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「若手」「女性」議員増やすには 鹿角市議会改革検討委 なり手不足、議会が検討

2019-06-25
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宮野議長が2項目を諮問した鹿角市議会改革検討委(市役所)
 鹿角市議会改革検討委員会(倉岡誠委員長)は24日開き、宮野和秀議長が若手議員と女性議員を増やす方策、市執行部への政策提言の促進―の2項目について諮問した。地方議会議員のなり手不足問題が深刻化している中、今後の検討の行方が注目される。
 同市議会の年代別の議員数は▽40代=1人▽50代=2人▽60代=12人▽70代=2人―。65歳以上は17人中11人で高齢化が進展。女性議員は2005年から吉村アイ氏1人の状態が続いている。
 宮野議長は「若い人たちがどういうことを考えているのか、なかなか意見を拾うことができない」などと諮問理由や背景を述べ、「若手と女性の議員が少しでも増えてもらえればと考えている。市全体の活性化の意味もある。どうすれば、なり手として手を挙げてくれるのか、報酬や定数の問題も含めて検討してほしい」と諮問。また「年配の人が悪いわけではなく、どんどん頑張ってほしい」とも述べた。
 吉村委員は「女性の場合、いろんな人に声を掛けたが、断られることが多く、後に続く議員がいなくて悩んでいたので、大変ありがたい」、田村富男委員は「これまで鹿角の市議選で無競争はなかったが、若手や女性に(立候補の)話をすれば、なかなか『うん』と言ってくれない状況にある。次期改選まで結論を出すべき」とそれぞれ意見を述べた。
 一方、市執行部への政策提言について宮野議長は「(次期総合計画の)7次総に向け、文章にまとめて当局に提言してもらいたい。今後の鹿角のことに関わることで、議員としての勉強や資質向上にもつながる」と諮問理由を述べた。
 諮問2項目については次回の検討委で取り扱いの方向性などを話し合う。

大館市のクマ対策 地図追加し、分かりやすく ツイッターの出没情報

2019-06-25
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クマ目撃場所に地図を掲載した大館市のツイッター
 大館市は、ツイッターによるクマの出没情報に、位置情報を追加して発信を始めた。これまでは日時と地名の表記だけだったが、地図上でも確認できるようにし、より分かりやすい注意喚起を目指す。クマ出没対策として本年度は、小柄沢墓園など2カ所で緩衝帯を整備する。農家に対する電気柵の設置費補助事業は、利用要件を緩和した。市は「関係機関と連携しながら効果的な取り組みを行いたい」と話す。
 市民からクマの目撃情報が寄せられると、市と猟友会、JA、警察などで組織する「市鳥獣被害対策協議会」を通じて、市ツイッターに日時や地名を載せ、注意喚起を図ってきた。今月19日からは目撃場所に印を付けた地図を併せて発信。目撃地点がピンポイントで記され、住宅地に近いなどの情報が一目で分かる。
 過去の目撃場所の情報を蓄積して地図に記し、市ホームページで公開する方法も検討中で、農林課は「他市町村の事例を参考に、必要な情報をより迅速に分かりやすく市民に伝えていきたい」と話す。
 クマの出没対策として、18年度は県の事業を活用して、長根山運動公園周辺に緩衝帯を整備した。市道沿い約1㌔の林を30㍍幅で刈り払い、見通しをよくすることで、市街地への出没を防ごうという取り組み。17年度は運動公園周辺での目撃が相次いだが、18年度は鳳凰山登山道の1件のみで、農林課は一定の成果があったとみている。
 本年度は小柄沢墓園3・03㌶、十瀬野公園墓地2・85㌶に緩衝帯を整備する。墓地を取り囲む形で、山ぎわ約30㍍幅で雑雑木を刈り払う。作業は今月末で終える予定で、事業費は約170万円。
 このほか、18年度に開始した電気柵の購入・設置費の補助事業は、要件を緩和した。果樹や養鶏、野菜などの農家に対し、10万円を上限に設置費用の半額を補助する事業。農家が1度補助を受けると、5年間は申請できない縛りがあったが、本年度からは農地が別の場所であれば同じ農家からも申請を受け付ける。農林課は「農地が複数箇所にわたる農家が多い。未設置の農地に電気柵の設置を促し、被害を防ぎたい」と話した。
 農林課によると、本年度の市内のクマ目撃件数は23日現在で32件。前年同期と比べ15件少ない。18年度の目撃件数は152件だった。

