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大館能代空港 どうなる1日3往復化 コロナ禍影響 関係者から焦りの声 冬ダイヤまで1カ月

2020-09-22
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羽田から大館能代空港に着陸する航空機
 北秋田市脇神の大館能代空港と羽田間を発着する全日空便が1日3往復に増便される冬ダイヤ(10月25日開始)まで約1カ月となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で従来の2往復のうち現在は午後便が欠航、午前便の1日1往復にとどまっている。2往復に戻る時期すら明らかになっていない中、圏域から「3往復化は計画通り実現するのか」と焦りの声が上がっている。
 増便は国交省の「羽田発着枠政策コンテスト」で5月に決まった。地域の主体的な取り組みで地方路線の充実を図ろうと、優れた提案を評価して発着枠を与えるもの。大館能代の提案も認められ、2022年の冬ダイヤまで3往復化する計画が発表された。
 ただ、全日空は新型コロナの影響を受け全国の路線で減便を実施中。大館能代も4月中旬から午後便を断続的に欠航している。同社がホームページで公表した減便の計画(今月17日時点)によると、10月31日まで午後便は欠航。3往復どころか1往復のままということになる。計画通り実現できるのか正式発表が待たれる状況だ。
 3往復化の実現見通しについて、空港が立地する北秋田市には「連絡が入っていない」(総合政策課)という。全日空と連携を密にしてきた同空港利用促進協議会(会長・福原淳嗣大館市長)の事務局も「正式発表の話はない。全日空と連絡を取り合っていきたい」としている。
 減便の計画は随時変更されていて、新型コロナ感染が収束するなど状況が好転すれば撤回される可能性はあるが流動的。圏域の宿泊業者は「3往復化をPRし宿泊予約につなげたかったが、この時期になっても発着時間が分からないのではPRしようがない」と諦め顔。別の事業者は「飛ぶか飛ばないかはっきりしてほしい」といら立った。
 政府の観光支援事業『GO TO トラベル』の対象から除外されていた東京発着の旅行が10月1日から対象に加わる予定で、首都圏客の増加機会を逸してしまうことを懸念する声もあった。
 大館能代は開港時の1998年、羽田や大阪、札幌の3路線が就航。札幌と大阪はその後運休した。残る羽田は2000年7月、2往復化が正式決定し現在に至る。開港20周年を迎えた18年度は15万人余りが搭乗した。

 

秋季県高校野球第3日 桂桜4強進出

2020-09-22
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5回2死一、二塁、中越えの2点適時二塁打を放つ桂桜の安藤(こまち球場)
 第3日の21日は秋田市のこまち球場で準々決勝2試合を行った。北鹿勢は好機を確実につかんだ桂桜が秋田修英を破って4強に進出した。第4日の22日は同球場で準々決勝2試合を行い、北鹿勢は大館鳳鳴が午前10時から湯沢翔北と対戦する。
◇準々決勝
 【こまち球場】
大館桂桜
  030030000 6
  200010001 4
秋田修英

 ▽二塁打=川上、安藤(大)、佐藤星、那須、伊藤、高橋(秋)▽併殺=桂桜1
 先制点を奪われた桂桜だったが、相手の拙守を突くなどしてすぐさま逆転。好機で追加点をものにした後は、修英の追撃を振り切って勝利した。
 桂桜は初回に3安打を浴び2点を失ったが2回、2死一、二塁から3失策の拙守を攻め立て3得点で逆転。5回に1死三塁で鈴木が左前適時打で1点、さらに2死一、二塁で安藤が2点適時二塁打を放ち計3点を挙げた。
 守備では先発した安藤が初回に長短3本を浴びて2失点しなおも1死二塁とされたが、この場面を併殺で切り抜け追加点を防いだ。5回に犠飛で1点失ったがその後は得点圏に走者を背負いながらも8回までリードを守った。9回に登板した福田は四球で走者を背負い、2死一塁から適時二塁打を浴びたが、後続を打ち取り追撃を防ぎきった。
 桂桜・高谷勉監督の話 安藤は2回以降よく立て直してくれた。前回、明桜に勝ち自分たちの野球を自信を持ってできたことが勝因となった。

 

チームオレンジ立ち上げへ 認知症サポーター ステップアップ講座で理解深める

2020-09-22
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ステップアップ講座を受講する参加者(北秋田市民ふれあいプラザコムコム)
 北秋田市の認知症サポーター・ステップアップ講座が21日、市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。養成講座を受講し基礎知識を身につけた参加者38人が、認知症の症状や対応方法など、より専門的な知識を学んだ。
 同市では学校やイベントで、地域で暮らす認知症の人やその家族を応援するサポーターの養成講座を開催している。市内のサポーター数は6月末時点で3642人。今後は各サポーターの力を結集して認知症の支援活動につなげる「チームオレンジ」の立ち上げを予定しており、活動に必要な知識の習得を目的にステップアップ講座を開いた。
 養成講座の受講者を対象に募集し、午前の部に23人、午後の部に15人が参加。市内でグループホームを運営するスィーダの代表社員・佐藤真さんが講師を務めた。
 佐藤さんは認知症のイメージを参加者と共有した後、「認知症は誰しもがなる可能性がある。認知症と言えるような地域づくりが大事」と述べた。テキストを基に認知症の原因や種類、症状などを詳しく説明した。
 さらに「認知症の進行や症状は周囲の対応によって大きく変わる」といい、認知症の人が起こす行動について事例を交えながら紹介。記憶障害などからくる不安を抱え、相談できないままの状態でいる場合もあるといい、「症状を理解し、不安の理由を探って対応することで防げる行動もある」と話していた。

