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3年半総括「志半ば」 「政治姿勢」問われ市長 大館市9月議会・総括質疑

2018-09-14
総務財政委の総括質疑(市役所)
 大館市の9月定例議会は13日、前日に引き続いて二つの常任委員会での総括質疑が行われた。総務財政委(藤原明委員長)では、福原淳嗣市長の政治姿勢に関連して「就任からこれまでの約3年半を、どのように総括するのか」との質問があり、市長は「一言で申し上げると、適切かどうかわからないが『志半ば』ということに尽きる」と答弁。「ここまでの結果を出せたのならば、できることがもっとたくさんある。市民が大館で暮らすことに誇りが持てるよう、頑張りたい」などと述べた。
 福原市長は、2回目の挑戦となった15年4月の市長選で、当時の現職との一騎打ちを制して初当選。5月1日に就任した。来年4月30日で任期満了を迎える。
 この日の委員会で「市長は日頃から『ふるさと秋田のためにわが大館ができること』『大館の強み』と発言してきた。これらの成果は」との質問が出された。市長は「県との連携は格段に進んだ。端的な例を示せば秋田犬を前面に出したPRがあり、その効果は勢いを増してきている」などと説明。
 その上で「医療の面では、県境を越えた医療機関との連携についても、県から理解をされている。市立総合病院は、市民のためだけではなく、圏域の二次医療提供をしていること、若い医療人材の育成も視野に入れた経営をしていることが評価された。こうした動きを、産業振興や教育など、他の分野にも広げていく」と述べた。
 また「現在の市の現状をどう見ているのか」との質問には「シャッター街を見ると寂しい思いをする。一方で、新しいビジネスに挑戦しようとする若い人たちの姿を見ると、新しい時代のまちづくりであり、新しいビジネスモデルづくりを感じた。現状を悲観するのではなく、新しい時代を開く勇気を持ちたい」などと答弁。
 3年半の総括を「志半ば」としながら「政治家の仕事は、未来への期待をつくること。今の暮らしへの不満をしっかりと聞き取り、それに対する施策を打ち出していくことが市長としての責務と考えている」とした。

市長「公益事業は無償譲渡で」 ケアタウン従来案を強調 北秋田市9月議会・一般質問

2018-09-14
一般質問を行った北秋田市9月定例議会(議場)
 北秋田市の9月定例議会は13日、本会議を再開し一般質問を行った。在宅複合型施設「ケアタウンたかのす」を民間に無償譲渡する市の案に対し、一部議員が「無償はおかしい」と批判した。津谷永光市長は「公共の福祉サービスを引き受けてくれる法人には無償で、というのが私たちの判断」と従来の説明を繰り返した。脳ドックへの助成実施については「県内の状況を把握しながら前向きに検討したい」と述べた。
 一般質問を行ったのは福岡由巳議員(無会派)、板垣淳議員(共産党)、虻川敬議員(新創会)、久留嶋範子議員(共産党)の4人。
 ケアタウンの民間移管計画は当初2018年4月の実施を目指していたが、施設を無償譲渡する案が昨年、市議会に反対され、移管を見送った経緯がある。今年6月の市議会全員協議会で、市当局は無償譲渡する案を変えずに再度説明。今度は「合意を得られた」として19年4月の移管に必要な条例案を9月定例議会に上程している。移管先候補は市社会福祉協議会。
 板垣議員は「市議会に反対された案は手直しするべきだ」「昨年と同じ説明で、議会軽視を繰り返している」と批判した。市財政が厳しい現状を踏まえ「なぜただなのか」と質問した。
 津谷市長は無償譲渡案の内容が現在も「変わっていない」と認めた上で、庁内で再三検討を重ね「公共の福祉に資する施設を有償譲渡するのはなじまない」「無償譲渡案が最良と考え、あらためて示した」と説明。6月の全員協で「将来スケジュールも示している。反対意見はなかった」といい、この時点で合意を得たと判断。その後、移管先選定を「粛々と進めた」と述べた。
 他に、現行の人間ドック助成に加えて「脳ドックも助成する考えはないか」と久留嶋議員が質問した。津谷市長は「脳血管疾患の救急対応が現在は秋田市になっている。健診受診体制の整備は非常に重要」とし、助成実施に前向きな考えを示した。

