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鹿角花輪駅前の整備事業が本格化 新観光案内所10月めどに着工 鹿角市

2018-09-14
鹿角花輪駅前広場の整備イメージ図
 鹿角市の玄関口であるJR鹿角花輪駅前の整備事業が本格的に動き出した。実施主体の市によると、現在は土地引き渡しに向けた支障物件となっている運送会社事務所の解体工事が進行中。解体終了後には観光案内所の建築工事に着手、年度内の完成を目指す。広場全体の整備は2020年夏の花輪ばやしまでに完成させたい考え。
 駅前整備の方針は市が08年度に策定したまちづくりビジョンの中で、まちの玄関口としての魅力向上や交通結節点としての利便性、待ち合い環境の向上、花輪ばやしやイベントによるにぎわい創出などを掲げている。
 当初は駅舎改築を含めて広場と一体的に整備する計画だったが、費用負担の課題等もあって広場だけの整備を行う。総事業費は約7億7000万円の見込み。
 市民を含む策定委員会等の意見を反映させながら?年度に策定した整備基本計画と、17年度に策定した基本・実施設計によると、広場の面積は現在の約2400平方㍍から約3400平方㍍に拡大。ロータリーの車道は幅員5・5㍍で現在と同じ一方通行とする。
 観光案内所は広場南側に整備し、付近にバスバース(乗降場)を配置。タクシープール(12台)や一般駐車場(13台)をロータリー内側に配置し、駅舎前にタクシーや一般車両の乗降場所を確保する。現在ロータリー内にある声良鶏の銅像は移設先を選定中。
 観光案内所は木造平屋建て、延べ床面積180平方㍍。観光案内所のほかバス発券所、待合室、トイレを備える。10月着工、年度内の完成を目指す。駅前にある現在の観光案内所の機能を新案内所へ移して来年度にオープンし、現案内所は閉鎖となる予定。
 現在の花輪ばやしの桟敷席は約1100席だが、広場拡大後の桟敷席の在り方や、複合施設となる観光案内所の管理運営の在り方は今後、検討することにしている。
 本年度は観光案内所の建設のほか、融雪設備の実施設計、用地取得3件(運送会社、物流会社、駅前ビル)などを計画。来年度以降はバス会社と、現広場の3分の2を占めるJRの各所有地を取得し、整備工事を進める計画。

3年半総括「志半ば」 「政治姿勢」問われ市長 大館市9月議会・総括質疑

2018-09-14
総務財政委の総括質疑(市役所)
 大館市の9月定例議会は13日、前日に引き続いて二つの常任委員会での総括質疑が行われた。総務財政委(藤原明委員長)では、福原淳嗣市長の政治姿勢に関連して「就任からこれまでの約3年半を、どのように総括するのか」との質問があり、市長は「一言で申し上げると、適切かどうかわからないが『志半ば』ということに尽きる」と答弁。「ここまでの結果を出せたのならば、できることがもっとたくさんある。市民が大館で暮らすことに誇りが持てるよう、頑張りたい」などと述べた。
 福原市長は、2回目の挑戦となった15年4月の市長選で、当時の現職との一騎打ちを制して初当選。5月1日に就任した。来年4月30日で任期満了を迎える。
 この日の委員会で「市長は日頃から『ふるさと秋田のためにわが大館ができること』『大館の強み』と発言してきた。これらの成果は」との質問が出された。市長は「県との連携は格段に進んだ。端的な例を示せば秋田犬を前面に出したPRがあり、その効果は勢いを増してきている」などと説明。
 その上で「医療の面では、県境を越えた医療機関との連携についても、県から理解をされている。市立総合病院は、市民のためだけではなく、圏域の二次医療提供をしていること、若い医療人材の育成も視野に入れた経営をしていることが評価された。こうした動きを、産業振興や教育など、他の分野にも広げていく」と述べた。
 また「現在の市の現状をどう見ているのか」との質問には「シャッター街を見ると寂しい思いをする。一方で、新しいビジネスに挑戦しようとする若い人たちの姿を見ると、新しい時代のまちづくりであり、新しいビジネスモデルづくりを感じた。現状を悲観するのではなく、新しい時代を開く勇気を持ちたい」などと答弁。
 3年半の総括を「志半ば」としながら「政治家の仕事は、未来への期待をつくること。今の暮らしへの不満をしっかりと聞き取り、それに対する施策を打ち出していくことが市長としての責務と考えている」とした。

