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2020年06月

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ホテルクラウンパレス秋北 大規模改修で休館へ 7月1日再開ならず 全従業員に解雇通達

2020-06-02
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大館市のシンボル的な建造物となっているホテルクラウンパレス秋北(大館市片町)
 全国でホテル事業を展開するホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ・本社、東京都)は1日、臨時休館しているグループのホテルクラウンパレス秋北(大館市)を7月に再開せず、大規模改修のため長期休館することを明らかにした。それに伴い、同ホテルは全従業員に解雇通達した。同社では「ホテルの老朽化が進んでおり、大規模な改修が必要」としている。
 同ホテルは新型コロナウイルスの影響により、4月19日から6月30日まで臨時休館し、7月1日に再開する予定だった。同社によると、臨時休館中に施設内を点検したところ、施設の老朽化から大規模改修が必要と判断。築50年近く経過しており、改修は最低でも1年以上は掛かる見通し。新型コロナの影響も含め、その間の従業員の雇用は難しいなどの判断から、ホテルが全従業員34人(本社把握分)に解雇通達をしたという。
 同ホテルは1973年5月、秋北バス(大館市)直営で開業した。地上12階、地下2階。北東北の中心という立地条件を生かし、観光客やビジネス客などの利用が多く、宴会場を兼ね備えている。かつてボウリングやカラオケなどの娯楽施設もあり、当時は先進的な総合ホテルとして注目を集めた。
 秋北バスは2001年に不採算部門の整理を行い、ホテル内直営店のテナント化や一部閉鎖などの合理化を断行。03年にHMIへ営業譲渡し、秋北ホテルから現名称に変更した。バスターミナル施設は秋北バスが借り受けていたが、利用客減で13年に廃止した。
 17年に県が公表した大規模建築物耐震診断結果では、同ホテルが震度6強以上の地震で「倒壊または崩壊する危険性が高い」と評価された。

大館の「食タクシー」 制度見直しで「延期」 関係者から不満の声 「流れつぶさないで」

2020-06-02
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 大館市が地域経済を救済する目的で1日から始める予定だった、タクシーによる持ち帰りグルメ配達サービス「大館の食タクシー」は、制度の見直しを図るため延期する。市が1日に明らかにした。緊急事態宣言が解除されたものの、依然として売り上げに伸び悩む飲食店、タクシー会社では「スピード感に欠ける」「テークアウトの流れがつぶれてしまう」などの不満の声が上がっている。市は開始時期を未定としている。
 注文を受けた飲食店がタクシー会社に依頼し、商品を利用者に届ける事業。対象は市内全域で、利用者は商品代のほかに1回300円の配達料を支払う仕組み。予算は428万1000円で、市が配達料の大半を補助する。4月27日の市議会教育産業委員会で制度を説明。5月19日の臨時議会で補正予算が可決された。
 5月27日まで飲食店を募集し、約40店が登録。1日の開始に合わせ、チラシ1500枚を印刷済みだったが、市によると29日の夕方に急きょ延期を決定し、その日のうちに飲食店、タクシー会社に連絡を入れたという。延期の理由について市は「制度実施にあたってさまざまなご指摘を受け、より効果的な制度となるよう、見直しした上で実施したい」としている。配達エリア縮小や購入金額の下限設定などを検討しているという。
 急な決定に関係者からは戸惑いの声が上がっている。市内のタクシー会社の担当者は「真意は分からないが、タクシー会社にそんなにお金を出す必要がないのではないか、という印象を受けた」としながら、対応については「ほかの地域と比べるとスピード感に欠け、1カ月、2カ月は遅れている感じ」と不満をもらす。さらに「まだまだ売り上げは回復していない。いつコロナに感染するか分からない危険な仕事。何とか面倒を見てほしいと、声を大きくしたい」と早期の協力を求めた。
 また、旧市内の飲食店では食タクシーを利用した弁当30個の注文が1日に入ったというが、延期を受けてテークアウトに変えてもらったという。店長は「緊急事態宣言が解除されてテークアウトの利用は落ちてきている。まだ宴会が取れず、少しでも収入を得るためにもう一度、配達で伸ばしたかった」と話す。今回の延期を受け「テークアウト終了のイメージが大きい。せっかくの流れがつぶされてしまうのでは。本当は5月にやってほしかった。早く始めてもらわないと、お客さんももういいかな、となってしまう」と心配していた。
 市観光課は「制度開始を楽しみにしていただいた皆さまにはご迷惑をかけるが、今しばらくお待ちいただきたい。周知が遅れたことをおわび申し上げる」とコメントした。

