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除雪費や保育無償化 大館市 一般会計8億円を追加 9月議会、27日招集

2019-08-21
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 大館市は20日、9月定例議会を8月27日に招集すると告示した。補正予算案は一般会計で8億3899万4000円を追加。除雪費や10月に始まる幼児教育・保育の無償化に伴う措置費、たしろ温泉ユップラ設備更新工事費、ふるさと納税システム改修事業費などを計上した。
 提出するのは一般・特別各会計の補正予算案や家庭的保育事業の設備・運営に関する条例の一部改正案、へき地保育所設置条例の一部改正案、除雪車購入に伴う財産取得など報告4件、承認1件、議案20件。
 行政の認可を受けた保育者が自宅などで少人数の子どもを預かる「家庭的保育事業」については設備・運営に関する基準の一部が改正され、利用乳幼児が3歳に達した後の受け皿となる連携施設の確保義務が緩和されたこと、連携施設の確保に関する猶予期間が延長されたことに伴う条文整備を行う。
 一般会計補正後の総額は352億5090万2000円で、前年同期に比べ6億7914万円(2%)増となる。特別会計と企業会計を含む全会計の合算は補正後で753億5205万2000円。一般会計の投資的経費は42億171万6000円、構成比で11・9%となり、前年同期比1億1505万7000円(2・8%)増えた。
 主な歳出のうち、新規事業はふるさと納税システム改修事業費136万円、旧大滝温泉スキー場建物等解体工事費599万円。旧スキー場(1979年開設)は利用者減のため2017年度に廃止しており、ヒュッテや物置小屋、ロープトウ設備を撤去する。
 継続事業は除雪費・除雪関連費4億6854万円、私立認定こども園等児童措置費6551万円、たしろ温泉ユップラ管理費5941万円、道路維持費4090万円、地方創生推進交付金事業費1206万円、地域ふれあい除雪支援事業費662万円、新入学児童用ランドセル・黄色い帽子購入費361万円、タイとの交流事業費156万円、鳥獣被害防止総合対策交付金事業費132万円などを追加した。

県と中国・大連市 小坂町で教育の交流 訪問団が来町 児童がクイズや踊り

2019-08-21
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小坂小を訪れた大連市の小学生15人
 県は、昨年8月に中国・大連市と観光交流に関する覚書を締結し、現在は観光以外にも医療や教育、経済の分野で交流を進めている。教育分野における相互交流の皮切りとして、大連市の小学生の訪問団が19日に来県。20日は、交流活動の拠点となる小坂町で、地元の小坂小児童と触れ合い、互いの文化への理解や友情を深めた。22日まで同町に滞在する。
 訪問団は、大連市の育才小学校の5・6年生15人と教員5人、ガイド2人を含めた22人。19日から22日まで本県に滞在し、同町で地元児童との交流や日本文化の体験、十和田湖の散策、町内の観光施設の見学などを楽しむ。
 町と同市では毎年、アカシアの花をテーマとした観光イベント「アカシア祭り」が開かれている。これが一つのきっかけとなり、1991年には町関係者が大連の祭りを視察。2000年には祭りを通じた友好交流意向書を締結するなど、相互交流の下地が過去に存在していたことから、今回の交流活動の受け入れ地に選ばれた。
 訪問団が小坂小を訪れ、交流会が開かれた。小坂の児童は夏休み中のため、希望した2~6年生64人が参加。スクールバンド部の演奏で訪問団を迎え入れた。
 細越満町長は訪問団を歓迎しながら、「小坂町は古くは鉱山で栄えた町。春にはアカシアの花が咲き誇り、町中に甘い香りが漂う。アカシア祭りが縁で大連市と交流があり、康楽館前には記念植樹がある。日中の理解が深まることを願う」とあいさつした。
 小坂の児童が歓迎の歌を披露した後、クイズ形式で町について紹介。小坂側が「有名なアイドルは」「有名な日本人は」などと大連の小学生へ、大連側は「好きなスポーツは」「夏休みをどう過ごしたか」などと小坂の児童へそれぞれ質問した。
 小坂のグループに大連の子どもを交え、折り紙や小坂小独自の創作踊り「鉱山の子ソーラン」を一緒に踊った。それぞれが最初は緊張した面持ちだったが、交流を進めていくうちに徐々に打ち解けた様子。言葉は通じなくても心を通わせ、笑顔で交流を楽しんでいた。
 最後に両者の代表が感想を発表。大連市の児童は「とてもやさしくて、感謝の気持ちでいっぱい」「交流ができてうれしい。大連にも遊びにきてください」と話した。小坂6年の森田琉那さんは「7分の間に踊りを覚えてすごい。一緒に踊れて楽しかった」と声を弾ませた。
 来年度は県の訪問団が大連市を訪れる予定。

「遊休」状況を現地確認 北秋田市 農業委 阿仁から農地パトロール

2019-08-21
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農地の状況を確認する農業委員ら(北秋田市阿仁根子)
 北秋田市農業委員会の農地パトロールが20日、阿仁地区で行われた。委員ら7人が遊休農地の有無や改善状況を現地で確認。耕作の再開や利用集積などの農地利用を推進する狙いがあり、22日まで森吉、合川、鷹巣地区で順次実施する。
 2016年度に施行された改正農業委員会法で、遊休農地の発生防止など「農地利用の最適化」は農業委の必須業務に位置付けられた。改正法を踏まえたパトロールでは、市内全ての農地を対象に実施した利用状況調査の結果を基に、遊休化している可能性があると判断した農地を地区ごとに抽出し、現状を確認している。
 初日の阿仁地区は根子、幸屋渡、戸鳥内の田畑計5カ所が対象になった。このうち根子では雑木が昨年まで5年以上生い茂り、農業委が所有者に改善を働きかけていた農地を訪れた。大人の背丈より樹高があったというが、今年に入って全て伐採。「自己保全」の状態に改善されたとして、委員はあらためて現地で確かめていた。
 パトロールの結果は10月ごろ委員に報告する予定。事務局によると、遊休農地と判断され周辺に影響がなければ、所有者に地目変更を促すなど適切に対処していくという。

