本文へ移動

今日のニュース

今月のニュース
RSS(別ウィンドウで開きます) 

石田邸 「大館繁栄に役立てて」 遺族が市に寄付 関連資料の展示も

2018-09-26
福原市長に目録を手渡す利光さん㊧(大館市役所)
 大館市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93)の邸宅と土地の贈呈式が25日、市役所で行われた。次女の利光京子さん(77)=東京都中央区=が福原淳嗣市長に目録を手渡し、「『石田ローズガーデン』の名を残して、父の業績を伝える資料も建物内に展示してほしい」と要望。市長は「約束する」と誓った。
 8月に死去した石田よし夫人の生前からの意向で、利光さんによると博英氏も議員時代から寄付の意思を示していたという。寄付は10月1日付。市は建物の現状を生かす形で改修し、宿泊やカフェを視野に入れた観光施設として利活用したい考え。関連資料は勲章や官記、掛け軸など110点に上り、今のところ市の預かりだが、ゆくゆくは寄付を受ける予定。
 市長から「観光行政推進に寄与する」と感謝状が贈られ、利光さんは「大館がもっと繁栄するよう役に立てればうれしい」と語った。
 同市三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積255・34平方㍍。土地は3255・78平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍はこれまで市が借り受けていた。約500種のバラはすでに寄贈されており、95年7月から市管理となっている。
 博英氏は47年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は博英氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、今年8月11日に101歳で亡くなった。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906年)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942年)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。
 ローズガーデンでは10月6日から3日間、大館バラまつりシーズン2が開かれる。

 

内陸線 「さらなる対策必要」  県の三セク経営評価 赤字目標達成も

2018-09-26
  県は、25%以上出資している第三セクターの2018年度(17年度決算)経営評価を公表した。秋田内陸縦貫鉄道について、庁内各部局の次長級職員などで構成する「第三セクターのあり方に関する検討委員会」は「収入確保とコスト管理による収支改善が求められる」と評価。外部専門家(公認会計士)は「損失の縮小にはさらなる対策が必要」と指摘した。
 経営評価の対象となる法人は、株式会社13、公益法人等16の計29。▽公共的役割▽組織体制▽事業▽財務状況の4項目で、法人による自己評価と所管課評価、専門家の意見、委員会評価をまとめた。
 内陸縦貫鉄道は自己、委員会評価ともに公共的役割と組織体制がA、事業B、財務状況がC。前年度と同様だった。17年度は経常損失が1億9700万円と3年連続で目標の2億円以内を達成したが、前年度から400万円悪化。専門家は営業損失が増加したことなどを指摘しながら「このような状況が続くと厳しい。定期外は増加しているが、定期利用の減少に歯止めがかかっておらず、損失縮小にはさらなる対策が必要」とした。
 北鹿関係ではこのほか、十和田ホテルが自己、委員会のいずれも組織体制と事業がA、公共的役割と財務状況はB。17年度の経常利益は110万円で、委員会は「累積債務は年々減少しており、引き続き、コスト管理により安定した黒字経営が望まれる」とした。
 大館能代空港ターミナルビルは自己、委員会とも公共的役割と事業、財務状況がA、組織体制はB。旅客数が5期連続で増加し、14年度以降は継続的に2000万円以上の当期純利益を計上するなど「財務基盤は安定している」と評価した。
 評価はA~Cの3段階。