マタギの里観光開発 3期連続で黒字に 北秋田市の三セク 株主総会で決算承認

2019-06-25
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マタギの里観光開発の株主総会(打当温泉マタギの湯)
 北秋田市の第三セクター・マタギの里観光開発(仲澤弘昭社長)の株主総会が24日、打当温泉マタギの湯で開かれ、2018年度決算を承認した。上半期(4~9月)は西日本を中心とした記録的な豪雨の影響などもあり、前年度を下回って推移したものの、下半期(10~3月)で大きく増加。全体の売り上げは対前年度比102%、当期純利益は12万円を計上し、3期連続の黒字を確保した。
 同社は、市が所有する打当温泉と道の駅あにの指定管理者。約1億8000万円の累積赤字を抱えたことから、市の支援を受けて経営再建を進めている。
 18年度の損益計算書によると、売上高は1億5828万円。商品の仕入れ費や材料費などを差し引いた売上総利益は8389万円。販売費や一般管理費は1億221万円で、差し引き1832万円の営業損失となった。一方、市からの受託料など営業外収益を加えると、31万円の経常利益を計上。税引き後の当期純利益は12万8000円だった。
 事業報告書などによると、打当温泉は冬期間限定の市おもてなし支援事業を活用し、前年度比117%の1417人を集客。要因として「テレビCMや新聞・雑誌等での宣伝、ダイレクトメールなどの効果」を挙げた。インバウンドの入り込み数は17年度が77人、18年度は106人。「台湾からの修学旅行が入ったことで増加した」と説明した。
 また、昨年3月に完成した「どぶろく工房」は1250㍑を製造。売上高は253万2000円を計上した。274人の見学者もあった。
 その上で「上半期は西日本を中心とした記録的な集中豪雨の影響もあり、対前年度比マイナス5%の落ち込みとなった。下半期は対前年度比110%の売り上げとなり、年度全体の売り上げも対前年度比102%を計上した」と説明。ホームページのリニューアルや宿泊予約システムの更新を進め「マタギの魅力を発信し、興味を引くよう努めていく」とした。
 仲澤社長は「この3年で会社の体質も変わってきた。黒字を出し続けられるようにしたい」などとあいさつした。
 市の人事異動に伴い、取締役の佐藤進氏が辞任し、後任に市産業部政策監の石﨑賢一氏を選任した。

寄付の邸宅、改修を計画 大館市・石田ローズガーデン 功績たたえる施設に

2019-06-24
大館市が改修を計画している石田ローズガーデンの邸宅
 大館市は、「石田ローズガーデン」の邸宅の改修事業を計画している。市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93年)の邸宅と土地が昨年、市に寄付された。石田氏の功績をたたえる施設として、同氏を紹介するギャラリーやレストランカフェとして活用できるスペースの確保を検討している。本年度実施設計、来年度の改修工事を予定している。
 市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍は寄付を受けるまで市が借り受けていた。約500種のバラは寄贈され、95年7月から市管理となっている。
 石田氏は1947年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は石田氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、昨年8月に亡くなった。生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示しており、昨年9月に遺族が市に邸宅と土地を寄付した。
 市の6月定例議会教育産業常任委員会で、観光課が改修概要を示した。「石田氏の功績をたたえる施設としての活用を検討している」と説明。邸宅の1階は倉庫やテラススペース、2階は石田氏を紹介するギャラリー、レストランカフェとして活用できるスペースの確保、3階は多目的に活用できるスペースの確保を検討している。老朽化している邸宅西側の塀の解体補修、邸宅に向かう橋も改修する予定。
 スケジュールは、9月定例議会に実施設計の予算案を提出し、2020年度の改修工事発注を予定している。委員からは「食事ができるスペースを考えてほしい」などの意見が出された。
 観光課は「改修概要は現在検討段階だが、市にとって唯一無二の資源と位置付けている。寄付者の意向に応え、石田氏の功績をたたえる施設として活用したい」と話した。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906年)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942年)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。ローズガーデンでは6月8日から23日まで大館バラまつりが開かれ、県内外から多くの人が訪れて園内を散策した。10月12~14日もバラまつりが開かれる。

