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有償輸送、田代地域で 大館でNPO設立 来年4月の開始目指す

2018-10-17
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NPO法人おおだて福祉ねっとの設立総会(谷地の平分館)
 大館市の田代地域で15日夜、高齢者の移動サービスを行うことを目指した特定非営利活動法人(NPO)の設立総会が開かれた。国が定める公共交通空白地型の「自家用有償旅客運送事業」に取り組もうとするもの。法人の名称は「おおだて福祉ねっと」で、設立時の会員数は11人。今後、法人の設立認証や国への登録申請手続きなどを進めることにしており、来年4月からの事業開始を見込んでいる。
 自家用有償旅客運送は、バスやタクシーなど道路運送法の許可を受けた交通事業者の営業が成り立たない一方で地域での輸送手段の確保が必要な場合に、必要な措置をとった上で市町村やNPO法人等が自家用車を使って提供するサービス。地域のニーズに応じて「交通空白輸送」や「福祉輸送」が取り入れられている。市によると、県内では上小阿仁村や八峰町などで、NPO法人による事業が行われているという。
 田代地域では2017年10月に、地区の行政協力員協議会が上小阿仁村で事業を展開するNPO法人を視察したことがきっかけとなり、事業化へ向けた取り組みを開始。発起人会が準備を進めてきた。市も、今年3月に策定した「地域公共交通網形成計画」に合致する取り組みであることから支援する方針を決め、6月補正予算では「『地域の足』確保推進モデル事業補助金」として、110万4000円を措置した。
 田代公民館谷地の平分館で開かれたこの日の設立総会には、会員11人が出席。発起人代表の藤田三壽さんが「田代地域の高齢者から、外出支援の要望が多く聞かれる。車の運転ができなければ不便で、免許返納に踏み切れない。安全・安心な移動サービスを利用できるシステムづくりが必要と考えた」などとする設立趣意書を朗読したあと定款が承認され、NPO法人おおだて福祉ねっとが設立された。理事長には藤田さんが就任した。
 事業計画によると、本年度は先進地研修や運転担当者の講習、事業の周知や利用会員の募集などを行う。あわせて、法人設立の認証手続きや国への登録申請などを進め、来年4月からの事業開始を目指していく。

「躍動する小坂」実現へ スリム化と効率化を 小坂町19年度予算編成方針

2018-10-17
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職員に対し2019年度の予算編成方針が示された説明会(町役場)
 小坂町は16日、2019年度の予算編成方針を発表した。新年度も重点プロジェクトに掲げる「定住促進」「地元産業間の連携による地域活性化」「安全・安心な暮らし、地域づくり」に取り組み、町が目指す将来像「〝ひと〟と〝まち〟が輝く躍動する小坂」の実現を図る。
 方針は10日に細越満町長、成田祥夫副町長が決定し、この日、各課の主査以上の職員に示した。
 町長は、地方交付税の減額、公債費の支出や各特別会計への繰り出し金が増加に転じることなどを指摘。「既存事業の必要性、有効性、費用対効果などを検証し、一定の縮減を図り、一層の行財政運営のスリム化を図らなければならない。班内で議論をし、一丸となって目標実現へ果敢に取り組む積極的な予算編成を期待する」と述べた。
 町の財政状況は、歳入において、予算編成の基礎となる経常一般財源が18年度決算見込み額から2000万円減額となることが予想され、「財源の確保が非常に厳しい状況」(町財政課)。歳出は、人件費や大型事業の元利償還に伴う公債費、扶助費が上昇傾向となり、特別会計に対する一般会計の繰り出し金や公債費の増も見込まれる。
 このため、起債発行額の増加は次年度以降の負担増につながり、財政構造の硬直化を招く要因となることから、全ての会計において起債発行の抑制に努める。
 予算編成にあたっては、町民生活に必要なサービス水準を保ちつつ、新たな町民ニーズにも的確に応えるとともに、総合計画に基づく施策の充実、強化などのほか、財源の効果的・効率的な活用に取り組むよう促した。
 また、総合計画と町版総合戦略の推進を図るため、重点プロジェクト3点に沿った事業や課の枠を超えた企画の提案を求めた。
 歳入は、関係府省等からの最新の情報収集に努め、可能な限り新規財源の確保に努める。歳出は、既存の事務事業について事業効果の検証、徹底した見直しを行う。消費税率10%引き上げに対応し、来年10月以降に契約するものは新税率での計上を指示した。
 19年度の予算案は、11月21日から30日まで説明聴取を行い、来年1月21日に各課へ内示。町長査定(復活折衝)などを経て、2月4日に決定、26日に議会へ発表する予定。