湯夢湯夢の里 プールは「解体」方針 大館市9月議会・常任委総括質疑

2018-09-13
教育産業委の総括質疑(大館市役所)
 大館市の9月定例議会は12日、2常任委員会が福原淳嗣市長に出席を求めて総括質疑を行った。教育産業委(田村儀光委員長)では2011年度末に閉館した湯夢湯夢の里温水プール(十二所字後田)について「利活用を含めどうするのか」と質問があり、市長は「解体の方向で考えている」との方針を示した。その上で「温泉をもう一度生かせるよう取り組む」と強調した。
 温水プールは1993年1月に開設。国の「ふるさと創生事業」を活用し、25㍍6コースのほか流水プールを備え、年間を通じて楽しめるレジャー施設として人気を集めた。初年度の利用者は3万4284人。数年間は右肩上がりに利用者が増え、99年は5万4305人を数えたが、その後は施設の老朽化などで減少した。
 2008年度に行った建物の強度診断で、流水プールの屋根を支える鉄骨の腐食が見つかり、安全確保のため流水プールを廃止。この影響で利用者減に拍車が掛かり、12年3月末で閉館した。
 地球熱利活用可能性調査を実施し、キノコ類の栽培や水産物の養殖などに活用する方策も探ったが実現しなかった。13年度は総務省に対し、解体撤去の意向がある施設の一つとして回答していた。
 今月6日の現地調査で温水プールを視察した委員から「夢のある提案もあったが実を結ばず、建物がだいぶ傷んでいた。これから利活用を含めてどう考えているか」と問われ、市長は「公共施設総合管理計画にのっていないが、解体の方向で考えている」と答弁。一方で「温泉はこれから大館にとって誘客の宝になり得る。必ず何らかの活性化策がある」との考えも示した。
 市内の道の駅2カ所(やたて峠・ひない)の機能強化に向けた計画策定については「地域防災の観点で強化できる取り組みを」との意見があり、市長は「防災機能を果たす拠点として重要な場所に位置している。具体的な計画に盛り込み、国に認めてもらうよう取り組む」と述べた。

台風21号の果樹被害2644万円 落果率はモモ4・6% 鹿角市9月議会常任委

2018-09-13
台風や大雨による農業被害状況等の報告を受けた市議会産業建設委(市役所)
 鹿角市9月定例議会は12日、三つの常任委員会を開き、当局から所管事項の報告を受けた後、付託議案を審査した。台風21号による市内の果樹の被害額(7日現在)は2644万円、8月15、16日の大雨による農地・農業用施設等の被害額は7766万円となっている。
 今月4日から5日未明にかけて接近した台風21号の強風に伴い、市内全域にわたってリンゴやモモの落果、倒木などが確認された。落果率はリンゴ2・1%、モモ4・6%。柴内、平元地域の被害が多い傾向にある。
 落果等の被害面積はリンゴが217㌶、モモが48㌶、被害額はリンゴが1513万円、モモが989万円。樹体の枝折れや倒木は114本(リンゴ102本、モモ12本)、被害額は141万円。果樹被害の合計では2644万円となっている。
 産業建設委員会(田中孝一委員長)では当局が「幸いにもモモ、リンゴとも甚大な被害には至っていないと捉えているが、楽観視することなく、関係機関と連携しながら今後も育成状況を注視し、樹体回復等に必要な技術の提供、指導などにより被害拡大の防止に努めていく」とした。
 一方、8月15日からの大雨による被害状況は、農業被害が農地19カ所、農業用施設26カ所(頭首工7カ所、水路15カ所、道路4カ所)。被害面積は農地3・6㌶、農業用施設313㌶、概算被害額は農地818万円、農業用施設6948万円。合計45カ所で被害面積は317㌶、概算被害額は7766万円。
 被災施設のうち頭首工、水路各3カ所は被害額が大きいため国の災害復旧事業に申請する予定。復旧工事費や復旧方法等を精査した後、11月中旬に国の査定を受ける見通し。
 また、林業被害は林道14路線でのり面崩壊、路面洗掘等が確認され、被害額は720万円となっている。
 市管理施設の応急復旧に係る経費と、農家等が行う復旧に対する補助金を盛り込んだ一般会計補正予算は、9月議会に追加提案した。国の災害復旧事業に係る工事費等は12月補正予算に計上する予定。
 3常任委員会では全議案を可決したほか、「消費税増税10%引き上げ中止を求める意見書提出の陳情」を不採択、「食糧の安全・安心を図るための農産物検査法および食品表示法の抜本的見直しを求める陳情」を趣旨採択とした。

