本文へ移動

今日のニュース

今月のニュース
RSS(別ウィンドウで開きます) 

内陸線阿仁合駅に「駅メロ」 「冬」「雪」テーマに 向谷実さん提供、発表

2019-05-19
駅メロのお披露目会でボタンを押す(右から)津谷市長、向谷さん、吉田社長ら(阿仁合駅前)
 秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市、秋田内陸線)の阿仁合駅で18日、列車発車時の予告メロディー「駅メロ」の使用が始まった。曲を提供したのは、ミュージシャンの向谷実さん。使用開始を前に同駅前で開かれたお披露目会では「走り続ける列車の力強さと地域の素晴らしさを表現した」などと曲に込めた思いを語った。向谷さんはこの日、内陸線応援大使「スマイルレール・アンバサダー」に就任した。
 全線開業30周年の目玉事業で駅メロ設置を検討する中、同社の吉田裕幸社長が共通の知人を介して向谷さんに曲の提供を依頼。全面協力を得て、実現した。元カシオペアのキーボード、向谷さんは熱狂的な鉄道ファンとしても知られ、鉄道乗務員の教育用シミュレーターの開発・製造を手掛けるほか、数多くの駅メロディーも作曲している。
 阿仁合駅に提供されたのは、上り線(鷹巣方面行き)が「White snow」、下り線(角館方面行き)は「Juhyo」。向谷さん自身、初めて「冬」や「雪」をテーマに作った駅メロディーという。
 駅周辺で開かれた「秋田内陸線のりものまつり」に合わせて開かれたお披露目会で、吉田社長は「阿仁合駅を新しい駅メロでもっと魅力を高めていきたい。利用する人に幸せを感じてもらい、笑顔を提供する」などとあいさつ。向谷さんに、内陸線応援大使の委嘱状を手渡した。
 向谷さんは「秋田内陸線は、とても素晴らしい。私はかなりの鉄道ファンだが、里山の風景だけではなく元気に活躍する気動車の姿も見ることができる、とても価値のある路線だ」との印象を紹介。
 提供した曲については「阿仁合駅は地元の人だけではなく、外から来る人、海外から来る人も利用する。そうした人たちに、寒い冬の中でも、列車が毎日走り抜ける力強さと、地域の素晴らしさを感じてもらえるよう表現した」と説明。「音楽を通じて一つになって、秋田が、日本が元気になってくれれば。桜が咲く時季、花火の時、また、冬にも来てみたい」と述べた。
 このあと、向谷さん、吉田社長のほか、北秋田市の津谷永光市長らがボタンを押し、メロディーを再生。ゆったりとしつつ透明感のある柔らかなメロディーに、来場者からは大きな拍手が送られた。
 両曲とも約20秒。列車の発車時に流される。

縄文の魅力、発信を 大湯環状列石 ガイド養成講座も受講1人

2019-05-19
講師の高木さん(左)の案内で遺跡を見学する受講者(大湯環状列石万座遺跡)
 鹿角市の特別史跡・大湯環状列石のガイド養成講座が18日、大湯ストーンサークル館で開講した。高齢化などで減少しているボランティアガイドを確保しようと昨年から始めた取り組みで、今年の受講者はわずか1人だった。
 市教委の主催。ボランティアガイドは高齢化などにより減少し、登録しているのは十数人という。初めて開いた昨年は6人が申し込み、5人が実際に受講した。今年は市の広報などで参加を呼び掛けたが、申し込んだのは地元十和田大湯の男性(79)ただ1人。この男性も「私だけですか」と受講者が少ないことに驚いた様子だった。
 開講式でストーンサークル館の阿部美沙子館長は「ガイドは減少し厳しい状況。世界遺産に登録されると、来場者の増加が見込まれ、今の状況では対応しきれない。遺跡を案内し、魅力、価値を発信してほしい」とあいさつした。
 講座は7月20日まで計6回開かれる。縄文に関する基礎知識やサークル館内の展示ホール、遺跡の案内ができるように知識を学ぶ。8月には実演を予定している。
 1回目は開講式の後、遺跡のガイドをしている高木豊平さんを講師に展示ホールと遺跡を見て回り、施設の状況を把握した。