絢爛豪華な屋台競演 勇壮なはやし響かせ 花輪ばやし開幕

2019-08-20
きらびやかな屋台が競演した駅前行事(JR鹿角花輪駅前)
 国の重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産でもある鹿角市の伝統行事「花輪ばやし」が19日、にぎやかに開幕した。絢爛(けんらん)豪華な屋台10台が勇壮なはやしを響かせながら熱気あふれる競演を披露し、県内外からの見物客を魅了した。
 初日は参加10町内の屋台が幸稲荷神社の御神体が安置されている里宮「御旅所」に集結し、祭り開始のあいさつを行った。中学生以下を対象にした太鼓演奏の子どもコンクール審査に続き、各屋台がJR鹿角花輪駅前に向かってパレードした。
 「駅前行事」では勇壮で哀調を帯びた行進曲風の「本囃子」を奏でながら、きらびやかな屋台が次々と入場。若者らの熱気に包まれた。
 10町内の屋台が勢ぞろいしたところで独特の手打ち式「サンサ」を行い、厳粛な雰囲気へと一転。見物客は静と動の両面を持ち合わせる祭りの醍醐味(だいごみ)を楽しんだ。
 20日未明には躍動的な「朝詰」、厳かな神事の「枡形行事」が行われた。同日の夜は駅前行事(午後8時40分~9時半)や「赤鳥居詰」のほか、21日未明まではやしの競演などを行い、完全燃焼する。
 花輪ばやしは花輪の総鎮守、幸稲荷神社の祭典で奉納される祭礼ばやし。「本囃子」など12曲が伝承され、日本三大ばやしの一つに数えられる。
 2014年に「花輪祭の屋台行事」として国の重要無形民俗文化財に指定。16年に「山・鉾・屋台行事」として全国32の祭りとともにユネスコ無形文化遺産に登録された。

整備促進へ要望活動 大館で合同総会 日沿道・R7・米代川

2019-08-20
事業計画を決めた合同総会(ホテルクラウンパレス秋北)
 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)建設促進県北部、県北部国道7号整備促進、米代川治水の3期成同盟会は19日、大館市のホテルクラウンパレス秋北で合同総会を開き、要望活動を中心とした事業計画を決めた。日沿道二ツ井白神インターチェンジ(IC)―大館能代空港IC間の早期整備などを国に求めていくことを決議した。
 県北9市町村の首長や商工団体関係者ら約70人が出席。国道7号、米代川両期成同盟会長の齊藤滋宣能代市長は「社会資本を共有する自治体が連携し、(道路が機能することで生み出される)ストック効果を発揮できるよう取り組もう」、日沿道期成同盟会長の福原淳嗣大館市長は「経済活動や観光などで県北から世界へ、世界から県北に導くためにも日沿道が必要だ」とあいさつした。
 各同盟会は国・県に対する要望活動を10月に行う方針。日沿道については、11月に東京で開かれる「沿線市町村建設促進大会」に参加することも決めた。
 日沿道と国道7号の両同盟会は▽地域の成長力強化や住民の安全・安心に必要不可欠な社会資本整備を図るため、公共事業関係費の増額を図るとともに新たな財源を創設▽能代港の利活用と県北の経済的な発展に向け、二ツ井白神IC―大館能代空港IC間の整備促進と早期開通―など5項目の実現を求める決議を提案。全会一致で採択した。
 総会後、来賓として出席した国や県の関係者に要望書を提出。日沿道は「安定的・持続的な予算確保と公共事業関係予算の大幅な拡大」など5項目、国道7号は「桂城地区電線共同溝の整備推進」など6項目、米代川は「河道掘削(二ツ井・鷹巣地区)による流下能力の向上推進」など6項目を挙げた。
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山梨・中央市と防災協定 大館市 武将・浅利氏が縁 

2019-07-30
防災協定を締結した中央市の田中市長㊧と大館市の福原市長(中央市役所
 大館市は29日、山梨県中央市と災害時の相互応援協定を締結した。福原淳嗣市長が中央市役所を訪れ、田中久雄市長と協定書に署名。大規模災害が起きた場合、被災者を受け入れたり生活必需品を提供したりする。大館市が遠隔地自治体と防災協定を結ぶのは4件目。
 鎌倉時代から戦国時代にかけ大館地方を治めた武将・浅利氏の始祖が甲斐国(山梨県)出身という縁で、2007年から同氏をテーマとするシンポジウムを両市で交互に開催するなど交流を続けてきた。その中で大館市が協定を申し入れたところ快諾を得た。
 大地震などの災害が発生し、被災地単独で十分な対応を講じることが困難な場合、被災者の受け入れをはじめ食料や水、生活必需品の提供、復旧活動に必要な職員の派遣、救助活動車両の提供などを行う。
 締結式で福原市長は「災害の態様は近年、複雑で広域化しており単独自治体での対応が難しくなってきている中、協定は市民の安全確保と迅速な復旧に向け大きな一助になる。両市の絆がより強固となり、交流の輪が広がることを期待したい」とあいさつ。
 田中市長も「遠くの自治体との協定を常々考えていた」とした上で、「非常に心強い。災害が起きず、活動することがないことを祈るが、これからもよろしくお願いしたい」と述べた。
 中央市は06年2月に3町村が合併して誕生した。「日本列島のほぼ中央に位置する」との意味が込められている。人口3万859人、1万3173世帯(7月1日時点)。面積31・69平方㌔の約4割を農地が占める。トウモロコシやコメ、トマトなどの産地として知られ、最先端企業が集積する工業団地もあり、農業と工業の調和ある発展を目指している。16年全国住みよさランキングで31位、県内1位となった。
 合併前の豊富村周辺は、甲斐源氏の一族・浅利義成の所領だったとされる。義成は1189(文治5)年の奥羽合戦の後、源頼朝から比内地方の地頭職を与えられ、甲斐国から送り込まれたと考えられている。
 大館市は01年に東京都渋谷区、11年に兵庫県丹波篠山市、14年に茨城県常陸大宮市と防災協定を締結している。
 

田代岳 五色の滝周辺で風穴調査 風の吹き出し確認

2019-07-30
調査する会員(田代岳)
 秋田北部風穴研究会(鳥潟幸男会長)、田代岳を愛する会(渡部道雄会長)、田代岳案内人の会(吉田光伸会長)の3者は29日、大館市の霊峰・田代岳山麓の、五色の滝入り口周辺で風穴調査を行った。会員ら11人が道路脇の斜面に点在する穴から冷風が吹き出しているか確認した。
 五色の滝入り口周辺の斜面は、約50㍍にわたり岩がごろごろ転がっている。岩の隙間から冷風が吹き出ていることから3者は7月上旬、事前調査を実施。10~11度の風が穴の外側に向かって出ていることを確かめた。「冷風穴」の可能性があるとしてこの日、本格的な調査に踏み切った。
 会員らは数班に分かれ、生い茂った木や葉を寄せながら調査。20㍍ほどの斜面を登った。点在する穴から吹き出る風の温度を測り、蚊取り線香を穴の入り口に置いて風の向きを確かめた。15度前後を記録した場所もあったが、ほとんどの班が外気と大差がない18~20度を観測したため、冷風穴との断定ができなかった。煙は外側に押し出される様子が確認された。
 3者は、山中の天気が雨か曇りで風が吹いていたことから条件がそろわず、確認できなかったとしている。
 風穴研究会の鳥潟会長は「風がなく晴れていれば確認できるはず。今後1年ほどかけて調査したい。確認できれば研究などを行う『風穴サミット』の県内開催にもつなげたい」、田代岳を愛する会の渡部会長は「風穴を確認し、五色の滝周辺の自然の付加価値を高めたい。悪天候で登山できないときなどに有効活用できれば」とそれぞれ期待していた。

