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忠犬ハチ公 屈託のない笑顔 新たな写真見つかる 渋谷区博物館で初公開

2019-02-18
新たに見つかったハチ公の写真(白根記念渋谷区郷土博物館・文学館提供)
 大館市生まれの忠犬ハチ公が笑っているような写真が新たに見つかり、白根記念渋谷区郷土博物館・文学館(東京)で初公開されている。ハチ公の写真は約70枚現存するとされるが、「屈託のない笑顔」は珍しい。生前のハチを知る女性が2017年5月に寄贈したもので、同館の担当者は「世の人に『幸せに暮らしている』と伝えているようだ」と話す。
 寄贈したのは、ハチの飼い主だった上野英三郎博士宅の近くに住んでいた大木八重子さん(96)。上野博士の急逝後、ハチは植木職人に引き取られ、博士の教え子だった大木さんの父が預かることも多かった。大木さんは小学生のころ、学校から帰るとハチと遊んだ。「とても賢くかわいい犬だった」という。
 大木さんの父はハチを何度も撮影し、数多くの写真を持っていたとみられるが、戦災で全て焼失。しかし、1933年ごろに撮ったハチと大木さんが並んだ写真を親戚に渡していたため、辛うじて1枚だけ残った。ハチの部分だけ切り取り、保管していた。
 同館によると、数年前にハチ公関連の資料展を開いた際、大木さんが来館。「ハチの写真を持っている」と話したことから、松井圭太学芸員が譲り受けたいと申し出たところ、快諾を得た。
 今回の寄贈で、上野邸があった場所は学説通りに渋谷区松濤1丁目と判明。現在は東急百貨店別館が立つ。東急は1934(昭和9)年、初代ハチ公像建設募金集めの際、寄付金付き「ハチ公チョコレート」販売に協力。近年は「東横ハチ公」というキャラクターを作り、土産品販売に力を入れている。
 松井学芸員は「正面から撮影されたハチ公はほとんどなく、口を開いた写真が何枚かあるものの、屈託のない笑顔に見える写真は他にない」と強調。「有名になる前はいじめられるなど、つらい思いをした。そんなハチ公の笑顔を見ると救われる気がする。世の人に『ありがとう』『幸せに暮らしている』と伝えているように感じる」と話した。
 写真は、3月24日まで開催する企画展「新収蔵資料展」で公開している。

 

上小阿仁村 友倉神社裸参り 男女16人参道を駆ける

2019-02-18
石段を上って神社を目指す参加者(友倉神社)
 
 上小阿仁村沖田面の友倉神社で16日から17日にかけて、小正月行事の「裸参り」が行われた。県内外から参加した男女16人がふんどしや長じゅばん姿で水ごりをし、無病息災などを祈願して神社までの約1㌔を走った。
 江戸時代に飢饉(ききん)や疫病などの厄災を払おうとしたのが始まりとされ、350年余りの歴史がある。全国各地の裸参りの中でも夜に行われるのは珍しいという。
 昭和期には毎年50人近くが参加していたが、少子高齢化に伴い年々減少。現在は髙橋旅館(髙橋健生社長)が呼び掛け、村内外からも参加を募って継続している。
 今年は村民や小中学校のALT(外国語指導助手)のほか、北秋田市、東京都から男性15人、女性1人の計16人が参加。16日午後11時過ぎにふんどしや長じゅばん姿に着替えた参加者が、旅館前で冷水を全身に浴びて身を清めた。
 午前0時に合わせ、約1㌔先の友倉神社を目指して出発。降雪や風の影響がほぼなく、石段にうっすらと雪が積もる程度で走りやすい状態。参加者は数人ずつ隊列を組み、勇ましい声を上げながら参道を駆け抜けていった。神社では住民や神主が出迎え、参加者と一緒に祈とうを行った。
 

