本文へ移動

今日のニュース

今月のニュース
RSS(別ウィンドウで開きます) 

ドラゴンアイ開眼 八幡平山頂

2020-05-31
見頃を迎えた八幡平ドラゴンアイ(29日)
 秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)山頂の鏡沼で、雪解けの様子が竜の目のように見える「八幡平ドラゴンアイ」が見頃を迎えている。
 八幡平山頂付近には、アオモリトドマツの森の中に大小の湖沼群が点在する。このうち、鏡沼は雪解けが進むと、中央に雪を残してドーナツ状に水面が広がり、「竜の目」のように見える。2週間ほどの期間限定の現象で大自然が織りなす不思議な光景は観光スポットとして人気を集めている。海外に誇れる日本文化を表彰する「クールジャパンアワード2019」にも選定された。
 山頂レストハウスから雪の坂道を20分ほど歩くと目の前に現れる。6月1日に神事と山開き式が予定されていたが新型コロナウイルス感染防止のため、中止が決まっている。
 

北秋田市、上小阿仁村 推進連絡会あす発足 農家民宿の開業後押し

2020-05-31
 農家民宿などの開業希望者のネットワーク作りを目的とした「北秋田・上小阿仁まるごと体験推進連絡会」が1日に発足する。民宿、簡易宿泊所などが少ないエリアでの開業を促し、観光客、観光消費額の増加を目指す。行政や大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムが運営をサポート。同法人では「宿泊施設の選択肢を増やすことでニーズに応えていきたい」としている。
 民宿、民泊等は、開業が盛んな大館市に18施設あるのに対し、北秋田市は2施設ほど、上小阿仁村はゼロと、極端な差がある。大館市では行政のサポートが充実しているが、北秋田市、上小阿仁村は開業、運営の情報が少ないのが現状。近年、開業希望者が増えているものの「開業の仕方が分からない」との声が多く、情報交換と行政の連携を深める場として、連絡会を設立する。北秋田市、上小阿仁村、同法人、大館市まるごと体験推進協議会の4者が予約システム調整、補助金、相談窓口の紹介などをバックアップし、自律的運営を促す。
 目的として、両市村に農家民宿、民泊、簡易宿泊所を増やし、観光客、観光消費額の増加を狙う。宿泊費は1~3万円程度に設定し、付加価値の高いものを提供。国内外に地域の魅力をアピールする。
 1日午前11時から北秋田市交流センターで設立会合を開く。連絡会の事務局は同市在住で、群馬県からの移住者の黒岩咲貴さんが担当する。組織発足後は、今月中に上小阿仁村で外国人体験宿泊支援、7月に仙北市での農泊研修ツアーなどを予定。そのほか、月1回の会合を開く。設立メンバーは10人程度。
 同法人では「ビジネスホテルや旅館しかない地域で、入り込み客数を増やすためには選択肢の多さが重要。観光だけではなく、移住体験も可能になる。行政の枠にとらわれず、観光、農政、移住の3つが立体的につながっていくと、地域の活性化につながるのでは」と期待している。 

遭難相次ぎ注意呼びかけ 啓発看板も設置 田代岳方面へ車次々

2020-05-31
啓発看板を設置する署員(大館市岩瀬字大川目元渡)
 今月中旬から下旬にかけて大館市の田代岳で山岳遭難が2件相次いだことを受け、大館署は30日、同市岩瀬の山瀬ダム南側の市道で、遭難・クマ被害防止を呼び掛ける啓発活動を行った。早朝から田代岳方面に向かう車が多く見られる中、ドライバーに対策を周知したほか、啓発看板を設置して注意を呼び掛けた。
 田代岳では20日、山菜採り目的で入山して行方不明となっていた同市の70歳代男性が死亡。27日にはタケノコ採り目的の大仙市の60歳代男性、秋田市の50歳代男性の2人が遭難し、無事発見された。例年に比べて速いペースで山岳遭難が起きており、山菜・タケノコ採りシーズンの本格化でさらなる発生が懸念される。
 この日は同署地域課の署員5人が参加。田代岳方面に向かう車を停止させ、ドライバーにチラシなどを手渡した。「遭難が相次いでいるので注意して」などと呼び掛けた。
 チラシやポケットティッシュなど啓発グッズ約70組を用意し、1時間弱で配り終えた。この間に50台以上の車が通過していった。
 28日にクマの写真を用いた看板を市道沿い2カ所に設置したのに加え、この日は「山岳遭難多発中」と書かれた看板も新たに置いた。
 同課の佐藤啓太課長は「天候も良く、入山者が多かった。例年よりも早いペースで遭難が発生しており、1件でも多く減らしたい。入山する際には、危険な場所には入らないよう心掛け、体調・体力に合わせた行動をお願いしたい」と話した。

