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大館市 新ポスト「理事」設置 北林総務部長を再任用 司令塔として総合的調整

2020-03-31
  大館市は2020年度から、市長部局内に新たなポストの「理事」を設置し、本年度末で定年退職する北林武彦総務部長(60)=岩瀬=を充てると30日、発表した。第2期総合戦略に基づく地方創生の取り組みを深化させるため、司令塔と各部局間の総合的な調整を図る役割を担う。発令は4月2日付。
 30日に開いた定例会見で福原市長が説明した。理事は特別職ではなく、一般職(部長級待遇)の任期付き職員。任期は22年度末までの3年間。
 北林氏は1981年4月、田代町採用。市の財政課長、教育委員会教育次長などを歴任し、2015年10月から総務部長を務めている。
 福原市長は「通常、市町村の部長は1、2年で変わるが、総務部長を4年6カ月務め、だからこそ大館市ならではの行財政運営ができた」と評価。「地方創生の取り組みの中心的役割を担ってきたため、これまでの経験を生かし、司令塔として総合的な調整を行ってほしい」と述べた。
 新年度創設する観光交流スポーツ部などの業務に触れ、「『内に優しく、外に強く』という観点からも、福祉部の長寿課や健康課の事業に、スポーツ振興課が関わってくる。横串を指さなければならない事業が増え、今まで以上に俯瞰(ふかん)の視点で特別職をサポートできるポジションが必要」と強調した。
 理事設置にあたっては県の人事を参考にしたとし、「市の観光分野は業務量が伸び、関係性が多大になっている。これまで培ってきた知見やノウハウを後進の指導に生かし、次の人材を育成するという意味でも、活躍してもらった方が組織にとって良いと考えている」と述べた。
 

新型コロナ 営業継続へ緊急要望書 旅館ホテル組合鷹巣阿仁支部

2020-03-31
津谷市長㊧に要望書を提出する種倉支部長㊥(北秋田市役所)
 県旅館ホテル生活衛生同業組合(松岡讓裕理事長)は30日、北秋田市役所で新型コロナウイルス感染症に伴う宿泊事業の継続危機を乗り越えるための緊急要望書を提出した。宿泊施設への感染防止や経営悪化に対する支援など2項目を求め、津谷市長は「スピード感を持って対応したい」と述べた。
 同組合によると、県内の宿泊業を営む旅館やホテルでは、歓送迎会の自粛や外国人訪日客の宿泊予約のキャンセルによる影響が出ている。現状が続いた場合は「営業の継続が困難となる事業者が現れ、地域経済に深刻な影響を及ぼすことが懸念される」とし、宿泊事業の存続と地域経済の維持に向けて、県内各市町村に要望書を提出している。 
 要望は2項目の計3点。宿泊施設における感染防止の支援は、マスクや消毒薬など宿泊事業の維持継続に不可欠な物資の円滑な供給に対し、できる限りの支援策を講ずるよう求めるもの。
 宿泊客の減少やイベント自粛に伴う経営悪化に対する支援については、事業者に対する税負担の減免を要望。このほか住民活動が過度に萎縮することのないよう適切な情報発信や、感染の沈静化後に市内宿泊施設で利用可能な割引クーポンの発行など、交流人口の回復に向けた「機動的で柔軟性のある取り組み」の実施を求めた。
 同市では5施設が加盟する同組合鷹巣支部と10施設が加盟する阿仁支部が要望書を提出。種倉耕一・阿仁支部長と持地茂樹・鷹巣支部長代理、県組合の塚本民雄副理事長ら4人が市役所を訪れ、種倉支部長が津谷市長に要望書を手渡した。
 種倉支部長は「想像を超える痛手。今までにない状況でどうすればいいか見当が付かない」と深刻な現状を話し、支部として「ご助力をお願いしたい」と述べた。終息後の対応については、他市町村の取り組みに埋もれない対策や、宿泊施設ごとに均等な支援を要望した。
 津谷市長は、据え置き期間の保証料と利息の全額を市が補助する特別融資制度を4月1日から運用開始することなどを説明。「国や県の動向を見ながらスピーディーに対応する。力を合わせ、地域に元気を取り戻せるよう頑張りたい」と話した。