市長「公益事業は無償譲渡で」 ケアタウン従来案を強調 北秋田市9月議会・一般質問

2018-09-14
一般質問を行った北秋田市9月定例議会(議場)
 北秋田市の9月定例議会は13日、本会議を再開し一般質問を行った。在宅複合型施設「ケアタウンたかのす」を民間に無償譲渡する市の案に対し、一部議員が「無償はおかしい」と批判した。津谷永光市長は「公共の福祉サービスを引き受けてくれる法人には無償で、というのが私たちの判断」と従来の説明を繰り返した。脳ドックへの助成実施については「県内の状況を把握しながら前向きに検討したい」と述べた。
 一般質問を行ったのは福岡由巳議員(無会派)、板垣淳議員(共産党)、虻川敬議員(新創会)、久留嶋範子議員(共産党)の4人。
 ケアタウンの民間移管計画は当初2018年4月の実施を目指していたが、施設を無償譲渡する案が昨年、市議会に反対され、移管を見送った経緯がある。今年6月の市議会全員協議会で、市当局は無償譲渡する案を変えずに再度説明。今度は「合意を得られた」として19年4月の移管に必要な条例案を9月定例議会に上程している。移管先候補は市社会福祉協議会。
 板垣議員は「市議会に反対された案は手直しするべきだ」「昨年と同じ説明で、議会軽視を繰り返している」と批判した。市財政が厳しい現状を踏まえ「なぜただなのか」と質問した。
 津谷市長は無償譲渡案の内容が現在も「変わっていない」と認めた上で、庁内で再三検討を重ね「公共の福祉に資する施設を有償譲渡するのはなじまない」「無償譲渡案が最良と考え、あらためて示した」と説明。6月の全員協で「将来スケジュールも示している。反対意見はなかった」といい、この時点で合意を得たと判断。その後、移管先選定を「粛々と進めた」と述べた。
 他に、現行の人間ドック助成に加えて「脳ドックも助成する考えはないか」と久留嶋議員が質問した。津谷市長は「脳血管疾患の救急対応が現在は秋田市になっている。健診受診体制の整備は非常に重要」とし、助成実施に前向きな考えを示した。

湯夢湯夢の里 プールは「解体」方針 大館市9月議会・常任委総括質疑

2018-09-13
教育産業委の総括質疑(大館市役所)
 大館市の9月定例議会は12日、2常任委員会が福原淳嗣市長に出席を求めて総括質疑を行った。教育産業委(田村儀光委員長)では2011年度末に閉館した湯夢湯夢の里温水プール(十二所字後田)について「利活用を含めどうするのか」と質問があり、市長は「解体の方向で考えている」との方針を示した。その上で「温泉をもう一度生かせるよう取り組む」と強調した。
 温水プールは1993年1月に開設。国の「ふるさと創生事業」を活用し、25㍍6コースのほか流水プールを備え、年間を通じて楽しめるレジャー施設として人気を集めた。初年度の利用者は3万4284人。数年間は右肩上がりに利用者が増え、99年は5万4305人を数えたが、その後は施設の老朽化などで減少した。
 2008年度に行った建物の強度診断で、流水プールの屋根を支える鉄骨の腐食が見つかり、安全確保のため流水プールを廃止。この影響で利用者減に拍車が掛かり、12年3月末で閉館した。
 地球熱利活用可能性調査を実施し、キノコ類の栽培や水産物の養殖などに活用する方策も探ったが実現しなかった。13年度は総務省に対し、解体撤去の意向がある施設の一つとして回答していた。
 今月6日の現地調査で温水プールを視察した委員から「夢のある提案もあったが実を結ばず、建物がだいぶ傷んでいた。これから利活用を含めてどう考えているか」と問われ、市長は「公共施設総合管理計画にのっていないが、解体の方向で考えている」と答弁。一方で「温泉はこれから大館にとって誘客の宝になり得る。必ず何らかの活性化策がある」との考えも示した。
 市内の道の駅2カ所(やたて峠・ひない)の機能強化に向けた計画策定については「地域防災の観点で強化できる取り組みを」との意見があり、市長は「防災機能を果たす拠点として重要な場所に位置している。具体的な計画に盛り込み、国に認めてもらうよう取り組む」と述べた。

