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2024年9月

自転車のヘルメット 着用率向上へパレード 石田市長と国際高生ら 大館署で出発式 秋の全国交通安全運動

2024-09-21
ヘルメットを着用して自転車パレードに出発する石田市長や国際情報高の生徒ら(大館署前)
 秋の全国交通安全運動(21~30日)を前に、大館署は20日、出発式を行った。昨年から努力義務化となった自転車利用時のヘルメット着用率向上に向け、石田健佑市長や高校生らが実際に乗車してパレード。交通事故防止に向けて市民にアピールした。

沿線の北秋田市など 自治体の補助減額へ 内陸線 国の再構築事業活用

2024-09-21
 県は秋田内陸線など第三セクター鉄道の経営の安定化を図るため、運行の維持などに手厚い財政支援を受けることができる国の「鉄道事業再構築事業」を活用する方針を固めた。国の事業認可を見越して、内陸線の単年度赤字を補うため県と北秋田市などが拠出している運営費補助を減額することも合意済みで、2027年度以降は現在の1億9500万円から1億4800万円に減額される見通し。

鹿角市議運委 市議の調査は行わず 職員へのパワハラ言動 「犯人捜しはしない」

2024-09-21
 鹿角市議会運営委員会(倉岡誠委員長)は20日開き、市議の職員に対するパワハラ的言動への対応について協議した結果、実態調査は行わないことを決めた。来年3月の改選期前に調査結果を出すのは難しいことなどが理由。ハラスメント防止に向けては、市が制定予定の条例に議員も対象に含めてもらうなどの対策を取る。

野遊びSDGs事業 現状計画の遂行難しく 教育産業委 ハード事業多くが未整備 大館市

2024-09-20
 大館市の9月定例議会は19日、4常任委員会の審査が行われた。教育産業委(田村秀雄委員長)では、岩瀬の五色湖周辺にアウトドア施設を整備する野遊びSDGs事業について説明を受けた。建築、土木工事など約7億5000万円のハード事業が未着手となっているが、運営を担う予定だったキャンプ用品大手スノーピーク(新潟県三条市)が7月に撤退を表明。観光課は「現状計画の遂行が難しい。今後の方向性を国や県と協議していく」と述べた。

町内会 役員報酬の相場いかに 大館 会長は2万円台が最多 天下町町内会が調査

2024-09-20
 町内会役員の報酬・手当はいくらなのか―。客観的な指標が存在しないとして大館市の天下町町内会(吉田常照会長)が今夏、地縁団体を対象に実態調査を行った。会長は年間で2万円台が最も多く、書記や班長に支払っているケースも。吉田会長は「住民の理解を得ながら、適正な金額を設定する参考にしてもらえたらいい」と話す。

2024年8月

大館市長選・市議補選 あす投開票 各陣営 浮動票取り込みに全力

2024-08-31
 大館市長選・市議補選は、いずれも来月1日に投票が行われ、即日開票される。候補者たちは、選挙6日目の30日も市内各地で声をからしながら遊説し、浮動票の取り込みに全力を傾けた。31日は、有権者への「最後の訴え」に臨み、公約実現や市政に対する思いを伝えて支持拡大を図る。

北秋田 花植え32年、沿道美化 糠沢すみれ会 国交大臣表彰を受賞 国道7号にベゴニア

2024-08-31
国道7号沿いの花壇を長年管理している糠沢すみれ会のメンバー(北秋田市綴子)
 「道路ふれあい月間」に合わせた道路愛護団体の国土交通大臣表彰に、北秋田市綴子の糠沢すみれ会が選ばれた。1992年から32年にわたって国道7号沿いの花壇の植栽や清掃を継続してきた功績が評価され、佐藤留美子会長(69)は「今後も会員で頑張ってきれいな花を咲かせ、地域活性化を目指したい」と意気込んだ。

関市長 「真相究明し再発防止」 パワハラ問題改めて謝罪 第三者委を設置へ 鹿角市9月議会開会

2024-08-31
 鹿角市の9月定例議会は30日開会した。本会議の冒頭、関厚市長は自身の職員に対するパワーハラスメント問題を巡り、改めて謝罪した。その上で「真相を究明し、組織としての再発防止、職員との信頼関係の構築に取り組む」と述べ、事実関係を明らかにする第三者委員会を立ち上げる意向を明らかにした。