 

比内地鶏産業を後押し 大館市で新会社設立 鶏頭でペットフード CF活用し販売へ

2020-09-21
合同会社健和食品物産を設立した小松代表㊨と阿部副代表(いしころ合同会社提供)
 新型コロナウイルスの影響で消費が減る比内地鶏産業を応援しようと、大館市の実業家2人が新会社を設立した。廃棄処分されている地鶏の頭部を活用したペットフードの製造・販売を手掛けるもので、社名は「健和食品物産」(小松和志代表)。インターネットで資金調達する「クラウドファンディング(CF)」を活用し、目標額200万円を募っており、年度内の商品化を目指す。小松代表は「実現すれば大館の産業をアピールできる。将来的にはペットだけでなく人も健康に過ごせるサービスを提案したい」と構想を掲げる。
 商品名は、「とっととろとろ(仮)」。比内地鶏の頭部を丁寧にすりつぶし、北秋田産の赤菊芋を練り込んだペースト状のペットフード。比内地鶏のタンパク質やカルシウム、ゼラチン質などのほか、腸内環境を整える赤菊芋の栄養素を凝縮した。
 小松代表が経営する東北環境消毒(同市有浦)が、昨年3月に日本商工会議所青年部主催の第回ビジネスプランコンテストで準グランプリを受賞したアイデアを基に企画した。あきた企業活性化センターや専門家に相談する中で可能性を感じ、かねて頭部の廃棄を問題視していた本家比内地鶏(同市比内町)の阿部健二専務と共に、今年5月に会社を設立した。
 同社は、県の「ふるさと起業家応援事業費補助金」に応募。CF型ふるさと納税を活用し、寄付額に応じた上乗せ補助を実施するもので、応募企業の中からプレゼンテーション審査などを経て選出された。
 コロナの影響で比内地鶏が在庫過多となり、新たにペットフードを販売することは「比内地鶏産業のリスク回避」につながると小松代表。「食肉販売が落ち込んでいる今、ペットに市場を拡大することで巻き返すことができる。比内地鶏が危機的状況下の中、やるべき理由が増えた」と決意を新たにする。
 CFの寄付期間は12月15日まで。目標額に達した時点で受け付け終了。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で申し込む。寄付金は施設整備や広告宣伝に充てる予定。

鳳鳴タイブレーク制す 秋季全県高校野球 1点守り切り8強進出

2020-09-21
6回から登板し、秋田打線を封じた鳳鳴の主戦・奥村(こまち球場)
 第2日の20日は秋田市のこまち、八橋両球場で1回戦4試合を行った。北鹿勢は大館鳳鳴が秋田と対戦。両チームとも無得点のまま延長タイブレークに突入し、先取した1点を守り切った鳳鳴が8強に進出した。第3日の21日は準々決勝2試合を実施し、大館桂桜が午後1時30分からこまちで秋田修英と対戦する。
 ◇1回戦【こまち球場】
大館鳳鳴 0000000000001 1
秋  田 0000000000000 0

 (延長13回タイブレーク)
 ▽二塁打=中田(大)▽併殺=秋田1▽暴投=鳳鳴3
 鳳鳴、秋田ともに得点を与えず延長戦に突入したが、鳳鳴が延長タイブレークで得た先取点を守り切った。
 鳳鳴は秋田主戦の石井に苦しめられ散発9安打。1、7、9回と得点圏に走者を送ったものの、あと一本が出ず延長戦にもつれ込んだ。
 延長10回は1死三塁、12回には2死満塁と好機をつくったが打撃が精彩を欠き、ここでも無得点。しかし無死一、二塁から始まるタイブレークの13回、けん制暴投で無死二、三塁とすると、村山の二ゴロの間に待望の先取点を奪った。
 投げては先発の木村が5回無失点。6回から登板した主戦の奥村は、延長10回2死満塁、同11回2死三塁など再三、一打サヨナラの窮地に立たされたが、要所を踏ん張り本塁を守り切った。
 鳳鳴・山口智哉監督の話 想定していた以上の接戦だったが木村、奥村の好投で粘り勝てた。打撃の修正を踏まえて次戦も頑張りたい。
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ゆきさわ産直センター 沼津とリモート販売会 たんぽや干物双方でPR