 

大里ファーム 全国そば優良生産表彰 放棄地解消や6次産業化

2020-03-31
児玉市長㊧に受賞を報告する浅石副理事長(鹿角市役所)
 鹿角市八幡平の農事組合法人・大里ファーム(安保春喜代表理事、構成農家50戸)が、2019年度の全国そば優良生産表彰を受賞した。北鹿地方では初めての受賞。30日は浅石昌敏副理事長が市役所を訪れ、児玉一市長に喜びの報告を行った。
 表彰事業は日本蕎麦(そば)協会が1989年度から毎年実施。日本の伝統食、健康食であるソバの栽培について、生産性の向上または経営改善の面から創意工夫を行い、他の範となる生産農家・集団を表彰している。
 31回目の今回は、農林水産大臣賞をはじめ7種類の各賞に12個人・団体が選ばれた。このうち大里ファームは日本麺類業団体連合会会長賞を受賞。
 大里ファームは、市が「そばの里プロジェクト推進事業」を始めた2009年度から、ソバづくりに取り組んでいる。
 作付面積は年々拡大し、19年度は184㌶。内訳は田93㌶、畑91㌶。田は転作田で、畑は原野化していた耕作放棄地16㌶と遊休農地75㌶を活用している。
 毎年9月にはソバの花を見ながら新そばを食べる「新そば祭り」を開催。ユネスコ無形文化遺産の「大日堂舞楽」をモチーフにした乾麺「大日堂そば」の製造販売による6次産業化や、生産効率(単収、質)の向上を図る取り組みも進めている。今回の受賞はこうした取り組みが評価された。
 受賞報告を受けた児玉市長は「長年の耕作放棄地等の解消や6次産業化に向けて、ファームの皆さんが頑張った成果。市としても所得向上につながるよう引き続き応援していきたい」と期待した。
 浅石副理事長は「高齢化やトラクターが壊れたといった理由で、借りていた畑を返す生産者が増えている。遊休農地だった畑75㌶をソバ栽培に活用していなければ、その半分は耕作放棄地になり〝アカシア畑〟になっていたと予想される」と強調。「今後もできる範囲で耕作放棄地等の解消に努めたい」と話した。

 

「きょうの秋田犬」 動画投稿サイトで公開 臨時休館中の楽しみを

2020-03-30
秋田犬のさまざまな表情をカメラに収め、動画を公開している(秋田犬の里)
 秋田犬を飼育する大館市の地域おこし協力隊が、動画投稿サイト・ユーチューブで「きょうの秋田犬」を公開している。秋田犬の里が臨時休館中のため、来館できない人に少しでも秋田犬の魅力を伝えようと企画。散歩の様子など、展示だけでは見ることができない一面を伝えている。
 22日に「秋田犬ふれあい隊in秋田犬の里」のチャンネルを開設し、市で飼育している犬のほか、展示に参加している秋田犬保存会会員の犬の動画を紹介している。
 29日の撮影では、会員の「純」(雌5歳)と「明」(同10カ月)を撮影。散歩で元気いっぱいに走り回る姿や芝生の上でくつろぐ姿など、さまざまな表情をカメラに収めた。
 隊員の加藤瞳さんは「毛色の違いは見た目で分かるけれど、性格は写真だけでは伝わらない。動画で犬の個性を伝えていきたい」と話している。
 今後は秋田犬とともに館内の紹介なども予定している。
 