 

売り上げ減の業者支援 大館市が追加策 県外学生へ食材提供

2020-05-30
会見する福原市長(大館市役所)
 大館市の福原淳嗣市長は29日の定例会見で、新型コロナウイルス対応の追加支援策として、売り上げが減少した事業者への独自助成や市内宿泊者への商品券提供、県外学生への食材提供を行うと発表した。関連予算案を6月定例市議会の最終日に追加提出する予定。
 事業者支援は、2月から5月の売り上げ減少率が20%以上50%未満の企業に給付金を出す。国の持続化給付金(中小企業200万円、個人事業主100万円)、休業要請協力金(県30万円、市20万円)のいずれにも該当しない事業者を対象とする。
 商品券は地域限定とし、県の助成を受けて市内宿泊施設を利用する人に配布して、観光消費の拡大を図る。利用者の居住地は市内外を問わない。
 食材提供は「学生応援ふるさと便」と名付け、市出身の県外学生(大学生や専門学校生など)に対し、コメなどを送る。送料込みで4000円程度を想定している。
 福原市長は「緊急事態宣言の解除を受け、経済活動をできるだけ早く再開させたい。県外学生への食材提供は、ふるさとの魅力を再発見する機会になればいい。具体的な支援内容は協議中」と述べた。
 このほか、家計急変で学業を続けることが困難な学生を対象に奨学生を追加募集する。貸与するのは月額で高校生など1万2000円、大学生など4万円、医学生6万円。受付期間は6月1~30日。問い合わせは学校教育課(☎0186・43・7112)

 

81%に振込が完了 北秋田市 特別定額給付金

2020-05-30
会見する津谷永光市長(北秋田市役所)
 北秋田市の津谷永光市長は29日に市役所で開いた定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症に係る特別定額給付金について、この日の作業分を含めて2万5494人分の振り込みが完了したことを明らかにした。対象となる市民3万1185人の81・7%。「ぜひ、市内で利用してほしい」などと呼び掛けた。
 市ではマイナンバーカードを利用したオンライン申請を今月1日から受け付け、郵送による申請は11日に書類を発送し、順次受け付けを開始してきた。
 会見で市長は「今月27日現在でのまとめで、申請状況は対象となる1万4015世帯のうち1万2233世帯から申請が提出された。申請率は87・3%」と説明。同日時点での支給状況は「対象となる3万1185人のうち2万1730人、69・7%に振り込みが完了した」としたほか、「29日は3764人への振り込みを予定しており、合計すると2万5494人、81・7%の市民への振り込みが完了する」などと述べた。
 その上で「受け付けの締め切りは8月11日。まだ、申請されていない世帯については今後、市からも連絡をするが、早めに手続きをしてほしい」と呼び掛け。「地域経済をもり立てるためにもぜひ、市内の飲食店や小売店等で利用してほしい」と話した。
 また、市独自の緊急経済対策である「事業継続支援金」「学生生活支援臨時給付金」「緊急子育てサポート給付金」の申請受け付けを開始したことも紹介。「今後の推移を見極めながら、必要に応じて第2弾、第3弾の経済対策を講じていきたい」との考えも示した。

 
RSS(別ウィンドウで開きます) 