飛鳥とあこ、8月末で卒業 ふれあい隊任期満了で 市民らと3歳の誕生会

2019-06-24
市民らがあこと飛鳥の誕生日を祝福した(秋田犬の里)
  大館市の秋田犬ふれあい隊(地域おこし協力隊)1期生の任期満了に伴い、隊員の飼育する秋田犬「あこ」(赤毛)と「飛鳥」(虎毛)が、8月末に大館を離れ〝卒業〟する。23日、市観光交流施設・秋田犬の里で開かれたあこと飛鳥の3歳の誕生会で発表された。
 飛鳥を飼育する富澤彰子さん(36)、あこを飼育する西山奈見さん(37)の両隊員は、2016年9月の着任から今年8月末で最長3年の任期が終わる。二人はそれぞれ飼育する秋田犬を連れて大館を離れる予定。
 誕生会には市民ら約40人が集まった。鶏肉や豆腐など二匹の好物を使って西山さんが手作りしたケーキが贈られた。参加者が「おめでとう」と声をかけて拍手で祝福。先着10組との「握手会」なども企画され、記念撮影や触れ合いを楽しんだ。
 鹿角市から子ども3人を連れて訪れた大森亘さん(36)は、「2歳の息子が大の犬好き。地元で秋田犬と触れ合えるのはありがたい。大館を離れるのは残念だがまた新しい秋田犬にも出会いたい」とした。
 富澤さんと西山さんは「いつも会いに来てくださる方も祝ってくれた」と感謝。残り約2カ月の任期を二匹と全うする意気込みを新たにした。「お世話になった市民や、あすあこファンに感謝とお別れを伝えたい」として、29日から8月24日までの毎週土曜日、午後1時15分から4時15分をあこの出勤日とする。飛鳥も飛び入り参加することもあるという。市観光課によると、夏に新たなふれあい隊2人が着任する予定。

5月のニュース

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北秋田市 阿仁熊牧場 今年は新装5周年 18年度は 入場者横ばい 記念イベントを計画

2019-05-15
2019年度の取り組みを活用した推進協(北秋田市阿仁庁舎)
 阿仁熊牧場利活用推進協議会(会長・庄司浩久県生活衛生課長)が14日、北秋田市阿仁庁舎で開かれた。リニューアル5周年記念イベント開催などの支援策を関係機関・団体が計画し、引き続き利活用促進に努めることを確認した。
 報告によると、2018年度の年間入場者数は1万8289人。前年度比で288人減とほぼ横ばいになった。19年度は4月27日にオープンし、10連休最後の6日までに5914人が来場した。
 単一動物を展示する施設という特性上、委員の市や県、民間団体がさまざまな支援策を講じて誘客している。19年度は7月ごろに5周年記念イベントを行うほか、「動物に関する学習会」、冬眠見学会などを計画した。
 委員は「ツキノワグマ舎の一部をガラス張りにして間近に見学できるようにしては」などと提案。ヒグマ舎ではすでに導入している。全国で近年、生態を近接して見学する施設づくりが主流になりつつあることも踏まえ「見るだけではない取り組みも必要」との意見も上がった。

