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新橋架設へ交通切り替え 大館の白沢跨線橋架け替え 4月1日から大館側500㍍

2020-03-28
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1日から左側の道路へ交通を切り替える。右奥が建設が進む新しい跨線橋(大館市白沢)
 耐震性向上のため大館市白沢の国道7号で進む白沢跨線(こせん)橋架け替え事業に伴い、国土交通省能代河川国道事務所は4月1日から、完成した道路へ交通を切り替える。架設から50年が経過し、熊本地震で倒壊した橋と同じ形式の橋脚が用いられていることから、新しい跨線橋に架け替え、前後の国道を改良する事業。事業の進捗(しんちょく)率は約50%。交通を切り替えた後、新年度から新橋の架設作業に入る。
 白沢跨線橋は1966年竣工(しゅんこう)。JR奥羽線の線路をまたぐ形で、橋長45㍍、橋台2基と中央の「ロッキング橋脚」1基で橋を支える構造となっている。ロッキング橋脚は特殊な構造で、2016年の熊本地震で、この橋脚を有する橋が倒壊したことから、早急な対策が必要となった。県内でロッキング橋脚が用いられているのは白沢跨線橋のみ。JRの軌道への影響などを考慮し、橋脚などの補強ではなく、「新たな橋に架け替える」方針が決まった。
 計画では、現在の跨線橋の南側(大館側)に、橋台2基で支える橋長65㍍の新たな跨線橋を建設。橋に接続する前後600㍍の区間の道路を改良する。17年度に事業に着手し用地買収や設計を行い、18年4月に着工した。全体の事業費は約30億円。事務所は「完成時期は未定だが、そう長くはかからない見通し」としている。
 事務所によると、新橋の架設作業が現在の国道7号に影響するため、橋の南側(大館側)で新たな道路に交通を切り替える。切り替え道路は延長約500㍍で現在の国道と同じ片側1車線。橋の土台部分となる橋台を造る工事は順調に進んでおり、新年度から橋桁を架ける作業に入る。
 交通の切り替えは1日午後1時ごろを予定。事務所は「国道7号は主要幹線道路であり、安全安心を確保するために進めている事業。切り替え道路の通行となるため、案内看板などに従い、十分注意して走行してほしい」と呼び掛けている。

特別融資制度を創設 北秋田市 新型コロナ経済対策で4月1日から

2020-03-28
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 北秋田市の津谷永光市長は27日に市役所で開かれた定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策として、特別融資制度を設ける方針を示した。「早急に関係機関との調整を進め、4月1日からの運用を開始する」などと述べた。
 会見で市長は「市においても、宿泊や宴会のキャンセル、各種イベントの延期や中止が相次いでいる」などと現状を説明。
 25日に設置した経済対策会議では「宿泊業や小売店、飲食業などの業種で、売上高の7割が減少している状況が明らかになった」とし「事業者からは、対策や支援の制度を早急につくってほしい、との声があった」ことを紹介した。
 特別融資制度は、市中小企業振興資金保障制度(通称・マル北)に、「新型コロナウイルス対策特別枠」を設けたもの。資金使途は運転資金で限度額は500万円。貸付期間は10年以内。据え置き期間は1年以内としている。通常枠とは別に、総額5億円の融資枠を確保。据え置き期間の保証料と利息の全額を市が支援する。
 市長は「マル北の制度を、さらに使いやすくした。今回、スピード感を持って制度を創設した」と述べ、利用を呼び掛けた。

