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無事祈る「権現舞」 小坂町の出羽神社例大祭 舞手を若手が継承

2018-09-09
新たな舞手によって奉納された「出羽神社権現舞」(出羽神社)
 小坂町の町指定無形民俗文化財「出羽神社権現舞」が8日、上小坂にある出羽神社の秋の例大祭で奉納された。今年は舞手を若者に交代。先輩から受け継いだ若者が地域の平穏無事や無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)を祈りながら、地域住民らの前でしっかりと舞って大役を果たした。
同神社はかつて「新山堂」と呼ばれ、本尊は木造の権現様であったといわれている。
 権現舞は春と秋の例祭に上、中、下小坂地区の有志が輪番制で奉納していたが、1965年ごろに中断。2002年に氏子有志が保存会(工藤保会長)を結成し、03年に獅子頭を新調したほか、神具、衣装、楽器などをそろえ、05年に復活させた。舞の種類は「お国入り」「四方固め」「もたろう」「米汲み」の4種類。
 今年はこれまで担当していた舞手が参加できないことから、新たな舞手として上小坂の杉原圭悟さん(23)に白羽の矢が立った。権現舞の復活後、4代目の舞手となった杉原さんは、保存会員の熱のこもった指導を受け、この日の例大祭を迎えた。
 多くの地域住民らが見守る中、杉原さんはかねや笛、小太鼓などによる軽快なはやしに合わせ、習得したばかりの「四方固め」を繰り広げた。りんとした表情で無事にやり遂げた杉原さんに、住民たちから大きな拍手が送られていた。
 「地元のために」との思いで大役を引き受けた杉原さんは「練習通りできた」とほっとした表情。「地域に伝わる貴重な伝統なので大事に引き継いでいきたい」と話した。
 保存会の工藤義幸事務局長は「出来は100点満点。こうして若者が引き継いでくれてうれしい」と笑顔だった。

認知症への理解広めよう たすきつなぎ呼び掛け 大館、北秋田で「RUN伴」

2018-09-09
オレンジ色のTシャツを着て、大館市内を歩く参加者(大館市片山町)
 認知症を啓発しながら関係者や一般市民がたすきをつなぐ「RUN伴(ランとも)AKITA2018」(渡部勝実行委員長)が8日、県内4カ所で始まった。県北地区のスタート地点・大館市では、約20人が認知症支援の象徴であるオレンジ色のTシャツを着用して約4㌔を歩き、理解や協力を呼び掛けた。
 「RUN伴」は認知症になっても安心して暮らせる地域を目指して、支援の輪を広げようと2011年に北海道で始まったランニングイベント。NPO法人認知症フレンドシップクラブ(本部・東京都)と各都道府県の実行委の主催で、毎年北海道から沖縄まで全国を縦断する形で行われている。今年は7~11月に各地で実施され、秋田では9月8、9日の2日間で企画した。
 県内ではこの日4エリアで始まり、県北エリアは大館市からスタート。病院や介護・福祉事業所の職員、市長寿課職員、見守りボランティア、家族ら約20人が参加した。いとく大館東店に集まり、カウントダウン後に出発した。
 オレンジ色のTシャツを着て、オレンジ色ののぼり旗や横断幕も掲げながら、新町、大町、片山町を歩いた。高齢者施設に立ち寄り、利用者らから歓迎を受ける姿も。いとく片山店でゴールテープを切り、たすきを次の北秋田市の関係者に引き渡した。いとく2店では認知症サポーター養成講座などを周知するポケットティッシュを買い物客に配布した。
 続く北秋田市では関係者が約4・5㌔を歩き、能代市にたすきをつないだ。
 初めて参加した大館市立総合病院の精神保健福祉士、田畠慎さん(38)=同市比内町=は「いろいろな人が参加、協力してくれ楽しかった。オレンジ色の意味をPRする良い機会になった。認知症への理解が広まっていけば」と話した。
 9日には県内4エリアのたすきが秋田市に集まり、秋田市役所前でゴールを迎える。