産業振興、移住・定住促進、子育て支援など 実効性ある政策を 大館市の後期計画・戦略 市民の意見も反映へ

2019-05-14
総合計画・総合戦略の策定本部会議(大館市役所)
 大館市は13日、総合計画・総合戦略策定本部会議を市役所で開き、後期基本計画と第2期戦略の策定方針を決めた。人口減少や労働力不足などを踏まえ、実効性のある産業振興や移住・定住促進、子育て支援などを盛り込む。市民の意見を反映させながら年度内に策定したい考え。
 2016年度から23年度までの基本構想と前期、後期各4年間の基本計画で構成する「第2次新大館市総合計画」は16年4月に策定。「匠(たくみ)と歴史を伝承し、誇りと宝を力に変えていく 未来創造都市」を将来像に掲げた。
 第1期戦略は15年12月、まち・ひと・しごと創生法に基づき19年度まで5年間を計画期間として策定した。最重要課題と位置づけた人口減少の克服を目指し、地方創生の実現に向けた戦略的施策を展開してきた。
 いずれも最終年度を迎えたことから、計画の実施状況や重要業績評価指標(KPI)の達成状況、それぞれの課題を整理するとともに深化・充実を図る。後期計画は20~23年度の4年間とし、将来像など現在の構成を継続する。
 第2期戦略は20~24年度の5年間で第1期の構成を引き継ぐ。基本的な視点として▽東京圏などへの人口流出に歯止めをかける▽東京圏などから大館への流れをつくる▽若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる▽時代に合った地域をつくり、暮らしの安全を守る―の4点を設定。国が6月ごろに示す基本方針などを踏まえた計画とする。
 策定方針は4点。社会経済環境の変化などに対する適切な対応、財源見通しに基づく効率的で実効性のある計画、広範な市民意見や意識を反映した施策の立案、人口動向など統計の活用を掲げた。策定本部は三役と部長級で構成し、部会と若手職員のワークショップを設ける。産学官でつくる外部組織の「懇談会」で素案を検討してもらい、市民意識調査や子育てサークルなどの意見聴取、パブリックコメント(意見公募)を行う。
 会議で福原淳嗣市長は「人口減少という時代の大きな流れは1、2年で克服できるとは考えていないが、必ず乗り越える知恵を持っている。地域間連携、官民連携の要になり得る自治体という意識を持って計画・戦略を作りたい」と意欲を示した。

「阿仁マタギ」 高まる認定の期待 北秋田市 日本遺産事業推進協 6月にはシンポ開催

2019-05-14
日本遺産登録に向けた事業計画を決めた総会(北秋田市阿仁庁舎)
 狩猟文化「阿仁マタギ」の日本遺産認定を目指す北秋田市の事業推進協議会(会長・津谷永光市長)は13日、市阿仁庁舎で総会を開いた。近く日本遺産認定の可否が文化庁から発表される見通しといい、阿仁マタギの持つ独自の価値を引き続き国内外に情報発信していくことを確認した。
 日本遺産は地域に根付いた風習や伝承などを「ストーリー」として同庁が認定する制度。北秋田市は2018年度に続き2度目の申請を行っていて可否の発表を待っている。
 推進協は関係機関、団体が連携して阿仁マタギに関連した観光振興、地域活性化を図る目的で18年度に設立。津谷会長はあいさつの中で、認定可否の時期について「5月末にも発表される予定」と説明。「マタギの長い歴史と文化は誇り。しっかりと情報発信し地域の発展に結び付けていきたい」と述べた。
 19年度事業計画は6月までの暫定的な内容とした。事務局の生涯学習課によると、認定の可否によって国などからの予算収入が異なり、事業内容も大きく変わるため。可否が明らかになった後で再度、会合を開いて事業計画と予算を協議する予定。
 総会時点で決定している事業は「マタギシンポジウム」(6月21日・市文化会館)の開催。推進協や市、市教委が共催する。研究者らによる記念講演やパネルディスカッションを予定している。別の団体が全国で持ち回り開催している「マタギサミット」が、直後の22、23日に北秋田市内で開かれる予定。シンポを関連事業に位置付けて周知、啓発を図る。 
 委員から「海外メディアがマタギ文化に注目し撮影にも来ている。もっと情報発信を」「マタギの文化は集落によって異なる。統一的に語れる人材が必要」などの意見が上がり今後の検討課題となった。

