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♪大館はひらけゆく都市 市民合唱団 高らかに 50人参加し市民歌録音

2018-12-17
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約50人の合唱団が披露した市民歌(大館市民文化会館)
 グランドピアノ・スタインウェイを弾き継ぐ第35回「ピアノマラソン」が16日、大館市民文化会館で開かれ、市企画のスペシャルプログラムとして市民有志らによる市民歌の録音が行われた。市が今後音源を活用し、市民歌の普及に努める。
 一流奏者も演奏するピアノでステージを楽しんでもらう目的。同館が毎年、夏と冬に開く恒例のイベント。県内外の小学生から一般まで幅広い年代の60組がエントリーした。
 市民歌は1970年、市制20周年を機に制定。現在市民が歌を耳にする機会は少なく、周知普及を目指した生涯学習課が新事業「みんなで市民歌を歌おう」を企画した。
 文化会館を運営する市文教振興事業団と共催。市民公募で20人が申し込んだ。協力した同市の女声コーラス・アコードたしろ、大館ジュニアコーラスを含め約50人のこの日限りの合唱団をつくった。
 アコードたしろの金澤裕子さんが歌唱指導と指揮、工藤啓子さんが伴奏を担当。参加した市民からは「現在の大館市となった2005年の3市町合併、平成最後に歌えてよかった」「今後歌を聴ける機会をもっと増やしてほしい」といった声が聞かれた。
 ステージには白色のクリスマスツリーが飾られムードを演出した。他の出演者たちはドレスなど正装で登場。お気に入りや冬にちなんだ曲などを披露した。演奏が終わるたびに、観客からは温かい拍手が送られていた。

東京パラリンピック事前合宿 大館市、県、タイ協会 基本合意書に調印

2018-12-17
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調印式後にボッチャのボールを持って記念撮影する関係者(秋田市)
 大館市と県、タイ王国の脳性まひスポーツ協会は16日、秋田市の秋田キャッスルホテルで2020年東京パラリンピックの事前合宿に関する基本合意書に調印した。同大会に出場するタイのボッチャ、陸上競技のナショナルチームが同年8月25日の開幕前に、大館市で最終調整することが正式に決まった。
 10月に3者は事前合宿に関する覚書を締結しており、基本合意書には市と県が負担する選手団の宿泊費や交通費など、詳細を盛り込んだ。
 調印式には市と県、タイの関係者のほか、パラリンピック推進本部事務局などから約30人が出席。福原淳嗣市長、佐竹敬久知事、ナイヤノブ・ピロバクディ協会長が合意書にそれぞれ署名した。
 佐竹知事は「今回の合意を契機に、秋田とタイの交流がますます盛んになることを期待している」、福原市長も「事前合宿地に選んでいただいたことは、市民にとって大いなる誇りと喜び。万全の状態で大会に送り出せるよう、しっかりと受け入れ態勢を整えていく」とあいさつ。
 ナイヤノブ会長は「夢をかなえてくれた大館市民の方々と県の関係者に改めて感謝したい」と述べた。
 市スポーツ振興課によると、事前合宿は8月の10日間ほどを想定。ボッチャはタクミアリーナ(樹海体育館)、陸上競技は長根山陸上競技場を使用する。正式種目ではないものの、CP(脳性まひ)フットボールの合宿も行う。選手団約50人の来市を見込んでおり、来夏の招待も計画している。
 15日に大館市を訪れたボッチャのプーンテップ・パチディ選手(21)は式後、「市の施設は全て整っている。(東京パラリンピックでは)金メダルを取るのが目標」と話した。
 ボッチャは、ジャックボールと呼ばれる白の目標球に赤、青それぞれ6球ずつのボールを投げ、いかに近づけるかを競う競技。1984年のパラリンピックから正式種目となり、タイはリオデジャネイロ・パラリンピックで金メダルを獲得している。