北鷹高生が測量体験 県土整備コンサル協 最新機器で出前講座

2018-09-13
講師のアドバイスを受けて測量を体験する生徒たち(秋田北鷹高校)
 秋田県県土整備コンサルタンツ協会(伊藤隆喜会長)の測量設計出前講座が12日、北秋田市の秋田北鷹高校で開かれ、緑地環境科の2年生が最新の測量機器の操作やドローン操縦体験を通じて測量設計業務に理解を深めた。
 少子化などの影響で人材確保が難しい状況が続く中、同協会は測量業の魅力を広めようとPR活動を実施。出前講座は3年前から進路選択の一つとして高校生に関心を持ってもらおうと開催しており、県北地区では5回目。
 県北地区の協会員が来校し、講師を務めた。測量について紹介した後、実際に現場で使用している最新機器を活用した実習を行った。生徒たちは3班に分かれ、GPS(衛星利用測位システム)を使って高い精度で測量ができる機器の操作などを体験。このほか、空撮や航空測量で使用するドローンを操縦し利点を学んだ。
 同協会員で技苑コンサル(同市綴子)代表の村上能之さんは「測量は、災害が発生した場合に被災地の図面化をするなど、復興の面でも必要な仕事。測量の重要性を知ってもらい、地元技術者が増えてくれたら」と話していた。
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灯籠流し先祖送る 大館 ひない盆まつり

2018-08-20
灯籠を持ち河川敷に集まる住民(大館市比内町扇田)
 大館北秋商工会青年部(吉原考政部長)主催の「ひない盆まつり」が18日、大館市比内町扇田地区で行われた。米代川河川緑地では、地域住民が先祖を思いながら灯籠を川に流した。
 先祖供養のために灯籠を流す送り盆行事。一時期途絶えていたが、同会青年部が2003年に復活させ今年で16回目を迎えた。今年は約200個の灯籠を準備した。
 午後6時半ごろ、灯籠を手にした多くの地域住民が集まった。読経とかね、太鼓の音が響く中、地域住民から手渡された灯籠を実行委が次々と米代川へ流した。住民らは水面を照らしながらゆらゆらと流れていく灯籠に思いをはせながら静かに見送っていた。
 灯籠流し終了後には花火が打ち上げられ、夏の夜空を彩った。