 

ハローキティ 8月1日からスタンプラリー 北秋田市

2019-07-30
スタンプラリーの台紙
 北秋田市は8月1日から、市のふるさと大使「ハローキティ」のデザインを使ったスタンプラリーを実施する。スタンプ数に応じて先着順でオリジナルグッズをプレゼントする。10月31日まで。
 台紙は東北地方の道の駅などに置く。スタンプが押せる施設は▽市観光物産協会(松葉町)▽大太鼓の館(綴子)▽伊勢堂岱遺跡縄文館(脇神)▽北欧の杜公園センターハウス(上杉)▽浜辺の歌音楽館(米内沢)▽四季美館(阿仁前田)▽太平湖遊覧船(森吉)▽伝承館・異人館(阿仁銀山)▽森吉山阿仁スキー場山麓駅(阿仁鍵ノ滝)▽くまくま園(阿仁打当)の市内施設。
 それぞれ異なるデザインのスタンプで、3個集めると参加賞としてポストカード(3枚組、先着3000人)、10個でクリアファイル(先着1000人)がもらえる。
 さらに抽選で▽コンプリート賞=ペアグラスと伏影のリンゴジュース(スタンプ10個、3人)▽ふるさと賞=市の特産ギフト(同6個、30人)が当たる。コンプリート賞の抽選にもれた人を対象に、サンリオピューロランドペアチケット(2人)が当たる「ダブルチャンス賞」も用意した。
 各施設には写真撮影に適したスポットを設ける予定。日帰りで楽しめるモデルコースも設定し、観光客らに周遊してもらうという。29日の定例会見で津谷永光市長が発表した。「家族や友人と市内を巡りながらお楽しみいただきたい」などと述べた。
 参加賞の配布や抽選応募の窓口は市観光物産協会、四季美館、阿仁合駅観光案内所。問い合わせは市商工観光課(☎0186・62・5370)。
 

産前・産後の母親支援 自宅訪問し相談相手に 大館市が県内初 孤立防ぐサポーター配置

2019-07-29
 大館市は妊婦や出産直後の母親の孤立を防ごうと、「産前・産後サポーター」を配置し、自宅を訪問して育児の悩みを聞くなど、話し相手となる事業を開始する。県内の市町村では初の取り組み。育児ストレスなどで支援が必要な家庭には、家事代行サービスの利用料を補助する事業も新たに行う。両事業は8月から開始。健康課は「妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を充実させたい」と話す。
 市は、子育て世代包括支援センター「さんまぁる」を2016年、市保健センター内に開設。市健康課の保健師3人と嘱託の助産師、保健師の計5人体制で、相談を受け付けている。出産先の病院への「病棟訪問」、妊娠34週と生後2週に電話をかける「電話訪問」で直接悩みを聞く市独自のプログラムを提供し、継続的な支援につなげている。
 さんまぁるが2018年度に受け付けた相談は、病棟・電話訪問を含め1622件。健康課によると、初妊婦や若年者を中心に「子育てが不安」「転勤で移住し、身近に知り合いがいない」「夫の帰宅が遅く、頼れる家族がいない」などの相談が多く、子育てを1人で背負う母親の姿が浮き彫りになった。「相談体制は整ってきたが、生後2カ月まではつなげる先のサービスが不足している」とし、新規事業を立ち上げた。
 「産前・産後ママサポート事業」は、県子育て支援員の資格を持つ嘱託職員1人を配置。母親の依頼を受け、自宅を訪問して話し相手となり、悩みを傾聴する。子育てサークルに付き添うなど外出のきっかけづくりも行う。市に住所がある妊婦と生後12カ月までの子どもを育てる母親が対象で、1回1~2時間。利用日の1週間前までに連絡する。
 「養育支援訪問事業」は、妊娠期から子どもが産後3カ月までの間の支援を必要とする家庭が対象。家事代行サービス1回1時間(3000円分)の無料利用券を8回分交付し、市の委託業者が食事の準備や洗濯、掃除などを行う。年80人の利用を見込み、申請後、市が審査し、利用決定する。
 健康課は「出産後は体の回復まで2カ月はかかるとされ、家事代行利用で母親の心身の休養を確保し、適切な養育につなげたい。1人で子育てに悩まず、気軽に産前・産後サポートを利用してほしい」と呼び掛けている。
 問い合わせはさんまぁる(電話0186・43・7101)。

鷹南ナイン、雨に泣く 全県少年野球 6回に先制も最終回に逆転喫す

2019-07-29
鷹巣南は6回、暴投の間に三走の竹村が生還し先制(八橋球場)
 第4日の28日は、秋田市の八橋球場で準決勝を行った。北鹿勢は、鷹巣南が秋田北と対戦。5回まで拮抗(きっこう)し、6回に相手のミスを突いて先制するも、最終回に逆転されて初の決勝進出を逃した。これで北鹿勢は姿を消した。
 ◇準決勝【八橋球場】
秋田北 0000009 9
鷹巣南 0000010 1

 ▽二塁打=菅原(秋田北)、戸澤(鷹巣南)▽併殺=秋田北1▽暴投=秋田北2、鷹巣南2
 鷹巣南は終盤に先制点を挙げるも、最終回に投手陣が乱れて逆転負け。
 5回まで両者無得点で試合が動いたのは6回。鷹巣南は先頭の竹村が四球で出塁すると、佐藤聖の犠打で1死二塁に。続く藤島の内野ゴロの間に三進し、暴投で貴重な先制点を挙げた。
 しかし最終回の守りは、1死から四死球や内安打で満塁のピンチを招き、押し出しで同点に。その後2点適時打を浴びてリードを広げられると、投手陣の制球が定まらず、4連続四死球を与えるなど、この回9点を奪われ、力尽きた。
 鷹巣南・佐藤謙吾監督の話 1点勝負を予想していた。今まで取り組んできたミスを突く走塁で大事な1点を取れたが、雨のタイミングが悪すぎた。

