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秋田杉の故郷、世界に発信 大館産集成材 五輪選手村の建材に 出荷式に競歩の小林選手も

2019-09-16
出荷する木材の前で記念撮影する参加者(秋田グルーラム釈迦内工場)
 2020年東京五輪・パラリンピックで選手村内の交流施設「ビレッジプラザ」建築に使われる大館市産秋田杉集成材の出荷式が15日、同市の秋田グルーラム釈迦内工場で行われた。集成材は施設玄関口の梁(はり)などに使用される。同市出身で、陸上競技競歩で五輪出場を目指す小林快選手(26)=新潟アルビレックスランニングクラブ=も参加し、母校・大館東中、桂城小の陸上部員から激励を受けて士気を高めた。
 大会組織委員会が建設に国産材を活用して大会の機運を盛り上げようと、「日本の木材活用リレー~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~」と題したプロジェクトを展開。全国63の自治体から無償で借り受けた木材を使用して建設する。本県では大館市と秋田県が参加する。
 大館からは、市有林や市内の国有林から切り出された秋田杉を集成材加工した約30立方㍍を提供する。秋田グルーラムで加工し、施設の玄関口部分の梁や床材、フェンスとして活用される予定となっている。
 式には約60人が参加。福原淳嗣市長が木材に「秋田県大館市」の焼き印を押し、「秋田杉の故郷大館をアスリートを介して世界に発信したい」とあいさつした。
 出席した小林選手は、17年の世界陸上競技選手権男子50㌔競歩で銅メダルを獲得。東京五輪参加標準記録をすでに突破している。「五輪の場に大館の木材が使われることは、地元を近くに感じて心強いと思う。10月27日に山形県で開かれる選考会で優勝すれば五輪出場が内定する。そこに向け、今日いただいた応援を力に変えて頑張る」と決意を述べた。
 後輩を代表して齋藤夏海さん(桂城小6年)と金澤悠陽さん(大館東中3年)が「五輪に向けて厳しい戦いが続くと思うが、けがに気を付けて頑張ってほしい」などと激励し、部員のメッセージを寄せた国旗を手渡した。
 東京中央区晴海の建設地へ10月上旬まで4回に分けて出荷。大会後には解体された木材が市に返還され、公共施設などで「レガシー(遺産)」として活用される。

「イケメンマタギ」お披露目 北秋田 地域のイベントPRへ

2019-09-16
「イケメンマタギ」として活動するフィリップさん、櫻井さん、阿部さん、サマナンさん(北欧の杜公園、左から)
 北秋田市内の団体や企業有志で組織する「やってみよう!北秋田」(北秋田地域素材活用推進協議会・澤田吉弘会長)は、阿仁マタギのPR活動に参加して地域のイベントを盛り上げることを目的とした「イケメンマタギ」を選考した。15日に同市の北欧の杜公園でお披露目会が行われ、一般公募で志願した外国人や移住者など5人が紹介された。
 協議会は、市の地域素材をPRして地域活性化につなげようと設立。初年度の今年は阿仁マタギのPR活動に取り組み、マタギの衣装を着て市内を歩いてPRする「市民マタギウオーク」を実施してきた。
 「イケメンマタギ」は、今後の活動を一緒に取り組む仲間を探そうと、7月ごろから市内外問わず18歳以上の男性を対象に公募。九島サマナンさん(26)=カンボジア出身・秋田市在住=、藤井智希さん(30)=大館市白沢=、チョールトン・フィリップ・マーティンさん(49)=オーストラリア出身・北秋田市阿仁水無在住=、阿部克也さん(27)=大館市軽井沢=、櫻井謙介さん(31)=大館市清水町=の5人が選ばれた。
 お披露目会は北欧の杜公園で行われたフローラルフェスタ内で実施し、欠席の藤井さんを除く4人が紹介された。4人は「マタギを知ってカンボジアの人に教えたい。一緒に頑張りたい」「観光を盛り上げたいと思い応募した。よろしくお願いします」などと意気込みを語った。
 4人には委嘱状と副賞の目録が手渡された。選ばれた5人は国内外からの移住者が主で、澤田会長は「英語もできるイケメンマタギが参加してくれた。皆さんも地域のPR活動に参加してもらえたら」と、マタギウオークへの参加も併せて呼び掛けた。
 団体とイケメンマタギの5人は、10月末まで市内外で行われるイベントに参加。マタギの衣装を着て合川駅前秋まつりや本場大館きりたんぽまつり、内陸線ごっつおまつりなどで観光客を出迎える。活動期間は未定。