アマビエで疫病退散! 北鹿で商品が続々 和菓子や花アレンジ 「少しでも明るい気分に」

2020-04-27
 疫病退散の御利益があるとされる妖怪「アマビエ」。新型コロナウイルスの終息を願いSNS(会員制交流サイト)を中心にイラストが拡散されたり、その姿をかたどった商品などが発売されたりと、閉塞(へいそく)感漂う日々の中、明るい話題を提供してくれている。北鹿地方の商店でも御利益にあやかろうと、愛らしい姿のアマビエが続々と登場している。
 大館市御成町の菓子店・山田桂月堂(山田重晴代表)は、淡い水色やピンクの練り切りでカラフルな上生菓子を製作。きょろっとした目元が特徴で「妖怪なのにかわいい」アマビエをデザインした。ようかんを使用し黒目に光沢感を出したほか、黄色の練り切りを髪に散らし光り輝くさまを表現した。
 全国の和菓子店では、アマビエを製作する「アマビエチャレンジ」が広がっている。「ほかとかぶらないオリジナルのデザインにこだわった。これを見て少しでも明るい気持ちになってほしい」と山田暦人(かずひと)専務。受注生産のみで通販はしない方針という。
 同市大田面の花ドーム(虻川洋行代表)では「アマビエアレンジキット」を発売。カーネーションやディスバッドマムなど8種類の花と、アマビエの顔となる目やくちばし、作り方の用紙をセットにした。「おうち時間が長い今だからこそ家族で一緒に作ってほしい。花をアレンジすることで気持ちも和らぐ」と虻川代表。
 花ドーム本店といとくSC店で29日から5月6日まで販売する。各日20組限定。3000円(税別)。10日の母の日には完成したアマビエアレンジも販売される。
甘くてかわいいアマビエ(御成町の山田桂月堂)
花ドームの「アマビエアレンジキット」

お花見は〝車内〟から 北秋田市鷹巣中央公園 ソメイヨシノ満開

2020-04-27
市道脇の桜を眺めに来園した車両(鷹巣中央公園)
 北秋田市の観桜名所・鷹巣中央公園で26日、ソメイヨシノがほぼ満開となり見頃を迎えた。新型コロナウイルス感染拡大に伴い桜まつりは中止されたものの「気分だけでも楽しみたい」という地元ドライバーが桜並木の〝トンネル〟を続々と通り、車内から眺めた。
 公園内に約800本の桜が植えられ、例年4月下旬から5月上旬にかけて咲き誇る。今年は24日ごろから開花が進んでいた。
 園内の市道は両脇から桜の枝が伸び、満開の花でピンク色のトンネルができた。この日は気温が上がらず肌寒い天気だったこともあって、車から降りる人はごく一部。市道を通り掛かるとスピードを落として車内から観賞した。
 通行車両が途絶えず、駐車場に20台近くが並ぶ時間帯も。ほとんどが「秋田」ナンバーだった。止めた車の中から写真を撮っていた男性ドライバーは「今年は花見も自粛。写真で気分だけでも味わいたい」と話した。
 桜まつり中止に伴い、市は園内での飲食を原則禁止している。感染防止のため「桜を楽しむ際は人ごみを避けて」などと立て札に記し、周知している。