英語劇にそば打ち、わら細工 北秋田市生涯学習フェスタ 活動成果、幅広く

2018-12-17
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そば打ち体験に挑戦する来場者たち(コムコム)
 北秋田市教委主催の生涯学習フェスタ2018が16日、市民ふれあいプラザ「コムコム」で開かれ、自主講座や市民サークルなど15団体が日ごろの学習成果を発表した。
 コムコムや地区公民館を利用する団体が出展した。会場にはパステル画の絵画やわら細工、風景写真などの作品がずらりと並んだ。
 ステージでは同市を拠点に活動するバルーンパフォーマー「おぉちゃん」がライブ出演した。秋田北鷹高校家庭クラブや科学クラブの研究発表、定期講座のアコースティックギター演奏、英語劇、ミュージックケア、よさこい演舞が続き、会場を沸かせた。
 調理実習室では、そば打ち体験が行われた。参加者たちはそば粉に水をまぶし、手でこねた。その様子はガラスの壁ごしに見学でき、試食用のそばも振る舞われていた。
 他にも縄ないや楽器、石絵遊び「WA Rock」などの体験コーナーもあり、大勢が立ち寄った。比内支援学校たかのす校高等部による「絆カフェ」、障害者生活支援団体の「ささえカフェ」では自慢のコーヒーなどが振る舞われた。

タイ・ボッチャの選手ら来市 事前合宿会場を視察 大館市で競技体験会も

2018-12-16
パチディ選手㊨と競技を楽しむ参加市民(タクミアリーナ)
 2020年東京パラリンピック競技大会に向けて大館市への事前合宿が決まっている、タイ王国脳性まひスポーツ協会やボッチャのナショナルメンバーらが15日、練習会場視察のため来市した。合わせて市がタクミアリーナで競技の体験会を開催。小学生から高齢者まで市民約100人が訪れ、競技の魅力を満喫した。
 ボッチャは目標球にボールをいかに近づけるかを争う競技で、タイチームはリオデジャネイロ・パラリンピック決勝で日本を破り優勝。今夏の世界選手権でも優勝し、現在世界ランク1位。同協会はボッチャや陸上競技、CP(脳性まひ)フットボールを所管する団体。10月に同市と、合宿実施に関する覚書を締結した。
 この日はタイのナショナルチームメンバー、ブーンテップ・パチディさん(21)ら6人が、練習の主会場として計画されているタクミアリーナを訪問。市が競技の周知普及のため体験を企画した。
 開会行事で福原淳嗣市長は「市民や企業、各種団体とともにタイの皆さんを応援するサポーターズクラブを結成するなどして一丸で応援、支援をしたい。さまざまな分野での交流を続けたい」と歓迎。タイのパラリンピック委員会のチュティナント・ピロパクディ会長は「大会で勝つことも大事だが、何より友情を深めたい。皆さんの応援に期待します」とあいさつした。
 デモンストレーションでパチディさんが世界レベルの妙技を披露すると、大きな拍手が起こった。会場には4面のコートが用意され、それぞれルールを学んだり、プレーを楽しんだり。負けて悔し涙を流す子どももいた。
 母親と参加し、初めて取り組んだという横井心さん(有浦小6年)は「きのうの外国語の授業でボッチャを少し学んだ。作戦を考え、狙い通りに投げられるとうれしい」と笑顔を見せた。
 パチディ選手は同館を「床が平たんで広さもあり、普段の練習場所よりもいい。国の気候に慣れる意味も含め、調整には素晴らしい場所」などと絶賛。「国や言葉、障害の有無に関係なく一緒に楽しめるのが魅力。障害者スポーツを世界にもっと広めたい」と話した。
 市スポーツ振興課は「来年1月にオープン予定の花岡総合スポーツ公園体育館にコートと用具を常設予定。他公共施設でも教室を開くなどして市民に普及を図る。五輪パラリンピックへの機運を盛り上げたい」と話した。
 タイの一行は16日、秋田市入りして、県と合宿等に関わる基本合意調印式に臨む予定。

 

