を感じて散策できるよう駐車場舗装や道路美装化を計画。国重要文化財・大館八幡神社の本殿覆屋改修も始まり、事業が本格化してきた。
 大館城跡の三ノ丸地区には秋田犬会館のほか、本丸跡を眺める秋田犬銅像、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906年)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942年)の生家跡がローズガーデン内にあり、多くの市民や観光客が訪れる。2017年3月に国の認定を受けた市歴史的風致維持向上計画の重点区域に含まれている。
 愛宕神社など歴史的資源の街歩き拠点となる駐車場が少ないため、秋田犬会館西側の市有地660平方㍍を舗装し、乗用車25台分程度を確保したい考え。6月補正予算に測量費を計上し、7月上旬に発注した。今秋の本場大館きりたんぽまつりや県種苗交換会など多くの観光客が訪れるイベントが終わった後、降雪前までに施工する。
 道路美装化は、国道7号から秋田犬会館や保健センターを経て愛宕神社に至る400㍍区間の現況測量を8月末にも発注し、20年度の施工を予定している。
 大館八幡神社は、正八幡宮と若宮八幡宮を守る覆屋が老朽化したため、当初は土台や柱を補強する計画だったが建て替えることにして6月に着工。拝殿・幣殿の補修工事も8月末に入札を行い、それぞれ来年2月末の完成を目指す。
 大館神明社では本殿基礎の補修を終え、9月の祭典後に曳山通路や駐車場の整備を行う予定。20年度は参道や堀など境内修景整備、21年度は散策路整備を計画している。
 市道幸町の桜並木通り「新開地」は植樹帯と側溝の修景、電柱移設を進めており、10月ごろに路面美装化を発注する。
 市はこのほか大館城門跡7カ所と、幸町の歴史的建造物として老舗料亭4カ所の計11カ所に標柱を設置した。スマートフォンなどで英語など多言語案内が見られるよう2次元バーコード「QRコード」を付けている。今後は11月をめどに「部垂町」「赤館町」など11カ所に整備する。

千匹焼き 香ばしく 大鮎の里ふるさとまつり 多彩なイベントで地域PR

2019-08-18
香ばしく焼き上げられたアユ(大館市外川原)
 第54回大鮎の里ふるさとまつり(奈良敏夫実行委員長)が17日、大館市外川原地区米代川河川緑地で開かれた。名物のアユ千匹焼き、川魚つかみ取り体験、地元の子どもらによるステージイベントなどが多彩に展開。会場は市内外の客であふれた。台風の影響で開催自体が危ぶまれたが、予定通り実施された。
 天然のアユが遡上(そじょう)することで知られる同市田代地域の早口、岩瀬、米代川をPRし、地域活性化につなげようと毎年開催。今年は台風により前日の準備ができず、当日朝から作業が進められた。強風が吹き荒れたことからイベント中にまでずれ込む作業もあった。
 開会の午後2時半から、千匹焼きの販売がスタート。毎年早々に売り切れることから今回は1500匹用意した。体長約20㌢のアユが炭火で香ばしく焼き上げられると、一時50人ほどが並び、他のブース前まで行列が伸びた。田代漁協の協力で行われたイワナ、ヤマメつかみ捕りでは、計300匹が水槽に放たれた。年代ごとに分かれた子どもたちが水槽を囲み、服がぬれるのを気にせず夢中で魚影を追った。魚をつかむと得意顔で家族に見せた。能代市から父親と来場した近藤ゆきさん(小学4年)は「今年は3回目の挑戦。魚はぬるぬるしていてびっくりしたが、たくさん捕ることができてよかった」と笑顔だった。
 ステージでは同市早口小の児童が登壇し伝統行事の「徒(かち)渡り」をPRした。このほか、田代中生徒による「田っ中ソーラン」や、送り盆の灯籠流し、代野番楽などが披露された。フィナーレには花火が打ち上げられ、田代の夜空を彩った。
 奈良委員長は「開催決定はきょうの朝。午後には天候に恵まれ、人出があっことから開催して正解だった。アユ千匹焼きが好評だったことから田代の川の恵みをPRできたと感じている。今後も子どもらに喜んでもらえる内容を濃くするなど検討したい」と話していた。
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山梨・中央市と防災協定 大館市 武将・浅利氏が縁 

2019-07-30
防災協定を締結した中央市の田中市長㊧と大館市の福原市長(中央市役所
 大館市は29日、山梨県中央市と災害時の相互応援協定を締結した。福原淳嗣市長が中央市役所を訪れ、田中久雄市長と協定書に署名。大規模災害が起きた場合、被災者を受け入れたり生活必需品を提供したりする。大館市が遠隔地自治体と防災協定を結ぶのは4件目。
 鎌倉時代から戦国時代にかけ大館地方を治めた武将・浅利氏の始祖が甲斐国(山梨県)出身という縁で、2007年から同氏をテーマとするシンポジウムを両市で交互に開催するなど交流を続けてきた。その中で大館市が協定を申し入れたところ快諾を得た。
 大地震などの災害が発生し、被災地単独で十分な対応を講じることが困難な場合、被災者の受け入れをはじめ食料や水、生活必需品の提供、復旧活動に必要な職員の派遣、救助活動車両の提供などを行う。
 締結式で福原市長は「災害の態様は近年、複雑で広域化しており単独自治体での対応が難しくなってきている中、協定は市民の安全確保と迅速な復旧に向け大きな一助になる。両市の絆がより強固となり、交流の輪が広がることを期待したい」とあいさつ。
 田中市長も「遠くの自治体との協定を常々考えていた」とした上で、「非常に心強い。災害が起きず、活動することがないことを祈るが、これからもよろしくお願いしたい」と述べた。
 中央市は06年2月に3町村が合併して誕生した。「日本列島のほぼ中央に位置する」との意味が込められている。人口3万859人、1万3173世帯(7月1日時点)。面積31・69平方㌔の約4割を農地が占める。トウモロコシやコメ、トマトなどの産地として知られ、最先端企業が集積する工業団地もあり、農業と工業の調和ある発展を目指している。16年全国住みよさランキングで31位、県内1位となった。
 合併前の豊富村周辺は、甲斐源氏の一族・浅利義成の所領だったとされる。義成は1189(文治5)年の奥羽合戦の後、源頼朝から比内地方の地頭職を与えられ、甲斐国から送り込まれたと考えられている。
 大館市は01年に東京都渋谷区、11年に兵庫県丹波篠山市、14年に茨城県常陸大宮市と防災協定を締結している。
 