集う場所や交流がある街 勉強会で「目指す大館市像」 支え合う仕組みづくりへ

2018-08-19
「支え合い体験ゲーム」などを行った第2回勉強会(上川沿公民館)
 大館市で、高齢者らの生活を地域で支え合う仕組みづくりに向け、市全域のニーズや課題をまとめる組織・第1層協議体が今秋にも発足する。本年度市社会福祉協議会(宮原文彌会長)が中心となり、町内や福祉、介護関係者らが勉強会を2回開催。「目指す大館市像」を固め、最も声が多かった「集う場所や交流がある街」に向けて、必要な協議体構成員を選出した。社福協は「住民目線で組織化を図り、住民主体の仕組みをつくっていきたい」と話す。
 介護保険制度に組み込まれた「生活支援体制整備事業」。高齢化が進み、介護人材が不足する中、国は住民の生活を地域全体で支援する仕組みづくりが必要とし、各自治体に生活圏域単位と市全域の協議体設置を求めている。
 大館市は昨年度、推進役となる生活支援コーディネーター6人を配置し、生活圏域(第2層)ごとに住民を交えた協議体を設置。本年度は社福協に委託し、市全域(第1層)のコーディネーター1人を配置し、組織化を図る。
 協議体設置に向け、社福協は6月と今月の2回、上川沿公民館で勉強会を開催。第2層協議体構成員や町内会、介護、福祉施設、NPO法人関係者ら約70人が制度を学び、「目指す大館市像」を話し合った。第1層生活支援コーディネーターの戸澤真澄さんは「支え合いは住民主体で行うため、組織化まで『見える化』を図り、住民目線で事業を進めたい」と狙いを話す。
 目指す大館市像で挙がったのが、「集まる場所があり、交流、コミュニケーションがある」。「近所や町内の交流がある」「子ども、若者がいる・住みやすい」が続いた。「居場所」や「交流」をキーワードに協議体構成員も選び、町内会、民生委員、福祉員のほか、PTAなど子ども関係、農林関係、女性消防団などが出され、戸澤さんは「地域資源を有効に使おうという方向性が見えた」と振り返る。
 今後は社福協や市などで人選を進め、10月ごろに予定する第3回勉強会で構成員を委嘱し、協議体を立ち上げる。第1層協議体は、第2層内で解決できない地域課題に対応し、必要な場合は市へ要望していく。社福協は「市中心部と郊外では抱える課題が違う。第1、2層協議体が連携しながら、サロンや除雪、買い物支援など市民の要望に沿った支え合いができる仕組みをつくっていく」と話した。

平成最後、継承へ決意 鹿角 花輪ばやしきょう開幕

2018-08-19
戸澤会長㊧から佐藤会長へ授与されたキバちょうちん(あんとらあ)
 鹿角市の伝統行事「花輪ばやし」の開幕を前に18日、幸稲荷神社からの御神体が安置されている谷地田町の御旅所で祭典祈願祭が行われた。終了後の直会では戸澤正英・花輪ばやし祭典委員会会長が佐藤圭太・若者頭協議会(若協)会長へ恒例のキバ(騎馬)ちょうちんを授与。参加した関係者が、平成最後となる花輪ばやしの安全や盛況、祭りの末永い継承に向けて決意を新たにした。
 花輪ばやしは、地元で「産土神さん」と呼び親しまれている総鎮守・幸稲荷神社の祭典で奉納される祭りばやし。祭典は16日の「神輿渡御」から始まり、後半の2日間が「花輪ばやし」として華やかなにぎわいを見せる。
 祈願祭には、祭典委や若協の役員ら関係者約80人が浴衣姿で参列。戸澤会長らが玉串を奉てんし、祭典の無事を祈った。
 直会は道の駅かづの・あんとらあに移動して開催。騎馬ちょうちん授与は、祭典委会長から若協会長にパレードの全権を委任する意味を込めた恒例の行事。今年は、昭和最後の若協会長だった戸澤会長から平成最後の若協会長の佐藤会長へと手渡された。佐藤会長はちょうちんを掲げ「確かに受け取りました」と祭りへの意気込みを示した。
 花輪ばやしは昭和の時代に県重要無形民俗文化財に指定され、平成に入って国重要無形民俗文化財に指定、ユネスコ無形文化遺産にも登録された。
 戸澤会長は「地元の祭りが日本を飛び越えた世界の祭りに発展しつつある。その足掛かりになったのが平成の時代。次の新しい元号の時は世界に相当アピールする祭りに変遷していく時代になると思う」と花輪ばやし継承への熱い思いを話した。

