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18年度 青果物販売額が5%増 JAあきた北生産組織連絡協 天候不順も高値で推移

2018-12-19
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今年の生産販売実績が報告された協議会(メモリスあきた北)
 JAあきた北の生産組織連絡協議会(小畑公悦会長)が18日、大館市のメモリスあきた北で開かれ、本年度の生育販売実績(11月末現在、推定含む)が報告された。青果物は全体的に天候不良で収量が減少したが、単価が高値で推移したことなどから、販売額は前年比5%増の7億7145万円。2024年度をめどに県内14JAを一つに統合する組織再編について虻川和義組合長は「農業者の不安を取り除きながら向かいたい」と理解を求めた。
 全県トップクラスの栽培面積を誇るエダマメは、本年度40戸が242㌶に作付けし、前年度から32・8㌶増。播種後、雨による湿害などの影響で生育不良がみられ、反収が減少した。販売量は前年比19%減の497㌧、販売額は2億5000万円を突破した前年と比べ14%減の2億1987万円となった。
 エダマメと並ぶ最重点品目のアスパラガスは、販売額が1億1419万円で、前年比17%増、2年ぶりに1億円を突破した。春取りは太物が多く前年を上回る出荷量で、夏取りは減少したが、最終的に前年並みとなった。ヤマノイモは定植時期を早めるなどして収量が前年を上回り、販売額は前年比20%増の6574万円だった。
 大館とんぶりも前年以上の収量で、販売額は前年比17%増の8761万円。比内地鶏は前年並みの22万5750羽を出荷し、販売額は4億6445万円となった。本年度栽培面積9・3㌶、販売額5618万円のネギについて、「3年後をめどに販売額1億円を目指す」とし、来年度は機械に対する助成を追加する方針が示された。
 虻川組合長は「春先から不順な天候が続き、JAに集まる野菜もコメもやや不良という結果に終わった」と本年を振り返った。
 先月末の県JA大会で決定した県内JAの一本化について虻川組合長は、「9年前に全県5JA構想が決定されたが、ほとんど行われていない状況の中、10年がたち、地域の農業や国の政策が急激に変化している。地域農業を持続的に残し発展させるために提案、決定した」と説明。会員から「県北、中央、県南それぞれ作物など個別な取り組みがあるが、将来の方向性は」との質問があり、虻川組合長は「地域性を残さないといい方向に進まない。農業だけでなく、共済、生活事業なども地域を見据えた形でやっていきたい」と理解を求めた。

観光物産協の補助金 全項目で「見直し余地」 北秋田市 行政評価委が市長に報告

2018-12-19
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津谷市長㊧に報告書を手渡す小塚委員長㊥と伊藤副委員長(北秋田市役所)
 北秋田市の行政評価委員会(小塚光子委員長)は18日、本年度の評価結果を津谷永光市長に報告した。評価対象になった「市観光物産協会補助金事業」は「有効性」などすべての項目で「見直しの余地あり」と判断された。
 評価委は市民目線の評価を今後の行政運営に生かそうと2012年度に設置した。学識経験者や自治会代表、公募の市民ら10人で構成。本年度は8月から計5回開催した。
 評価対象は委員が選んだ。「同協会補助金」をはじめ「結婚支援」「ホームページ情報発信」「情報伝達体制(防災無線、災害メール)」「伊勢堂岱遺跡管理(伊勢堂岱縄文館)」「児童館活動」の計6事業。
 評価項目は目的妥当性、有効性、効率性、公平性の四つ。それぞれ「適切」「見直しの余地あり」のいずれかで判断した。
 報告書によると、「情報伝達体制」は全項目で「適切」と判断された。他の4事業は一部の項目で「見直しの余地あり」とされ、改善点が盛り込まれた。
 市観光物産協への補助金(年間660万円)事業は唯一、4項目すべてが「見直しの余地あり」。行政評価委と別に、市の担当課が自己評価した欄も同様の結果になった。
 報告書で「事業内容が鷹巣地区のイベント中心に偏っている」「観光情報を発信していくための人材確保、予算措置を検討すること」などと指摘された。 
 この日は小塚委員長と伊藤武副委員長が市役所で津谷市長に報告書を提出した。評価の概要を読み上げ、協会補助金事業については「協会は市全体の観光に取り組んでほしい」などと求めた。このほか、児童館活動事業について「庁内の横断的な連携が必要」と提案した。
 津谷市長は「市民目線で実現するにはどういうことが必要か。できない理由を探さず、連携を模索したい」と述べた。