ネギに続いては キャベツ詰め放題 鹿角市の末広ファーム

2020-03-30
協力してキャベツを詰め込む親子(鹿角市十和田末広)
 鹿角市十和田の農業組合法人・末広ファーム(柳沢義一代表理事)は29日、同所末広字村下の畑で詰め放題のイベント「雪の下キャベツ収穫祭」を開いた。専用の袋を購入した市民らが収穫したてのキャベツを袋いっぱいに詰め込み、抱えるようにして運ぶ姿が見られた。
 地域貢献の一環で実施。昨年12月にネギの詰め放題も行い、2回目のイベント。借り受けた畑2・4㌶にキャベツを植え付けた。暖冬の今年は〝雪の下〟とは言えないものの、数回の積雪と冷え込みがあったことで、甘く、歯ごたえの良いものに仕上がったという。コメ1斗分が入るビニール袋を一つ500円で販売し、購入者が収穫、袋詰めを行った。
 会場の畑は午前10時の開始を前にカッパなどを着た市民らでにぎわった。袋を購入しキャベツを品定め。鎌や包丁の刃を入れて収穫した。揺すったり、伸ばしたりしてスペースを確保した袋に、ぎゅうぎゅうに詰め込んでいた。きょうだいや親戚と分けるという大館市の70歳代女性は「1袋に15玉も詰めることができた。収穫の催し物はなかなかないので楽しい。サラダやロールキャベツなど、毎日キャベツ料理にして、スリムになりたい」と笑顔だった。
 柳沢代表は「思った以上に来場者があり、喜んでもらえてよかった。詰め放題は本年度から始めた事業。若手社員の意見を取り入れるなどして今後も続けていきたい」と話していた。

 
 
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花輪線の価値と可能性 元祖・鉄子の矢野さんら 鹿角でトークイベント

2020-02-11
トークセッションを行う藻谷さん㊧と矢野さん(鹿角市交流センター)
 「花輪線から見る鹿角の未来」を主テーマにした講演・トークイベントが9日、鹿角市交流センターで開かれた。作家、鉄道写真家で「元祖・鉄子」の愛称でも呼ばれる矢野直美さんと、地域エコノミスト、日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介さんが講師を務め、参加者約100人が花輪線をはじめとするローカル鉄道の魅力などに理解を深めた。
 JR花輪線沿線の関係市町村、団体で構成する花輪線利用促進協議会(会長・児玉一鹿角市長)と鹿角市産業活力課のコラボ企画。利用者数が減少傾向にある花輪線にスポットを当てて地域の魅力を再発見するとともに、地域産業への活力を探ろうと開いた。
 矢野さんは国内外を旅しながら写真を撮り、文章をつづる「フォト・ライター」として活躍。この日は自身3回目という花輪線で来鹿し、「女性の視点から見る鉄道の魅力」と題して講演した。
 花輪線では末広駅を取り上げ「末広がりは縁起が良いので、売り出せるのではないか」と強調。進行方向が変わる十和田南駅のスイッチバックに着目したPRのほか、「雪かき見学列車を運行するのも面白い。雪のない所に住む人は喜ぶ」と鉄道を生かしたアイデアを披露した。
 続いて「ローカル鉄道の魅力と地域産業への効果」をテーマに矢野さんと藻谷さんがトークセッション。藻谷さんは「特に外国人旅行客は鉄道が廃止された所には来にくい。自分が乗らないから鉄道はいらないというのではなく、『鉄道はあってなんぼ』ということを、乗らない人も気付いてほしい」、矢野さんは「乗る、乗らないということで(存廃の)答えは出せない存在だ」と鉄道の持つ価値や可能性を力説した。
 最後に、市産業活力塾の市民公開講座を兼ねて藻谷さんが「鹿角列車の行く先~鹿角の人口減少社会におけるメリット・デメリット~」と題して講演した。