大館市の教育ツーリズム好調  11月末まで3353人 「産業化構想」初年度

2018-12-16
11月の学力向上フォーラム、大館一中の公開授業
 大館市が掲げる「大館教育の産業化」構想で、本年度から本格化した教育ツーリズムが好調に推移している。市教委によると11月末現在で40件、延べ3353人が来市。全国学力テストで上位を維持する本県の学力の高さと、特色あふれる教育活動を各校で展開するふるさとキャリア教育が強み。全国から視察に訪れたフォーラム開催など巡り合わせにも後押しされた。
 最多の訪問となったのは11月に同市で初開催された県教委の学力向上フォーラム。市教委によると、2日間で延べ1800人が来館した。過去10回の開催と比べても最多の参加者だったという。新学習指導要領の完全実施まで1年余り。先駆的なモデルを求めた教育視察の高いニーズがある。
 このほか市教委が企画したフォーラム参加者向けのオプショナルツアー、首都圏の親子を対象に開いたサマースクールも好評。県外大学生企画の視察研修や、国際協力機構(JICA)の青年研修でカンボジア政府の若手職員も受け入れた。今夏に協定を結んだ共栄大学(埼玉県春日部市)からは、次年度以降も継続して教育実習生を受け入れる方針だ。
 「フォーラムに来られなかった」という学校や教育委員会などが、今後も継続した来館を求めているという。市学校教育課は「〝いつでもお越しください〟という姿勢で、各所とつながりを得られている」と分析する。
 各種受け入れの継続はもちろんのこと、波及目標も掲げる。市観光課などと連携した「修学旅行ツーリズム」、教育をきっかけにした移住や、日本語研修スクールの誘致など。高橋善之市教育長は「今後も教育視察が主になるのは変わらないが、連携と連帯を進めて内容の充実や来市の拡充に努めたい」とした。

 
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市長選、態度表明迫るか 大館市12月議会一般質問 12議員通告、3、4日

2018-11-30
  大館市議会は29日、12月定例議会の一般質問の通告を締め切った。届け出たのは12議員。歴史まちづくり事業や編成中の2019年度予算案、農業施策などへの質問が通告された。また、「4月の市長選挙について」との質問通告もあり、福原淳嗣市長に対し、市長選への態度表明を迫るものとみられる。
 通告したのは、質問順に斉藤則幸議員(公明党)、田村儀光議員(平成会)、中村弘美議員(同)、佐藤健一議員(いぶき21)、佐藤眞平議員(新生クラブ)、石垣博隆議員(平成会)、明石宏康議員(いぶき21)、吉原正議員(同)、佐藤芳忠議員(無所属)、阿部文男議員(平成会)、笹島愛子議員(共産党)、相馬ヱミ子議員(新生クラブ)。
 歴史まちづくり事業は本年度、大館八幡神社の覆屋改修実施設計や、大館神明社の本殿基礎改修工事に取り組んでいる。新開地通りの桜並木整備や道路美装化工事、大館城下町名標柱設置工事への着手も予定している。
 議員からは「古民家等の歴史的建造物の保存」や「郷土芸能の充実」などを求める質問が通告されたほか、「重点地域以外の活動への支援や事業は、どう展開するのか」との質問も行われる。
 編成中の19年度予算案については、編成方針で「総合戦略に掲載した事業など、継続的な事業は予算措置する」と示したことについて「具体的な内容」を問う。
 このほか、世論調査の集計結果に対する考えを聞くものや、パラリンピックの事前キャンプ受け入れ、来年の県種苗交換会の大館市での開催などに対する質問も通告された。
 来年の市長選に向けては、福原市長が再選を目指して立候補するのは「既定路線」とみられてはいるが、現時点ではまだ、態度を明らかにしていない。質問では、市長へ態度を表明するよう迫るものとみられる。
 一般質問は12月3日と4日の本会議で行われる。慣例により両日とも、6人ずつの登壇が見込まれる。

