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縄文館と音楽館 無料化試行で来館急増 北秋田市 19年度から本格実施へ

2019-02-24
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伊勢堂岱遺跡を魅力を紹介する伊勢堂岱縄文館(脇神)
 北秋田市は2019年度、国史跡「伊勢堂岱遺跡」ガイダンス施設・伊勢堂岱縄文館の観覧料と、市出身の作曲家・成田為三を顕彰する浜辺の歌音楽館の入館料を無料化する方針だ。昨年7月から試験的に実施した無料化で両施設とも来館者が大幅に増加。より多くの人に北秋田が誇る宝に触れる機会を提供しようと計画した。28日に開会する3月定例議会に観覧料などを廃止する条例改正を提案する。
 伊勢堂岱縄文館の昨年7月以降の来館状況は、今年1月までの7カ月間で6351人。前年同期の3209人に比べて約2倍に増えている。月別に見ても、無料化された7月から遺跡が一般公開されている10月までの4カ月間は、いずれも1000人を超えた。
 最も多かったのはジュニアボランティアガイドの活動が行われた8月の1469人。昨年度、月別の来館者が1000人を超えたのは5月だけで、無料化による集客効果が如実に表れた形だ。一般公開終了により来館が落ち込む12月や1月も、前年同期は30人台だったのに対し、200人前後と増えている。
 浜辺の歌音楽館は、試験的に無料化した7月から今年1月までに1344人が来館。前年同期の486人に比べて約2・8倍と大幅に伸びている。月別では、無料化がスタートした7月が前年同月の56人に対して204人と4倍近くに増加。8月も200人台で、9月は315人まで増えた。10月は最多の326人を記録した。
 無料化により両施設とも大幅に来館者が増加したことを踏まえて市は、観覧料や入館料の完全無料化を検討。3月定例議会に音楽館の入館料、縄文館の観覧料を廃止する条例改正を提案することにした。議会で条例案が可決されれば、19年度当初から無料化が実施される見通し。
 北秋田市が誇る宝を保存し、後世に伝えるための両施設。中でも縄文館は、世界遺産登録を目指す北海道・北東北の縄文遺跡群を構成する伊勢堂岱遺跡の魅力を広くPRする役割も担っており、無料化による集客力の向上は世界遺産登録実現を後押しする力となりそうだ。

旧家の畳の上 ゆっくり鑑賞 鳥潟会館でおひなさま展

2019-02-24
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華やかなひな飾りが並ぶおひなさま展(鳥潟会館)
 大館市花岡町の県指定有形文化財・鳥潟会館で23日、「おひなさま展」が始まった。旧家の大広間を色鮮やかなひな飾りが彩り、訪れた人の目を楽しませている。3月3日まで。
 同市郷土博物館主催。鳥潟会館の認知度を高め冬の来場者増につなげようと、17年ほど前から毎年開いている。開催当初は3組のひな段飾りで始めたものが、現在では博物館へ地域住民らから寄贈されたものを含めて15組まで増えたという。会場にはこのほか、福祉バンク大館の参加者や花岡地域の個人が製作した31点のつるしびなや、着物の帯や端布(はぎれ)で作ったひな人形などが所狭しと並んでいる。
 初日のこの日は、親子連れなどを中心に市民らが続々と訪れた。子どもたちは顔を近づけたりしながら人形の表情の違いなどを楽しんでいた。同館案内人の一町田久美子さんは「旧家の落ち着いた雰囲気の中にひな段の赤色がよく映える。畳の上に座って会話しながらゆっくりと鑑賞してほしい」と話していた。
 時間は午前10時から午後4時。月曜休館。入場無料。問い合わせは鳥潟会館(電話0186・46・1009)。