田代岳 五色の滝周辺で風穴調査 風の吹き出し確認

2019-07-30
調査する会員(田代岳)
 秋田北部風穴研究会(鳥潟幸男会長)、田代岳を愛する会(渡部道雄会長)、田代岳案内人の会(吉田光伸会長)の3者は29日、大館市の霊峰・田代岳山麓の、五色の滝入り口周辺で風穴調査を行った。会員ら11人が道路脇の斜面に点在する穴から冷風が吹き出しているか確認した。
 五色の滝入り口周辺の斜面は、約50㍍にわたり岩がごろごろ転がっている。岩の隙間から冷風が吹き出ていることから3者は7月上旬、事前調査を実施。10~11度の風が穴の外側に向かって出ていることを確かめた。「冷風穴」の可能性があるとしてこの日、本格的な調査に踏み切った。
 会員らは数班に分かれ、生い茂った木や葉を寄せながら調査。20㍍ほどの斜面を登った。点在する穴から吹き出る風の温度を測り、蚊取り線香を穴の入り口に置いて風の向きを確かめた。15度前後を記録した場所もあったが、ほとんどの班が外気と大差がない18~20度を観測したため、冷風穴との断定ができなかった。煙は外側に押し出される様子が確認された。
 3者は、山中の天気が雨か曇りで風が吹いていたことから条件がそろわず、確認できなかったとしている。
 風穴研究会の鳥潟会長は「風がなく晴れていれば確認できるはず。今後1年ほどかけて調査したい。確認できれば研究などを行う『風穴サミット』の県内開催にもつなげたい」、田代岳を愛する会の渡部会長は「風穴を確認し、五色の滝周辺の自然の付加価値を高めたい。悪天候で登山できないときなどに有効活用できれば」とそれぞれ期待していた。

 

ハローキティ 8月1日からスタンプラリー 北秋田市

2019-07-30
スタンプラリーの台紙
 北秋田市は8月1日から、市のふるさと大使「ハローキティ」のデザインを使ったスタンプラリーを実施する。スタンプ数に応じて先着順でオリジナルグッズをプレゼントする。10月31日まで。
 台紙は東北地方の道の駅などに置く。スタンプが押せる施設は▽市観光物産協会(松葉町)▽大太鼓の館(綴子)▽伊勢堂岱遺跡縄文館(脇神)▽北欧の杜公園センターハウス(上杉)▽浜辺の歌音楽館(米内沢)▽四季美館(阿仁前田)▽太平湖遊覧船(森吉)▽伝承館・異人館(阿仁銀山)▽森吉山阿仁スキー場山麓駅(阿仁鍵ノ滝)▽くまくま園(阿仁打当)の市内施設。
 それぞれ異なるデザインのスタンプで、3個集めると参加賞としてポストカード(3枚組、先着3000人)、10個でクリアファイル(先着1000人)がもらえる。
 さらに抽選で▽コンプリート賞=ペアグラスと伏影のリンゴジュース(スタンプ10個、3人)▽ふるさと賞=市の特産ギフト(同6個、30人)が当たる。コンプリート賞の抽選にもれた人を対象に、サンリオピューロランドペアチケット(2人)が当たる「ダブルチャンス賞」も用意した。
 各施設には写真撮影に適したスポットを設ける予定。日帰りで楽しめるモデルコースも設定し、観光客らに周遊してもらうという。29日の定例会見で津谷永光市長が発表した。「家族や友人と市内を巡りながらお楽しみいただきたい」などと述べた。
 参加賞の配布や抽選応募の窓口は市観光物産協会、四季美館、阿仁合駅観光案内所。問い合わせは市商工観光課(☎0186・62・5370)。
 

