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旧正札本館棟姿消す 解体工事でぽっかり 大館市 民間で再開発の 動き

2019-09-15
 大館市が所有する旧正札竹村本館棟(大町)の解体工事は1階部分を終え、街のシンボル的な存在だった9階建てが姿を消した。地下部分の解体が続いているが、街並みにぽっかりと穴が開いたよう。跡地利用については民間主体で再整備する動きがあるとして、市は中心市街地の再興に向けて協議する考えだ。
 1969年完成の本館棟は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上9階地下1階建て、延べ床面積6223平方㍍、敷地面積784平方㍍。工期は2018年6月21日から20年3月31日。事業費3億4737万円。
 解体作業は上部から1カ月に1階分ずつのペースで進み、8月末で1階部分まで取り壊した。工事の進捗(しんちょく)率は80%。地下部分については、残存するボイラーなどの機器類を撤去し、周辺建物や道路に影響を及ぼさない範囲で残留物を極力残さないよう作業する。整地後の地面は砕石で平らにする予定。当面は侵入事故防止とイベント利用時の安全を確保するため、仮設材で柵を設け、汎用(はんよう)性の高い土地として維持管理する。柵設置などに伴う工事請負費の変更契約締結議案を12月議会に提出する見込み。
 9月議会一般質問では「街がどのような変貌を遂げるのか、市民の間でかなりの関心事となっている。往時のにぎわいを取り戻してほしい」として商業施設を求める声があり、福原淳嗣市長は民間の再開発計画があることを説明。「民間主体の動きに期待しているが、計画にどこまで市の意向を反映できるか慎重に検討する。取り組みを注視しながら新館棟や立体駐車場跡地、大館スカイパーキングと併せて街全体の再興につながるよう模索したい」との考えを強調した。
 正札竹村は嘉永年間(1848~54年)に創業し、県北部を代表する老舗百貨店として栄えた。販売不振で2001年に倒産。放置すると外壁崩落などの危険があるとして市が05年に土地と建物を2580万円で購入した。新館2棟は改修して自衛隊秋田地方協力本部大館出張所や県北NPO支援センターなどが入居している。
商店街から見た工事現場
地下部分の解体が行われている本館棟(大館市大町)=市提供

縄文時代の暮らし体験 北秋田市縄文まつり 勾玉や土偶づくりなど

2019-09-15
勾玉や土偶作りなどさまざまな体験教室を楽しむ来場者(伊勢堂岱縄文館広場)
 第19回北秋田市縄文まつりが14日、同市脇神の国指定史跡「伊勢堂岱遺跡」のガイダンス施設・伊勢堂岱縄文館で開かれた。勾玉(まがたま)作りや土偶の製作、火おこしなど来場者が多彩な教室を体験し、縄文時代に思いをはせた。
 伊勢堂岱遺跡の保存や利活用に取り組む市民グループなどでつくる実行委員会(佐藤善壽会長)の主催。縄文時代や遺跡の魅力を広く知ってもらおうと、体験型のイベントを中心としたまつりを開いている。
 この日は天候にも恵まれ、親子連れなど多くの人が来場。縄文館周辺の広場には土器や土偶、勾玉、カラムシという植物を使用した織物などの製作体験ができる「縄文体験青空教室」が開設された。土偶作りのコーナーでは来場者が地域住民らに作り方を教わりながら、市内の白坂遺跡から出土した「笑う岩偶」やオリジナルの土偶作りに熱心に取り組んでいた。
 ステージではミニコンサートが行われ、市内で活動するダンスや合唱のグループが縄文時代風の衣装に身を包んで登場。このほか打楽器や民族音楽などの演奏も行われ、会場を盛り上げた。
 縄文時代の料理をイメージしたイノシシ鍋も限定100食で振る舞われ、人気を集めていた。地元の児童生徒でつくるジュニアボランティアガイドによる縄文館内と遺跡の案内も行われ、世界遺産登録に向けて機運が高まる遺跡の価値を確認していた。