21年度以降、総会を鹿角に 全国山・鉾・屋台 保存連合会 役員来県し提案

2019-05-14
全国山・鉾・屋台保存連合会の総会に関する説明会(コモッセ)
 鹿角市の花輪ばやし祭典委員会(戸澤正英会長)などで構成する全国山・鉾(ほこ)・屋台保存連合会の役員らが13日来鹿し、全国から350~400人前後の祭り関係者が一堂に集う一大イベントである連合会総会について、2021年度以降の同市での開催を祭典委に提案した。戸澤会長は「花輪ばやしのPRや経済効果など開催する意義は大いにある」とし、今後、祭り代表者や行政と話し合いを進める考えだ。
 同連合会は、国重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産である全国33の「山・鉾・屋台行事」と、ユネスコ登録後に国重文指定となった3行事の保存団体等の計36団体で構成している。
 総会は年1回、持ち回りの形でそれぞれの祭り日程に合わせて開催。総会や研修会、交流懇親会、祭り見学などを実施している。日程はおおむね1泊2日。
 本年度は8月に青森県八戸市で開催予定。来年度も開催地は滋賀県長浜市に内定しており、現在は21年度以降の開催地の選定を進めている。
 今回は連合会の髙橋信一郎専務理事と事務局2人の計3人が来鹿。花輪ばやし祭典委など関係者12人とコモッセで会合を開いた。
 髙橋専務理事は過去に鹿角での開催が持ち上がったが、実現に至らなかった経緯を振り返った上で「御市が希望するなら、総会は未開催なので優先して話を進めたい」と提案。予算や必要な準備などについても説明した。
 それによると、埼玉県秩父市で開いた18年度総会は同市内の関係機関・団体が実行委員会を組織して対応。全国から約400人が参加し、諸経費は1100万円弱で、主に会費(1人2万円)と市補助金(250万円)で賄った。
 開催地は前年度総会で正式決定しているが、日程、行程等は開催地の都合に合わせて決めることができる。
 戸澤会長は「今後、関係者と話し合って決めたい」との考えを示した。

10年で9200人減 大館市の人口 世帯数は1・6%増 高齢化率38・34%に

2019-05-13
 大館市の人口はこの10年間で約9200人(11・4%)減少した一方、世帯数は約500世帯(1・6%)増加したことが、市のまとめでわかった。10年前と比べ出生者数は39・6%、転入者数は18・1%それぞれ減少し、死亡者数は16・3%増加した。全世帯数のうち、65歳以上の高齢者の「単身世帯」が21・8%を占めている。
 住民基本台帳に基づく人口などを、今年4月1日と10年前の2009年4月1日の時点で比較した。12年7月9日以降の数値には、外国人の住民も含まれている。
 今年4月1日の人口は7万1944人で、09年の8万1231人と比較して9287人(11・4%)減少した。男女別では、男性が09年の3万8023人から3万3818人となり4205人減、女性は4万3208人から3万8126人となり5082人減少した。
 世帯数は3万1474世帯で、09年の3万972世帯から502世帯(1・6%)増加している。このうち、単身世帯は1万1217世帯(男性4446世帯、女性6771世帯)。高齢者の単身世帯数は6870世帯(男性1844世帯、女性5026世帯)で、全世帯の21・8%を占めた。
 転入者数は、08年度1年間の1826人に対し18年度は1496人と330人(18・1%)減少。転出者数は08年度の2294人が18年度は1692人と、602人(26・2%)減少している。
 また、08年度は568人だった出生者数は18年度に343人となり、225人(39・6%)の減少。一方で、死亡者数は08年度の1004人が18年度は1168人となり、164人増加した。
 65歳以上の人口は今年4月1日現在で2万7588人(男性1万1128人、女性1万6460人)。人口に占める高齢者の割合は38・34%(男性32・9%、女性43・17%)で、男女間には10ポイント以上の開きがある。100歳以上の人は60人(男性8人、女性52人)となった。

4月のニュース

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保全・活用へ耐震化へ 大館市の桜櫓館 「意匠残し性能確保」

2019-04-29
耐震調査などが行われる桜櫓館(大館市字中城)
 大館市は、昨年9月に取得した国登録有形文化財・桜櫓館(同市字中城)の保全と活用に向け、耐震化に着手する。市街地では数少ない昭和初期の本格木造建築物。精密診断や補強案の検討を経て年度内に実施設計をまとめ、2020年度に改修工事を進める方針だ。まちづくり課は「できるだけ意匠を残したまま倒壊しない耐震性能を確保したい」としている。
 桜櫓館は、大館町長を務めた桜場文蔵氏が1933年に建てた木造2階建ての和風住宅(延べ床面積310・28平方㍍)。ケヤキの大梁(おおばり)と長尺・幅広の床板、秋田杉の長押(なげし)も継ぎ足すことなく長尺が使われた。各部屋の書院、部屋の障子や階段の手すりにも高度な技術が施されている。2階の屋根に突き出るように四方にガラス窓を配した展望台を造り、町長時代に街を一望しながら政策を練ったとされる。99年7月に登録文化財となった。
 2017年3月に国の認定を受けた市歴史的風致維持向上計画の重点区域内にあり、桜場氏が秋田犬保存会長だったことや、隣接の桂城公園で本部展覧会が開かれていたことから、秋田犬を守り育てる風致としても貴重だとして「歴史的風致形成建造物」に指定。民間所有者から土地・建物を購入した。
 まちづくり課によると、窓や戸などの開口部が多く、耐力壁が少ないという。梁や柱の接合部は変形能力が大きいことから、地震の揺れを吸収してきたとみる。精密診断ではこうした性能を踏まえて解析し、複数の補強案を検討する。耐震調査業務は5月中旬にも入札を行い、実施設計は9月に発注する方針。担当者は「文化財の価値を把握した上で補強計画を立てる必要がある。建築様式や意匠をできるだけ損なわないよう配慮する」としている。
 館内の見学は無料。1階和室(59平方㍍)は1時間当たり210円で貸し出している。20年4月から改修工事までの期間は見学に限定し、工事終了後に貸し出しを再開する予定。