村内外の伝統芸能競演 かみこあにプロジェクト 八木沢の棚田舞台で

2018-08-19
勇壮な武士舞などが演じられた八木沢番楽(八木沢)
 上小阿仁村八木沢集落で18日、伝統芸能競演イベントが開かれた。棚田に設けられた舞台で地元の八木沢で継承されてきた番楽などが披露され、来場者や地域住民が先人から受け継がれてきた伝統文化を堪能した。
 村の2集落を会場に開催されている現代アートイベント「かみこあにプロジェクト2018」関連の催し。村内の八木沢番楽、大林獅子踊り、小沢田駒踊り、上小阿仁和太鼓、ゲストの代野番楽(大館市)、飾山囃子(おやまばやし)(仙北市)の6団体が出演した。
 オープニングを務めた八木沢番楽は、国の重要無形民俗文化財に指定されている「根子番楽」を継承する北秋田阿仁根子から移り住んだ人たちが伝えたとされ、根子番楽と同様に勇壮な武士舞が見どころ。保存会メンバーのほか番楽の継承に取り組んでいる村の中学生らが、雄大な自然を背景にした棚田舞台で勇壮な舞を披露した。
 かみこあにプロジェクトは八木沢集落と旧沖田面小校舎を会場に9月30日まで開催。期間中はウオーキングしながら作品を鑑賞する「健康ウオーキング×アート」などの関連イベントが行われる予定。問い合わせは村役場内の実行委員会(電話0186・77・2221)。

気仙沼訪問プロジェクト 大館の有志11人 「復興支援と学ぶ機会」

2018-08-18
 東日本大震災の復興支援や相互交流を目的に、大館市民有志が「気仙沼出前交流プロジェクト実行委員会」を立ち上げた。12月初旬に宮城県気仙沼市の訪問を予定。浅利博樹委員長(県北NPO支援センター事務局長)は「訪問でこれまでできた縁を大切に。復興が続く中で支援に限らず、訪問する大館市民が災害や絆を学ぶ機会としたい」と話している。
 大館市は「ふるさと元気づくりパワーアップ事業」として、震災翌年の2012年度から17年度まで6年間、気仙沼市を訪問してきた。文科省の補助事業終了と「復興支援という意味では一区切りの時期」として本年度は予定していない。
 過去に被災地を訪問した子育て支援団体や音楽療法士ら11人が「行政の訪問が終わっても個々として関わりを続けたい」と5月、実行委を発足。伝統芸能や料理を通した相互交流、大館の参加者が津波被害を学ぶ機会にする目的で、12月に1泊2日の訪問を計画。気仙沼の災害公営住宅近くの公共施設などでの開催を予定している。
 このほど国立青少年教育振興機構の「子どもゆめ基金助成活動」採択を受けた。事業助成は単年度で、助成金は当初予算の半分ほどという。中高生らの参加も募り実行委を含め20人ほどの訪問を予定しているが、宿泊費や食事代などの個人負担も発生する見込み。
 浅利委員長は「次年度以降も活動を継続したいが、毎年補助金頼みというわけにはいかない。訪問を通して資金繰り、内容等を検討していく。合わせて同様に活動する民間団体などにも声を掛けたい」としている。
 実行委は個人や団体の資金協力、訪問先で調理するだまこ鍋の食材提供など協力を呼び掛けている。問い合わせは事務局の河田美智子さん(☎080・1800・3349)。
 
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小坂から夏向けの新ワイン 生食用が原料 あすから限定販売