錦木古川大太鼓「次世代へ」 鹿角市の無形民俗文化財 保存団体に指定書交付

2020-03-28
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畠山教育長から指定書の交付を受ける上田会長(市役所教育長室)
 鹿角市教委は25日、市無形民俗文化財に指定した錦木古川大太鼓の保存団体に指定書を交付した。団体の代表は「子どもたちへの伝承を続けたい」と保存、伝承活動の継続を誓った。
 錦木古川大太鼓は、江戸時代、古川村で盆踊りや念仏講で演奏したのが始まりとされる。古川稲荷神社で行われる錦木塚まつりで奉納する。1973(昭和48)年ごろまでは古川地区だけで演奏していたが、その後近隣地区の盆踊りに呼び太鼓として参加するようになっている。
 伝承曲は7曲。このうち、錦木第一大拍子と錦木第二大拍子の2曲は現在、演奏されていないという。太鼓の大きさは4種類。1人で太鼓を担ぎ、鼓面をたたく際に左手首を頭上に回すのが特徴。1人で担ぐため、太鼓のたすきがけが、他地域の大太鼓と異なる。2001年に笛が復活、各種のイベントに参加している。
 歴史資料の花輪通絵図(はなわどおりえず)とともに、2月21日付で文化財指定を受けた。無形民俗文化財の指定は19件目。錦木古川大太鼓保存会(上田弘志会長)が保存活動を続けている。
 保存会の上田会長ら3人が市役所教育長室に畠山義孝教育長を訪れ、指定書を受け取った。上田会長は「長年取り組んできた苦労が報われたという思い。子どもたちへの伝承を続けながら、地域活動に参加し、励んでいきたい」と誓いを新たにした。
 畠山教育長は「これまで苦労があったと思う。伝承していこうという強い意志が指定につながった。これからも、後継者を育成し、郷土芸能を盛り上げてほしい」と激励した。

新型コロナ 経済対策会議を設置 北秋田市 的確な支援検討へ 飲食、観光、宿泊など影響

2020-03-27
新型コロナウイルス感染拡大に関わる北秋田市の経済対策会議(北秋田市役所)
 北秋田市は25日、新型コロナウイルス感染症に関わる経済対策会議を設置した。同日に市役所で第1回会合を開き、行政や関係機関が地域経済への影響について情報共有した。
 新型コロナウイルスによる経済活動への影響について関係機関と情報を共有し、経済対策を図ろうと設置。メンバーは市や県北秋田地域振興局のほか、市商工会や市観光物産協会など経済関係機関と、市指定金融機関の秋田銀行鷹巣支店の代表者計10人。
 初回は代表者ら計10人が出席。津谷市長は冒頭のあいさつで、「経済への影響を最小限に抑えるために、市と関係機関が連携し、一丸となって取り組むことが重要。意見を聞きながら的確な支援を検討していきたい」と話した。
 協議は非公開で実施。事務局の市商工観光課によると、会議では経済産業省が発表した緊急対応策などを説明したほか、各機関が経済・雇用に関する現状や影響を報告した。
 市商工会の聞き取り調査によると、小規模の小売店や飲食店では、売り上げが前年同期と比較して7割程度減っている店舗もあるという。謝恩会などの団体利用がキャンセルとなったため。
 土木・建築関係は「現時点で影響は出ていない」とした上で、今後の資材運用について心配する声が上がった。製造業は中国に工場を持つ企業などに影響が出ている。
 市観光物産協会は鉄道やタクシー利用のキャンセルが増え、観光業、宿泊業などに影響が出ていることを報告。事態の収束後に通常程度の売り上げなどに少しでも早く回復できるよう「スピード感のある取り組みを検討してほしい」などと市へ要望が寄せられた。
 今後は市が1、2週間に1回程度、関係機関への情報提供を随時行うほか、必要に応じて対策会議や幹事会を開き、支援策を検討する予定。