観光施設など相次ぎ再開 大館 感染防止対策を徹底 秋田犬の里は3カ月ぶり 展示室は入室制限

2020-06-02
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 新型コロナウイルス感染拡大防止のために臨時休館していた大館市内の観光施設などが1日、相次いで再開した。県境をまたぐ移動自粛が大幅に緩和され、県外からの来館も見込まれる中、入館制限や身体的距離の確保など感染防止対策を徹底した上で受け入れ。久しぶりの開館を喜ぶ人の姿も見られ、徐々ににぎわいが戻ってきている。
 3月7日から臨時休館していた同市の観光交流施設「秋田犬の里」は、約3カ月ぶりに再開。感染防止対策として、館内にはマスク着用、人との距離確保、手指の消毒を促す掲示物を設置。消毒液の噴霧装置も置いたほか、換気と職員の健康管理なども徹底する。秋田犬展示室では、1回の入室を5人までに制限し、柵の前にさらに仕切りを設けて秋田犬との触れ合いを完全禁止に。室内外の床には、見学時や並ぶ際に距離を空けてもらうため肉球をデザインした目印も取り付けた。
 再開初日、展示室には市の地域おこし協力隊が飼育する「勝大」「おもち」が登場し、見学に訪れた人々に元気な姿を見せた。来館者の中には「久しぶり~」「ツイッター見てたよ」と声を掛ける人もおり、再会を喜んでいた。
 母親と訪れた大館市の50歳代女性は「犬が好きで、休館前は毎週のように来ていたので、再開日を待ちわびていた。3カ月間寂しかった、会えてうれしい」と笑顔を見せた。
 この日は秋田犬の写真240枚、缶バッジ60個などを用意し、来館者に無料で配った。当面の間、出入り口は自動ドアのある正面に限定し、秋田犬関連のイベント等は実施しない。
 同施設では感染拡大状況に応じた対応マニュアルもまとめ、職員間で共有している。佐藤和浩館長は「第2、3波を想定して、来館者の検温、名簿記入、展示室入室禁止など段階的な対応も検討している」と話す。「犬のストレス、来館者の満足度のバランスを考え、対応には十分に注意していく。まずは密を避けることが大事。不便をかけるが、理解してほしい」としている。
互いに距離を空けながら、秋田犬との再会を喜ぶ来館者(秋田犬の里)
展示室の入室制限に協力を求める看板も設置した

強風で飛び火、延焼 住宅など6百棟焼く 鷹巣町大火から70年 被害額、町予算の12倍

2020-06-01
町中心部まで燃え広がり甚大な被害をもたらした70年前の大火(提供=北秋田市消防本部)
 1950(昭和25)年6月1日、旧鷹巣町の中心部に燃え広がった「鷹巣町大火」の発生から70年。北秋田市消防本部は節目に大火を振り返り、防火への誓いを新たにしている。出火当時から町の復興までの歴史や「大火」を経験した消防人や住民の記憶をたどり、現在につながる火災予防の教訓を考える。
  火災は6月1日午後9時40分ごろ、材木町北東側の物置小屋付近から出火。当時は連日続く晴天により空気が乾燥した状態で、北東から風速約15㍍の風が吹いていた。飛び火により木造の家屋に次々と炎が燃え移り、西方に広がる町の中心部へ延焼していった。
 当時の常備消防部がポンプ車2台で消火活動にあたったほか、近隣の村や大館、能代から応援が駆けつけた。貯水池の枯渇など水利が不足する中、家屋が密集し道幅の狭い地区での消火活動は困難を極め、翌日午前4時に鎮火した。
 火災による死者はなかったものの、241人が負傷した。住宅など約599棟を焼き、町の全世帯のうち半分に当たる705世帯3388人が被災。家が焼けた多くの住民は、近隣の親類を頼るか、旧鷹巣小の体育館などに開設された避難場所での生活を余儀なくされた。
 住宅のほか、郵便局や常備消防部、警察署、病院、地方事務所や国家地方警察派出所など当時の主要施設が焼失し、甚大な被害をもたらした。被害額は当時の町予算の12倍に当たる約12億円に上った。
 市消防本部によると、大火翌年の51年、鷹巣町消防団には水槽付きのポンプ車が配備。55、56年に行われた近隣6村との町村合併前後には各地区にポンプ車が整備され、迅速な初期消火に向けた体制がつくられた。町内各所には地下水をくみ上げる打ち込み式の消火栓を配置。市内では鷹巣地区に多くみられ、町なかの水利不足の解消を図ったとされている。
 長岐篤市消防長は、鷹巣町大火で消火活動にあたった消防人が残した教訓を「火災を発生させないため、一人一人が火種を作らない予防意識」と考える。当時と比べ初期消火への対応力が上がった現在も、強風や空気の乾燥から大規模火災へとつながる恐れはあり、「風水害と同様に異常気象への警戒を強めている。残された教訓を70年の節目に伝え、無火災を願いたい」と火災予防への思いを強くした。
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 市消防本部は「鷹巣町大火70年パネル展」をイオンタウン鷹巣(7日まで)とコムコム(28日まで)で開催中。火災後の写真や当時の記録資料を展示している。