「伊勢堂岱」をアピール 北秋田 Jrガイドが活動開始 観光客に魅力解説

2019-04-29
来場客に遺跡の魅力を伝えるジュニアガイドボランティアの2人(伊勢堂岱縄文館)
 北秋田市脇神の伊勢堂岱遺跡で、大型連休に合わせたジュニアボランティアガイド活動が始まった。小学生ガイドらが、同遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されることを願い、観光客らに遺跡の魅力を解説した。5月6日まで。
 ジュニアガイドは2015年度に始まり、ガイダンス施設伊勢堂岱縄文館と遺跡の案内役を務める。5年目の今季は北秋田、大館両市の小中高生40人余りが大型連休と夏休み中の8月に活動する。
 初日は午前10時から午後4時まで、延べ9人がガイドした。あいにくの雨にも関わらず、午前10時のオープンと同時に観光客らが訪れた。四つの環状列石が1カ所に集まっている遺跡は全国でも「ここだけ」と解説を聞き「ほー、すごいな」と驚いていた。
 「北海道・北東北の縄文遺跡群」は昨年7月、世界遺産登録国内推薦候補に選ばれ、早期登録の悲願にまた一歩近づいた。縄文館の中嶋俊彦館長は「今年はさらに来場者が増えると期待している。ぜひ子どもたちのすばらしいガイドを体感していただきたい」とコメントした。
 活動2年目の木村海斗さん(10)=鷹巣東小5年=は「土器や土偶を説明するところが昨年より上手にできた」と自信を深めていた。
 三重県から帰省した70歳代の夫婦は「なぜ世界遺産登録を目指しているのかと不思議に思っていたが、ガイドの説明を聞いて非常に価値がある遺跡だと分かった。遺跡近くにサケが遡上(そじょう)する川があることも珍しいですね」と満足げに話した。

行楽客でにぎわう 道の駅おおゆオープン1周年 18年度は9・5万人利用

2019-04-29
家族連れの人気を集めた温泉じゃぶじゃぶ池(湯の駅おおゆ)
 10連休2日目の28日は青空が広がる行楽日和となり、オープンから1周年を迎えた鹿角市十和田大湯の道の駅「湯の駅おおゆ」は県内外からの観光客でにぎわった。
 湯の駅は観光客と市民の交流、地域のにぎわい創出、観光業と農商工業の活性化を図る拠点として市が整備した。
 指定管理者はノリット・ジャポン(本社秋田市、菅原久典社長)。同社などが中心となって設立した株式会社「恋する鹿角カンパニー」が現地で事業を展開している。
 設計者は東京五輪・パラリンピックのメイン会場・新国立競技場の設計を手掛けた建築家・隈研吾さん。県産材を使った円筒形の構造体などを取り入れた特徴的なデザインで、ショップやカフェ、源泉掛け流しの足湯などがある。
 市によると、今年3月末まで約11カ月間の利用者数は目標の10万人に対して9万4712人。売上は目標の1億円を超えた。産業活力課の花海義人課長は「オープン前の準備期間が短かった割にはまずまずの実績」と捉えている。
 淺利裕子駅長は「この1年で思っていたより土台が早めに整った。引き続き、面白いこと、楽しいことを企画してお客さまに喜んでもらえる道の駅にしていきたい。売り上げを伸ばし、利益を出すことも大きな目標」と抱負を語った。
 連休中は大型エアテント内に縄文体験コーナーを設置。館内では縄文土器の展示やパネル展(29日を除く)を行い、世界遺産登録を目指す地元の大湯環状列石を紹介している。
 恋する鹿角カンパニーが商品化した「かづの牛だしスゥプ」を27日に発売。記念企画として牛だししゃぶしゃぶセット(1000円、1日20食限定)を市日スペースで味わえる(29日、5月4日を除く)。
 有志によるフリーマーケットなどのほか、道の駅かづのと連携したスタンプラリーも実施。29日は鹿角紫根染・茜染研究会による伝統の茜染体験と販売会を予定している。