「アヒル風呂」初企画 鹿角市大湯の湯都里が21日から 花輪二中の生徒が提案

2018-12-19
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発案者の花輪二中生がアヒルのおもちゃを浮かべ、喜ぶ園児たち(大湯の湯都里)
 鹿角市の大湯温泉保養センター湯都里に21日から、アヒルのおもちゃを浮かべた「企画風呂」が登場する。花輪二中の生徒たちが考えたアイデアで、18日は保育園児たちも参加しセレモニーが行われた。
 企画風呂は、花輪二中の生徒たちが提案した。学校周辺に点在する社会福祉法人愛生会(村木普輝誉理事長)の施設をアトラクション化し、バスで回遊することによって、「地域の活性を生み出したい」というのが狙いだ。
 提案の一つが、企画風呂。生徒たちのアイデアに接した愛生会が、「大人たちが協力して、中学生の考えを実現できる地域であることを示したい」と実施を決めた。
 浮かべるアヒルのおもちゃは手のひらサイズで男湯、女湯各300個、計600個を用意した。18日は、発案者である花輪二中の生徒4人、大湯のわかば保育園、大湯保育園の年長児18人が参加し、セレモニーが行われた。
 中学生がアヒルのおもちゃを両手でつかみながら、風呂に浮かべる。園児たちは、浮かぶアヒルを指さしながら、大喜びしていた。
 3年の関瑞生さんは「自分たちの考えが実現するとは思わなかった。風呂がにぎやかになり、園児たちも喜んでくれてうれしい」と話した。
 企画風呂は21日から24日までの4日間行われる。

阿仁診療所 改築の実施設計示す 20年度診療開始を予定 北秋田市12月議会

2018-12-18
阿仁診療所改築の詳細な設計が示された市民福祉委(森吉庁舎)
 北秋田市の12月定例議会は17日、市内3庁舎で常任委員会を開き議案審査した。市民福祉委(佐藤文信委員長)では阿仁診療所改築工事の詳細な設計が示された。
 阿仁診療所は1957年に開設。78年の全面改築から40年近くが経過し老朽化が進んでいる。改築工事の請負契約締結案が12月定例議会に提出されている。一般競争入札の結果、秋田土建(同市米内沢)と2億9893万2120円(税込み)で契約する予定。
 実施設計が完成し、健康福祉部が常任委で報告した。鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造り平屋建てで建築面積857平方㍍。現診療所の西側に建てられる。
 新たな診療所は現在と同じ外科、内科、歯科の各診察室を備え、レントゲン室、検査室、内視鏡室、リハビリテーション室なども設ける。正面玄関は南東側に位置。その北側に別の出入り口を設け、感染症の患者が出入りできるようにした。施設の広さは現在より全体的に縮減しているという。
 今後の工程は2018年度中に下水道本管迂回(うかい)工事、既存の車寄せスペース解体工事、建設地のさらに西側へ仮設道路を整備する工事を予定。診療所本体の工事も並行して行い、19年11月末に完成する見込み。備品納入などを経て20年度に新施設で診療を開始する。その後も解体作業などが続き、20年12月末までに全工程を終える予定。
 改築工事に伴い、来客駐車場(12台分)を敷地内に確保する。委員は「足りるのか。患者を遠くから歩かせないよう考慮して」と注文した。

