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精鋭8校で熱戦開幕 北鹿中学新人野球 ベスト4決まる

2020-09-27
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1回戦、十和田―大館南の熱戦(ニプロハチ公ドーム)
 初日の26日は大館市のニプロハチ公ドームで1回戦4試合を行い4強が出そろった。十和田は初回に奪った3点のリードを守り切り、大館南に競り勝った。北陽は主戦の藤盛聖が6回無安打無得点の好投で隙を与えず、大館一に快勝。森吉は2投手の継投策で鷹巣に完封勝利。合川は6回の4得点で一気に流れを引き寄せ八幡平を下した。最終日の27日は準決勝、決勝を行う。新型コロナウイルス対策で入場制限を行っており、注意を呼び掛けている。
 ◇1回戦(ニプロハチ公ドーム)
大館南 0200000 2
十和田 300000× 3

 ▽二塁打=阿部(十)▽併殺=大館南1▽捕逸=十和田2▽守備妨害=大館南1
大館一  000000  0
北 陽  020014× 7

     (6回コールド)
 ▽二塁打=貝森(北)▽暴投=大館一2▽捕逸=大館一2
鷹 巣 0000000 0
森 吉 000020× 2

 ▽三塁打=小塚春(鷹)▽捕逸=鷹巣1
八幡平 0001000 1
合 川 000104× 5

 ▽併殺=合川1▽捕逸=八幡平1、合川1▽ボーク=八幡平1▽野選=八幡平1

インフルエンザ予防接種 北鹿市町村 助成拡大や増額の動き コロナと同時流行防止で

2020-09-27
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 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行を防ごうと、大館市は本年度に限り、インフルエンザ予防接種費の助成対象を全市民に広げる。期間は10月1日から2月末までで、医療機関には例年より早く予約や問い合わせが寄せられている。市は「重症化するリスクが高い65歳以上の人に優先的に接種してほしい」と協力を求める。北鹿地方の他の市町村でも助成対象の拡大や助成額を増額する動きがある。
 大館市はこれまで定期接種の65歳以上と、60~65歳未満で重度の障害を持つ市民に1000円、任意接種の生後6カ月~中学3年生に1回1500円を助成。健康課によると、2019年度の接種率は65歳以上が49・5%、0歳~中学3年生が61・9%だった。
 本年度は接種が可能な生後6カ月以上の全市民に一律2000円を助成する。市内医療機関で予防接種を受ける場合、会計時に2000円を差し引いた額を支払う。2回接種が必要な13歳未満には、1回につき2000円を助成する。
 健康課の調べでは、19年度の市内医療機関の予防接種費用は平均約3300円で、「助成することで、金額的により接種しやすくなる」と話す。過去の接種率から市民の6割が接種すると想定し、事業費は約8500万円。
 助成拡大の理由を健康課は、「インフルエンザにかかり医療機関を受診する患者を減らすことで、現場のリスク管理の軽減を図りたい」と説明する。発熱やせきなど初期症状が新型コロナと似ているため、同時流行した場合、医療機関は両方を疑って検査する必要があり負担が大きいという。
 北鹿地方では、上小阿仁村が全村民に1500円、鹿角市も全市民に2000円を助成する。小坂町も全町民に2000円を助成する方向で調整中。北秋田市は65歳以上、6カ月~18歳、妊婦に対する助成額を1500円から全額に増額し、担当は「ワクチンの不足が心配される中、重症化の恐れのある高齢者や集団生活を送る子どもに優先的に受けてほしい。他の世代は職場などの助成があることも考慮した」と話す。
 厚生労働省は本年度、過去5年で最大量の約6300万人分のワクチンを供給予定としている。接種希望者が増加するとみられ、65歳以上は優先して10月1日から、それ以外は10月26日以降。医療従事者、基礎疾患のある人、妊婦、小学2年生以下には早めに接種するよう協力を呼び掛ける。
 大館市では例年、10月中旬から接種を開始する医療機関が多いが、今年は10月1日から対応し、予約を受け付けているところもある。予約なしで対応する同市東台のさくらば医院(櫻庭庸悦院長)には、例年より早い9月中旬から問い合わせの電話が入り始めた。櫻庭院長は「ワクチンの状況がどうなるか始めてみないと分からないが、高齢者は10月中、若い世代はそれ以降に受けてほしい」と話す。1本のワクチンに2人分入っているため、「(予約なしの医療機関では)誘い合って接種に来るなど、無駄にしない対応をお願いしたい」としている。
 健康課は「医療機関の混乱を防ぐため、接種時期への協力を呼び掛けていく。ワクチンの効果は5カ月程度とされ、接種と流行期がずれる可能性もあり、冷静に判断してほしい」と強調した。