大雪で立ち往生、事故 冬の交通障害に備え 北秋田で関係機関訓練

2018-11-30
立ち往生した車両を重機でけん引する訓練(道の駅たかのす)
  豪雪による車両の立ち往生など冬に発生が懸念される交通障害を想定した訓練が29日、北秋田市の道の駅たかのすで行われた。能代河川国道事務所など関係機関から約40人が参加し、立ち往生した車両の除去と運転者の救助、道路の集中除雪など万が一の際の対応を確認した。
 本格的な降雪期を前に関係機関が連携して迅速、的確に対応する態勢を構築することが狙い。能代河川国道事務所と北秋田署、北秋田市消防本部、市、道の駅たかのす指定管理者の鷹巣観光物産開発が参加した。
 道の駅たかのすは自家発電施設などを備えた国道の防災拠点として整備されており、昨年も同様の訓練が行われている。
 能代河川国道事務所の増竜郎所長は「道路における雪害対策は、なるべく通行を止めずにという対応から、止めた上で集中的に除雪を行うなどして被害を最小限にするよう方針が変わった。訓練を通じて対応を確かめ、万が一に備えて」などと呼び掛けた。
 訓練は急激な積雪の増加により国道7号で車両が立ち往生、追い抜こうとした車両が対向車と衝突し大渋滞が発生したという想定で行われた。ドライバーの救助活動や除雪、車両のけん引などを各機関が連携を取りながら繰り広げた。

観光路線バス「八郎太郎号」 最多の286人利用 十和田八幡平間 外国人が大幅増

2018-11-30
  鹿角市は、十和田湖休屋と八幡平頂上を結ぶ予約型観光路線バス「八郎太郎号」の本年度運行実績をまとめた。乗車人数は286人で、運行を開始した2016年度以降、最多となった。好調だった要因について市では「運行から3年目を迎え、認知度が高まってきた」と捉えている。
 八郎太郎号は、十和田八幡平間の観光路線バスが利用者の減少により15年度で廃止されたことを受け、鹿角市が事業主体となって16年度から運行。国立公園への2次アクセスとなる交通手段の確保を図っている。
 春から秋までの土日祝日限定。利用希望日の前日午後5時までの予約制で、車種は予約人数に応じてジャンボタクシーや大型バスなどを用意している。本年度の運行期間は4月28日~10月21日。
 十和田湖営業所―八幡平頂上間に道の駅やJRの駅など17カ所の停留所を設け、運行時刻や経路を固定して運行。運賃は200~2500円に設定している。運行事業者は十和田タクシー。生活バス路線と重複する中滝―志張温泉間のみの利用はできない。
 初年度の16年度は1日1往復半運行していたが、地元の観光・宿泊施設から利便性の向上を求める意見もあって17年度から倍に増便した。
 市によると運行日数は16年度が33日、17年度が43日、18年度が49日、乗車人数は16年度が129人、17年度が231人、18年度が286人と増加傾向。このうち外国人の利用は16年度4人、17年度11人、18年度51人と大きな伸びをみせている。
 本年度の運行率は83・1%で前年度を10・2ポイント上回ったほか、1便当たりの平均乗車人数は前年度比0・3人増の2・5人だった。また、本年度は特に紅葉時期にあたる10月が運行率100%、平均乗車率3・9人と利用が多かった。
 市は「本市観光における主要な2次アクセスとして認知度、利用が高まり、多くの観光客や観光事業者等に定着してきた成果」と捉えている。

十和田湖 西湖畔の魅力歩いて発見 県 景観ワークショップ

2018-11-29
西湖畔の自然に触れる参加者(大川岱)
  小坂町側の十和田湖西湖畔の情景を満喫する景観ワークショップ「西湖畔歩き」が28日、現地で行われ、参加者が遊歩道を歩きながら、気に入った風景や自然をカメラに収め、西湖畔の魅力を再発見した。
 十和田湖の境界画定を契機に、2009年度から西湖畔の環境保全や景観形成に取り組んでいる県の主催。2016年度から毎年行い、本年度で3回目。県が認定する景観マネジャーや町観光案内人など11人が参加した。
 講師は、景観マネジャーで自然観察指導員としても十和田湖の魅力を伝える活動を展開している髙橋竹見さん、町学芸員の安田隼人さん。
 参加者は、髙橋さんや安田さんの説明を受けながら、西湖畔南側の大川岱桟橋から鉛山桟橋までの遊歩道約2㌔を散策。県が景観マネジャーや町関係者らと西湖畔の良好な景観調査などを進めながら、作成した2冊の「西湖畔樹木マップ」も参考にし、途中、好きなスポットや植物などをカメラで撮影した。
 町の観光案内人を務める松山繁さん(75)は「西湖畔の魅力は、奥入瀬にはない森と湖が同時に観察できること。1000年を超えるカツラの大木があり、いにしえを感じることができたし、今の時期に花を咲かせる野草を見つけることができた」と話した。