組織力生かし地域貢献 JAかづの女性部大会 260人参加し申し合わせ

2019-02-24
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組織活動体験発表などが行われた女性部大会(かづのJA会館)
 JAかづの女性部(石川盟子部長)の第64回大会・家の光大会が23日、鹿角市、小坂町の部員ら265人が参加して市内のJA会館であり、安心して生活できる地域づくりに向け、結束力を一層強めた活動の展開を目指した。
 石川部長は「地域で万が一のことが発生した場合は横のつながりが大切で、女性部の組織力を生かすことができればと思う。農業を取り巻く環境は厳しくなる一方だが、負けてはいられない。健康には十分に注意し、けがのないよう頑張ろう」とあいさつ。
 小林美智子小坂支部長が情勢を報告。消費者の食の安全・安心への関心を高めようと開催している「地産地消フェスタ」、施設慰問や学習会を展開している「花かご会」について触れながら「今後も部員一人一人が組織に結集し、生き生きと輝きながら、さらにその輪を広げ活動の強化を図りたい」と述べた。
 組織活動体験発表は、石川部長が「祭り・踊り・多彩な教室!女性部は主体的に動くから楽しいんだ!」と題して行った。女性部事業や活動を紹介し、「一人一人が主体的に動き、盛んな活動を展開している。一人では無理なことでも、力が集まると達成できることもたくさんある。今後も一歩一歩前進していきたい」と意気込んだ。
 講義やアトラクション、講演に続き、▽子どもたちに食と農の大切さを伝える▽生き生きと活動できるよう目的別活動を活発にする▽心豊かで健やかな家庭を築き、協同の心を高める―など5項目の大会申し合わせを行った。

花輪ばやし祭典委 戸澤会長 五輪開会式出演めざし 文化庁長官らと面会へ

2019-02-23
花輪ばやし祭典委員会の通常総会(鹿角パークホテル)
 鹿角市の花輪ばやし祭典委員会は21日夜、鹿角パークホテルで通常総会・懇親会を開き、花輪ばやしの継承や地域活性化に向けた事業、体制などを確認した。戸澤正英会長は、花輪ばやしを含む全国33の祭りを一括したユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」が東京五輪開会式出演を目指している中、25日に文化庁長官らと面会する予定であることを報告。「日本の祭りの代表として熱く語ってきたい」と実現への思いを述べた。
 戸澤会長は、山・鉾・屋台行事を支援する国会議員連盟の副会長を務める金田勝年衆院議員とともに文化庁を訪れ、長官や日本オリンピック委員会(JOC)関係者らと面会する予定で、「日本の祭り、素晴らしい伝統文化を世界の人に見てもらい、継承につなげていく絶好の機会。そうした願いを訴えたい」と述べた。
 また、花輪ばやしが「第19回地域伝統芸能まつり」(24日・NHKホール)に出演することに言及。「3月には全国放送もある。花輪ばやしにとって素晴らしいこと」と波及効果に期待した。
 通常総会では2018年事業報告、19年の事業計画や予算などを承認。任期満了に伴う役員改選で戸澤会長を再任した。
 花輪ばやしのユネスコ無形文化遺産登録後、一昨年は26万人、昨年は23万人と過去10年では1、2番目の人出を記録したが、今年の花輪ばやしは月、火曜日の平日開催で観光客の減少が懸念されている。好評の専門誌「花輪ばやしマガジン」の発行やマスコミを通じた宣伝、東北5団体で設立した「東北山・鉾・屋台協議会」での共同活動、各種イベント出演などに力を入れ、誘客を促進したい考え。
 補助金を活用し、笛・三味線の講習会や屋台修理事業などにも取り組む。今年は3台目となる大町の屋台修理に着手する予定。

 