函館から到着「おかえり」 米内沢・前田小修学旅行団 1日遅れで元気な顔

2018-09-08
児童の無事を喜ぶ保護者(米内沢小学校)
 6日に発生した北海道の地震の影響で、修学旅行先の函館市で足止めされていた北秋田市米内沢小学校(佐藤洋子校長)と前田小学校(木下隆校長)の連合修学旅行団が7日、当初の予定より1日遅れて学校に到着した。米内沢小では退団式が行われ、保護者らが子どもたちの無事を喜んだ。
 修学旅行団は2校合同で、6年生26人と引率の教員5人の計31人で構成。5日から1泊2日の日程で函館市内に滞在していた。
 市教委や修学旅行団長を務めた佐藤校長によると、5日は自主研修などを終えて函館市内のホテルへ宿泊した。就寝中に地震が発生し、函館市内では震度5弱の揺れを観測。教員がすぐに児童全員の無事を確認した。
 2日目に予定していた見学などは中止し、そのままホテルに滞在。佐藤校長によると、児童は「不安もあったと思うが、顔に出さずに落ち着いて行動していた」という。停電のため食事提供はなかったが、函館市に住む教員の親族が食事や飲料の調達に協力。弁当やカップラーメンなどきちんと食事を取っていた。
 当初は6日に学校に戻る予定だったが、乗車予定の新幹線が運休。フェリーも当日中に乗船のめどが立たなかったため、ホテルに延泊を決めた。夜に翌日の大間行きのフェリーの予約が取れ、7日午前9時半ごろに函館市を出発。青森県大間町に到着し、バスで米内沢小に向かった。
午後5時ごろ、児童らを乗せたバス2台が同校に到着。バスから児童が降りてくると、到着を待っていた保護者が「お帰り」と声を掛け、子どもの無事を喜んだ。
 退団式が終わり解散すると、保護者のもとへ児童が駆け寄った。児童と保護者は緊張がとけたように涙を流したり、「無事でよかった」と笑顔を見せたりしていた。
 児童の母親(38)は「元気そうな顔を見ることができて安心した。きょうはとにかくゆっくりさせたい」と安心した様子。米内沢小の成田旺右(おうすけ)さんは「暗い中でご飯を食べている時に、いつ帰れるか不安になった。怖かったけどお母さんに会えてほっとした」と話していた。

大館市に新移住プロデューサー 秋田市出身の工藤さん 「市の魅力広く発信を」

2018-09-08
福原市長に意気込みを語る工藤さん(大館市役所)
 都市部から大館市への移住促進を図る「移住プロデューサー」(地域おこし協力隊)として、秋田市出身の工藤花恵さん(31)が着任した。移住交流課配属で「市の魅力を内外に広く発信して人を呼び込みたい」と意気込んでいる。7日に市役所で福原淳嗣市長から辞令交付された。
 工藤さんは秋田北高―青山学院大英米文学科卒で、以後は都内のアパレルメーカーに勤務。「帰省のたびに古里が閑散とさびしくなっていくのを感じていた。秋田を元気にしたかった」と応募。8月下旬に神奈川県川崎市から移住した。
 大館は秋田犬や曲げわっぱ、きりたんぽなど「全国に通用する地域素材が多い」印象を持つ。「特産に限らず、多くの出会いを通じて大館の人の魅力も掘り起こし、全国に発信できれば」と話した。まずは移住者の一人として関心のアンテナを広げる。趣味の山登りに関連した山菜採りや、曲げわっぱ作り体験にも興味があるという。
 市の移住プロデューサーは、工藤さんを組み入れた全4人が女性。首都圏などでの移住フェア出展、市内でのイベント「大館びとの会」開催など、移住や定住関連の業務をする。
 辞令を手渡した市長は「人脈や出会いを大切に、人と人が生み出す化学反応を起こしてほしい」と激励した。
 1日現在、同市の協力隊は工藤さんを含み移住交流課、観光課、市教委配属の計12人。本年度はこれまで3人を採用しており、工藤さんは4人目。着任は9月1日付けで、任期は最長3年間。

