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第一日昭工業 大館市に本社機能移転 工場増設で集約 県、誘致企業に認定

2019-09-21
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工場増設に伴い本社機能を移転する第一日昭工業大館支店(大館市釈迦内)
 食品製造プラントなどを手掛ける第一日昭工業(栗山英明社長、本社・川崎市)が工場増設に併せて本社を大館市に移転することになり、県は20日、同社を誘致企業と認定した。業務の効率化とコスト低減を図るため、生産拠点の大館支店(大館市釈迦内)に管理・経理部門を集約する。
 1965年6月に設立し、89年まで釈迦内鉱山の関連業者として機械設置工事やメンテナンスを手掛けていた。閉山後は化学プラントや環境関連、食品製造関連向けに機器の製造・設置工事を行い、材料の切断加工から溶接、機械加工、組み立てまで自社内で対応している。2018年に県の「ものづくり中核企業成長戦略推進事業」認定を受けるなど、難易度の高い製品づくりを展開している。
 工場増設は、需要が見込まれる下水処理場向け大型・中型の遠心脱水機・遠心濃縮機のメンテナンスや試運転業務の受注に対応する狙いがあり、8月に着工。鉄骨平屋372平方㍍を第3工場隣に建てる。2020年6月に操業開始する予定で、4年間で新規雇用8人を見込んでいる。従業員は現在41人。投資額は約1億3000万円。3年前にも食品分野へ参入するため約3億円を投じて工場を増設したほか、高性能レーザー加工機を導入、素材加工の内製化と自動化で生産性の向上を図った。市工場設置促進条例に基づく指定工場となっている。
 県は工場増設に併せて誘致企業として認定し、誘致受け入れ決定通知書を同社に交付した。
 本社機能の移転に伴う県補助金の指定は、羽田電線(由利本荘市)に続いて本年度2件目。

中学生が軽傷 クマ被害受け対応協議 鹿角市鳥獣対策協 おり設置や刈り払いなど

2019-09-21
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クマによる被害防止対策などを協議した緊急会議(市役所)
 19日に鹿角市の花輪第一中学校付近で下校中の男子生徒がクマに襲われ軽傷を負う人身被害があり、市は20日、鳥獣被害防止対策協議会(会長、大森誠・市農林課長)の緊急会議を市役所で開いた。関係者によると、下校中の児童生徒のクマ被害は、少なくともここ30年は聞いたことがないという。襲ったクマの捕獲や現場周辺の刈り払いなどに向け、関係者や関係機関と連携して対応にあたることを確認した。
 市、県、森林管理署、警察、消防、猟友会、果樹協会、JAなどの担当者約人が出席。市、消防が人身被害の発生状況やクマの出没状況などを報告した。
 本年度(19日現在)のクマの出没は108件で前年度同期(227件)の半数程度だが、捕獲頭数は52頭と前年度同期並み。クマによる人身被害は市内で本年度初めて。
 今後の被害防止対策では、住宅地が近いため猟銃による駆除はできないことから、おりの設置を検討する。場所は、餌によってクマを誘因する可能性がある学校周辺ではなく、猟友会に現場を確認してもらった上で、クマの生息地に近い里から離れた場所に仕掛けたい考え。
 被害現場となった学校と県道を結ぶ階段の脇は2、3日前に教育委員会が刈り払いをしたばかり。教委はクマを誘因した可能性があるクリの木の伐採などを含め、広い範囲で刈り払いを行いたい考えで、今後、周辺の土地所有者に協力を仰ぐことにしている。
 このほか、生徒たちの見守り、学校周辺にある果樹園への電気柵設置の呼び掛け、クマの誘因物の有無の点検などについて対応を確認した。
 今年はブナの大凶作が予想され、里へのクマの出没が懸念されているため、被害防止に向けた住民への注意喚起を機会あるごとに実施していく方針。

特別会計の増額鈍化へ 北秋田市9月議会 決算審査が始まる

2019-09-21
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審査が始まった北秋田市議会の決算特別委(市第二庁舎)
 北秋田市の9月定例議会は20日、2018年度各会計決算審査を行った。介護保険特別会計が膨らむ中、当局は「増額の伸びが今後鈍くなる」との見通しを示した。
 一般会計決算特別委員会(板垣淳委員長)と特別・企業会計決算特別委(佐藤光子委員長)をそれぞれ設置。この日から一般会計は本庁舎、特別・企業会計は第二庁舎で25日までの3日間審査する。10月2日に津谷永光市長を招き、総括質疑を予定している。
 特別・企業会計決算特別委は介護保険特別会計などを審査した。18年度は第7期介護保険事業計画の初年度に当たり、決算規模は約57億円だった。
 委員は市町合併の05年度時点で約35億円だった特別会計が年々膨らむ状況を懸念。見通しを質問した。
 これまでは高齢化が急速に進展したものの、近年は高齢者数が横ばい状態にあると高齢福祉課が説明。サービスを必要とする要介護認定者数も「大きな動きがない」という。
 今後、認知症対策など新たに事業が必要とされる可能性はあるものの、特別会計全体では増額傾向が鈍化すると見通した。
 第7期計画では介護保険料の基準月額が660円増の6460円に引き上げられた。同課は「消費増税や事業費の増加があっても7期の期間中に引き上げることはない。計画の3年間を一つのスパンとして考えている」と述べた。