鹿角市十和田 仲間と雪に親しむ 多彩にレク 2地区でスキー大会

2019-02-18
吉田輝星投手のだるまが登場し盛り上がった雪上だるま作り大会(十和田市民センター前広場)
 鹿角市十和田地区の「雪に親しむレクリエーション」が17日、十和田市民センター前広場で行われた。老若男女約150人が参加、雪だるま作りや雪上かるた大会などで雪を楽しんだ。
 十和田地域づくり協議会(中村隆俊会長)の主催。競技主体だった十和田地区の市民スキー大会を、十数年前からレクリエーション主体に変更した。開会式で中村会長は「雪を楽しむ機会が少なくなってきた。このイベントでチームと地域の親睦を図ってほしい」とあいさつした。
 種目は雪だるま作り大会、雪上かるた大会、雪上綱引き大会、宝さがし。だるま作りは1チーム3人以内で、制限時間60分以内に「3段式雪だるま」を作る。アイデアやバランス、完成度が審査のポイント。
 参加したのは小学生、一般(中学生以上)、親子の3部門に計20チーム。昨年の倍近いチームが参加し、例年以上の盛り上がり。昨年の夏甲子園で活躍した金足農野球部・吉田輝星投手のだるまが登場。腕に見立てた木の枝に雪のボールを握らせるポーズに仕上げていた。
 雪上かるたは「鹿角観光いろはカルタ(十和田版)」の大判かるたを使用。子どもたちは目指す札に向かい、新雪に飛び込んだりしながら楽しく取り合っていた。
 この日は八幡平と尾去沢の2地区で市民スキー大会が開かれ、工夫を凝らした種目で雪に親しみ、交流を深めた。

 

本県1・4秒届かず銀 札幌スキー国体女子リレー 北鹿勢4人が躍動

2019-02-17
女子リレー、本県は1走の田中が首位で平川にリレー(白旗山競技場)
 第3日の16日は距離リレー、大回転、複合の3部門をそれぞれ行い、北鹿勢は女子リレーで本県が2年連続で準優勝となった。複合は入賞ラッシュ。成年男子Bで湊祐介(シード・鷹農高出)が2年ぶりに頂点に立った。少年男子は木村幸大(花輪高2年)が準優勝し、小舘冬歩(同)が8位入賞した。成年男子Aでは湯瀬瞬(小坂高―日大2年)が6位、木村吉大(花輪高―専修大2年)が8位でそれぞれ入賞を果たした。大回転は入賞に至らなかった。
 北鹿勢4人で挑んだ女子リレーは本県が2位。昨年の女王・長野へのリベンジを果たそうとメンバー間の士気は高かったが、あと一歩のところで捉えきれなかった。
 1走は田中星那(花輪3年)。フリーの1走は初めてで不安はあったが「どんな展開でも自分の役割を果たすだけ」と意気込んで臨んだ。2・5㌔コースの1周目は体力を温存し、2周目の終盤上りで勝負を仕掛け、首位で中継した。
 2走の平川歩未(北鷹同)は個人種目1位の祖父江凜(長野)に逆転を許したものの、得意の上り坂では差を詰める粘りで、大逃げを許さなかった。3走の本田千佳(花輪2年)も序盤に差を広げられはしたが、必死に食らいつき逆転圏内でつないだ。
 アンカーの石垣寿美子(秋田ゼロックス・十和田高出)は中継時に約19秒あった差を巻き返し、2周目残り1㌔でついに背中を捉えた。しかしゴール前で逃げ切られ、わずか1・4秒届かなかった。「高校生の頑張りに報いることができなくて申し訳ない」と悔しさをにじませた。
 昨年と同じメンバーで挑戦。それぞれリベンジを達成できなかったことを悔やんだが、「良い雰囲気でやれた。皆が頼もしかった」と田中と本田。平川は「普段はライバルだけどきょうは団結して戦えて良かった」。石垣は「大会中は後輩たちに元気をもらった。あれだけの選手を相手によく戦ってくれた」などと共に戦った仲間をたたえ合った。