大豆・ソバ 新たに乾燥施設を整備 JA秋田たかのす 高収量・高品質に期待

2020-02-11
新たに導入された大豆専用の乾燥機(鷹巣ライスセンター)
 JA秋田たかのす(斉藤一志組合長)は本年度、大豆とソバの乾燥調整施設を北秋田市鷹巣の鷹巣ライスセンターに整備した。市の補助金を活用し、作付面積が年々増加傾向にある大豆、ソバ専用の乾燥機計5台などを新たに導入。作業時期が重なるコメの乾燥調整と並行して適期の刈り取りや乾燥が可能となり、収量の増加や品質の向上に期待が寄せられている。
 同JAでは需要に応じたコメ生産に向けて、コメ以外の土地利用作物として大豆やソバの生産を推奨している。旧JA鷹巣町管内の生産者は従来、綴子ライスセンターの設備を大豆やソバの乾燥調整に使用。同じ設備で行うコメの乾燥調整が終了してから大豆やソバを刈り取り、乾燥作業に取りかかっていた。
 刈り取り時期の遅れは品質や収量の低下にもつながることから、生産者からJAに受け入れ体制の整備が求められていた。市が同JAから要望を受け、ソバ、大豆の乾燥調整に特化した施設を整備する新規事業を実施。大豆専用乾燥機2台、ソバ専用乾燥機3台のほか、荷受ホッパーなど関連設備を含む導入経費480万円のうち、半額の240万円を助成した。
 大豆専用機はコメやソバ、麦なども乾燥できる汎用(はんよう)型で、遠赤外線やバーナーで大豆を乾燥させる。ソバ乾燥機はバーナー式の平型。昨年7月に補助金の交付が決まり、8月に着工。9月中旬に竣工(しゅんこう)し、本年度の収穫分から使用を開始した。既存の乾燥機3台も鷹巣ライスセンターに移し、新たに導入した5台とともに使用している。
 6日に行われた北秋田市産業建設常任委員会(堀部壽委員長)では、市役所で農業振興に関する市単独事業について農林課が説明した後、新設備が導入されたセンター内を視察。委員が同JAの担当職員の説明を聞いた。
 同JA営農部米穀課の長岐英幸課長によると、同センターの乾燥機を利用している旧JA鷹巣町管内の出荷契約者は大豆が36経営体で、作付面積は326㌶(前年度比13㌶増)と増加傾向にある。ソバは2018年に生産の基盤整備が進み、53経営体の作付面積は166㌶(同71㌶増)と大幅に増えている。
 専用乾燥機の導入で前年度は10月中旬だった受け入れ開始が大豆は10日、ソバは20日ほど早まった。長岐課長は「設備の導入により適期刈り取りが行われ、品質が向上した。今後も基盤整備を進め、さらなる農家の所得向上につなげたい」と話していた。

人と春呼ぶアメの花 大館アメッコ市開幕 「風邪封じ」求めにぎわい

2020-02-09
色鮮やかな枝アメが飾られた会場。青空の下、多くの来場者でにぎわった(おおまちハチ公通り)
 伝統の小正月行事「大館アメッコ市」が8日、大館市大町のおおまちハチ公通りを主会場に開幕した。風邪封じのアメを求め、会場は多くの観光客や家族連れでにぎわったほか、午前中は天候に恵まれ、雪景色と色とりどりの枝アメが青空に映えた。9日まで。
 約430年前の1588(天正16)年に始まったとされ、「この日にアメを食べると風邪をひかない」との言い伝えが残る。市、大館商工会議所、市観光協会でつくる実行委員会(小松彰委員長)主催。
 雪不足のため、「冬景色」が見られるか心配する声もあったが、ここ数日のまとまった雪で例年通りの景観に。気温は氷点下と冷え込んだが、午前中は青空が広がり、早い時間帯から多くの来場者でにぎわった。
 会場にはミズキにピンクや緑、黄色のアメを取り付けた「ジャンボ枝アメ」が設置され、近くを通った人たちは写真を撮るなどして風物詩の一つを楽しんだ。アメ業者をはじめ、通りには94の露店が並び、「いらっしゃいませ」「アメどうぞ」などの声が飛び交い、活気に包まれた。アメをなめながら歩く人やご当地グルメ、郷土料理を楽しむ人など、思い思いにイベントを楽しんだ。
 白ひげ大神巡行や秋田犬パレードなどの名物行事も人気。大館菓子協会の「からみアメサービス」は今年も長蛇の列ができた。ステージでは曲げわっぱ太鼓演奏、音楽ライブなどを多彩に繰り広げた。
 最終日は午前9時から午後3時30分まで。丸まげ行列などが行われる。