教育のICT化加速 大館市新年度から 校内ネットワークを整備 端末「1人1台」目指す

2020-03-27
 大館市は新年度から、全小中学校に校内通信ネットワーク(無線LAN)を整備する。学校教育のICT(情報通信技術)化を加速させる国の「GIGAスクール構想」補助事業を活用し、将来的に1人に1台端末を導入するための整備工事で、北鹿地方では同市が先駆けて実施する。事業費は2億1469万円。ネットワーク整備後は、2023年度までに4250台の端末を整備する予定。市教委では「情報収集の幅が広がり、教員の負担軽減にもつながる。できるだけ早期に整備したい」としている。
 教育のICT環境整備は、18年から端末を「3人1台」にする5カ年計画を国が進めているが、整備率は19年3月の時点で全国平均18・6%と伸び悩んでおり、本県も20%余りと整備が進んでいないのが現状。国では、整備の加速、自治体間の格差を減らすため、「1人1台」を目標にした「GIGAスクール構想」の実現を目指している。ネットワークの整備は公立校が半額、端末は1人上限4・5万円を国が補助する。
 同市では「公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業」として、新年度から校内LANと、端末を充電する電源キャビネット整備工事を進める。ネットワークは現在、職員室にある有線LANを無線LANに変更し、電源キャビネットは校内の各教室に設置する。避難所に指定されている体育館にもネットワーク環境を整備する。
 端末は市内にあるタブレット876台のうち、バージョン対応した212台が継続して使用される。新たに整備するのはキーボード付きの端末4250台で、内訳は20年度に小学5年生446台、同6年生522台、中学1年生363台、21年度に中学2年生542台、同3年生490台、22年度に小学3年生471台、同4年生498台、23年度に小学1年生440台、同2年生478台。
 ICT環境が整うことで、動画による分析、文章作成ソフトによる長文リポートのほか、さまざまな情報収集が可能になる。電子黒板と連動させることで教員の負担減にもつながる。
 ネットワーク整備は早ければ夏休み中に工事に取り掛かり、9月頃から順次、端末を導入していく。市教委では「早期に整備し、ICTを活用した大館ならではの授業をつくり上げたい」と話している。
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花輪線の価値と可能性 元祖・鉄子の矢野さんら 鹿角でトークイベント

2020-02-11
トークセッションを行う藻谷さん㊧と矢野さん(鹿角市交流センター)
 「花輪線から見る鹿角の未来」を主テーマにした講演・トークイベントが9日、鹿角市交流センターで開かれた。作家、鉄道写真家で「元祖・鉄子」の愛称でも呼ばれる矢野直美さんと、地域エコノミスト、日本総合研究所主席研究員の藻谷浩介さんが講師を務め、参加者約100人が花輪線をはじめとするローカル鉄道の魅力などに理解を深めた。
 JR花輪線沿線の関係市町村、団体で構成する花輪線利用促進協議会(会長・児玉一鹿角市長)と鹿角市産業活力課のコラボ企画。利用者数が減少傾向にある花輪線にスポットを当てて地域の魅力を再発見するとともに、地域産業への活力を探ろうと開いた。
 矢野さんは国内外を旅しながら写真を撮り、文章をつづる「フォト・ライター」として活躍。この日は自身3回目という花輪線で来鹿し、「女性の視点から見る鉄道の魅力」と題して講演した。
 花輪線では末広駅を取り上げ「末広がりは縁起が良いので、売り出せるのではないか」と強調。進行方向が変わる十和田南駅のスイッチバックに着目したPRのほか、「雪かき見学列車を運行するのも面白い。雪のない所に住む人は喜ぶ」と鉄道を生かしたアイデアを披露した。
 続いて「ローカル鉄道の魅力と地域産業への効果」をテーマに矢野さんと藻谷さんがトークセッション。藻谷さんは「特に外国人旅行客は鉄道が廃止された所には来にくい。自分が乗らないから鉄道はいらないというのではなく、『鉄道はあってなんぼ』ということを、乗らない人も気付いてほしい」、矢野さんは「乗る、乗らないということで(存廃の)答えは出せない存在だ」と鉄道の持つ価値や可能性を力説した。
 最後に、市産業活力塾の市民公開講座を兼ねて藻谷さんが「鹿角列車の行く先~鹿角の人口減少社会におけるメリット・デメリット~」と題して講演した。