100㌔マラソン 30回の歴史振り返る ポスターやTシャツ、記録集 きょうまで展示会

2020-09-27
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展示された過去の大会ポスターなどを眺める来場者(北秋田市交流センター)
 北緯40度秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソン大会の歴史を振り返る展示会が26日から、北秋田市交流センターで始まった。計30回分のポスターや、Tシャツなどの配布グッズ約360点を展示。来場者が来年以降の大会開催に期待をふくらませている。27日まで。
 27日に予定していた第30回記念大会は、新型コロナウイルスの影響で来年に延期された。実行委ではこれまでの歴史を振り返ろうと、当初5月に予定していたポスター展示の規模を拡大した振り返り展示会を企画した。
 会場には1989年に開催した第1会大会から延期となった30回大会までのポスターがずらりと並ぶほか、当日の写真や出場者に配布したTシャツ、プログラム、記録集なども展示。ポスターは数年ごとにデザインやテーマの変遷がみられ、時代の変化を思わせる。
 地域住民のほか、長年出場しているランナーたちも来場。過去のプログラムに書かれた自分のコメントを読むと、当時を振り返って笑い合っていた。大会に10回以上出場しているという大館市相染沢中岱の男性(46)は「持っているグッズもあり懐かしい。来年また大会に出たい気持ちが強まった」と話した。
 このほか、スタッフが制作した大会の映像や、大会の地域貢献をたたえる表彰や感謝状なども展示している。大会事務局は「30回の歴史を懐かしんでもらえたら。皆さんと一緒に来年以降の大会をつくっていきたい」と話している。
 時間は午前10時から午後4時。会場には県版新型コロナ安心システムのQRコードを掲示するほか、来場者へ検温やマスク着用の協力を呼び掛けている。

秋田NB ラグビーで夢を育め 上川沿小で「スポーツ夢授業」 12月まで大館10小学校で

2020-09-26
パス練習を体験する児童(上川沿小)
 大館市が社会人ラグビーの秋田ノーザンブレッツ(NB)などと協力して、NBの選手らと子どもたちが交流する「スポーツ夢授業」が25日、同市の上川沿小学校を皮切りに始まった。北鹿新聞社共催。児童は選手らとのプレーを通して、魅力や楽しさに触れながら競技に親しんだ。
 同授業は、次世代を担う子どもたちに「夢を持つことの素晴らしさ」「夢に向かって努力することの大切さ」を伝えることを目的としている。NBが地域、社会貢献活動の一環として本年度立ち上げた。
 NBから花岡伸明チームディレクター、セタレキ・タワケチーフコーチ、コナー・ウィホンギ選手、ジェイク・マッケラー選手の4人、県スポーツ振興課国際スポーツ交流員のチョネ・ヌテさんが訪れた。開会に先立ち、福原淳嗣大館市長が主催者を代表して「きょうは私も皆さんと一緒にラグビーを楽しみたいと思う。ラグビーの楽しさを十分に感じていってほしい」とあいさつした。
 授業には5年生31人、6年生33人が参加した。新型コロナ感染対策を施し、児童たちはミニゲームや実際にボールを使ったプレーなどを通して選手らと交流。ラインアウトを体験する際には、コナー、ジェイク両選手の力強いリフトに歓声が上がった。最後は児童全員がトライを体験。大きな声で「トライ!」と発声しながら、勢いよくマットに飛び込んだ。
 三森美代さん(6年)は「テレビで見たことはあったが、実際にプレーするのは初めて。トライを決めたときはすごく面白かった」と笑顔で話した。コナー選手は「子どもたちに教えるのは新鮮な体験だった。喜んでくれて良かった」と話した。
 花岡チームディレクターは「子どもたちの元気な姿に選手たちも力をもらえたと思う。コロナで県内が沈んだ雰囲気となっているが、ラグビーを起点にスポーツの熱が戻ってくれたら」と語った。
 授業は全10回を予定しており、12月11日まで市内各小学校で行われる。

インフル予防接種 助成対象 全市民に拡大 補正予算など可決 鹿角市9月議会閉会

2020-09-26
全議案を可決、閉会した鹿角市9月定例議会(市役所)
 鹿角市の9月定例議会は25日、最終本会議を開き、委員会に付託していた議案3件と決算認定案1件、追加提案の一般会計補正予算案(第9号)、議員発議の市議会会議規則改正案、意見書2件の計8件を原案通り可決、認定した。一般会計補正予算にはインフルエンザワクチン予防接種費用の助成対象を全市民に拡大する経費などを盛り込んだ。2019年度一般・特別各会計の決算認定案6件が追加提案され、決算特別委員会を設置、閉会した。
 一般会計補正予算(第9号)は、歳入歳出それぞれ6623万円を追加し、総額を220億2862万円とした。
 歳出は、インフルエンザの予防接種費用2657万円を追加したほか、小中学校へのエアコン設置に係る実施設計委託料822万円、7月の大雨で被害を受けた農業用施設等の災害復旧工事費3143万円を計上した。財源は国県支出金などを充てる。
 インフルエンザ予防接種に対する費用助成はこれまで、生後6カ月から13歳未満と、65歳以上を対象とし、1回につき1500円を助成してきた。
 今回は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザウイルスの同時流行に備えるため、本年度に限り、対象を全市民に拡充するとともに、1回当たりの助成額を2000円に増額することとし、予防接種委託料など事業費2657万円を計上した。市民約3万人のうち6割程度の接種を見込んでいる。市広報10月号や各自治会への回覧などで市民に周知する。
 小中学校全10校の普通教室等へのエアコン設置については、14日の一般質問で畠山義孝教育長が「(来年度から始まる)第7次総合計画の早い段階において優先的に実施したい」との意向を示していたが、今回は新型コロナ感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、前倒しで実施設計を進めることにした。設置時期は現段階で未定だが、教委事務局は「可能であれば来年の夏までには間に合わせたい」としている。
 会議規則の一部改正は、政治分野における男女共同参画の推進等のため、本会議と委員会における欠席の届け出に関する規定を見直したほか、障害者に対する合理的配慮に関する対応などを新たに規定した。欠席規定は、これまでの産休などに加え、育児、看護、介護、配偶者の出産補助などを明記した。
 意見書は「新型コロナウイルス感染症対策の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保」と「免税軽油制度の継続」を政府に求める内容。
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ゆきさわ産直センター 沼津とリモート販売会 たんぽや干物双方でPR