産前・産後の母親支援 自宅訪問し相談相手に 大館市が県内初 孤立防ぐサポーター配置

2019-07-29
 大館市は妊婦や出産直後の母親の孤立を防ごうと、「産前・産後サポーター」を配置し、自宅を訪問して育児の悩みを聞くなど、話し相手となる事業を開始する。県内の市町村では初の取り組み。育児ストレスなどで支援が必要な家庭には、家事代行サービスの利用料を補助する事業も新たに行う。両事業は8月から開始。健康課は「妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を充実させたい」と話す。
 市は、子育て世代包括支援センター「さんまぁる」を2016年、市保健センター内に開設。市健康課の保健師3人と嘱託の助産師、保健師の計5人体制で、相談を受け付けている。出産先の病院への「病棟訪問」、妊娠34週と生後2週に電話をかける「電話訪問」で直接悩みを聞く市独自のプログラムを提供し、継続的な支援につなげている。
 さんまぁるが2018年度に受け付けた相談は、病棟・電話訪問を含め1622件。健康課によると、初妊婦や若年者を中心に「子育てが不安」「転勤で移住し、身近に知り合いがいない」「夫の帰宅が遅く、頼れる家族がいない」などの相談が多く、子育てを1人で背負う母親の姿が浮き彫りになった。「相談体制は整ってきたが、生後2カ月まではつなげる先のサービスが不足している」とし、新規事業を立ち上げた。
 「産前・産後ママサポート事業」は、県子育て支援員の資格を持つ嘱託職員1人を配置。母親の依頼を受け、自宅を訪問して話し相手となり、悩みを傾聴する。子育てサークルに付き添うなど外出のきっかけづくりも行う。市に住所がある妊婦と生後12カ月までの子どもを育てる母親が対象で、1回1~2時間。利用日の1週間前までに連絡する。
 「養育支援訪問事業」は、妊娠期から子どもが産後3カ月までの間の支援を必要とする家庭が対象。家事代行サービス1回1時間(3000円分)の無料利用券を8回分交付し、市の委託業者が食事の準備や洗濯、掃除などを行う。年80人の利用を見込み、申請後、市が審査し、利用決定する。
 健康課は「出産後は体の回復まで2カ月はかかるとされ、家事代行利用で母親の心身の休養を確保し、適切な養育につなげたい。1人で子育てに悩まず、気軽に産前・産後サポートを利用してほしい」と呼び掛けている。
 問い合わせはさんまぁる(電話0186・43・7101)。

鷹南ナイン、雨に泣く 全県少年野球 6回に先制も最終回に逆転喫す

2019-07-29
鷹巣南は6回、暴投の間に三走の竹村が生還し先制(八橋球場)
 第4日の28日は、秋田市の八橋球場で準決勝を行った。北鹿勢は、鷹巣南が秋田北と対戦。5回まで拮抗(きっこう)し、6回に相手のミスを突いて先制するも、最終回に逆転されて初の決勝進出を逃した。これで北鹿勢は姿を消した。
 ◇準決勝【八橋球場】
秋田北 0000009 9
鷹巣南 0000010 1

 ▽二塁打=菅原(秋田北)、戸澤(鷹巣南)▽併殺=秋田北1▽暴投=秋田北2、鷹巣南2
 鷹巣南は終盤に先制点を挙げるも、最終回に投手陣が乱れて逆転負け。
 5回まで両者無得点で試合が動いたのは6回。鷹巣南は先頭の竹村が四球で出塁すると、佐藤聖の犠打で1死二塁に。続く藤島の内野ゴロの間に三進し、暴投で貴重な先制点を挙げた。
 しかし最終回の守りは、1死から四死球や内安打で満塁のピンチを招き、押し出しで同点に。その後2点適時打を浴びてリードを広げられると、投手陣の制球が定まらず、4連続四死球を与えるなど、この回9点を奪われ、力尽きた。
 鷹巣南・佐藤謙吾監督の話 1点勝負を予想していた。今まで取り組んできたミスを突く走塁で大事な1点を取れたが、雨のタイミングが悪すぎた。

6月のニュース

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鹿角統合高校の設置場所 小坂町長「結果尊重すべき」 議会に報告

2019-06-19
鹿角3高校の統合校について報告する町長(町役場)
 県教委が鹿角地域の花輪、十和田、小坂の県立3高校の統合校について、設置場所を「現在の花輪高校の敷地および校舎を活用する」と決定したことを受け、小坂町の細越満町長は18日、町議会で「この結果は尊重すべきもの」と主張した。一方で、3校のPTAや同窓会関係者らでつくる協議会が県教委に提出した報告書の内容通りとはいかず、「誠に残念」と述べた。県教委から決定に至った理由について説明を受けた上で、町民らに説明する方針。
 6月定例議会の最終本会議前に報告した。町長は「昨年4月、統合に関する協議会が協議を重ね、結果を提出した。内容は町の思いや願いが十分に反映されたもので、町でも県教委に対し、尊重する旨を伝えてきた。そのことから、今回の決定は誠に残念」とした上で、「県教委としても十分に時間をかけて検討し、熟慮に熟慮を重ねた上での判断なので、結果は尊重すべきものと考えている」と受け入れる姿勢を示した。
 今後については「県教委に決定に至った理由などを伺い、確認した上で、小坂高校発展支援協議会や町民へ説明をしたい」と述べた。
 定例議会後、町議会全員協議会が開かれた。成田直人議員は今回の決定について「遺憾の意を表する」とし、「(協議会で)何のために議論をしたのだろうという思い。あの段階では高校は新しい場所に建ち、地域にとって便利のいい場所にできるという思いだった」と落胆。「県の決定ではあるが、協議会での議論に基づいて意見を言いたい。もう一度、土俵を戻してもらい、新たな形で高校を建ててもらえるように行動しなければならない」と指摘した。
 成田祥夫副町長は「県の決定事項であり、県立高校なので従わなければならない。『もう一度土俵に』は無理な話」とし、「小坂の子どもたちのために、どのような高校が設置されればより良いのか、今後は鹿角市と協力しながら、県に要望していかなければならない」と理解を求めた。
 これに対し成田議員は「協議会の内容と180度転回されたことが非常に残念でならない。再考してもらうべきではないか」と強調した。
 鹿兒島巖議員は「協議会の結論に対し結果が変わったのであれば、3者による協議が必要ではないか」と意見を述べた。
 町長は「決定の経緯について、早めに県教委へ行って聞くか、来てもらって説明してもらうか、どちらかに調整したい」と述べた。