「将来の姿」などに提言 北秋田市タウンミーティング 市長と高校生が意見交換

2020-02-09
高校生と市長が意見を交換したタウンミーティング(北秋田市交流センター)
 北秋田市の「市長と語ろう!タウンミーティング」が8日、市交流センターで開かれた。「高校生と語る北秋田市について」と題し、市内在住の高校2年生9人と津谷永光市長が意見を交換。セールスポイントや「将来の姿」に対する提案が数多く出され、市長は「実現する方向で取り組んでいきたい」と答えた。会場には多くの市民が訪れ、発言に耳を傾けた。
 この日は▽小畑優悟さん=秋田北鷹▽金夏海さん=同▽佐々木彩佳さん=大館鳳鳴▽佐藤ゆめ実さん=秋田北鷹▽庄司志歩さん=同▽鈴木隆誠さん=能代▽津谷智子さん=大館鳳鳴▽中嶋杏莉さん=秋田北鷹▽長岐光瑠さん=能代―が参加。コーディネーターは若手農家グループ「トラ男」のプロデューサー、武田昌大さんが務めた。
 「セールスポイントと売り込む方法は」とのテーマに生徒たちは、「空き家を移住者を呼び込むために活用しては。教育環境や自然環境の良さを売り込んでいく」や、「食や農産物に魅力がある。食の良さは、移住定住や観光の面でもアピールポイントになる」との意見を述べた。教育環境の良さに関連して「教育実習生を呼び込んではどうか」との提案も出された。
 また「1億円を自由に使えるとしたら」のテーマでは、「美術館をつくる」「下水道を整備する」「内陸線活性化のため、快適に利用できる環境整備に使う」といった活用法を提言。「未来はどうなればいいと思うか」との質問には「文化や特色を引き継ぎながら、地域の良さが失われることなく続いてほしい」「市民が市の良さを挙げられるようなまちに」「雇用が増え、市内でより多くの選択肢を持てるようになれば」などの思いを訴えた。
 津谷市長は「皆さんが北秋田市を愛し、常に問題意識を持って暮らしていることがよく分かった。魅力がある反面、手をかけなければならない部分も多い」などと感想。「市を未来につないでいくことも行政の大きな仕事の一つ。きょうの意見、提言を実現する方向で取り組みたい」と述べた。
 16日午後1時からは、「若手起業者と語る北秋田市について」をテーマに2回目を開催する。

大福、ゴマ餅、バター餅… 地域の味求めにぎわう 北秋田市でもちっこ市きょうまで

2020-02-09
餅などを買い求める人でにぎわったもちっこ市(道の駅たかのす駐車場)
 北秋田市の第26回もちっこ市が8、9日の両日、道の駅たかのす駐車場で開かれている。全国的に有名な市特産品のバター餅をはじめ、手作りの大福やゴマ餅などさまざまな地域の味が並び、大勢の人でにぎわっている。
 市観光物産協会(檜森正太会長)が主催し、市や市商工会、JA秋田たかのすなどが共催。観光客が少ない冬期間の誘客と特産品のPRを目的に開催し、地域の冬の行事として定着している。
 セレモニーでは神事を行い、同協会物産部会の虻川敬部会長が開会を宣言。来賓あいさつで津谷永光市長は「餅で有名な北秋田市の特産品や農産物を、多くの人に味わってもらいたい」と呼び掛けた。
 会場には開会する午前9時ごろから地域住民ら約100人が訪れ、関係者による紅白の餅まきを楽しんだ。会場に設営されたテント内には地元菓子店や産直センターなどが出店する20ブースが並び、来場者は縁起物の枝餅やバター餅、工夫を凝らした手作りの餅などを買い求めていた。
 餅のほか、野菜や漬物の販売や、温かい馬肉うどんなどを味わうことができるブースも。毎年人気のおしるこの振る舞いや餅つき大会も行われ、イベントを盛り上げていた。
 9日は午前9時から午後3時まで。餅つき大会は午前9時45分から。おしるこの振る舞いは午前10時と正午の2回で、30分前に整理券を配布する。会場の駐車場は混み合うため、コムコム、鷹巣駅、大太鼓の館で停車する無料シャトルバスを運行している。