2020-08-31
沼津市のひものセンターと交流したリモート販売会(ゆきさわ産直センター)
 大館市雪沢の直売施設・ゆきさわ産直センターは30日、静岡県沼津市の海産物を扱う売店と「ご当地特産リモート(遠隔)販売会」を行った。コロナ禍で客足に影響を受けている店を応援しようという初の企画。大館からはエダマメ加工品やみそつけたんぽを、沼津からは干物を、事前に現地に届けオンライン上で商品の魅力を双方の客にPRした。
 沼津市から参加したのは、干物などの海産物を販売する「ジャンボひものセンター」。観光客が多く訪れる施設だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が減っているという。静岡県在住の大館出身女性から現状を聞いた「ゆきさわ産直にこにこ友の会」の鳥潟功幹事長が、ひものセンターの植田京子社長と連絡を取り販売会を実現させた。
 大館側からみそつけたんぽやエダマメのワッフル、山菜のミズたたきを発送。沼津側からはアジやサバの干物などが届き、店頭に並べて販売会がスタート。ウェブ会議ツール「Zoom」を活用して、「みそつけたんぽは大館のソウルフード。きりたんぽ本場の味を楽しんで」とパソコン画面から現地の客に語り掛けた。
 産直センターに設置したモニターには、沼津から「新鮮な魚で旬を閉じ込めて作った干物は身が柔らかくおいしい」とPR。「沼津の皆さん」、「これを買いました」と双方の客が手を振って交流する場面も見られた。分ほど中継し、植田社長は「もっと多くの種類の大館のおいしい食べ物を送ってほしい。これが良き縁になるよう願っている」と話した。
 鳥潟幹事長は「現地に行かなくても店の人と会話しながら産地直送のものを買うことができる。コロナ禍だからこそできることを考え、これからもリモート販売会を開催したい」と話した。
 

市税など「コンビニ収納」 4万9千件、23%が利用 大館市19年度 利便性向上、期限内納付進む

2020-08-31
 大館市が昨年4月に開始した市税などの支払いをコンビニエンスストアでできる「コンビニ納付」の初年度実績がまとまった。コンビニ、郵便局での納付は4万9341件、納付書発行枚数に対する割合は23・1%だった。督促状の発送件数も減少し、市は「利用が順調に伸び、利便性向上や納期限内納付、事務の効率化につながった」と分析している。
 コンビニ納付は2016年度から、上下水道料金、農業集落排水使用料、戸別浄化槽使用料の3種類に導入。年度から▽市県民税▽固定資産税▽軽自動車税▽国民健康保険税▽後期高齢者医療保険料▽保育料▽介護保険料▽児童育成施設使用料―の8種類で開始した。東北6県内のゆうちょ銀行や郵便局窓口では、以上の11種類に、▽墓地管理手数料▽市営住宅使用料▽市営住宅駐車場使用料▽温泉使用料―を加え、15種類が納められるようになった。
 市収納課がまとめた19年度のコンビニ納付件数は、▽固定資産税=1万3636件▽軽自動車税=7867件▽国保税=6860件▽市県民税=4589件―など計4万1061件。ゆうちょ銀行・郵便局での納付は全体で8280件だった。口座振替を除いた納付書発行枚数に対する割合は、コンビニ納付19・3%、ゆうちょ銀行・郵便局納付3・8%だった。
 納期限を過ぎるとコンビニで納付書が使用できないため、期限内納付が進んだとみられる。19年度の督促状の発行件数は固定資産税で前年度比391件減の1万1493件、軽自動車税で前年度比519件減の2935件など。全体で2万7446件を発送し、前年度から約1900件減少し、督促状の印刷代など事務の効率化が図られた。
 収納課によると、本年度もコンビニ納付が増えており、「24時間納められることから、日中仕事で銀行や市役所に行くことができない市民などに利用が広がっている」と分析。今後もコンビニ納付の周知を図るとともに、「新型コロナウイルス感染対策として対面を避ける口座振替も推奨していきたい」と話した。
 市は18年度に住民情報を取り扱う「基幹業務システム」を更新。更新に合わせてコンビニ納付、コンビニ交付の機能を持たせた。マイナンバーカードの所有者を対象に、住民票の写しなどの証明書をコンビニで取得するコンビニ交付は19年3月に開始した。

