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北鹿中学新人野球 合川が13年ぶりV 最優秀選手に佐藤(合川)

2020-09-28
表彰式で優勝杯などを受け取る合川の選手たち(ニプロハチ公ドーム)
 第66回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は27日、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝、決勝を行った。決勝は合川が6―3で北陽を破り、13年ぶり5回目の優勝を果たした。
 優勝した合川は、今月中旬の大館北秋田秋季総体で準々決勝敗退。悔しさをバネに臨んだ本大会で見事栄冠を手にした。
 本大会は新型コロナウイルス感染防止のため開閉会式は行わず、出入り口のサーモグラフィーカメラで入場者の検温を徹底。観戦者も選手の保護者に限定して実施した。決勝戦後の表彰式も簡略化して実施するなど、例年とは違った雰囲気の大会となった。それでも選手たちは、中学生らしいはつらつとしたプレーで白熱した試合を展開していた。
 最優秀選手賞は佐藤蓮(合川2年)、優秀選手賞は相馬英典(同)、花田晴空(同)、藤盛聖海(北陽2年)の各選手に贈られた。

 

地元から祝福、期待の声 ミスワールド・日本代表に 金谷鞠杏さん=大館市出身

2020-09-28
地元から祝福、期待の声 ミスワールド・日本代表に 金谷鞠杏さん=大館市出身
ファイナリスト35人の中から日本代表に選ばれた金谷さん(ⓒミス・ワールド・ジャパン)
 女性の美しさや品格、タレント性などを競う世界大会「ミス・ワールド2020」の日本代表に、大館市出身の金谷鞠杏(まりあ)さん(18)=エイベックス所属=が選ばれ、世界大会に出場することが決まった。地元で活動を共にしたり、交流があったりした人々からは、快挙を祝う声や今後のさらなる飛躍を期待する声が聞かれる。
 金谷さんが中学時代から家族ぐるみで交流し、応援を続けている日景之美さん(57)=大館市御成町=は「日本代表に決まった時は涙が出た。鞠杏がモデル、アーティスト、日本代表と次から次と自分の夢をかなえていく姿にすごく元気をもらっている」と話す。「中学の時から努力家で、ダンスを完璧になるまで何時間も踊り続けるような子だった」と振り返る。「大館が大好きで、帰省した時に会うと『夢をかなえる』『頑張って恩返しするね』と言っていた。これからもみんなを笑顔にしてほしい」と願いを込める。
 同市のご当地アイドル「まちあわせハチ公ガールズ」に在籍当時、ステージパフォーマンスを指導した演出家の石井瑠威さん(43)=同市大町のダンスオデッセイバレエアカデミー代表=は映像から伝わるオーラ、輝きを見て、「代表に選ばれるのは当然」と確信していたという。「彼女の努力や信念を知っているから。いろいろな方から指導を受け、努力して、それが表に出て輝きになっている。厳しい要求にもひるまず向かい、失敗をバネに改善する努力を怠らない姿を知っている。のびのびと自分の歩みを信じて活躍してほしい」と期待した。
 「まちあわせハチ公ガールズ」時代に、約1年間活動を共にしたシンガー・ソングライターの大川ちさとさん(21)=大館市=は「鞠杏がミス・ワールド日本代表に選ばれたと知った時は本当に驚いた。アイドル時代からすごい努力をしていた。今回も今までも誰にも負けないくらい頑張ったと思う。自分ももっと頑張らないと。これからも体調に気をつけながら活動してほしい。世界大会も応援している」とエールを送った。

 

 

精鋭8校で熱戦開幕 北鹿中学新人野球 ベスト4決まる

2020-09-27
1回戦、十和田―大館南の熱戦(ニプロハチ公ドーム)
 初日の26日は大館市のニプロハチ公ドームで1回戦4試合を行い4強が出そろった。十和田は初回に奪った3点のリードを守り切り、大館南に競り勝った。北陽は主戦の藤盛聖が6回無安打無得点の好投で隙を与えず、大館一に快勝。森吉は2投手の継投策で鷹巣に完封勝利。合川は6回の4得点で一気に流れを引き寄せ八幡平を下した。最終日の27日は準決勝、決勝を行う。新型コロナウイルス対策で入場制限を行っており、注意を呼び掛けている。
 ◇1回戦(ニプロハチ公ドーム)
大館南 0200000 2
十和田 300000× 3