6月のニュース

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内閣府の海外向け広報 秋田犬ツーリズムを紹介 「地域の活性化」で特集 事務局「非常に名誉」

2019-06-06
「Highliting JAPAN」のウェブページ
 政府のオンライン雑誌「Highliting JAPAN」の5月号で、大館、北秋田、小坂、上小阿仁村4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムが紹介された。内閣府が担当する海外向け政府広報で、有識者層や国際交流団体など幅広い読者を持つ雑誌。「地域の活性化」をテーマに北鹿の観光資源が取り上げられており、秋田犬ツーリズムでは「地域にとって名誉なこと」としている。
 記事の冒頭で「近年、国際的な注目を集める秋田犬の故郷が、その魅力を生かした地域の活性化に取り組んでいる」と紹介され、秋田犬ツーリズムの活動や秋田犬と「ハチ公」の関係などを取り上げている。秋田犬と触れ合える場所も広がっているとし、大館能代空港、大館市の「ふるさわおんせん 光葉館」の写真を掲載。このほか、同市の秋田犬の里、小坂町の康楽館やきりたんぽ鍋も紹介されている。
 「Highliting JAPAN」は日本の重要施策や日本への理解と関心を高めようと、毎月電子雑誌として発行。国内外の有識者層、対日関心者層、国際交流団体などを読者ターゲットとし、主に北米、アジア、欧州でアクセスが多く、月間平均PVは約11万。印刷版もあり、国内国際空港、全国の観光案内所、在京海外メディア、主要大学などに配布されている。
 5月号の「地域の活性化」という特集の中で取り上げられた。秋田犬ツーリズムの大須賀信事務局長は「全国の数あるDMO(観光地経営組織)の中から選んでいただき、地域にとっても非常に名誉なこと。秋田が人口減少、少子高齢化をどう解決していくか、注目されているのでは。商業的な効果よりも、国際的に取り上げられることで、一定の存在感を示すことができた」と話している。
 ウェブサイトは日本語、英語、一部中国語で閲覧することができる。

経営不振で廃業未定 事業承継実態調査報告書 かづの商工会 高齢事業主で「相当数」

2019-06-06
 かづの商工会(柳澤隆次会長)は、2017年度から5年間を推進期間とする「商工会創生プラン」に基づく「アクションプログラム」について、18年度の実施状況を報告書にまとめた。重点推進施策の事業承継では、65歳以上の高齢者が事業主の事業所を対象に実態調査を実施したところ、「廃業を考えているが、債務処理が問題で廃業時期が決まらない」という事業所が相当数見受けられるなど、厳しい状況が浮き彫りとなった。
 創生プランは、県商工会連合会と県内21商工会が10年先を見据え、活動強化計画として16年度に策定。各商工会で具体的な戦略や施策、工程表、評価指標などをアクションプログラムに示した。
 かづの商工会のアクションプログラムは「伴走型支援で事業者に頼られ続ける商工会」がテーマ。五つの戦略を掲げ、10施策に取り組んでいる。
 このうち重点推進施策の事業承継では、17年度に青年部員がいる事業所を中心に実態調査を実施したが、18年度は事業主が65歳以上の133事業所の実態を調べた。
 その結果、個人事業所では「自分の代で廃業する」と考えている人が多く、法人事業所では「既に事業承継に着手または終了している事業所が大半で、廃業の意思を固めている事業所も見られた」という。その上で「個人、法人を問わず、経営不振で多額の借入金処理の見通しが立たずに廃業時期が決まらず、成り行きに任せている事業所も相当数見受けられ、今後の大きな課題になるものと推測される」と状況を報告。
 こうした中、18年度は事業承継計画書の作成支援を評価指標の目標(6事業所)に対して5事業所に実施。推進員・専門家と帯同による個別相談を12事業所にそれぞれ行った。
 19年度は事業承継調査の未実施事業所に対する聞き取りを進める。従業員や第三者への事業承継につなげるため、地元金融機関との情報交換を行うとともに、県事業承継相談センターの活用を図る方針。

「内に優しく外に強く」 福原市長の所信表明 政策「さらに深化、拡大」 大館市6月議会

2019-06-05
福原市長が所信表明した6月定例議会(大館市役所)
 大館市の6月定例議会が4日、開会した。会期を25日まで22日間と決めた後、4月の選挙で再選を決めた福原淳嗣市長は「大館が持つ力をさらに磨いてつなぎ、内に優しく外に強い大館づくりに取り組む」と所信表明。続いて行政報告、議案上程を行い散会した。
 福原市長は「交流人口を増やし、外貨を稼ぐ政策の目的が財政基盤の構築であり、大館が持つ原石を磨き、つないだ結果、4年間で確かな手応えを実感できた」と1期目を振り返り、政策の5本柱として挙げた▽匠(たくみ)▽連携▽にぎわい▽ひとづくり▽安心―を「さらに深化、拡大させる」と強調。
 「匠」については「ものづくり企業の発展を支えるインフラ整備や、暮らしをつなぐ技術開発の支援を推進する。小規模事業者の生産性向上や事業継続支援なども関係機関と協力しながら進める」とし、「サービス購入型の新しい公共事業や自動運転の社会実験誘致、ロボットによる業務自動化など新たな分野にもチャレンジする」と述べた。
 「連携」では「食品メーカーと地元食材をつなげる事例を積み重ね、世界を見据えた販路拡大に取り組む」との考えを示した。「にぎわい」については「観光交流の受け皿として整備した秋田犬の里を核として活用し、観光客の滞留性向上につなげる。渋谷との絆を最大限に生かした『ものづくり&コトづくりプロジェクト』にも取り組む」と力を込めた。
 「ひとづくり」では「子を生み育てる環境のさらなる充実に力を注ぐ。多様な女性の生き方を認める社会の形成も目指す」とし、「安心」では「医療・介護・福祉が身近なまちづくりを進める」「要望の声が高い生活道路の改修は可能な限り前倒しする」と言及。最後に「人口減少は1、2年で克服できるとは考えていない。しかし、地域間・官民連携の要として地方創生をけん引する気概を持ち、英知を結集することで必ず乗り越えられる」と述べた。
 提出議案は一般・特別各会計補正予算や公園条例の一部改正、森林環境譲与税基金に関する条例、財産取得など。
 一般会計は20億500万円を追加し、補正後の総額は344億1190万8000円。前年同期に比べ7億2123万円(2・1%)増となる。JR大館駅周辺整備事業費や特別養護老人ホーム空間整備事業費補助金、新斎場整備基本計画策定費、都市公園安全安心対策事業費などを盛り込んだ。