鹿角市議会ペーパーレス化 改革検討委で方向性 導入時期は未定

2018-12-18
 鹿角市議会改革検討委員会(倉岡誠委員長)は、議案等の資料を紙で配るのではなく、タブレット端末を使ってデータを送信する「議会ペーパーレス化」に取り組む方向性を決めた。これを受け、議会ではメリット等を詳細に検証し、市行政改革大綱の実行計画に盛り込んだ上で、執行部とともに導入を目指したい考え。現時点で導入時期は未定。
 タブレット端末は、表示部分にタッチパネルを登載し指で操作する携帯情報端末の総称。経費削減や議会運営・活動の充実、情報伝達の迅速化、事務の効率化などの効果を期待し、各地の議会で導入する動きが広がっている。
 県内では2016年に五城目町、横手市、17年に大潟村、18年に秋田市など、これまで7市町村の議会がタブレット端末を導入。大館市などが検討を進めている。
 鹿角市議会でも改革検討委の検討課題の一つに掲げていて、本年度は導入費用の試算や、業者を講師に招いた端末の操作説明会、先進地視察調査などに取り組んできた。
 議会事務局の試算では、タブレット端末は議員18人、議会事務局職員、市幹部職員ら本会議出席者、議案を提出する総務課や財政課職員などに1台ずつ計45台の貸与を想定。
 45台分の初月の導入費用は47万円余り、利用料は1カ月35万円余り、年間423万円余りと見込んでいる。
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食と農 楽しく学ぶ 鹿角で地産地消フェス 「みそ玉」作りや餅つき

2018-11-11
みそ玉作りに夢中になる親子(JAかづの会館)
 農業の役割や地域の食文化など「食と農」について楽しく学ぶイベント「地産地消フェスタ」が10日、鹿角市のJAかづの会館で行われた。参加した親子らがゲームや餅つきなどの体験を通して、地産地消と食育の関わりについて知った。
 JAかづの女性部(石川盟子部長)、かづのPTA連合会母親委員会(柳沢美佐緒会長)が毎年開催し、本年度で9回目。市と小坂町から親子ら約200人が参加した。
 偏った栄養摂取や朝食の欠食など、食生活の乱れによる子どもたちの健康を取り巻く環境が深刻化する中、正しい食生活を送るための「食育」をテーマにした内容。野菜や果物を当てるゲーム、臼ときねを使った昔ながらの餅つきなどに取り組んだ。
 また、みそに乾燥わかめやエビ、麩(ふ)など好きな具材を入れて丸める即席みそ汁のもと「みそ玉」作りにも挑戦したほか、女性部の各支部が地場産の食材を調理したメニューを試食した。
 母親と参加した小田嶋幸輝さん(7)は「きねでつくと大きい音がして驚いたが、餅つきが一番楽しかった」とうれしそうだった。

17年度は1800万円の黒字 北秋田市土改区臨時総代会 豪雨復旧に支援検討

2018-11-11
北秋田市土地改良区の臨時総代会(沢口林業センター)
 北秋田市土地改良区(成田光弘理事長)は10日、市沢口林業センターで臨時総代会を開き、2017年度一般会計決算などを承認した。杉山田地区などで5月に発生した豪雨災害の復旧に関する議案の質疑では、農家の負担軽減を求める声が上がり、事務局は19年度に何らかの形で対応したい考えを示した。
 総代60人のうち48人が出席。提出議案は17年度の事業報告と各会計決算、地区の編入、農地・農業用施設小災害支援事業に係る賦課金、18年度の土地改良事業借入金の決定と各会計補正予算など15件。いずれも原案通り承認した。
 17年度一般会計は、収入額5億2137万3002円に対して支出額5億330万6547円で差引1806万6455円の黒字。差引額は18年度会計に繰り越す。
 農地・農業用施設小災害支援事業に係る賦課金は、合川の杉山田、雪田地区で5月に発生した豪雨災害の復旧に関するもので、費用の3分の1にあたる10㌃当たり8506円を農家から徴収する。
 質疑では「この地区は毎年のように被災している。共済の支払いも3割となっており農家の負担が大きい。改良区として支援できないか」との声が上がった。事務局は「農家の負担がなるべく少ない事業で行い、負担をこの額に抑えられた」と理解を求め、「来年度に賦課金の減免などで支援ができないか検討している」とした。
 地区の編入は県営土地改良事業(区画整理)の実施に伴うもので、新規に大沢地区の14・7㌶、高野尻地区の7・7㌶を既存地区に編入する。編入地区の加入金は10㌃1000円。19、20年度に500円ずつ徴収する。