新型コロナ緊急事態 県の休業要請始まる 来月6日まで 事業者「収束信じ耐える」

2020-04-26
レジに距離をとって並ぶ客(イオンスーパーセンター大館店)
 新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、県の事業者に対する休業要請期間が25日、始まった。北鹿地方ではカラオケ店、パチンコ店、学習塾、旅館など多くの店舗が休業し、飲食店は営業時間の短縮に踏み切った。スーパーなどは感染対策を徹底して営業を続けている。要請期間は5月6日まで。
 緊急事態宣言の全国拡大を受けた県の「緊急事態措置」。「社会生活の維持に必要な施設」を除く幅広い業種に休業を要請した。全面的に応じた事業者に協力金が支払われる。
 大館市のいとく大館ショッピングセンターは、25日から3階のゲームセンターを休業。飲食店3店舗は営業時間を短縮している。畠山勝商品店長によると、緊急事態宣言拡大後、午前9時~同11時の来店者が前年同期より2~3割増えた。店員はマスクと手袋を着用し、透明シート越しに接客。各売り場を2時間おきに消毒している。「お客さまは朝に集中し、午後になれば比較的すいている。3密(密集、密閉、密接)状態を緩和するため、分散して来店してほしい」と話した。伊徳本社によると、27日から店舗ごとに時短営業を検討している。
 イオンスーパーセンター大館店は、ゲームコーナーを休止、テナントごとに時短営業や休業している。買い物かごやカートを消毒液で拭き、店舗出入り口を開放して換気を行う。客には1人や少人数での来店、レジには距離をとって並ぶよう協力を求める。状況によって入場制限を実施する場合もあるという。藤川慎一郎店長は「午前11時前後が混み合うため、午後2時以降の買い物を推奨したい」と話した。
 飲食店の多くは午後8時までの営業に短縮。酒類の提供は午後7時までとする。同市向町の焼き肉店・大昌園の瓜田もり子さんは「過去も大変な時期があったが、お客さんに支えられて何とか乗り越えてきた。いつか落ち着くと信じて耐えたい」とし、近隣住民の要望で弁当のテークアウトに力を入れる。
 大館東台温泉東の湯(同市東台)は、県が挙げた「温泉休憩施設」に該当すると判断した。福岡龍彦支配人は「例年、大型連休中は帰省客で混み合う。脱衣所ではマスクをする人が少なく、感染防止の観点から休業が必要と考えた」と話す。「利用客には不便を掛けるが、地域から絶対に感染者を出さないという決意」と理解を求めた。
 北鹿地方ではカラオケ店やゲームセンター、パチンコ店などの多くがこの日から休業。ファミリーレストラン、家電量販店、ドラッグストアなどでは25日以前から時短営業を行っている店舗もある。
 県が休業を要請した施設は▽遊興施設等▽運動施設・遊戯施設▽劇場等▽集会場、展示場等▽大学、専修学校等▽学習塾、その他の学習支援施設▽ホテル、旅館、休憩施設等▽商業施設―。営業時間の短縮を求めるのは食事提供施設。

コロナ拡大 献血バス中止で協力者減 大館ではキャンペーン JC呼び掛けに市民58人

2020-04-26
献血への協力を呼び掛ける大館JCの会員(いとく大館ショッピングセンター)
 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、献血の協力者が減っている。県赤十字血液センター(秋田市)によると、企業や施設が外部からの出入りを制限し、献血バスの受け入れも中止している。東北管内では輸血用血液の適正な在庫量が「ぎりぎりの状態」で、担当者は「献血は不要不急の外出にあたらない」として協力を求める。市民団体が会場を確保し、献血キャンペーンを行う動きも出ている。
 大館青年会議所(JC、土舘一弘理事長)は24日、大館市のいとく大館ショッピングセンター駐車場でキャンペーンを展開。献血バスの派遣を受け、JCの会員が旗を手に、買い物客らに協力を呼び掛けた。バス内ではマスク着用や手指の消毒を徹底し、看護師と献血者の間をシートで区切る感染予防対策を取った。
 午前9時から休憩を挟んで夕方まで行い、58人が協力。市内の男性(61)は「年2回献血をし、94回目。必要なこの時期に自分ができることで役に立てたら」と話した。定期的に献血バスを受け入れている施設の職員も交代で訪れた。土舘理事長は「目標の40人を上回り、これを機会に献血に足を運ぶ人が増えてほしい」と今後に期待を寄せた。
 県赤十字血液センターの担当者によると、「多くの施設や企業が外部からの出入りを避けており、献血バスの受け入れを断るケースが増えている」と話す。東北全体では、2月末から4月2日までの期間に、130カ所で献血バスが中止された。
 輸血用血液の確保は東北全体でカバーし合っている。特に宮城県で協力が進まず、「極端に減った訳ではないが、ここ1、2週間は常にぎりぎりの状態」という。東北ブロック血液センターのまとめによると、4月1~22日の期間、400㍉㍑献血で1万4891人相当を計画していたが、実績は1万2470人相当で、2421人相当足りなかった。「今後さらに献血者が減少すると、供給に支障をきたす恐れがある」としている。
 県赤十字血液センターの担当者は「献血バスの行き先に困っている中、キャンペーンを企画していただきありがたい」とした上で、地域住民に対し「献血バスの日程は日に日に状況が変わるため、ホームページを確認し、近くに来る時は協力してほしい。今後も継続的な協力をお願いしたい」と強調した。