交通空白 5年間で10集落解消 鹿角市の乗り合いタクシー あすから八幡平で通年運行

2020-06-01
 鹿角市は2日から、八幡平地区で予約型乗り合いタクシーを通年運行する。花輪方面と結ぶ「長牛長内花輪線」「樫内夏井花輪線」の2路線で、運行は週2回。2015年に38集落あった公共交通空白地域は28集落に減少する。
 八幡平地区の路線バスは八幡平大環状線と志張線の2路線が運行されているが、最寄りのバス停までの距離が遠い住民が交通手段の確保を要望。19年度、市が事業主体となって実証運行を行った結果、樫内、林崎、荒町、桃枝集落の住民から運行継続を希望する意見が出ていた。
 長牛長内線は長牛、桃枝、白欠、長内、黒沢、樫内夏井線は樫内、林崎、小割沢、夏井、大久保、荒町、川部をそれぞれ通ってJR鹿角花輪駅と結ぶ。2路線とも八幡平市民センター、五の宮の湯、マルホン、いとく花輪店も乗降場所に設定。予約がなければ停車しない。
 火、金曜日の週2回、3往復を市内のタクシー会社に委託して運行する。利用希望者はタクシー会社に予約する。予約時間は、午前8時30分の便が前日午後5時まで、そのほかの便は利用の1時間前まで。予約があった場合だけ運行する。
 今回の通年運行で、15年度に38集落あった空白地域は28集落に減少する、と市は説明し「さらなる空白地域の解消へ向け、地域に最も適した交通手段の確保に努めたい」としている。
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ドラゴンアイ開眼 八幡平山頂

2020-05-31
見頃を迎えた八幡平ドラゴンアイ(29日)
 秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)山頂の鏡沼で、雪解けの様子が竜の目のように見える「八幡平ドラゴンアイ」が見頃を迎えている。
 八幡平山頂付近には、アオモリトドマツの森の中に大小の湖沼群が点在する。このうち、鏡沼は雪解けが進むと、中央に雪を残してドーナツ状に水面が広がり、「竜の目」のように見える。2週間ほどの期間限定の現象で大自然が織りなす不思議な光景は観光スポットとして人気を集めている。海外に誇れる日本文化を表彰する「クールジャパンアワード2019」にも選定された。
 山頂レストハウスから雪の坂道を20分ほど歩くと目の前に現れる。6月1日に神事と山開き式が予定されていたが新型コロナウイルス感染防止のため、中止が決まっている。
 