大豆・ソバ 新たに乾燥施設を整備 JA秋田たかのす 高収量・高品質に期待

2020-02-11
新たに導入された大豆専用の乾燥機(鷹巣ライスセンター)
 JA秋田たかのす(斉藤一志組合長)は本年度、大豆とソバの乾燥調整施設を北秋田市鷹巣の鷹巣ライスセンターに整備した。市の補助金を活用し、作付面積が年々増加傾向にある大豆、ソバ専用の乾燥機計5台などを新たに導入。作業時期が重なるコメの乾燥調整と並行して適期の刈り取りや乾燥が可能となり、収量の増加や品質の向上に期待が寄せられている。
 同JAでは需要に応じたコメ生産に向けて、コメ以外の土地利用作物として大豆やソバの生産を推奨している。旧JA鷹巣町管内の生産者は従来、綴子ライスセンターの設備を大豆やソバの乾燥調整に使用。同じ設備で行うコメの乾燥調整が終了してから大豆やソバを刈り取り、乾燥作業に取りかかっていた。
 刈り取り時期の遅れは品質や収量の低下にもつながることから、生産者からJAに受け入れ体制の整備が求められていた。市が同JAから要望を受け、ソバ、大豆の乾燥調整に特化した施設を整備する新規事業を実施。大豆専用乾燥機2台、ソバ専用乾燥機3台のほか、荷受ホッパーなど関連設備を含む導入経費480万円のうち、半額の240万円を助成した。
 大豆専用機はコメやソバ、麦なども乾燥できる汎用(はんよう)型で、遠赤外線やバーナーで大豆を乾燥させる。ソバ乾燥機はバーナー式の平型。昨年7月に補助金の交付が決まり、8月に着工。9月中旬に竣工(しゅんこう)し、本年度の収穫分から使用を開始した。既存の乾燥機3台も鷹巣ライスセンターに移し、新たに導入した5台とともに使用している。
 6日に行われた北秋田市産業建設常任委員会(堀部壽委員長)では、市役所で農業振興に関する市単独事業について農林課が説明した後、新設備が導入されたセンター内を視察。委員が同JAの担当職員の説明を聞いた。
 同JA営農部米穀課の長岐英幸課長によると、同センターの乾燥機を利用している旧JA鷹巣町管内の出荷契約者は大豆が36経営体で、作付面積は326㌶(前年度比13㌶増)と増加傾向にある。ソバは2018年に生産の基盤整備が進み、53経営体の作付面積は166㌶(同71㌶増)と大幅に増えている。
 専用乾燥機の導入で前年度は10月中旬だった受け入れ開始が大豆は10日、ソバは20日ほど早まった。長岐課長は「設備の導入により適期刈り取りが行われ、品質が向上した。今後も基盤整備を進め、さらなる農家の所得向上につなげたい」と話していた。

人と春呼ぶアメの花 大館アメッコ市開幕 「風邪封じ」求めにぎわい

2020-02-09
色鮮やかな枝アメが飾られた会場。青空の下、多くの来場者でにぎわった(おおまちハチ公通り)
 伝統の小正月行事「大館アメッコ市」が8日、大館市大町のおおまちハチ公通りを主会場に開幕した。風邪封じのアメを求め、会場は多くの観光客や家族連れでにぎわったほか、午前中は天候に恵まれ、雪景色と色とりどりの枝アメが青空に映えた。9日まで。
 約430年前の1588(天正16)年に始まったとされ、「この日にアメを食べると風邪をひかない」との言い伝えが残る。市、大館商工会議所、市観光協会でつくる実行委員会(小松彰委員長)主催。
 雪不足のため、「冬景色」が見られるか心配する声もあったが、ここ数日のまとまった雪で例年通りの景観に。気温は氷点下と冷え込んだが、午前中は青空が広がり、早い時間帯から多くの来場者でにぎわった。
 会場にはミズキにピンクや緑、黄色のアメを取り付けた「ジャンボ枝アメ」が設置され、近くを通った人たちは写真を撮るなどして風物詩の一つを楽しんだ。アメ業者をはじめ、通りには94の露店が並び、「いらっしゃいませ」「アメどうぞ」などの声が飛び交い、活気に包まれた。アメをなめながら歩く人やご当地グルメ、郷土料理を楽しむ人など、思い思いにイベントを楽しんだ。
 白ひげ大神巡行や秋田犬パレードなどの名物行事も人気。大館菓子協会の「からみアメサービス」は今年も長蛇の列ができた。ステージでは曲げわっぱ太鼓演奏、音楽ライブなどを多彩に繰り広げた。
 最終日は午前9時から午後3時30分まで。丸まげ行列などが行われる。