 ▽二塁打=阿部(十)▽併殺=大館南1▽捕逸=十和田2▽守備妨害=大館南1
大館一  000000  0
北 陽  020014× 7

     (6回コールド)
 ▽二塁打=貝森(北)▽暴投=大館一2▽捕逸=大館一2
鷹 巣 0000000 0
森 吉 000020× 2

 ▽三塁打=小塚春(鷹)▽捕逸=鷹巣1
八幡平 0001000 1
合 川 000104× 5

 ▽併殺=合川1▽捕逸=八幡平1、合川1▽ボーク=八幡平1▽野選=八幡平1

インフルエンザ予防接種 北鹿市町村 助成拡大や増額の動き コロナと同時流行防止で

2020-09-27
 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行を防ごうと、大館市は本年度に限り、インフルエンザ予防接種費の助成対象を全市民に広げる。期間は10月1日から2月末までで、医療機関には例年より早く予約や問い合わせが寄せられている。市は「重症化するリスクが高い65歳以上の人に優先的に接種してほしい」と協力を求める。北鹿地方の他の市町村でも助成対象の拡大や助成額を増額する動きがある。
 大館市はこれまで定期接種の65歳以上と、60~65歳未満で重度の障害を持つ市民に1000円、任意接種の生後6カ月~中学3年生に1回1500円を助成。健康課によると、2019年度の接種率は65歳以上が49・5%、0歳~中学3年生が61・9%だった。
 本年度は接種が可能な生後6カ月以上の全市民に一律2000円を助成する。市内医療機関で予防接種を受ける場合、会計時に2000円を差し引いた額を支払う。2回接種が必要な13歳未満には、1回につき2000円を助成する。
 健康課の調べでは、19年度の市内医療機関の予防接種費用は平均約3300円で、「助成することで、金額的により接種しやすくなる」と話す。過去の接種率から市民の6割が接種すると想定し、事業費は約8500万円。
 助成拡大の理由を健康課は、「インフルエンザにかかり医療機関を受診する患者を減らすことで、現場のリスク管理の軽減を図りたい」と説明する。発熱やせきなど初期症状が新型コロナと似ているため、同時流行した場合、医療機関は両方を疑って検査する必要があり負担が大きいという。
 北鹿地方では、上小阿仁村が全村民に1500円、鹿角市も全市民に2000円を助成する。小坂町も全町民に2000円を助成する方向で調整中。北秋田市は65歳以上、6カ月~18歳、妊婦に対する助成額を1500円から全額に増額し、担当は「ワクチンの不足が心配される中、重症化の恐れのある高齢者や集団生活を送る子どもに優先的に受けてほしい。他の世代は職場などの助成があることも考慮した」と話す。
 厚生労働省は本年度、過去5年で最大量の約6300万人分のワクチンを供給予定としている。接種希望者が増加するとみられ、65歳以上は優先して10月1日から、それ以外は10月26日以降。医療従事者、基礎疾患のある人、妊婦、小学2年生以下には早めに接種するよう協力を呼び掛ける。
 大館市では例年、10月中旬から接種を開始する医療機関が多いが、今年は10月1日から対応し、予約を受け付けているところもある。予約なしで対応する同市東台のさくらば医院(櫻庭庸悦院長)には、例年より早い9月中旬から問い合わせの電話が入り始めた。櫻庭院長は「ワクチンの状況がどうなるか始めてみないと分からないが、高齢者は10月中、若い世代はそれ以降に受けてほしい」と話す。1本のワクチンに2人分入っているため、「(予約なしの医療機関では)誘い合って接種に来るなど、無駄にしない対応をお願いしたい」としている。
 健康課は「医療機関の混乱を防ぐため、接種時期への協力を呼び掛けていく。ワクチンの効果は5カ月程度とされ、接種と流行期がずれる可能性もあり、冷静に判断してほしい」と強調した。

100㌔マラソン 30回の歴史振り返る ポスターやTシャツ、記録集 きょうまで展示会

2020-09-27
展示された過去の大会ポスターなどを眺める来場者(北秋田市交流センター)
 北緯40度秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソン大会の歴史を振り返る展示会が26日から、北秋田市交流センターで始まった。計30回分のポスターや、Tシャツなどの配布グッズ約360点を展示。来場者が来年以降の大会開催に期待をふくらませている。27日まで。
 27日に予定していた第30回記念大会は、新型コロナウイルスの影響で来年に延期された。実行委ではこれまでの歴史を振り返ろうと、当初5月に予定していたポスター展示の規模を拡大した振り返り展示会を企画した。
 会場には1989年に開催した第1会大会から延期となった30回大会までのポスターがずらりと並ぶほか、当日の写真や出場者に配布したTシャツ、プログラム、記録集なども展示。ポスターは数年ごとにデザインやテーマの変遷がみられ、時代の変化を思わせる。
 地域住民のほか、長年出場しているランナーたちも来場。過去のプログラムに書かれた自分のコメントを読むと、当時を振り返って笑い合っていた。大会に10回以上出場しているという大館市相染沢中岱の男性(46)は「持っているグッズもあり懐かしい。来年また大会に出たい気持ちが強まった」と話した。
 このほか、スタッフが制作した大会の映像や、大会の地域貢献をたたえる表彰や感謝状なども展示している。大会事務局は「30回の歴史を懐かしんでもらえたら。皆さんと一緒に来年以降の大会をつくっていきたい」と話している。
 時間は午前10時から午後4時。会場には県版新型コロナ安心システムのQRコードを掲示するほか、来場者へ検温やマスク着用の協力を呼び掛けている。
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ゆきさわ産直センター 沼津とリモート販売会 たんぽや干物双方でPR