チャレンジする人材育成 鹿角産業活力塾 18人参加、第3期開講

2018-09-08
開講した鹿角市産業活力塾(まちなかオフィス)
 鹿角市内の若手経営者や起業者などを対象にした人材育成講座「産業活力塾」が7日、花輪のまちなかオフィスで開講した。3年目の本年度は第3期塾生となる18人が受講。来年3月まで全7回の講座等に参加し、今後の経営や起業に役立てる。
 市が主催し、かづの商工会と鹿角工業振興会が共催。グローバルな視点を持ってさまざまな困難にも果敢にチャレンジしていく人材の育成を目的に2016年度に開設し、次世代経営者や起業者、起業を検討している人などを対象としている。
 本年度は新たに3期生を募集したところ、男性11人、女性7人の計18人が参加登録した。
 講座は計7回で、講師は大学教授や人材育成会社の経営者、随筆家ら7人が担当する。内容は地域経済・産業論、リーダーシップ論、経営環境・社会経済分析、ブランド戦略など。
 開講にあたって田口善浩産業部長が「自分の目標を具体的に考えるきっかけや、同世代の仲間とのネットワークを形成する機会にしてほしい」と塾生を激励。引き続き、関満博さん(一橋大名誉教授)の講義「地域経済・産業論」が行われた。
 11月4日の第3回は前半を市民公開講座としてコモッセで開催する。講師は日本総合研究所・主席研究員の藻谷浩介さん。
 このほか、本年度は通常講義以外に、希望する塾生への個別支援として、専門家による簡易経営診断や事業計画策定支援などを新たに行う。
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歴史のつながり再確認 常陸大宮から城南小に児童12人 2泊3日で体験交流

2018-08-02
大館の歴史について説明する城南小の児童たち(城南小)
 大館市と友好都市協定を結んでいる茨城県常陸大宮市との教育交流事業として1日、同市大宮小学校の児童ら16人が大館市城南小学校(小林久美子校長)を訪れた。3日まで2泊3日の日程で市内に滞在し、きりたんぽ作り体験などを通じて交流する。
 同校を訪れたのは大宮小学校の5年生12人と教諭ら4人。両市の交流は、20年前に城南小児童が夏休みの自由研究で地名の「部垂(へだれ)町」を取り上げたことがきっかけ。常陸大宮市は慶長7(1602)年の国替えで、大館城代となった小場氏のかつての居城があった地。大館城周辺には城南小学区の「部垂」や「赤館」など、故郷の地名をそのまま命名したとされる場所がある。大宮小は部垂城跡の一部に建っており、歴史的に深い縁がある。2015年10月には両市間で友好都市協定が締結された。
 昨年、一昨年と城南小の児童らが常陸大宮市を訪問していたが、今回は大館市が受け入れた。城南小で開かれた歓迎会で、大宮小の鹿島優校長は「大館は初めて来たが、自然の豊かさや言葉など常陸大宮と似ている部分が多いと感じた。どこか懐かしさを感じたのは歴史的に深いつながりがあるからだと思う」とあいさつ。同校児童を代表して平塚美咲さんが「歴史的に深いつながりのある両市が交流することにロマンを感じる。交流活動で学んだことを地元に帰って伝えたい」と話した。
 両校児童の自己紹介の後、城南小の6年生14人が同校で取り組む大館の歴史・文化に関するふるさとCM制作を紹介し、常陸大宮をテーマにした過去のCMなどを上映。大宮小児童も地元の特産品や名所を紹介し、互いの市の魅力について理解を深めた。
 児童らは2日、同市曲田の陽気な母さんの店できりたんぽ作りを体験したり、長走風穴館の見学、秋田犬との触れ合い体験などを実施する予定。
 