鹿角市18年度表彰  功労者に田中氏 文化功労者に故小笠原氏

2018-09-26
 鹿角市は、2018年度の功労者等4個人を発表した。功労者は田中專一氏(70)=花輪、文化功労者は故小笠原武氏(6月死去、享年74歳)=十和田毛馬内、一般表彰は児玉賢一氏(70)=花輪、櫻田守宏氏(79)=八幡平=の2氏が選ばれた。表彰式は10月31日午前11時から、鹿角パークホテルで開かれる。
【功労者】
 ▽田中專一氏(農業の振興) 2003年から09年までJAかづの理事、09年からは代表理事組合長として地域農業の発展に貢献。鹿角のブランド作物「北限の桃」や「淡雪こまち」の作付けと販売の拡大を図ったほか、組合員の所得向上に資する技術研修、JA出資型農業生産法人の設立、産直センターのオープンなどに取り組み、農家が安心して営農できる環境づくりに尽力した。
【文化功労者】
 ▽故小笠原武氏(保健医療の向上) 1987年から小笠原医院長として地域における医療の充実と住民の生活環境の向上に寄与。90年から今年まで十和田中学校の学校医、99年から2016年まで市保健センター運営委員、06年から鹿角市鹿角郡医師会長、11年から県学校保健連合会鹿角学校保健会長を務め、学校保健や地域医療の充実のため尽力した。
【一般表彰】
 ▽児玉賢一氏(社会福祉の向上) 1994年から2016年まで花輪地区主任児童委員として各地区担当の児童委員への援助・協力を行ったほか、関係機関と連携し、子どもや子育て家庭への支援、児童健全育成活動に尽力した。12年に全国民生委員児童委員連合会表彰、14年に県知事表彰を受賞。1995年から保護司を務め、犯罪のない地域づくりにも尽力している。
 ▽櫻田守宏氏(教育文化・社会福祉の向上) 2004年から17年まで市文化財保護審議会委員として文化財の保存・活用に努めるとともに、調査員、主任調査員として文化財調査資料の作成に尽力し、市の文化財保護に貢献。市文化財保護協会長を務めたほか、市老人クラブ連合会長、県老連理事など要職を歴任し、高齢者が活力をもって生活できる地域づくりに尽力した。

ハチ公サミット大館で最終回 ゆかりの4JCが発表 今後の交流発展に期待 

2018-09-25
4JCによる発表などを行ったサミット(北秋くらぶ)
 忠犬ハチ公にゆかりのある都市が交流する「ハチ公サミット2018」が23日、大館市幸町の料亭北秋くらぶで開かれた。同市での開催は4年ぶりで、今回が最終回。同市、東京都渋谷区、山形県鶴岡市、福島市の青年会議所(JC)メンバーがこれまでの経過を振り返り、今後の交流発展に期待した。
 ハチ公生誕90周年を迎えた13年、ハチ公の縁を契機に都市間の交流を促進しようと始まった。以前から友好関係にある大館と渋谷のJCが、ハチ公の飼い主だった上野英三郎博士の出身地・三重県津市、ハチ公物語を新聞社に寄稿した斎藤弘吉の出身地・鶴岡市、渋谷の商店街からハチ公のオブジェを贈られた縁がある福島県飯舘村に呼び掛け、5市村区の関係者が参集してセレモニーや首長の対談などを行った。
 その後も各地を会場に年1回続けてきたが、今回で一区切りすることになった。大館JC、東京JC渋谷区委員会、福島JC、鶴岡JCからメンバー約30人が参加した。
 各JCの担当がそれぞれの地域で開催したサミットについて、写真や動画などを使って発表。渋谷区委員会は年の諸行事を振り返り、「街の象徴が同じなのは大きい。人は変わるが、街はずっとある。さらに掘り下げることでコラボの可能性が広がる」と提案した。
 大館JCの田山洋平理事長は「今後も末永く手を取り合って交流を深めるきっかけになれば。この事業を大切にして、いろいろな形で交流していきたい」と述べた。
 来賓の福原淳嗣市長は「4JCはハチ公と銅像を巡る物語でつながっている。次にどういう物語を発信していくか楽しみにしている」と期待を寄せた。

 