教育産業委 山館に養豚場進出計画 小坂のポークランド 21年操業目指す 大館6月議会

2019-06-18
養豚場の進出計画について報告を受けた教産委(大館市役所)
 大館市の6月定例議会は17日、4常任委員会の審査が始まった。教育産業委(阿部文男委員長)では、山館に畜産農業施設の進出計画があることが報告された。小坂町のポークランドグループ(豊下勝彦代表)が2021年の操業開始を目指し、養豚場を整備する計画。年間出荷頭数は肉豚7万8000頭を予定している。
 計画しているのは、小坂町で「桃豚」などを生産するポークランドグループの十和田湖高原ファーム。農林課によると、建設予定地は山館字沢の市有地、約20㌶。国道から直線距離で約2・5㌔離れ、周囲は山で囲まれている。母豚3200頭、常時飼養頭数は3万5000頭を予定し、東北有数規模となる。施設は豚舎16棟、堆肥処理施設2棟、排水処理施設1棟などを計画している。総事業費は約70億円の予定。「6月末に詳しい資料を市に届け出ることになっている」と述べた。
 今後のスケジュールは、今年8月から12月に造成工事を実施し、20年に建物などの建設工事を行い、21年4月の操業開始予定。雇用計画は、操業開始時が5人、最終的に20人を見込む。
 委員から臭気対策への質問があり、「会社で脱臭装置を設けるほか、地理的にも周囲の山が最低でも高さ30㍍はある」と説明した。「地元の山館、中山集落の役員に説明を終え、異論は出ていない」と述べた。
 今年4月以降に生まれた子どもに誕生祝い品として木のおもちゃを贈る「ウッドスタート事業」についても報告を受けた。NPO法人芸術と遊び創造協会が全国展開するネットワークに加入し、9月に市が「ウッドスタート宣言」を行い、代表親子に祝い品を贈る予定。本年度は地元企業が製造する「百年杉の森の積み木」を贈るほか、新たな祝い品を開発し、来年度以降は積み木とどちらかを選べるようにする。木育インストラクターも養成し、木育推進事業として本年度は約192万円の事業費を予定している。

JR鹿角花輪駅前 声良鶏の銅像を移設 鹿角市議会 産業建設委 歴史民俗資料館へ

2019-06-18
歴史民俗資料館への移設が予定されている声良鶏の銅像(JR鹿角花輪駅)
 鹿角市6月定例議会は17日、総務財政、教育民生、産業建設の各委員会を開き、当局から所管事項の報告を受けた後、付託議案を審査した。産業建設委(栗山尚記委員長)では、市がJR鹿角花輪駅前の広場整備事業に伴い、駅前ロータリーにある声良鶏の銅像を花輪横町の歴史民俗資料館の敷地に移設する方針を示した。委員から「駅前に残してほしいという市民の要望もある」との意見があったほか、駅前広場内への移設を望む市民が署名等も視野に入れて活動していく予定だ。
 声良鶏の銅像は花輪出身の彫刻家で日本美術展無鑑査、県文化功労者の相川善一郎さん(1893~1986)の作。地上約3・5㍍の台座の上に威風堂々とした姿でたたずんでいて、鹿角の玄関口のシンボル的なモニュメントとして長年、親しまれてきた。
 1952(昭和27)年、鹿角の声良鶏保存会が国天然記念物指定(37年)の記念事業として会員や住民らから募った寄付金を基に、当時の陸中花輪駅(現鹿角花輪駅)駅舎前に設置したもの。その後、現在の駅前ロータリーの中心部に移設された。声良鶏は82(昭和57)年に「市の鳥」に選定されている。
 戸田芳孝委員は「市民から声良鶏の銅像は駅前の象徴でもあり、撤去されると寂しい、残してほしいという要望が寄せられている。検討の余地はないか」と質問した。
 都市整備課の佐藤智紀政策監は「広場面積のほとんどを道路区域として設定している。また、事業の目的の一つが安全で快適な歩行者空間の確保ということで、5㍍幅で歩道を設置していく計画であるため、広場内に移設場所を確保するのは困難だと判断した」と説明した。
 吉村アイ委員が移設先の決定経緯を質問したのに対し、佐藤政策監は「2017年度から検討し、18年度に寄贈者である保存会等と協議しながら決定した」と答えた。
 吉村委員は「移設先として資料館はだめではないが、市民にどう説明するのか。移設記念セレモニーなど、資料館が盛り上がっていくような取り組みも必要」と指摘。佐藤政策監は「できるだけ市民に理解してもらえるよう周知したい」との考えを示した。
 一方、広場内への移設を希望する花輪の佐藤興造さん、関厚さんは「声良鶏の銅像は市民のシンボル。大館駅前にある相川さん作の秋田犬の銅像とセットでもあり、駅前に残してもらいたい」と、署名も含めて活動していく考えだ。
 3常任委員会では全議案を可決したほか、「地方財政の充実・強化を求める意見書提出についての請願」と「教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2020年度政府予算に係る意見書提出についての陳情」を採択、「秋田市新屋地区へのイージス・アショア配備計画に反対の意思を示すことを求める請願」を継続審査とした。