FDAが5カ月ぶりチャーター便 大館能代空港 23日まで計8便運航

2018-10-17
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5カ月ぶりに運航したチャーター便(大館能代空港)
 北秋田市の大館能代空港で16日、フジドリームエアラインズ(FDA、本社・静岡県)のチャーター便が運航された。今年5月以来5カ月ぶりの就航で、広島県からのツアー2団体約50人を乗せた便が到着。和歌山県の南紀白浜空港に向かうツアー客が搭乗し、出発した。
 大館能代空港ターミナルビル(社長・津谷永光北秋田市長)と大館能代空港利用促進協議会(会長・福原淳嗣大館市長)が同社に働きかけ、2年前に初めて運航。本年度は4、5月に計6便353人が利用した。
 この日は広島空港を出発したチャーター便が午前11時すぎに降り立った。3階の送迎デッキには着陸する色鮮やかな機体を撮影するため愛好家が訪れた。
 ツアー客は空港に到着後、バスで北東北や県内の観光を楽しむツアーに出発した。広島県尾道市から訪れた高橋文子さん(73)は「紅葉を楽しみに参加した。乗り換えがないのでとても楽でいい」と話していた。到着後の機体には熊野古道を巡るツアー客が乗り込んだ。
 今月は23日までの4日間で広島空港と南紀白浜空港発着の計8便を運航する。来月下旬には大館能代空港と静岡空港間で2便の運航を予定している。

自動運転導入へ長期実験 上小阿仁村で本年度 移動のほか出荷、配達も

2018-10-16
自動運転サービスの本格導入に向けた長期実証実験について話し合った協議会(上小阿仁村開発センター)
 国が2020年までの実現を目指して進めている自動運転サービスの本格導入に向けた長期実証実験が、上小阿仁村で18年度中に行われる。昨年度行われた短期実験で使用した設備を活用して1~2カ月の期間で行い、運営主体の構築など導入に向けた課題を探る。15日に村開発センターで協議会が開かれ、関係者が実験の実施について話し合った。
 自動運転サービスの導入は、高齢化社会に対応した新たな道路交通の在り方を探ることが狙い。17年度には上小阿仁村を含む全国13カ所で短期実証実験が行われた。
 村の実験は、積雪がある中山間地域への導入を検証することが目的。道の駅かみこあにを発着点に、公共施設が集中する小沢田集落と隣接する福舘集落を巡る約3・2㌔で8日間にわたって行われ、住民ら延べ100人が利用した。
 協議会には、国や県、村の関係者ら約20人が出席。小林悦次村長はあいさつで「上小阿仁で導入が可能となれば全国各地でも可能となる。村では高齢化により交通弱者が増加しており、サービスの導入に対する期待は大きい」などと述べた。
 続いて昨年度実施した短期実験の結果報告を踏まえて、長期実験の実施について協議した。短期実験の利用者の8割は自動運転サービスの安全性について「信頼できる」と回答、7割は今後も利用したいとして本格導入に期待を寄せたという。
 長期実験は国が示した方針を踏まえ、事業の採算性を探るため利用者から費用を徴収する形での実施が想定されている。運行規模については、短期実験と同様に道の駅を拠点として役場や診療所などを巡るルートを中心に行う考え。地元からは運行ルートの拡大を求める意見が上がり、長期実験の詳細な実施内容と合わせて今後の協議で検討することにした。
 協議会で示された資料では、上小阿仁村における自動運転サービスは「集落から診療所や役場、道の駅などへの移動支援」が目的で、道の駅への農産物出荷や配達サービスも行う方針。本格導入後の運営はNPO法人などが想定されている。