画面越しに鹿角観光 オンライン体験ツアー 初回は大湯環状列石

2020-08-31
歴史を解説し、鹿角の魅力を中継した(鹿角市の大湯環状列石)
 オンライン会議システムを活用し、鹿角市の魅力を画面越しに体験する観光ツアーが29日、事前申し込みした参加者向けに配信された。大湯環状列石、ストーンサークル館から案内人や学芸員が中継。新型コロナウイルス収束後の来市を見据え、歴史を中心に鹿角の楽しみ方を発信した。
 コロナ禍で観光への影響が長引く中、市は自宅で鹿角を楽しむ有料体験プログラムを企画。画面越しに楽しんでもらおうと、この日に合わせエダマメや勾玉(まがたま)手作りキットなど特産品のセットを希望者宅に届けた。年度内6回企画し、今回が1回目。
 東京都を中心に全国から14人が申し込んだ。昼すぎ、大湯環状列石から中継がスタート。案内人と掛け合いしながら散策し、学芸員が発掘調査から分かったことなどを解説した。花輪ばやしの映像を挟んで勾玉作り体験や、オンライン座談会を行い、魅力を発信した。
 市産業活力課観光交流班は「初回で人に参加してもらえて良かった。一過性ではなく、来訪につなげたい」と話していた。

 

大館市の東光鉄工 釈迦内に組立工場移転 来月完成、10月稼働へ 自動化省力機の受注増へ

2020-08-30
本社敷地内に新設した組立工場と倉庫(東光鉄工提供)
 機械製造・鉄骨加工の東光鉄工(大館市、菅原訪順社長)は、産業機械事業部の組立工場を大館市粕田から釈迦内の本社敷地内に移転する。空調設備と防じん設備を設けたことで、高精度の機械組み立てが可能になり、自動化省力機器の受注増につなげる。投資は2億5000万円で新規雇用は5人の予定。市工場等設置促進条例に基づく指定工場となる見込み。新工場は来月完成、10月の稼働を予定している。
 本社敷地内の従業員駐車場跡地に建設。鉄骨平屋建て(一部2階建て)で延べ床面積は810平方㍍。天井クレーンは4・8㌧を1基増設して2基、2・8㌧2基のほか、空調機器、高速シートシャッター、コンプレッサーなどを配備した。隣接する場所には、部品の一時保管庫として145平方㍍の倉庫(TOKOドーム)も設けた。
 タイヤ試験機や食品、医療関係の包装設備などの設計・製作を手掛ける同事業部。既存の工場は空調設備がなかったが、新工場は温度管理ができるため、高精度の機械組み立てを要する、自動化省力機器の受注増につなげることができる。また、本社敷地内の機械工場から離れた工場に輸送するコストも削減でき、3~4年の間に売り上げ、生産能力ともに2倍増を目指す。
 同社は東光商会から分社化し、1973年に設立。産業機械事業部は、87年に機械事業部から分離しメンテナンス事業部として発足。鉱山関連の設備、部品の補修などを主な業務とし、その後改称した。現在は自動搬送装置、パッケージ製品搬送、専用試験装置など、生産工程における省力化、自動化装置の設計、製作に取り組んでいる。
 同事業部の佐藤拓也事業部長は「プラント機械から自動化省力機器の生産に方向を切り替えている。空調、防じん設備を設けたことで、受注に結び付ける環境が整った。この流れを加速させていきたい」としている。

サンマ初入荷 大館市の大印 前年に輪をかけ不漁 例年より10日遅く 店頭にもお目見え

2020-08-30
大印に入荷したサンマ(大館市釈迦内)
 大館市青果魚類卸売(屋号・大印、土舘守社長)で29日、今季のサンマの入荷が始まった。この日は、北海道根室港などで水揚げされた約40㌔が初入荷。卸値は1㌔当たり2200~3200円で、1匹400円前後。前年に輪を掛けて不漁の年となり、例年よりも高値が付けられている。担当者は「今年は小ぶりで値段は前年並み。残暑を乗り越えたあたりから安定供給できれば」としている。
 同社によると、例年より10日ほど遅く、前年と同時期の初入荷。2㌔13匹入りが20ケース入荷し、市内の飲食店やスーパーなどの店舗にもお目見えした。一部スーパーでは1匹300円ほどで販売されるなど、価格は前年並みだ。
 温かい海水を嫌うというサンマは、地球温暖化により海水温度が上昇すると、陸から遠い場所に群れが分布。鮮度維持の関係で漁場が限られることから水揚げ量が減り、年々小ぶりになっているという。
 水産庁によると、漁期全体のサンマの来遊量は前年を下回ると予測。1歳魚の平均体重は昨年を下回って小ぶり。漁場は8月下旬の大型船出漁直後は沖合に広く分散し、択捉島以北の海域に分散して形成される。北海道東方沖の公海も漁場となる可能性があるという。全国有数の水揚げ量を誇る三陸海域への漁場形成は例年より遅く、10月下旬と見ている。なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、今季は調査海域・地点を縮小したことから情報量が少なく、予報の不確実性が高いという。
 大印の土舘一弘専務は「前年より漁獲量は明らかに低下しているが、値段は前年並みで年々身が細くなっている」とし、「温暖化の影響で、南の魚が北で取れるなど魚の流れが変化し、秋の味覚が(他の魚に)変わってしまわないか危惧している」と話していた。
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「やっぱりお得」 北秋田市プレミアム券 追加募集に長蛇の列 