県内JA一本化を決議 秋田市で大会 2024年度めど 全国トップクラスの組織に

2018-11-29
県1JAへの組織再編などを決議した大会(秋田市)
 今後3年間の基本方針と取り組みを決める第30回県JA大会が28日、秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれ、県内14JAを一つに統合する組織再編の推進など3議案を満場一致で決議した。農業者の所得増大や農業生産の拡大を図るため、2024年度をめどに、オール秋田体制による全国トップクラスの県単一JA実現を目指す。
 JAを取り巻く情勢は近年、大きく変化しており、県内では人口減少や高齢化に伴い、組合員の減少も加速。減反政策の廃止や超低金利政策による信用事業の収益低下もあり、「かつて経験したことのない厳しい経営環境が今後、見込まれる」として、スケールメリットを最大限生かした強固な経営基盤確立を目指すことにした。
 県内各JAの役職員や青年部、女性部の代表など520人が出席した大会で、JA秋田中央会の船木耕太郎会長は「本県農業のさらなる発展などJAの使命を果たしていくには、経営環境の変化を見据えた広域的でより強固な組織、経営基盤の確立が求められる」として、既存の枠組みにこだわらない組織再編の必要性を強調。「各JAで中期計画等を策定してもらい、決議の着実な実践に向けた取り組みをお願いしたい」と呼び掛けた。
 近藤悦応常務は、園芸作物などの販売額200億円超、共同購入メリットを実感できる低コスト資材の取り扱い拡大―など、合併による目指す姿を説明。19年度からの3年間を事前準備期間とし、各JAが事務・会計システムの一本化などに取り組み、その後2年間を最終協議期間とするスケジュールも示した。
 意見表明では、JAあきた北の虻川和義組合長が「地元大館では不安や懸念、賛成の声などさまざまある。小異を捨て大同につき、次世代に農業、農村をつないでいくことは組合員、地域住民にとっても大きなメリット。厳しい道のりだが、目指す姿の実現に向け前進していく」と述べた。
 JA秋田中央会によると、県内JAの正組合員は9万2998人(17年度)と全国トップで、販売品取扱高は2位。全国では奈良、香川、島根、沖縄の4県で県単一のJAが組織されていて、山口、高知も合併を予定している。
 閉会後、船木会長は取材陣に対し「今後、組合長会議などで十分議論して、あるべき1JAの姿を具体化していきたい」と話した。

 
 

10月のニュース

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タイの教育関係者 北秋田の小中学校視察 県教委の海外交流事業で