台風21号の果樹被害2644万円 落果率はモモ4・6% 鹿角市9月議会常任委

2018-09-13
台風や大雨による農業被害状況等の報告を受けた市議会産業建設委(市役所)
 鹿角市9月定例議会は12日、三つの常任委員会を開き、当局から所管事項の報告を受けた後、付託議案を審査した。台風21号による市内の果樹の被害額(7日現在)は2644万円、8月15、16日の大雨による農地・農業用施設等の被害額は7766万円となっている。
 今月4日から5日未明にかけて接近した台風21号の強風に伴い、市内全域にわたってリンゴやモモの落果、倒木などが確認された。落果率はリンゴ2・1%、モモ4・6%。柴内、平元地域の被害が多い傾向にある。
 落果等の被害面積はリンゴが217㌶、モモが48㌶、被害額はリンゴが1513万円、モモが989万円。樹体の枝折れや倒木は114本(リンゴ102本、モモ12本)、被害額は141万円。果樹被害の合計では2644万円となっている。
 産業建設委員会(田中孝一委員長)では当局が「幸いにもモモ、リンゴとも甚大な被害には至っていないと捉えているが、楽観視することなく、関係機関と連携しながら今後も育成状況を注視し、樹体回復等に必要な技術の提供、指導などにより被害拡大の防止に努めていく」とした。
 一方、8月15日からの大雨による被害状況は、農業被害が農地19カ所、農業用施設26カ所(頭首工7カ所、水路15カ所、道路4カ所)。被害面積は農地3・6㌶、農業用施設313㌶、概算被害額は農地818万円、農業用施設6948万円。合計45カ所で被害面積は317㌶、概算被害額は7766万円。
 被災施設のうち頭首工、水路各3カ所は被害額が大きいため国の災害復旧事業に申請する予定。復旧工事費や復旧方法等を精査した後、11月中旬に国の査定を受ける見通し。
 また、林業被害は林道14路線でのり面崩壊、路面洗掘等が確認され、被害額は720万円となっている。
 市管理施設の応急復旧に係る経費と、農家等が行う復旧に対する補助金を盛り込んだ一般会計補正予算は、9月議会に追加提案した。国の災害復旧事業に係る工事費等は12月補正予算に計上する予定。
 3常任委員会では全議案を可決したほか、「消費税増税10%引き上げ中止を求める意見書提出の陳情」を不採択、「食糧の安全・安心を図るための農産物検査法および食品表示法の抜本的見直しを求める陳情」を趣旨採択とした。
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本番に向けて復旧進む  100㌔マラソンのコース 阿仁萱草の市道崩落

2018-08-30
復旧工事のため通行止めとなっている市道。トンネルに向かう左の道路は国道105号(阿仁萱草)
 秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソンの開催まで1カ月を切り、5月の大雨で崩落したコースの一部となる北秋田市阿仁萱草の市道では、本番に向けて復旧作業が急ピッチで行われている。市によると工事の進捗(しんちょく)率は約8割で順調に進んでいるという。
 崩落したのは旧国道105号の市道荒瀬萱草線。5月18日から19日にかけての大雨で路面が幅23㍍にわたって崩れた。市内ではこの大雨により土砂崩れや道路冠水などの被害が発生したため、大会事務局がコースを点検したところ崩落しているのを発見した。
 崩落した市道は100㌔と50㌔の両部門で使用するコースとなっており、使用できなければ大会の実施は困難。事務局は大会参加申し込みの受け付けを一時中断して道路を管理する市と対応について協議。市は大会に間に合うように復旧することを決め、専決処分により復旧費3000万円を予算措置して工事を進めていた。
 市によると、復旧工事の工期は大会9日前の9月14日。進捗率は約8割で「大会本番には間に合うように進んでいる」という。
 大会は9月23日に開催。100㌔の部に1086人、50㌔の部に361人の合計1447人がエントリーしている。