投票率の行方に注目 期日前は鈍い出足 前回、58%で過去最低 大館市長選

2024-08-30
 大館市長選と市議補選の投開票が来月1日に迫る中、投票率の行方に注目が集まっている。任期途中の市長辞職に伴う市長選は新人の三つどもえで、市政のかじ取り役を決める戦いが加熱している。人口減少と若者流出による働き手不足の解消などが争点。市議補選も2議席を巡り、候補者3人の訴えが続く。投票率は近年、低迷が続いており、昨年の前回市長選は58・53%と過去最低を更新。市政への関心の薄れもうかがえる。

24年産米 こまちは1万6800円 JA全農あきた 概算金大幅に引き上げ

2024-08-30
 JA全農あきた県本部は29日、秋田市のJAビルで全県JA組合長会議を開き、2024年産米のJA概算金を決めた。生産資材の価格上昇などにより概算金が生産費を下回っている状況を改善し、将来的に持続可能なコメ生産を確保することを狙いに、大幅な引き上げを行い、主力品種のあきたこまちで1等・60㌔当たり4700円増の1万6800円となった。

2024年7月

第2期地域福祉計画 包括的な相談支援など柱 大館市 策定委に骨子案

2024-07-31
 大館市地域福祉計画・地域福祉活動計画策定委員会(委員長、仲谷正一・比内地区民生委員児童委員協議会長)の初会合が30日、市総合福祉センターで開かれ、第2期計画の骨子案が示された。基本目標は包括的な相談支援体制の構築など3本柱。市と社会福祉協議会の計画を一体的に作り上げ、それぞれの強みを生かした地域共生社会の実現を目指す。

小坂町 再エネの可能性調査へ 脱炭素化 検討協が初会合

2024-07-31
 小坂町は29日、「地域資源を活用した脱炭素化検討協議会」の初会合を役場で開き、委員10人に委嘱状を交付した。地域資源を活用した再生可能エネルギーの可能性調査などを行い、地域温暖化対策実行計画策定へ向け、基礎情報の収集、分析を行う。

大館駅前広場 8月8日に供用開始 福原市長 定例会見 「街歩きの拠点に」

2024-07-30
 大館市の福原淳嗣市長は29日、定例記者会見でJR大館駅の駅前広場を8月8日正午から供用開始すると発表した。今夏の完成を目指してロータリーなどの整備を進めてきた。公共施設の機能を備えた合築駅舎と併せて地域活性化の拠点として利用が期待される。同日に完成記念式典も予定されており、福原市長は「鉄路プラスアルファの街歩きの拠点となることを願う」と述べた。

「大館うたの日」で披露 「大文字踊り」継承を 婦人会が練習会 「華やかに、地域元気に」

2024-07-30
大文字踊りを練習する婦人会の会員(大館市中央公民館)
 大館市の夏を象徴する盆踊り行事「大文字踊り」が「第2回大館うたの日」(8月11日・ニプロハチ公ドーム)で披露される。例年大館大文字まつりで披露されてきたが、今年も5年連続で昼の部の開催が見送られた。〝継承〟に向けて大館市連合婦人会(石田久美子会長)が協力し、約120人で踊りの輪をつくる。28日に練習会が開かれ、久しぶりに踊った会員からは「音楽が流れると自然に体が動く」などの声が聞かれた。

被災村民にニーズ調査 上小阿仁村社協 ボランティアセンター開設

2024-07-30
村民からボランティアのニーズを聞き取る職員㊧(村上仏社)
 上小阿仁村社会福祉協議会(佐藤寿美会長)は29日、大雨で被災した村民を支援するための「災害ボランティアセンター」を立ち上げた。同協議会の職員が被災した村民にニーズの聞き取り調査を実施中。調査内容を基に活動内容や日程などを決め、早ければ月末からボランティアの参加を募る。

2024年6月

行政改革 計画の8割超で目標達成 大館市23年度 財政効果1・4億円に

2024-06-30
 大館市は、総合計画後期基本計画(2020~23年度)に沿って昨年度の行財政改革プランの進ちょく状況をまとめた。全30項目のうち、新規の「内部統制制度の導入」など、8割超となる25項目で目標を達成。23年度に得られた財政効果額は1億4151万円と算出した。

8月の本番へ安全誓う 花輪祭総決起大会 関係者100人士気高める 鹿角

2024-06-30
 鹿角市の花輪ばやし祭典委員会(高瀬幸広会長)は28日夜、感動鹿角パークホテルで「花輪祭の総決起大会」を開いた。関係者約100人が参加し、花輪ねぷた(8月7、8日)と花輪ばやし(同19、20日)の本番成功に向けて士気を高めた。