2020-08-31
沼津市のひものセンターと交流したリモート販売会(ゆきさわ産直センター)
 大館市雪沢の直売施設・ゆきさわ産直センターは30日、静岡県沼津市の海産物を扱う売店と「ご当地特産リモート(遠隔)販売会」を行った。コロナ禍で客足に影響を受けている店を応援しようという初の企画。大館からはエダマメ加工品やみそつけたんぽを、沼津からは干物を、事前に現地に届けオンライン上で商品の魅力を双方の客にPRした。
 沼津市から参加したのは、干物などの海産物を販売する「ジャンボひものセンター」。観光客が多く訪れる施設だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が減っているという。静岡県在住の大館出身女性から現状を聞いた「ゆきさわ産直にこにこ友の会」の鳥潟功幹事長が、ひものセンターの植田京子社長と連絡を取り販売会を実現させた。
 大館側からみそつけたんぽやエダマメのワッフル、山菜のミズたたきを発送。沼津側からはアジやサバの干物などが届き、店頭に並べて販売会がスタート。ウェブ会議ツール「Zoom」を活用して、「みそつけたんぽは大館のソウルフード。きりたんぽ本場の味を楽しんで」とパソコン画面から現地の客に語り掛けた。
 産直センターに設置したモニターには、沼津から「新鮮な魚で旬を閉じ込めて作った干物は身が柔らかくおいしい」とPR。「沼津の皆さん」、「これを買いました」と双方の客が手を振って交流する場面も見られた。分ほど中継し、植田社長は「もっと多くの種類の大館のおいしい食べ物を送ってほしい。これが良き縁になるよう願っている」と話した。
 鳥潟幹事長は「現地に行かなくても店の人と会話しながら産地直送のものを買うことができる。コロナ禍だからこそできることを考え、これからもリモート販売会を開催したい」と話した。
 

市税など「コンビニ収納」 4万9千件、23%が利用 大館市19年度 利便性向上、期限内納付進む

2020-08-31
 大館市が昨年4月に開始した市税などの支払いをコンビニエンスストアでできる「コンビニ納付」の初年度実績がまとまった。コンビニ、郵便局での納付は4万9341件、納付書発行枚数に対する割合は23・1%だった。督促状の発送件数も減少し、市は「利用が順調に伸び、利便性向上や納期限内納付、事務の効率化につながった」と分析している。
 コンビニ納付は2016年度から、上下水道料金、農業集落排水使用料、戸別浄化槽使用料の3種類に導入。年度から▽市県民税▽固定資産税▽軽自動車税▽国民健康保険税▽後期高齢者医療保険料▽保育料▽介護保険料▽児童育成施設使用料―の8種類で開始した。東北6県内のゆうちょ銀行や郵便局窓口では、以上の11種類に、▽墓地管理手数料▽市営住宅使用料▽市営住宅駐車場使用料▽温泉使用料―を加え、15種類が納められるようになった。
 市収納課がまとめた19年度のコンビニ納付件数は、▽固定資産税=1万3636件▽軽自動車税=7867件▽国保税=6860件▽市県民税=4589件―など計4万1061件。ゆうちょ銀行・郵便局での納付は全体で8280件だった。口座振替を除いた納付書発行枚数に対する割合は、コンビニ納付19・3%、ゆうちょ銀行・郵便局納付3・8%だった。
 納期限を過ぎるとコンビニで納付書が使用できないため、期限内納付が進んだとみられる。19年度の督促状の発行件数は固定資産税で前年度比391件減の1万1493件、軽自動車税で前年度比519件減の2935件など。全体で2万7446件を発送し、前年度から約1900件減少し、督促状の印刷代など事務の効率化が図られた。
 収納課によると、本年度もコンビニ納付が増えており、「24時間納められることから、日中仕事で銀行や市役所に行くことができない市民などに利用が広がっている」と分析。今後もコンビニ納付の周知を図るとともに、「新型コロナウイルス感染対策として対面を避ける口座振替も推奨していきたい」と話した。
 市は18年度に住民情報を取り扱う「基幹業務システム」を更新。更新に合わせてコンビニ納付、コンビニ交付の機能を持たせた。マイナンバーカードの所有者を対象に、住民票の写しなどの証明書をコンビニで取得するコンビニ交付は19年3月に開始した。