北鷹、初戦突破ならず 秋季全県高校野球 終盤に失策から崩れる

2019-09-16
北鷹は5回1死満塁から工藤が中前打を放ち追加点を奪う(こまちスタジアム)
 第2日の15日は秋田市のこまち、八橋両球場で2回戦4試合を行った。北鹿勢は8強入りを懸けて秋田北鷹が秋田南と対戦。中盤まで互角の試合展開だったが、終盤は失策から一気に崩され3―10でコールド負けを喫した。第3日の16日は両球場で2回戦4試合を行い、大館鳳鳴が大曲工業と対戦する。
 ◇2回戦【こまちスタジアム】
秋田北鷹 00102000   3
秋田南  00103015× 10

 ▽二塁打=佐藤海、高橋(南)▽併殺=北鷹1、秋田南3▽暴投=北鷹1
 中盤まで互角に競り合った秋田北鷹が、終盤に守備の乱れから大量失点を許し、コールド負けを喫した。
 北鷹は3回、4死球で押し出しの先制点を得た。なおも2死満塁としたが、後が続かず追加点はなかった。追いつかれた後の5回は3連続四球で1死満塁とすると、工藤の中前打で1点、さらに遊ゴロの間に1人がかえって計2点勝ち越した。
 しかし直後の5回裏、長短3安打で3点を奪われ逆転を許した。反撃したい北鷹だったが、6回以降は全て三者凡退と打線が沈黙。その間、7回に1失点し、8回には無死からの2連続失策につけ込まれ、3安打を浴びて5失点。コールドで敗れた。
 北鷹・木藤大嗣監督の話 守備の基礎ができていない。練習で注意していることがそのまま出ていた。来春に向けてもう一度、基礎からやり直さなければならない。

旧正札本館棟姿消す 解体工事でぽっかり 大館市 民間で再開発の 動き

2019-09-15
 大館市が所有する旧正札竹村本館棟(大町)の解体工事は1階部分を終え、街のシンボル的な存在だった9階建てが姿を消した。地下部分の解体が続いているが、街並みにぽっかりと穴が開いたよう。跡地利用については民間主体で再整備する動きがあるとして、市は中心市街地の再興に向けて協議する考えだ。
 1969年完成の本館棟は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上9階地下1階建て、延べ床面積6223平方㍍、敷地面積784平方㍍。工期は2018年6月21日から20年3月31日。事業費3億4737万円。
 解体作業は上部から1カ月に1階分ずつのペースで進み、8月末で1階部分まで取り壊した。工事の進捗(しんちょく)率は80%。地下部分については、残存するボイラーなどの機器類を撤去し、周辺建物や道路に影響を及ぼさない範囲で残留物を極力残さないよう作業する。整地後の地面は砕石で平らにする予定。当面は侵入事故防止とイベント利用時の安全を確保するため、仮設材で柵を設け、汎用(はんよう)性の高い土地として維持管理する。柵設置などに伴う工事請負費の変更契約締結議案を12月議会に提出する見込み。
 9月議会一般質問では「街がどのような変貌を遂げるのか、市民の間でかなりの関心事となっている。往時のにぎわいを取り戻してほしい」として商業施設を求める声があり、福原淳嗣市長は民間の再開発計画があることを説明。「民間主体の動きに期待しているが、計画にどこまで市の意向を反映できるか慎重に検討する。取り組みを注視しながら新館棟や立体駐車場跡地、大館スカイパーキングと併せて街全体の再興につながるよう模索したい」との考えを強調した。
 正札竹村は嘉永年間(1848~54年)に創業し、県北部を代表する老舗百貨店として栄えた。販売不振で2001年に倒産。放置すると外壁崩落などの危険があるとして市が05年に土地と建物を2580万円で購入した。新館2棟は改修して自衛隊秋田地方協力本部大館出張所や県北NPO支援センターなどが入居している。
商店街から見た工事現場
地下部分の解体が行われている本館棟(大館市大町)=市提供