ニホンザリガニ 人工生息地を創出へ 大館市教委が市内2カ所で

2018-10-16
今後の事業計画などについて話し合った委員会(大館郷土博物館)
 大館市内に生息するニホンザリガニの保護を目指す「天然記念物ザリガニ生息地再生委員会」(高橋一郎委員長)の第4回会合が15日、大館郷土博物館で開かれた。市教育委員会が人工増殖研究の進捗(しんちょく)状況を報告。国天然記念物に指定されている同市の南限生息地と同水系の周辺私有地2カ所で、2019年度から順次、人工生息地を創出する工事に着手する方針も示した。
 委員会は17年度に発足。生息環境の悪化が懸念されてきたニホンザリガニと、国天然記念物指定地(同市八幡沢地区)の保護に向けて各種事業に取り組んでいる。
 会合には委員や事務局の市教委歴史文化課職員ら10人が出席。同課担当者が人工増殖研究について報告し、7月中旬から10月上旬にかけてふ化した赤ちゃんザリガニ19匹を飼育していると説明。停電による水槽の温度上昇でふ化に至らなかったケースもあり、19年度は「ポータブル電源1台を用意して対応したい」と述べた。
 人工生息地の創出事業は指定地周辺の2カ所で水路の増設、障害物の撤去などが行われる予定。同課が今後のスケジュール案として、19年度に1カ所、21年度にもう1カ所で着工する計画を提示。それぞれ完工翌年に増殖した赤ちゃんザリガニを放流、定着させてから国天然記念物の追加指定を目指す方針を示した。
 委員は各種事業について意見や助言を述べ、今後の事業計画案を承認した。
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大館の伏臥像「里帰り」 渋谷区郷土博物館 ハチ公像70年で特別展

2018-09-30
手前が大館市所蔵のハチ公伏臥像(白根記念渋谷区郷土博物館・文学館)
 大館生まれの秋田犬・忠犬ハチ公に関する資料を集めた特別展が、白根記念渋谷区郷土博物館・文学館(東京都)で開かれている。初代ハチ公像の作者で彫刻家の安藤照(1892~1945年)が制作した伏臥(ふくが)像のうち、大館市所蔵を含む3体が84年ぶりに〝再会〟。「制作地の渋谷に大館から里帰りした」と紹介している。10月8日まで。
 渋谷駅前のハチ公像が戦後に再建されてから8月15日で70年を迎え、同館がこれまで収集した資料や情報を基に「ハチ公と忠犬ハチ公像」と題して企画した。来館者の年齢層は30代から80代と幅広く、米映画「HACHI~約束の犬」による海外人気で外国人観光客の姿も見られるという。
 伏臥像を巡っては、忠犬の姿を見たいという皇太后の要望に応える形で1934(昭和9)年に10体ほど作られ、このうち3体を皇室に献上。大館市所蔵の1体は、同市出身の実業家・木村泰治(1870~1961年)が安藤から譲り受けたもので、孫の木村高明さん(同市部垂町)から2015年7月に寄贈された。
 同館によると、これまで計6体の存在を確認し、今回は大館市から借りたほか都内などで発見された2体を展示している。松井圭太学芸員は「台座が残っているのは大館市所蔵の1体だけ。献上された3体と同じだが、これらは見つかっていないので貴重だ」と話す。
 このほかハチの暮らしや銅像建設など当時の様子がうかがえる写真、関連資料合わせて約200点を展示。教育者ヘレン・ケラーに贈られたハチ公像除幕式の招待状、ハチの飼い主だった上野英三郎博士と事実上の婚姻関係にあった坂野八重子、忠犬ハチ公を広めた日本犬研究家の斉藤弘吉らも紹介している。
 開館時間は午前11時から午後5時。月曜休館。一般100円、小中学生50円。問い合わせは同館(電話03・3486・2791)。