画面越しに鹿角観光 オンライン体験ツアー 初回は大湯環状列石

2020-08-31
歴史を解説し、鹿角の魅力を中継した(鹿角市の大湯環状列石)
 オンライン会議システムを活用し、鹿角市の魅力を画面越しに体験する観光ツアーが29日、事前申し込みした参加者向けに配信された。大湯環状列石、ストーンサークル館から案内人や学芸員が中継。新型コロナウイルス収束後の来市を見据え、歴史を中心に鹿角の楽しみ方を発信した。
 コロナ禍で観光への影響が長引く中、市は自宅で鹿角を楽しむ有料体験プログラムを企画。画面越しに楽しんでもらおうと、この日に合わせエダマメや勾玉(まがたま)手作りキットなど特産品のセットを希望者宅に届けた。年度内6回企画し、今回が1回目。
 東京都を中心に全国から14人が申し込んだ。昼すぎ、大湯環状列石から中継がスタート。案内人と掛け合いしながら散策し、学芸員が発掘調査から分かったことなどを解説した。花輪ばやしの映像を挟んで勾玉作り体験や、オンライン座談会を行い、魅力を発信した。
 市産業活力課観光交流班は「初回で人に参加してもらえて良かった。一過性ではなく、来訪につなげたい」と話していた。

 

大館市の東光鉄工 釈迦内に組立工場移転 来月完成、10月稼働へ 自動化省力機の受注増へ

2020-08-30
本社敷地内に新設した組立工場と倉庫(東光鉄工提供)
 機械製造・鉄骨加工の東光鉄工(大館市、菅原訪順社長)は、産業機械事業部の組立工場を大館市粕田から釈迦内の本社敷地内に移転する。空調設備と防じん設備を設けたことで、高精度の機械組み立てが可能になり、自動化省力機器の受注増につなげる。投資は2億5000万円で新規雇用は5人の予定。市工場等設置促進条例に基づく指定工場となる見込み。新工場は来月完成、10月の稼働を予定している。
 本社敷地内の従業員駐車場跡地に建設。鉄骨平屋建て(一部2階建て)で延べ床面積は810平方㍍。天井クレーンは4・8㌧を1基増設して2基、2・8㌧2基のほか、空調機器、高速シートシャッター、コンプレッサーなどを配備した。隣接する場所には、部品の一時保管庫として145平方㍍の倉庫(TOKOドーム)も設けた。
 タイヤ試験機や食品、医療関係の包装設備などの設計・製作を手掛ける同事業部。既存の工場は空調設備がなかったが、新工場は温度管理ができるため、高精度の機械組み立てを要する、自動化省力機器の受注増につなげることができる。また、本社敷地内の機械工場から離れた工場に輸送するコストも削減でき、3~4年の間に売り上げ、生産能力ともに2倍増を目指す。
 同社は東光商会から分社化し、1973年に設立。産業機械事業部は、87年に機械事業部から分離しメンテナンス事業部として発足。鉱山関連の設備、部品の補修などを主な業務とし、その後改称した。現在は自動搬送装置、パッケージ製品搬送、専用試験装置など、生産工程における省力化、自動化装置の設計、製作に取り組んでいる。
 同事業部の佐藤拓也事業部長は「プラント機械から自動化省力機器の生産に方向を切り替えている。空調、防じん設備を設けたことで、受注に結び付ける環境が整った。この流れを加速させていきたい」としている。

サンマ初入荷 大館市の大印 前年に輪をかけ不漁 例年より10日遅く 店頭にもお目見え

2020-08-30
大印に入荷したサンマ(大館市釈迦内)
 大館市青果魚類卸売(屋号・大印、土舘守社長)で29日、今季のサンマの入荷が始まった。この日は、北海道根室港などで水揚げされた約40㌔が初入荷。卸値は1㌔当たり2200~3200円で、1匹400円前後。前年に輪を掛けて不漁の年となり、例年よりも高値が付けられている。担当者は「今年は小ぶりで値段は前年並み。残暑を乗り越えたあたりから安定供給できれば」としている。
 同社によると、例年より10日ほど遅く、前年と同時期の初入荷。2㌔13匹入りが20ケース入荷し、市内の飲食店やスーパーなどの店舗にもお目見えした。一部スーパーでは1匹300円ほどで販売されるなど、価格は前年並みだ。
 温かい海水を嫌うというサンマは、地球温暖化により海水温度が上昇すると、陸から遠い場所に群れが分布。鮮度維持の関係で漁場が限られることから水揚げ量が減り、年々小ぶりになっているという。
 水産庁によると、漁期全体のサンマの来遊量は前年を下回ると予測。1歳魚の平均体重は昨年を下回って小ぶり。漁場は8月下旬の大型船出漁直後は沖合に広く分散し、択捉島以北の海域に分散して形成される。北海道東方沖の公海も漁場となる可能性があるという。全国有数の水揚げ量を誇る三陸海域への漁場形成は例年より遅く、10月下旬と見ている。なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、今季は調査海域・地点を縮小したことから情報量が少なく、予報の不確実性が高いという。
 大印の土舘一弘専務は「前年より漁獲量は明らかに低下しているが、値段は前年並みで年々身が細くなっている」とし、「温暖化の影響で、南の魚が北で取れるなど魚の流れが変化し、秋の味覚が(他の魚に)変わってしまわないか危惧している」と話していた。
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演奏の喜びと感謝 感動の共鳴広がる 大館で吹奏楽コン代替大会 市内中高11校が熱演