縄文時代の暮らし体験 北秋田市縄文まつり 勾玉や土偶づくりなど

2019-09-15
勾玉や土偶作りなどさまざまな体験教室を楽しむ来場者(伊勢堂岱縄文館広場)
 第19回北秋田市縄文まつりが14日、同市脇神の国指定史跡「伊勢堂岱遺跡」のガイダンス施設・伊勢堂岱縄文館で開かれた。勾玉(まがたま)作りや土偶の製作、火おこしなど来場者が多彩な教室を体験し、縄文時代に思いをはせた。
 伊勢堂岱遺跡の保存や利活用に取り組む市民グループなどでつくる実行委員会(佐藤善壽会長)の主催。縄文時代や遺跡の魅力を広く知ってもらおうと、体験型のイベントを中心としたまつりを開いている。
 この日は天候にも恵まれ、親子連れなど多くの人が来場。縄文館周辺の広場には土器や土偶、勾玉、カラムシという植物を使用した織物などの製作体験ができる「縄文体験青空教室」が開設された。土偶作りのコーナーでは来場者が地域住民らに作り方を教わりながら、市内の白坂遺跡から出土した「笑う岩偶」やオリジナルの土偶作りに熱心に取り組んでいた。
 ステージではミニコンサートが行われ、市内で活動するダンスや合唱のグループが縄文時代風の衣装に身を包んで登場。このほか打楽器や民族音楽などの演奏も行われ、会場を盛り上げた。
 縄文時代の料理をイメージしたイノシシ鍋も限定100食で振る舞われ、人気を集めていた。地元の児童生徒でつくるジュニアボランティアガイドによる縄文館内と遺跡の案内も行われ、世界遺産登録に向けて機運が高まる遺跡の価値を確認していた。
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大館市 あすから建物防災週間 木造住宅の耐震化促進 「1万円診断」などPR

2019-08-29
 大館市は建築物防災週間(30日~9月5日)に合わせ、住宅の耐震診断・改修促進やブロック塀の安全対策推進に力を入れる。木造住宅の診断については所有者負担が1万円で済むよう昨年から補助制度を拡充。耐震化の設計補助や改修工事補助も設けており、都市計画課(比内総合支所)で随時相談を受け付けている。
 建築物防災週間は、火災や地震などによる建物・人的被害を防ぐため、防災知識の普及や関係法令・制度の周知徹底を目的に1960年から年2回(8月30日~9月5日、3月1~7日)実施している。
 市は81年5月以前の旧耐震基準で建てられた住宅を対象に、2010年4月から耐震診断に上限3万円、改修工事に同30万円(費用の23%)を補助する事業を続けたが、13年度まで利用実績はゼロ。14年度に診断と改修がそれぞれ1件にとどまったことから支援内容を見直した。
 都市計画課によると、一般的な住宅の診断費用は1棟あたり13万円。このうち市が12万円を負担し、耐震診断技術者として県に登録した建築士を派遣する。18年度は予定していた5件を達成、本年度は支援1件のほか事前相談1件を受け付けているという。状況次第で対象外となる場合があるため、申請前の事前相談を呼び掛けている。
 改修設計補助は費用の3分の2で上限10万円、改修工事は費用の23%で同30万円として募集枠2戸だが、申し込みゼロとなっている。
 市耐震改修促進計画によると、13年度の住宅2万7800戸のうち9376戸(33・7%)が「耐震性なし」と推計。耐震化率66・3%を20年度末までに80%へ引き上げることを目標にしている。
 ブロック塀については、地震での倒壊による人身事故を防ぐ目的で、所有や管理が個人・町内会の場合は撤去工事費用の2分の1(上限10万円)、法人には3分の1(同8万円)を補助する。住民登録のない人も利用できる。18年度は5件に計41万5000円、本年度は7月末時点で7件に計53万2000円を交付した。
 問い合わせ、申し込みは都市計画課(☎0186・43・7084)。
 

