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県北の今後 意見交換会 時間短縮や空路利用増 県北の3市長ら 空港IC開通で効果

2019-02-16
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空港IC開通効果などを話し合った会(能代河川国道事務所)
 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の延伸を見据え、県北地域連携の在り方を話し合う「意見交換会」が15日、能代市の能代河川国道事務所で開かれた。沿線の大館、北秋田、能代3市の市長らが昨年3月に開通した大館能代空港インターチェンジ(IC)の効果を報告し、今後の利活用に期待を膨らませた。
 「県北地域の今後の地域展開に関する意見交換会」の名称で2015年5月から開催し8回目。3市の市長、大館商工会議所、能代商工会議所、大館青年会議所、能代青年会議所、県北秋田地域振興局、県山本地域振興局、秋田経済同友会、事務局の河川国道事務所が参加した。
 空港の目の前にICが開通したことを踏まえ、整備効果や利活用について意見を交わした。大館市の福原淳嗣市長は二井田工業団地から秋田港経由で輸出する際、時間短縮の効果が見られるとし「内陸に税関機能があれば秋田港の利用はもっと伸びる」と期待した。
 北秋田市の津谷永光市長は、空港の搭乗者数(東京便)が昨年1年間で初めて14万人を突破するなどの成果を挙げた。マイカー通勤の時間短縮にもつながり「市内に住みながら市外の職場に通勤できることで市の税収も増加した」と述べた。日沿道を有効活用して阿仁マタギや樹氷を通した広域周遊観光に努める考えを示した。
 能代市の齊藤滋宣市長は洋上風力発電の関連業者が内陸部から部品調達を始めようとしているとし、高速道路の可能性の大きさを示唆した。商工会議所などの担当者からも「開通効果を広く知ってもらえるようにしたい」などの意見が上がった。
 河川国道事務所によると、県北地区の日沿道で未開通区間は二ツ井白神IC―空港IC間の18㌔。空港ICから西側の今泉IC(仮称)までの7㌔は、県が施工し2020年度中に開通する見込み。今泉ICから二ツ井白神IC間ではトンネル工事などが行われていて開通時期は未公表。

桂桜普通・生活科学が1・18倍 公立高校入試一般選抜 志願先変更は18~20日

2019-02-16
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 県教委は15日、2019年度県公立高校入試の一般選抜の志願状況(志願先変更前)を発表した。北鹿の全日制7校14学科(くくり募集は1学科と数える)では、896人の募集に対して776人が志願。志願倍率は大館桂桜の普通・生活科学科の1・18倍が県北最高値。秋田北鷹生物資源科が1倍ちょうどとなった。18~20日の志願先変更期間を経て、最終志願者数が確定する。
 県教委によると、桂桜普通・生活科学科は定員96人に113人が申し込んだ。北鷹生物資源科は定員と同じ28人が志願した。ほか7校12学科は定員割れしている。
 県北全日制全体では、12校19学科で1412人を募集し、1247人が志願。志願倍率は前年度最終倍率と比べ0・01ポイント増の0・88倍。県全体では5601人に対して5290人が志願、前年度比0・03ポイント減の0・94倍となった。
 定時制は、鳳鳴普通科が2部で計69人を募集した。Ⅰ部(昼間の部)に15人、Ⅱ部(夜間の部)に3人が志願。倍率はそれぞれ0・44倍、0・09倍となっている。県全体では定員381人に190人が志願して0・50倍。
 20日正午までの志願先変更期間後、最終志願者数と志願倍率が確定。試験は3月5日、5教科の学力検査や面接を行い、合格発表は同13日。合格者が定員に満たなかった学科は2次募集を行う。