10連休スタート くまくま園(北秋田)営業開始 雨の中でも人出 屋内施設にぎわう

2019-04-28
ツキノワグマに餌を与える来場者たち(くまくま園)
 史上最長の10連休となるゴールデンウイークが始まった27日、北鹿地方の観光施設なども多くの人でにぎわいをみせた。この日から今季の営業を開始した北秋田市阿仁打当の阿仁熊牧場「くまくま園」では、肌寒く雨も降りしきるあいにくの天候となったものの地元の保育園児や観光客が来場。ツキノワグマに餌を与えたり、今年生まれた子グマの様子を眺めたりするなど、思い思いの休日を楽しんでいた。大館市にプレオープンしたばかりの「秋田犬の里」などもにぎわった。
 阿仁熊牧場は、旧阿仁町時代の1989年にオープン。2014年7月には、ヒグマ舎を備えてリニューアルオープンした。現在はヒグマ17頭、ツキノワグマ48頭の計65頭を飼育している。
 開園に先立つセレモニーで津谷永光市長は「命を大切にするくまくま園として運営している。現在は秋田市の大森山動物園と連携してアミューズメントの面にも力を入れている。たくさんの人に訪れてもらいたい」とあいさつ。大阿仁保育園の園児12人が「たくさん食べて遊んで、みんなを楽しませて」などとクマたちへ応援のメッセージを送ったあと、関係者がテープカットを行い、今季の営業開始を祝った。
 屋外のツキノワグマ舎では、立ち上がったり木に登ったりする姿に歓声を上げながら、寒さも忘れて餌を与える姿が見られた。ヒグマ舎では運動場を悠然と歩く大きな姿に、多くの人が息をのんだ。
 同園では例年「子グマとのふれあい」を行ってきたが、今年生まれたのは1頭のため、負担を考慮して「お披露目会」に変更した。子グマの名前は一般から公募することにし、5月31日まで園内の応募箱で受け付ける。
 ゴールデンウイーク期間中は、ヒグマ舎の運動場の探検や「ぬり絵コーナー」、移動動物園(5月2、3日)などのイベントを用意。くまくま園近くの打当温泉マタギの湯では「バルーンキャラバン隊」によるイベント(28、29日、5月3~5日)も行われる。
 問い合わせはくまくま園(☎0186・84・2626)。

格差是正し平和守る 北鹿各地でメーデー 大館は集会に340人

2019-04-28
参加者約340人がガンバローを三唱した大館集会(大館労働福祉会館)
 5月1日のメーデーを前に27日、北鹿各地で連合系の集会が行われた。それぞれメーデー宣言やスローガンを採択。格差是正や安心して働ける社会づくりを目指して声を高らかに上げた。
 このうち大館市内では、連合秋田大館地域協議会を中心とする実行委員会(山内一滋委員長)が主催。24労組と2団体の約340人が参加した。第90回の節目を迎えたが、あいにくの雨天のため集会会場を大館労働福祉会館内に変更。以後のパレードも取りやめた。
 山内委員長はあいさつで今年の春闘の状況を紹介。「労働条件や不合理な男女格差などは依然として存在。4月から順次施行の働き方改革関連法はあくまで最低限のルール。本物の働き方を実現させましょう」と団結を求めた。
 スローガンには「格差をなくし、平和を守る!笑顔あふれる未来をつくろう すべての仲間の連帯で!」を掲げた。「これまでの底上げ・底支え・格差是正の流れを継続しながら将来不安の払拭(ふっしょく)につなげよう。働くことを軸とする安心社会の実現を目指して取り組む」などとしたメーデー宣言を拍手で採択した。最後に参加者全員で「ガンバロー」を三唱した。
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