「損失2億円以内」など数値目標 内陸公共 交通連携協 次期計画を承認

2019-08-29
新たな総合連携計画を決めた総会(北秋田市阿仁庁舎)
 秋田内陸地域公共交通連携協議会(会長・津谷永光北秋田市長)は28日、市阿仁庁舎で総会を開き、4期目となる「秋田内陸地域公共交通総合連携計画」(2020~22年度)を承認した。訪日外国人団体利用者数などの目標を具体的に数値化し、事業効果の検証を新たに試みることにした。
 現行の連携計画が本年度で終了することから、次の3カ年計画を策定していた。計画の目的は引き続き「持続可能な公共交通の確保」とした。
 目標は▽経常損失額2億円以内▽定期外利用者数前年度実績(15万387人)以上▽訪日外国人団体利用者数前年度(2万8592人)以上―の3項目。具体的な数値を計画に明記した。
 目標達成に向け▽秋田内陸線の利便性の向上▽地域交通と観光地や商業施設との連携▽秋田内陸線を活用した観光客の誘客促進▽秋田内陸線の利活用の促進―の4施策に取り組む。
 さらに具体的な施策の方向性として「秋田内陸線や二次アクセス情報の的確、正確な提供」などと盛り込んだ。各施策の効果を確かめるため、年度終了後に事務幹事会で自己評価を行う。検証した結果は翌年度の実施事業に反映させるという。
 次期計画期間中は東京五輪・パラリンピック(20年度)などの開催が予定され、秋田内陸地域の公共交通への影響も予想される。このため連携協は従来にないイベントなどを「特殊要因」と位置付け、誘客に向けた事業も検討している。
 総会ではこのほか、19年度事業計画と予算なども承認した。
 

予約型乗り合いタクシー 八幡平で実証運行 鹿角市 9~11月 長牛、樫内の2路線

2019-08-29
 鹿角市八幡平地区で9月から11月まで、予約型乗り合いタクシーの実証運行が2路線で行われる。市が事業主体となり「樫内夏井花輪線」は9月6日から、「長牛長内花輪線」は同9日から運行を開始。利用状況や課題等を整理した上で、本格運行への移行について検討する。
 八幡平地区の路線バスは八幡平大環状線と志張線の2路線が運行されているが、県道や旧国道などが経路となっている。このため、最寄りのバス停までの距離が遠い住民からは交通手段の確保を求める意見が出されていた。
 こうした状況を踏まえ、路線バスが通らない集落を経由して花輪方面に向かう乗り合いタクシーの実証運行を行う。
 「長牛長内花輪線」は長牛、桃枝、白欠、長内、黒沢、「樫内夏井花輪線」は樫内、林崎、小割沢、夏井、大久保、荒町、川部をそれぞれ通って鹿角花輪駅と結ぶ。2路線とも八幡平市民センター、五の宮の湯、マルホン、いとく花輪店も乗降場所に設定している。予約がなければ停車しない。
 自治会間や、五の宮の湯―鹿角花輪駅間のみの移動には利用できない。
 運行日は長牛長内線が9月9日~11月28日の月、木曜で長牛会館発が午前9時と午後2時、花輪駅発が午前11時30分と午後4時30分。樫内夏井線は9月6日~11月29日の火、金曜で樫内発が午前9時と午後2時、花輪駅発が午前11時30分と午後4時30分。
 運賃は100円から600円まで100円刻み。運行は長牛長内線が鹿角観光タクシー、樫内夏井線がクラブタクシーに委託する。
 予約は、午前9時の便が前日午後5時まで、その他は利用1時間前までに運行事業者に電話で連絡する。
 