商品券交換、900人超に 大館市健康ポイント 交換4月末まで あすは夜間受け付け

2019-02-17
 健診受診など健康活動に取り組んでポイントをため、商品券と交換する大館市の「健康ポイント事業」は、本年度の交換者が900人を超えた。初年度2017年度の706人を上回り、健康課は「口コミで市民に事業が浸透しており、4月末まで終盤の交換を促したい」と話す。来年度は対象を5歳引き下げて「35歳以上」とし、若手の健康づくりを後押しする。
 「働き盛り世代」の健康づくりへの関心を高めようと、17年度から3カ年事業で、40歳以上の市民(公務員除く)を対象に実施。減塩や運動など健康づくりの目標を設定すると10ポイント、実践すると最大20ポイント、特定健診や職場の健診、人間ドック、がん検診受診、健康講座受講に各10~70ポイントが与えられる。100ポイント以上ためると、1000円分の地域限定商品券と交換できる。
 本年度は商品券交換期間を2カ月早めて9月から、市保健センターで受け付けている。健康課によると、地区公民館を巡回した11月は428人が交換を済ませた。その後も1日3~10人ほどが訪れ、交換者は2月14日現在、905人となった。
 健康課は「参加目標1000人」を掲げ、昨年末から事業所を訪問し、ポスターを配布しながら事業をPRしている。職場の健診や人間ドックを受け、「気付かずにポイントがたまっている人も多い」という。担当は「市の健診を受診した場合はポイントカードをもらう機会があるが、社会保険加入者らに事業を知ってもらい来年度につなげたい」と話す。
 事業最終年度の来年度は、対象者を「35歳以上」に拡大する。ポイント付与対象事業を増やし、市が力をいれる大腸がん検診のポイントを増やすことも計画している。
 本年度は3月末までポイントをため、4月26日まで市保健センターで商品券と交換ができる。受け付けは平日午前9時~正午、午後1~4時。毎月第3月曜は「夜間受け付け」とし午後5~7時も対応する。今月は18日。健診結果表を持参するとスタンプを押印する。問い合わせは健康課(電話0186・42・9055)。
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十和田湖ヒメマス 18年は4㌧減の11㌧ 漁協、要因に「漁師の高齢化」 

2019-01-23
ふ化場近くで水揚げする組合員たち(小坂町十和田湖畔)
 十和田湖増殖漁業協同組合(小林義美組合長)は、2018年の十和田湖産ヒメマスの漁獲量をまとめた。前年を4㌧ほど下回る約11㌧だったが、同組合は資源の枯渇などによる不漁を否定しつつ、低下の要因について「漁師の高齢化で、沖合に出る人が減っている」と分析。ヒメマスの需要が高まっているだけに、漁師の後継者育成が急務となっている。
 漁獲量は1983年の約74㌧をピークに減少し、1992年には約3㌧まで激減するなど、不安定な状態が続いた。両県の関係機関による指導を受けながら、漁獲変動を生じさせた要因と考えられるワカサギの駆除や、湖の水質改善の対策を講じるなどして環境資源を回復させながら、ヒメマスの確保を図ってきた。
 現在は、ヒメマスが生息しやすい良好な水質環境が維持されており、近年の漁獲量は目標に設定している15㌧前後で推移している。
 漁は刺し網がほとんど。18年は4月15日から12月25日まで行った。この間に資源保護や漁獲量の安定を図るため、禁漁期間を設けている。漁獲量は10・8㌧(前年15・6㌧)で、15㌧以上を記録していたここ2、3年の中では最も落ち込んだ。
 漁獲量の低下について、小林組合長は「10㌧以上とれたことによって一定量は確保できている」と水準の維持を強調した上で、「資源は十分回復しているし、魚がいないわけではない」と、魚の減少や湖の環境悪化による影響について一蹴した。
 一方で漁師の高齢化を指摘した。現在の組合員は同町13人、青森県十和田市18人の計31人で、50~70代が大半を占め、一番の若手で39歳。「沖合で漁をする人が減り、岸辺ばっかりになっている。漁師の高齢化が進み、遠くまで行けない状況」だという。
 このような深刻な問題を抱える中、ヒメマス人気は年々高まり、湖畔や奥入瀬周辺のほか、大館市や鹿角市などの宿泊施設からの需要が増している。「需要に応えるために、漁獲量をアップしなければならない」と小林組合長。沖合での漁を実施するほかに、「若い人を育てなければならない」と、後継者の育成に取り組む考えを示した。

 