2020-07-26
演奏終了後、感謝の礼をする鳳鳴高(ほくしか鹿鳴ホール)
 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全日本吹奏楽コンクール県北大会が中止になったことを受け、大館地区吹奏楽連盟(会長・田中覚田代中校長)は25日、同市のほくしか鹿鳴ホールで代替演奏会を開いた。生徒たちはコンクール中止を乗り越え、演奏に喜びと感謝の思いを乗せて、保護者や教諭へ感動を届けた。
 市内中学、高校の11校が参加し、コンクールで演奏予定だった曲を演奏。表彰は行わないが、講評者として県吹奏楽連盟の前会長を務めた大野多加志さんを招いた。講評用紙は後日、各校に配布される。
 感染防止策として一般客は入場不可とし、来場者は出演者1人につき2人までに限定。他校との接触を避けるため、11校を4ブロックに分け、出場校ごとに客席の入れ替えを行うなどして、生徒と来場者が会場に滞在する時間を極力減らし、安心安全に配慮しながら実施された。
 生徒たちは日々練習を重ねてきた成果を披露。一人一人の思いが込められた演奏に保護者や教職員らは涙を流し、曲が終わる度に盛大な拍手が送られ、会場は感動に包まれていた。田中会長は「言葉が通じなくても心が通い合うのが音楽の素晴らしさ。これまでの経験を今後、人生のさまざまな場面で生かすとともに、感性と技術を磨いていってほしい。吹奏楽を愛する皆さんが、これからも音楽の力でつながっていくことを願っている」と呼び掛けた。

芦名沢大太鼓 伝承へ環境を整備 鹿角・下芦名沢自治会 市の事業を活用 道路改修や手すり設置

2020-07-26
高台にある神社に通じる道路の改修工事(下芦名沢)
 鹿角市の指定無形民俗文化財「芦名沢大太鼓」の伝承環境を改善しようと、同市十和田山根の下芦名沢自治会(大西聡会長)は25日、太鼓を保管している神社の道路改修と手すりの設置工事を行った。市の集落支援員活動事業を利用して整備した。
 芦名沢太鼓は、奈良時代に金光明寺十一面観音堂(現葦名神社)が建立された時から始まったとされ、市内でも最も古くから伝承されている。毎年8月14日に、地区の盆踊りに合わせて演奏されるほか、各種イベントに出演している。
 太鼓は上芦名沢、下芦名沢がそれぞれ保管し、練習を行っている。下芦名沢は地域の神社に6張りを保管し、練習も神社を会場に行っているが、高台に位置しているため、練習の行き来や太鼓の搬出入に苦労しているのが実情だ。
 神社の石段は64段で急勾配。手すりがないため、住民からは設置を求める声が上がっていた。市道から石段に通じる道路も、砂を敷くなどして改修することにした。
 整備は業者に依頼し、25日は地域住民も参加して作業を手伝った。市の補助を受けるため事業申請に当たった前会長の工藤正広さんは「手すりを付けてほしいという要望は以前からあった。見晴らしもいい場所なので、手すりができたことでお年寄りも上れるようになる」と話していた。
 市は地域の活性化を図るため、集落支援員を配置し、自治会の自主的な取り組みを支援する事業を行っている。昨年度から中新田が取り組んでおり、本年度は下芦名沢を含む4自治会が事業を行っている。

相撲 北鷹が団体優勝 県高校体育大会第6日 水泳は北鹿勢25種目制す

2020-07-26
個人2冠を達成した北鷹の齋藤晃(左、県立武道館)
 第6日の25日は北秋田市と秋田市で相撲、水泳、バドミントンを実施した。相撲の団体では秋田北鷹が優勝し、個人は選手権と100㌔以上級で齋藤晃良(北鷹3年)が2冠。80㌔級では櫻田隼(同1年)、100㌔級では齋藤貴仁(同3年)が頂点に立った。水泳は男子個人メドレーで鈴木俊平(国際2年)が2冠を果たすなど男女25種目を制した。バドミントンは女子単で児玉愛華(大館鳳鳴1年)が優勝し、男子は田口大翔(北鷹3年)、加藤光(同)の8強が最高成績だった。
 相撲では秋田北鷹の齋藤晃良主将(3年)が個人選手権、100㌔以上級を制し2冠を達成。大将を務めた団体戦でも優勝し「有終の美を飾り、支えてくれた方々に感謝を伝えることができた」と満面に笑みを浮かべた。
 個人も2冠を達成 「感謝伝えられた」 相撲の北鷹・齋藤 本年度初の公式戦に緊張はあったが「体の調子も気合も十分だった」。個人戦では同じ北鷹勢の佐藤貴規(3年)や児玉優翔(2年)など実力拮抗(きっこう)の仲間たちに苦戦を強いられた。それでも前へ前へと攻める〝自分らしい相撲〟を武器に栄冠を獲得。「やってきたこと全てを出し切ることができた」と努力の成果をかみしめた。
 一度は挫折も経験した。出場を予定していた3月の全国選抜が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。新チームは昨秋の東北大会で優勝しており「このメンバーなら全国でも上位に食い込める」と期待を持っていただけに「力を発揮する場がなくなり悔しかった」と振り返る。
 そんな中、今大会の開催が決まった。練習も再開され「大会ができることを励みに頑張ろう」とメンバー全員で誓い合い奮起した。迎えたこの日の団体戦では5―0で金足農に快勝。「一人一人が自分の相撲を出し切っていた」と仲間の成長と優勝を喜んだ。
 高校最後の大会を終えた今、特に精神面での成長を実感しており「これまでの競技生活を通して気持ちが強くなった」と語る。今後は大学へと進み相撲を続ける。「大学では全国から強豪が集まる。負けないよう強い気持ちで自分の相撲に磨きを掛けていきたい」と力を込めた。