「#」ハッシュタグでPRを 地元の飲食店SNSで応援 鹿角市の阿部さん呼び掛け

2020-04-26
「#鹿角テイクアウト」の周知を図る画面=阿部さん提供
 会員制交流サイト(SNS)を活用し、新型コロナウイルス感染拡大で売り上げが減少している鹿角市の飲食店を応援しようと、市民レベルでの活動が広まっている。市民活動を紹介するサイト「かづのの元気」を管理し、旅館業を営む阿部湖十恵(ことえ)さん(32)は「SNSで検索しやすいよう、お店の人、利用した人は『#(ハッシュタグ)鹿角テイクアウト』を付けて発信してほしい」と呼び掛けている。
 SNS上でのハッシュタグは、「#」の後にキーワードを入力して投稿するとタグ化(札が付く)される。膨大な投稿数の中から特定のものを探す機能。検索機能で#とキーワードを入力すると、同じワードでの投稿を一覧で、見ることができる。
 外出自粛、休業要請で、市内では新たにテークアウト事業に乗り出す飲食店が出始めた。これに伴い、店を応援しようと市民らが個々にSNSに投稿。阿部さんは、統一の#を付け、情報の集約、拡散向上を図ろうと呼び掛けを始めた。知人らに周知したところ徐々に広がり、店主のほか、購入者も利用している。25日正午現在、インスタグラムでは34件の投稿があった。他の2種類のSNSでも複数の投稿がある。
 阿部さんのサイトには、三つのSNSや、店を応援する個人や団体のホームページのリンクが添付してある。スマートフォン、パソコンで閲覧可。「集約されれば見る人が楽しく、思いがけない情報に出合えるかも。今だけでなく、収束後もお店の役に立てるはず」と期待を寄せていた。
 問い合わせは阿部さん(Eメールkazunogenki@gmail.com、「かづのの元気」https://kazunogenki.wixsite.com/akita/event)。
RSS(別ウィンドウで開きます) 

大館市 新ポスト「理事」設置 北林総務部長を再任用 司令塔として総合的調整

2020-03-31
  大館市は2020年度から、市長部局内に新たなポストの「理事」を設置し、本年度末で定年退職する北林武彦総務部長(60)=岩瀬=を充てると30日、発表した。第2期総合戦略に基づく地方創生の取り組みを深化させるため、司令塔と各部局間の総合的な調整を図る役割を担う。発令は4月2日付。
 30日に開いた定例会見で福原市長が説明した。理事は特別職ではなく、一般職(部長級待遇)の任期付き職員。任期は22年度末までの3年間。
 北林氏は1981年4月、田代町採用。市の財政課長、教育委員会教育次長などを歴任し、2015年10月から総務部長を務めている。
 福原市長は「通常、市町村の部長は1、2年で変わるが、総務部長を4年6カ月務め、だからこそ大館市ならではの行財政運営ができた」と評価。「地方創生の取り組みの中心的役割を担ってきたため、これまでの経験を生かし、司令塔として総合的な調整を行ってほしい」と述べた。
 新年度創設する観光交流スポーツ部などの業務に触れ、「『内に優しく、外に強く』という観点からも、福祉部の長寿課や健康課の事業に、スポーツ振興課が関わってくる。横串を指さなければならない事業が増え、今まで以上に俯瞰(ふかん)の視点で特別職をサポートできるポジションが必要」と強調した。
 理事設置にあたっては県の人事を参考にしたとし、「市の観光分野は業務量が伸び、関係性が多大になっている。これまで培ってきた知見やノウハウを後進の指導に生かし、次の人材を育成するという意味でも、活躍してもらった方が組織にとって良いと考えている」と述べた。
 