大館 「肉博」の準備着々 御成町にキッズコーナー 6月1、2日 秋田犬の里で

2019-05-19
はちくん段ボール迷路を組み立てるキッズチームのメンバー(ニプロハチ公ドームパークセンター)
 大館食の祭典協議会(小松和志会長)は、6月1、2の両日、秋田犬の里を主会場に開く「第5回肉の博覧会inおおだて(肉博)」の準備を進めている。17日は、御成町2丁目商店街のキッズコーナーに設置する「はちくん段ボール迷路」の組み立てを練習し、本番のスムーズな進行に備えた。
 はちくん段ボール迷路は、高さ1・2㍍ほどの段ボールを48個つなぎ合わせた子ども向けの迷路で、昨年の「駅―one.2018with大館駅サイト」で人気を集めた。
 迷路は大人が立った状態で子どもの姿が見えるため、「安心」の声が多いという。初めての人のゴールは1分半から2分ぐらいが目安。
 この日は、キッズチームのメンバーがニプロハチ公ドームパークセンターで組み立てを予行練習。当日、30分での組み立てを想定し、協力しながら作業した。キッズチームの乳井仁ディレクターは「家族で楽しんでもらえる時間も提供したい」と話していた。
 今回の肉博は、初めて秋田犬の里を主会場に開催。サブ会場の同商店街は歩行者天国となり、「はたらく車展示」などの御成町イベント、迷路、遊具などのキッズコーナーが設けられる。同協議会では、ホテルルートイン大館駅南横の駐車場から同商店街を通り、秋田犬の里へ向かうルートを勧めている。

世界級の遺産めぐる かづのプレミアムツアー 特別料金で販売 今月中に予約開始

2019-05-18
プレミアムツアーなどについて意見交換した観光産業推進ミーティング(コモッセ)
 鹿角市が本年度の観光事業の目玉に位置づけている「かづのプレミアムツアー」が来月から始まるのを前に、概要が明らかになった。ユネスコ無形文化遺産の大日堂舞楽や花輪ばやしをはじめ鹿角の誇る世界級遺産がセットで体感できる、これまでにない行程で、通常から5000円~1万円割引きの特別料金で販売する。3月に日本版の地域DMOに登録された、かづの観光物産公社が委託を受け、今月中に予約を開始する予定。
 市は、市内にある歴史文化資源を一体的にPRする「統合ブランド」を展開するため、鹿角の共通イメージとしての「黄金色」と結びつけたブランドストーリーを基に、観光誘客につながるアクションプランを昨年度策定。鹿角を訪れる人や観光消費額の増加を目標に、本年度から具体的な事業に取り組む。
 その目玉の一つがプレミアムツアーで、鹿角ならではのプレミアム感を演出する。6~7月と来年1~2月に1泊2日コースを計6回(定員=各回20人)、8月に2泊3日コース(同40人)を1回実施。
 このうち6~8月のツアー概要は、16日にコモッセで開かれた市内の観光、宿泊事業者らによる観光産業推進ミーティングの中で同公社が提示した。
 日程は、1泊2日コースが6月29~30日、7月20~21日、27~28日。行程は道の駅かづの(花輪ばやし実演の披露)、大日霊貴神社(大日堂舞楽のスクリーン映像を見ながら宮司による解説)、世界遺産登録を目指している特別史跡・大湯環状列石(学芸員による遺跡解説、土器に触れる体験)、近代化産業遺産の史跡尾去沢鉱山(坑道見学、鉱石割り体験)など。宿泊は大湯温泉郷の5施設から選択。市補助による5000円割引き後の料金(諸税込み)は、1万8000円と1万6000円の2種類。
 2泊3日コースは8月20~22日に実施。花輪ばやしの駅前行事、国重要無形民俗文化財・毛馬内盆踊りをそれぞれ桟敷席で見学。大日霊貴神社、大湯環状列石、史跡尾去沢鉱山でのプログラムに加え、道の駅かづのでみそ付けたんぽ作りを盛り込んだ。宿泊は湯瀬ホテルとホテル鹿角。市補助1万円割引き後の料金(同)は2万3000円。
 鹿角観光ファン「新むらさき会員」に登録すると、さらに割引等のサービスがある。今後、インターネットなどを活用して各方面にPRする。