北秋田市阿仁 古民家再生利用を計画 観光客回遊に期待 DMOに負担金

2018-09-25
 北秋田市阿仁地区で築100年近い「古民家」の再生利用が計画されている。本年度は市が地域連携DMO「秋田犬ツーリズム」に観光事業負担金を支払う形で「宿泊施設かカフェのような施設」(市産業部)に転用できないか調査する予定。
 市が支払う観光事業負担金は3277万円。2018年度一般会計補正予算案に計上され、9月定例議会で予算審査が行われている。古民家関連の予算案は本会議や常任委員会で議員から質疑が相次ぎ、関心を集めている。
 産業部によると、負担金のうち古民家関連は500万円。観光客が阿仁地区を回遊するための拠点づくりを目指し、どのような活用が可能か調査する。古民家改修の基本設計費用も含まれている。負担金の残り約2700万円は配車システム開発、特産品土産物開発などに使うという。
 この古民家は阿仁合地区中心部にあり、明治時代に呉服商が建てたという。阿仁鉱山と共に栄え、往時の造りをそのまま残すことから文化財的な価値も注目されている。現在は個人所有で空き家状態。
 市議会の予算審査では、民間の不動産に公費を投じる理由などが問われた。産業部は「所有者と交渉中で、無償で譲り受ける方向で詰めている」と説明。19年度に改修作業を計画している。
 カフェなどに改修した後、運営主体についても質問が相次いだ。産業部は「計画ではDMOが観光客を回遊させるための拠点にする」「いろいろな運営方法があり、検討段階」と述べるにとどめた。
 阿仁地区は鉱山で繁栄した当時の歴史文化が色濃く残る一方、閉山後は衰退が進んだ。現在は宿泊施設や飲食店も少なく、観光客が休憩に立ち寄る場が限られていた。議員は「古民家ブームだから改修は賛成だが、採算が取れる運営を慎重に進めてほしい」などと注文した。
RSS(別ウィンドウで開きます) 

ラジオ体操に来て本を 十和田図書館 「あさとしょ」初企画

2018-08-09
ラジオ体操終了後に移動図書館車に集まり、図書を閲覧する子供たち(十和田図書館駐車場)
  夏休み中に行われるラジオ体操の会場を移動図書館車が訪れ、子供たちに本に親しんでもらおうという「あさとしょ」が8日、鹿角市十和田図書館(小林光代館長)の駐車場で行われた。
 同館は、夏休み中の子供たちに読書や課題研究に取り組んでもらうため、館内に専用のコーナーを設け、関連図書を展示している。課題研究に役立ちそうなものや、青少年読書感想文全国コンクールの課題本を並べている。
 「あさとしょ」は、本に親しむ機会をさらに広げようと初めて企画した。図書館裏側の駐車場では夏休み期間中、地域の子ども会「陣場なかよし会」が午前6時30分からラジオ体操を行っている。会場を移動図書館車が訪れ、本の貸し出し業務を行うことになった。
 この日のラジオ体操には、小学生や保護者など37人が参加。普段は20人前後というが、移動図書館車が来るとあって、いつもより参加者が増えた。体操が終了し、カードに参加のハンコを押してもらった子供たちは、図書館車に駆け寄り、本を手にとって閲覧した。子供たちだけでなく保護者からも好評で、会場で新たに図書カードを作る人の姿も。
 図書館のスタッフによると、60冊が貸し出され、関心の高いところを示した。
 

若者をもっと街に 「商店街助っ人高校生制度」 ニーズに応える店づくり

2018-08-08
商店街の実態把握のため歩いて回る高校生(鹿角市花輪)
  鹿角市は本年度、商店街を利用する若者の増加を目指し、「商店街助っ人高校生制度」を新設した。市内の商店街振興組合に加盟する店舗に派遣された「助っ人高校生」が、派遣先店舗内に設置する「特設商店」を考案し、期間限定で経営することで、若者のニーズに応える商店の新たな取り組みを創出する。
 助っ人高校生の派遣を申請したのは花輪大町商店街の2店舗。学校を通じて応募した助っ人高校生は花輪高1、2年の男子5人。
助っ人業務は夏期、冬期休業期間中に3日間(1日3時間)実施。店主との交流や、商店、商店街の実態把握、特設商店の考案、製作などに取り組む。
 特設商店は、助っ人高校生と店主が協力して装飾や仕入れなどを行い、若者の来店目的となる商品や機能を備えた場所のことで、派遣先店舗内の一角に設ける。設置期間は助っ人派遣期間終了後の2週間。店主が経営し、設置前後の効果を検証する予定。新商品導入等の経費は補助金で支援す る。
 助っ人高校生5人のうち2人は7~9日に角久化粧品店、3人は9~11日に石木田文具店に派遣される。
 初日の7日は花輪高2年の畠山公佑さんと若松篤さんが角久化粧品店を訪れ、事務長の遠藤巨人さん(48)から店内の商品や仕事内容などの説明を受けたのに続いて、大町と新町の商店街を歩いて回り、実態の把握に努めた。この後、3人で特設商店の設置に向けた話し合いを進めた。
 畠山さんは「家は大館市だが、高校の地元の花輪が盛り上がればいいと思い応募した。若者の興味を引きつけるような特設商店を考えたい」、若松さんは「応募したのは鹿角が活性化したらいいと思ったから。自分の力を地元のために使いたい」と意欲を語った。
 遠藤さんは「店や商店街の魅力を探してプロデュースしてもらうことで、特に若い人の来客数を増やしたい」と助っ人の活躍に期待していた。