新型コロナ 営業継続へ緊急要望書 旅館ホテル組合鷹巣阿仁支部

2020-03-31
津谷市長㊧に要望書を提出する種倉支部長㊥(北秋田市役所)
 県旅館ホテル生活衛生同業組合(松岡讓裕理事長)は30日、北秋田市役所で新型コロナウイルス感染症に伴う宿泊事業の継続危機を乗り越えるための緊急要望書を提出した。宿泊施設への感染防止や経営悪化に対する支援など2項目を求め、津谷市長は「スピード感を持って対応したい」と述べた。
 同組合によると、県内の宿泊業を営む旅館やホテルでは、歓送迎会の自粛や外国人訪日客の宿泊予約のキャンセルによる影響が出ている。現状が続いた場合は「営業の継続が困難となる事業者が現れ、地域経済に深刻な影響を及ぼすことが懸念される」とし、宿泊事業の存続と地域経済の維持に向けて、県内各市町村に要望書を提出している。 
 要望は2項目の計3点。宿泊施設における感染防止の支援は、マスクや消毒薬など宿泊事業の維持継続に不可欠な物資の円滑な供給に対し、できる限りの支援策を講ずるよう求めるもの。
 宿泊客の減少やイベント自粛に伴う経営悪化に対する支援については、事業者に対する税負担の減免を要望。このほか住民活動が過度に萎縮することのないよう適切な情報発信や、感染の沈静化後に市内宿泊施設で利用可能な割引クーポンの発行など、交流人口の回復に向けた「機動的で柔軟性のある取り組み」の実施を求めた。
 同市では5施設が加盟する同組合鷹巣支部と10施設が加盟する阿仁支部が要望書を提出。種倉耕一・阿仁支部長と持地茂樹・鷹巣支部長代理、県組合の塚本民雄副理事長ら4人が市役所を訪れ、種倉支部長が津谷市長に要望書を手渡した。
 種倉支部長は「想像を超える痛手。今までにない状況でどうすればいいか見当が付かない」と深刻な現状を話し、支部として「ご助力をお願いしたい」と述べた。終息後の対応については、他市町村の取り組みに埋もれない対策や、宿泊施設ごとに均等な支援を要望した。
 津谷市長は、据え置き期間の保証料と利息の全額を市が補助する特別融資制度を4月1日から運用開始することなどを説明。「国や県の動向を見ながらスピーディーに対応する。力を合わせ、地域に元気を取り戻せるよう頑張りたい」と話した。

 