「将来の姿」などに提言 北秋田市タウンミーティング 市長と高校生が意見交換

2020-02-09
高校生と市長が意見を交換したタウンミーティング(北秋田市交流センター)
 北秋田市の「市長と語ろう!タウンミーティング」が8日、市交流センターで開かれた。「高校生と語る北秋田市について」と題し、市内在住の高校2年生9人と津谷永光市長が意見を交換。セールスポイントや「将来の姿」に対する提案が数多く出され、市長は「実現する方向で取り組んでいきたい」と答えた。会場には多くの市民が訪れ、発言に耳を傾けた。
 この日は▽小畑優悟さん=秋田北鷹▽金夏海さん=同▽佐々木彩佳さん=大館鳳鳴▽佐藤ゆめ実さん=秋田北鷹▽庄司志歩さん=同▽鈴木隆誠さん=能代▽津谷智子さん=大館鳳鳴▽中嶋杏莉さん=秋田北鷹▽長岐光瑠さん=能代―が参加。コーディネーターは若手農家グループ「トラ男」のプロデューサー、武田昌大さんが務めた。
 「セールスポイントと売り込む方法は」とのテーマに生徒たちは、「空き家を移住者を呼び込むために活用しては。教育環境や自然環境の良さを売り込んでいく」や、「食や農産物に魅力がある。食の良さは、移住定住や観光の面でもアピールポイントになる」との意見を述べた。教育環境の良さに関連して「教育実習生を呼び込んではどうか」との提案も出された。
 また「1億円を自由に使えるとしたら」のテーマでは、「美術館をつくる」「下水道を整備する」「内陸線活性化のため、快適に利用できる環境整備に使う」といった活用法を提言。「未来はどうなればいいと思うか」との質問には「文化や特色を引き継ぎながら、地域の良さが失われることなく続いてほしい」「市民が市の良さを挙げられるようなまちに」「雇用が増え、市内でより多くの選択肢を持てるようになれば」などの思いを訴えた。
 津谷市長は「皆さんが北秋田市を愛し、常に問題意識を持って暮らしていることがよく分かった。魅力がある反面、手をかけなければならない部分も多い」などと感想。「市を未来につないでいくことも行政の大きな仕事の一つ。きょうの意見、提言を実現する方向で取り組みたい」と述べた。
 16日午後1時からは、「若手起業者と語る北秋田市について」をテーマに2回目を開催する。

大福、ゴマ餅、バター餅… 地域の味求めにぎわう 北秋田市でもちっこ市きょうまで

2020-02-09
餅などを買い求める人でにぎわったもちっこ市(道の駅たかのす駐車場)
 北秋田市の第26回もちっこ市が8、9日の両日、道の駅たかのす駐車場で開かれている。全国的に有名な市特産品のバター餅をはじめ、手作りの大福やゴマ餅などさまざまな地域の味が並び、大勢の人でにぎわっている。
 市観光物産協会(檜森正太会長)が主催し、市や市商工会、JA秋田たかのすなどが共催。観光客が少ない冬期間の誘客と特産品のPRを目的に開催し、地域の冬の行事として定着している。
 セレモニーでは神事を行い、同協会物産部会の虻川敬部会長が開会を宣言。来賓あいさつで津谷永光市長は「餅で有名な北秋田市の特産品や農産物を、多くの人に味わってもらいたい」と呼び掛けた。
 会場には開会する午前9時ごろから地域住民ら約100人が訪れ、関係者による紅白の餅まきを楽しんだ。会場に設営されたテント内には地元菓子店や産直センターなどが出店する20ブースが並び、来場者は縁起物の枝餅やバター餅、工夫を凝らした手作りの餅などを買い求めていた。
 餅のほか、野菜や漬物の販売や、温かい馬肉うどんなどを味わうことができるブースも。毎年人気のおしるこの振る舞いや餅つき大会も行われ、イベントを盛り上げていた。
 9日は午前9時から午後3時まで。餅つき大会は午前9時45分から。おしるこの振る舞いは午前10時と正午の2回で、30分前に整理券を配布する。会場の駐車場は混み合うため、コムコム、鷹巣駅、大太鼓の館で停車する無料シャトルバスを運行している。