大館市9月議会開会 タイのパラ代表 事前合宿に選手ら40人 福原市長行政報告

2019-08-28
行政報告などが行われた本会議(大館市役所)
 大館市の9月定例議会が27日開会し、会期を9月30日まで35日間と決めた後、福原淳嗣市長の行政報告と議案上程を行い散会した。市長は、2020年東京パラリンピックに向けた事前合宿について「タイのボッチャ・陸上競技両代表チームの選手とスタッフら約40人が9月24日から12日間滞在する予定」とした上で、「受け入れに万全を期し、関係性を深める好機として市民と交流する場をつくりたい」と述べた。
 市は、両競技を所管するタイ脳性まひスポーツ協会と昨年12月に基本合意書を交わしている。ボッチャ競技の事前合宿はタクミアリーナ、陸上競技は長根山陸上競技場で行う。ボッチャは世界ランキング1位の選手らが参加する見通し。期間中は練習公開や体験会などを計画している。
 市長は「ホストタウン事業の推進や聖火リレーなど、さまざまな形で東京五輪・パラリンピックに参画し、スポーツを通じて人が育つ・まちも育つまちづくりへつなげる」と強調した。
 65歳以上のボランティア活動に対してポイントを付与し、地域限定商品券に交換できる「市シニアいきいきポイント事業」については、7月1日から今月23日までに45人が登録したことを報告。受け入れ事業所は58カ所で、夏祭りの手伝いや芸能披露などが対象となった。
 農作物の生育状況では「リンゴの開花量が少なめ。5月の降ひょうによる影響は不透明」と説明。今月15日から16日にかけ、ハウス飼育の比内地鶏246羽が暑熱で死ぬ被害が発生したことも報告した。
 大館能代空港の利用促進に向けた要望活動については「岩手や青森との関わりなどを全日空に提案し、地理的に多くの観光資源があることから商品づくりに力を合わせて取り組むことを同社役員と確認した」と述べた。
 提出したのは専決処分の報告4件、承認1件、条例案8件、単行案3件、補正予算案9件の計25件。一般会計は8億3899万円の追加で、補正後の総額は352億5090万円。除雪費や10月に始まる幼児教育・保育の無償化に伴う措置費などを計上した。
 