都市再興計画 最終案を決定 大館市 都市再興協 福原市長に答申 

2019-02-23
計画書を答申する北原会長ら(市役所)
 大館市の都市再興協議会(会長・北原啓司弘前大学大学院地域社会研究科長)は22日、市中央公民館で第5回協議会を開き、策定を進めてきた都市再興基本計画の最終案を決定した。終了後、北原会長らが福原淳嗣市長に計画を答申。3月下旬に開く予定の都市計画審議会に諮問することにしている。
 協議会は2017年11月に第1回を開催。並行して開催した市民ワークショップや庁内検討委員会での意見、市民アンケートなどを反映させながら、計画案の取りまとめを行ってきた。
 策定した都市再興基本計画の最終案は▽第1章=計画の目的と構成▽第2章=大館市の現況と課題▽第3章=まちづくりの基本方針▽第4章=全体構想▽第5章=地域別構想▽第6章=立地適正化計画のまちづくり方針▽第7章=誘導区域・施設の設定▽第8章=都市機能及(およ)び居住を誘導するための施策▽第9章=目標及び進行管理▽第10章=まちづくりの実現化方策▽第11章=届出制度―で構成。
 市全域を計画対象として、都市計画法に基づいてまちづくりの基本方針を示す「都市計画マスタープラン」の見直しを行うとともに、都市計画区域内を対象に、都市再生特別措置法に基づいて都市機能や居住の誘導によるまちづくりを目的とした「立地適正化計画」を合わせて策定した。基本計画には、市内全域を対象とする「地域公共交通網形成計画」も含んでいる。
 この日の協議会で福原市長は「『再興』という言葉の持つ意味は大変大きい。2年間の議論を経て、良い計画ができた。人口が縮減しても、先人が遺(のこ)した地域の良さを見つめ直し、新たな羅針盤としてまちづくりを進めていく」などとあいさつ。事務局が、パブリックコメントの募集に対する意見や市の考え・対応を説明した。
 続いて、計画の最終案での修正部分を確認。委員からは「協議会や市民ワークショップに参加したことで、計画への理解を深めることができた」との声があった一方、「多くの市民にも理解してもらう必要がある」との意見も出された。市は「丁寧な説明を心掛けたい」とした。
 計画書は福原市長に答申され、3月下旬に開催予定の都市計画審議会に諮問する予定。パブリックコメントなどは、市のホームページに掲載する。

 
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現職5人勇退表明 4月の大館市議選 元職・新人、出馬5人前後か

2019-01-26
 統一地方選の後半で行われる大館市議会議員選挙に向けて、立候補を予定する人たちの動きが慌ただしくなってきた。今回は定数を現行の28から2削減し、26にして行われる。現職は28人のうち、これまでに5人が出馬しない考えを表明。元職・新人は5人前後が立候補の意向を固めており、定数を2人程度上回るものとみられている。市選挙管理委員会は2月14日に、市長選と市議選の立候補予定者を対象とした説明会を開くことにした。
 大館市議選は市長選とともに、4月14日告示、21日投開票の日程で行われる。天皇陛下の退位、新天皇の即位を控えていることから、今回の統一地方選は通常より1週間早めて行われることになった。
 今回の選挙に向けては、虻川久崇氏(69)=川口=、中村弘美氏(71)=粕田=、畠沢一郎氏(81)=花岡町=、仲沢誠也氏(74)=二井田=、佐藤健一氏(72)=岩瀬=の5人が、立候補しない考えを表明。ベテランが勇退することで、世代交代が進むものとみられる。
 一方、これまでに立候補の意思を示しているのは、現職23人のほか、元職3人と新人2人の計28人。このほかにも、立候補を模索する動きがみられることから、告示までには立候補者数が増える可能性もある。定数はこれまでの28から2削減し、26となる。
 過去の市議選をみると、定数をそれまでの30から2削減し28にして臨んだ2011年の選挙には、定数を11人上回る39人が立候補。前回、15年の選挙は、28の定数を9人上回る37人が立候補し、大激戦を繰り広げた。
 市選挙管理委員会は、市長選と市議選の立候補予定者を対象とした説明会を2月14日午後1時半から、市中央公民館で開く予定。出席は任意だが、各種の資料等も配布されるため、ほとんどの予定者が集まる機会となる。この時点で、大方の顔ぶれが固まる見通しだ。