諦めない姿勢 パラ選手から学ぶ 花岡・矢立小 出場目指す大島さん迎え 障害に理解

2019-06-05
自身の障害について児童に紹介する大島さん㊧(花岡小)
 大館市花岡小学校で4日、スポーツ用義足を装着し体験する授業が行われた。同校と矢立小の5、6年生約40人が参加、陸上男子100㍍競技で東京パラリンピックを目指す大島健吾さん(19)=名古屋学院大学=らから指導を受け、諦めずに努力し続けることを学んだ。
 授業は住宅設備大手のリクシル(本社・東京都)が主催。来年の東京五輪、パラリンピックのスポンサーであることから義足メーカー・Xiborg(サイボーグ、本社・同)と「スポーツ義足体験授業」を行っている。社会貢献活動の一環で「ユニバーサル社会」の実現などを狙いに2017年4月から全国の小学校を対象に無償で展開。これまで1万1000人以上の児童が体験した。県内では初めて。
 リクシルが県教委などに呼び掛け、「チャレンジ」を目標に掲げ取り組む花岡小が手を挙げた。日頃から特別授業などを合同で行っていることから矢立小も参加した。
 大島さんは生まれつき左足首から下が欠損。陸上競技では片足の膝下が欠損した「T―64クラス」の選手として活躍している。第30回日本パラ陸上(1~2日、大阪市)では12秒38で自己ベストを更新し、4位に入った。
 冒頭、大島選手が自らの障害について説明、自身の左足先を子どもたちに触ってもらうなどして理解を求めた。
 続いて児童たちがスポーツ用義足を身に付け、歩いたり、走ったりした。授業を担当するリクシル社員の肩を借り、バランスを取りながら懸命に足を進めていた。体験後は、両校合同で大島選手らからユニバーサルデザインなどについて講義を受けた。
 中嶋玲(あきら)さん(花岡6年)は「バネを付けているようで、歩くのが大変。大島選手の諦めない姿を手本に、勉強などに励みたい」と話していた。大島選手は「義足を知ってもらう機会になった。パラリンピックをたくさんの人に見てもらい、面白いと思ってほしい。そのために選手として良い報告ができるように頑張りたい」と誓っていた。

金鉱研センター 職員住宅を廃止 小坂町 町営住宅に用途変更 6月議会、11日招集

2019-06-05
県金属鉱業研修技術センターの職員住宅1棟2戸(尾樽部地内)
 小坂町は、6月定例議会を11日に招集すると告示した。尾樽部にある県金属鉱業研修技術センターの職員住宅を全て町営住宅に用途変更する関連条例案など、議案14件を提出する。一般質問は議員3人が通告。危険なブロック塀の対応や児童生徒の通学路の安全確保などについて、町長や教育長の考えをただす。
 議会運営委員会(鹿兒島巖委員長)は4日開き、会期を18日までの8日間と決定。同センター職員住宅の設置、管理条例の廃止案は現在、住宅の入居者がおらず、今後も入居する見込みがないことから、住宅1棟2戸を町営住宅「山手住宅」に用途変更し、条例を廃止する。
 職員住宅は、同センターを誘致する条件として町が1990年度に、木造平屋建ての5棟8戸(一般世帯向け2棟2戸、単身者向け3棟6戸)を建設した。
 近年、同センターに勤務する職員の多くが大館市の賃貸アパートなどを利用しており、職員住宅への入居者がほぼ皆無だったことから、町は県と協議した上で、昨年12月定例議会に4棟6戸を町営住宅に用途変更する関連条例を提出し、可決された。
 山手住宅として用途変更された4棟6戸は、町が改修工事を行い、今春に入居者を募集。町内外から17人の応募があり、抽選を行った。現在は6戸に町内外の家族ら12人が入居している。
 職員住宅として管理されていた1棟2戸について、町は議運委で「3月までに入居していた職員が退去した。県と話し合い、条例を廃止し、町の単独住宅にすることにした」と説明。議案の可決後に「リフォームを行い、秋ごろには入居者を募集したい」と考えを示した。
 2019年度一般会計補正予算案は、歳入歳出に3159万8000円を追加し、総額を41億1459万8000円とする。歳出は十和田湖の和井内エリア整備事業に伴う十和田出張所解体工事、仮設事務所の管理費等475万2000円、和井内地区道の駅展示物設計業務委託等605万9000円、七滝公民館遊具点検、プール解体処分26万1000円など。
 陳情は「辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める」「教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2020年度政府予算に係る意見書採択」など6件。
 【日程】
 ▽11日=本会議(開会)▽12日=本会議(一般質問)、終了後に常任委員会▽13~17日=休会▽18日=本会議(閉会)
 【一般質問】
 ▽鹿兒島巖議員=①安心・安全なまちづくりとグリーンフィル小坂(株)最終処分場拡張計画にかかわって
 ▽本田佳子議員=①町の貸し出し物品について②新設の塀について③マスコットキャラクターの活用状況について
 ▽小笠原憲昭議員=①明治百年通りの樹木管理等について②児童・生徒の通学路について③社会教育評価について

5月のニュース

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こけしの絵付け体験 鹿角 ハンガリーの作家・レーカさんと一緒に

2019-05-12
こけしをあしらった服を着て説明するレーカさん。右は市国際交流員のアンドレアさん(湯の駅おおゆ)
 ハンガリーのこけし作家、トート・ヴァーシャールヘイ・レーカさんと一緒にこけしの絵付けを体験するイベントが11日、鹿角市十和田大湯の湯の駅おおゆで開かれた。市内の家族連れなどが参加し、思い思いのこけしに仕上げた。
 日本とハンガリーの外交関係開設150周年を記念して、湯の駅でレーカさんの作品展が7日から12日まで開かれている。展示と合わせ、トークイベント(10日)と絵付け体験が計画された。
 レーカさんはハンガリー・ブダペスト在住。日本の大学に留学した際にこけしの魅力に引かれ、帰国後、2011年から制作を始めた。全日本こけしコンクール経済産業大臣賞など数々の賞を受けている。色が鮮やかで優しさが漂う作品が展示されている。
 絵付け体験は午前、午後の2回行われ、午前の部には8人が参加。レーカさんは制作の手順を説明し、「私の話はあくまで提案で、創作にルールはなく、自由に描けるのが自由こけし」と話した。目から描いて、と提案し、線の描き方で明るい表情、悲しい顔になることを具体的に教えた。
 市内から家族と一緒に参加した成田芭菜子さん(9)はイラストに興味があるといい、「おっとりとした感じの表情にしたい」と話しながら、こけしに向かっていた。