2018-07-27
28日から数量限定で発売される夏向け新ワインの赤㊧と白
 小坂町のワイン製造施設「小坂七滝ワイナリー」で醸造された夏向け新ワインが完成し、発表会が26日、小坂鉱山事務所で開かれた。「国内でも珍しい」(町担当者)という町で栽培された生食用ブドウ「スチューベン」を原料に、特殊製法で仕上げた甘口の白と赤の2種類。ワインの常識を覆し、たっぷりと冷やして氷を入れたり、オレンジ果汁で割ったりなどして味わうことができる。28日からいずれも700本限定で発売する。
 新ワインの商品目は、白が「ジューシー・スチューベン・フリーラン・ブラン・ド・ノアール2017」(アルコール度数4・5度、税別1800円、720㍉㍑)、赤が「サマー・レッド・スチューベン・ドリンク・オン・アイス2017」(同8度、同1500円、同)。
 いずれも生食用のスチューベンを原料にしている。特に白は、七滝ワイナリーに整備されている特殊な搾汁機を使用し、黒ブドウから果肉だけをつぶして作る醸造「ブラン・ド・ノワール」が行われ、自然に流れ出す果汁100%を使用した「フリーランワイン」となってる。
 白、赤とも甘口でフルーティーな仕上がり。冷やして味わうとさらにおいしさが増すという。白はデザートやスイーツに合い、赤は氷をたっぷりと入れ、ライムやオレンジ果汁を搾ると、バーベキューなどにもぴったり。
 発表会で細越満町長は、新ワインについて「生食用を原料にしているので、県内の生産者との連携も可能となり、今後の事業発展の足がかりとなる商品」とした上で、「合わせる料理や飲み方で、小坂ワインを購入する人にとって選択肢が広がるなどのメリットがある」と期待した。
 新ワインは町内の酒販店、スーパー、観光施設などのほか、鹿角市のスーパーなどで発売される。

体育館と武道場改修 大館市の花岡スポーツ公園 1月供用開始を目指す

2018-07-26
改修工事を行う体育館。奥に武道場がある(大館市花岡町)
 大館市は、花岡総合スポーツ公園(旧大館工業高)体育館・武道場の改修工事を発注した。多目的プールなどに続く実質2年目の整備事業。建物はほぼ現状のまま活用できるため電気設備工事が主体で、トイレや管理人室などを新設する。12月までに改修し、1月に供用開始する計画だ。
 体育館は鉄骨造り1227・97平方㍍で1983年11月に完成した。改修ではトイレと管理人室を設けるほか、照明のLED(発光ダイオード)化、ソフトテニス用支柱取り付け金具設置、消防設備改修、車いす向けスロープ設置を計画している。88年3月に建てた武道場は木造平屋350・26平方㍍で、新たにトイレを設ける。電気工事は6月21日、建築工事と機械設備工事は今月12日に入札を行った。事業費は合わせて約6700万円。
 桂城公園に隣接する市民体育館と武道館の老朽化が著しいため、いずれも2019年度の解体を予定しており、11月末まで供用し、12月から使用を停止する。それぞれの備品はスポーツ公園の体育館・武道場に移す予定。
 スポーツ公園は、県から昨年3月に無償譲渡を受けた土地(5万3241平方㍍)と建物を活用する。同7月には多目的プールと多目的運動広場、多目的室内運動場を供用開始。初年度の利用はプール(7~9月)1193人、運動広場(7~10月)563人、室内運動場2843人の計4599人だった。
 耐震不足の教室棟と第1体育館は県が解体する方針で、本年度予算に実施設計費を計上している。テニスコートも使わず、跡地は駐車場として利用したい考え。管理棟と実習棟については活用策を検討している。基本構想は5カ年で使用可能な施設から段階的に整備する方針。
 議会から交流人口拡大に向け「合宿誘致を」との意見が出ており、スポーツ振興課は「いろいろな運動を楽しめる『スポーツガーデン』として広域的に利用される施設整備を進めていきたい」としている。

北陽、無念の完封負け 全県少年野球 17三振で本塁遠く

2018-07-26
5回まで被安打1の好投を見せた北陽の関汰(こまちスタジアム)
 初日の25日は秋田市のこまち、八橋両球場で1回戦4試合を行った。北鹿勢は、北陽(大館北秋田2区)が能代南(能代)との初戦に臨んだ。17三振と的を絞れなかった北陽は、反撃の糸口をつかめず完封負けした。第2日の26日は大館東、花輪一、下川沿の3校が登場する。
 ◇1回戦【こまち球場】
北 陽 0000000 0
能代南 100103× 5