観光の「物語」不足 教育長 日本遺産の不認定で 北秋田市6月議会・一般質問

2019-06-18
一般質問が行われた北秋田市の6月定例会本会議(市役所)
 北秋田市の6月定例議会は17日、本会議を再開し、5議員が一般質問を行った。日本遺産へ申請した「阿仁マタギ」の認定が見送られた要因について、佐藤昭洋教育長は「観光資源としての活用についてのストーリーが不足していた」との認識を説明。次年度も申請するとし「厳しい状況ではあるが、認定されるよう進める」などと述べた。
 登壇したのは、虻川敬議員(新創会)、板垣淳議員(共産党)、関口正則議員(緑風・公明)、佐藤光子議員(みらい)、久留嶋範子議員(共産党)。
 日本遺産は、地域に根付き、世代を超えて受け継がれている風習や伝承などを「ストーリー」として文化庁が認定するもの。訪日外国人客の誘致などを狙いとしている。北秋田市は「阿仁マタギ」で申請したが、2018年度、19年度と2年続けて、認定されなかった。
 議員からは「市からの申請には『観光資源としての発信』が弱かったのでは」との質問があり、佐藤教育長は「阿仁マタギの狩猟用具は国の重要有形民俗文化財に指定されているにもかかわらず、日本遺産に認定されなかった。要因としては、観光資源としての今後の活用についてのストーリーが少々、不足していたと感じている」と答弁した。
 次年度の申請に向けて「21日に開くマタギシンポジウムを通して、マタギ文化の価値や意義について情報を広く発信する」としたほか、「観光客に『観る』『体験する』『食べる』を満足してもらえるよう、展示施設の充実や関連文化財を巡るモデルツアー、マタギ料理の提供など、活用について検討する」との考えも示した。
 一方で「文化庁は20年度までに100件程度を認定するとしている。本年度ですでに83件が認定されており、残る枠は17件程度しかない」と問われたことについて、教育長は「厳しい状況」であることは認めた上で「関係機関等へ積極的に働きかけを図るとともに、1月に設立された市日本遺産事業推進協議会を通して、よりブラッシュアップの上で認定されるよう進めていく」と述べた。
 このほか、地域連携DMO(観光地域づくり法人)秋田犬ツーリズムに市職員を出向させるなど「力を入れるべきでは」との質問に、津谷永光市長は「各市町村の要望を積極的に吸い上げながら事業を進めている。出向等は考えていない」と答えた。

着物で華やかに 大館で「着る会」 仙台さん企画、秋田犬の里で

2019-06-17
らせん階段で写真撮影に臨む参加者(秋田犬の里)
 大館市で16日、「着物を着る会」が開かれ、小学生から80歳代の女性16人が留め袖や振り袖などに身を包み、市観光交流施設「秋田犬の里」などを訪れ、会場を華やかな雰囲気に包んだ。
 着物のリメーク作品を制作している大館市比内町の仙台洋子さん(69)が、「和服の良さを知ってほしい」と昨年に引き続き企画した。制作用として保管している着物を貸し出し、市内の美容師らがボランティアで着付けを行った。
 国登録有形文化財・桜櫓館で着付けや写真撮影を行った後、秋田犬の里に移動。当初は石田ローズガーデンを予定していたが、雨のため変更した。留め袖や小紋のほか、曽祖母と参加した小学生の姿もあり、一行が館内を見学すると、来館者が華やかな姿に見入った。
 5月1日に結婚した北秋田市鷹巣の三浦美由紀さん(28)は、花嫁がお色直しで着る青の振り袖に身を包んだ。「色合いが美しい着物で、いい思い出ができた」と語り、夫の雄大さん(26)は「とてもきれいです」と笑顔を見せた。母親と参加した野呂楓花さん(8)=大館市=は「帯がちょっと苦しいけれど、うれしい」と感想。仙台さんは「令和に時代が変わり、お祝いムードを盛り上げることができたのでは。続けてほしいという声があり、来年も開催できるか考えていきたい」と話した。

5月のニュース

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家族でアウトドア体験 中滝ふるさと学舎 自然、手作りを満喫

2019-05-20
ピザのトッピングをする参加者たち(鹿角市の中滝ふるさと学舎)
 NPO法人かづのふるさと学舎のアウトドア体験が19日、鹿角市十和田大湯の中滝ふるさと学舎で行われた。市内外から家族連れなど17人が参加、バーベキューの火おこしやピザ作り、丸太切りなどを体験した。
 かづのふるさと学舎(湯瀬政弘理事長)は四季に応じて体験型のイベントを開き、自然を体感できる機会を設けている。春はアウトドア、夏は川遊びやイワナつかみ、秋は滝めぐりなど。
 市内をはじめ大館市、北秋田市、青森県平川市から家族連れが参加。丸太切り、まき割り、ドングリや松ぼっくりを使った工作、石ころアートなどに取り組んだ。小坂町から母親などと参加した小学2年生の女児は「松ぼっくりを使った工作は楽しかった。丸太切りも面白かった」と話した。
 昼のバーベキューに備えて、炭の火おこしにチャレンジ。子どもたちは、長い火吹き竹を使って空気を送り、火力を付けていた。ピザ作りでは主催者が用意した生地にソースを塗って、ウインナーやコーン、チーズ、バジルなどをトッピングし、屋外のピザ釜で焼き上げた。午後は滝めぐりが行われた。