世界遺産へ「仲間」と研修 北秋田・伊勢堂岱遺跡Jrガイド 御所野遺跡(岩手)で交流

2018-08-02
御所野遺跡で行われた伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドの研修(中嶋俊彦伊勢堂岱縄文館長提供)
 北秋田市の伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアガイドは31日、夏休み期間中に行うガイド活動に向けた研修で、岩手県一戸町の御所野遺跡を訪れた。地元の児童でつくる御所野愛護少年団の案内で遺跡などを見学、世界文化遺産への登録を目指している縄文文化への理解を深めた。
 御所野遺跡は、伊勢堂岱遺跡とともに世界文化遺産の国内推薦候補に選定された「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成。地元の一戸南小学校の児童でつくる御所野愛護少年団が遺跡のガイドを行っている。
 研修には26人のガイドが参加。少年団との交流会では、鷹巣東小6年の田村緋咲さんがジュニアボランティアガイドの活動内容などを紹介したほか、鷹巣中1年の梶原楓華さんが「ジュニアガイドから学んだこと」と題して発表した。
 終了後は少年団の案内で遺跡を見学。同じ年代の子どもたちの活動に「お客さまへの心配りがあり、分かりやすくガイドしていた」と感心した様子。「世界遺産登録という同じ目的に向かって頑張っている仲間と交流できてよかった」などと話していた。
 ジュニアボランティアガイドによる伊勢堂岱遺跡の案内は4日から19日まで行われる。
 

「ものづくり力向上」に新たな支援 大館市が創設 職短セミナー受講に補助

2018-08-01
在職者向けの能力開発セミナー(秋田職業能力開発短大)
 企業の人手不足が深刻化する中、大館市が今春創設した「ものづくり力向上支援事業」に関心が高まっている。秋田職業能力開発短大の在職者向け能力開発セミナーにかかる受講費用を補助するもので、すでに3事業所が利用。このほか8月下旬のセミナーに数社が申し込み、要望に応じて訓練内容を組み立てる「オーダーメードセミナー」の問い合わせもあり、市は生産性向上へ広く利用を呼び掛けている。
 能力開発セミナーは短大の設備を生かし、専門技能・技術の向上を目的とした短期研修。生産工程の改善・改良や新たな技術への対応など企業が抱える課題解決を支援するため、ものづくり分野を中心に設計・開発、加工・組み立て、施工、設備保全など約40コース(受講料6500円~2万4000円)を設定している。作業の段取りや指示のポイントを学ぶ現場監督者育成などもある。
 2017年度は市内外の事業所から225人が受講し、前年に比べ52人増。このうち市内は延べ11社44人が受講した。市はこうした短大の取り組みに着目し、人口減少で労働力確保が難しい中、働く人たちの能力開発を支援することで生産性を高めようと制度化。18年度当初予算に50万円を計上した。
 1事業所あたりの補助対象は経費の2分の1以内(上限5万円)。申請回数の制限がなく、5万円に達するまで活用できる。商工課によると、5月に金属品製造業の従業員3人、7月に木材・木製品製造業の2人と建設業の4人が受講した。短大が計画したセミナーのほか、事業者の要望に応じて訓練内容や日時を個別に相談しながら実施するオーダーメードの問い合わせも複数寄せられているという。
 セミナーのコースや日程は短大ホームページ(http://www3.jeed.or.jp/akita/college/index.html)に掲載。商工課の担当者は「業務に必要な技術や知識を習得し、スキルアップにつなげてほしい」と話している。問い合わせは同課企業集積係(電話0186・43・7071)。
 