北秋田市、上小阿仁村 推進連絡会あす発足 農家民宿の開業後押し

2020-05-31
 農家民宿などの開業希望者のネットワーク作りを目的とした「北秋田・上小阿仁まるごと体験推進連絡会」が1日に発足する。民宿、簡易宿泊所などが少ないエリアでの開業を促し、観光客、観光消費額の増加を目指す。行政や大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムが運営をサポート。同法人では「宿泊施設の選択肢を増やすことでニーズに応えていきたい」としている。
 民宿、民泊等は、開業が盛んな大館市に18施設あるのに対し、北秋田市は2施設ほど、上小阿仁村はゼロと、極端な差がある。大館市では行政のサポートが充実しているが、北秋田市、上小阿仁村は開業、運営の情報が少ないのが現状。近年、開業希望者が増えているものの「開業の仕方が分からない」との声が多く、情報交換と行政の連携を深める場として、連絡会を設立する。北秋田市、上小阿仁村、同法人、大館市まるごと体験推進協議会の4者が予約システム調整、補助金、相談窓口の紹介などをバックアップし、自律的運営を促す。
 目的として、両市村に農家民宿、民泊、簡易宿泊所を増やし、観光客、観光消費額の増加を狙う。宿泊費は1~3万円程度に設定し、付加価値の高いものを提供。国内外に地域の魅力をアピールする。
 1日午前11時から北秋田市交流センターで設立会合を開く。連絡会の事務局は同市在住で、群馬県からの移住者の黒岩咲貴さんが担当する。組織発足後は、今月中に上小阿仁村で外国人体験宿泊支援、7月に仙北市での農泊研修ツアーなどを予定。そのほか、月1回の会合を開く。設立メンバーは10人程度。
 同法人では「ビジネスホテルや旅館しかない地域で、入り込み客数を増やすためには選択肢の多さが重要。観光だけではなく、移住体験も可能になる。行政の枠にとらわれず、観光、農政、移住の3つが立体的につながっていくと、地域の活性化につながるのでは」と期待している。 

遭難相次ぎ注意呼びかけ 啓発看板も設置 田代岳方面へ車次々

2020-05-31
啓発看板を設置する署員(大館市岩瀬字大川目元渡)
 今月中旬から下旬にかけて大館市の田代岳で山岳遭難が2件相次いだことを受け、大館署は30日、同市岩瀬の山瀬ダム南側の市道で、遭難・クマ被害防止を呼び掛ける啓発活動を行った。早朝から田代岳方面に向かう車が多く見られる中、ドライバーに対策を周知したほか、啓発看板を設置して注意を呼び掛けた。
 田代岳では20日、山菜採り目的で入山して行方不明となっていた同市の70歳代男性が死亡。27日にはタケノコ採り目的の大仙市の60歳代男性、秋田市の50歳代男性の2人が遭難し、無事発見された。例年に比べて速いペースで山岳遭難が起きており、山菜・タケノコ採りシーズンの本格化でさらなる発生が懸念される。
 この日は同署地域課の署員5人が参加。田代岳方面に向かう車を停止させ、ドライバーにチラシなどを手渡した。「遭難が相次いでいるので注意して」などと呼び掛けた。
 チラシやポケットティッシュなど啓発グッズ約70組を用意し、1時間弱で配り終えた。この間に50台以上の車が通過していった。
 28日にクマの写真を用いた看板を市道沿い2カ所に設置したのに加え、この日は「山岳遭難多発中」と書かれた看板も新たに置いた。
 同課の佐藤啓太課長は「天候も良く、入山者が多かった。例年よりも早いペースで遭難が発生しており、1件でも多く減らしたい。入山する際には、危険な場所には入らないよう心掛け、体調・体力に合わせた行動をお願いしたい」と話した。

 

売り上げ減の業者支援 大館市が追加策 県外学生へ食材提供

2020-05-30
会見する福原市長(大館市役所)
 大館市の福原淳嗣市長は29日の定例会見で、新型コロナウイルス対応の追加支援策として、売り上げが減少した事業者への独自助成や市内宿泊者への商品券提供、県外学生への食材提供を行うと発表した。関連予算案を6月定例市議会の最終日に追加提出する予定。
 事業者支援は、2月から5月の売り上げ減少率が20%以上50%未満の企業に給付金を出す。国の持続化給付金(中小企業200万円、個人事業主100万円)、休業要請協力金(県30万円、市20万円)のいずれにも該当しない事業者を対象とする。
 商品券は地域限定とし、県の助成を受けて市内宿泊施設を利用する人に配布して、観光消費の拡大を図る。利用者の居住地は市内外を問わない。
 食材提供は「学生応援ふるさと便」と名付け、市出身の県外学生(大学生や専門学校生など)に対し、コメなどを送る。送料込みで4000円程度を想定している。
 福原市長は「緊急事態宣言の解除を受け、経済活動をできるだけ早く再開させたい。県外学生への食材提供は、ふるさとの魅力を再発見する機会になればいい。具体的な支援内容は協議中」と述べた。
 このほか、家計急変で学業を続けることが困難な学生を対象に奨学生を追加募集する。貸与するのは月額で高校生など1万2000円、大学生など4万円、医学生6万円。受付期間は6月1~30日。問い合わせは学校教育課(☎0186・43・7112)