持ち味あふれるステージ 小坂康楽館 「座長花形祭り」きょうまで

2019-09-15
人気俳優の松井誠さん㊨らが出演した「座長花形祭り」(康楽館)
 日本最古の木造芝居小屋、小坂町の康楽館で14日、大衆演劇集団「下町かぶき組」の各座長や花形役者が集結する「座長花形祭り」が開幕した。役者らの師匠で人気俳優の松井誠さんも出演。それぞれの持ち味あふれるパフォーマンスが詰まったステージが繰り広げられ、大勢のファンを楽しませた。15日まで。
 かぶき組は毎年4月から11月末まで、呼び物「常打芝居」を担当。構成劇団などが期間を決めて、演目を替えながら交代で舞台に立ち、松井さん監修の人情時代劇や舞踊ショーを演じている。
 松井さんをはじめ、弟子の座長、役者らが一堂に会する座長花形祭りは「康楽館でしか見られない特別なもの」(康楽館)。毎年、この時期に開かれ、本年度で12回目。
 初日は、昼と夜の2公演が行われた。昼の公演には北東北のほか、関東や関西などからファンら約300人が来館。松井さん脚本、演出の芝居「新版・芸者の意地」では、役者たちがそれぞれの芸風を生かし、迫真の演技を見せた。アドリブで客席を笑わせる場面もあった。
 お目当ての役者の芝居や華やかな舞踊に来館者は大喜び。劇団「岬一家」の岬寛太座長のファンだという青森県おいらせ町の女性(70)は「年に1度しかないので、毎年楽しみにして来ている。役者たちがきれいに化粧して、着物を着て踊るところが醍醐味(だいごみ)です」とうれしそうに話した。
 15日は午前10時半の1公演。当日券には若干の余裕があるという。

市街地循環バス 運賃は1回100円 イージス陳情「継続審査」 北秋田9月議会

2019-09-14
市街地循環バスについて審議した総務文教委(森吉庁舎)
 北秋田市の9月定例議会は13日、森吉、合川、阿仁の各庁舎で常任委員会の審査が行われた。森吉庁舎で開かれた総務文教委(大森光信委員長)は、一般会計補正予算案に計上された市街地循環バス運行委託費についての審議があり、当局は「12月1日からの運行を予定している。運賃は1回100円としたい」などと説明した。イージスアショアへの反対を求める陳情は、継続審査とした。
 市街地循環バスは2016年度から18年度まで、鷹巣地区で運行の実証試験が行われた。今年6月に開かれた市地域公共交通活性化協議会では、3年間の結果から「11月から3月は積雪などで徒歩、自転車などでの移動が難しいため利用者が増えた。市外からの利用客も確認され、鉄道利用者の取り込みなど利用者増の可能性が垣間見える」と総括。市は本格運行に向けた検討を進めてきた。
 9月補正予算案には、運行委託費として392万6000円を計上。12月から運行を開始することにした。
 総務文教委で当局は、運行ルートや時間について「前年度の実績を基に、おおむね同じ形で設定したい」と説明。運賃については「前年度までは1回160円としていたが、高齢者の利用が多いことなどを考慮して1回100円としたい」と述べた。
 委員からは「運行開始についての周知はどうするのか」との質問があり、当局は「予算案が可決されれば、ホームページや広報、報道を通じて速やかに周知したい」と説明。車体色を変えたり、循環バスの表示を入れてはとの声もあり、当局は「市で車両を購入して運行事業者に貸与することも検討したい」と答えた。
 ミサイル基地イージス・アショアを考える県民の会(川野辺英昭代表委員代表)から提出された「市議会として、秋田市新屋への地上イージス配備反対の意思表明を求める陳情」は、「採択」と「継続審査」の意見が出された。採決の結果「継続審査」に決まった。