 
 

開幕に向けて準備着々 かみこあにプロジェクト 3会場で11日から

2018-08-08
作品の風車が飾られている旧沖田面小校舎
  上小阿仁村で開催される現代アートイベント「かみこあにプロジェクト2018」は11日の開幕に向けて、作品の展示作業が行われるなど着々と準備が進んでいる。
 会期は11日から9月30日まで。八木沢集落と旧沖田面小校舎で作品展示や音楽イベントなど実施するほか、4月にオープンした集住型宿泊交流拠点施設(コアニティー)で講演会やワークショップを開催する。
 出展作家は▽永沢碧衣(絵画)▽皆川嘉左ヱ門(彫刻)▽貝塚歩(絵画)▽國政サトシ(インスタレーション)▽船山哲郎(同)▽宮本一行(写真)▽五月女かおる(造形)▽三待あかり(彫刻)▽長門あゆみ(彫刻)▽森香織(インスタレーション)▽長内祐子(同)▽ヤッホー!(現代美術)▽齋藤瑠璃子(同)▽皆川嘉博(彫刻)▽田中良典+おのあきこ(造形)▽空気ひとし(インスタレーション)▽大野高輝(絵画)▽迎英里子(彫刻)▽大越円香(インスタレーション)▽内田聖良(同)▽西永怜央菜(同)▽高橋希(写真)▽かみこあにアニメ研究会(映像)▽尾花賢一(マップ)。
 11日は八木沢集落と旧沖田面小でオープニング式典が行われる。期間中は伝統芸能や音楽ライブ、作品を鑑賞しながらのウオーキングなどのイベントが行われる。
 プロジェクトの問い合わせは村役場総務課内の実行委員会(☎0186・77・2221)。

 
 

小様キュウリ収穫、試食 伝統野菜に理解深める イオンが北秋田市で

2018-08-08
小様キュウリの収穫を体験する参加者(北秋田市阿仁)
 イオンリテール東北カンパニー主催の「小様キュウリ」の収穫体験が7日、北秋田市阿仁小様の畑で行われた。小中学生を対象に環境学習の場を提供する「イオンチアーズクラブ」のメンバー18人が参加し、収穫や試食を通して地域の伝統野菜について学んだ。
 イオンチアーズクラブは次世代を担う子どもの成長支援を目的に発足し、イオン店舗の近隣に住む小中学生に植物やリサイクルなど幅広く環境について学ぶ機会を設けている。
 同社ではクラブの活動の一環として郷土食材への理解を深めてもらおうと、古くから県内で栽培されている県内由来の「あきた伝統野菜」の収穫体験を本年度から初企画。夏から秋にかけてじゅんさいなど県内4カ所での体験を予定している。
 小様キュウリの収穫体験には、イオン土崎港店(秋田市)のクラブ会員として活動する小学1年から中学2年の計18人が参加。地区内で唯一販売用の小様キュウリを生産する宮野悦朗さん(64)と共に収穫に挑戦した。
 小様キュウリは江戸時代から鉱山の街として栄えた阿仁地区の労働者が夏場の水分補給として食していたとされる。一般的なものより太く、水分量の多さや甘みを引き立てるウリ科独特の苦みが特徴。小様地区では40年ほど生産者が途絶えていたが、県農業試験場で保存されていた種を育て 2011年に復活した。
 子どもたちは宮野さんから小様キュウリの歴史について説明を受けた後、1人ずつしっかりと手でキュウリを押さえながらハサミを使って収穫した。普通のキュウリとは違った大きさや太さに驚いていた。
 収穫後は自治会館で漬物と冷やしたキュウリ、2種類の味噌などが振る舞われ、味見をして「おいしい」と笑顔を見せていた。
 