1月のニュース

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ホワイトガーデン協会 高齢化で30年を区切りに解散へ ハチ公慰霊祭など運営 大館

2020-01-28
大館の名物行事として親しまれている忠犬ハチ公慰霊祭(2019年5月)
 忠犬ハチ公慰霊祭などの運営に携わってきた任意団体「ホワイトガーデン協会」(石川成会長)が、3月いっぱいで解散する。ハチ公を中心としたまちづくりを推進してきたが、会員の高齢化などを理由に存続を断念した。流行に左右されず、大館とハチ公の関係を守り続けて今年で30年。慰霊祭、生誕祭は今後、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会が中心となって継続する予定だ。
 同協会は1990年設立。当時、大館青年会議所理事長を務めていた石川会長がハチ公の故郷、大館で自然と動物が一体化したまちづくりを目指し、「ホワイトガーデン」というペット霊園建設のために組織された。当初は「私と愛犬のそっくり写真」を全国公募したり、イベントでオークションを開催するなど建設の資金集めを実施。結果的に実現はされなかったが、ハチ公を中心としたまちづくりの一環として、忠犬ハチ公の慰霊祭と生誕祭を企画した。同会が主催し、同協会は主管という形で長年運営を支えてきた。
 石川会長によると、会員はピーク時で80人いたが、現在は20人。平均年齢は60歳代後半。新規入会が望めず、高齢化も進んでいるため、昨年6月の総会で、3月31日をもって解散の承認を得た。石川会長は「慰霊祭、生誕祭は行政の理解も進んできており、解散は30年の区切りがちょうど良いと思った」と話す。
 今でこそ〝秋田犬ブーム〟の影響で大館とハチ公の存在が広く知られるようになったが、30年前からハチ公の故郷、大館にふさわしい取り組みを模索。先進的な存在として名物行事の運営に尽力してきた。春の慰霊祭、秋の生誕祭の運営は引き継ぐ形になるが、石川会長は「ただの人集めではなく、ハチ公は大館のシンボルとしていつまでも心の中にあることを忘れないでほしい。この先も継続してもらいたい」と期待している。

災害廃棄物 円滑処理へ協定締結 大館市と12業者 撤去、運搬などで連携

2020-01-28
締結を経て記念撮影する福原市長と収集運搬業者(大館市役所)
 大館市は27日、地震や台風などの災害時に発生した廃棄物を円滑に処理するための基本協定を市内12業者と結んだ。撤去や収集運搬、分別、処分などで連携する。市役所で締結式を行い、福原淳嗣市長や各社の代表が協定書に署名した。
 処理に関する協定は▽エコシステム花岡▽エコシステム秋田▽エコリサイクル▽DOWA通運▽エコシステムジャパン―の大館地区DOWAグループ5社、収集運搬に関する協定は▽タイセイ▽近江商店▽比内塵芥社▽秋北清掃センター▽大館市資源回収センター▽北秋容器▽松橋商店―の7社と締結。協力要請の要件や方法、情報提供、廃棄物処理、費用負担などについて定めた。期間は1年とし、解除の申し出がなければ自動更新する。
 締結式は区分ごとに行い、エコシステム花岡の下總正則社長は「異常気象による災害が多発し、その被害が年々拡大している。大館は災害が少ないといわれるが、今から備えておくことは重要。これからも地域の安全安心に貢献したい」とあいさつ。タイセイの山脇精悦社長も「平時から準備しておかないと災害時に対応できない。行政と力を合わせて取り組みたい」と述べた。福原市長は「さらに連携し、災害に強く市民に優しいまちづくりを進めていく」と力を込めた。
 災害ごみを巡っては、2011年3月の東日本大震災で約3100万㌧が発生。被災地で復旧の妨げになり、仮置き場では自然発火やハエの発生などで悪影響が出た。国は15年に災害対策基本法と廃棄物処理法を改正し、都道府県や市町村に災害廃棄物処理計画策定などを求めている。
 市が作成している計画の素案によると、大館クリーンセンター・粗大ごみ処理場・市内業者の活用を図るとし、循環資源は可能な限り再資源化する。生活環境を保全し、市内処理が困難な場合は県・市町村・民間団体との協定に基づき広域処理体制を構築。大規模災害時の処理期間は3年以内、水害は1年以内を目指す。1年以上に及ぶ処理は発災後に実行計画を策定して具体的な体制を整える。