訪日客ら誘致へタッグ 北東北のDMO 4団体で連携会議 「秋田犬ツーリズム」も

2019-05-11
互いの取り組みや情報を交換し、連携に理解を深めた会議(小坂鉱山事務所)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁村4市町村の地域連携DMO(観光地域づくり法人)「秋田犬ツーリズム」(中田直文会長)は10日、小坂町の小坂鉱山事務所で北東北DMO連携会議キックオフミーティングを開いた。初会合では十和田湖を囲む3団体が互いの取り組みを紹介しながら、今後の方向性を確認。共有と連携をテーマに、広域での地域活性化を目指した。
 各DMOの担当者や行政、金融機関のオブザーバーなど30人余りが出席。中田会長は「(DMOの)単独での取り組みは限界がある。今後は皆でタッグを組んでいくことが重要。北東北や日本の良さを発信し、連携が地域活性化につながることを期待する」などとあいさつした。 
 続いて、秋田犬ツーリズム、八幡平DMO(岩手県八幡平市)、十和田奥入瀬観光機構(青森県十和田市)などが取り組みを紹介。八幡平DMOの担当者は、インバウンド(訪日外国人客)誘致を進めるにあたり「シーズンの10月は、宿泊施設が日本人でいっぱいになり、インバウンドを求めていない。夏のグリーンシーズンに集客できるよう、プロモーションを進めていかなければ」とし、アスピーテラインでロードバイクを楽しむサイクルツーリズムなどを計画しているとした。
 十和田奥入瀬観光機構は「特A級の観光資源でありながら増える休屋の廃虚。雨が降ったら何もすることがない」という長年の課題解決に向けた体制づくりを紹介。フリートークでは「広域で考えれば、雨が降ったときも小坂、八戸など十和田湖を拠点に回ることもできる」との意見も出た。
 今後の方向性については▽DMO間の緩やかな連携▽周遊ルート構築に向けたリアル(現実)とバーチャル(仮想)での連携▽地域資源の共有化、情報ネットワーク化▽マーケティング対象の絞り込みと共有化▽シンポジウム開催―を重点項目に挙げた。秋田犬ツーリズムの阿部拓巳専務理事は「互いを理解して共通の課題を洗い出し、それを解決するための情報交換の場を設ける、緩やかな連携から始めたい」と話した。
 会議は、近隣のDMOが有機的に連携し、単独では難しい広域の観光促進や目的地としての価値を高め、国内外からの誘客を増加させることが狙い。秋田犬ツーリズムのほか、VISITはちのへ(青森県八戸市)、十和田奥入瀬観光機構、八幡平DMOの4DMOが参加。県外の3DMOは過去1年以内に設立された若い企業・団体で、今後、3年目の秋田犬ツーリズムが主体となって不定期で会議を重ねていく。

散歩経路を緊急点検 鹿角署 大津市の死傷事故受け

2019-05-11
署員の指摘を受け、交差点での安全対策を確認する保育士ら(鹿角市花輪)
 大津市の県道交差点の歩道で散歩中だった園児らの列に車が突っ込み、16人が死傷した事故を受け、鹿角署は10日、鹿角市の中心部にある花輪さくら保育園の周辺道路で緊急点検を実施した。署員と同園の職員らが散歩コースを歩いて再点検し、さらなる安全性の確保に努めた。
 点検したのは、普段の散歩経路となっている同園から交通量の多い国道282号を通り、道の駅かづのまでの約700㍍。同園の青澤義子園長ら保育士3人に同行してもらい、同署交通課の署員4人、道路管理者の県鹿角地域振興局の職員3人が普段の散歩時の状況を聞き取りしながら、危険箇所を確認。交差点での安全対策について、署員から車道と距離を置くことなどがアドバイスされた。
 今回の園児が巻き込まれた悲惨な事故は、園側が安全に配慮していた中で起きただけに、戸惑いも広がっている。青澤園長は緊急点検を踏まえて、13日に開く職員会議で「子どもたちが事故に巻き込まれないよう、職員全員で危険箇所を把握し、現在ある散歩マップの見直しを考えている。先生たちの安全意識を高めていきたい」と安全対策を徹底する考えを示した。
 市からの委託で市内の認可保育園を管理運営する市子ども未来事業団は9日、各園に対し口頭で散歩時の注意を喚起。一方、小坂町にある唯一の保育園小坂マリア園は、事故があった8日に職員会議を開き、散歩など園外活動の安全を再確認している。
 同署は今後、管内全ての保育園を巡り、散歩コースを点検する方針。木元豊交通課長は「合同点検で得られた危険箇所や意見を参考にし、子どもたちの安全な通行確保のための対策を検討していきたい」と話した。

上小阿仁村長選 小林氏が異議申し出 無効票に「疑問」 村選管、来月6日まで判断

2019-05-11
 4月21日に投開票が行われた上小阿仁村長選挙で、4票差で次点となった小林悦次氏(64)=五反沢=の陣営は10日までに、村選挙管理委員会(小林宏委員長)へ当選の効力に関する異議申出書を提出した。無効票に「疑問」を訴えている。同日、役場で開いた村選管は、申出書を受理するとともに6月3日までに判断を示すことにした。
 三つどもえ戦となった村長選は、元職の中田吉穂氏(68)=沖田面=が836票を獲得して返り咲きを果たした一方、再選を目指した小林氏は832票、新人の鵜野浩一郎氏(42)=沖田面=は56票で敗れていた。投票総数1817票のうち、有効票は1724票、無効票は93票だった。
 小林氏の後援会関係者によると、開票立会人から「(記名式の)名前を裏面に書いていた票と、(記号式の)◯印が枠をはみ出した票が無効となっていた」との情報があったことから「全ての票の再確認」を求めることにしたという。村長選は、期日前投票は記名式、投票日当日は記号式としている。公職選挙法では、選挙の日から14日以内に文書で異議を申し出ることができると定めている。
 村選管はこの日、小林委員長ら委員4人が出席して非公開で開催。終了後に会見した小林委員長は「5月4日に異議申出書が提出され、同日付で受理した」などと説明。「6月3日までに『認容』または『棄却』を決定する」とした。4日は小林氏本人が村役場を訪れ、申出書を提出。申出人は小林氏を含む4人の連名となっていたという。
 次回の選管は16日に開催する。異議申し出があったことについて、中田村長は「特にコメントすることはない」と話した。