 ▽二塁打=大山(能)▽併殺=北陽1▽暴投=北陽5
 攻撃でリズムをつくれなかった北陽は能代南に完封負けを喫した。
 初回、北陽は1死から四球で出塁を許すと、二つの暴投で先制された。4回には2死二塁から適時二塁打を浴びて1失点。6回には連続四球の後、2点適時打と暴投で3点を追加された。
 攻撃は相手2投手に17三振を奪われ、無安打に終わった。4回に2死から高清水が四球で出塁。続く藤原雷の内野ゴロが敵失を誘い、さらに死球で満塁の好機をつくったが、後が続かず。6回にも1死二塁の得点機を生かせなかった。
 北陽・佐々木壮監督の話 満塁で点を取れていれば流れが変わったかもしれない。投手はよく投げ抜き、守備も頑張った。我慢強いところは見せることができた。

憧れの看護の現場は 鹿角の高校生男女24人 3病院で「ふれあい体験」

2018-07-26
手術室で腹腔鏡手術を体験する生徒たち(かづの厚生病院)
 夏休み中の高校生に看護師の役割と機能を理解してもらう「ふれあい看護体験」が25日、鹿角市内の病院であり、看護師を目指す生徒たちが、実際の現場で看護師の仕事と真剣に向き合った。
 県看護協会鹿角地区支部(木村陽子支部長)の恒例事業。十和田、花輪両高校の男女24人(男子6人、女子18人)が参加し、かづの厚生、鹿角中央、大湯リハビリの3病院で行った。
こ のうち、厚生病院では両校の3年生9人が体験した。白衣を着た生徒たちが最初に向かった所は手術室。入念に手洗い、消毒をした後、白衣の上から術衣を着用し、手術室の中へ。緊張した面持ちでモニターを見ながら、内視鏡などの器具を使って腹腔(ふくくう)鏡手術を模擬体験した。
この後、各病棟を巡り患者と触れ合ったほか、2、3年の駆け出しの若手看護師から体験談を聞いたり、意見交換したりした。
 十和田3年の成田未羽さん(17)は「子どもの頃、手術したことがあり、看護師に優しくしてもらってから憧れを抱いた。大学に進学し、将来は看護師として県内で働きたい」と意気込む。今回の体験は「看護師として何が大切なのかを学びたかった。集中力と、周りとの連携が大切」と充実した表情を見せた。
 同支部の木村支部長は「看護師は思いやる心が大事で、それがなければ患者の心に寄り添えない。多くの人たちが進学先で基礎を学んでから、将来は地元で働いてもらいたい」と話した。

ぶっかけみこし威勢よく 鷹巣神社祭典 五穀豊穣や商売繁盛祈願

2018-07-26
みこしを担いで商店街を練り歩き、地域を盛り上げた(たかのす銀座通り商店街)
 北秋田市の鷹巣神社(田島秀彦宮司)の例大祭が24、25日に行われた。25日は本みこしなどが地域を巡行し、五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛を祈願した。
 本祭の25日は午前8時から神事が行われ、みこしが地域を回った。午後からは市商工会青年部を中心とした地域住民ら約30人が担ぎ手となってJR鷹ノ巣駅を出発。商店街を練り歩き、太鼓や笛の音、担ぎ手の掛け声を響かせた。
 市商工会青年部は両日ともみこしを巡行し、25日の午前中には初めて「ぶっかけみこし」にも取り組んだ。担いだのは7年前に綴子神社に奉納されたみこしで、今後、東日本大震災の被災地にある神社へ贈る予定だという。
 コムコム駐車場で鷹巣中央保育園の3歳児18人がバケツに入った水を掛けた後、駅前方向に出発した。歩行者や商店街の店主らがホースなどで水を浴びせる中「ワッショイ、ワッショイ」と威勢のいい掛け声とともに練り歩いた。
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