2020-08-31
沼津市のひものセンターと交流したリモート販売会(ゆきさわ産直センター)
 大館市雪沢の直売施設・ゆきさわ産直センターは30日、静岡県沼津市の海産物を扱う売店と「ご当地特産リモート(遠隔)販売会」を行った。コロナ禍で客足に影響を受けている店を応援しようという初の企画。大館からはエダマメ加工品やみそつけたんぽを、沼津からは干物を、事前に現地に届けオンライン上で商品の魅力を双方の客にPRした。
 沼津市から参加したのは、干物などの海産物を販売する「ジャンボひものセンター」。観光客が多く訪れる施設だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が減っているという。静岡県在住の大館出身女性から現状を聞いた「ゆきさわ産直にこにこ友の会」の鳥潟功幹事長が、ひものセンターの植田京子社長と連絡を取り販売会を実現させた。
 大館側からみそつけたんぽやエダマメのワッフル、山菜のミズたたきを発送。沼津側からはアジやサバの干物などが届き、店頭に並べて販売会がスタート。ウェブ会議ツール「Zoom」を活用して、「みそつけたんぽは大館のソウルフード。きりたんぽ本場の味を楽しんで」とパソコン画面から現地の客に語り掛けた。
 産直センターに設置したモニターには、沼津から「新鮮な魚で旬を閉じ込めて作った干物は身が柔らかくおいしい」とPR。「沼津の皆さん」、「これを買いました」と双方の客が手を振って交流する場面も見られた。分ほど中継し、植田社長は「もっと多くの種類の大館のおいしい食べ物を送ってほしい。これが良き縁になるよう願っている」と話した。
 鳥潟幹事長は「現地に行かなくても店の人と会話しながら産地直送のものを買うことができる。コロナ禍だからこそできることを考え、これからもリモート販売会を開催したい」と話した。
 

市税など「コンビニ収納」 4万9千件、23%が利用 大館市19年度 利便性向上、期限内納付進む

2020-08-31
 大館市が昨年4月に開始した市税などの支払いをコンビニエンスストアでできる「コンビニ納付」の初年度実績がまとまった。コンビニ、郵便局での納付は4万9341件、納付書発行枚数に対する割合は23・1%だった。督促状の発送件数も減少し、市は「利用が順調に伸び、利便性向上や納期限内納付、事務の効率化につながった」と分析している。
 コンビニ納付は2016年度から、上下水道料金、農業集落排水使用料、戸別浄化槽使用料の3種類に導入。年度から▽市県民税▽固定資産税▽軽自動車税▽国民健康保険税▽後期高齢者医療保険料▽保育料▽介護保険料▽児童育成施設使用料―の8種類で開始した。東北6県内のゆうちょ銀行や郵便局窓口では、以上の11種類に、▽墓地管理手数料▽市営住宅使用料▽市営住宅駐車場使用料▽温泉使用料―を加え、15種類が納められるようになった。
 市収納課がまとめた19年度のコンビニ納付件数は、▽固定資産税=1万3636件▽軽自動車税=7867件▽国保税=6860件▽市県民税=4589件―など計4万1061件。ゆうちょ銀行・郵便局での納付は全体で8280件だった。口座振替を除いた納付書発行枚数に対する割合は、コンビニ納付19・3%、ゆうちょ銀行・郵便局納付3・8%だった。
 納期限を過ぎるとコンビニで納付書が使用できないため、期限内納付が進んだとみられる。19年度の督促状の発行件数は固定資産税で前年度比391件減の1万1493件、軽自動車税で前年度比519件減の2935件など。全体で2万7446件を発送し、前年度から約1900件減少し、督促状の印刷代など事務の効率化が図られた。
 収納課によると、本年度もコンビニ納付が増えており、「24時間納められることから、日中仕事で銀行や市役所に行くことができない市民などに利用が広がっている」と分析。今後もコンビニ納付の周知を図るとともに、「新型コロナウイルス感染対策として対面を避ける口座振替も推奨していきたい」と話した。
 市は18年度に住民情報を取り扱う「基幹業務システム」を更新。更新に合わせてコンビニ納付、コンビニ交付の機能を持たせた。マイナンバーカードの所有者を対象に、住民票の写しなどの証明書をコンビニで取得するコンビニ交付は19年3月に開始した。