被爆後の街まざまざと 大館市で18日まで オダネル氏の写真展

2019-02-16
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「焼き場に立つ少年」㊧など、戦争の悲惨さを訴える写真が並ぶ会場(いとく大館ショッピングセンター)
 終戦直後の焦土と化した日本を撮影した米国の従軍カメラマン、ジョー・オダネル氏(1922~2007)の写真展(実行委員会主催)が15日、大館市のいとく大館ショッピングセンターで始まった。亡くなった幼子を背負う少年を写した「焼き場に立つ少年」を始め、原爆投下後の広島、長崎の惨状などを記録した約30点が並んでいる。18日まで。
 オダネル氏は従軍カメラマンとして被災状況を記録する任務のため、終戦直後の日本に上陸。被害の甚大さを目の当たりにし、任務外で撮影禁止だった人々の様子などを私用カメラで約300枚撮影。原爆の悲惨さを訴えようと、長らくトランクの中に封印してきた写真を公開し、世界各地で写真展を開催した。
 今回は平和の大切さを訴えるため、日本キリスト教団大館教会の佐々木久慶牧師と、浄応寺の誉田正司住職が実行委を立ち上げて主催。オダネル氏の写真管理を一任されている山崎真さん(盛岡市)から写真提供を受けて開いた。北鹿地方では初となる。
 展示された写真は、被爆後の街の様子を偽りなく写している。飛行機から上がる黒煙、一面のがれきや廃虚、病院の前に座る被爆者、子守をする少女。人々の表情や景色が戦争の悲惨さをまざまざと伝え、撮影時の様子を描写した説明文も添えられている。
 亡くなった弟を背負い、火葬の順番を待つ少年を写した「焼き場に立つ少年」には、「人々がその小さな亡きがらを少年の背中から下ろし灰の上に置く間、彼は顔をこわばらせ直立不動で立っていた」などと記されている。
 誉田住職は「日常生活の営みが実は平和。それを奪われるのが戦争。平和の大切さを実感してほしい」と呼び掛ける。開場時間は午前9時から午後6時まで。

市長選は現職のみ 大館で立候補予定者説明会 市議選は31陣営出席 定数5人超の戦いか

2019-02-15
市長・市議選の立候補予定者説明会(大館市中央公民館)
 大館市選挙管理委員会(畠澤良一委員長)は14日、市長・市議選(4月14日告示・21日投開票)の立候補予定者説明会を中央公民館で開いた。市長選は、再選を目指す現職陣営だけが出席し、依然として無風状態が続く。市議選は定数26に対し現職23人、元職4人、新人4人の計31陣営が出席。告示まで2カ月を切り、前哨戦は熱を帯びてきた。
 市長選は、現職の福原淳嗣氏(51)が昨年12月定例議会で立候補を表明。今のところ対立候補擁立の動きは見られず、無投票の可能性が出てきた。現職陣営は3月中旬に事務所開きを予定しており、粛々と準備を進めている。
 市議選は、定数を現行の28から2削減する。これまで現職の虻川久崇氏(69)=川口、中村弘美氏(71)=粕田、畠沢一郎氏(81)=花岡町、仲沢誠也氏(74)=二井田、佐藤健一氏(72)=岩瀬=の5人が勇退を表明。元職・新人を含めて31陣営が説明会に姿を見せ、このうち新人の自営業男性(65)は「立候補するかどうか決めていない」として名前を公表しなかったものの、全員が立候補した場合は5人オーバーの激戦となる。
 説明会の出席は任意だが、届け出関係書類などが配布されるため大半の予定者が集まる機会となる。畠澤委員長は「選挙年齢が18歳以上に引き下げられて初めての地方選挙。選挙運動が公正公明に行われることを願う」と呼び掛けた。
 昨年12月3日時点の選挙人名簿登録者数は6万3472人(男2万9464人、女3万4008人)

一般会計は324億円 大館市の19年度予算案 「骨格編成」 議会に内示

2019-02-15
 大館市は14日、2019年度当初予算案を議会各派に内示した。一般会計の総額は324億690万8000円。4月に市長と市議会議員の選挙を控え「骨格予算」として編成したものの、「施策の継続性を考慮」したことから、18年度当初との比較では2・4%、7億8187万7000円の減にとどまった。
 市は19年度予算の編成にあたり、骨格予算としながらも第2次新大館市総合計画前期基本計画および市総合戦略の最終年度であることを考慮。「子育て世代への支援」「地域の特性を活かした産業振興」「地域間交流や県境を越えた広域連携」など、市を取り巻く喫緊の課題に即応する「施策を継続させるための編成」にしたという。
 また、投資的経費では、継続費を設定した事業である「本庁舎建設事業」と「旧正札竹村本館棟解体事業」のほか、現在進められている「あきた未来づくりプロジェクト事業」「歴史まちづくり事業」に関する経費も計上された。
 病院などの公営企業会計も含めた全会計の総額は710億5287万円で、18年度当初と比べ23億3707万6000円(3・2%)減少している。
 一般会計の歳入は、基幹収入の市税が74億8667万3000円で、18年度当初比で9411万9000円(1・3%)の増。市民税個人分が4333万1000円(1・8%)、同法人分が535万2000円(0・8%)それぞれ増加したほか、固定資産税も1495万7000円(0・4%)の増加となる。
 地方交付税は総額105億8000万円で、2000万円(0・2%)の減。臨時財政対策債は9億4000万円で1億1000万円(10・5%)の減となる。地方譲与税とその他財源は18億100万円で1億2600万円の増。
 国庫支出金は37億6377万円で、3億3423万8000円の減。生活保護費負担金や保育所等整備交付金、道路改良事業費補助金が減少したことが主な要因。県支出金は、あきた未来づくり交付金や多面的機能支払い交付金の減などにより、3億8966万7000円減の21億1806万円を計上した。市債は2億1760万円減の25億4310万円。繰入金の総額は8695万1000円の減の22億2968万9000円。
 歳出のうち、投資的経費は28億6285万7000円で9億9603万3000円(25・8%)の減。構成比は8・8%となった。
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北秋田市民スキー大会 熱い声援受け熱戦 園児から一般まで86人出場