振興センター畑作推進の拠点整備 小坂町9月議会 全議案を可決、閉会 来月上旬に稼働

2019-09-14
改修工事が進められている畑作振興センター(上向谷地端)
 小坂町9月定例議会は13日、最終本会議を開き、2018年度各会計決算を認定、町畑作振興センター設置条例の制定、川上公民館の改築工事請負契約の締結、人事案など議案11件、意見書案2件を可決、同意して閉会した。同センターは上向谷地端の旧食品加工施設を改修し、菜種、ソバ、大豆など畑作物の作付け推進拠点施設として設置。現在、改修工事が行われており、10月上旬に本格稼働する見通し。
 町は前年度、町有地に建てられた旧食品加工施設を取得。6月定例議会に提出した一般会計補正予算で施設改修費、設備設置工事費などを予算措置した。
 改修工事等は7月下旬に着手した。既存施設が2階建てだったことから、2階部分を撤去し、同センターは平屋建てとして活用する。現在は菜種専用、ソバ専用、ソバ・大豆兼用の乾燥機各1台が設置され、付帯設備の工事が進められている。
 設置条例は「畑作物の作付け推進による農地の有効活用及び稲作主体の農業経営からの転換を促進し、農業経営基盤の強化を図る」と、目的を設定した。同時に同センターの使用料徴収条例を制定し、乾燥調製機械使用料は菜種、ソバ、大豆いずれも乾燥調製後の重量1㌔あたり50円と定めた。
 町は「ソバ、大豆、現在他の貸倉庫で保管している菜種のほか、今後は加工用馬鈴薯の保管・選別、ブドウ等の果実の集出荷など、畑作物全般の振興にかかる幅広い活用を見込んでいる」という。
 18年度の各会計決算を審査した決算特別委員会は▽自主自立による健全な財政運営を図るためにも、行財政改革を積極的に推進して、経常収支比率の改善に努めること▽ワイナリー事業の拡大のためにも、ブドウを栽培する就農者への支援や、ワインの普及促進に関する取り組みを図ること―など、4項目を特記した報告書を町に提出した。
 川上公民館の改築工事は地元の小坂建設と請負契約を締結し、契約金額は1億5730万円。人事案の人権擁護委員は任期満了によるもので、木村安子さん(66)=村上=を再任した。
 意見書は「森林・林業・木材関連政策の推進を求める」「新たな過疎対策法の制定に関する」の2件で、いずれも国に提出する。
 陳情「令和元年10月1日の消費税10%への引き上げの中止を求める」は、賛成少数で不採択とした。
 採決に先立つ討論では、鹿兒島巖議員が「国民本位に税制を改正することによって、消費税を引き上げる必要はない。陳情の願意は正当」と賛成の意見を述べた。起立採決が行われ、出席した町議11人のうち、議長を除く4人が賛成し、6人が反対した。
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北秋田市9月議会 児童生徒の教育環境守る エアコン設置の可否など 元気ワールド存廃も

2019-08-31
 北秋田市議会は30日、9月定例議会一般質問の通告を締め切った。議員8人が9月11、12の2日間の日程で登壇する。市の検討課題となっていた介護予防拠点施設「げんきワールド」の存廃や、学校教室のエアコン設置について今後の対応を問う。
 質問するのは登壇順に久留嶋範子議員(共産党)、虻川敬議員(新創会)、大森光信議員(みらい)、中嶋洋子議員(同)、三浦倫美議員(共産党)、長崎克彦議員(無会派)、福岡由巳議員(同)、板垣淳議員(共産党)。各日4人が質問する。
 「げんきワールド」は市と民間との土地・建物賃貸借契約が来年6月末で満了する。契約を延長するかどうかや、事業の在り方を官民の検討委が協議し、契約を終える結論をまとめた。
 教室のエアコンについては、猛暑に伴い、児童生徒の教育環境を守る目的で議員が設置を求めている。市教委は今年夏の室内温度を調べ、設置の可否を判断することにしていた。
 市が推進する移住定住施策について、隣り合う大館市や能代市のベッドタウンとして宣言し「施策の促進を図るべき」とする議員も。質問の真意や当局の答弁が注目されそうだ。
 質問の要旨は次の通り。
 ◇11日
 【久留嶋範子議員】(共産党) ▽高齢者世帯への支援について▽ふるさとの文化活動について
 【虻川敬議員】(新創会) ▽子育て支援制度について▽移住定住について
 【大森光信議員】(みらい)
 ▽児童館について▽林業の振興について
 【中嶋洋子議員】(みらい)
 ▽鷹巣中央小と鷹巣南小の統合について▽救急医療情報キットについて▽げんきワールドの今後の方向性について
 ◇12日
 【三浦倫美議員】(共産党) ▽保護司の活動と市の協力体制について▽民生委員の活動と市の協力体制について
 【長崎克彦議員】(無会派)
 ▽農業・畜産業の振興について▽限界集落や戸数が減少している自治会組織の運営について▽岩石採取の許認可事務について
 【福岡由巳議員】(無会派)
 ▽小阿仁川流域の環境改善について▽孫七沢地内の森林について▽市制15周年記念事業について
 【板垣淳議員】(共産党)
▽子育て支援について▽学校教育環境について
 