大館市内の4土地改良区 合併予備契約に調印 来年1月の発足目指す

2018-08-07
合併予備契約書に調印し、握手を交わす福原市長(中央)と4土地改良区の理事長(ホテルクラウンパレス秋北)
 大館市内の4土地改良区統合に関する合併予備契約の調印式が6日、ホテルクラウンパレス秋北で行われた。合併するのは、市内にある6改良区のうち大館市、十二所、南、比内町。合併改良区の名称は「大館市土地改良区」、農地面積は2887㌶、組合員数は3020人となる。定款作成の基本事項などを盛り込んだ契約書に4改良区の理事長らが署名し、来年1月の発足を目指す。
 約80人が出席。市土地改良区統合整備推進協議会長の一関雅幸・市産業部長が「研究会から4年の年月をかけ、多難な道であったがこの日を迎えた。農業にとって農地は重要で、改良区は農業の生命線を担う組織。水利は農業の動脈であり、水資源の適正管理は農業のみにかかわらず、国土、資源の保全に関わる」と述べた。大館市の佐藤恭一理事長、十二所の畠山宏秀理事長、南の加賀谷久理事長、比内町の畠山清俊理事長、立会人の福原淳嗣市長が契約書に署名押印した。
 契約書によると、新たな改良区を設立し、既存改良区は解散する方針。合併は来年1月29日までを目標とする。事務所は、沼館にある大館市土地改良区の事務所を使用する。
 総代の定数は43人。定数は大館市20人、十二所4人、南11人、比内町8人。役員の理事は19人で定数は大館市8人、十二所2人、南5人、比内町4人、監事は3人。総代は旧改良区の地区を選挙区とする。
 今後は各改良区で総代会を開いて合併を承認し、具体的な手続きを進める設立委員会を10月に設置。設立委員会は4改良区各4人の組合員で構成し、12月中旬に県へ新改良区の設立認可申請を行う予定。新改良区の総代選挙は来年3月に行い、新年度から新体制で始動したいとしている。
 市内には6改良区があり、このうち田代町を除く5改良区が参加を決め、2014年に統合整備研究会を設立。17年7月に統合整備推進協議会へ移行した。今年3月に二井田真中が退会し、4改良区による統合協議を重ねてきた。
 
RSS(別ウィンドウで開きます) 

機関車運転体験 貨車牽引コースを新設 小坂鉄道レールパーク

2018-07-19
「貨車牽引コース」で活用されるホッパ車(レールパーク)
 小坂町の体験型観光施設「小坂鉄道レールパーク」は、呼び物の乗車体験メニューの中で、全国でも珍しい「ディーゼル機関車」の運転体験に、「貨車牽引コース」を新設した。小坂鉄道保存会(千葉裕之会長)が修復した貨車(ホッパ車)の「ホキ909」を活用。29日を皮切りに、本年度は全5回実施する。鉄道愛好者から注目を集めそうだ。
 機関車の運転体験は全国でも珍しいとされる目玉企画。2014年6月の開業以来、多くの人たちが訪れ、1968(昭和43)年製造の「DD130形」の運転席に乗り込み、体験している。
 本格的な運転技術を極めたい人向けの「運転士への道コース」は、規定の回数をクリアした人がステップアップでき、単体運転を5回実施した人が重連走行に進める。重連を5回終了すると、三重連を体験できる仕組み。
 現在は、駅構内路線で運転操作の簡単な説明を受けてから、すぐに運転実技ができる「お試しコース」もある。
 「貨車牽引コース」は、「運転士への道コースで機関車運転体験回数を重ねている人から、新たな体験メニューの要望があった」(レールパーク)ことから、新たに設けた。活用する貨車は、1987年12月に当時の国鉄清算事業団から購入、砕石散布に使用され、2009年の小坂鉄道の廃止まで活躍していた。同保存会は機関車がけん引する貨車として再び活躍してもらおうと昨冬修復し、今春一般にお披露目された。
 牽引コースの体験対象者は、運転士への道コースで重連走行を体験した人のみ。運行区間は、駅構内路線の約500㍍を2往復。施設の指導運転士から口頭指導を受けた後、貨車と機関車のブレーキホースの接続作業、貨車連結による貫通ブレーキ運転(自動ブレーキ弁使用、復路は貨車推進運転)、貨車と機関車のブレーキホース切り離し作業を体験する。機関車は単機、時間は約30分。
 実施日は29日、8月26日、9月23日、10月28日、11月18日。定員はいずれも午前2人(10時~11時)、午後4人(1時~3時)。体験料は3万円。
 レールパークは「エンジンのついていない貨車を機関車で実際に引っ張ったり、推したり、動かせるのが魅力」と話している。
事前予約制で申し込みは、レールパーク(電話0186・25・8890)。