2019-01-28
熱戦を繰り広げる選手たち(薬師山スキー場)
 第12回北秋田市民スキー大会は27日、市営薬師山スキー場で行われた。園児から一般まで86人が出場し、青空の下で家族らの声援を受けながら熱戦を繰り広げた。
 スキーの普及や市民の健康増進を目指すほか、地域住民の親睦を図ることを目的に同市が主催。今回は大回転37人、距離40人、リレー競技4チームの計86人がエントリー。保育園児や小学生、青年から70歳以上までの一般など幅広い年代の市民が出場した。
 距離の部は1周1㌔のコースで行われ、小学生らが次々とスタート。コース沿いには家族やチームメートが駆けつけ、「頑張れ」「ラストだよ」などと熱い声援を送っていた。
 大回転は1人2本制で日頃の練習の成果を発揮。一般の部の出場者はスノーボードやスキーで軽快な滑りを披露していた。
 終了後は種目ごとに表彰式が行われた。このほか、選手を対象に、リフト1日券やスポーツ用品などが当たる大抽選会も開催された。

10周年と農水大賞祝う 鹿角 永田ホープフルファーム

2019-01-28
創立10周年と大賞受賞を祝う会(エスポワールかづの)
 鹿角市八幡平の農事組合法人永田ホープフルファーム(戸田公雄代表理事、構成員18人)の創立10周年と本年度ふるさと秋田農林水産大賞受賞を祝う会が27日、エスポワールかづので開かれた。関係者30人余りが参加し、同法人のさらなる発展を願った。
 同法人は▽集落の農地を全体で守る▽経営の無駄を省き、作業の効率化を図る▽仲間と楽しく生きがいのもてる農業を継続する―を基本方針に掲げ、2009年3月、集落営農組織から移行して設立。現在の経営面積は34・7㌶で、主食用米とエダマメを主産物として取り組んでいる。
 大賞は地域内の法人との連携による福祉施設への食材の提供や、企業と連携した冷凍エダマメの商品化などが高く評価され、担い手部門(経営体の部)で受賞した。
 戸田代表理事はこれまでの歩みを振り返りながら、関係者・機関の支援に感謝。その上で「鹿角、八幡平の気候と観光という資源を利用しながら取り組んでいきたい。10年を一つの区切りとして、これからまた別の形としてスタートしていかなければ」と思いを新たにしていた。

 

コケコッコー 地域の宝 声の限りPR 比内とりの市開幕

2019-01-27
人間比内鶏永唱会で元気な声を響かせる子どもたち(比内グラウンド)
 大館市比内町の冬の祭典・第35回「比内とりの市」が26日、同市比内グラウンド、隣接するすぱーく比内で開幕した。市内外から多くの人が訪れ、地鶏を中心とした冬の味覚を味わい、ステージイベントなどを楽しんだ。
 特産の比内地鶏のPR、地域活性化などをねらいに1985年、地元農家の若者らが中心となり始まった。現在は実行委員会(吉原考政委員長)主催で行い、五穀豊穣(ほうじょう)、商売繁盛、全ての食鳥の供養などを願い実施している。比内地鶏をテーマに「食べる、見る、買う、遊ぶ」を楽しめる。
 初日の26日は、日差しに恵まれる穏やかな天候となり午前中からにぎわった。「コケコッコー」の鳴き声の長さを競う人間比内鶏永唱は、地元の子どもたちや市内外からの客が参加して来場者を楽しませた。
 約20㍍の棒に比内地鶏を刺して焼く恒例の千羽焼き、地鶏と野菜をみそのだしで煮込んだ名物の「かやき鍋」は販売前から求める客が列を作った。このほか、すぱーく比内では「きりたんぽ村」と称し、食品業者が鍋やうどん、そばなどを販売。来場者の体を温めた。