大館クリーンセンター 設備改良など民間提案 事業評価委が審議

2019-08-31
提案評価の考え方を審議した委員会(大館市役所)
 大館市雪沢の一般廃棄物処理施設「大館クリーンセンター」の基幹的設備改良と工事後10年間の運営に向けた事業評価委員会(委員長、柴山敦・秋田大教授)が30日、市役所で開かれ、民間提案の評価手法を審議した。提案は10月に受け、要件を満たせば12月に契約を結ぶ。改良工事は来春から2カ年で行う。
 センターは2005年8月、民間資金活用の社会資本整備(PFI)方式で開設。民間事業者が所有・運営している。契約は15年間。契約に基づく延長協議は「現在地で事業継続」「延長期間10年」「PFI法にのっとり事業者選定を経て契約締結する」と確認していた。
 各設備は老朽化が進み、事業を継続するためには補修・更新した上で一層の運営効率化を図る必要がある。市の実施方針によると、回収したエネルギーの発電を通じた有効活用や循環型社会の実現、財政負担縮減なども目的としている。工事中は事業者が施設運営を続け、工事にかかる資金調達も行う。更新だけでなく余熱利用設備の新設なども盛り込まれた。
 今のところ現行の事業者だけが参加表明しており、10月に提案を受ける見込み。実施方針に基づく要件を満たせば11月に仮契約を締結し、議会の議決を経て本契約を結ぶ。柴山委員長は九州北部の大雨に触れながら「突発的な事案に対して環境行政施設は重要な役割を担う。そういう観点も考慮しながら進めたい」と述べた。
 

建て替え方針の合川公民館 完成まで2年、代替施設で 北秋田市 候補は保健センター

2019-08-30
住民と意見交換する市教委職員(合川公民館)
 北秋田市合川公民館(李岱)の老朽化に伴い、建て替える方針の市教委は28日、同館で住民説明会を開き、今後の工事スケジュールを示した。現施設の解体が始まる2020年4月ごろから一般の利用を休止し現地建て替えする。22年3月に完成するまでの2年間は近隣の公共施設を代替活用する考え。
 市教委が合川地区の住民を対象に開催した。合川公民館と、合川庁舎に隣接する合川駅前公民館(新田目)の老朽状況を説明し、今後の対応を示した。30人余りが参加した。
 生涯学習課によると、合川公民館が入居する合川農村環境改善センターは1982年に建てられ、築37年が経過。耐震診断の結果、大規模改修が必要と判断された。駅前公民館は67年に完成し52年がたつ。いずれも老朽化が著しい。
 すでに合川公民館を現地建て替えする方針が示されていて、この日は駅前公民館の解体方針を明らかにした。両施設の解体設計を年度内に行い、来年6月ごろ解体工事に着手する予定。
 合川公民館は建て替えの設計も同時進行し、2021年5月ごろに建設工事が始まる。完成は22年3月の予定。一般の利用ができない間の代替施設について出席者から質問があり、同課は「決定ではない」と前置きした上で「合川保健センターが第1候補。他の近隣施設も検討している」と述べた。建て替えに向け、住民の要望を把握する目的で検討委員会を今後立ち上げることも説明した。
 他の出席者は「合川庁舎も老朽化している。公民館と一体化した施設にする考えはないか」と質問。市教委は市庁舎を含めた再整備も検討したが結論に至らず「老朽化が進む公民館を先行して建て替えることにした」という。
 「地区の歴史を子どもが学べる施設に整備してほしい」と求める意見も。佐藤昭洋教育長は「合川の文教エリアを生かしていきたい。コミュニティーの拠点をつくっていければいい」などと強調した。
 