内陸線阿仁合駅に「駅メロ」 「冬」「雪」テーマに 向谷実さん提供、発表

2019-05-19
駅メロのお披露目会でボタンを押す(右から)津谷市長、向谷さん、吉田社長ら(阿仁合駅前)
 秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市、秋田内陸線)の阿仁合駅で18日、列車発車時の予告メロディー「駅メロ」の使用が始まった。曲を提供したのは、ミュージシャンの向谷実さん。使用開始を前に同駅前で開かれたお披露目会では「走り続ける列車の力強さと地域の素晴らしさを表現した」などと曲に込めた思いを語った。向谷さんはこの日、内陸線応援大使「スマイルレール・アンバサダー」に就任した。
 全線開業30周年の目玉事業で駅メロ設置を検討する中、同社の吉田裕幸社長が共通の知人を介して向谷さんに曲の提供を依頼。全面協力を得て、実現した。元カシオペアのキーボード、向谷さんは熱狂的な鉄道ファンとしても知られ、鉄道乗務員の教育用シミュレーターの開発・製造を手掛けるほか、数多くの駅メロディーも作曲している。
 阿仁合駅に提供されたのは、上り線(鷹巣方面行き)が「White snow」、下り線(角館方面行き)は「Juhyo」。向谷さん自身、初めて「冬」や「雪」をテーマに作った駅メロディーという。
 駅周辺で開かれた「秋田内陸線のりものまつり」に合わせて開かれたお披露目会で、吉田社長は「阿仁合駅を新しい駅メロでもっと魅力を高めていきたい。利用する人に幸せを感じてもらい、笑顔を提供する」などとあいさつ。向谷さんに、内陸線応援大使の委嘱状を手渡した。
 向谷さんは「秋田内陸線は、とても素晴らしい。私はかなりの鉄道ファンだが、里山の風景だけではなく元気に活躍する気動車の姿も見ることができる、とても価値のある路線だ」との印象を紹介。
 提供した曲については「阿仁合駅は地元の人だけではなく、外から来る人、海外から来る人も利用する。そうした人たちに、寒い冬の中でも、列車が毎日走り抜ける力強さと、地域の素晴らしさを感じてもらえるよう表現した」と説明。「音楽を通じて一つになって、秋田が、日本が元気になってくれれば。桜が咲く時季、花火の時、また、冬にも来てみたい」と述べた。
 このあと、向谷さん、吉田社長のほか、北秋田市の津谷永光市長らがボタンを押し、メロディーを再生。ゆったりとしつつ透明感のある柔らかなメロディーに、来場者からは大きな拍手が送られた。
 両曲とも約20秒。列車の発車時に流される。

縄文の魅力、発信を 大湯環状列石 ガイド養成講座も受講1人

2019-05-19
講師の高木さん(左)の案内で遺跡を見学する受講者(大湯環状列石万座遺跡)
 鹿角市の特別史跡・大湯環状列石のガイド養成講座が18日、大湯ストーンサークル館で開講した。高齢化などで減少しているボランティアガイドを確保しようと昨年から始めた取り組みで、今年の受講者はわずか1人だった。
 市教委の主催。ボランティアガイドは高齢化などにより減少し、登録しているのは十数人という。初めて開いた昨年は6人が申し込み、5人が実際に受講した。今年は市の広報などで参加を呼び掛けたが、申し込んだのは地元十和田大湯の男性(79)ただ1人。この男性も「私だけですか」と受講者が少ないことに驚いた様子だった。
 開講式でストーンサークル館の阿部美沙子館長は「ガイドは減少し厳しい状況。世界遺産に登録されると、来場者の増加が見込まれ、今の状況では対応しきれない。遺跡を案内し、魅力、価値を発信してほしい」とあいさつした。
 講座は7月20日まで計6回開かれる。縄文に関する基礎知識やサークル館内の展示ホール、遺跡の案内ができるように知識を学ぶ。8月には実演を予定している。
 1回目は開講式の後、遺跡のガイドをしている高木豊平さんを講師に展示ホールと遺跡を見て回り、施設の状況を把握した。

大館 「肉博」の準備着々 御成町にキッズコーナー 6月1、2日 秋田犬の里で

2019-05-19
はちくん段ボール迷路を組み立てるキッズチームのメンバー(ニプロハチ公ドームパークセンター)
 大館食の祭典協議会(小松和志会長)は、6月1、2の両日、秋田犬の里を主会場に開く「第5回肉の博覧会inおおだて(肉博)」の準備を進めている。17日は、御成町2丁目商店街のキッズコーナーに設置する「はちくん段ボール迷路」の組み立てを練習し、本番のスムーズな進行に備えた。
 はちくん段ボール迷路は、高さ1・2㍍ほどの段ボールを48個つなぎ合わせた子ども向けの迷路で、昨年の「駅―one.2018with大館駅サイト」で人気を集めた。
 迷路は大人が立った状態で子どもの姿が見えるため、「安心」の声が多いという。初めての人のゴールは1分半から2分ぐらいが目安。
 この日は、キッズチームのメンバーがニプロハチ公ドームパークセンターで組み立てを予行練習。当日、30分での組み立てを想定し、協力しながら作業した。キッズチームの乳井仁ディレクターは「家族で楽しんでもらえる時間も提供したい」と話していた。
 今回の肉博は、初めて秋田犬の里を主会場に開催。サブ会場の同商店街は歩行者天国となり、「はたらく車展示」などの御成町イベント、迷路、遊具などのキッズコーナーが設けられる。同協議会では、ホテルルートイン大館駅南横の駐車場から同商店街を通り、秋田犬の里へ向かうルートを勧めている。