2020-07-28
販売会場の庁舎を取り囲むように列を作る購入希望者たち(北秋田市第二庁舎)
 北秋田市が購入希望者を追加募集していた新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急経済対策「スーパープレミアム付応援チケット」の販売が日、市第二庁舎などで始まった。当初は発行予定(3万5000セット)の半数ほどしか購入希望者がおらず、お得な券の「低調ぶり」が心配されたが、この日は一転して長蛇の列ができた。
 応援チケットは1セット1万円。大型店や中小小売店舗計424店舗(9日現在)で1万5000円分の買い物に利用でき、5000円分がお得。1世帯最大5セットまで購入できる。
 新型コロナの経済対策として同様に発行する近隣市町村の中でも、特に高いプレミアム付きとして話題を集めた。 ただ、購入希望者の事前申請は発行予定全体の51%、1万7850セットにとどまっていた。このため市は5セット未満しか購入しなかった人に対し、上限いっぱいまで買い足せるように対応を変更。さらに購入希望者を追加で募集した。
 事前申請していなかった人への販売がこの日から、市第二庁舎や各総合窓口センター、各出張所で始まった。鷹巣地区にある市第二庁舎には午前9時の販売開始前から数人が並んだ。市職員が12人態勢で応対したが、順番待ちの列は次第に伸びた。最後尾は屋外に達し、一時は100人近い人が庁舎を取り囲むようにして並んだ。
 すでに3セット購入していたが買い足そうと来庁した女性(72)は「やっぱりお得だから」と話し「それでもこんなに並んでいるとは思わなかった」と驚いていた。1時間並んで購入した男性(66)は「売れていないなら買ってみようかと思って来た」と話した。
 購入には市が郵送した購入申込書(応募券)が必要だが、廃棄・紛失したという市民も。市に連絡すれば原則購入できる。廃棄したという女性(80)は「明日に購入できるということだったのでまた並びたい」と話した。
 緊急経済対策室によると、他の会場でも一時的に混み合ったという。関心を集めた理由について、担当職員は「チケットのお得さを伝え聞いた市民が買いに来たのでは。追加募集分はなくなり次第販売を終了することも影響したと思う」と分析した。26日時点で販売済みは発行予定全体の5、6割とみている。
 

根下戸の水田 ぽつんとハクチョウ 「そっと見守ってほしい」

2020-07-28
水田に残されたハクチョウ(根下戸)
 大館市根下戸の水田に、1羽のハクチョウが取り残されている。目立った外傷はないが、灰色の毛が入り交じる子どもと思われ、水田を泳いだり、きょろきょろと周辺を見回す姿を見せている。
 発見した鳴海昭治さん(87)=大館市根下戸=によると、7月中旬からすみ着いていて、夜になると米代川方面に飛び立ち姿を消すが、朝には戻ってくるという。水田は毎年苗を植えている場所だが今年は植えられていない。「毎年10月ころに稲穂を食べに何十羽もやってくる。この子もここに稲穂があるのを覚えていて来たのかも」と鳴海さん。
 県鳥獣保護センター(五城目町)には、県内各地から取り残されたハクチョウの保護依頼が多数あるというが、人が近づくと逃げたり、移動しているようであれば保護せず見守るように指導するという。
 捕獲しようとするとパニックを起こし道路に飛び出すなどの危険性があり、ストレスで死んでしまうこともあるという。また、餌付けをすると居着いてしまうといい、「心配になるかもしれないが自然に返すためにも、そっと見守ってほしい」と呼び掛ける。

 