2018-10-25
数学の授業を見学するタイの教育関係者(鷹巣南中学校)
 タイ王国の教育関係者6人が23日から、県教委が取り組む海外交流促進事業の一環で、北秋田市内の学校視察に訪れている。24日は鷹巣南中学校と合川小学校の2校を訪問し、数学や理科の授業を見学した。
 県教委は2015年度から、5年間の計画で県の教育資産を活用した海外交流促進事業を実施。タイの4小中学校や連携している2大学の協力を得て、「グローバル社会に対応した授業モデルの構築」に関する共同研究を進めている。
 今回は共同研究の発展や教育交流の推進を目的に、北秋田市内の小中学校を初めて視察した。ウボン・ラチャタニ大学の教育学部副学部長やプラチャ・アッパサム小学校の校長、教諭ら計6人が、通訳、県教委関係者とともに訪問。初日は伊勢堂岱遺跡や森吉山などを見学し、24日から学校の視察を行った。
 午前中に訪れた鷹巣南中では、はじめに小林浩之教頭が学校の経営重点や1日の流れ、年間行事などを説明。参加者からは「授業の計画はどのように立てているか」などと質問が挙がり、同校の教諭が「数学の授業は3人の教員で相談して計画を立てることもある」と答えていた。
 校内の見学では体育館や音楽室などを見て回った。参加者は掲示物や、生徒が実際に提出した自主学習ノートの内容などに興味を示していた。続いて図形の角度について学習する2年生の数学の授業参観を行った後、生徒と一緒に給食を食べて交流を深めた。
 市内での視察は25日まで。最終日は鷹巣小で授業参観や校長との懇談会を行う。26日は秋田市で県教育長の表敬訪問や国際教養大を訪問し、27日に秋田空港を出発する。

世界キャラサミットに参加 上小阿仁村のこあぴょん 先輩キャラと決起集会

2018-10-24
世界キャラクターさみっとに参加する上小阿仁村PRキャラクターのこあぴょん㊥と与次郎㊧、ニャジロウ㊨(ふるさと公園)
 上小阿仁村のPRキャラクター「こあぴょん」が11月に埼玉県羽生市で開催される「世界キャラクターさみっとin羽生」に参加することになった。世界各国から300を超えるゆるキャラが参加するイベント。「秋田と上小阿仁の良さを全国にPRしたい」と意気込んでいる。
 羽生市はご当地キャラクターを活用した地域活性化に取り組んでおり、2010年から国内外からさまざまなキャラクターを集めた「さみっと」を開いている。今年は国内外から300を超えるキャラクターが参加して11月24、25日、県営羽生水郷公園を会場に行われる。
 秋田県からは、こあぴょんのほか秋田市の与次郎とニャジロウ、美郷町のミズモが参加する。23日には与次郎とニャジロウが村を訪れ、こあぴょんと一緒にさみっとに向けた決起集会を開催。さみっとでは秋田チームとしてダンスを披露するなどして秋田をPRする計画で、キャラクターたちは本番に向けてチームワークを高めていた。
 村は「こあぴょんを通じて上小阿仁の良さや特産品などを多くの人に知ってもらいたい」と話していた。
 

鹿角家畜市場 猛暑影響し価格下落 かづの牛子牛平均20万円

2018-10-24
短角種などが上場された鹿角家畜市場(花輪菩提野)
 鹿角市花輪字菩提野の鹿角家畜市場で23日、子牛と一般牛の競りが行われた。日本短角種(かづの牛)の子牛平均価格は20万円余り。猛暑の影響で平均体重が少なかったこともあって、前年度を約4万1000円下回った。
 子牛は鹿角市や小坂町の繁殖農家を中心に48頭が上場され、45頭が成立した。このうち短角は上場38頭中35頭が成立し、1頭当たりの平均取引価格20万6029円(17年度24万7679円)、最高値28万5000円(同33万1120円)と前年度を下回った。
 ヘルシーな赤身の肉質が人気の短角は、子牛の平均価格が14年度約31万1000円、15年度約38万5000円、16年度約49万9000円と市場開設(1967年)以来の最高値を3年連続で更新していたが、17年度は半値以下に下落した。こうした推移について市場関係者は「全国的な子牛の高騰などを背景に、バブルのような状況で需給のバランスが崩れていた」とみている。
 本年度の主な下落要因について、同市場では平均体重が217㌔と前年度比42㌔の大幅減となったことを挙げる。「短角は寒さには強いが、暑さには弱い。今年の猛暑で草の状態も良好ではなく、体重ののりが悪かった」とし、「昨年ぐらいの体重だと、価格も同じぐらいだったのではないか」と話した。また、雌28頭、去勢10頭と性別による上場頭数の差が大きかったことも影響したようだ。
 短角以外の子牛の平均取引価格は褐毛(10頭成立)が28万9800円(17年度27万5300円)、黒毛は子牛の上場がなかった。
 同市場を運営する県畜産農協の加藤義康組合長は「鹿角地域の短角は減少傾向にあったが、市や県の協力で増頭することができ、現在500頭を飼育している。その成果がこれから問われると思っているが、低コストで素晴らしい牛が生産されるよう頑張っていきたい」と述べた。