検診受診率の最下位脱却目指す 北秋田市議会市民福祉委 診療所着服で陳謝も

2018-08-01
米内沢診療所の着服問題が報告された常任委(北秋田市役所)
 北秋田市議会市民福祉常任委員会(佐藤文信委員長)は31日、市役所で開き、市民の健康増進を目的とする「データヘルス計画」(2018~20年度)について市当局の説明を受けた。県内25市町村の中で最下位(16年度実績)という子宮がん検診の受診率引き上げなどを目指す。
 従来の「けんこう北秋田21計画」を土台に、データを活用して科学的に各種健康増進事業の実効性を高めようと市が策定した計画。疾病別の医療費統計をはじめ特定健診結果、実施事業の成果目標などが盛り込まれている。
 市民の死因1位になっているがんに対し、胃や肺など5種類の検診が行われている。中でも受診率(16年度実績)が低い乳がん検診(5・3%)、子宮がん検診(8・8%)はいずれも県内最下位という。2年後の目標を各20%とした。
 委員は受診率や目標の低さを指摘した。健康福祉部によると、受診率が低い背景には「産婦人科開業医の閉院で医師が確保できなかった」「技師も足りない」などと説明した。改善策として18年度から、大館市や能代市内の開業医でも受診できるように態勢を整えた。
 他にも「より具体的な施策が必要ではないか」「医療の専門用語が分かりにくい」などの指摘があった。今後、計画の見直し時期に指摘を反映させるという。
 冒頭、健康福祉部の齊藤修部長が発言を求め、市立米内沢診療所の着服問題について経緯や再発防止策をあらためて説明。診療所を所管する市民福祉委に対し「大変ご迷惑をかけ心からおわびします」と陳謝した。
 

都市計画マスタープラン 13年ぶりに見直しへ 鹿角市

2018-08-01
 鹿角市は、都市計画の基本方針を定めた都市計画マスタープランの見直し作業に着手する。社会情勢の大きな変化に対応するため本年度から2カ年で策定するもので、見直しは13年ぶり。今月、庁内会議と市民懇談会を設置する。市民アンケートや地区別説明会を予定している。
 マスタープランは、都市計画区域の整備、開発、保全について方針を明らかにし、市の都市計画分野では最上位計画に位置付けられている。都市の将来像を示し、実現のための「まちづくり方針」を盛り込む。
現 行の計画は2006年に策定。20年後の市の将来像を描く―として、土地利用の方針をはじめ交通道路網、交通施設、公共施設について整備方針を盛り込んだ。自然と地域資源を生かす方針も示している。策定に当たっては、庁内組織の策定委員会のほか、市民による地区別懇談会を設置し、「市民と行政との共動で作り上げる」ことを基本に据えた。
 策定から10年以上が経過し、地域の現況、社会経済状況が大きく変化。策定後に発生した諸課題への対応が求められている。特に、大きな課題となっている少子高齢化、人口減少に対応した都市構造への転換が重要となっている。
 見直し作業を進めるため、庁内組織として、建設部長を会長とし関係課長で構成するマスタープラン見直し会議を設置。市民から意見や提言を受ける市民懇談会を新たに設ける。市民懇談会は公募委員、地域づくり協議会などの推薦を受けた委員10人程度で構成する予定。
 本年度は、8月に庁内の見直し会議、市民懇談会を設置。市民から広く意見を募るアンケートを行う。来年度は地区別の説明会を予定している。最終的には都市計画審議会に計画を諮問、答申を受ける。
 市は市民懇談会の委員を公募している。公募委員は5人程度を予定。申込書に必要事項を記入し、市役所都市整備課に提出する。締め切りは13日。
 
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日頃の備えが大切 北秋田 鷹巣東小で防災キャンプ

2018-07-21
児童や地域住民が防災意識を高めた防災キャンプ(鷹巣東小学校)
 北秋田市鷹巣東小学校(河田弘幸校長)で20日から、2日間の日程で防災キャンプが行われている。初日は児童や地域住民ら計170人が参加し、防災学習や炊き出し、地震体験などを通じて防災への意識を高めた。
 災害が発生した際は同校体育館が避難場所となる可能性が高いため、地域一体となって避難所の開設運営や救命方法を学ぼうと実行委員会(委員長・岩谷学PTA会長)が1泊2日の日程で実施。
 開所式で実行委の照内喜久雄副委員長は「災害が起こっても対応できるよう日頃の備えが大切。防災キャンプが皆さんの心強い備えになるよう願っている」とあいさつ。児童を代表して柳谷匠美さん(6年)は「実際に災害が起きたときのように真面目に協力して頑張りましょう」と呼び掛けた。
 はじめに行われた防災学習には、地域住民や保護者、児童らが参加。市消防本部の職員による応急手当ての実技講習に取り組み、児童が人形などを使って心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使い方を学んだ。県が1台所有する地震体験車を活用した地震体験も行われ、近隣の鷹巣東保育園児も参加した。
 この日は栄婦人会の協力による炊き出しや、段ボールハウスの設営も体験。21日は同市栄の斉藤春夫さんを講師に招き、過去に起きた米代川の氾濫について学ぶ。