情報モラル教育徹底を 県いじめ問題対策審議会 「ネット関連」増加で

2019-01-23
SNSを使ったいじめの防止などについて意見を交わした審議会(県第2庁舎)
 県いじめ問題対策審議会(嵯峨宏会長、委員4人)が21日、秋田市の県庁第2庁舎で開かれた。児童生徒のいじめ、暴力行為の状況が報告されたほか、スマートフォンの普及で増加しているSNS(会員制交流サイト)を使ったいじめの防止に向け、意見を交わした。
 県教育庁によると、昨年度のいじめ認知件数は小学校2019件、中学校621件、高校205件、特別支援学校2件。前年に比べ小学校で308件増えたが、中学校29件、高校は36件減少した。特別支援学校は前年と同数だった。小中高はいずれも「冷やかし、からかい、悪口等」が半数以上を占め、高校では「パソコン、携帯電話等で誹謗(ひぼう)・中傷される」が3番目に多かった。小学校での増加は「県いじめ防止対策推進条例」の制定を受け、もれなく認知することへの意識が高まった結果としている。
 暴力行為は小学校56件、中学校53件、高校25件。「生徒間暴力」が92件で最も多く、「対教師暴力」も21件あった。
 審議会では、SNSによるいじめの防止などについて意見を交換。県教育庁は、外部の専門機関に依頼してネットパトロールを行っているが、委員からは「LINE(無料通信アプリ)でのやりとりは見えにくい」「根も葉もない書き込みを信じるケースがある」などの指摘があった。
 このため、「小学校低学年など早い時期からの情報モラル教育が必要」や、不適切な書き込みに対し「見つけた場合は傍観者とならず、外部に伝える指導を」「不法行為に当たるケースもあるということを教えてほしい」などの意見が出された。

 

販売目標は40億2千万 JAあきた北生産者大会 18年産は単価維持で出荷減補う

2019-01-22
組合長表彰などが行われた生産者大会(メモリスあきた北)
 JAあきた北は21日、大館市のメモリスあきた北で2018年度生産者大会を開き、優良生産者を表彰したほか、農畜産物の生産販売計画を決めた。19年度の目標販売額は前年比3400万円増の40億2200万円とした。「地域特性を生かした産地づくりを進め、農業者の所得増大と農業生産の拡大を目指す」などとする大会スローガンを採択した。
 虻川和義組合長は18年産について、「低温や長雨などで、コメ、野菜共に収穫量は伸び悩んだ。販売額は米価が昨年より引き上げとなり、青果物も全国的に生産量が伸び悩んだことで単価を維持でき、出荷減を補う形となった」と報告。「今年は営農指導の強化、技術と情報の提供に務めたい」と述べた。
 18年産米から減反政策が廃止され、「本県など主要産地で主食用米の作付けが増え、不安なスタートとなったが、管内はほぼ生産の目安通りの作付けとなった。作況指数は96で、他の主産地も悪く、取引環境は引き締まり、米価は安定した」と振り返った。一方、「消費量が減少し、豊作基調が続けばコメ余りと米価下落が想定される。19年産も生産の目安への協力をお願いしたい」と強調した。
 18年度の販売実績(推定含む)は、青果物が前年比5%増の7億7118万円、直売所(旬菜館)が同3・9%増の2億4908万円、畜産物が同1%増の5億1439万円。主食用米は12月25日現在、27万629袋(30㌔入り)を集荷し集荷率84・2%。1等米比率は94・8%となった。
 19年度の生産販売計画の強化項目は▽重点8品目(アスパラガス、ヤマノイモ、エダマメ、大館とんぶり、キュウリ、ネギ、小玉スイカ、キャベツ)、花きの生産拡大、所得増大▽主食用米の実需者ニーズに応じた商品展開と販売促進強化―など4点。販売目標額はコメ・雑穀類24億4400万円、農林産物8億3000万円、直売所2億5000万円、畜産物4億9800万円を掲げた。
 県JA青年大会の青年主張発表の部で最優秀賞に輝き、22日に福島県で開催される北海道・東北ブロック大会に出場する渡辺篤史さんが「一子相伝!?畑のキャビア!」と題して発表した。
 受賞者は次の通り。
 ▽組合長賞=斎藤新昭(稲作、川口)、松田健(ヤマノイモ、二井田)、佐藤岳杜(スナップエンドウ、比内町)、齋藤隆雄(比内地鶏、田ノ沢)、虻川君雄(和牛、櫃崎)、仲澤フミ(直売所、二井田)
 ▽市地域農業振興表彰=前田主幸(ヤマノイモ、茂屋)、釜谷重雄(アスパラガス、根下戸)、畠山繁實(エダマメ、比内町)、太田美鶴(ネギ、道目木)、石垣大(キュウリ、中山)、川口由政(大館とんぶり、比内町)、高橋智行(花き、比内町)
 ▽JA重点推進品目支援策(優良生産者)=小松元雄(ヤマノイモ、長面袋)、横渕一雄(アスパラガス、比内町)、佐藤文仁(ネギ、出川)、高谷信一(キュウリ、長面)