大館暮らすメイト 大田面に住宅展示場 来年1月に開設予定 地元工務店の高性能住宅

2020-07-27
第2弾の住宅展示場を開設予定の分譲地(大館市大田面)
 大館市の工務店6社でつくる「大館暮らすメイト」(小笠原計介会長)は、第2弾となる住宅展示場の開設を進めている。29日に大館市大田面の分譲地で地鎮祭を行い、順次着工する。今回から1社増えて6社が参加し、断熱、省エネなどの高性能住宅を展示、販売。幅広い選択肢を用意し、地元工務店の結束をPRしていく。
 人口減少による人材不足、大手住宅メーカーの進出が顕著な中、競合関係にある地元工務店が手を組み、「工務店の家づくり」を多くの人に見てもらおうと2017年10月に「暮らすメイト」を結成。第1弾は同市美園町の分譲地に、ゼロエネルギー住宅に焦点を当てた5棟を建設した。
 参加するのは大館桂工業(中田直文社長)、安部工務店(安部正雄社長)、ハセベホーム(長谷部徹社長)、ヤナギヤ(柳谷金悦社長)、三浦木材(三浦功達社長)のほか、秋田ホーム(嶋内善裕貴社長)が今回から加わる。
 第2弾は大田面の分譲地に、地域に合った高性能住宅の展示場を開設する。断熱、省エネのほか、各社のデザイン性を生かし、快適な暮らしの提供を目指す。若い世代向けを特徴とし、アフターコロナを見据えてテレワークができる書斎などを設置する会社もある。5棟を新築し、美園町と合わせて計6棟を展示、販売する。
 29日に大田面の分譲地で地鎮祭を行い、各社順次着工する。来年1月オープン、半年程度の展示期間を経て、来年夏ごろに販売する予定。小笠原会長は「6通りの家づくりを提供することで、お客さまのニーズに応えていきたい。第1弾のオープンイベントはかなりの集客につながった。第2弾もたくさんの市民や近隣の方々に見てもらえるように準備していきたい」と話している。
 展示は新型コロナ感染予防のため、予約制やウェブ等を使った内覧方式を検討している。情報は暮らすメイトのホームページで随時更新する。

「3密」避け、にぎわいを 大館の大町商店街 路上利用の基準緩和  歩道で販売やテラス営業も

2020-07-27
うなぎの肝串などをその場で焼いて提供するK―725(大館市大町)
 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている飲食店を支援しようと、大館市の大町商店街振興組合(山城久和理事長)は飲食店などの路上利用の許可を取得した。これまで2店舗から申し込みがあり、歩道での商品販売やテラス営業など「3密」回避の取り組みを進めていく。同組合では「困っている飲食店の力になり、少しでも商売のプラスになれば」と期待している。
 国が新型コロナ支援策として、6月に沿道飲食店等の路上利用に伴う占有許可基準を緩和。地方公共団体などが一括して占有許可申請すると、11月30日まで許可基準が緩和される。占有場所は幅3・5㍍以上などの歩行空間確保、景観、美観を妨げないこと、清掃など道路維持管理への協力などが条件となっている。
 同組合では、長倉交差点から新町交差点までの市道・大町山館線の占有許可を取得し、10日以降から利用できるようになった。テークアウト販売のほか、「新しい生活様式」に対応したテラス営業などが可能。組合で希望者を募ったところ、「KITCHEN K―725」、「十の瀬」の2店舗が実施することになった。
 「KITCHEN K―725」では、ランチタイムに合わせ店前の歩道に長机を設置し、テークアウト商品を販売。うなぎの肝串や蒸しがきなどその場で調理して手渡すものや、日替わり弁当やおにぎりなど通常営業時の人気メニューをそろえた。播磨夏子代表は、「人通りは少ないが、通ってくれた人が興味を持ってくれる。店のPRにもつながるといい」と話した。今後は人の流れを見ながら、店の営業日に合わせて行う。「十の瀬」では、8月のお盆に合わせ、店前の歩道で比内地鶏を焼いて販売する予定。
 山城理事長は「2店舗に追随して希望する店舗が出てくれば、その都度申請したい。少しでも人が出てきてくれ、商売のプラスになるよう期待している」と話している。

地元産材の購入費補助 北秋田市 木材需要回復へ 新築、増改築など対象 コロナ経済対策第3弾

2020-07-27
 北秋田市は今月から、木材需要拡大緊急対策事業を開始した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている木材需要の回復を図ろうと、市の緊急経済対策の第3弾の一つとして事業化したもの。市内で地元産材を使用して住宅等の新築や増改築、改修(リフォーム等)を行った場合などに、木材購入費の一部を助成する。
 市によると、新型コロナの拡大を受けて経済活動全体が停滞する中、木材需要の減少による製材や合板の減産、入荷制限等が発生。林業事業者等の経営に影響が出ているという。
 こうした状況を改善するため、需要を喚起し木材流通の回復を図ろうと、市の緊急経済対策の第3弾で事業化。今月10日の臨時議会で可決された一般会計補正予算に、事業費4620万円を計上した。
 対象となるのは、県内で生産され、県内で製材・加工された「地元産材」を使用して、市内で住宅等の新築や増改築、改修を行う場合のほか、木材を使用した構造物を建設・購入する人。「住宅等」は、住宅、住宅用付属施設(車庫・物置等)、貸家(アパート)、店舗、工場作業場など。「木材を使用した構造物」は、板塀、看板等をいう。
 補助金の額は、使用および購入する木材1立方㍍当たり3万3500円。ただし、最低使用量は0・3立方㍍以上。補助金額の上限は1件当たり?万円。対象期間は今月1日から来年3月1日までとしている。
 木材需要拡大緊急対策事業単独の申請は産業部緊急経済対策室(電話0186・84・8567)、リフォーム補助金と併用の場合は建設部都市計画課(森吉庁舎、電話0186・72・5246)で受け付け。
 事業についての問い合わせは産業部農林課林業振興係(電話0186・62・5517)。
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需要拡大に新商品 コロナで打撃の比内地鶏 県庁で発表会