世界級の遺産めぐる かづのプレミアムツアー 特別料金で販売 今月中に予約開始

2019-05-18
プレミアムツアーなどについて意見交換した観光産業推進ミーティング(コモッセ)
 鹿角市が本年度の観光事業の目玉に位置づけている「かづのプレミアムツアー」が来月から始まるのを前に、概要が明らかになった。ユネスコ無形文化遺産の大日堂舞楽や花輪ばやしをはじめ鹿角の誇る世界級遺産がセットで体感できる、これまでにない行程で、通常から5000円~1万円割引きの特別料金で販売する。3月に日本版の地域DMOに登録された、かづの観光物産公社が委託を受け、今月中に予約を開始する予定。
 市は、市内にある歴史文化資源を一体的にPRする「統合ブランド」を展開するため、鹿角の共通イメージとしての「黄金色」と結びつけたブランドストーリーを基に、観光誘客につながるアクションプランを昨年度策定。鹿角を訪れる人や観光消費額の増加を目標に、本年度から具体的な事業に取り組む。
 その目玉の一つがプレミアムツアーで、鹿角ならではのプレミアム感を演出する。6~7月と来年1~2月に1泊2日コースを計6回(定員=各回20人)、8月に2泊3日コース(同40人)を1回実施。
 このうち6~8月のツアー概要は、16日にコモッセで開かれた市内の観光、宿泊事業者らによる観光産業推進ミーティングの中で同公社が提示した。
 日程は、1泊2日コースが6月29~30日、7月20~21日、27~28日。行程は道の駅かづの(花輪ばやし実演の披露)、大日霊貴神社(大日堂舞楽のスクリーン映像を見ながら宮司による解説)、世界遺産登録を目指している特別史跡・大湯環状列石(学芸員による遺跡解説、土器に触れる体験)、近代化産業遺産の史跡尾去沢鉱山(坑道見学、鉱石割り体験)など。宿泊は大湯温泉郷の5施設から選択。市補助による5000円割引き後の料金(諸税込み)は、1万8000円と1万6000円の2種類。
 2泊3日コースは8月20~22日に実施。花輪ばやしの駅前行事、国重要無形民俗文化財・毛馬内盆踊りをそれぞれ桟敷席で見学。大日霊貴神社、大湯環状列石、史跡尾去沢鉱山でのプログラムに加え、道の駅かづのでみそ付けたんぽ作りを盛り込んだ。宿泊は湯瀬ホテルとホテル鹿角。市補助1万円割引き後の料金(同)は2万3000円。
 鹿角観光ファン「新むらさき会員」に登録すると、さらに割引等のサービスがある。今後、インターネットなどを活用して各方面にPRする。

4月のニュース

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十和田高原 あすから入山規制 鹿角市鳥獣 被害防止協 クマ被害ゼロ目指す

2019-04-26
関係機関の取り組みや連絡調整を確認した協議会(市役所)
 鹿角市鳥獣被害防止対策協議会(会長、大森誠・鹿角市農林課長)は25日、市役所で本年度第1回会議を開き、クマによる人身被害ゼロを目指して対策に取り組むことを確認した。クマによる死亡事故が発生している十和田高原地区は要所にバリケードや看板などを設置して27日から入山規制を実施する。
 同協議会は、クマなど野生動物による人身被害や農作物被害の防止を目的に関係機関・団体で組織している。
 本年度の事業計画は3月の総会で決定。人身事故防止に向け、十和田高原地区と仙北市境付近の入山禁止措置の継続や市広報への周知記事掲載、注意喚起キャンペーン、隣接市町村への注意喚起依頼、周辺住民や関係事業者に対する説明会、県事業を活用したクマ出没対策モデル事業、小中学校でのクマ被害防止対策教室、新規狩猟免許取得費用の助成などに取り組む。
 十和田高原地区の入山規制は、連休明けに本格化するタケノコ採りシーズンを前に、27日から市道2路線、林道7路線の通行止めなどを実施。
 仙北市境付近では、国道341号の市境から鹿角市八幡平の澄川地熱発電所管理道路入り口まで約4㌔の区間で看板、バリケード、路肩の封鎖による入山規制を5月中旬ごろから実施する。
 大森会長は「すでに報道されているように他市町村ではクマが目撃されている。残念ながら昨年は市内でクマによる人身被害が1件発生したが、今年は人身事故ゼロを目指して取り組みたい」と述べ、協力を呼び掛けた。
 また、昨年4月に設置した鳥獣被害対策実施隊の隊員が4人増えたことを報告し、本年度の活躍に期待した。

ふるさと納税 返礼品の魅力アップを 北秋田市 事業者向けに説明会

2019-04-26
返礼品のPR方法などについて説明を受ける事業者(コムコム)
 ふるさと納税制度で取り扱う返礼品の魅力アップを図ろうと北秋田市は24日、市民ふれあいプラザ「コムコム」で事業者向け説明会を開いた。プロカメラマンが無償で新規商品を撮影するPR事業などを紹介し、利用を呼び掛けた。
 より多くの寄付金を集めようと自治体間の競争が激化する中、国の指示で制度が見直され、寄付額に対する返礼品の割合が3割までとなった。過度に豪華な返礼品は扱えなくなった一方、地場産品の活用が求められている。
 市は制度の範囲内でより魅力的な返礼品を事業者に用意してもらうことで、寄付額を増やそうと説明会を開催した。市内約20社から担当者が参加した。
 市総合政策課の担当職員が制度の改正内容を説明。寄付先として同市を選んでもらうため、興味を引く返礼品の画像や紹介文が重要と指摘。新規に出品する場合、プロカメラマンによる撮影費用を市が全額負担するとし、見た目の魅力アップも呼び掛けた。
 市のふるさと大使「ハローキティ」のデザインを使用した商品化契約の説明も行われた。市は返礼品への活用を期待しているという。
 参加者は「紹介文を書くライターも紹介してほしい」「業者同士が連携して返礼品を開発、出品することは認めているか」などと積極的に質問していた。同課は「連携する相手業者を市が仲介することもできる」などと応じていた。
 制度を利用した市への寄付は2017年度1180件、約2300万円だった。