画面越しに鹿角観光 オンライン体験ツアー 初回は大湯環状列石

2020-08-31
歴史を解説し、鹿角の魅力を中継した(鹿角市の大湯環状列石)
 オンライン会議システムを活用し、鹿角市の魅力を画面越しに体験する観光ツアーが29日、事前申し込みした参加者向けに配信された。大湯環状列石、ストーンサークル館から案内人や学芸員が中継。新型コロナウイルス収束後の来市を見据え、歴史を中心に鹿角の楽しみ方を発信した。
 コロナ禍で観光への影響が長引く中、市は自宅で鹿角を楽しむ有料体験プログラムを企画。画面越しに楽しんでもらおうと、この日に合わせエダマメや勾玉(まがたま)手作りキットなど特産品のセットを希望者宅に届けた。年度内6回企画し、今回が1回目。
 東京都を中心に全国から14人が申し込んだ。昼すぎ、大湯環状列石から中継がスタート。案内人と掛け合いしながら散策し、学芸員が発掘調査から分かったことなどを解説した。花輪ばやしの映像を挟んで勾玉作り体験や、オンライン座談会を行い、魅力を発信した。
 市産業活力課観光交流班は「初回で人に参加してもらえて良かった。一過性ではなく、来訪につなげたい」と話していた。

 

大館市の東光鉄工 釈迦内に組立工場移転 来月完成、10月稼働へ 自動化省力機の受注増へ

2020-08-30
本社敷地内に新設した組立工場と倉庫(東光鉄工提供)
 機械製造・鉄骨加工の東光鉄工(大館市、菅原訪順社長)は、産業機械事業部の組立工場を大館市粕田から釈迦内の本社敷地内に移転する。空調設備と防じん設備を設けたことで、高精度の機械組み立てが可能になり、自動化省力機器の受注増につなげる。投資は2億5000万円で新規雇用は5人の予定。市工場等設置促進条例に基づく指定工場となる見込み。新工場は来月完成、10月の稼働を予定している。
 本社敷地内の従業員駐車場跡地に建設。鉄骨平屋建て(一部2階建て)で延べ床面積は810平方㍍。天井クレーンは4・8㌧を1基増設して2基、2・8㌧2基のほか、空調機器、高速シートシャッター、コンプレッサーなどを配備した。隣接する場所には、部品の一時保管庫として145平方㍍の倉庫(TOKOドーム)も設けた。
 タイヤ試験機や食品、医療関係の包装設備などの設計・製作を手掛ける同事業部。既存の工場は空調設備がなかったが、新工場は温度管理ができるため、高精度の機械組み立てを要する、自動化省力機器の受注増につなげることができる。また、本社敷地内の機械工場から離れた工場に輸送するコストも削減でき、3~4年の間に売り上げ、生産能力ともに2倍増を目指す。
 同社は東光商会から分社化し、1973年に設立。産業機械事業部は、87年に機械事業部から分離しメンテナンス事業部として発足。鉱山関連の設備、部品の補修などを主な業務とし、その後改称した。現在は自動搬送装置、パッケージ製品搬送、専用試験装置など、生産工程における省力化、自動化装置の設計、製作に取り組んでいる。
 同事業部の佐藤拓也事業部長は「プラント機械から自動化省力機器の生産に方向を切り替えている。空調、防じん設備を設けたことで、受注に結び付ける環境が整った。この流れを加速させていきたい」としている。

サンマ初入荷 大館市の大印 前年に輪をかけ不漁 例年より10日遅く 店頭にもお目見え

2020-08-30
大印に入荷したサンマ(大館市釈迦内)
 大館市青果魚類卸売(屋号・大印、土舘守社長)で29日、今季のサンマの入荷が始まった。この日は、北海道根室港などで水揚げされた約40㌔が初入荷。卸値は1㌔当たり2200~3200円で、1匹400円前後。前年に輪を掛けて不漁の年となり、例年よりも高値が付けられている。担当者は「今年は小ぶりで値段は前年並み。残暑を乗り越えたあたりから安定供給できれば」としている。
 同社によると、例年より10日ほど遅く、前年と同時期の初入荷。2㌔13匹入りが20ケース入荷し、市内の飲食店やスーパーなどの店舗にもお目見えした。一部スーパーでは1匹300円ほどで販売されるなど、価格は前年並みだ。
 温かい海水を嫌うというサンマは、地球温暖化により海水温度が上昇すると、陸から遠い場所に群れが分布。鮮度維持の関係で漁場が限られることから水揚げ量が減り、年々小ぶりになっているという。
 水産庁によると、漁期全体のサンマの来遊量は前年を下回ると予測。1歳魚の平均体重は昨年を下回って小ぶり。漁場は8月下旬の大型船出漁直後は沖合に広く分散し、択捉島以北の海域に分散して形成される。北海道東方沖の公海も漁場となる可能性があるという。全国有数の水揚げ量を誇る三陸海域への漁場形成は例年より遅く、10月下旬と見ている。なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、今季は調査海域・地点を縮小したことから情報量が少なく、予報の不確実性が高いという。
 大印の土舘一弘専務は「前年より漁獲量は明らかに低下しているが、値段は前年並みで年々身が細くなっている」とし、「温暖化の影響で、南の魚が北で取れるなど魚の流れが変化し、秋の味覚が(他の魚に)変わってしまわないか危惧している」と話していた。
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新型コロナ対策 各種給付金で生活支援 大館市 暮らし再建や就労など