大館市で稲刈り始まる 早場米「五百川」 実りの秋一足早く

2019-08-30
コンバインで「五百川」を刈り取る農家(大館市二井田)
 早場米「五百川(ごひゃくがわ)」の稲刈りが29日、大館市内の圃場で始まった。JAあきた北が栽培を推進している品種で、管内に導入して8年目を迎える。今年は夏場に好天が続き、生育は良好で、9月8日ごろからスーパーの店頭に並ぶ。
 「五百川」は福島県で民間育種されたコシヒカリ系統のわせ種。田植えから約100日、早ければ8月下旬に収穫できるため台風被害が少ないとされる。稲刈り時期の分散による作業の効率化や、適期収穫による品質向上につなげようと、同JAが2012年から市内で栽培を推進。今年は管内の5農家が7・5㌶に作付けした。
 1・7㌶で栽培する冨樫覚さん(55)=本宮=は、5月15日に田植えをした二井田の圃場で稲刈り。長男の一磨さん(24)がコンバインを運転し、黄金色に実った稲穂を刈り取る様子を関係者が見守った。冨樫さんは「夏場の好天で昨年より出来はいい。あきたこまちの稲刈りは9月中旬から、めんこいなは10月からを予定しており、早めに作業が開始できる分、後半まで余裕をもって進められる」と話した。
 同JAによると、五百川の稲刈りの開始日は昨年と同じで、「出穂期以降、気温が高かったため登熟が進み、生育は良好で、収量が期待できる。冷めてもおいしいのが特徴で、新米を楽しみにしている消費者へ自信を持って届けたい」と力を込めた。県内のいとくやタカヤナギの各店舗で販売される。
 

小坂町教委 情報活用能力の向上へ 小中学校に タブレット端末を導入

2019-08-30
タブレットが導入される小坂小中学校
 小坂町教育委員会は本年度、ICT(情報通信技術)環境整備事業の一環として、小中一貫教育校の小坂小中学校にタブレット端末を導入する。情報社会の発展に対応できる「情報活用能力」の向上が狙い。2学期中に導入し、小中の1クラス分に行き渡る34台を配置する。
 ICT教育は、学習意欲や情報活用能力の向上、授業の効率化などの効果が期待されている。
 同町は、まちづくりの指針となる第5次総合計画の後期基本計画(2016~20年度)の主要施策の中で、「教育支援の充実」を重点プロジェクトに設定。ICT導入を促進し、子どもたちが学びやすい環境の整備を図るとしている。
 小坂小中では以前から、必要に応じて電子黒板やタブレットを使った授業を展開している。現在、タブレットは10台あり、1台を2、3人のグループで使用している。
 新たにタブレットを増やすのは「授業の分かりやすさなどを含め、検討した結果」(町教委)だという。20年度からコンピューターのプログラミング教育が小学校で必修化されることも視野に入れている。
 当初予算に事業費約622万円を計上した。タブレットの端末機は「iPad(アイパッド)」で、導入に合わせて公衆無線LAN「Wi―Fi」を整備する。
 町教委は「一人一人の学習状況を把握しながら、きめ細やかな指導に活用していく」としている。
 
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国道103号・樹海ライン 観光、経済、防・減災に 大館で期成同盟会 早期改良へ要望活動