県北の魅力売り込め 北東北三県観光立県協 九州・沖縄の業者招く

2019-01-26
旅行業者に魅力を売り込む地元の観光事業者たち㊧(ホテル鹿角)
 九州地方と沖縄県の旅行業者4社を招へいした旅行商談会が25日、鹿角市十和田大湯のホテル鹿角で開かれ、県北部の観光事業者が旅行商品の造成につなげてもらおうと、最新の話題や情報、魅力を売り込んだ。
 北東北三県観光立県推進協議会の県外プロモーション事業の一環として、同協議会福岡合同事務所が企画した。3県への誘客促進や事業者間の関係構築の支援が目的。旅行業者は沖縄1社、福岡3社から担当者4人を招いた。
 4人は23日に青森県入りし、24日まで観光地などを視察。弘前市での商談会を経て、この日に県北部に入った。大館市の大館工芸社、秋田犬会館、小坂町の康楽館、小坂鉄道レールパーク、鹿角市の道の駅おおゆなどを視察した後、商談会に臨んだ。
 商談会には県北部の10社・団体の担当者が参加。各テーブルを順番に回り、4人にそれぞれの施設の特徴や最新の情報などをPRしながら、旅行商品の造成に向けて交渉を重ねた。
 阪急交通社企画旅行事業本部=福岡市=の中村美幸さんは「冬の見どころもあったので、強めていきたいと思う。秋田犬ブームなので、大館市の施設がリニューアルしてどう変わっていくのか注視したい」と期待した。
 地元小坂鉄道レールパークの吉田篤さんは「康楽館や小坂鉱山事務所など明治百年通りを絡めてPRすることができた」とした。
 福岡合同事務所の羽沢勝己さんは「県北部は他県から入りやすいので、他県と連携した商品を提案していきたい」と話した。
 26日は北秋田市の伊勢堂岱縄文館、秋田内陸線、森吉阿仁スキー場などで視察、体験を行う予定。

打当の夜を光と音で彩る マタギの湯で週末限定 プロジェクションマッピング

2019-01-26
打当温泉で披露されるプロジェクションマッピング(打当温泉)
 北秋田市阿仁打当の打当温泉マタギの湯で25日から、コンピューターグラフィックスを建物や空間に投影する「プロジェクションマッピング」を使ったおもてなしが始まった。宿のロビーから望める秋田スギなどをスクリーンに、「光と音の祭典」と題した作品を夕食前の約1時間にわたって披露。3月上旬まで金・土曜限定で行う予定。
 打当温泉は冬期間の観光誘客を目的に北秋田市が行っている「おもてなし宿泊支援事業」を活用した誘客を展開。温泉を指定管理で運営するマタギの里観光開発(仲澤弘昭社長)は、宿泊者らに打当の幻想的な冬をより楽しんでもらいたいと、プロジェクションマッピングを活用したおもてなしを企画した。
 24日夜は上映に向けた準備作業が行われ、プロジェクションマッピングの制作に協力しているS―DREAMのメンバーや市地域おこし協力隊員らが披露する映像や音楽などを最終調整した。企画のプロデューサーを務めるS―DREAMの河崎呈さんは「秋田ならでは、打当ならではの素材を活用した地域の魅力を伝える映像を多くの人に楽しんでもらいたい」と話した。
 プロジェクションマッピングは、宿のロビーから望むことができる秋田スギとサクラの木をスクリーンに投影。試験ではカラフルな光が音楽に合わせて動く様子などが披露され、宿泊客たちも足を止めて一足早く幻想的なショーを楽しんでいた。
 プロジェクションマッピングが披露されるのは25日から3月2日までの金・土曜。「食事前のひとときを楽しんでもらいたい」と午後5時ごろから行う予定。仲澤社長は「多くの人に楽しんでもらい、おもてなしの気持ちを届けたい」などと話していた。