教育アテンダント 視察団らおもてなし 大館市 貝森さん帰郷し着任

2019-05-10
教育アテンダントに着任した貝森さん(大館市教育委員会)
 大館市が取り組む「教育の産業化」に向けて本年度新たに誕生した「教育アテンダント」に同市出身の貝森真生(まお)さん(26)が着任した。同市を視察に訪れる県内外、海外の教職員らに、大館の魅力を伝える。
 大館鳳鳴高校を卒業後、埼玉県立大学に進学。保育士、社会福祉士の免許を持つ。昨年まで4年間、県外の病院で短期入院する病児の保育を行っていた。帰郷を考えていたところ、アテンダントの募集を見付けた。教育視察の企画・運営などのほか、同市教育委員会が首都圏在住親子向けに行う「サマースクール」に同行でき、子どもたちとの関わりを持ち続けられると考え応募。市教委配属の地域おこし協力隊として採用された。任期は最大で3年。
 先月から働き始め、現在はサマースクールに向けての準備や、視察で訪れる教員らに紹介できるよう各校の取り組みを学んでいる。今後はSNS(会員制交流サイト)で市教委の事業を紹介したり、リーフレットなどを作成する予定。
 貝森さんは「ふるさとキャリア教育など各校にはすてきな取り組みがあり、自分自身、大館の良さを再認識している。保育士をしていたこれまでの経験を生かし、『来て良かった』と思われるようおもてなししたい」と意気込んでいた。
 市教委によると先月末時点で視察依頼が14件、講演などを行う講師派遣依頼が15件あったという。山本多鶴子教育監は「視察、研修で来た人たちが大館の良さを『体感できた』という〝プラスアルファ〟の部分は口コミで広がる」と言い、貝森さんのおもてなし力に期待している。「まずは教育の良さ、特徴を知り、自分の言葉で伝えられるようになってほしい。若いセンスで発信にも力を」と話していた。

4月のニュース

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北秋田市 伊勢堂岱遺跡 「ゴールは世界遺産」 今季の一般公開始まる

2019-04-21
今季の一般公開が始まった伊勢堂岱遺跡(北秋田市脇神)
 北秋田市脇神の国史跡「伊勢堂岱遺跡」の一般公開が20日から始まった。同遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産への推薦を目指し、関係者がさらなる来場者増に期待を寄せた。
 伊勢堂岱遺跡は縄文時代後期前半の遺跡で、四つの環状列石が1カ所に集中している。遺跡周辺ではクマ出没対策として杉林を伐採した緩衝地帯や電気柵を設置しており、見学に訪れた人たちの安全確保に努めている。見学前の巡視活動は小ケ田自治会に引き継いで本年度も実施する。
 この日は職員らが遺跡周辺を見回って最終確認を行い、午前9時から一般公開を開始した。遺跡ワーキンググループの佐藤善壽会長は「世界遺産登録という来るべきゴールに向けて決意を新たにし、訪れた人のニーズに合った対応をしていきたい」と話した。
 遺跡の公開期間は10月31日まで。見学無料。遺跡の見学には縄文館での受け付けが必要。受付時間は午前9時から午後4時(見学は4時半まで)。縄文館が休館する月曜日と、祝日と重なる月曜の翌日は遺跡を閉鎖する。
 昨年度から試験的に無料としていた縄文館展示室の観覧料は、来館者の増加など効果がみられたため本年度から本格的に無料化。遺跡とともに来場を呼び掛けている。
 土日祝日は遺跡ワーキンググループがガイドを担当。大型連休期間(27日~5月6日)には小中高生のジュニアボランティアガイドが遺跡や縄文館を案内する。団体の見学希望は縄文館(☎0186・84・8710)。

不足医師の充足を 鹿角の市民団体 県に要望書提出

2019-04-21
 鹿角地域の住民団体「鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会」(西文雄会長)は、鹿角地域の不足医師数を独自に算出し、国や県の責任でその充足を求める文書を17日付で県に提出した。
 厚生労働省は今年2月、本県など16県を「医師少数県」とし、将来的な「必要医師数」なども公表。2036年度までに地域間の医師偏在の解消を目指すとしている。
 これに対し、市民町民の会は「地域住民は医師不足の実態について、それ以上に深刻だと受け止めている。実態を国や県にも分かっていただきたい」と、鹿角地域(鹿角市、小坂町)の現行医師数を検証し、住民の立場で「地域の不足医師数」を算出した。
 それによると「鹿角地域で不足していると思われる医師数」は内科、呼吸器科、小児科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、麻酔科が各3人、整形外科、泌尿器科が各2人、循環器科、外科が各1人の計30人。
 算出の根拠として「鹿角地域の基幹病院である、かづの厚生病院の勤務医のうち、常勤医師が0~2人の診療科については『不足』と見なした。勤務医は、救急診療や当直・呼出を含む極めて過酷な現行の労働実態を勘案すれば、少なくとも『基本となる診療科』は3人の常勤が必要と考える」などと説明している。
 併せて、文書では全国の医療実態について「厚労省が言う『医師偏在』ではなく、全体が『医師不足状態』にある」との考えを示し、「医師養成数の制限を改め、日本の医師全体を増やすよう求める」としている。