2020-07-31
 大館市は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、収入が減少した世帯や求職中の市民に給付金を支給し、生活を支える。「暮らし再建世帯応援金」は月収が20%以上減少した世帯に10万円、大学生がいる世帯に10万円を追加支給する。離職や仕事が減って求職中の市民には最大3カ月、月3万円を給付する。いずれも市独自の事業。
 「暮らし再建世帯応援金」は、収入が減少した世帯を支援する事業。給付の対象は▽今年2~5月に前年同月比で給与収入が20%以上減少した人がいる▽減少前の世帯収入が基準額以下―の世帯。基準額は1人世帯で月収15万円、2人世帯で18万円、3人世帯で21万円などと設定した。
 給付金は1世帯当たり10万円。大学生や短大生など学生がいる世帯は10万円を追加する。国の持続化給付金や市事業継続応援金を受給し、学生を扶養する事業主には、応援金の要件に関係なく10万円を支給する。
 「就労支援給付金」は、求職中の人が就労するまでの生活を支援する事業。給付額は月3万円(最大3カ月)。就労が決定した月は準備費用として2万円を給付する。最大で11万円を受け取ることができる。対象は▽市福祉課が行う自立相談支援事業の就労支援を受けている▽世帯の主たる生計維持者である▽職業訓練受講給付金を受けていない▽被保護世帯でない▽世帯員の収入が基準額以下―。収入の基準額は1人世帯7万8000円、2人世帯で11万5000円などとなっている。
 いずれも市独自の事業で、22日の市議会臨時議会で可決された一般会計補正予算に事業費を計上した。福祉課は暮らし再建応援金100人、就労支援給付金50人の給付を見込んでいる。担当は「就労支援給付金については、これから市の就労支援を受け、定期的に支援員と面談しながら求職活動を進めていく人も対象となるため、気軽に相談してほしい」と呼び掛ける。両事業のチラシを作成し、大館商工会議所と連携して事業を周知するほか、公民館や病院などに設置する。

大塚製薬と包括協定 北秋田市 北鹿地方で初めて 市民の健康増進目的

2020-07-31
協定を結んだ津谷市長㊧と迫上支店長(北秋田市役所)
 北秋田市と大塚製薬(本社・東京都)は30日、健康増進に関する包括的連携協定を結んだ。同社が培ってきた熱中症対策などの健康情報を市民に提供し役立ててもらう。県内市町村との締結は5市目で、北鹿地方では初めて。
 協定は▽科学的根拠に基づいた熱中症対策▽健康長寿の推進▽健康経営▽女性の健康づくりの推進▽災害対策▽その他の6分野にわたる。医薬品研究開発などの事業で培った同社のノウハウを生かし、市民の健康課題解決を図る狙いがある。
 具体的には熱中症アドバイザー養成講座の開講、栄養指導、「健康経営」に取り組む企業の支援、健康サポートセミナーの開催、同社商品の備蓄などを予定している。特に、新型コロナウイルス感染防止策としてマスク着用が求められる今夏は熱中症の恐れが高まっていて、協定による取り組みが関心を集めそうだ。
 同社によると、同様の協定は秋田を含む47都道府県と締結した。県内市町村はすでに秋田、男鹿、にかほ、湯沢4市と結んでいて北秋田で5市目。これまで秋田内陸100㌔マラソン大会に毎年協賛してきた縁があり、熱中症対策として同社飲料品を提供してきたという。こうした取り組みを市全体にも広げようと今回の締結に至った。
 市役所で締結式が行われ、津谷永光市長と迫上智博・仙台支店長がそれぞれ協定書に署名した。
 津谷市長は「市は減塩対策やがん予防につながる生活習慣の改善などに取り組んでいる。締結を機に健康情報や医学的情報を提供していただき、市民の健康課題解決に向けたイベントや講習会を考えている」と期待。迫上支店長は同社の取り組みを紹介し「締結を機に健康情報を届け、より健康になっていただきたい」と述べた。