策定中の「都市再興基本計画」 素案を審議会に報告 大館市 長期的「まちづくり」指針

2019-01-25
都市再興基本計画の素案について報告を受けた都市計画審議会(比内総合支所)
 大館市の都市計画審議会(会長・小笠原吉張秋田職業能力開発短期大学校教授)は24日、比内総合支所で開き、策定が進む「市都市再興基本計画」の素案について報告を受けた。人口減少や少子高齢化の進行といった変化に対応しながら、長期的な視点に立ったまちづくりの指針にしようとするもの。来月の都市再興協議会で最終案を固め、年度内の完成を目指す。
 都市再興基本計画は、「都市計画マスタープラン」と「立地適正化計画」「地域公共交通網形成計画」の総称。
 このうち、都市計画マスタープランは大館市全域を対象としており、都市計画法に基づいて「まちづくり」の基本方針を示すもの。今回は、2007年度に策定した計画の見直しを行った。立地適正化計画は、都市計画区域を対象としたもの。都市再生特別法に基づいて、居住機能や都市機能の誘導によるコンパクトなまちづくりをねらいとしている。都市再興基本計画には、17年度に策定した地域公共交通網形成計画も含んでいる。
 策定にあたっては、市民や学識経験者、関係団体の代表らによる市都市再興協議会を設置。市民ワークショップでの意見等も反映させながら、検討を進めてきた。
 計画案によると、計画期間はマスタープラン、立地適正化計画ともに2019年度から2038年度までの20年間。まちづくりの主人公を「まちの未来を担う若者」ととらえ、基本理念には「未来を担う若者が主人公となるまちなか活用 そこからつながる多世代が快適な暮らしづくり」を掲げた。
 都市計画マスタープランでは、全体構想として▽土地利用がもっと充実する▽もっとまちなかを活用する▽もっと地域の力を活用する―などの基本方針を策定。その上で「大館東」「大館西」「大館南」「大館北」「比内」「田代」の地域ごとに将来像や方針を取りまとめた。
 立地適正化計画では、「未来を担う若者が主人公となる まちなかの遊休不動産と歴史資源の活用」を方針として示した。対象地区内に「都市機能誘導区域」と「居住誘導区域」を設定しながら、まちづくりを進めるとしている。
 審議会では、事務局からの説明を受けて意見を交換。都市再興協議会で出された意見や、市民からのパブリックコメントで寄せられた意見についても確認した。
 計画案は、来月開催予定の都市再興協議会で最終案を取りまとめたあと、3月下旬の都市計画審議会に諮問される。

七滝保育所 閉所説明会に出席1人 小坂町 2月上旬に仕切り直し

2019-01-25
出席者が1人で打ち切りとなった説明会(ほっとりあ)
 小坂町教育委員会は23日夜、七滝地区のほっとりあで住民対象の「七滝保育所閉所にかかる説明会」を開いた。住民の関心が強くさまざまな声が上がっていたことから、町教委は開催通知を地区へ全戸配布して参加を呼び掛けたが、ふたを開けると出席者は1人だけ。住民の真意に疑念を抱く形となった。説明会は打ち切られ、2月上旬に仕切り直す予定。
 同保育所は児童数の減少に伴い、集団での活動や学び合い、年齢に応じた体験の提供等が難しくなっている。
 こうした状況と近年の出生数を鑑み、町教委は昨年7月から、保育所の今後の在り方について検討を進めている。保護者には閉所を含めた今後の運営方針を示し、一定の理解が得られたほか、各自治会の代表に対する説明の場を設けたところ、保護者の意見を尊重してほしいという声が出されたという。議会には9月に説明した。
 11月末に七滝地区で開催された町議会の「議員と語る会」においては、住民から保育所の件について意見が集中し、存続を望む声や運営の見直しを求める意見などが上がった。
 町教委が地域の総意だと受け止めていた「保護者の意見を尊重」とは別の声が多く、議員の求めなどもあったことから、閉所の方針を説明し、保育所の現状と今後の運営について意見を聞く住民対象の説明会を計画。多くの住民に参加してもらおうと、開催通知は10日発行の町広報に折り込み全戸配布した。
 説明会には、町からインフルエンザで療養中の町長に代わり、成田祥夫副町長、澤口康夫教育長ら4人が出席。開始の午後6時を過ぎても出席者が1人だったことから、町教委はその場で、出席者の理解を得た上で日を改めることにした。
 町教委は「雪が降り除雪などで忙しかったのだろう」とやむを得ない状況を受け止め、周知の方法を変更するなどして次回を開催するという。
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