大館市長選終盤 市の課題は 駅前再整備に誘客期待 中心街は活気なく 旧町の衰退加速

2019-04-20
旧正札竹村本館棟の解体が進む大町商店街。人通りはまばらだ
 任期満了に伴う大館市長選(21日投開票)が終盤に入った。新人と現職の一騎打ち。人口減少が進む中で有権者は「転換」を望むのか、「継続」を選択するのか。市が直面する課題を追った。
 再整備が進むJR大館駅前(御成町)。駅弁製造「花善」の新社屋が2年前に完成、今月17日にプレオープンした市観光交流施設「秋田犬の里」に続き、2022年に完了を目指す駅周辺整備事業と変化は目まぐるしい。
 駅舎改築や新庁舎建設などで、借金にあたる市債は20年度にピークを迎える見込み。大館商工会議所の会員は5年前から79事業所減った。市財政、地域経済ともに抱える課題は大きく、駅前の在り方が問われる。
 同商議所の中田直文会頭(68)は「北東北で大館の位置を考えると、いろいろな可能性が見えてくる。どんどん人が減るので観光で増やすしかない」と広域に目を向ける。
 施設の活用については、行政主導に対する不満の声もある。中田会頭は「民間としても反省」とした上で「若い人の発想力や行動力を生かすため、行政にアプローチする必要がある。いろんな議論を重ねてほしい」と話す。
  ◇   ◇   ◇
 「老舗百貨店、正札竹村が倒産した01年以降、商店街に活気がなくなった」。市の中心街・大町商店街振興組合の山城久和理事長(58)は語る。「核の店舗がなくなり、来街者はもしかしたらピークの9割減」が実感だ。
 昭和40、50年代に振興組合の加盟店は100店を超えたが、今、営業しているは60店ほど。店主の高齢化や後継者不足、家賃の問題などで特に小売物販の新規出店が難しい。
 「個店の魅力アップ」を掲げて市内の商店街と連携し、店主が講師を務める「まちゼミ」など集客に向けて知恵も絞る。山城理事長は大館駅前の「秋田犬の里」について「観光拠点プラス商業拠点になり得る」と期待する。市民が施設を訪れ、商店街の情報を得て実際に足を運ぶ「中継点」としての活用を提案する。
 大町では、旧正札竹村本館棟の解体工事が進む。跡地について山城理事長は「民間事業者に進出してほしいが、そうでなくてもイベント開催などにぎわいを生む場所に絶対にする」と力を込めた。
  ◇   ◇   ◇
 「行政がどこを見ているのか分からない」。田代地域まちづくり推進協議会の松田正男会長(76)は嘆息する。均衡ある発展を掲げた3市町合併から14年。旧田代町が置き去りにされた感が否めない。
 市は昨年12月、田代診療所を本年度末までに閉所する方針を固めた。患者数の減少や医師の高齢化などが理由。転院先の希望を聞き取りしたり、送迎車の代替手段を検討したりして不安解消に努めているものの、地域住民の思いは複雑だ。
 松田会長は「店も少なくなり、買い物や散髪に出掛けるのが大変な交通弱者が増えた。『合併は失敗だった』という声も聞く。それでも限界集落の中で生きていかなければならない」とした上で、地元NPO法人が事業化を目指す自家用有償運送サービスに期待を寄せる。「高望みはしない。田代岳をはじめとした豊かな地域資源を生かして、稼ぐ仕組みを整えてもらえないだろうか」。訴えは切実だ。

秋田内陸線 「内陸線走る風景」守る 全線開業30周年で式典 社員の「宣言」も

2019-04-20
「社員宣言」が行われた全線開業30周年記念式典(阿仁ふるさと文化センター)
 秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線、本社・北秋田市)の全線開業30周年記念式典が19日、北秋田市の阿仁ふるさと文化センターで開かれた。関係者ら150人が出席し、「内陸線が持つ力」を引き出しながら「内陸線の走る風景」を守り続けていくため、沿線地域と会社が一体となって取り組んでいくことを誓い合った。
 同社は、旧国鉄の阿仁合線を引き継いだ北線と角館線を引き継いだ南線で、1986年11月1日に先行開業。未開通だった松葉―比立内間の建設工事が進められ、1989年4月1日に全線(営業距離94・2㌔)が開業した。内陸部の生活に欠かせない交通手段として利用され、初年度の輸送人員は107万8507人を記録した。
 しかし、その後は少子高齢化などの影響から、厳しい経営状態が続いた。一方で、近年はインバウンド(訪日外国人客)の利用が増加。新たな動きとして期待されている。
 式典は、同市阿仁の「吉田かざはり太鼓」の勇壮な演奏で幕開け。同社の吉田裕幸社長は式辞で「4月1日に、内陸線は30歳の誕生日を迎えることができた。未来への期待とたくさんの笑顔を運び続け、大きな事故なく走り続けてこられたのは、延べ2160万人の利用者と地域で励まし続けてくれた全ての人の支えがあってのこと。深く感謝する」と述べた。
 そして「内陸線は地域を元気にするためにある鉄道。地域の発展なくして内陸線の未来はない」としながら「内陸線が持つ鉄道の力をもっと磨き、より高めていく。名実共に、地域になくてはならない鉄道を目指す」との決意を表明。「内陸線が走る風景を守りたい。これまで以上の応援を願う」などと呼び掛けた。
 来賓の祝辞、支援活動等に対する感謝状の贈呈に続き、同社の若手社員が「これからの会社の価値向上に向けて」をテーマに、社内での取り組みを紹介しながら「社員宣言」を発表。「地域に寄り添える会社になる」「日本一のおもてなしを目指す」などと力強く宣言した。
 このあと、同市在住のシンガー・ソングライター・本城奈々さんの弾き語りが行われ、閉式。秋田内陸線支援団体連合会(藤島二三夫会長)が主催する記念講演会では、石破茂衆院議員が「ローカル鉄道と地方再生」と題し講演した。

混戦のまま運動最終日 上小阿仁村 村長選・村議選 あす投開票

2019-04-20
 任期満了に伴い16日に告示された上小阿仁村長と村議会議員選挙は、21日に投開票が行われる。現職と前職、新人が立候補した村長選は連日、村内各所で激しい舌戦を展開。定数8を3上回る11人が立候補した村議選の各候補者も、それぞれに一歩も譲らない戦いを繰り広げるなど、いずれも混戦のまま運動期間の最終日を迎えた。
 村長選は届け出順に、現職で再選を目指す小林悦次候補(64)=五反沢、元職で返り咲きを狙う会社役員の中田吉穂候補(68)=沖田面、新人で洋菓子店経営の鵜野浩一郎候補(42)=沖田面=の、いずれも無所属の3人が立候補。6期24年を務めた故北林孝市氏が引退した直後の2007年と前回15年に続く、三つどもえ戦となっている。
 選挙戦は、三者がそれぞれの方法で政策を訴え。小林陣営は「事業の継続や新たな計画の実施により花を咲かせたい」と村政の継続を掲げた一方、中田陣営は「一人の考えだけで村政が動くというのはいかがなものか」、鵜野陣営は「村長が独断で決めることではない。協議してより良い村をつくりたい」などと、それぞれに「村長の交代」を訴えている。
 現職8人と元職1人、新人2人の計11人が立候補した村議選も、村長選に引けを取らない、し烈な戦いが続いている。前回は候補者がいなかった沖田面から2人の新人が立候補したこともあり、各陣営の勢力図に少なからず影響を与えている様子。票の掘り起こしと上積みに向けて、積極的に選車を走らせている。
 投票は21日午前7時から午後7時(八木沢投票所は午後6時)まで、村内8カ所の投票所で行われ、午後8時から村健康増進トレーニングセンターで即日開票される。大勢の判明は午後9時ごろが見込まれている。
 村選挙管理委員会がまとめた15日現在の有権者数は男性994人、女性1126人の計2120人。
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