教育力、大館から発信 県学力向上フォーラム 県内外から先生1300人

2018-11-10
研究説明で生の声を伝えた花岡小6年生(同校)
 県教委主催の2018年度県学力向上フォーラムが9日、大館市で始まった。市内教職員を含む県内外の約1300人が参加。初日は市内27の小中高校で公開授業や研究協議が行われた。全国トップクラスの学力を支える授業や、地域と共に子どもを育てる活動を発信した。最終日の10日は市民文化会館で基調講演などが行われる。
 「あきたの教育力発信事業」の一環で11回目となり、市立全小中学校と県立中学校、高校が公開されるのは初めて。参加した全国の教職員らは市立の25校と国際情報中、大館鳳鳴高校に分かれて授業視察や研究協議に臨んだ。
 約30人を受け入れた花岡小(伊藤哲朗校長)は三つの学年の算数を公開。基礎を徹底するベーシックと、児童主体で課題解決に導くチャレンジの授業を示した。冒頭の研究概要説明に6年生が登場し、研究主任の永瀬有希子教諭がチャレンジについて質問。児童たちは「みんなと問題解決するのが快感」「時間がかかっても一人一人の考えを平等に扱う」などと生の声を伝えた。
 第一中(小林一彦校長)では、7教科8コマの授業全てで、学校が目指す「全教育活動で追究型学習」を展開。全体会で小林校長は「意見を安心して言い合える環境づくりを基盤に、生徒が『教わる』からの卒業を目指している」と紹介。日常生活や自分の将来につながることを感じさせるような課題設定や振り返りの重要性を説いた。
 約80人が来校。京都府の中学校の男性社会科教諭(46)は「生徒が周りの考えを合わせて自分なりの答えを見付けようとする授業が印象的だった。学力テスト成績上位を支える、授業や教員の関わり方をモデルの一つとして探りたい」と話した。
 このほか小学校で本年度から始まった「特別の教科道徳」、移行期初年度の外国語活動など、新学習指導要領に関わる進ちょくを授業を通して発信した学校や、ふるさとキャリア教育活動を発表する学校もあった。
 最終日の10日は市教委による実践発表と、大学教授や市の教育専門監などによる座談会で、学びや実践の成果を共有する。

北鹿2校など知事表彰 青少年健全育成県大会 地域への貢献評価

2018-11-10
社会貢献青少年の表彰を受ける十和田高ボランティア部(県第2庁舎)
 青少年健全育成県大会が9日、秋田市の県第2庁舎で開かれた。社会貢献青少年や健全育成に功労のあった5団体、3個人の知事表彰が行われ、北鹿では十和田高校ボランティア部(鹿角市)と比内支援学校かづの校高等部(同)が受賞した。
 県と青少年育成秋田県民会議(三浦基会長)の主催。
 大会では表彰に先立ち、県あきた未来創造部の湯元巌部長が「みなさんは秋田に活力を与える素晴らしい活動に取り組んでいる。これからも若い人たちの手本となって、社会貢献に尽力を」とあいさつ。引き続き、各団体の代表に表彰状などを手渡した。
 社会貢献青少年(団体の部)で表彰を受けた十和田高ボランティア部は、1961年に前身のJRC部が発足以来、50年以上にわたり活動し、地域社会福祉の向上に貢献。特に社会福祉施設の慰問や高齢住宅の除雪、市立図書館での児童への読み聞かせ等の活動を継続して行い、感謝の声が寄せられている。
 比内支援学校かづの校高等部は「かづの戦隊リンゴレンジャー」を結成し、地域の幼稚園や学校などで交通事故防止、不審者対応を題材とした寸劇を通して注意を呼び掛け。鹿角警察署から「鹿角ヨクシ隊」の委嘱を受け、街頭で地域住民に犯罪や事故防止を呼び掛ける活動も行うなど、地域貢献活動に取り組んでいる。

迅速・的確な判断を 北秋田市消防本部 異常気象テーマに防災講演

2018-11-10
異常気象による災害時の対応を学んだ防災講演会(コムコム)
 北秋田市消防本部主催の防災講演会が8日、市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。市職員や市消防本部、自主防災会から約160人が参加し、災害時の対応に理解を深めた。
 秋の火災予防運動の一環。日本各地で異常気象による災害が発生していることから、災害対策の参考にしてもらおうと初開催した。中嶋誠消防長は「市の減災、防災計画に生かしたい。今後の災害に強い地域社会づくりに向けて有効に活用してほしい」とあいさつした。
 講師は元秋田気象台長で、昨年、県知事や各市町村長とのホットライン構築に尽力したほか、現在は防災気象官として危機管理対応に重要な情報提供を行っている和田幸一郎さん。
 「異常気象により発生する災害への対応」をテーマに、地球温暖化による異常気象の発生や防災気象情報の利活用について講演。温暖化により、この100年で東北地方の平均気温は約2・3度上昇し、日本や世界の上昇率を大きく上回っている。和田さんは大雨の発生について「気温によって空気が雨のもととなる水蒸気を含む量が決まる。気温が高いほど水蒸気を多く含み大雨になる」と地球温暖化の影響を説明した。
 温暖化がこのまま進んだ場合、経験したことのない量の雨が降る可能性があることを指摘。「経験や目先の実況だけでの判断は危険。気象予測を含めた迅速で的確な判断が重要となってくる」と呼び掛けた。
 このほか、竜巻や落雷が発生した場合の対処などが紹介された。