加工用ジャガイモ 栽培方法に課題残す 小坂町が試験栽培 新年度はほ場変更

2019-01-22
昨秋行われた収穫作業(真木平地区)
 小坂町は、加工用ジャガイモの大規模栽培に向け本年度実施した試験栽培で、思うような成果を上げられなかった。菓子メーカー・カルビー(本社・東京都)の人気商品の原料として出荷を目指していたが、買い取り基準を満たせず、栽培方法などに課題を残した。新年度は栽培計画を見直した上でほ場の変更などを行い、試験栽培を継続する。
 県などが整備に力を入れる「園芸メガ団地」に関連した耕作放棄地対策事業の一環。県、ポークランドグループ、農業生産法人大地、町などによる加工用馬鈴薯試作協議会を組織し、試験栽培を通して栽培技術の確立、一定の収量確保や品質などを調査しようと実施した。
 町によると、昨年5月初旬、町内の真木平地区のほ場1㌶に、カルビーから供給された「オホーツク」と「とよしろ」の種イモ2種類を植え付けた。9月に収穫し、ジャガイモを分析した結果、いずれの品種もカルビーの買い取り基準のデンプン比重(1・080)を満たさなかった。
 収穫量は「とよしろ」が約2・2㌧、「オホーツク」が約1・9㌧。それぞれ秋田市の卸売業者へ販売した。
 今回の結果から、「植え付け時期が予定より1カ月遅い5月初旬となった」「他産地の収穫作業の遅れにより収穫機の到着が遅れ、収穫時期が予定より1カ月遅い9月となった」「天候不良、ほ場特性により、ほ場の土中水分が多く、想定していた深度で収穫できなかった」「収穫時期の遅れもあり、選別作業の人員確保に苦慮した」などと課題を挙げている。
 町は新年度も試験栽培を実施する方針。ほ場を上向地区に変更し、融雪対策を講じた栽培計画により4月初旬に植え付ける予定。地域住民の短期雇用などを含め、作業する人の雇用時期、人数についても再検討する。

「大師コ」継承へ集い 北秋田市みちのく子供風土記の会 園児招いて昔話

2019-01-22
大師講にまつわる昔話を園児に話す会員(みちのく子供風土記館)
 みちのく子供風土記の会(小林晋子会長)主催の「大師コの集い」が21日、北秋田市のみちのく子供風土記館で開かれた。鷹巣中央保育園児が、いろりの用意された室内でバルーンアートや昔語りを楽しんだ。
 大師講(大師コ)は人々の生活に恩恵をもたらす神とされる「御大師」をまつり、感謝する民俗行事。旧鷹巣町内では旧暦の11月24日(1月上旬)に行われ、お供え物のおはぎなどが振る舞われる。
 同館は高齢者と子どもの交流の場として、直木賞受賞作家の故・渡辺喜恵子さんの寄付をもとに旧鷹巣町が建設。渡辺さんが記した小説「みちのく子供風土記」にも登場する大師講を子どもたちに伝えていこうと、毎年集いを開催している。
 今回は中央保育園の年長児と同会員の約30人が参加。会員が園児に大師講の由来となる、子どもに小豆がゆを食べさせようと盗みを働いた貧しい男の昔話を紹介。大師講の日には大雪が降ることや、小豆餅を食べる風習があることを語った。
 このほか、同市を拠点に活動するバルーンパフォーマー「おぉちゃん」がバルーンアートを披露。音楽に合わせてイノシシや雪だるま、鬼などの形が出来上がっていくと、園児たちは「すごい」と笑顔を見せていた。最後に昔話にちなんだあんこ餅を味わい、楽しい時間を過ごしていた。
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