 

81%に振込が完了 北秋田市 特別定額給付金

2020-05-30
会見する津谷永光市長(北秋田市役所)
 北秋田市の津谷永光市長は29日に市役所で開いた定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症に係る特別定額給付金について、この日の作業分を含めて2万5494人分の振り込みが完了したことを明らかにした。対象となる市民3万1185人の81・7%。「ぜひ、市内で利用してほしい」などと呼び掛けた。
 市ではマイナンバーカードを利用したオンライン申請を今月1日から受け付け、郵送による申請は11日に書類を発送し、順次受け付けを開始してきた。
 会見で市長は「今月27日現在でのまとめで、申請状況は対象となる1万4015世帯のうち1万2233世帯から申請が提出された。申請率は87・3%」と説明。同日時点での支給状況は「対象となる3万1185人のうち2万1730人、69・7%に振り込みが完了した」としたほか、「29日は3764人への振り込みを予定しており、合計すると2万5494人、81・7%の市民への振り込みが完了する」などと述べた。
 その上で「受け付けの締め切りは8月11日。まだ、申請されていない世帯については今後、市からも連絡をするが、早めに手続きをしてほしい」と呼び掛け。「地域経済をもり立てるためにもぜひ、市内の飲食店や小売店等で利用してほしい」と話した。
 また、市独自の緊急経済対策である「事業継続支援金」「学生生活支援臨時給付金」「緊急子育てサポート給付金」の申請受け付けを開始したことも紹介。「今後の推移を見極めながら、必要に応じて第2弾、第3弾の経済対策を講じていきたい」との考えも示した。

 
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新人は2人が初当選 小坂町議選 12人の顔ぶれ決まる 投票率は前回下回る76%

2020-03-24
トップ当選を決め万歳をする菅原氏㊧と妻智子さん(古館の事務所)
 任期満了に伴う小坂町議会議員選挙は23日、投票が行われ、即日開票の結果、新議員12人の顔ぶれが決まった。現職11人、新人3人の計14人が2人オーバーの激戦を展開。新人は2人が初陣を飾り、菅原明雅氏がトップ当選を果たした。現職は10人が議席を守ったが、1人が涙をのんだ。
 国政、地方選挙の投票は日曜に行われるのが一般的だが、小坂町議選は期日前投票の浸透や経費節減などを理由に、前々回、前回に続いて平日の選挙となった。
 現職12人のうち1人が今期で勇退する中、現職11人に加え、新人3人が参戦した。
 経済・雇用対策や少子高齢化、人口減少への対応など、町を取り巻く課題が山積する中、多くの陣営が後援会組織や地縁・血縁を駆使した集票はもとより、新たな支持層の取り込みを目指して選挙戦に突入。
 新型コロナウイルスの影響を考慮し、町民との握手を控えるなど異例の申し合わせを行った上で運動を展開し、「活力ある町政を皆さんと共に」「つくります 小坂の元気」「生まれ育った小坂町のために」「世代をつなごう」「ONE TEAM(ワンチーム)で安心・安全な町づくり」といったキャッチフレーズを掲げて支持を訴えた。
 当選した12人は自治会連絡協議会単位の地区別で中央9人、七滝3人。党派別では公明、共産各1人、無所属10人。
 投票率は前回の80・25%を4・21ポイント下回る76・04%。期日前投票は5・87ポイント上回る46・29%だった。
ただ1人400票台 新人・菅原氏トップ当選 新人で元高校長の菅原明雅氏(65)がただ1人400票台を獲得、トップで初当選を決めた。
 角館南高、大館鳳鳴高の校長を歴任。現在は町国際交流協会の会長。団塊世代が後期高齢者になる「2025年」への関心を高めたい、と立候補を決意した。
 本格的に動き始めたのは今月に入ってから。「出遅れて苦戦したが、同僚や先輩のご指導で徐々に浸透できた」と振り返る。
 選挙戦で訴えのは、「2025年」に備えたまちづくり。「私は新人。まじめに政策を訴えるだけ」と街頭演説を積極的にこなした。介護医療に携わる人材の確保・育成の大切さを力説した。議員定数の削減を主張し、関心を集めた。
 当選の報を受け、支持者に感謝の言葉を述べた後、トップ当選について、「驚いている。期待が大きいことを感じる。当選はゴールではなくスタート。1期4年間、全力で問題に取り組みたい」と抱負を語った。