19年度利用者 15万8千人目標に 大館能代空港利用促進協 八幡平市など新規加入

2019-05-18
大館能代空港利用促進協議会の総会(ホテル松鶴)
 大館能代空港利用促進協議会(会長・福原淳嗣大館市長)は17日、2019年度総会を北秋田市のホテル松鶴で開き、事業計画を決めた。年間の目標利用者数を15万8000人に設定した上で、各種の助成事業などを進めていく。また、岩手県八幡平市と、安比高原の各施設を運営する岩手ホテルアンドリゾート(八幡平市)の加入を承認。インバウンド(訪日外国人客)の誘致に向け、広域的な連携も拡大することにした。
 開港20周年を迎えた18年度の東京便年間利用者数は15万570人で、過去最高を更新。前年度の13万8584人と比べ、1万1986人の大幅増となった。協議会が設定していた利用者数の目標14万2000人も約8500人上回った。協議会や圏域自治体が実施する運賃助成の効果などで、個人のビジネス利用や観光などの団体利用が堅調に推移したことが要因とみている。
 総会で福原会長は「20周年の節目の年に、利用者数は目標を大きく上回った。高速道路と空港が直結したことで、アクセスは大きく向上した。令和元年の今年、大館能代空港の新たなキックオフの年にしたい」とあいさつ。来賓を代表して、佐藤賢一郎県議会副議長が祝辞を述べた。
 18年度の事業報告に続き、八幡平市と岩手ホテルアンドリゾートの加入を全会一致で承認。同市の田村正彦市長は「インバウンドの促進を図るためには、県という概念をはずして広域で取り組まなければならない。それぞれの良さを発揮し連携したい」、同社の小林圭本部長は「インバウンドの誘客を強化している。利用が増えている羽田空港からの便を活用したい。商品を作り利用増につなげたい」などとあいさつした。
 19年度の事業計画では、21年度の利用者目標を17万人とした上で、本年度は15万8000人に設定。利用者拡大促進事業、欠航時アクセスバス・タクシー運行事業、旅行商品造成費等助成事業、民間事業者活用誘客プロモーションなどを継続しながら、目標の達成を目指していく。
 新規の事業では「団体旅行利用促進事業」「プロモーション発信事業」「ビジネス利用サポート導入事業」などを計画。プロモーション発信事業は、「インフルエンサー」と呼ばれる世間へ与える影響力が大きい行動をする人を招き、現地での体験等を広く発信してもらうもの。ビジネス利用サポート導入事業は、企業ファンクラブを対象に、利用ポイントに応じた特典を付与する。

4月のニュース

RSS(別ウィンドウで開きます) 

鹿角紫根染・茜染 万葉の技を新時代へ ホテル鹿角で展示会 研究会が5月6日まで

2019-04-28
「万葉の時代を感じてほしい」と作品の前で話す関会長(ホテル鹿角)
 奈良時代に生まれた古代技法の復活を目指している鹿角紫根染・茜(あかね)染研究会(関幸子会長)の展示会が27日、十和田大湯のホテル鹿角で始まった。万葉集から選ばれた新元号「令和」の幕開けは間近。「鹿角が誇る文化を感じながら、万葉の時代に思いをはせてほしい」と同会は話している。
 鹿角紫根染・茜染は奈良時代から鹿角地方に伝わる草木染。色が鮮やかで全国に比類ない染め物といわれ、朝廷や将軍家への献上品として江戸に送られた。鹿角地方には材料となるムラサキやアカネが数多く自生し、豊かな自然が育んだ。
 明治以降、化学染料の台頭で衰退したが、花輪の人間国宝・栗山文次郎氏が復興、長男の文一郎氏が技を継承した。1991年に文一郎氏が亡くなり、途絶えたまま今に至る。
 研究会は会員数48人で、伝統の染め物の復活と継承を目指し活動している。完成まで早くて2年、長くて8年以上と手間のかかる作業だが、研究会として昨年から120回繰り返すという下染め作業を始めている。
 展示会は「万葉の香気」をテーマに、同ホテルのロビーに約50点を展示。合わせて販売も行っている。紫色や茜色の鮮やかに染め上がった布に伝統の模様や新しい模様が浮かぶ。ストール、タペストリー、ふくさ、ハンカチのほか、バッグ、スカートなどの作品が並んでいる。
 展示会の企画は3月から始めており、関会長は「新しい時代に万葉を感じる良い機会」として「1300年前の奈良時代から続く古代技法を絶やさないよう、気持ちを新たにして取り組みたい」と話している。5月6日まで。
 29日は、ホテル鹿角近くの道の駅おおゆで茜染体験と販売会を開く。問い合わせは関会長(☎080・3190・3988)。