 

北鹿初 スクランブル交差点 大館、鹿角市で 利便性向上目指し

2018-07-19
交差点のスクランブル化に伴い地元業者が新たに白線を引いた(大館市御成町)
 県警は児童や高齢歩行者の安全性や利便性の向上を狙いに、年内で県内6市11箇所の交差点をスクランブル方式に切り替える。皮切りは18日、北鹿初となる大館、鹿角2市の2カ所で斜めの横断歩道が増設され、供用を開始した。
 県警交通規制課によると、県内には既存のスクランブル交差点が9カ所にあり、最北は能代市。交差点の歩行者用信号四つが同時に変わる「歩車分離式信号交差点」では、対角した歩道に行くには主道路と従道路の横断が必要。これまで、歩行速度が遅い子どもや高齢者が1回で渡りきれなかったり、スクランブルと勘違いして斜め横断したりするケースも見られたという。
 分離式交差点を対象に、県内各署に車と歩行者の交通量など調査を依頼。スクランブル化の要望があった2市を含む全6市11箇所で増設することにした。
 大館市内の分離式は3カ所ある。このうち、スーパーや商店街、銀行などが点在し、小中高校の通学路でもある県道大館十和田湖線の御成町3丁目の交差点をスクランブル化の対象にした。
 18日午後1時から地元業者が1時間半ほどかけて交差点の対角線にライン引き。2時半過ぎから供用を開始した。同交差点の歩行者信号の点灯時間は現在約21秒。実情を調査しながら、必要に応じて延長も検討するという。
 大館署の佐藤慎也交通課長は「高齢歩行者の交通事故が多発傾向にある。子どもを含め歩行者に優しい環境づくりに努めたい」と話した。近隣学校の児童生徒らに周知するため、同署員がこの日夕方と19日朝の登校時間に合わせて交差点に付く。
 鹿角市ではJR花輪駅前交差点の国道282号上にラインが引かれた。中央、県南のほか4市9カ所については道路管理者などとの調整の上、年内に施工する計画。

 