大里ファーム 全国そば優良生産表彰 放棄地解消や6次産業化

2020-03-31
児玉市長㊧に受賞を報告する浅石副理事長(鹿角市役所)
 鹿角市八幡平の農事組合法人・大里ファーム(安保春喜代表理事、構成農家50戸)が、2019年度の全国そば優良生産表彰を受賞した。北鹿地方では初めての受賞。30日は浅石昌敏副理事長が市役所を訪れ、児玉一市長に喜びの報告を行った。
 表彰事業は日本蕎麦(そば)協会が1989年度から毎年実施。日本の伝統食、健康食であるソバの栽培について、生産性の向上または経営改善の面から創意工夫を行い、他の範となる生産農家・集団を表彰している。
 31回目の今回は、農林水産大臣賞をはじめ7種類の各賞に12個人・団体が選ばれた。このうち大里ファームは日本麺類業団体連合会会長賞を受賞。
 大里ファームは、市が「そばの里プロジェクト推進事業」を始めた2009年度から、ソバづくりに取り組んでいる。
 作付面積は年々拡大し、19年度は184㌶。内訳は田93㌶、畑91㌶。田は転作田で、畑は原野化していた耕作放棄地16㌶と遊休農地75㌶を活用している。
 毎年9月にはソバの花を見ながら新そばを食べる「新そば祭り」を開催。ユネスコ無形文化遺産の「大日堂舞楽」をモチーフにした乾麺「大日堂そば」の製造販売による6次産業化や、生産効率(単収、質)の向上を図る取り組みも進めている。今回の受賞はこうした取り組みが評価された。
 受賞報告を受けた児玉市長は「長年の耕作放棄地等の解消や6次産業化に向けて、ファームの皆さんが頑張った成果。市としても所得向上につながるよう引き続き応援していきたい」と期待した。
 浅石副理事長は「高齢化やトラクターが壊れたといった理由で、借りていた畑を返す生産者が増えている。遊休農地だった畑75㌶をソバ栽培に活用していなければ、その半分は耕作放棄地になり〝アカシア畑〟になっていたと予想される」と強調。「今後もできる範囲で耕作放棄地等の解消に努めたい」と話した。

 

「きょうの秋田犬」 動画投稿サイトで公開 臨時休館中の楽しみを

2020-03-30
秋田犬のさまざまな表情をカメラに収め、動画を公開している(秋田犬の里)
 秋田犬を飼育する大館市の地域おこし協力隊が、動画投稿サイト・ユーチューブで「きょうの秋田犬」を公開している。秋田犬の里が臨時休館中のため、来館できない人に少しでも秋田犬の魅力を伝えようと企画。散歩の様子など、展示だけでは見ることができない一面を伝えている。
 22日に「秋田犬ふれあい隊in秋田犬の里」のチャンネルを開設し、市で飼育している犬のほか、展示に参加している秋田犬保存会会員の犬の動画を紹介している。
 29日の撮影では、会員の「純」(雌5歳)と「明」(同10カ月)を撮影。散歩で元気いっぱいに走り回る姿や芝生の上でくつろぐ姿など、さまざまな表情をカメラに収めた。
 隊員の加藤瞳さんは「毛色の違いは見た目で分かるけれど、性格は写真だけでは伝わらない。動画で犬の個性を伝えていきたい」と話している。
 今後は秋田犬とともに館内の紹介なども予定している。
 

ネギに続いては キャベツ詰め放題 鹿角市の末広ファーム

2020-03-30
協力してキャベツを詰め込む親子(鹿角市十和田末広)
 鹿角市十和田の農業組合法人・末広ファーム(柳沢義一代表理事)は29日、同所末広字村下の畑で詰め放題のイベント「雪の下キャベツ収穫祭」を開いた。専用の袋を購入した市民らが収穫したてのキャベツを袋いっぱいに詰め込み、抱えるようにして運ぶ姿が見られた。
 地域貢献の一環で実施。昨年12月にネギの詰め放題も行い、2回目のイベント。借り受けた畑2・4㌶にキャベツを植え付けた。暖冬の今年は〝雪の下〟とは言えないものの、数回の積雪と冷え込みがあったことで、甘く、歯ごたえの良いものに仕上がったという。コメ1斗分が入るビニール袋を一つ500円で販売し、購入者が収穫、袋詰めを行った。
 会場の畑は午前10時の開始を前にカッパなどを着た市民らでにぎわった。袋を購入しキャベツを品定め。鎌や包丁の刃を入れて収穫した。揺すったり、伸ばしたりしてスペースを確保した袋に、ぎゅうぎゅうに詰め込んでいた。きょうだいや親戚と分けるという大館市の70歳代女性は「1袋に15玉も詰めることができた。収穫の催し物はなかなかないので楽しい。サラダやロールキャベツなど、毎日キャベツ料理にして、スリムになりたい」と笑顔だった。
 柳沢代表は「思った以上に来場者があり、喜んでもらえてよかった。詰め放題は本年度から始めた事業。若手社員の意見を取り入れるなどして今後も続けていきたい」と話していた。

 
 
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る