出産大館へ集約 体制整い「安心安全」強調 鹿角で住民説明会

2018-09-30
産婦人科集約に関する住民説明会(コモッセ)
 かづの厚生病院の出産取り扱い機能が10月1日から大館市立総合病院へ集約されることに関する住民説明会が29日、鹿角市のコモッセで開かれた。各病院の院長ら関係者が集約後の診療体制などを説明。市立総合病院の●原秀一院長(●は土の下に口)は同病院の充実した体制や機能を背景に「距離のハンディキャップを埋めるだけの安心安全を提供することができると思う」と強調し、厚生病院で出産ができなくなる鹿角市民の不安軽減に努めた。
 医師不足等を背景に、産婦人科医を派遣する大学側(秋田、弘前、岩手医科)から集約化の方針が示され、厚生病院で出産ができなくなる。
 年間分娩(ぶんべん)件数は市立総合病院が約500件、厚生病院が約200件。集約化に伴い市立総合病院では県事業で分娩室1室、診察室2室を増設。産婦人科の常勤医は1人増の5人体制となる。助産師は1人増員。
 厚生病院の妊婦健診、婦人科検診、婦人科の外来診療は市立総合病院、秋田大、岩手医科大から非常勤医が派遣され、週4日体制(火曜休診)となる。妊婦健診は32週までとし、以降は市立総合病院で受診することになる。
 説明会には市民ら約40人が参加。病院や行政、市民団体の関係者ら5人が集約後の診療体制や妊娠・出産・子育てを支える各種サービス内容を説明した。
 ●原院長は「ここ10年、お産に関して重症を理由に当院から他の病院に搬送された人はいない。体制的にワンストップでできるので不安なく来ていただけると思う」と強調。
 厚生病院の吉田雄樹院長は「地域の皆さまにはご不便を掛けることになり申し訳ない。妊婦の安心安全に関しては市立総合病院の体制が整っていることをご理解いただきたい」と述べた。
 10月の集約に先立ち、出産予定日が9月15日以降の人は市立総合病院での出産となり、9月中は3~4人が総合病院で出産を予定。鹿角市いきいき健康課の村木真智子課長は「中にはすごく不安の強い妊婦さんがいたが、その方も無事出産された」と安心できる体制であることを説明した。
 両病院の間で妊婦の診療情報を共有するシステム「あきたハートフルネット」が10月から稼働することや、緊急時の救急搬送がスムーズに進むために妊婦の情報を事前登録する「ママ・サポート119」、救急車内での分娩にも対応できる出動体制を検討していることなども報告。
 参加者からは「市立総合病院の体制が整っていることはありがたい」「鹿角でお産ができる環境をつくってほしい」といった意見があった。

大館北秋の食、一堂に ご当地グルメ秋まつり きょうまで上小阿仁

2018-09-30
ご当地グルメを買い求め多くの人が訪れた秋まつり(道の駅かみこあに)
 第8回「大館・北秋ご当地グルメ秋まつりinかみこあに」が29日から、上小阿仁村の道の駅かみこあにで始まった。名物料理や特産品、B級グルメの屋台が並び、来場者が地域の食の魅力を楽しんでいる。30日まで。
 村食農観丸ごと推進協議会(会長・小林悦次村長)主催。大館・北秋田地域を中心としたご当地グルメを広く発信し、交流人口の増加につなげようと毎年開催している。
 村内のほか、大館市や北秋田市から16店舗が参加。きりたんぽや魚の塩焼き、馬肉煮込みなどを販売している。由利本荘市の親鳥中華そばなど、県内のご当地グルメもゲスト出店した。
 会場では地鶏などを焼く音や匂いが広がり、訪れた観光客や地域住民らが料理を買い求めていた。村商工会による「食用ホオズキ」のPRコーナーも設けられ、ホオズキの実の試食体験を通して村の特産品に理解を深めていた。
 特設ステージでは歌やダンスのライブなどが行われ、会場を盛り上げた。道の駅かみこあにでは「山の恵みマルシェ」を同時開催。特設ブースでミズのコブや野菜などを販売。新商品の「かみこあんにん」(1個100円)もまつりに合わせて販売開始した。
 30日は午前10時から午後3時まで。雨天決行。ステージでは八木沢番楽など村の郷土芸能を披露する予定。