外国人通報者・通訳・消防 119番、三者通話が可能に 大館市消防 18言語に対応、8月1日から

2020-07-25
ALTの協力を得て行った三者通話の対応訓練(大館市消防本部)
 大館市消防本部は8月1日から、外国人からの119番通報に対応するため、多言語通訳サービスの運用を開始する。通報時に消防職員、外国人通報者、通訳の三者での会話が可能になる。情報を正確に聞き取ることで救急・災害現場での迅速、適切な対応につなげたい考えで、訓練を通して導入に備えている。
 消防庁は2017年、訪日外国人の増加に伴う119番通報等への対応について、多言語化を推進するよう全国の各消防本部に通知。県内でも導入が進んでいる。
 大館市消防は、NTTタウンページ東北営業支店(仙台市)の多言語通訳サービスを活用。外国語で119番通報を受けた通信指令員が通訳コールセンターに電話を転送して接続することで、三者通話を可能にする。1日午前0時から、24時間365日体制で対応する。
 対象となるのは英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、ベトナム語、タガログ語、インドネシア語、ネパール語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、マレー語、ミャンマー語、クメール語、モンゴル語の18言語。
 運用開始を前に20日、同本部で三者通話の対応訓練を実施。大館市在住の外国語指導助手(ALT)、ジョディ・フライさん(27)=米国出身、マーティン・ジャクソンさん(29)=英国出身=が協力した。仕事中に同僚女性が体調不良を訴えたため119番通報をするとの想定で、通訳を介して場所、傷病者の容体などを通信指令室の職員に伝え、対応について指示を受けた。
 ジョディさんは「このようなサービスがあれば安心して生活できる。スムーズに通訳してもらえた」と話した。
 同本部ではこれまで外国人単独での119番通報を受けたことはないが、同市に住む外国人や訪日観光客への対応強化につなげるため、今後も多言語化を進めていく考え。警防課の佐々木洋一課長は「通報者本人でないと分からないこともあり、詳細な情報が聞き取れ、迅速な対応につなげられる。外国人対応の受け皿として必要なサービス。利用を広げるため、周知していきたい」と話している。

鹿角の未来語り合おう 花輪の藤井さん主宰 老若男女問わず参加可 「研究会」がスタート

2020-07-25
藤井さんの主宰で始まった研究会(コモッセ)
 鹿角の未来の展望をみんなで語り合う場「鹿角文化経済未来研究会」が23日、花輪のコモッセで始まった。初回は鹿角市や小坂町などから25人が参加。主宰する藤井陽光さん(72)=花輪西町=から会の趣旨やテーマに関する説明を受けた後、会のあり方や方向性などについて意見を交わした。
 藤井さんは「鹿角には素晴らしい風土、資源があるのに生かしきれていない」などとの思いから研究会を創設。「吉田松陰による松下村塾と同様、互いに教え合う形で鹿角の未来の礎を築きたい」とし、老若男女を問わず語り合える場を設けた。
 初回は30~80代の地域住民が参加。藤井さんは会の目的の説明の中で「鹿角の未来が良くなることにつながることを語り合っていく」「どのような政治的立場の人も参加できる」などと述べた。
 参加者は「人口減少や過疎の問題を何とかしたい」「違う世代の鹿角に対する意見を聞きたい」などと参加理由を紹介。会の方向性や進め方などにも議論が及び、「話し合った内容を提言、報告する場を設けるべきだ」といった意見もあった。
 藤井さんは「ただ、しゃべるだけの会にはしない。何回か重ねるうちに知恵が実ると思う。最初はおおらかに進んでいきたい」との考えを示した。
 次回は8月30日午後3時からコモッセで開催。テーマは農業の予定。
 藤井さんは花輪出身。東京の大学を卒業後、文部省(当時)職員などを経て8年ほど前から花輪に居住している。全日本囲碁協会特任顧問。
 問い合わせは藤井さん(電話080・3095・7695)。
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需要拡大に新商品 コロナで打撃の比内地鶏 県庁で発表会