北秋田市 未開通区間の早期整備を 日沿道期成同盟 積極的な要望活動展開

2019-08-28
北秋田市日沿道建設促進期成同盟会の総会(ホテル松鶴)
 北秋田市日沿道建設促進期成同盟会(会長・津谷永光北秋田市長)は27日、同市のホテル松鶴で総会を開き、「一日も早い開通を目指す」として、国・県への要望活動や市民意識の高揚を図るための活動展開を確認した。役員改選では、津谷会長ら全員を再任した。
 市内の商工、観光、建設、自治会などの関係団体で組織し、未開通区間の早期整備を求めて国や県に要望活動を行っている。昨年、「北秋田市日沿道・あきた北空港~二ツ井白神間建設促進期成同盟会」から改称した。
 総会で津谷会長は「県北部のミッシングリンクが解消されることで、豊かな自然と資源を有する本市でも地域産業の発展と物流の振興に寄与すると期待を寄せている。市民が安全で安心できる生活を送るためにも、早期の全線開通を求めたい」とあいさつ。
 その上で「県事業の鷹巣西道路と国が進めている鷹巣大館道路の接続区間は、2020年度の開通を目指している。また、二ツ井今泉道路では小繋トンネルの整備促進が図られるなど、全線開通に向けた工事が進んでいる」などと紹介した。
 本年度の事業計画では「日本海沿岸東北自動車道・大館能代空港インターチェンジ(IC)―二ツ井白神IC間の整備促進、早期完成に向け、全市民一体となった運動を展開し、一日も早い開通を目指す」との方針を掲げ▽国・県に対し積極的に要望活動を展開する▽早期供用開始に向け、啓発活動を通じて市民の意識高揚を図る▽早期開通のため、情報収集・提供を行う―などとした。
 10月下旬に開かれる産業祭では、日沿道PR活動やパネル展を行う計画。11月には現場見学会を予定している。
 新役員は次の通り。
 ▽会長=津谷永光(市長)
 ▽副会長=藤本忠(市商工会長)鈴木稔(大野台工業団地協議会長)檜森正太(市観光物産協会長)石川仁司(市自治会連絡協議会長)
 ▽理事=堀部壽(市議会産業建設委員長)藤岡茂憲(市商工会副会長)片岡信幸(同)北林一成(市建設業協会長)斉藤一志(JA秋田たかのす組合長)和田テヱ子(市商工会女性部長)中嶋洋子(市連合婦人会長)澤田吉宏(鷹巣阿仁青年会議所理事長)
 ▽監事=菊地忠雄(市観光物産協会副会長)木村信人(市商工会青年部長)
 
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山梨・中央市と防災協定 大館市 武将・浅利氏が縁 

2019-07-30
防災協定を締結した中央市の田中市長㊧と大館市の福原市長(中央市役所
 大館市は29日、山梨県中央市と災害時の相互応援協定を締結した。福原淳嗣市長が中央市役所を訪れ、田中久雄市長と協定書に署名。大規模災害が起きた場合、被災者を受け入れたり生活必需品を提供したりする。大館市が遠隔地自治体と防災協定を結ぶのは4件目。
 鎌倉時代から戦国時代にかけ大館地方を治めた武将・浅利氏の始祖が甲斐国(山梨県)出身という縁で、2007年から同氏をテーマとするシンポジウムを両市で交互に開催するなど交流を続けてきた。その中で大館市が協定を申し入れたところ快諾を得た。
 大地震などの災害が発生し、被災地単独で十分な対応を講じることが困難な場合、被災者の受け入れをはじめ食料や水、生活必需品の提供、復旧活動に必要な職員の派遣、救助活動車両の提供などを行う。
 締結式で福原市長は「災害の態様は近年、複雑で広域化しており単独自治体での対応が難しくなってきている中、協定は市民の安全確保と迅速な復旧に向け大きな一助になる。両市の絆がより強固となり、交流の輪が広がることを期待したい」とあいさつ。
 田中市長も「遠くの自治体との協定を常々考えていた」とした上で、「非常に心強い。災害が起きず、活動することがないことを祈るが、これからもよろしくお願いしたい」と述べた。
 中央市は06年2月に3町村が合併して誕生した。「日本列島のほぼ中央に位置する」との意味が込められている。人口3万859人、1万3173世帯(7月1日時点)。面積31・69平方㌔の約4割を農地が占める。トウモロコシやコメ、トマトなどの産地として知られ、最先端企業が集積する工業団地もあり、農業と工業の調和ある発展を目指している。16年全国住みよさランキングで31位、県内1位となった。
 合併前の豊富村周辺は、甲斐源氏の一族・浅利義成の所領だったとされる。義成は1189(文治5)年の奥羽合戦の後、源頼朝から比内地方の地頭職を与えられ、甲斐国から送り込まれたと考えられている。
 大館市は01年に東京都渋谷区、11年に兵庫県丹波篠山市、14年に茨城県常陸大宮市と防災協定を締結している。
 