北海道・北東北の縄文遺跡群 世界文化遺産候補に 6度目の挑戦で選定

2018-07-20
縄文遺跡群の構成資産である大湯環状列石(鹿角市)
伊勢堂岱遺跡(北秋田市)
 文化審議会は19日、2020年の世界文化遺産への登録を目指す候補として、鹿角市の大湯環状列石や北秋田市の伊勢堂岱遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」を選定した。6度目の挑戦で悲願の候補となり、地元自治体では祝賀ムードが広がった。今回の案件から世界遺産の推薦枠は文化遺産、自然遺産を合わせて1国1件となる。20年登録を目指す自然遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」と縄文遺跡群が競合することになり、今後、政府がどちらを推薦するか調整する。
 縄文遺跡群は北海道、秋田、青森、岩手の4道県にある17遺跡で構成。国が1年から10年以内をめどに国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会への登録申請をめざす暫定一覧表(暫定リスト)へ09年1月に記載された。
 同10月に4道県と関係市町で構成する縄文遺跡群世界遺産登録推進本部(本部長・三村申吾青森県知事)を設置。登録を目指して取り組みを進めてきたが、国が同委員会へ推薦する文化遺産の国内候補はここ数年、1年に1件だけという難関になっていて、国内候補を選考する場となる文化審議会で13年から5年連続で落選した。
 これまで推進本部等では文化審議会から指摘された「顕著な普遍的価値を分かりやすく表現すること」「構成資産選択のあり方を学術的にさらに検討すること」「縄文遺跡群を4道県の17遺跡に限定する具体的な理由の説明」など課題の解消に取り組んできた。昨年は関係自治体の担当職員や専門家、外部有識者などで構成するプロジェクトチームを新設。専門家等と協議しながら推薦書素案の改定作業を進め、今年3月、文化庁に素案を提出した。
 今回、選考対象となったのは縄文遺跡群と「金を中心とする佐渡金山の遺産群」の2件だった。
 今後、国内推薦が決定された場合は▽国がユネスコへ推薦書を提出▽国際記念物遺跡会議(イコモス)が中間報告▽イコモスがユネスコへ登録勧告―などを経て、20年度の世界遺産委員会で登録決定といった手続きが予定されている。

鳳鳴5年ぶりに8強 主戦・杉原が3安打完封 夏の甲子園予選

2018-07-20
鳳鳴は2回、1死一、三塁で古谷がスクイズを決める(こまちスタジアム)
 第6日の19日は、秋田市のこまち、八橋両球場で3回戦4試合を行った。北鹿勢は、大館鳳鳴が五城目と対戦。鳳鳴は攻守で終始ペースを握り、完封勝利で準々決勝に駒を進めた。8強入りは5年ぶり。第8日の21日に明桜と対戦する。
 ◇3回戦 【こまち球場】
五城目 000000000 0
大館鳳鳴03000001× 4