秋田犬ツーリズム 21年度まで9億投資 富裕層の訪日客誘致へ

2018-09-29
秋田犬ツーリズムの取り組みなどを確認した連絡調整協議会(プラザ杉の子)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人「秋田犬ツーリズム」の連絡調整協議会(会長・福原淳嗣大館市長)は28日、大館市のプラザ杉の子で会合を開いた。国が採択した事業期間の2021年度までに阿仁地区の古民家を宿泊施設として活用するなど事業費9億円余の投資や、富裕層のインバウンド(訪日外国人旅行客)にターゲットを絞った誘致戦略などを確認。観光の産業化へ地域一体で取り組むことを申し合わせた。
 関係自治体や商工団体、金融機関などの会員約40人が出席。福原会長は「昨年11月に日本版DMO(観光地経営組織)として観光庁に正式登録され、12月には農林水産省のセイバージャパン(農泊 食文化海外発信地域)に認定された。広域観光ルートをつくる具体的な体制が整いつつあり、ぜひ情報共有を図っていきたい」とあいさつした。
 法人事務局がこれまでの活動状況を報告したほか、今後の展開について説明。秋田犬を主体に地域の文化などを紹介する新たな動画を10月上旬にも公開するほか、地域の旅行会社と共同開発した商品の販売、地域資源の「見える化」とネットワーク化、観光サービスの生産性向上、受け入れ施設の確保、土産品開発などに取り組む。
 地域資源の「見える化」では来訪者の回遊性を高め、地域内に長く滞在してもらうため、予約状況などが即時に把握できるシステムを構築する。インターネット上のホームページで秋田犬の人工知能(AI)キャラクターを開発し、閲覧者のニーズに合わせて見どころや食文化などの案内を強化する。
 受け入れ施設の確保は、阿仁地区の古民家をリノベーション(改修)し、富裕層向け高級宿泊施設として活用する。大館市に10月1日付で寄付される石田博英元労相(1914~93)の私邸もゲストハウスやカフェに転用したい方針で、基本構想・設計を年度内に策定する。
 このほか交通結節点からの二次アクセス対応として、タクシーを使ったオーダーメード型ツアーを造成し、配車システムも導入したい考え。
 事業期間は17~21年度の5年間。国の地方創生推進交付金の対象に採択された。事務局は「今まで国内に存在しなかったタイプの観光地を目指す。実現には会員の協力が必要だ」と呼び掛けた。