 

もぎたてのモモやナシ 直売所の営業始まる 大館市中山の〝果樹街道〟

2018-08-29
モモやナシなどが並ぶ直売所(大館市中山)
 大館市中山で果樹の直売所の営業が始まった。国道沿いの店舗にはもぎたてのモモやナシなどが並び、旬の味覚を買い求める客が訪れている。
同地区はナシやリンゴなどの栽培が盛んに行われている。特に日本ナシは豊富な水分や食味が好評で、「中山ナシ」として、県内外の市場に出荷されている。
 国道103号線沿いに直売所を構える「ヤマイチ果樹園」(石垣悟代表)では、モモの「田上姫」を中心に、収穫が始まったばかりのナシやリンゴが並ぶ。店員は「全体的に小玉な傾向」としながら、「これからの天気次第で、形も味もさらによくなると思う」と話す。
 ナシの主力品種「幸水」は9月10日ごろから出荷が本格化する。「クマの出没が相次いでいるが、今年は電気柵を設置する農家が増え、被害を防いできた。暑さも厳しく、休憩時間を長く取ったり、水分補給したりしながら作業し、丹精込めて育てた果樹を味わってほしい」と話した。同果樹園では今期は年明けまで直売所の営業を続けるという。

 

鹿角市敬老会  6552人の長寿祝う 花輪地区からスタート

2018-08-29
シルバーリハビリ体操に取り組む参加者たち(コモッセ)
 鹿角市の敬老会が28日、花輪地区を皮切りに始まった。歳以上は市全体で6552人。長寿を祝福するとともに、普及に力を入れているリハビリ体操が行われ、健康寿命の延伸に願いを込めた。
 参加対象となる75歳以上は、7月1日現在で6552人(男2234人、女4318人)。昨年と比べ14人減少した。地区別では花輪2718人(うち柴平662人)、十和田2311人、八幡平997人、尾去沢526人。
 敬老祝い金(1万円)の対象となる88歳は277人。90歳以上で介護認定等を受けていない元気な人を対象に2016年度新設した「健康長寿表彰」は136人。コモッセでの開催は3年目。会場変更に伴い会食は取りやめた。
 花輪地区の式典には481人が出席。児玉一市長は「健康寿命を延ばすためには、健康意識を高めることが欠かせない。シルバーリハビリ体操を通して、健康の輪を広げたい。昨日より元気な今日、今日よりさらに元気な明日のため、取り組んでほしい」とあいさつした。
 敬老祝い金は、代表者の奈良茂雄さん(館盆坂)に贈呈、健康長寿は代表者の木次谷春雄さん(上堰向)が表彰された。来賓祝辞の後、シルバーリハビリ体操が式典では初めて行われた。指導者が登壇し参加者全員が座ったままでできる体操に取り組んだ。
 祝賀公演では花輪にこにこ保育園の園児たちが遊戯を披露。湯沢三兄弟の民謡、盛岡さんさ踊りが行われた。敬老会は柴平、八幡平、尾去沢地区が合同で29日、十和田地区は30日に行われる。
 