噴火警戒レベル4想定 鹿角・澄川地熱発電所 警察、消防と合同訓練

2020-07-31
負傷者を担架で運び出すなどの訓練を行い、連携強化を図った(鹿角市八幡平のベコ谷地)
 鹿角市と仙北市にまたがる秋田焼山(標高1366㍍)の噴火警戒レベルが、居住地域に重大な影響が出る可能性があるとする4(避難準備)に引き上げられたと想定した火山災害救助訓練が29日、八幡平の東北電力澄川地熱発電所周辺で行われた。同発電所、警察、消防の約20人が合同で訓練し、連携強化を図った。
 活火山の焼山は、現在噴火警戒レベル1。訓練は、焼山が噴火して火砕流が発電所へのアクセス道に流れ込んで不通になり、取り残された所員が登山道を徒歩で避難するとして想定で行った。
 現場の所員は、消防に通報した後、発電プラントを停止。約1・5㌔離れた後生掛温泉を目指して避難を開始した。途中、噴石で1人が足を負傷、再び通報し、救助を求めた。
 消防と警察は後生掛温泉に現地対策本部を設置し、救助隊を編成して登山道を登った。発電所東方約500㍍の湿地帯「ベコ谷地」で所員と合流。負傷者の応急処置と簡易担架での搬送を行った。
 同発電所の川邉浩所長は「訓練により所員の危機管理意識も向上している。異動となっても全員が同じ行動ができるよう、備えていきたい」と話した。
 この日は県警ヘリ「やまどり」で搬送訓練も行う予定だったが、周辺が濃霧のため中止した。同発電所は国内最大級の出力5万㌔㍗。合同訓練は2016年から夏と冬の年2回行っている。

極早生品種「味良い」 大館 エダマメ収穫本格化

2020-07-30
畑から収穫し、脱莢機を通したエダマメ(大館松峰)
 大館市でエダマメの収穫が本格化している。現在は極早生(わせ)から早生品種の収穫が行われており、市内では品種を変えて時期をずらしながら、10月まで出荷が続く。
 11haで5品種を栽培する同市松峰のファーム畠山(畠山博実社長)では、極早生品種「神風香」の収穫が27日から始まった。収穫機で畑からもぎ取った豆を、脱莢機にかけてさやの薄いものなどを取り除く。作業所に運んで洗浄や選別作業を行い、厳選したマメを出荷する。
 畠山博樹専務(42)によると、6~7月に雨が続いたため、播種(はしゅ)が半月ほど遅れ今月中旬までずれ込むなど、作業の進行に苦労したという。JAに出荷するほか、観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムを通じて飲食店などで提供され、「今年は雨に苦しめられた分、いいマメができている。地元スーパーなどにも並ぶため、大館産を味わってほしい」と呼び掛けた。
 エダマメは、JAあきた北の最重点品目の一つとして作付けが推奨されている。6月末のまとめでは、市内では32戸が203haで栽培。同JAの担当者は「降雨や日照不足で生育が心配されたが、味は良い」と話した。

マタギ文化 新組織で振興 北秋田市 推進協設立へ 「日本遺産」は解散

2020-07-30
北秋田市の日本遺産事業推進協議会(阿仁庁舎)
 「阿仁マタギ」の日本遺産登録を目指して設置した北秋田市の日本遺産事業推進協議会(会長・津谷永光市長)は28日、阿仁庁舎で開き、日本遺産に認定されなかったことを受けて今後の方針等を協議した。「認定」を前提とした組織であり事業継続は困難なことから、協議会は本年度末で解散。阿仁マタギの文化の継承や観光資源としての活用など必要な事業は、新たに設立する「(仮称)阿仁マタギ推進協議会」で進めていくことを確認した。
 日本遺産は、地域に根付き世代を超えて受け継がれている風習や伝承、歴史的経緯などを「ストーリー」として文化庁が認定するもの。地域に点在する遺産を総合的に活用し、国内外に発信することをねらいとした。
 北秋田市は2018年度から、阿仁マタギでの登録を目指して申請。内容などの修正を加えながら、19年度、20年度と申請を続けたが認定には至らなかった。文化庁は募集について、本年度で「当面最後にする」としている。
 事業推進協議会は、最初の申請で認められなかったことから、地元の関係者との協議を経て手続きを進めようと19年1月に設置。認定を目指すとともに、認定後においても文化財等を活用し、観光振興や地域活性化の推進を図ることを目的とした。
 この日の協議会で会長の津谷市長は「阿仁マタギは大変残念ながら、日本遺産に認定とはならなかった。しかし、阿仁マタギの世界観や歴史、文化は市にとって貴重な財産であることに変わりはない。今後も積極的な情報発信や環境整備により魅力向上を図りながら、後世に引き継ぐ取り組みをしたい」とあいさつ。今後の方針を協議した。
 本年度は、現在の協議会で活動を続けながら、同協議会と協議会作業部会を統合する形の「阿仁マタギ推進協議会」を設立。来年度の移行を目指す。新たな組織では「日本遺産に申請した『ストーリー』にあるマタギの世界観、知恵、歴史を感じ取ることのできるマタギの里を目指し、情報の共有や活用を図り取り組んでいく」などとした。
 また、本年度の事業計画では▽阿仁マタギガイドブック作成事業▽阿仁マタギ普及啓発事業▽阿仁マタギ講座―を進めることを確認した。
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「巡見使」の道をたどる 鹿角・大湯郷土研究会 街道跡を歴史散歩 5カ所に看板設置