JA北央支店 森吉、阿仁を26日廃止 11月から移動店舗車巡回

2018-09-29
合川支店の開設に向けて改修が行われているサンシャインあいかわ(川井)
 北秋田市のJAあきた北央(大野重夫組合長)は、2019年2月に予定するJA鷹巣町との合併に向けた準備の一環として10月に支店の統廃合を行う。森吉と阿仁は26日で廃止、11月1日から2支店のエリアを対象に移動金融店舗車を巡回させる。合川は本所近くの旧サンシャインあいかわに移転する予定で、11月のオープンに向けて施設の改修が進んでいる。
 北央と鷹巣町との合併は、北央が比内地鶏事業の不振による赤字で自己資本比率が低下し、金融事業を行うことが困難になったことに端を発したもの。北央は単独での再建は困難と判断し、鷹巣町に救済を目的にした吸収合併を申し入れた。
 両JAで協議を重ねた結果、支店の統廃合や増資による自己資本比率の回復、不要な施設の処分などを条件に合併することで合意。予定では来年2月に「JA秋田たかのす」として再出発することになった。
 北央によると、森吉と阿仁の支店は10月26日で店舗での営業を終えて廃止する予定。移動金融店舗車は合併に関する座談会などで導入が示されていたもので、窓口業務を行う職員が乗車して廃止された支店のエリアを巡回する。
 業務を行う場所は、森吉地区が米内沢の営農課がある施設とクウィンス森吉、四季美館。阿仁地区は市総合窓口センター、道の駅あに、打当温泉。ローテーションを組んで1日につき2カ所で業務を行う予定。
 合川支店は合併後の支店が設置される旧サンシャインあいかわに移転する。サンシャインは集会施設などとして一般に貸し出していた施設。17年度末で業務を終了し、支店の開設に向けた施設改修が行われている。サンシャインでの支店業務は11月5日からとなる見通し。
 上小阿仁支店は、村が支店周辺の土地と一部の建物を北央から購入し、支店として貸し出すことで現状のまま存続することになっている。

8月のニュース

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「食と命」大切さ感じて マタギ体験学習会 北秋田市

2018-08-18
鶏の解体など見学したマタギの地恵体験学習会(阿仁前田)
 北秋田市に伝わる狩猟文化「マタギ」を通じて命や食の大切さを学ぶ「マタギの地恵体験学習会」が17日から、森吉山の周辺地域を会場に行われている。市内の小学生18人が参加してきりたんぽ鍋に使う鶏の解体作業などに挑戦、食べることの意義や命の重さなどに理解を深めた。
 市民有志でつくる実行委員会(佐藤慶博委員長)の主催。17日から19日まで2泊3日の日程で、野外調理や星空観察、カヌー体験、阿仁熊牧場の見学など行う予定。初日は前田公民館で結団式を行った後、きりたんぽ鍋の調理に取り組んだ。
 結団式で佐藤委員長は「みんなが毎日口にする食べ物はすべて命あるもの。3日間の体験を通して食べることの大切さ、命の尊さを感じて」と子どもたちに呼び掛けた。
 きりたんぽ鍋づくりは、具材となる鶏の解体作業からスタート。子どもたちは羽をむしる作業を体験。「かわいそう」「気持ち悪い」などと及び腰になる場面も見られたが、子どもたちは「命をいただく」という意味を感じながら真剣な表情で取り組んでいた。

 
 