10月のニュース

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県種苗交換会 「本県農業の底力を」 9年ぶり秋田市で開幕 農作物2100点

2018-10-31
9年ぶりに秋田市での開催となった県種苗交換会の展示会場(秋田拠点センター・アルヴェ)
 国内最大級の農業の祭典、第141回県種苗交換会(県農協中央会主催)が30日、秋田市で開幕した。出品農産物は前年を204点上回る2126点。7月の異常高温に加え、大雨や台風で産地が被害を受ける中、展示会場となった秋田拠点センター・アルヴェには農家が丹精込めて育てた農作物が並んだ。市協賛会は期間中の人出を、前回開催(2009年)時の105万人以上と見込んでいる。
 キャッチフレーズは「秋田から 広がる食農 つながる未来」。来月5日までの7日間、主会場のアルヴェやエリアなかいち、旧秋田空港跡地などで各種展示や行事が行われる。
 アルヴェで行われたオープニングセレモニーでは、JA秋田中央会の船木耕太郎会長が「歴史と伝統を誇る農業の祭典。多くの人に本県農業の底力を感じてもらい、食と農への理解が深まることを期待している」とあいさつ。関係者らでテープカットを行い、祭典の幕を開けた。
 出品された農産物は▽水稲55点▽畑作物及び工芸作物366点▽果樹278点▽野菜866点▽花き382点▽農林園芸加工品・工芸品91点▽畜産品及び飼料48点▽林産品40点。
 秋田市は朝から雨模様で展示会場への出足はやや鈍かったものの、徐々に来場者が増え始め、農家の努力の結晶を一品ずつ丁寧に観賞する姿がみられた。
 明治初期からの長い歴史と伝統を誇る交換会は、31日にメイン行事の談話会を県JAビルで開催。「農業者の所得増大に向けた低コスト・省力化栽培技術について」をテーマに関係者が意見を交わす。
 このほか、JA地産地消展や学校農園展、最新農業機械の展示・実演、植木・苗木市、物産販売展などが各会場で開催される。

 
 

八幡平山頂が雪化粧 アスピーテラインの一部 今季初の終日通行止め

2018-10-31
寒気の影響で、標高の高い八幡平では地面や草木が雪化粧した(蒸ノ湯ゲート周辺)
 十和田八幡平国立公園内の秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)の山頂付近で30日、寒気が流れ込んだ影響で雪が降った。鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)は一部の区間で、今季初めて積雪による終日通行止めになった。
 アスピーテラインは全長47・2㌔。毎冬20・4㌔区間で閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから県境付近までの9・8㌔。
 今年は夜間・早朝に路面凍結、積雪の恐れがあるため、10月15日から夜間通行止め(午後5時~翌朝8時30分まで)を行っている。
 本県側の道路を管理する県鹿角地域振興局によると、29日遅くから30日明け方にかけて雪が降り、山頂付近では5㌢ほど積もった。この影響で、本県側は標高1150㍍の蒸ノ湯ゲートから山頂の見返峠まで7㌔を、午前8時30分から終日通行止めにした。
 蒸ノ湯ゲート周辺では午前9時過ぎ、雪の降り方が強まり、地面や草木など辺り一面があっという間に雪化粧した。通行止めを知らずに訪れた愛知県豊橋市の男性(77)は「盛岡に抜けようと思っていたが、雪は予想もしていなかった」と残念そうな表情で引き返した。
 冬期間の全面通行止めは、11月5日から来年4月15日までの予定。

 
 