1月のニュース

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空き家対策計画 利活用促進など4本柱 大館市改定案 2月10日まで意見公募

2020-01-31
改定する計画案が示された空き家等対策協議会(大館市役所)
 大館市は、本年度改定する「空き家等対策計画」案をまとめた。現況調査では、市内に1798戸の空き家が確認され、空き家率は5・9%。「危険度の低い利活用できる建物が増えている」ことが分かった。計画案は2020年度から4年間を期間とし、「空き家等の発生抑制」に重点を置き、利活用促進など四つの柱で施策を掲げた。2月10日までパブリックコメント(意見公募)を行っている。
 現行計画は2016~19年度の期間で、危険な状態となった「特定空き家」への対処などを定めている。27日に市役所で開かれた市空き家等対策協議会(会長・福原淳嗣市長)に、改定する計画案が示された。
 5年ぶりに昨年4~10月、市内全域で現況調査を実施。空き家は前回調査から57戸増の1798戸。解体の緊急度が高い建物は156戸、老朽化、損傷が激しい建物は189戸。一方、当面の危険性の少ない建物639戸、再利用が可能な建物814戸で、危機管理課は「危険度が高い建物が減り、利活用できる建物が増加している」と分析した。
 計画案では、調査結果や所有者アンケートから、▽新たな空き家等の発生▽維持管理を行っていない空き家等の増加▽利活用―など課題7点を抽出。課題を踏まえ、空き家等の「発生抑制」「適正管理」「利活用促進」「管理不全な空き家等の解消」の4本柱、6項目で施策をまとめた。
 具体的な取り組みには、「安心して長く使い続けられる住環境の保全・形成等」「住宅としての利活用の促進」を新規に掲げた。住宅リフォーム支援事業、「空き家バンク」制度の活用、同制度を活用した転入者への定住奨励金などを盛り込んだ。危険空き家等撤去費補助事業、相談を受ける危機管理課内の「総合窓口」の周知なども進めていく。
 パブリックコメント、2月の協議会、議会への説明を経て年度内の改定を目指す。危機管理課によると、調査や統計方法は違うものの全国、本県ともに空き家率は13・6%で、本市は低く推移し、「撤去費補助の利用や市民の認識の高まりで空き家の解体が進んでいる。課題に対し施策を進めていきたい」と話した。
 計画案は市本庁舎や比内、田代総合支所、市ホームページで公表。郵送やファクス、電子メールで意見を受け付ける。問い合わせは危機管理課(☎0186・43・7100)。

新型肺炎の感染防げ 北鹿の観光施設 交通機関 職員のマスク義務化など 対策に動き出す

2020-01-31
新型コロナウイルスの感染予防のため、多言語で理解を求める掲示をしている(秋田犬の里)
 中国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスによる肺炎患者が拡大していることを受け、北鹿地方の観光施設、交通機関などが予防対策に動き出した。中国本土では感染者が7000人を超え、国内を含め世界で感染が広がっている。外国人観光客と接する機会が多い場所では、消毒のほか職員にマスク着用を呼び掛け、予防を徹底。今後の状況を見ながら対応を強化する可能性もあり、利用者に協力と理解を求めている。
 昨年12月以降、新型コロナウイルスに関連した肺炎が発生し、中国本土で拡大。中国政府によると、中国本土の感染者は30日で7000人を超え、死者は170人以上に増えている。アジアのほか欧米でも広がりを見せ、厚労省の発表によると、29日現在で国内感染者は7人となっている。
 中国語圏の外国人観光客が頻繁に訪れる大館市の観光交流施設・秋田犬の里では、感染予防のため30日から秋田犬の展示コーナーに仕切りを設け、来場者が秋田犬に触れることができないようにした。同施設では「複数の人に触れられる可能性がある」とし、当面の間、措置を講じることにした。
 また、コーナー内には理解を求める案内文を日本語、英語、中国語で掲示。写真は通常通り撮影できる。併せて、館内では職員にマスク着用を促し、1日数回、手すりなどをアルコールで消毒している。
 県外客と接触が多い交通機関も対策を進めている。28日に奈良県の観光バスの運転手が感染し、翌日には同乗していたガイドも感染したことなどを受け、日本バス協会が各都道府県の協会に「予防・まん延防止の徹底」の文書を通知。秋北バス(本社・大館市)では、昨年11月初旬からインフルエンザ予防のため、乗務員にはマスクの着用を励行していたが、29日に義務化した。対象は高速バス、空港リムジンバス、貸し切りバス、タクシーの全車両。バスでは専用の機械で空間除菌も行っている。
 現在は乗務員に対しての指示のみ。今後、乗客へ予防の協力を求める可能性があるかについて、同社では「現時点では否定できない」とし「状況を注視していきたい」と話している。