花輪ばやしあす開幕 ユネスコ無形文化遺産 祭り一色の2日間

2018-08-18
 鹿角市花輪の街が熱狂の渦に包まれる伝統行事「花輪ばやし」は19、20日の2日間行われる。ユネスコ無形文化遺産登録後初開催となった昨年は、2日間で過去最多の26万人の人出となったが、今年はさらなる盛り上がりに期待されている。
 花輪ばやしは、花輪の産土(うぶすな)神・幸稲荷神社に奉納される祭りばやし。神社の祭典はご神体が里宮・御旅所に移る16日の「神輿渡御(みこしとぎょ)」で始まり、後半の2日間は「花輪ばやし」として豪華絢爛(けんらん)な10台の屋台が登場、華やかなにぎわいを見せる。
19日は正午から「子どもパレード」が行われ、桝形、福祉保健センターからそれぞれ祭典本部(交流プラザ)に向かって園児や小中学生による屋 台運行、はやし、踊りが行われる。
 午後5時半、のろしを合図に各町内が御旅所へ向けて順次出発。6時35分から幸稲荷大神に祭り開始を告げる「御旅所詰」を行い、独特の手打ち式「サンサ」が見られる。かづの銘酒前では子ども演奏コンクール審査が行われる。
 6時55分、御旅所から駅前広場に向けパレード開始。駅前広場では屋台の到着を待つ間に「町踊り」が披露される。
7時50分からは初日のハイライト「駅前行事」。10町内の屋台が勢ぞろいし、エネルギッシュな競演を繰り広げる。駅前サンサも行う。9時から自町内に向けて運行を開始する。
 帰町後に一時休憩を経て、ファン必見の「朝詰」パレードへ。20日午前0時ごろ、組丁から順次出発する。米代川に架かる稲村橋には2時すぎに到着し2時半に出発。
 新田町の桝形には3時すぎに到着。躍動的な運行から一転、厳粛に神事を行い、各町内が奉納曲を演奏、サンサも行う。4時20分に各町内に向かって運行する。
 2日目の20日は正午から自町内で運行。午後7時から駅前に向かってパレードを開始する。屋台到着を前に、駅前広場では8時から郷土芸能「かづのふるさと大太鼓」を披露。8時40分からは駅前行事を行い、9時半から終盤の見どころ「赤鳥居詰」の運行開始。到着後、11時半すぎに組丁の赤鳥居で祭り終了のあいさつをし、サンサを行う。
 各町内への帰途で下5町内は福祉保健センター前、上5町内は御旅所前ではやしの競演や演芸などを行い、21日未明まで完全燃焼する。
 臨時駐車場は鹿角市役所、鹿角地域振興局、かづの商工会、道の駅かづの・あんとらあ。シャトルバスは市役所―あんとらあ間で午後4時40分~10時20分に20分間隔で運行する。料金は100円(小学生以下無料)。2日間とも臨時列車の午後10時13分鹿角花輪駅発秋田駅行きと、同10時45分鹿角花輪駅発大館駅行きを用意している。
 問い合わせは祭典委員会(交流プラザ内、☎0186・30・0500)。
 

北鹿地方で大雨 土砂崩れや道路決壊 2市36人が避難

2018-08-17
国道105号で発生した土砂崩れ(北秋田市阿仁水無)
大きくえぐられた米代川沿いの堤防(鹿角市八幡平大里)
 東北北部に前線が停滞して大気の状態が不安定になった影響で、北鹿地方は15日から16日にかけ、大雨に見舞われた。秋田地方気象台によると、16日午後5時までの24時間降水量は北秋田市阿仁合で260㍉に達し、観測史上最大を記録。鹿角市と北秋田市が避難準備情報を出し、両市の避難所に計13世帯36人が一時避難した。各地で土砂崩れや堤防・道路の決壊などが相次ぎ、交通機関も乱れた。人的被害はなかった。
 気象台によると、24時間降水量は鹿角市で160・5㍉(午前10時40分まで)、同市湯瀬で141㍉(午後5時まで)、小坂町藤原で127㍉(午前2時40分まで)、大館市で114・5㍉(正午まで)など。湯瀬では8月の観測史上最大を更新した。鹿角と阿仁合では平年の8月1カ月分の降水量を上回った。
 土砂災害や河川氾濫の危険性が高まったため、鹿角市は15日夜から16日未明にかけて急傾斜地・米代川周辺の5881世帯1万8238人に、北秋田市は16日未明、市内全域の1万4109世帯3万2404人に避難準備情報を出した。鹿角市は同日午前9時40分に解除。北秋田市も午後5時までに全ての地区で解除した。
 北鹿5市町村や警察、消防によると、北鹿地方では16日午後4時現在、住家の床下浸水8棟、非住家の浸水8棟が発生。国道や県道、市道での土砂崩れや落石、堤防・道路の損壊は15カ所以上に及んだ。倒木も多数あった。
 この影響で通行止めも相次いだ。北秋田市では、国道105号の阿仁荒瀬―阿仁水無間の約3㌔が約16時間にわたって全面通行止め。上小阿仁村では、八木沢集落に通じる県道が落石の恐れで、緊急車両以外は通行止めとなった。
 鹿角市では、岩手県境にほど近い十和田大湯の国道104号で、約5・1㌔にわたって全面通行止めが続く。このほか、大館市では比内町八木橋字五輪台の鶏舎に水が流れ込み、飼育されていた比内地鶏161羽が溺死した。
 NEXCO東日本十和田管理事務所によると、雨量の基準超過により、東北道の小坂インターチェンジ(IC)―安代IC間の上下線が約9時間にわたって全面通行止めとなった。
 JR秋田支社によると、大雨の影響で奥羽本線、花輪線で特急列車上下6本、普通列車上下26本が運休、普通列車上下30本などが区間運休した。
 停電もあった。東北電力秋田支店によると、午前1時10分ごろ、鹿角市八幡平の延べ131戸で停電が発生した。土砂崩れに伴う倒木で電線が断線したため。約9時間30分後に全戸復旧した。
 気象台によると、県内は17日昼前まで雨や雷雨の所がある見込み。引き続き土砂災害への警戒を呼び掛けている。
 