住宅設備の供給に遅れ 新型コロナ 4月のシーズンに影響 水回り品が納期未定

2020-03-24
レンジフードが納品されず、引き渡しが遅れている現場(大館市内)
 新型コロナウイルス感染拡大により、中国などで生産活動が停滞していることから、国内の製造業に影響が及んでいる。住宅業界では、特に水回り品の納期が未定となっており、4月からの新築、リフォームシーズンへ与える打撃は避けられない状況。北鹿地方の工務店では、納期について顧客に理解を求めながら、在庫や納品の見通しが立っている商品を提案するなどし、対応している。
 このうち、建築資材を販売する大館市の三浦木材(三浦功達社長)では、2月中旬頃に住宅設備メーカーから「納期未定」の連絡が入り始めた。システムキッチン、システムバス、トイレ、洗面台、レンジフードなどの水回り品が中心で、全く納品がないわけではないが、日に日に対象商品が増えており、明らかな供給の遅れがあるという。中国で製造しているとみられる部品が入荷せず、メーカーの生産が滞る状態が深刻化している。
 4月からは市の住宅リフォーム支援事業の申請受け付けが始まるなど、これから新規注文が増える時期。同社では例年、3月にメーカーを招いた展示会を開催しているが、今年は予約制の現品販売会として規模を縮小しており、繁忙期への影響を懸念している。「一番怖いのは先が見えないこと」と三浦社長。中国以外にも欧米など世界中で感染者が増加する中、どの部品がどこで製造されているか全て把握できないため、「これから水回り以外の商品も入ってこなくなるのか、全く読めない」と不安を語る。
 新築は受注ペースを落とすことも検討しているというが、リフォームは水回り以外で、外壁、サッシの交換、床材の張り替えなど出来るところから進めていく。水回りは受注再開のめどが立った商品も一部出てきている。三浦社長は「お客さんが希望する以外の商品も提案しなければいけなくなるが、納期も含め、丁寧に状況を説明していくしかない」と話している。
 

健康福祉部長に石崎氏 北秋田市異動 水道局長は建設部長兼務

2020-03-24
 北秋田市は23日、4月1日付発令の定期人事異動を発表した。異動規模は前年度より44人増の226人。女性職員の幹部登用を推し進めたほか、子育て世代包括支援センターや水道局を創設した。
 部長級は健康福祉部長に石崎賢一・産業部政策監を充て、新たなポストの水道局長を浅村武則・建設部長が兼務する。産業部政策監に米澤田茂・会計課長、会計管理者に小坂竜也・総務課長、消防長に長岐篤市・消防次長がそれぞれ昇格した。
 新規採用は一般職11人、消防2人の計13人。退職者は26人。4月1日時点の職員数は462人、再任用19人の計481人の予定。
 今回の特徴について市は「幹部職員への女性登用」など5点を挙げる。総務部総務課長に初めて女性を起用した。会計課長も女性が務める。
 機構改革に関連したものでは子育て世代包括支援センターを健康福祉部医療健康課の係として設置する。妊娠期から子育て期にわたり切れ目なく総合的な相談、支援を行う狙いがあり健康推進係の職員3人を兼務配置する。
 水道局は水道課10人態勢。機構改革に伴い建設部上下水道課は廃止し、これまでの業務係と水道係の業務は水道課に引き継ぐ。下水道係の業務は建設部都市計画課に移管する。
 一部事務組合の市周辺衛生施設組合解散に伴い、組合職員3人を市職員として採用する。あいかわ保育園の民間移管に伴い、園職員12人は他園に異動した。
 第2次総合計画後期基本計画などの策定に当たる総合政策課政策係、新たなし尿処理業務に当たる生活課環境係をそれぞれ増員した。
 