都市計画マスタープラン 13年ぶりに見直し 鹿角市 意見公募へ 人口減、災害に対応

2020-01-31
 鹿角市は、都市計画の基本方針を定めた都市計画マスタープランの見直し作業を進め、計画案をまとめた。2月3日に公表し、パブリックコメントを実施。12、13日には十和田、花輪の2カ所で住民説明会を開く。見直すのは13年ぶり。
 マスタープランは、都市計画区域の整備、開発、保全について方針を明らかにし、市の都市計画分野では最上位計画に位置付けられている。都市の将来像を示し、実現のための「まちづくり方針」を盛り込んでいる。
 現行の計画は2006年に策定。20年後の市の将来像を描く―として、土地利用の方針をはじめ交通道路網、交通施設、公共施設について整備方針を盛り込んだ。自然と地域資源を生かす方針も示している。
 策定から10年以上が経過し、地域の現況、社会経済状況が大きく変化。策定後に発生した諸課題への対応が求められている。特に、少子高齢化、人口減少、災害に対応した都市構造への転換が重要となっている。
 見直しは18、19年度の2カ年で進めている。市民ニーズを把握するため、2000人を対象にアンケートを実施。委員13人の市民懇談会を設置し、昨年12月までに計4回開き、市民の意見を反映させた。
 並行して、庁内組織として建設部長を会長とし関係課長で構成するマスタープラン見直し会議を設け、協議している。3月に都市計画審議会に計画を諮問、答申を受ける。
 計画案に対し市民から意見を募集するため、2月3日からパブリックコメントを実施する。住民説明会は12日が十和田市民センター、13日が花輪市民センター(コモッセ)で開かれる。時間は午後6時30分から。