外国人客、誘致へ連携を 北秋田市で国際樹氷サミット 3市の首長ら意見交換

2019-01-27
樹氷を通した広域連携を話し合ったサミット(阿仁ふるさと文化センター)
 「三大樹氷鑑賞地」の青森、山形、北秋田3市による「国際樹氷サミット」が26日、北秋田市阿仁ふるさと文化センターで開かれた。3市の首長や観光団体の関係者らが訪日外国人客(インバウンド)を一層誘致する広域連携のあり方を話し合った。
 樹氷は形成する自然条件が限られ、国内で鑑賞できるのは森吉山(北秋田市)、八甲田連峰(青森市)、蔵王山(山形市)などごく一部という。この3市が連携し2016年度から持ち回りでサミットを開催。「三大樹氷鑑賞地」として冬季観光振興に取り組んできた。
 北秋田市でサミットが開催されるのは初めて。森吉山の樹氷を観賞し、市民ふれあいプラザ「コムコム」で交流会も開かれた。中国や豪州、タイ、台湾のメディア、旅行業者らと留学生計10人を招いた鑑賞ツアーも行われた。
 サミットは地区住民も含め約180人(主催者発表)が来場。津谷永光市長が「3市の広域連携を図り、樹氷という貴重な資源をさらなる訪日外国人誘致につなげたい」とあいさつした。
 冒頭の基調講演で、JTBグローバルマーケティング&トラベルのデスティネーション開発担当部長、阿部昌孝さんが増加傾向のインバウンドについて独自の分析を語った。
 続いてパネルディスカッションが行われ、3市の首長らがそれぞれの取り組みを紹介した。山形市の佐藤孝弘市長は樹氷の夜間観賞、日本酒巡り、温泉などを組み合わせ「総合的なリゾートとしてPRしている」と述べた。青森市の前多正博副市長はバックカントリースキー客の事故防止対策を説明した。
 他にNPO森吉山、八甲田樹氷国際ブランド化推進会議、蔵王温泉観光協会、秋田内陸縦貫鉄道、生活情報サイト「Nichigo Press」の関係者が登壇。樹氷が一般的に「スノーモンスター」と英訳されることから「モンスターは印象が良くない。樹氷という言葉で海外に売り込むべきだ」といった指摘もあり活発に意見交換した。

雪像作り急ピッチ 十和田湖冬物語 2月1日の開幕へ 新企画にPマッピング

2019-01-27
急ピッチで進められている大雪像の制作(湖畔休屋)
 小坂町と青森県十和田市にまたがる十和田湖の冬を彩るイベント「十和田湖冬物語2019」は2月1日から24日まで、湖畔休屋で行われる。会場では現在、急ピッチで大雪像の制作が進められている。期間中は毎日、約200発の「冬花火」が打ち上げられるほか、新たな試みとして雪像に映し出すプロジェクションマッピングを行うなど、多彩なイベントで冬の十和田湖を満喫してもらう。
 冬物語は両市町の観光関係者でつくる実行委員会が1999年から毎冬、冬期間のにぎわいづくり、活性化を目的に開いている。
 見どころの一つ大雪像のテーマは「雪龍と龍王」。陸上自衛隊八戸駐屯地の隊員たちが15日に制作を開始し、連日約30人が作業に奮闘。現場には足場が組まれ、現在は彫り込み作業が行われている。完成後の大きさは高さ5・4㍍、幅18・6㍍になる見通し。今年は大雪像のほかに、プロジェクションマッピング用の雪像も作っている。
 隊長付の北谷水輝さん(34)は「自衛隊として協力や支援ができればと思っている。多くの来場者に楽しんでもらいたい」と話している。
 期間中のイベントとして、夜空に打ち上げられる冬花火は午後8時から5分間、約200発を計画。会場入り口では約3万個の発光ダイオード(LED)電球を使った光のゲート、トンネル、ツリーなどが点灯する。乙女の像のライトアップも行われる。
 両県の郷土料理を集めた「雪あかり横丁」では9店舗が並ぶ。十和田湖の県境画定10年を記念して両県の地酒を楽しめるコーナーもある。アルコールを味わえる「かまくらBar・酒かま蔵」も登場する。
 このほか、毎週末にステージイベントを実施するほか、会場ではものづくり工房やかまくら、すべり台などの雪遊びコーナー、雪上自転車体験などもあり、カップルや家族連れで楽しめそうだ。
 実行委によると、昨年は約23万5000人が来場した。「十和田湖の真っ白な雪を楽しみながら、遊びにきてください」と呼び掛けている。
 開催時間は、平日が午後3時~同9時、土日祝日は午前11時~午後9時まで。
 問い合わせは、十和田湖国立公園協会の実行委(電話0176・75・2425)。
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