2020-06-30
秋田活性化の日景社長があいさつした新商品の発表会(県庁)
 新型コロナウイルス感染拡大に伴い消費量が激減した北鹿地方特産の比内地鶏の需要回復を図ろうと、県内の加工業者らが新たな比内地鶏の味わいなどを楽しめる新商品を開発した。県庁で29日、報道向けの発表会が開かれ、秋田比内やの「比内地鶏すぐ食べられますシリーズ」や、秋田活性化の比内地鶏を使った2種類の缶詰などが紹介された。
 高級食材として首都圏の飲食店などに販売されている比内地鶏は、新型コロナ感染拡大に伴う外出自粛や飲食店への休業要請などの影響で、消費量が大きく減少。県は新商品の開発支援や学校給食での活用など、需要回復に向けた取り組みを進めている。
 紹介されたのは秋田比内やと秋田活性化、秋田味商の商品。秋田比内やの「すぐ食べられますシリーズ」はステーキやそぼろ、つくね、ハンバーグなどの加工品を冷凍したもので、レンジ調理で簡単に食べられるのが特長。4月からラインアップを増やしながらオンラインショップや大館本店で販売している。
 秋田活性化は、比内地鶏を使ったオイル煮料理アヒージョとトマト煮込みの缶詰を開発。大館市産のニンニク、小坂町産のアカシアはちみつなど、県産品をふんだんに使用した。アヒージョは「金の比内地鶏」、トマト煮込みは「赤の比内地鶏」の商品名で、7月1日から県内のスーパーや土産品店などで販売。通販も行う予定。
 発表会では、参加事業者を代表して秋田活性化の日景賢悟代表取締役が「比内地鶏の魅力を、より多くの人に知ってもらい消費拡大を図りたい。ぜひ買って、食べて、協力を」などと呼び掛けた。

 

JAかづの総代会 7200万円の剰余金 19年度決算 

2020-06-30
JAかづのの通常総代会(JA会館)
 JAかづの(菅原俊二組合長)の第58回通常総代会が29日、鹿角市花輪のJA会館で開かれ、2019年度事業報告など議案8件を原案通り承認した。収支改善に取り組んだ結果、7200万円の当期剰余金を計上、組合員に対し、11年ぶりとなる出資配当を予定している。
 総代会は、新型コロナウイルス感染防止のため、必要最少人数での開催となり、出席したのは28人、書面での議決は393人だった。
 黒字決算は4年連続。前年度の6800万円を上回った。自己資本比率は0・16%増の12・27%、不良債権比率は0・56%減の1・78%となる。
 子会社の経営状況は、ガソリンスタンドや葬祭などを行うアニモが、暖冬による灯油、軽油販売の減少、新型コロナの影響を受けたものの、5200万円の当期利益を計上。
 累積赤字解消へ向け再生5カ年事業計画に取り組んでいるファー夢かづのは、800万円の当期利益を確保し、次期繰越損失金は737万円となった。
 支所の再編を盛り込んだ第10次農協基本計画の一部変更に対し、「不便になる」などと慎重な対応を求める意見があった。八幡平、花輪、柴平、十和田、大湯(出張所)、小坂の各支所を南部(花輪)と北部(十和田)の2支所に再編するもので、八幡平と柴平、小坂はプラザ店舗に業態転換する。従来の支所、出張所業務は北部、南部支所に移管する。
 実施時期は大湯の廃止が今年11月、小坂は本年度下期、柴平は21年度、八幡平は23年度以降を予定している。再編に伴う職員は、営農指導部門に投入し、営農の充実を図る。
 出席者からは、「JAの支所は地域コミュニティーづくりの役割を担ってきた」「プラザになって、果たして採算は取れるのか」など再編に慎重な意見があった。プラザを展開しているのは、全国でも沖縄県内だけという。
 役員の定年を70歳から73歳に引き上げる定款の一部改正については、年齢制限の撤廃を求める意見も出た。

 