田代岳 五色の滝周辺で風穴調査 風の吹き出し確認

2019-07-30
調査する会員(田代岳)
 秋田北部風穴研究会(鳥潟幸男会長)、田代岳を愛する会(渡部道雄会長)、田代岳案内人の会(吉田光伸会長)の3者は29日、大館市の霊峰・田代岳山麓の、五色の滝入り口周辺で風穴調査を行った。会員ら11人が道路脇の斜面に点在する穴から冷風が吹き出しているか確認した。
 五色の滝入り口周辺の斜面は、約50㍍にわたり岩がごろごろ転がっている。岩の隙間から冷風が吹き出ていることから3者は7月上旬、事前調査を実施。10~11度の風が穴の外側に向かって出ていることを確かめた。「冷風穴」の可能性があるとしてこの日、本格的な調査に踏み切った。
 会員らは数班に分かれ、生い茂った木や葉を寄せながら調査。20㍍ほどの斜面を登った。点在する穴から吹き出る風の温度を測り、蚊取り線香を穴の入り口に置いて風の向きを確かめた。15度前後を記録した場所もあったが、ほとんどの班が外気と大差がない18~20度を観測したため、冷風穴との断定ができなかった。煙は外側に押し出される様子が確認された。
 3者は、山中の天気が雨か曇りで風が吹いていたことから条件がそろわず、確認できなかったとしている。
 風穴研究会の鳥潟会長は「風がなく晴れていれば確認できるはず。今後1年ほどかけて調査したい。確認できれば研究などを行う『風穴サミット』の県内開催にもつなげたい」、田代岳を愛する会の渡部会長は「風穴を確認し、五色の滝周辺の自然の付加価値を高めたい。悪天候で登山できないときなどに有効活用できれば」とそれぞれ期待していた。

 

ハローキティ 8月1日からスタンプラリー 北秋田市

2019-07-30
スタンプラリーの台紙
 北秋田市は8月1日から、市のふるさと大使「ハローキティ」のデザインを使ったスタンプラリーを実施する。スタンプ数に応じて先着順でオリジナルグッズをプレゼントする。10月31日まで。
 台紙は東北地方の道の駅などに置く。スタンプが押せる施設は▽市観光物産協会(松葉町)▽大太鼓の館(綴子)▽伊勢堂岱遺跡縄文館(脇神)▽北欧の杜公園センターハウス(上杉)▽浜辺の歌音楽館(米内沢)▽四季美館(阿仁前田)▽太平湖遊覧船(森吉)▽伝承館・異人館(阿仁銀山)▽森吉山阿仁スキー場山麓駅(阿仁鍵ノ滝)▽くまくま園(阿仁打当)の市内施設。
 それぞれ異なるデザインのスタンプで、3個集めると参加賞としてポストカード(3枚組、先着3000人)、10個でクリアファイル(先着1000人)がもらえる。
 さらに抽選で▽コンプリート賞=ペアグラスと伏影のリンゴジュース(スタンプ10個、3人)▽ふるさと賞=市の特産ギフト(同6個、30人)が当たる。コンプリート賞の抽選にもれた人を対象に、サンリオピューロランドペアチケット(2人)が当たる「ダブルチャンス賞」も用意した。
 各施設には写真撮影に適したスポットを設ける予定。日帰りで楽しめるモデルコースも設定し、観光客らに周遊してもらうという。29日の定例会見で津谷永光市長が発表した。「家族や友人と市内を巡りながらお楽しみいただきたい」などと述べた。
 参加賞の配布や抽選応募の窓口は市観光物産協会、四季美館、阿仁合駅観光案内所。問い合わせは市商工観光課(☎0186・62・5370)。
 