2020-06-30
秋田活性化の日景社長があいさつした新商品の発表会(県庁)
 新型コロナウイルス感染拡大に伴い消費量が激減した北鹿地方特産の比内地鶏の需要回復を図ろうと、県内の加工業者らが新たな比内地鶏の味わいなどを楽しめる新商品を開発した。県庁で29日、報道向けの発表会が開かれ、秋田比内やの「比内地鶏すぐ食べられますシリーズ」や、秋田活性化の比内地鶏を使った2種類の缶詰などが紹介された。
 高級食材として首都圏の飲食店などに販売されている比内地鶏は、新型コロナ感染拡大に伴う外出自粛や飲食店への休業要請などの影響で、消費量が大きく減少。県は新商品の開発支援や学校給食での活用など、需要回復に向けた取り組みを進めている。
 紹介されたのは秋田比内やと秋田活性化、秋田味商の商品。秋田比内やの「すぐ食べられますシリーズ」はステーキやそぼろ、つくね、ハンバーグなどの加工品を冷凍したもので、レンジ調理で簡単に食べられるのが特長。4月からラインアップを増やしながらオンラインショップや大館本店で販売している。
 秋田活性化は、比内地鶏を使ったオイル煮料理アヒージョとトマト煮込みの缶詰を開発。大館市産のニンニク、小坂町産のアカシアはちみつなど、県産品をふんだんに使用した。アヒージョは「金の比内地鶏」、トマト煮込みは「赤の比内地鶏」の商品名で、7月1日から県内のスーパーや土産品店などで販売。通販も行う予定。
 発表会では、参加事業者を代表して秋田活性化の日景賢悟代表取締役が「比内地鶏の魅力を、より多くの人に知ってもらい消費拡大を図りたい。ぜひ買って、食べて、協力を」などと呼び掛けた。

 

JAかづの総代会 7200万円の剰余金 19年度決算 

2020-06-30
JAかづのの通常総代会(JA会館)
 JAかづの(菅原俊二組合長)の第58回通常総代会が29日、鹿角市花輪のJA会館で開かれ、2019年度事業報告など議案8件を原案通り承認した。収支改善に取り組んだ結果、7200万円の当期剰余金を計上、組合員に対し、11年ぶりとなる出資配当を予定している。
 総代会は、新型コロナウイルス感染防止のため、必要最少人数での開催となり、出席したのは28人、書面での議決は393人だった。
 黒字決算は4年連続。前年度の6800万円を上回った。自己資本比率は0・16%増の12・27%、不良債権比率は0・56%減の1・78%となる。
 子会社の経営状況は、ガソリンスタンドや葬祭などを行うアニモが、暖冬による灯油、軽油販売の減少、新型コロナの影響を受けたものの、5200万円の当期利益を計上。
 累積赤字解消へ向け再生5カ年事業計画に取り組んでいるファー夢かづのは、800万円の当期利益を確保し、次期繰越損失金は737万円となった。
 支所の再編を盛り込んだ第10次農協基本計画の一部変更に対し、「不便になる」などと慎重な対応を求める意見があった。八幡平、花輪、柴平、十和田、大湯(出張所)、小坂の各支所を南部(花輪)と北部(十和田)の2支所に再編するもので、八幡平と柴平、小坂はプラザ店舗に業態転換する。従来の支所、出張所業務は北部、南部支所に移管する。
 実施時期は大湯の廃止が今年11月、小坂は本年度下期、柴平は21年度、八幡平は23年度以降を予定している。再編に伴う職員は、営農指導部門に投入し、営農の充実を図る。
 出席者からは、「JAの支所は地域コミュニティーづくりの役割を担ってきた」「プラザになって、果たして採算は取れるのか」など再編に慎重な意見があった。プラザを展開しているのは、全国でも沖縄県内だけという。
 役員の定年を70歳から73歳に引き上げる定款の一部改正については、年齢制限の撤廃を求める意見も出た。

 