20年度 販売目標は38億4千万円 重点8品目など生産拡大へ JAあきた北生産者大会

2020-01-30
表彰などが行われた生産者大会(メモリスあきた北)
 JAあきた北は29日、大館市のメモリスあきた北で生産者大会を開き、優良生産者を表彰したほか農畜産物の生産販売計画を決めた。2020年度の目標販売額は38億3987万円で前年度比1億8213万円、4・5%減。農業者の所得増大と生産拡大など5点の大会スローガンを採択した。
 約200人が出席。虻川和義組合長は19年産について「基幹作物のコメは久々の豊作基調となったが、青果物は少雨・干ばつの影響を受け生育停滞や品質低下などで出荷量が伸び悩む品目が多かった」と振り返り、「エダマメに次いでネギの販売額1億円を目標として生産拡大に努める。それぞれの営農規模に合った計画を提案したい。雪が少なく春作業への影響も心配されるが、豊作となることを祈念する」とあいさつした。
 来賓の鎌田雅人・県北秋田地域振興局長は「地域の特色を生かした産地が形成されて心強い。農業者の所得向上へ現場密着型の支援を推進する」と述べた。
 19年度生産販売状況(12月末時点)は青果物が前年比15%減の6億5486万円、直売所(旬菜館)が0・2%増の2億4500万円、畜産物が3%減の5億1802万円。主食用米の集荷数量は12月11日時点で29万8912袋(30㌔入り)で集荷率94・4%、1等米比率は86・5%だった。
 生産販売計画の強化項目は▽需要に応じたコメ生産と重点品目を中心とした複合経営を実践し、生産者の強固な経営基盤を確立▽重点8品目(アスパラガス・ヤマノイモ・エダマメ・大館とんぶり・キュウリ・ネギ・小玉スイカ・キャベツ)と花きの生産拡大、所得増大―など5点。コメ・雑穀類の目標額は23億9937万円、青果物7億3000万円、直売所2億5000万円、畜産物4億6050万円を掲げた。
 大会スローガンでは、地域特性を生かした産地づくりや担い手支援の実践、需要に応じたコメ生産の継続などを確認。関東や関西の市場情勢報告も行われた。
 受賞者は次の通り。
 ▽組合長賞=富樫英悦(稲作、板沢)秋元純一(シシトウ、十二所)虻川修士(小玉スイカ、櫃崎)武田光則(スナップエンドウ、比内町日詰)石垣周一(果樹、中山)浅利政益(比内地鶏、山田)斉藤恵美子(直売所、大子内)
 ▽市地域農業振興表彰=小畑奨義(ヤマノイモ、二井田)眞崎久(アスパラガス、四羽出)アグリ川田(エダマメ、宮袋)冨樫覚(ネギ、本宮)櫻庭隆之(キュウリ、長木川南)小丹波潔(大館とんぶり、比内町独鈷)一関和磨(花き、二井田)
 ▽JA重点推進品目支援策(優良生産者)=松澤幹基(ヤマノイモ、比内町寺崎)菅原一成(アスパラガス、比内町笹館)佐藤謙一(エダマメ、川口)佐々木浩司(ネギ、沼館)菅原純(キュウリ、比内町釣田)渡邉寛子(花き、比内町五日市)高橋浩司(比内地鶏、比内町五輪台)

「阿仁マタギ」の日本遺産 認定目指し3回目の申請 北秋田市 市長「朗報待ちたい」

2020-01-30
会見する津谷市長(北秋田市役所)
 北秋田市の津谷永光市長は、29日に市役所で開いた定例記者会見で、「『阿仁マタギ』の歴史と文化について、日本遺産への申請手続きを行った」と明らかにした。今回が3回目の挑戦で、申請は今月17日付。県を通じて24日までに文化庁へ提出した。結果発表は5月中旬が見込まれており、市長は「朗報を待ちたい」と述べた。新型コロナウイルスによる肺炎については「憂慮している」などと話した。
 日本遺産は、地域に根付き世代を超えて受け継がれている風習や伝承などを「ストーリー」として文化庁が認定するもの。訪日外国人客の誘致などを狙いとしている。
 同市は2018年度に「阿仁マタギ~山に生かされる共生の暮らし」、19年度は「阿仁マタギ―山の恵みは山神様からの授かりもの―」のタイトルで申請したが、2年連続で見送られていた。
 事業は15年度から20年度までに約100件の認定を予定している。このため、今回が実質的に「最後のチャンス」になるものとみられている。
 この日の会見で市長は、「昨年のタイトルの『山神様』を『山ノ神』に変更したほか、市日本遺産事業推進協議会や作業部会からの意見等を集約し、阿仁マタギを魅力あるものとして伝えるストーリーや構成文化財、地域活性化計画の見直しを行った」と説明。
 「阿仁マタギの歴史や文化のさらなるブランド化は、活力ある地域づくりを推進する上でも大きな強み。認定による国内外からの来訪者の増加や交流人口の拡大に期待している」と述べるとともに、「ストーリー性や内容に厚みを持たせ、良い申請ができた。朗報を待ちたい」と話した。
 また、新型コロナウイルスによる肺炎については「非常に憂慮している。市のホームページでも注意を喚起しているほか、具体的な指示が国、県からあれば対応する」としたほか、観光面などへの影響には「内陸線のインバウンド利用が3万人を達成したばかりであり、その辺も憂慮している」などと述べた。
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