大館市 平成から令和へ10連休 市民生活への影響は 1日 婚姻届は職員配置

2019-04-25
5月1日に職員を配置して婚姻届提出に対応する大館市市民課(大館市役所)
 皇位継承に伴う10連休が27日から始まる。行政の窓口や学校、保育施設などでは休みが続く中、市民生活へどう対応するのか。大館市の関係機関で聞いた。
 「『令和』の幕開けとなる5月1日は大安でもあり、婚姻届の提出が増えると予想している」と話すのは、大館市市民課。4月以降、婚姻届を受け取りに来た複数の市民から「1日に提出したい」という声が聞かれたという。本庁舎では連休中も通常通り「休日窓口」で対応するが、婚姻届の提出については、市民課窓口へ誘導して手続きを行う。当日は同課戸籍係の職員を4人程度配置して対応することにしている。
 市では5月1日に軽自動車税や固定資産税の通知を行うことになっており、「本年度から市税などの支払いを全国のコンビニエンスストアでできる『コンビニ納付』を開始したので、祝日などは利用してほしい」としている。
 市内の保育施設も基本的にカレンダー通り、土曜以外は休みとなる。子ども課は市ポータルサイト「おおだて子育てねっと」に、子育て援助活動支援「ファミリー・サポート・センター」など連休中も利用できる事業を掲載し、周知を図る。平日のみ受け付ける事業もあるため、早めの問い合わせを呼び掛ける。
 10連休で年間の授業時間の不足が懸念されるため、市教委は昨年度中に、夏休みの短縮を認める通知を各小中学校に出した。対応は各校にまかせ、2学期の始業式を早める学校もある。
 家庭ごみの収集は、連休中も通常通りの対応。環境課は「粗大ごみ処理場の対応について問い合わせがあるが、通常通り、月曜から金曜まで受け入れる」としている。
 医療機関の対応については、県がホームページに掲載している。大館北秋田医師会管内では、27日の土曜に加え、30日~5月2日の期間に診療を行う診療所もある。
 JAあきた北販売営農部は連休中、土、日曜を除き、職員が交代で水稲育苗の営農指導に当たる。「農家にとっては忙しい時期と連休が重なるため、できる限り対応していきたい」と話した。

日沿道未開通区間 北秋田市で整備進む 川口南交差点に迂回路 空港ICと鷹巣西道路接続

2019-04-25
工事のため迂回路に切り替わった川口南交差点付近の県道(北秋田市脇神)
 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の北秋田市内の未開通区間で現在、開通を目指した整備が進んでいる。同市脇神の川口南交差点周辺では、鷹巣大館道路の大館能代空港インターチェンジ(IC)と鷹巣西道路をつなぐ新たな道路を通す工事に着手。3月末から西鷹巣大橋側の県道脇に設置した迂回(うかい)路に切り替わった。
 県北地区を通る日沿道の未開通区間は、空港ICから二ツ井白神ICまでの約18㌔。このうち県が整備を進めている同市脇神―今泉間の鷹巣西道路(約5・3㌔)と、国が事業主体となる鷹巣大館道路と鷹巣西道路をつなぐ区間(約1・7㌔)は事業の実施環境が整い、20年度に開通する見通しとなっている。
 空港ICと鷹巣西道路の間には、県道鷹巣川井堂川線と県道大館能代空港西線が交わる川口南交差点がある。鷹巣大館道路は交差点より低い位置にあるため、県道の地下にトンネル型の構造物(ボックスカルバート)を設置。空港ICを通過し県道をくぐり抜けた後、鷹巣西道路と接続する。
 工事は国土交通省能代河川国道事務所が担当。西鷹巣大橋側の鷹巣川井堂川線約80㍍を切り崩し、構造物を設置した後に道路を造り直す。工事中は同線の一部が通行不可能な状態になるため、空港IC側に曲がる形で迂回する道路を設置。迂回路は昨年度末に完成し、3月末に切り替わった。
 以前は直線の県道が交わる十字型の交差点だったが、迂回路がカーブになったことから、交差点手前には迂回路の案内看板を設置。ドライバーに直進や右左折のレーンを知らせている。
 能代河川国道事務所によると、現在は工事の準備を進めている段階で、5月の連休明けから県道を掘り進める工事に着手する。迂回路は本年度末までの使用を予定しており、県道の工事が終わり次第、元の道路に戻される。

国道105号 角館―鷹巣間 愛称 投票で決定へ 「マタギロード」など4候補

2019-04-25
 本県内陸部を縦断する国道105号「大曲鷹巣道路」の整備促進に取り組む沿線自治体などでつくる利活用促進検討会議は、自然や伝統文化が豊かな「角館―鷹巣」区間に街道愛称を設けることにした。マタギや樹氷など地域の魅力をモチーフにした四つの候補を示し、県民や観光客らによる投票で決定する。県内各地の道の駅などに投票箱を設置して27日から受け付ける。
 街道愛称の候補は、マタギの狩猟犬を祖先とするとされ、世界的に人気が高まっている秋田犬をモチーフにした「あきた・いぬたびの道」、狩猟文化の阿仁マタギを取り入れた「秋田マタギロード」、山々が織りなす自然を表す「秋田内陸ヤマ街道」、日本三大樹氷に数えられる森吉山の樹氷など自然の魅力に思いを込めた「秋田樹氷ライン」の四つ。検討会議で協議し、最終候補に選定した。
 投票期間は大型連休が始まる27日から6月30日まで。投票箱は大館市の道の駅ひない、秋田犬の里、北秋田市の道の駅たかのす、道の駅大館能代空港、道の駅あに、阿仁異人館・伝承館、仙北市のかたくり館、むらっこ物産館、紙風船館、能代市の道の駅ふたついの10施設に設置する。
 投票者の中から抽選で10人に2000円分のクオカードを贈る。検討会議では「沿線の魅力を表すのに最もふさわしいと思う愛称を選んで投票してほしい」と呼び掛けている。
 大曲鷹巣道路は大仙市と北秋田市を結ぶ延長約120㌔の路線。県内の幹線道路の中で優先整備路線に選定され、自然災害が散発する大覚野峠区間(約14㌔)は優先整備区間に位置付けられている。検討会議は整備区間の利活用促進などを目的に、県や沿線自治体が18年1月に設立した。
 投票に関する問い合わせは、県道路課(☎018・860・2483)、大館市土木課(☎0186・43・7078)、北秋田市建設課(☎0186・72・3116)、仙北市建設課(☎0187・43・2294)。
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