 

13自治体など「水増し」 障害者の雇用 秋田労働局が再点検

2018-10-24
 中央省庁などが障害者の雇用者数を水増ししていた問題を受け、秋田労働局が県内の自治体などを対象に昨年6月1日時点での雇用実態を再点検したところ、大館市や北秋田市を含む13の自治体・機関で雇用数が実態より多く計上されていたことが分かった。
 対象となったのは、法定雇用が義務づけられる56の自治体と機関。
 まとめによると、「水増し」があったのは県の知事部局7・5人、県警本部6人、県教育委員会41・5人、市町村関係44人―の計99人。市町村では秋田市が26人、横手市9人、大館市や北秋田市なども各1人あった。非常勤職員などは0・5人などとする国のルールに基づき算定した。
 昨年6月1日時点の法定雇用率は、県や県警、市町村等機関が2・3%、県教委2・2%。再点検により、実際の雇用率は県警が1・07%(点検前2・67%)、県2・34%(同2・55%)、県教委1・86%(同2・24%)、市町村関係2・06%(同2・41%)に低下し、大館市と北秋田市を含む12の自治体・機関で法定雇用数に届いていない。
 雇用数が多く計上されていた理由について、労働局職業対策課は「多くの場合、障害者手帳を確認してなかったり、指定医による診断書を持ってなかったりと、ガイドラインの認識不足が原因だった」と説明。今後、関係機関などを集め、雇用率確保に向けた連絡会議を開催する方針。

旧荒瀬村の行商人の版木 宮城で発見 北秋田市に寄贈、展示へ

2018-10-23
旧荒瀬村の行商人の名が記された版木の贈呈式。左から長岐さん、市長、松橋さん、戸嶋さん(市役所)
 北秋田郡荒瀬村(現北秋田市)の行商人が使ったチラシや薬袋の印刷に使用されたとみられる版木が、発見された宮城県の元印刷会社経営、佐々木弘重さん=登米市=から北秋田市に寄贈された。版木はマタギ資料館などで展示する予定。
 版木は「行商人 松橋福松」「秋田県北秋田郡荒瀬村」「御薬入」の文字や商標、クマの絵が彫られている。大きさは縦21㌢、横16㌢、厚さ2㌢。東日本大震災の影響で廃業した印刷会社の蔵を整理していたときに見つかった。佐々木さんは「子孫に返却したい」と思い、たまたま北秋田市に縁のあった知人を通じて子孫を探した。
 市文化財保護団体連絡協議会の戸嶋喬会長らが調査を行った結果、版木に記された行商人と同じ名前の人物が旧荒瀬村にいたことが分かった。行商人の子孫も判明したが、子孫らの「多くの人に見てもらった方がいい」という意向を踏まえ、市への寄贈を決めた。
 22日に市役所で版木の贈呈式が行われた。版木に名前が彫られている行商人の兄弟の孫にあたる松橋久敏さん=同市阿仁幸屋渡=、仲介者として佐々木さんから版木を預かっていた長岐正志さん、戸嶋会長が訪問。松橋さんが津谷永光市長に版木を手渡した。
 松橋さんは版木について「行商で足りなくなった薬袋を刷るための原版ではないか」と推測。戸嶋さんによると、大阿仁地区周辺の行商人は万病の薬とされた「熊の胆(い)」などを全国各地で販売していたといい、「行商人がさまざまな場所へ歩いていたことが分かる物が出てくることはめったにない」と話していた。
 津谷市長は「不思議な巡り合わせで阿仁の宝が発見された」と発見を喜んだ。今後は阿仁伝承館や大阿仁公民館で版木の展示を検討しており、最終的にマタギ資料館での常設展示を予定している。
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