産前・産後の母親支援 自宅訪問し相談相手に 大館市が県内初 孤立防ぐサポーター配置

2019-07-29
 大館市は妊婦や出産直後の母親の孤立を防ごうと、「産前・産後サポーター」を配置し、自宅を訪問して育児の悩みを聞くなど、話し相手となる事業を開始する。県内の市町村では初の取り組み。育児ストレスなどで支援が必要な家庭には、家事代行サービスの利用料を補助する事業も新たに行う。両事業は8月から開始。健康課は「妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を充実させたい」と話す。
 市は、子育て世代包括支援センター「さんまぁる」を2016年、市保健センター内に開設。市健康課の保健師3人と嘱託の助産師、保健師の計5人体制で、相談を受け付けている。出産先の病院への「病棟訪問」、妊娠34週と生後2週に電話をかける「電話訪問」で直接悩みを聞く市独自のプログラムを提供し、継続的な支援につなげている。
 さんまぁるが2018年度に受け付けた相談は、病棟・電話訪問を含め1622件。健康課によると、初妊婦や若年者を中心に「子育てが不安」「転勤で移住し、身近に知り合いがいない」「夫の帰宅が遅く、頼れる家族がいない」などの相談が多く、子育てを1人で背負う母親の姿が浮き彫りになった。「相談体制は整ってきたが、生後2カ月まではつなげる先のサービスが不足している」とし、新規事業を立ち上げた。
 「産前・産後ママサポート事業」は、県子育て支援員の資格を持つ嘱託職員1人を配置。母親の依頼を受け、自宅を訪問して話し相手となり、悩みを傾聴する。子育てサークルに付き添うなど外出のきっかけづくりも行う。市に住所がある妊婦と生後12カ月までの子どもを育てる母親が対象で、1回1~2時間。利用日の1週間前までに連絡する。
 「養育支援訪問事業」は、妊娠期から子どもが産後3カ月までの間の支援を必要とする家庭が対象。家事代行サービス1回1時間(3000円分)の無料利用券を8回分交付し、市の委託業者が食事の準備や洗濯、掃除などを行う。年80人の利用を見込み、申請後、市が審査し、利用決定する。
 健康課は「出産後は体の回復まで2カ月はかかるとされ、家事代行利用で母親の心身の休養を確保し、適切な養育につなげたい。1人で子育てに悩まず、気軽に産前・産後サポートを利用してほしい」と呼び掛けている。
 問い合わせはさんまぁる(電話0186・43・7101)。

鷹南ナイン、雨に泣く 全県少年野球 6回に先制も最終回に逆転喫す

2019-07-29
鷹巣南は6回、暴投の間に三走の竹村が生還し先制(八橋球場)
 第4日の28日は、秋田市の八橋球場で準決勝を行った。北鹿勢は、鷹巣南が秋田北と対戦。5回まで拮抗(きっこう)し、6回に相手のミスを突いて先制するも、最終回に逆転されて初の決勝進出を逃した。これで北鹿勢は姿を消した。
 ◇準決勝【八橋球場】
秋田北 0000009 9
鷹巣南 0000010 1

 ▽二塁打=菅原(秋田北)、戸澤(鷹巣南)▽併殺=秋田北1▽暴投=秋田北2、鷹巣南2
 鷹巣南は終盤に先制点を挙げるも、最終回に投手陣が乱れて逆転負け。
 5回まで両者無得点で試合が動いたのは6回。鷹巣南は先頭の竹村が四球で出塁すると、佐藤聖の犠打で1死二塁に。続く藤島の内野ゴロの間に三進し、暴投で貴重な先制点を挙げた。
 しかし最終回の守りは、1死から四死球や内安打で満塁のピンチを招き、押し出しで同点に。その後2点適時打を浴びてリードを広げられると、投手陣の制球が定まらず、4連続四死球を与えるなど、この回9点を奪われ、力尽きた。
 鷹巣南・佐藤謙吾監督の話 1点勝負を予想していた。今まで取り組んできたミスを突く走塁で大事な1点を取れたが、雨のタイミングが悪すぎた。
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