記録的な少雪 スキー商戦、苦戦続く 除雪出動3回だけ 業者へ最低補償の可能性

2020-01-27
大館市民スキー大会が中止された達子森スキー場。雪がなく、地面が見える場所も
 北鹿地方は今冬、記録的な少雪となっている。スキー大会が中止になるなど冬の恒例イベントに影響が出ているほか、スキーなどウインタースポーツ用品の売れ行きが伸び悩んでいる。大館市では除雪車の出動回数が極端に少なく、委託業者の車両ごとに設定している最低補償費を支払う可能性が出てきた。
 大館市の12月をみると、30㌢以上の降雪があったのは3日間だけで、積雪ゼロが15日(消防署比内分署調べ)。1月はさらに雪が少ない。
 同市土木課によると、今冬の除雪車の主な出動は、12月4日に比内地域全域、同27日に大館、比内全域、1月1日に比内、田代全域の3回。全委託業者に指示する一斉出動はまだなく、担当は「近年これほど雪が少ない年は記憶にない」と話す。
 本年度は整備費を含め、除雪関連予算約4億7550万円を計上したが、1月20日現在、執行率は35%。除雪業者からは早くも最低補償費の問い合わせが寄せられている。稼働が少なく、事前に設定した最低補償費に達しない場合、除雪車ごとに不足分を支払うもので、「2012年度に制度を整えたが、今までほとんど支払ったことがない」と同課。「この天候が続くと、委託業者の279台のうち、山間部で出動している車両以外は対象になりそう」と話した。
 ウインタースポーツ用品売り場も苦戦を強いられている。タケダスポーツ大館店(吉野知店長)では、11月にスキーやスノーボード関連の売り場を拡張。1月中旬までをピークと見込んでいたが、昨年同時期に比べ売り上げは半減しているという。
 吉野店長は「今シーズン何回滑れるだろうと考え、買い控えしている印象。金具の調整のみで、中古やレンタルでいいという声も多い」と話す。入り口付近の「雪遊びコーナー」には、子ども用簡易スキーやそりなどの在庫があふれている。例年動きが良く、売れ残りが少ないため、この時期は売り場を縮小して春物の衣類などを置くが、配置当初のままにしている。
 イベントへの影響も大きく、市街地で行われるスキー大会はほとんどが開催できず。2月2日に予定していた同市民スキー大会は13年ぶりの中止に追い込まれた。
 比内とりの市は、神殿までの階段に必要な雪を比内町中野地区から運び対処するも、会場は比内グラウンドから比内体育館北側の駐車場に変更。一般駐車台数は一部制限するなど開催に支障が出た。「大館アメッコ市」(2月8、9日)は、雪不足の影響は今のところ見られないが、関係者からは「雪国の景色を楽しみにしている人もいて、寂しい」という声も上がっている。
 仙台管区気象台の1カ月予報(25日~2月24日)によると、東北日本海側は平年に比べ、曇りや雪の日が少ない見込み。