 ▽二塁打=工藤裕(鳳)▽野選=五城目1
 序盤にリードを奪った大館鳳鳴が五城目の反撃を寄せ付けず、完封勝ちした。
 2回、鳳鳴は1死一塁から茂木、工藤龍の連打で満塁の好機をつくると、齊藤の2点適時打で先制。さらに一、三塁で古谷がスクイズを決めて3点目を挙げた。その後、7回まで無得点が続いたが、8回に2死三塁で工藤龍が右前適時打を放ち1点を追加した。
 主戦の杉原は6回まで五城目打線を無安打に抑える安定した投球を見せた。7回に初安打を浴びて2死一塁、8、9回も安打で出塁を許したが、後続を断って完封した。バックは無失策で投手を盛り立てた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 最少失点で付いていこうと思ったが、先制して試合をつくることができた。次は胸を借りるつもりで臨みたい。
 

教育など「最先端」を全国発信 大館市が8月下旬 首都圏親子に「サマースクール」

2018-07-20
 大館市は、教育や文化体験の全国発信を目指し、首都圏在住の小学低学年の親子10組を対象に「サマースクール」を8月下旬に初開催する。3泊4日で学校の授業や活動への参加、大館曲げわっぱ作りなどを計画。市教委は「公立校ながら学力は全国トップクラスで、各種全国表彰もある教育の質の高さ、大館ならではの切り口で、他自治体との差別化を図りたい」としている。
 市内小中学校の2学期開始は、首都圏の夏季休業終了に比べ1週間ほど早いことから、8月下旬を選んだ。首都圏の小学高学年は中学受験を控える家庭も多いため、参加率が低いという調査結果を受けて対象学年を設定。市の「教育の産業化」構想の一環とし、将来的には教育留学や移住定住を見据えた取り組みにつなげようと親子での参加とした。
 交通費負担分として、6月補正予算に190万円を措置。議決を受け、市内旅行代理店との契約など準備を進めている。
 初開催のため、需要を探る意味合いもあり、試行的要素も多く含みながら計画を進める。休日をはさんだ4日間を予定。平日は小学校で授業や活動に参加し、休日には絶滅危惧種で日本最南限の生息地とされるニホンザリガニの観察や、きりたんぽ作り体験などを行う。宿泊は民家や大館少年自然の家。
 市学校教育課は「交流・関係人口拡大が期待できることはもちろん、受け入れにより市内児童らにとっても学びの機会が得られる」と期待。内容や事後アンケートの結果などを踏まえ、ウインターキャンプの開催も検討していくという。

大館能代空港 開港20周年 60人参加し式典 さらなる利用を

2018-07-19
くす玉を割り、節目を祝う式典出席車(大館能代空港ターミナルビル)
 大館能代空港(北秋田市脇神)の開港20周年を記念する式典が18日、同空港ターミナルビルで行われた。県や関係市町村、国土交通省、関係団体の約60人が出席。北東北の玄関口として歩む空港の節目を祝い、さらなる利用促進と地域の発展を願った。
 1998年7月18日に開港し、ちょうど20年を迎えた。当時、高速交通体系の「空白域」と呼ばれた県北部と空路で札幌、大阪、東京の3大都市を結んだ。現在は東京便が1日2往復している。開港時から休まず飛んでいる東京便の「就航20周年」も合わせ、県などが記念式典を挙行した。
 ターミナルビル2階の会場で、堀井啓一副知事は近年増加傾向の利用客数に触れ、さらなる利用促進に期待。「空港前にインターチェンジが開通し青森、岩手県が一体の交通アクセス拠点として利便性が向上している。県も利用拡大に取り組んでいく」と述べた。
 地元の津谷永光市長や、同空港利用促進協議会長を務める福原淳嗣・大館市長ら10人がくす玉を割り盛大に祝った。利用客への記念品配布、南鷹巣保育園児14人による遊戯の披露も行われた。
 同空港の年間利用客数は2017年度に13万8584人を数えた。東京便単独の過去最高を3年連続で更新した。ビジネス利用が堅調で、18年度も順調に伸びているという。20年間の累計で270万3582人(今年5月末時点)が利用した。
 好調な実績を背景に、圏域住民や企業、自治体からは将来、大阪便(11年1月で休止)の復活や東京便の3便化を期待する声が上がっていて一層の利便性向上が期待されている。

 
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