台湾でトップセールス 津谷北秋田市長 縄文遺跡などPR

2018-08-29
北秋田市の観光資源をPRする津谷市長(左から2人目)たち(台湾)=市提供
 北秋田市の津谷永光市長がこのほど、台湾を訪れ、観光誘客の「トップセールス」を行った。世界文化遺産の国内推薦候補に選ばれた「伊勢堂岱遺跡」など新たな観光資源を売り込んだ。
 20日から23日にかけ、県知事や県内首長と合同で訪台し、航空会社へのPR活動や、県と国際交流協力覚書を交わした高雄市政府機関へ表敬 訪問を行うツアー。インバウンド(訪日外国人客)の主力となっている台湾から、さらなる誘客を図ろうとそれぞれの魅力をPRした。
 北秋田市は独自に台湾スキー協会にもセールス活動を企画した。本県スキー連盟と友好協定を結んでいる相手で、2015年以降3度目の訪問。津谷市長や市商工観光課職員がスキー合宿への助成制度を、陳建(チェン・ジィェン)副理事長らに説明し、台湾の学生に来日してもらえるよう呼び掛けた。
 周辺観光として、秋田内陸線のリニューアルした阿仁合駅や伊勢堂岱遺跡も新たな魅力として売り込んだ。同課は「台湾のスキー事情を聞くことができ、スキー旅行商品造成のアドバイスももらった」などと成果を強調した。
 

熊本地震倒壊橋と同じ構造 国道7号白沢跨線橋 架け替え工事本格化 大館

2018-08-28
白沢跨線橋架け替え工事の現場(大館市白沢)
 国土交通省能代河川国道事務所は、大館市白沢地区の国道7号の白沢跨(こ)線橋架け替え工事に着手した。架設から約50年が経過し、熊本地震で倒壊した橋と同じ形式の「ロッキング橋脚」が用いられていることから、事業化。JR奥羽線と交差することなどから、補強工事ではなく、新たな橋梁(きょうりょう)に架け替え、周辺道路の改良工事も行う。事務所は「主要幹線道路の安全性を確保したい」と話す。
 白沢跨線橋は1966年竣工(しゅんこう)。定期的な点検や補修、耐震補強が行われてきたが、熊本地震で倒壊した橋と同じ形式の「ロッキング橋脚」という特殊な橋脚が用いられていることから、対策が必要となった。国交省は「高速道路、直轄国道などをまたぐ跨道橋のロッキング橋脚は、おおむね3年程度で耐震補強を実施する」との方針を示している。県内でロッキング橋脚が用いられているのは、白沢跨線橋だけという。
 現在の跨線橋は、橋長45㍍で、橋台2基と中央のロッキング橋脚1基で橋を支える構造となっている。JR奥羽線の線路をまたぐことから、事務所は昨年3月、学識経験者の助言を受ける技術検討委員会を開き、整備方針を固めた。橋脚や橋台を補強する案も検討したが、JRの軌道への影響が最も少なく、維持管理の容易さなども勘案し、新たに基準を満たした橋梁を建設することが妥当との結論に至った。
 計画では、現在の跨線橋の大館側に、橋台2基で支える新たな橋(橋長68㍍)を架設し、前後600㍍の道路整備も行う。完成後、現在の跨線橋を撤去する。昨年度は設計や用地買収を行い、今年4月に着工。現場では、土を盛り、橋台部分の下部工事、道路工事などが進められている。本年度の後半から2カ年で、橋桁の製作などが計画されている。
 事務所によると、「完成時期は未定だが、決まり次第早急にお知らせする」としている。総事業費は約30億円を見込む。「国道7号は主要幹線道路であり、地域住民を含む道路利用者と、JR利用者の双方の安全を確保できるよう工事を進めていきたい」としている。
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小坂から夏向けの新ワイン 生食用が原料 あすから限定販売