失敗恐れず挑戦を 鹿角市成人式 260人が大人の決意

2018-08-17
仲間と写真を撮りながら、再会を喜ぶ新成人たち(コモッセ)
 鹿角市の2018年度成人式が16日、コモッセで行われた。スーツやはかま、華やかなドレスを着た新成人258人が出席。旧友との再会を喜び、大人としての責任と自覚を胸に決意を新たにした。
 対象は1997年4月2日から98年4月1日までに生まれた300人(男性153人、女性147人)。式には対象者の86%にあたる258人(男性137人、女性121人)が出席した。テーマは「ふるさとの出会い 二十歳の集い 鹿角市成人式」。
 開会行事で成人式実行委員会(桜庭宝委員長)の委員17人が紹介され、桜庭委員長は「心に残る成人式にしたい」と協力を求めた。児玉一市長は「社会の原動力として、地域に元気を与えるような人材になってほしい。まちづくりにも参画し、みなさんの手で新しい鹿角を築いていってほしい」と式辞を述べた。
 新成人への記念品(たんぽ小町ちゃん珪藻土(けいそうど)コースター)が代表の大岡才華さんに贈呈された後、新成人を代表し金澤勇介さんが「大きな節目を迎え、変化しようとしている。大きなチャンスだが、その裏には不安もある。個性をなくした大人にはなりたくない。自分を主張し、胸を張れる大人になりたい。人生には失敗はつきもの。自分らしさを失わず、常に挑戦していきたい」と決意を述べた。
 式典後は、あきた舞妓による舞の披露、各地区での記念撮影が行われた。新成人たちは大人への仲間入りを互いに喜んだり、近況を話したりしていた。
 

コムコムに踊りの輪 北秋田市民盆踊り 縁日やクワガタ抽選も

2018-08-17
北秋田市民盆踊り大会(コムコム)
 第62回北秋田市民盆踊り大会が15日夜、市民ふれあいプラザコムコムで行われた。雨のため施設内での開催となったが、地域住民や帰省者など大勢の人が踊りの輪を広げ、故郷の夏を楽しんでいた。
 鷹巣町時代から続く恒例の催し。市観光物産協会(檜森正太会長)主催。以前は商店街通りで実施していたが、参加しやすいようにとコムコムを会場にしている。
 雨が降るあいにくの天候となったが、開始時間に合わせて浴衣姿の家族連れや職場のグループなど多くの人が来場。多目的ホールに踊りの輪を広げた。
 開会式で檜森会長は「盆踊り大会は故郷の夏を楽しむ催し。今後も続けて地域の夏を盛り上げていきたい。きょうは存分に踊り、楽しい思い出をつくって」と呼び掛けた。
 振り付けが分からず遠巻きに踊りの輪を眺めている子どもの姿も見られたが、先導役の商工会女性部のメンバーたちの手ほどきを受けて伸び伸びと踊っていた。
 前半の部終了後には縁日の無料券とクワガタ抽選券をプレゼント。子どもたちは輪投げや型抜き、スーパーボールすくいなどを楽しんでいた。
 
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