古里の自然を体感 米代川でいかだ下り 鷹巣東小4~6年生

2024-06-30
いかだの上から笑顔で手を振り出発する児童ら(秋田市栄の米代川)
 北秋田市の鷹巣東小学校(奥山法子校長)の4~6年生児童が29日、同校近くを流れる米代川でいかだに乗って川下りを行った。今回で26回目となる名物行事で、児童たちは古里の川の豊かな流れを体感した。

脱炭素先行地域に応募 大館市 花岡で再エネ地産地消 農林業振興、農福連携も

2024-06-29
 温室効果ガス排出量削減を国が支援する「脱炭素先行地域」の第5回募集に、大館市が応募した。かつて鉱山で栄えた花岡地区を対象エリアとし、太陽光や木質チップなどで発電したエネルギーを地域内に供給することで地産地消を目指す。地域新電力会社の設立や排熱を活用する高付加価値農業なども計画に盛り込んだ。

鳳鳴高かるた班 7年連続〝甲子園〟へ 7月に全国大会 個人戦に9人出場

2024-06-29
「かるたの甲子園」で個人戦に臨む部員9人(鳳鳴高)
 大館鳳鳴高校文芸部かるた班の部員9人が、競技かるたの高校日本一を決める「小倉百人一首競技かるた全国高校選手権大会」(7月19~21日・滋賀県大津市)の個人戦に7年連続で出場する。5月の県大会で勝ち進み、出場権を得た。〝畳の上の格闘技〟を制するため、部員たちは「強気で頑張りたい」「団体戦で負けた悔しさを晴らしたい」と気合を入れている。

2024年5月

花岡公民館の洋裁教室 半世紀にわたり指導 引退に「出会いが宝物」 橋本貞子さん(花岡町)「無駄なくあるもので」

2024-05-31
半世紀以上にわたって洋裁教室で講師を務めた橋本さん(下段中央)と、送別会に参加した受講生たち(花岡公民館)
 大館市花岡公民館で60年近くにわたって毎週開かれてきた洋裁教室が役目を終えた。講師を務めたのは橋本貞子さん(95)=花岡町。結婚を機に移り住んだ土地で、多くの人に縫い物の技術を伝えてきた。高齢になり、体調を考慮して退くことにした。「花岡で多くの人と知り合えた。それが宝物」と笑う。


自動運転サービス 運行ルートの新設も 上小阿仁村 本年度も実証事業継続

2024-05-31
 上小阿仁村は本年度、自動運転サービスの実証事業を継続する方針を示している。国の自動運転社会実装推進事業に応募し、昨年度の実施を断念した沖田面集落の運行ルート新設や、道の駅「かみこあに」に設けた遠隔監視室の移設を計画。村建設課は「期間限定で『レベル4』相当の自動運転の実証実験を行うほか、遠隔操作が可能になるシステムを検討したい」としている。


重点区間の早期実現へ 八戸能代間など 道路期成同盟 関係機関に要望展開

2024-05-31
 八戸能代間北東北横断道路と角館大鰐間国道の両整備促進期成同盟会(会長・関厚鹿角市長)は30日、鹿角市十和田のホテル鹿角で合同総会を開き、本年度の事業計画、収支予算を承認した。重点要望事項は青森県田子町~大湯間の一部トンネル化(世紀越えトンネル)を含むバイパス建設など計10項目。安全な交通体系の充実を目指し、関係機関などに対して早期実現を要望する。

一般質問 新市長への期待は 14人通告 3、4日 人口減やクマ対策も 大館市6月議会

2024-05-30
 大館市議会は29日、6月定例会一般質問の通告を締め切った。届け出たのは14人。8月末までの辞職を表明した福原淳嗣市長が願う市の未来像や新市長への期待、人口減対策、クマ対策などをただす。一般質問は3、4日に7人ずつ登壇する見通し。

大館 よさこいチーム「鳳翔華」 10周年記念し新曲制作 たけのこまつりでお披露目

2024-05-30
今秋結成10周年を迎える「鳳翔華」(城西体育館)
 9月に結成10周年を迎える大館市のよさこいチーム「鳳翔華」は、節目を記念して新曲「天翔ける灯火(あまかけるともしび)」を制作した。同市早口で開催する「田代名産たけのこまつり」(6月9日)でお披露目する予定で、渡部裕人代表は「大文字を駆け回る鳳凰(ほうおう)のイメージ。見ている人に元気を与えるパフォーマンスにしたい」と気合を入れている。
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