観光入込客231万人 働くパパママ応援10社 地方創生関連 目標達成は2事業 大館市

2019-04-27
 大館市は、2018年度の地方創生関連事業について有識者会議の検証結果をまとめた。国の交付金を受けた6事業のうち、目標を達成したのは「『秋田犬』活用による観光地域づくり推進」と「働くパパママ応援企業啓発」の2事業。「おおむね達成」が3事業、「未達成」が1事業だった。総額は約1億5000万円。観光地づくりについては「当地に来て体験してもらうブランド構築が必要」などの意見が出された。
 「『秋田犬』活用―」は、飼育支援や犬との触れ合いイベント、トップセールスによる海外への情報発信を展開した。事業費2535万円。観光入込客数はKPI(重要業績評価指標)の212万人に対して231万人だった。
 「働くパパママ―」は、仕事と子育ての両立支援に取り組む企業を独自に認定し、紹介動画を製作。指標値と同数の10社を新規認定し、動画は中高・大学生向けの出前講座や学習体験プログラムに活用した。事業費は194万円。
 おおむね達成は▽大館版CCRC▽地域産品磨き上げ▽ペットと泊まれる宿泊施設整備―の3事業。
 CCRCは「コンティニューイング・ケア・リタイアメント・コミュニティー」の略で大都市圏から地方へ人の流れをつくり、地域活性化を図る狙いがある。事業では移住フェア相談113件(指標値106件)、空き家バンク登録140件(88件)、CCRC機能を持つ地域の設定ゼロ(1件)だった。事業費430万円。「移住後の就職状況などをフォロー・分析することが必要」と意見があった。
 地域産品についてはエダマメ加工品販売額4370万円(指標値7284万円)、新商品開発19件(15件)、起業ゼロ(1件)。事業費1435万円。17年度に整備したペット同伴施設の宿泊は五色湖ロッジ・緑地公園が297人(256人)、ベニヤマ自然パーク856人(400人)、オートピクニック広場968件(397件)、事業によるAターン者数ゼロ(2人)だった。
 未達成は地域連携DMO(観光地経営組織)形成事業。オリジナル土産品開発・製造のための企業連携、インターネットなどを通じたプロモーション、観光客の受け入れ体制づくりを行った。事業費は1億512万円。延べ宿泊者数は40万2000人(指標値38万5000人)に上ったが、外国人宿泊者は1万人(1万5000人)、旅行消費額は推定で221億4300万円(402億3600万円)にとどまった。「取り組み自体は他のDMOに比べて良好」と評価された。
 有識者会議は市内の商工団体、教育機関、金融機関、労働団体の代表12人で構成。2月に会合を開いて達成度を検証し、意見を求めた。

公共施設の統廃合 「住民の意見聞いて」 個別計画の説明受ける 北秋田市議会総務文教委

2019-04-27
北秋田市議会の総務文教委(市役所)
 北秋田市議会の総務文教委(大森光信委員長)は26日、市役所で開き、当局から公共施設等総合管理計画に基づく個別施設計画についての説明を受けた。個々の施設ごとに状況を把握するとともに、より効果的な更新や統廃合、長寿命化を図っていくことを目的としたもので、3月までに策定し公表した。委員からは施設の統廃合について、住民の意見を聞きながら進めてほしい、などの意見が出された。
 少子高齢化や人口減少に伴う施設の遊休化、経年劣化による老朽化が進んでいることから、市は2017年3月に公共施設等総合管理計画を策定。限られた財源の中で公共施設等の計画的な整備や改修・更新を行っていくため▽公共建築物の総量適正化▽長寿命化の推進▽遊休施設の有効活用▽効率的な施設運営―の4つを基本的な方針に掲げた。
 個別施設計画は、総合管理計画で設定した目標を実現するため、施設ごとの保有の方向性を示すとともに、より有効的な長寿命化と適正な維持管理を図ることで財政負担の軽減および平準化につなげることをねらいとしたもの。
 市が所有する350施設を▽集会施設▽文化施設▽博物館等▽スポーツ施設▽レクリエーション施設・観光施設▽保養施設▽産業系施設▽学校▽幼保・こども園▽保健施設▽医療施設▽庁舎―などの類型に分類。耐用年数や総量適正化の観点から、施設管理の面では「建て替え」「大規模修繕」「除却」など、機能管理の面では「集約・複合」「移転」「転用」「譲渡(貸し付け)・民営化」「廃止」などの方針をそれぞれの施設に定めた。
 財政課は、計画の概要とともに「これまでは破損が見つかった後に補修する事後保全が通常だったが、今後は破損前に改修を行う予防保全を基本に長寿命化を図る」との方針を説明。総合管理計画の期間である46年度までを前期(26年度)、中期(36年度)、後期(46年度)に分け、それぞれの段階での実施方針を決めたことも説明した。
 委員からは「住民に身近な施設の統廃合等は、意見を聞いて行ってほしい」との声があった。総延べ床面積ベースの削減率について「前期の26年度までにどれだけ減らすのか」との質問が出され、当局は「18%の削減を計画している」などと説明した。
 この日は、空き家対策についての説明も行われた。