放課後児童クラブ 毛馬内に新規開設 鹿角市 全9館で高学年受け入れ

2020-01-27
放課後児童クラブ申し込みの説明会(コモッセ)
 鹿角市の放課後児童クラブ申し込み説明会が26日、花輪のコモッセで開かれた。市の担当者は新年度、十和田地区にクラブを新設するほか、児童センター内の「まちなか児童クラブ」を、近くの旧村木小児科内科医院の建物に移転することを明らかにした。全9クラブで高学年まで受け入れを拡大する。
 市内全7小学校区に8クラブが設置されている。対象を低学年(1~3年)としていたが、順次高学年まで拡大し、現在は5クラブで全学年を受け入れている。
 説明会には約170人が参加。市子育て・長寿課の担当者が申し込み手続きなどを説明した。新年度は「花輪児童クラブ」「まちなか児童クラブ」「十和田児童クラブ」の3クラブでも高学年の受け入れを開始し、9クラブ全てが全学年を受け入れる。
 花輪小学校区では児童センターに設置している「まちなか児童クラブ」を、向かい側にある旧村木小児科医院に移転。「花輪児童クラブ」の場所は変わらない。十和田小学校区では小学校内に設置している「十和田児童クラブ」に加え、十和田市民センター隣の旧北都銀行毛馬内支店に新たな児童クラブを開設する。
 児童クラブの実施日と時間は、平日が通年で放課後から午後7時まで、土曜日・学校振り替え休日は夏季(4~11月)が午前8時30分から午後7時まで、冬季(12~3月)は午前8時から午後7時まで。長期休業日も午前8時から午後7時まで。
 申し込み受け付けは27日から2月12日まで。登録申込書、証明書などの書類を提出する。受付場所は福祉保健センター内の市子育て・長寿課こども家庭応援班、コモッセ内の子ども未来センター。

女子リレーは大館東V 東北中学スキー 純飛躍、複合は成田(小坂)2冠

2020-01-27
複合後半距離、上り坂でラストスパートをかける小坂の成田(花輪スキー場)
 第56回東北中学校スキー大会は最終日の26日、仙北市の田沢湖スポーツセンタークロスカントリーコースとたざわ湖スキー場、鹿角市の花輪スキー場で男女6種目を行った。北鹿勢は、純飛躍と複合で成田絆(小坂2年)がいずれも初優勝を果たして2冠を達成。湯瀬一磨(十和田同)が純飛躍で準優勝、複合で3位。阿部寿音(尾去沢3年)は両種目とも4位に入った。女子リレーは大館東が優勝、小坂が準優勝、八幡平が5位入賞。男子同は花輪一が3位表彰台を飾り、十和田が6位に入った。
 目標の一つを実現 全国へ「しっかり強化」 成田 純飛躍と複合は成田絆(小坂2年)が2冠を達成。県大会に続いて東北の舞台でも実力の高さを示し、「東北大会での優勝は目標の一つだったので、とてもうれしい」と笑顔を見せた。
 純飛躍では1本目からK点越えの53㍍を出して首位。「失敗しなければこのまま優勝できる」と確信すると、2本目も52㍍と安定した飛躍を見せ、優勝した。県大会後は空中での姿勢を改善するため、アプローチに注力。競技中は「飛ぶタイミングと着地のこと以外、余計なことは考えないようにしていた。それが良い結果につながった」と振り返った。
 得意とする複合でも優勝した。「自信を持って飛んだ」という前半飛躍は、純飛躍と同じく首位を譲らぬ快調な出だし。後半距離は、序盤の上り坂から攻めの滑りを披露すると終始トップを維持し、2位に約1分30秒の大差を付けた。しかし「全国大会を想定しながら滑った」このレースでは後半の体力に課題を残し、「今のままでは通用しない。しっかり強化しなくては」と気を緩めなかった。
 前回の全国大会では純飛躍6位、複合8位といずれも入賞。東北2冠のタイトルを引っさげ、再び挑む大舞台では「残る期間でできるだけ力を付け、2冠を狙う」と闘志を燃やした。
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