2018-07-27
28日から数量限定で発売される夏向け新ワインの赤㊧と白
 小坂町のワイン製造施設「小坂七滝ワイナリー」で醸造された夏向け新ワインが完成し、発表会が26日、小坂鉱山事務所で開かれた。「国内でも珍しい」(町担当者)という町で栽培された生食用ブドウ「スチューベン」を原料に、特殊製法で仕上げた甘口の白と赤の2種類。ワインの常識を覆し、たっぷりと冷やして氷を入れたり、オレンジ果汁で割ったりなどして味わうことができる。28日からいずれも700本限定で発売する。
 新ワインの商品目は、白が「ジューシー・スチューベン・フリーラン・ブラン・ド・ノアール2017」(アルコール度数4・5度、税別1800円、720㍉㍑)、赤が「サマー・レッド・スチューベン・ドリンク・オン・アイス2017」(同8度、同1500円、同)。
 いずれも生食用のスチューベンを原料にしている。特に白は、七滝ワイナリーに整備されている特殊な搾汁機を使用し、黒ブドウから果肉だけをつぶして作る醸造「ブラン・ド・ノワール」が行われ、自然に流れ出す果汁100%を使用した「フリーランワイン」となってる。
 白、赤とも甘口でフルーティーな仕上がり。冷やして味わうとさらにおいしさが増すという。白はデザートやスイーツに合い、赤は氷をたっぷりと入れ、ライムやオレンジ果汁を搾ると、バーベキューなどにもぴったり。
 発表会で細越満町長は、新ワインについて「生食用を原料にしているので、県内の生産者との連携も可能となり、今後の事業発展の足がかりとなる商品」とした上で、「合わせる料理や飲み方で、小坂ワインを購入する人にとって選択肢が広がるなどのメリットがある」と期待した。
 新ワインは町内の酒販店、スーパー、観光施設などのほか、鹿角市のスーパーなどで発売される。

体育館と武道場改修 大館市の花岡スポーツ公園 1月供用開始を目指す

2018-07-26
改修工事を行う体育館。奥に武道場がある(大館市花岡町)
 大館市は、花岡総合スポーツ公園(旧大館工業高)体育館・武道場の改修工事を発注した。多目的プールなどに続く実質2年目の整備事業。建物はほぼ現状のまま活用できるため電気設備工事が主体で、トイレや管理人室などを新設する。12月までに改修し、1月に供用開始する計画だ。
 体育館は鉄骨造り1227・97平方㍍で1983年11月に完成した。改修ではトイレと管理人室を設けるほか、照明のLED(発光ダイオード)化、ソフトテニス用支柱取り付け金具設置、消防設備改修、車いす向けスロープ設置を計画している。88年3月に建てた武道場は木造平屋350・26平方㍍で、新たにトイレを設ける。電気工事は6月21日、建築工事と機械設備工事は今月12日に入札を行った。事業費は合わせて約6700万円。
 桂城公園に隣接する市民体育館と武道館の老朽化が著しいため、いずれも2019年度の解体を予定しており、11月末まで供用し、12月から使用を停止する。それぞれの備品はスポーツ公園の体育館・武道場に移す予定。
 スポーツ公園は、県から昨年3月に無償譲渡を受けた土地(5万3241平方㍍)と建物を活用する。同7月には多目的プールと多目的運動広場、多目的室内運動場を供用開始。初年度の利用はプール(7~9月)1193人、運動広場(7~10月)563人、室内運動場2843人の計4599人だった。
 耐震不足の教室棟と第1体育館は県が解体する方針で、本年度予算に実施設計費を計上している。テニスコートも使わず、跡地は駐車場として利用したい考え。管理棟と実習棟については活用策を検討している。基本構想は5カ年で使用可能な施設から段階的に整備する方針。
 議会から交流人口拡大に向け「合宿誘致を」との意見が出ており、スポーツ振興課は「いろいろな運動を楽しめる『スポーツガーデン』として広域的に利用される施設整備を進めていきたい」としている。

北陽、無念の完封負け 全県少年野球 17三振で本塁遠く

2018-07-26
5回まで被安打1の好投を見せた北陽の関汰(こまちスタジアム)
 初日の25日は秋田市のこまち、八橋両球場で1回戦4試合を行った。北鹿勢は、北陽(大館北秋田2区)が能代南(能代)との初戦に臨んだ。17三振と的を絞れなかった北陽は、反撃の糸口をつかめず完封負けした。第2日の26日は大館東、花輪一、下川沿の3校が登場する。
 ◇1回戦【こまち球場】
北 陽 0000000 0
能代南 100103× 5