高校生が最新林業機械を体験 北秋田 担い手確保に学習会

2018-10-31
ベテラン作業員の指導で林業機械を操作する生徒(阿仁真木沢)
 北秋田森林・林業振興会(畠山清志会長)主催の高校生を対象にした高性能林業機械操作体験学習会が30日、北秋田市阿仁真木沢の山林で行われた。森林や林業について学習している秋田北鷹高校の生徒がプロの指導で林業機械の操作を体験した。
 林業の担い手確保などを目的に毎年行っている取り組みで、林業分野の就業を目指している高校生にとっては、ベテラン作業員からの直接指導で技術を習得する機会となっている。
 この日は緑地環境科1年の33人が参加。講師を務める山一林業の社員によるチェーンソーを使った木の伐採を見学した後、4班に分かれて機械の操作を体験した。
 チェーンソー操作では丸太の切断に挑戦。刃を木に入れた瞬間に体が引っ張られるほどの衝撃があり、生徒たちは慎重に作業することの大切さを学んでいた。
 伐採した木の枝払いと切断を行う「プロセッサ」、切断した木材を集めて運搬する「フォワーダ」などの操作体験も行われ、機械化された最新の林業現場に理解を深めていた。

 
 

展示施設 「秋田犬ファースト」確認 ネットワーク会議設立

2018-10-30
情報共有などを目的に設立された秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議(秋田市)
 秋田犬の適切で効果的な展示と情報発信のあり方などを共有しようと、県は29日、関係者らによる「秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議」を設立した。大館市が運営するJR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」で今夏、来場者との触れ合いが原因とみられるストレスで一匹が体調を崩したことから、「秋田犬ファースト」の取り組みを進めていくことを確認した。
 秋田犬の展示を行う関係者間で情報共有を図り、適切な展示と展示情報を国内外に発信し、誘客を図るのが目的。秋田犬保存会など展示施設の事業者や運営主体の市町村、県から約20人が出席した。
 秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた会議でははじめに、県観光振興課の成田光明課長が「近年の秋田犬人気を受け、県内でふれあい展示施設が増加する一方、予想を上回る観光客で体調を崩す犬も出てきている。犬にストレスのない形で楽しんでもらう、秋田犬ファーストの取り組みが大事になる」などとあいさつ。会則などを承認後、展示時の注意事項や情報発信について意見を交わした。
 犬との触れ合いを許可している施設は、ストレス軽減対策として「展示日数を減らしたり、スペースを拡大している」「体調面を考慮し、休憩を取っている」などと報告。県動物管理センターの須田朋洋主査は「犬の事故は秋田犬が最も多い。飼い主には忠実だが、知らない人は警戒するという気質を来場者に啓発してほしい」と呼びかけた。
 大館市観光課の石田徹主査は、秋田犬ふれあい処で雌の飛鳥(2歳)が体調を崩して休養したことを受け、「柵越しの展示に切り替え、『触る』をやめた。代わりに、秋田犬の歴史やハチ公のエピソードを伝えるなど『知る』に力を入れている」などと説明した。同施設は昨年8月のオープンから1年間で2万人を超える観光客らが来場している。
 このほか、「カメラのフラッシュは使用しない」など、各施設が来場者に呼びかけている注意事項も報告された。
 県によると、県内の秋田犬展示施設は大館市や北秋田市、秋田市などの13。会議に先立ち、秋田市内の2施設を現地視察した。

 
 

北秋田市 成田為三の命日 墓前で「浜辺の歌」を合唱

2018-10-30
成田為三の墓前で「浜辺の歌」を合唱する参加者(龍淵寺)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の命日に当たる29日、同市米内沢の龍淵寺で墓前演奏が行われた。市内の合唱団など約50人が代表曲「浜辺の歌」を高らかに歌い、功績をたたえた。
 為三は1893年、旧森吉町米内沢生まれ。東京音楽学校で作曲を学び、「浜辺の歌」をはじめとする数々の名曲を生み出した。演奏会は1957年から始まり、現在は地元の合唱団が参加している。
 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団、コール・もりよし、る・それいゆの地元合唱団3団体や関係者らが参加。遺影が飾られた墓の前で奥山亮修住職が読経し、参加者は静かに手を合わせていた。
 少年少女合唱団が「雨」「かなりや」、コールもりよしとる・それいゆが「ほろほろと」を歌った。最後は参加者全員で「浜辺の歌」を合唱し、ふるさとが生んだ偉大な作曲家をしのんだ。
 
 
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