山菜採りのクマ被害防げ 鹿角市 60カ所にバリケードなど

2019-04-27
入山禁止のバリケードを設置する市職員(十和田大湯熊取平)
 山菜採り中のクマによる人身被害を防ごうと、鹿角市は26日、3年前にクマに襲われ4人が死亡した事故現場に通じる市道など十和田高原地区約60カ所に、通行止めのバリケードや入山自粛を求める看板などを設置した。同地区は27日から11月中旬まで入山規制を実施する。
 大湯の熊取平や田代平の同地区では、タケノコ採りシーズン最盛期の2016年5月下旬から6月上旬にかけて、市内外の男女4人がクマに襲われ犠牲になったほか、2件の負傷事故も発生した。
 以降、市は毎年、現場周辺の市道や、山林に入りやすい私有地などに入山禁止や通行止め、クマの出没注意を呼び掛けるバリケード、看板、ロープを設置している。
 27日からの入山規制に合わせ、総務課と農林課の職員8人が4班に分かれ、作業を実施。2人が犠牲になった熊取平周辺の市道には「この先でクマによる死傷事故発生! 危険」と、警告文が目立つように記された通行止めのバリケードを設置した。
 作業にあたった市の黒沢書彦危機管理監は「安全確保ができていないので人命を最優先し、バリケードを張った。これからタケノコ採りシーズンを迎え、クマに出くわして襲われる不安もある。理解してもらいたい」と話した。
 市では5月中旬ごろから、警察や消防などと連携して、現地で朝の呼び掛けや啓発活動を展開するという。
 また、今後は同様にクマによる人身被害防止策として、仙北市との境界付近にも看板やバリケードを設置する。

ミュージカル 「あきたいぬになりたくて」 わらび座 来年1月に大館公演 実行委が発足

2019-04-26
大館公演の実行委員会を設立した発起人会議(大館商工会館)
 ミュージカル「あきたいぬになりたくて」無料で小学生に鑑賞させる会発起人会議は25日、大館市の大館商工会館で開かれた。ミュージカルは仙北市の劇団「わらび座」が昨年、全国から公募した秋田犬がテーマの脚本を基に制作中のもの。来年1月の大館公演の実行委員会を設立し、準備段階に入った。
 わらび座では、これまで秋田の歴史や人物を題材にしたミュージカルを制作してきたが、物語としての秋田犬を県内外にPRしたいと、初めて脚本を公募。昨秋から年末にかけて30点余りの応募があった。入賞は該当作品なし。奨励賞を受賞した「あきたいぬになりたくて」を基にミュージカルを制作し、大館市とわらび座の共催で10~12月にあきた芸術村小劇場で上演される。
 会議には発起人ら10人余りが出席。発起人を代表し、大館商工会議所の中田直文会頭が「秋田犬をテーマに、地元に対する思いを伝えていきたい。来年の大館公演へ向け協力を願いたい」などとあいさつし、「小学生から大人までが温かくなる感動作品。、芸術に触れ合う機会の創出と情操教育の一環として大館の未来を担う小学生に無料鑑賞させたい」という趣旨を説明した。
 続いてわらび座の今村晋介支配人が「秋田犬という誰もが知っている存在をどれだけクリエイティブに作れるか。視野を広げ、かわいいだけじゃない秋田犬を作品にすることで、次のステップに進めるのでは」とミュージカル制作の経緯を語った。
 この後、実行委員会を発足。委員長に中田会頭、副委員長に伊徳の伊藤碩彦会長を選出した。委員は11人で、事務局は大館商工会議所。大館公演は来年1月11、12日の2日間。舞台は70分程度。11日は午後2時から、12日は午前11時、午後2時からの2回、計3回公演を予定している。一般のチケットは一人3000円程度で調整し、市内の小学生(高学年の予定)は無料招待する。今後、市教委を通じて詳細を検討する。
 ミュージカルは、秋田でご当地アイドルを目指す女子高校生3人がコンテスト出場を目指す内容。物語の転換点で大館市が登場する。かわいいだけではない秋田犬の一面に触れながら、若者の葛藤と成長する姿を描く。
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る