北秋田市 合併から15周年迎える 広報に特集 市民病院やコムコムオープン

2020-03-23
広報「きたあきた」の合併15年特集
 北秋田市は22日に、合併から15周年を迎えた。この間に、北秋田市民病院の開院や市民ふれあいプラザコムコムのオープンなど、さまざまな事業を進めてきた。現在は、伊勢堂岱遺跡を含む北海道・北東北の縄文遺跡群の世界文化遺産登録に向けた取り組みや阿仁マタギの日本遺産登録を目指す活動なども行われている。市は3月号の広報「きたあきた」に特集ページを掲載した。
 鷹巣、合川、森吉、阿仁の4町が合併した北秋田市は、2005年3月22日に発足。平成の大合併では、県北第1号となった。合併前日の3月21日時点の人口は4万989人。世帯数は1万4897世帯。今年2月末現在では、人口3万1369人、世帯数は1万4002世帯となった。人口は9620人、世帯数は895世帯それぞれ減少している。
 合併を巡っては03年6月、鷹巣町が3町と上小阿仁村に呼び掛け、準備会を立ち上げたのが始まり。同村は初回から参加を見送ったが、4町は同年9月に任意合併協議会を発足。04年2月に法定合併協に移行した。05年1月に総務省が北秋田市設置を告示し、正式に合併が決定した。
 合併直後の05年3月28日には、構造改革特区として阿仁マタギ特区が認定され、「どぶろく」の製造と提供が可能となった。13年11月には、旧阿仁町に限定されていた区域を市全域に拡大する申請が認定されている。
 10年4月1日には、公設民営方式による北秋田市民病院が開院。地域の医療を支える存在となった。11年4月1日からは、公立米内沢病院の閉院に伴い市立米内沢診療所が開所。施設の改修などを経て、12年5月に開所式が行われた。
 また、16年4月には市民ふれあいプラザコムコムがオープン、18年4月には「クリーンリサイクルセンターエネルギー回収推進施設」が竣工(しゅんこう)、今年4月には新鷹巣浄水場や新たなし尿処理場、新阿仁診療所の開所など、大型事業が続いてきた。
 このほか、第59回全国植樹祭(08年)、国際樹氷サミット(19年)が開かれたほか、伊勢堂岱遺跡を含む北海道・北東北の縄文遺跡群の世界文化遺産登録に向けた活動も推進。阿仁マタギは、日本遺産への登録を目指して申請を行うなど、観光や文化面での施策も進められている。
 市は15周年に合わせ、広報で特集を掲載。「誕生15年、北秋田市の魅力再発見」として、歩みをまとめた年表や新たなランドマーク、市章、市民歌などを紹介している。

小坂町議選 きょう投開票 当落判明は午後9時前

2020-03-23
 任期満了に伴う小坂町議選は23日、投開票が行われ、町民の負託を受けた12人の新選良が決まる。投票は町内10カ所で午前7時に始まり、午後7時(十和田湖地区は午後5時)に終了。午後8時から向陽体育館で開票が行われ、同8時45分ごろには大勢が判明する見通し。選挙戦最終日の22日は朝から雨が降る中、各候補者が「最後のお願い」に駆け回った。
 今回は現職11人、新人3人の計14人が立候補した。党派別では公明、共産各1人、無所属12人。地区別では中央9人、七滝4人、十和田湖1人。
 現職は12人のうち中央地区の1人が勇退。新人は中央2人、七滝1人。中央地区を中心に、選挙戦の構図が塗り替えられることになったが、新人の戦いぶりが注目された中で、現職がどれだけ票を上積みできるかが当落のカギとなりそうだ。
 選挙期間中、各候補者は新型コロナウイルスの影響を考慮し、町民との握手を控えるなど異例の申し合わせを行った上で運動を展開。
 町選管は感染予防策として、期日前と当日の投票所の入り口にアルコール消毒液を設置するとともに、事務従事者や立会人はマスクを着用し、定期的に換気も実施。投票者が多い役場とセパームの投票所では、接触防止を図るため記載台を1台増設するなどして対応する。
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