 ▽二塁打=大山(能)▽併殺=北陽1▽暴投=北陽5
 攻撃でリズムをつくれなかった北陽は能代南に完封負けを喫した。
 初回、北陽は1死から四球で出塁を許すと、二つの暴投で先制された。4回には2死二塁から適時二塁打を浴びて1失点。6回には連続四球の後、2点適時打と暴投で3点を追加された。
 攻撃は相手2投手に17三振を奪われ、無安打に終わった。4回に2死から高清水が四球で出塁。続く藤原雷の内野ゴロが敵失を誘い、さらに死球で満塁の好機をつくったが、後が続かず。6回にも1死二塁の得点機を生かせなかった。
 北陽・佐々木壮監督の話 満塁で点を取れていれば流れが変わったかもしれない。投手はよく投げ抜き、守備も頑張った。我慢強いところは見せることができた。

憧れの看護の現場は 鹿角の高校生男女24人 3病院で「ふれあい体験」

2018-07-26
手術室で腹腔鏡手術を体験する生徒たち(かづの厚生病院)
 夏休み中の高校生に看護師の役割と機能を理解してもらう「ふれあい看護体験」が25日、鹿角市内の病院であり、看護師を目指す生徒たちが、実際の現場で看護師の仕事と真剣に向き合った。
 県看護協会鹿角地区支部(木村陽子支部長)の恒例事業。十和田、花輪両高校の男女24人(男子6人、女子18人)が参加し、かづの厚生、鹿角中央、大湯リハビリの3病院で行った。
こ のうち、厚生病院では両校の3年生9人が体験した。白衣を着た生徒たちが最初に向かった所は手術室。入念に手洗い、消毒をした後、白衣の上から術衣を着用し、手術室の中へ。緊張した面持ちでモニターを見ながら、内視鏡などの器具を使って腹腔(ふくくう)鏡手術を模擬体験した。
この後、各病棟を巡り患者と触れ合ったほか、2、3年の駆け出しの若手看護師から体験談を聞いたり、意見交換したりした。
 十和田3年の成田未羽さん(17)は「子どもの頃、手術したことがあり、看護師に優しくしてもらってから憧れを抱いた。大学に進学し、将来は看護師として県内で働きたい」と意気込む。今回の体験は「看護師として何が大切なのかを学びたかった。集中力と、周りとの連携が大切」と充実した表情を見せた。
 同支部の木村支部長は「看護師は思いやる心が大事で、それがなければ患者の心に寄り添えない。多くの人たちが進学先で基礎を学んでから、将来は地元で働いてもらいたい」と話した。

ぶっかけみこし威勢よく 鷹巣神社祭典 五穀豊穣や商売繁盛祈願

2018-07-26
みこしを担いで商店街を練り歩き、地域を盛り上げた(たかのす銀座通り商店街)
 北秋田市の鷹巣神社(田島秀彦宮司)の例大祭が24、25日に行われた。25日は本みこしなどが地域を巡行し、五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛を祈願した。
 本祭の25日は午前8時から神事が行われ、みこしが地域を回った。午後からは市商工会青年部を中心とした地域住民ら約30人が担ぎ手となってJR鷹ノ巣駅を出発。商店街を練り歩き、太鼓や笛の音、担ぎ手の掛け声を響かせた。
 市商工会青年部は両日ともみこしを巡行し、25日の午前中には初めて「ぶっかけみこし」にも取り組んだ。担いだのは7年前に綴子神社に奉納されたみこしで、今後、東日本大震災の被災地にある神社へ贈る予定だという。
 コムコム駐車場で鷹巣中央保育園の3歳児18人がバケツに入った水を掛けた後、駅前方向に出発した。歩行者や商店街の店主らがホースなどで水を浴びせる中「ワッショイ、ワッショイ」と威勢のいい掛け声とともに練り歩いた。
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