2020-06-22
幕府巡見使道を歩いて学ぶ参加者たち(十和田大湯)
 江戸時代の幕府巡見使が通った「幕府巡見使道(旧来満街道)」を学ぶ歴史散歩が21日、鹿角市十和田地区で行われた。街道跡を歩きながら、巡見使の時代に思いをはせた。
 大湯郷土研究会(奈良公夫会長)が、貴重な歴史街道を通して、史実と郷土を知る機会にしようと主催。14人が参加した。
 幕府巡見使や南部の殿様が領内巡察の際に使った道は、来満街道と呼ばれている。巡見使は江戸時代に9回鹿角に入っている。山を越える難路で、無理してまで鹿角を訪れたのは、秋田藩と南部藩の藩境争いの状況確認、尾去沢鉱山の視察が理由とされている。
 参加者はマイクロバスに乗って、折戸北畠氏遺跡や中ノ渡一里塚、大圓寺、大湯城跡、在郷坂一里塚、倉沢毘沙門神社のケヤキ、大湯環状列石(浅間神社)、錦木塚を巡った。途中、上館坂―大湯城跡間と大湯倉沢―大湯環状列石間の2カ所を実際に歩いた。
 会員の三上豊さんが案内人を務め、見学先で歴史を解説。街道跡が分かる場所では、ルートを示すなどして説明した。同研究会は今回、「幕府巡見使道」の看板を5カ所に設置、ルートを示している。
 小学4年の長男と参加した40代の女性は「旧街道は、今では通らない所にある。どうして、このような場所を通ったのかなあ、と当時に思いをはせています」と話した。

河野防衛相「深くおわび」 地上イージス計画停止 来県し知事らに陳謝

2020-06-22
配備停止について説明する河野防衛相(県正庁)
 政府が秋田市新屋地区への配備を進めていた地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」のプロセス停止を受けて河野太郎防衛相は21日、本県を訪れ、佐竹敬久知事や秋田市の関係者らと会談した。河野防衛相は停止を判断した理由を説明し「深くおわび申し上げる」と陳謝した。地元からは停止を事実上の白紙撤回や中止と捉えるとした上で、早期に正式決定するよう求める声が上がった。
 会談は県正庁で実施。県側から佐竹知事と加藤鉱一議長、秋田市から穂積志市長と岩谷政良議長、地元住民を代表して新屋勝平地区振興会の佐々木政志会長が出席した。
 イージス・アショアの配備プロセス停止は、迎撃ミサイル発射の際に使われるブースターという装置を安全な場所に落下させることが難しいと判明したことが要因。河野防衛相は「当初はソフト改修で対応可能と判断していたが、日米協議の中でハードの改修が必要という結論に至った。そのためには2000億円近いコストと10年の時間が必要。改修は合理的とは言えないと判断した」と経緯を説明した。
 「県や秋田市、地元の皆さまには本当に長い間にわたって迷惑をかけ、配備に向けて尽力を頂いてきたにもかかわらず、このような判断をせざるを得なくなったことを大臣として深くおわび申し上げる」と停止について謝罪。
 今後については、国家安全保障会議に停止を報告し議論した上で閣議決定する流れになると説明し、「速やかに結論を得られるようにしたい」との考えを示した。
 佐竹知事は停止について「賢明な判断」と一定の評価を示しながらも、防衛省の対応について、説明会でのトラブルや二転三転した説明、視察で初めて民家に近いと把握したことなどを挙げ「ずさん」と断じ、「防衛省に対する信頼が損なわれた」と述べた。
 その上で「停止はいずれ撤回や中止という形になるだろう。速やかに決定・発表するとともに、あらためて地元に謝罪と説明を」と求めた。