2019-07-25
事業計画を決めた総会(プラザ杉の子)
 国道103号改築促進と大館十和田湖線(樹海ライン)工事促進の両期成同盟会(会長・福原淳嗣大館市長)は24日、大館市のプラザ杉の子で合同総会を開き、関係機関への要望活動を中心とした事業計画を決めた。福原会長は「観光だけでなく経済や防災・減災、救急搬送などの面でも両路線が非常に重要」とした上で、早期改良を求める考えを強調した。
 国道103号の期成同盟会は、東北自動車道の重要なアクセス道として改築工事を促し、地域産業の発展や住民の福祉向上を図ろうと北鹿5市町村長や議員らで組織。樹海ラインの期成同盟会も同様の趣旨で、大館市と小坂町の首長や商工会議所会頭らで構成している。
 会員ら約30人が出席。福原会長は国道103号について「葛原バイパスの開通で交通アクセスが格段に向上した。鹿角市大湯五ノ岱地区の改良は本年度完成を目指し、大湯白沢から十和田八幡平国立公園間で拡幅改良の予備設計と聞いている」、樹海ラインについては「約3㌔の雪沢工区で詳細設計が予定されている。地域の悲願達成に格別の尽力をいただきたい」とあいさつした。
 来賓の鎌田雅人・県北秋田地域振興局長は「地域交流と連携を促進するために交通網整備が重要。大館市立花地区で山田渡橋の補修を引き続き行い、餌釣地区の山王岱橋で大規模修繕に着手する。両路線は整備が必要な箇所が数多く残っており、推進に努める」と述べた。
 103号関連の事業計画は▽鹿角市大湯白沢から国立公園区域界間の拡幅改良整備▽鹿角市大湯五ノ岱地区の道路改良促進▽十和田湖和井内地区の線形改良―の要望を継続。樹海ライン関連は大館市雪沢地内小雪沢から小坂町との境界まで約10㌔区間の拡幅改良、早期実施に向けた予算の重点化を引き続き要望する。

〝共生食堂〟弾む会話 秋田県民生協開設 北秋田 幅広い世代が集い交流

2019-07-25
大盛りにした料理をほおばる子どもたち(味処さざなみ)
 ボリュームたっぷりの食事を格安で提供する「夏休みお楽しみ子ども食堂」が23日夜、北秋田市川井の「味処さざなみ」で開かれた。夏休み中の小中学生に限らず、乳幼児からお年寄りまで幅広い年代の住民が大勢来場。一緒に食卓を囲んで大盛りのカレーライスなどを平らげた。
 味処を運営する秋田県民生協会(佐藤修助理事長)が2017年から夏と冬の長期休み期間中に1日限定で開催し5回目。主に合川地区の住民を対象に、中学生以下無料、高校生以上200円で食事を提供した。
 開催当初は1人で食事する「孤食」の解消を目的に掲げたが「孤食」自体少なかったという。次第に対象を1人暮らしの高齢者まで広げ、現在は「住民が共生する『共生食堂』」を目指している。
 この日は協会運営の障害者支援施設で栽培したキャベツなどの野菜サラダ、自家製リンゴジュースをはじめ味処名物のカレーライス、ヒレカツなどがバイキング形式で並んだ。
 午後5時30分の開始と同時に親子連れや児童生徒グループ、併設する温泉の入浴客らが来場。皿の上に料理を山盛りにし、おいしそうにほおばった。会場は常に40~50人がいる状態で、順番待ちの列ができるほど盛況。隣り合ったグループに自然と声を掛け、会話を弾ませた。
 夫(76)と孫(12)と3人で来場した川井の女性(69)は「普段顔を合わせる機会がない住民同士でも、ここは顔が見える。自分と違う味付けの料理もおいしいので、食べ過ぎてしまいました」と笑顔を浮かべた。

声掛けや測定など 高校生が看護体験 看護協会鹿角

2019-07-25
酸素飽和度を測定するため、患者に機器を装着する高校生(かづの厚生病院)
 高校生の「ふれあい看護体験」が24日、鹿角市内のかづの厚生、大湯リハビリ、鹿角中央の3病院であり、看護職を目指す生徒たちが現場体験を通じて、看護師の果たす役割に理解を深めた。
 県看護協会鹿角地区支部(阿部真理子支部長)が毎年、夏休み中に実施している事業。鹿角地域の小坂、十和田、花輪の3高校から2、3年生15人が参加し、各病院に分かれて体験した。
 このうち、かづの厚生病院では小坂と花輪の生徒8人が行った。手術室で機器を操作したり、先輩看護師と一緒に病棟を巡り、病室で患者にやさしく声を掛けながら、体温や血圧なども測ったりした。若手看護師から生の声も聞き、今後に役立てていた。
 花輪高校3年の菅原凜香さん(17)は「もともと子どもと関わるのが好きで、将来は助産師を目指している」という。この日の体験を通じて「患者さんとのコミュニケーションをうまくとれなかった。地域の人に自分からあいさつをするなどして、コミュニケーションの力をつけたい」と意気込んでいた。
 阿部支部長は「『治す』医療から『支える』医療へ転換されていく中で、看護師は患者だけではなく、いろいろな人と関わることが多くなる。心のこもった看護、思いやりや笑顔を心掛け、コミュニケーションがとれる人になってほしい」と期待した。