旧正札本館の解体工事 ハチ公小径は通行可 大館市と業者が説明

2018-07-18
旧正札竹村本館棟の解体工事説明会(市営中町住宅内の集会所)
 大館市が本年度から着手した大町の旧正札竹村本館棟の解体工事が本格化するのを前に、市と工事の施工業者による説明会が17日、市営中町住宅内の集会所で開かれた。施工業者は工程のほか、ハチ公小径は工事期間中も通行が可能であることや工事車両の出入り口は大町側とすること、騒音・振動計と数値の表示板を設置することなどを説明。8月1日のハチ公小径側への仮囲い設置から、現地での作業が開始される。
 旧正札竹村ビルは2001年の倒産に伴って閉鎖されていたが、外壁崩落の危険があったことなどから、市が05年12月までに土地と建物を計2580万円で購入した。その後、1961年建設と最も古く、劣化も進んでいた旧館棟は解体しハチ公小径として活用。新館棟には、あきた結婚支援センター北センターや自衛隊秋田地方協力本部大館出張所などが入居している。
 本年度、解体されることになった本館棟は大町の道路側に面した建物で、69年12月の建設。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地下1階、地上9階建てで、延べ床面積は6223平方㍍。敷地面積は784平方㍍。
 市は17年度に、解体工事に向けた実施設計とアスベストの含有調査を進めた。アスベストは一部の建材に使用が見つかったが、除去に多大な費用が必要となる吹き付け材への使用は無いことを確認している。
 実施設計に基づき、本年度の一般会計当初予算には解体工事費3億7710万8000円を計上。入札の結果、伊藤羽州建設(本社・大館市、石山清武社長)と3億2508万円で契約した。
 工事説明会は、市建設部まちづくり課と伊藤羽州建設の主催。近隣の住民や事業者を対象に工事の概要などを説明しようと、この日の午前と夕方の2回、開催した。
 10人が出席した午前の説明会では、市建設部まちづくり課の担当者が工事の概要を紹介したのに続き、伊藤羽州建設の担当者が、解体前の作業や建物の解体手順、安全対策などを説明した。
 この中で、馬喰町と中町をつなぐハチ公小径は「本館棟側の一部を小路エリアとして使用するものの、歩行者は通り抜けできるようにする」としたほか、工事車両の出入り口については「大町側に設置し、その部分のアーケードは解体し撤去する」と説明。騒音、振動計と表示板を設置することも明らかにした。
 また、建物の解体手順では「大型の重機をクレーンで屋上につり上げ、建物の上部から解体を進める」ことを紹介。「お盆や神明社祭典、大館アメッコ市などの際には、工事を休む。安全には十分に配慮しながら進めたい」などと述べ、理解を求めた。
 工期は来年12月20日まで。建物本体の解体は11月ごろから始まる見通しで、1カ月に1階分ずつのペースで進める計画という。

松栄の桜伐採始まる 北秋田市 8月末までに終了予定

2018-07-18
大きく張り出した枝から順に伐採した作業(松栄)
 北秋田市を代表する観桜名所「松栄桜並木」(同市松栄)で17日、老朽に伴う伐採作業が始まった。樹齢60年余りの歴史を感じさせる大枝や幹が慎重に切り落とされ、並木の終わりを迎えようとしている。
 生涯学習課によると、国道105号沿いの約800㍍間に現存する桜59本全部と杉1本の計60本を伐採する計画。桜の木の多くが枯れたりテングス病にかかったりしているためで、地元自治会の要望を受けて伐採の手続きを進めていた。工事は当初18日に開始予定だったが、業者の都合で1日早めたという。
 初日は午前8時30分ごろから、並木中央付近に位置する松栄自治会館脇で作業を開始。高さ10㍍近い桜の枝を、重機のワイヤでつるすように支え、作業員がチェーンソーで切断した。観桜名所として歴史を刻んできただけあって、枝は前後左右に大きく張り出した状態。最後に幹を切り倒すまで1時間近くかけるケースもあり、周辺の安全に配慮しながら慎重に作業が進められた。
 8月末までに伐採を終える予定。1日3、4本ペースで進めるという。伐採後の枝や幹の処理は未定で、希望者がいれば提供や売却を検討する。
 並木は1952(昭和27)年、地元青年会が苗木を植えた。最も多い時期で177本が立ち並び、開花期は「桜のトンネル」と親しまれた。近年はまばらにしか咲かなくなっていた。

清流にホタル舞う 鹿角市花輪 東山の福士川周辺

2018-07-18
幻想的な光を放つゲンジボタル(花輪東山)
 鹿角市花輪東山地区の福士川周辺で、近年にないほど多くのホタルが飛び交い、住民を楽しませている。
 福士川は花輪スキー場付近が源流の清流。地元の男性(61)は「5年前の大雨で川に茂っていたアシが流され、翌年はホタルが全く見られなくなった」と振り返る。
 その後、「原因は分からないが、ホタルが年々増えてきた」という。今年は6月22日からゲンジボタルの発生が確認され、現在は「今までいなかった所まで生息域が広がっている。私が小学生の頃の50年前と同じぐらい多い。環境が良くなったのではないか」と話し、ホタルが飛び交う幻想的な光景を楽しんでいる。
 男性によると、ホタルが多く生息しているのは総合運動公園の下流から幸稲荷神社下流付近まで。今月末まではゲンジボタル、その後はヘイケボタルが発生するという。
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る