内陸縦貫鉄道19年度決算 4者目標はクリア 訪日客好調もコロナ禍

2020-06-30
秋田市の旅行会社で教育旅行の誘致活動に取り組む関係者(大館市提供)
 秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市)の第36回定時株主総会が29日、同市阿仁庁舎で開かれ、2019年度決算を承認した。レストランなどの関連事業収入が伸びず、全体で1億8822万円の経常損失を計上。県など4者による目標「赤字2億円以内」は5期連続で達成した。
 事業報告によると、本業となる鉄道の輸送人員は26万3672人。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い2~3月に落ち込んだものの、年間では前期より2835人増加した。
 内訳は▽定期=10万8030人(前期比2420人減)▽定期外=15万5642人(5255人増)。定期外が増加した要因はインバウンド(訪日外国人客)の利用が1月まで好調を維持したため。2月以降は新型コロナの影響で観光需要が激減。臨時休校が重なり、定期利用の通学客も減った。
 このうちインバウンドは団体利用が1125件(119件増)、3万3344人(4752人増)。個人利用は1464人(146人増)だった。利用者数は過去最多を更新した。
 収入は鉄道事業が18万5000円減の1億3081万円を計上した。関連事業分などを加えた総額は3億3313万円。前期比2435万円の増収となった。営業費用などの支出総額5億2135万円を差し引き、経常損失は1億8822万円。補助金収入などを合わせ、最終的な当期純利益は784万787円で、2期連続の黒字となった。
 鉄道事業収入はほぼ前期並み。レストランこぐま亭や車内販売などの関連事業収入が伸びなかった。人気キャラクター「ハローキティ」とのコラボレーション企画に代わる目玉メニューを打ち出せなかったことなどが原因という。支出は少雪のおかげで除雪費などが減少した。
 吉田社長は「コロナで大きく乱れた会社経営の軌道修正を図っていきたい」とあいさつした。
 任期(4年)満了に伴う監査役の選任が行われ、秋田銀行鷹巣支店の安保大樹支店長、北都銀行鷹巣支店の伊藤市之丞支店長の2人を新任した。
 

県内から教育旅行誘致へPR 新型コロナで行き先変更の受け皿に 大館と鹿角で連携

2020-06-29
秋田市の旅行会社で教育旅行の誘致活動に取り組む関係者(大館市提供)
 大館市まるごと体験推進協議会(石垣一子会長)は、鹿角広域観光推進会議と連携し、県内の小中学校を対象とした教育旅行の誘致に取り組んでいる。新型コロナウイルスの影響で修学旅行の行き先が県外から県内にシフトしている流れを受け、その受け皿になろうと可能性を模索。すでに県南の小学校から仮予約があるなど反応が好調で、今後、さらなる効果が期待される。
 県内の小中学校の修学旅行は5、6月に集中し、行き先は北海道、仙台、東京が一般的。しかし、新型コロナの影響で北海道は北東北3県に、仙台は県内などに規模の縮小が検討されている。同協議会では地域の魅力をPRしながら、県内を検討している学校の受け皿の役割も兼ね、誘致活動に取り組んでいる。
 同じく誘致を進める同会議とともに、広域連携を意識したプランを提案。22、23日は、駅弁製造の花善(大館市)とホテル鹿角の4者で県南と秋田市の旅行、バス会社など9カ所を訪問した。
 同協議会では、きりたんぽづくり、農業体験、農家民泊などのアクティビティ、同会議では尾去沢鉱山、大湯ストーンサークル、康楽館などの名所を紹介。旅行を秋に計画している学校が多く、リンゴやナシなどの収穫体験も勧めた。旅行会社の担当者からは「これまで県北地区に教育旅行で行ったことはなく、メニュー作りにとても役立つ」などの声があったという。
 早速、横手市の小学校からきりたんぽづくり体験の仮予約が入るなど、反応は好調。同協議会では、これまで県内の教育旅行は日帰りを受け入れたことはあるが、宿泊はまだない。担当者は「この機会に県内のさまざまな地域の魅力を知ってもらい、将来的に定住につながっていけば」としている。

4年ぶり赤字決算 北秋田市のマタギの里観光開発 新型コロナや暖冬影響

2020-06-29
マタギの里観光開発の株主総会(打当温泉マタギの湯)
 北秋田市の第三セクター・マタギの里観光開発(仲澤弘昭社長)の株主総会が26日夕、打当温泉マタギの湯で開かれ、2019年度決算を承認した。年明けからの新型コロナウイルスによる影響や暖冬による除雪収入の落ち込みなどにより、4年ぶりに赤字での決算となった。
 19年度の損益計算書によると、売上高は1億5674万3017円。商品の仕入費や材料費などを差し引いた売上総利益は8684万7059円。販売費および一般管理費は1億611万6866円で、差し引き1926万9807円の営業損失となった。市からの受託料など営業外収益を加えても、147万4340円の経常損失を計上。税引き後の当期純損失は165万5646円だった。
 事業報告書では、19年度について「新型コロナウイルスは、今期後半の経営状況に大きな影響を与えた。大きな収入源となっている除雪は、暖冬のため大幅な落ち込みとなった。ただ、影響を最小限に抑えられたことは社員全員の努力の積み重ねの結果」などと説明。
 仲澤社長は「新型コロナウイルスの影響はまだ続いている。県のプレミアム宿泊券や市の宿泊者半額応援事業の効果に期待しながら、売り上げが減少した分を取り返していきたい」と述べた。
 任期満了に伴う役員の改選では、市産業部政策監の米澤田茂氏を新任したほか、仲澤氏、神成俊行氏(秋田テレビ会長)、桜田聡氏(統括部長)、板倉義明氏(料理長)を再任。終了後の取締役会で仲澤氏を社長に再任した。監査役は現職の鈴木美千英氏(山水荘施設長)、千田匡氏(秋田銀行阿仁合支店長)を再任した。
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