朝採れ野菜を会社に 1日から予約配達 秋田犬ツーリズム 陽気な母さんの店(大館市)と連携

2020-06-21
ラインで商品の情報を共有し、注文・発注するシステムをテスト運用する(陽気な母さんの店) 
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は、企業向け野菜等予約配達システムのテスト運用を7月1日から始める。地域産品の消費拡大が狙いで、大館市の陽気な母さんの店(石垣一子社長)と連携し、朝採れ野菜をその日の夕方までに企業に届ける。無料通信アプリ・LINE(ライン)を活用し、情報をリアルタイムで共有することで、幅広い世代や地域での利用を目指す。参加企業を25日まで募集している。
 連絡調整は、登録事業者が同法人を通じて当日午前9時30分までに参加企業宛てにおすすめ商品をラインで提供。企業はグループラインなどで従業員から注文を集め、午前10時30分までに発注する。11時までに同法人が配達指示を事業者に行い、午後5時まで事業者が参加企業に配達。現金決済する。配達料は1件当たり300円(税込み)で、テスト期間中は同法人が負担する。
 首都圏の企業などに向けた野菜の配達システムを計画していた同法人が、陽気な母さんの店と連携し、地域内で実現可能な地域産品の消費拡大を目指す。同社は人口減少により、店舗利用者数が2017年度から年間約3000人ずつ減少しており、同じように販路開拓に悩む事業者が参入しやすいよう、モデルケースとしての役割も担う。同社ではその日の朝に採れた野菜を中心に提案する予定で、石垣社長は「一人でも多くの人に食べてもらいたい」と期待している。
 テスト運用の参加企業の要件は、大館市内に住所を有する企業または団体で、従業員が5人以上であること、テスト運用のアンケートに協力してもらうこと、配達の際にまとめて現金で支払いができること。期間は7月1日から3カ月程度を想定。1カ月につき5社、計15社を募集する。25日締め切り。
 同法人は「プラットフォームができると、さまざまな情報共有ができる。登録事業者、参加企業を増やしていけるよう、需要を調査したい。実現可能であれば、連携市町村にも広げていきたい」としている。
 問い合わせは同法人(電話070・2020・3085)。

産業コーディネーター 新たに東海地区へ配置 鹿角市 自動車産業など取引拡大へ

2020-06-21
鹿角工業振興会の通常総会であいさつする山本さん(千葉旅館)
 鹿角市は本年度、地域産業の活性化に向け、新たに東海地区へ「産業コーディネーター」を1人配置した。自動車・航空産業の商取引の拡大や、品質や生産性の向上に役立つ人材の育成を図ることで、付加価値の高い産業の育成を目指す。
 市は、市内の企業間取引の活性化や、市内企業の連携による地域外の新たな受注先の開拓、付加価値の高い最終製品の開発を図るため、国の地方創生推進交付金を活用し、2016年度から地域内連携事業に取り組んでいる。
 この事業は鹿角工業振興会(柳澤隆次会長)=事務局・鹿角職業能力開発協会内=に委託し、元会社経営者らを産業コーディネーターとして依頼。産業拠点施設「まちなかオフィス」に配置し、成果を上げてきた。
 新たなコーディネーターは元トヨタ自動車の山本和信さん(69)。山本さんは同社TQM(総合的品質管理)推進部主査を経て、16年に定年退職後、関連会社でコンサルティングを行っている。
 数年前に本県や鹿角市で開かれた企業等の若手人材育成研修の講師を務めたほか、東海地方での企業懇談会や、愛知県内の大手企業の視察などで鹿角市に協力してきた経緯がある。
 今後は年4回来鹿し、企業訪問や小集団改善活動(QCサークル活動)の指導を行うほか、東海地区での市内企業のPR活動を行う。小集団改善活動は、市内企業の従業員に対し、高い精度を求められる製品の製造に向け、改善意識の普及を図るのが目的。
 産業コーディネーターはこれまで2人だったが、3人体制となった。
 山本さんは19日に十和田大湯の千葉旅館で開かれた鹿角工業振興会の通常総会に出席。「東海圏と鹿角の企業が結び付くよう力を合わせて取り組みたい」と意気込みを述べた。
 取材に対して、山本さんは「鹿角の企業はものづくりのノウハウを持っているが、東海圏では名前が通っていない」とPRや連携の必要性を指摘。「秋田、鹿角の優秀な子どもたちが就職で県外に出なくてもいいように地元企業の発展や、企業誘致ができればいい」との考えも示した。

「石の塔」登山、緑満喫 岩瀬側から市民25人 大館市田代公民館 ホラ吹き大会は中止

2020-06-21
石の塔前で記念撮影(田代公民館提供)
 大館市の田代公民館は20日、同市と青森県大鰐町との境にそびえる巨石・石の塔を観賞する「石の塔登山」を開催。市民ら25人が参加し、山登りを通して交流を深めた。
 県境にそびえ立つ石の塔は高さ約20㍍、周囲は74㍍の巨岩。薬師山神社の御神体とされ、両県から参拝客が多く訪れている。
 津軽地方で伝えられる「石の塔を見ないでホラ(大きいこと)を話すな」という伝承にちなんで、同町では1996年からホラ吹き大会を開催。例年、登山と組み合わせた交流イベントを開いているが、今年は新型コロナウイルスの影響で大会が中止になったため、同館は登山のみ行うことにした。
 この日、参加者は岩瀬沢の石の塔登山口から入山。さわやかな天気に恵まれ、新緑の山道を気持ち良さそうに登った。
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