大館市 ボランティア30分→1㌽ 20㌽以上で商品券に シニアポイントいきいき事業

2019-07-24
申請時に配布するポイントカード
 大館市は、65歳以上の市民がボランティア活動を行ってポイントを集め、地域限定商品券と交換できる「シニアいきいきポイント事業」を始める。介護や保育施設で30分活動すると1㌽を付与し、ポイント数に応じて最大5000円分の商品券を交付する。初年度は参加100人を目標に掲げ、長寿課は「高齢者の社会参加を促し、介護予防につなげたい」と話す。8月から各施設で活動を開始する。
 現在、市で展開している「健康ポイント事業」と同様の事業。介護保険の地域支援事業の中で、本年度立ち上げた。対象は65歳以上の市民。参加する市民の申請を7月から受け付けており、8月1日から各施設で活動を開始する。
 長寿課によると、ボランティアを受け入れるのは、介護施設や地域包括支援センター、保育施設など市内の55事業所。対象となる活動は、▽レクリエーションの参加支援▽行事の手伝い▽利用者の外出や移動の補助▽利用者の話し相手や傾聴▽お茶出しや食堂内の補助▽洗濯物の整理▽病院内の付き添い▽除雪―など。30分程度の活動で1㌽を付与し、1日上限4㌽、病院内の付き添いと除雪は1日上限8㌽をためることができる。
 参加希望者は、長寿課に申請し、ボランティア保険(市負担)に加入する。自ら受け入れ施設に連絡して活動日を調整し、活動後、ポイントカードにスタンプを押してもらう。来年3月末までポイントをため、▽20~39㌽=1000円▽40~59㌽=2000円▽60~79㌽=3000円▽80~99㌽=4000円▽100㌽=5000円―の地域限定商品券と交換できる。交換期間は来年3月2日~4月30日。
 長寿課は「月2回程度の活動で十分にポイントをためることができる。高齢者に生きがいを感じてもらい、介護予防を促進したい」と狙いを挙げる。専門職以外ができる作業を手伝うことで、人手不足が深刻な介護現場などの負担軽減にもつなげたい考え。「今までボランティアの経験がない市民も参加しやすく、楽しんで取り組めるようにしたい。いずれは地域での有償ボランティア活動、支え合いの仕組みづくりにつなげたい」としている。
 申請は市総合福祉センター内の長寿課で受け付ける。印鑑が必要。問い合わせは同課(☎0186・43・7056)。

焼山噴火、徒歩で避難 東北電力、鹿角署など 訓練で連携強化

2019-07-24
負傷者を簡易担架で運び出す参加者ら(八幡平ベコ谷地)
 鹿角市八幡平と仙北市にまたがる秋田焼山(標高1366㍍)の、噴火警戒レベルが4(避難準備)に引き上げられたことを想定した「火山災害救助訓練」が23日、標高1062㍍地点にある八幡平の東北電力澄川地熱発電所周辺で行われた。同発電所、警察、消防が合同で実践的な訓練を行い、連携強化を図った。
 鹿角署の協力を得て2016年から行っている。同発電所の関連会社、市、環境省の関係者らを合わせて31人が参加した。
 噴火警戒レベルが1から4に引き上げられ、アクセス道が通行不可能となり、現場にいた所員らが徒歩で避難するという想定。所員は蒸気基地の運転を停止する模擬訓練を実施した後、同発電所周辺の登山道から入山し、約1・5㌔先の後生掛を目指した。
 途中、1人が足を負傷して歩行困難になると、119番へ連絡し、救助を要請。後生掛から入山した警察、消防の救助隊とベコ谷地付近で合流した。合流地点では応急手当した負傷者を簡易担架で運び出し、参加者全員が再び後生掛を目指して避難を開始。それぞれが行動や連絡の手順などを確認していた。
 同発電所の川邉浩所長は「警察、消防と合同で行うことにより、通報や避難などをより実践的にでき、所員の危機管理意識の高揚にもつながった」と話した。
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