内陸縦貫鉄道19年度決算 4者目標はクリア 訪日客好調もコロナ禍

2020-06-30
秋田市の旅行会社で教育旅行の誘致活動に取り組む関係者(大館市提供)
 秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市)の第36回定時株主総会が29日、同市阿仁庁舎で開かれ、2019年度決算を承認した。レストランなどの関連事業収入が伸びず、全体で1億8822万円の経常損失を計上。県など4者による目標「赤字2億円以内」は5期連続で達成した。
 事業報告によると、本業となる鉄道の輸送人員は26万3672人。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い2~3月に落ち込んだものの、年間では前期より2835人増加した。
 内訳は▽定期=10万8030人(前期比2420人減)▽定期外=15万5642人(5255人増)。定期外が増加した要因はインバウンド(訪日外国人客)の利用が1月まで好調を維持したため。2月以降は新型コロナの影響で観光需要が激減。臨時休校が重なり、定期利用の通学客も減った。
 このうちインバウンドは団体利用が1125件(119件増)、3万3344人(4752人増)。個人利用は1464人(146人増)だった。利用者数は過去最多を更新した。
 収入は鉄道事業が18万5000円減の1億3081万円を計上した。関連事業分などを加えた総額は3億3313万円。前期比2435万円の増収となった。営業費用などの支出総額5億2135万円を差し引き、経常損失は1億8822万円。補助金収入などを合わせ、最終的な当期純利益は784万787円で、2期連続の黒字となった。
 鉄道事業収入はほぼ前期並み。レストランこぐま亭や車内販売などの関連事業収入が伸びなかった。人気キャラクター「ハローキティ」とのコラボレーション企画に代わる目玉メニューを打ち出せなかったことなどが原因という。支出は少雪のおかげで除雪費などが減少した。
 吉田社長は「コロナで大きく乱れた会社経営の軌道修正を図っていきたい」とあいさつした。
 任期(4年)満了に伴う監査役の選任が行われ、秋田銀行鷹巣支店の安保大樹支店長、北都銀行鷹巣支店の伊藤市之丞支店長の2人を新任した。
 

県内から教育旅行誘致へPR 新型コロナで行き先変更の受け皿に 大館と鹿角で連携

2020-06-29
秋田市の旅行会社で教育旅行の誘致活動に取り組む関係者(大館市提供)
 大館市まるごと体験推進協議会(石垣一子会長)は、鹿角広域観光推進会議と連携し、県内の小中学校を対象とした教育旅行の誘致に取り組んでいる。新型コロナウイルスの影響で修学旅行の行き先が県外から県内にシフトしている流れを受け、その受け皿になろうと可能性を模索。すでに県南の小学校から仮予約があるなど反応が好調で、今後、さらなる効果が期待される。
 県内の小中学校の修学旅行は5、6月に集中し、行き先は北海道、仙台、東京が一般的。しかし、新型コロナの影響で北海道は北東北3県に、仙台は県内などに規模の縮小が検討されている。同協議会では地域の魅力をPRしながら、県内を検討している学校の受け皿の役割も兼ね、誘致活動に取り組んでいる。
 同じく誘致を進める同会議とともに、広域連携を意識したプランを提案。22、23日は、駅弁製造の花善(大館市)とホテル鹿角の4者で県南と秋田市の旅行、バス会社など9カ所を訪問した。
 同協議会では、きりたんぽづくり、農業体験、農家民泊などのアクティビティ、同会議では尾去沢鉱山、大湯ストーンサークル、康楽館などの名所を紹介。旅行を秋に計画している学校が多く、リンゴやナシなどの収穫体験も勧めた。旅行会社の担当者からは「これまで県北地区に教育旅行で行ったことはなく、メニュー作りにとても役立つ」などの声があったという。
 早速、横手市の小学校からきりたんぽづくり体験の仮予約が入るなど、反応は好調。同協議会では、これまで県内の教育旅行は日帰りを受け入れたことはあるが、宿泊はまだない。担当者は「この機会に県内のさまざまな地域の魅力を知ってもらい、将来的に定住につながっていけば」としている。

4年ぶり赤字決算 北秋田市のマタギの里観光開発 新型コロナや暖冬影響

2020-06-29
マタギの里観光開発の株主総会(打当温泉マタギの湯)
 北秋田市の第三セクター・マタギの里観光開発(仲澤弘昭社長)の株主総会が26日夕、打当温泉マタギの湯で開かれ、2019年度決算を承認した。年明けからの新型コロナウイルスによる影響や暖冬による除雪収入の落ち込みなどにより、4年ぶりに赤字での決算となった。
 19年度の損益計算書によると、売上高は1億5674万3017円。商品の仕入費や材料費などを差し引いた売上総利益は8684万7059円。販売費および一般管理費は1億611万6866円で、差し引き1926万9807円の営業損失となった。市からの受託料など営業外収益を加えても、147万4340円の経常損失を計上。税引き後の当期純損失は165万5646円だった。
 事業報告書では、19年度について「新型コロナウイルスは、今期後半の経営状況に大きな影響を与えた。大きな収入源となっている除雪は、暖冬のため大幅な落ち込みとなった。ただ、影響を最小限に抑えられたことは社員全員の努力の積み重ねの結果」などと説明。
 仲澤社長は「新型コロナウイルスの影響はまだ続いている。県のプレミアム宿泊券や市の宿泊者半額応援事業の効果に期待しながら、売り上げが減少した分を取り返していきたい」と述べた。
 任期満了に伴う役員の改選では、市産業部政策監の米澤田茂氏を新任したほか、仲澤氏、神成俊行氏(秋田テレビ会長)、桜田聡氏(統括部長)、板倉義明氏(料理長)を再任。終了後の取締役会で仲澤氏を社長に再任した。監査役は現職の鈴木美千英氏(山水荘施設長)、千田匡氏(秋田銀行阿仁合支店長)を再任した。
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