一般会計 実質収支11億の黒字 18年度決算 審査を開始 市民税など前年度比増 大館

2019-09-20
 大館市の9月定例議会は19日、一般・特別会計決算特別委員会(石垣博隆委員長)を開き、付託された2018年度一般会計と15特別会計の決算認定案の審査を開始した。福原淳嗣市長は冒頭のあいさつで、個人市民税、法人市民税が対前年度比で増となり、ふるさと納税の寄付額も7億円を超えたことなどを紹介。監査委員は「今後とも財政の健全性を確保しながら、長期的な視野での施策推進を望む」との意見を述べた。
 18年度の一般会計は、歳入が前年度比3・5%増の391億5308万円、歳出は同3・3%増の371億749万円。差引額は20億4559万円で、19年度への繰越財源を差し引いた実質収支は11億2338万円の黒字。実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は5億2003万円の赤字。実質単年度収支も7億6738万円の赤字を計上した。
 国民健康保険、介護保険など15特別会計の決算総額は、歳入が6・7%減の210億607万円、歳出は6・3%減の202億7332万円。実質収支は7億3275万円の黒字、単年度収支は1億6150万円の赤字となった。 市債残高は18年度末で前年度比1億5735万円(0・5%)増の346億1276万円。公営企業会計を含む全会計の市債残高は前年度から8413万円(0・1%)増加し659億676万円。
 福原市長は歳入について、市税は都市計画税を廃止したが、個人市民税、法人市民税収入が対前年度比増となり、収納率が過去最高を更新したと説明。ふるさと納税は「返礼品の魅力向上などで寄付額が7億円を超え、地域経済への波及効果があった」と強調した。
 歳出は「子育て世代に関する市の独自事業として在宅子育て事業給付金などで負担軽減を図りつつ、待機児童対策を推進した」と強調。歴史まちづくり事業推進や交流人口の拡大を図るため秋田犬の里建築工事を実施したことなどにも触れた。
 長谷部明夫代表監査委員は審査報告で、「第6次市行財政改革大綱に基づき、歳入の確保と歳出の削減や行政の効率化などに取り組み、一定の成果を上げている」と評価しながら、「多くの事業を抱える中で、人口減少対策や少子高齢化への対応にかかる経費の増加も見込まれ、厳しい財政運営が続くと予想される。各種事業は計画内容を精査し、より効率的、効果的に推進してほしい」などと求めた。
 特別委は20日に一般会計款別審査など、24日は総括質疑などを予定している。

声良鶏銅像 駅前設置は不採択 請願・陳情 地上イージスは継続審査 鹿角市9月議会

2019-09-20
 鹿角市の9月定例議会は19日、最終本会議を開き、委員会に付託していた議案13件と決算認定案1件、追加提案の一般会計補正予算案(第5号)、議員発議の意見書案各1件を可決、認定したほか、声良鶏銅像のJR鹿角花輪駅前への設置を求めた請願を不採択、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の秋田市新屋地区への配備に反対の意思を示すよう求めた請願、陳情計3件は継続審査とした。2018年度一般・特別各会計の決算認定案6件が追加提案され、決算特別委員会を設置、閉会した。
 「声良鶏銅像を花輪駅前を離れることなく設置することを求める請願」は、鹿角花輪駅前にある銅像を歴史民俗資料館へ移設する市の方針に反対している市民団体「声良鶏銅像の設置を考える会」(奈良東一郎代表)が提出。
 吉村アイ議員が採択の立場から「市民の声の代弁者である議会として『考える会』に寄せられた700人を超える署名、市民の熱い思いをくみ取るべき」、田村富男議員が不採択の立場から「銅像移設を機に資料館をまちなか観光の目玉として生かすべき。銅像も重要だが、声良鶏の飼育・保存対策にもっと力を入れるべき」とそれぞれ討論。議長を除く16人による起立採決の結果、請願の趣旨に賛成4人、反対12人で不採択とした。
 地上イージス配備反対の請願、陳情について、戸田芳孝議員が採択の立場から「住民の生活を脅かす配備計画はあってはならない。新屋地区だけでなく県民全体の問題」、兎澤祐一議員が「根本的には国防の問題で、拙速に結論を出すべきではない。もっと議論をすべきと考えるので継続審査が妥当」とそれぞれ討論。起立採決の結果、継続審査とした総務財政委員長報告に対して12人が賛成し継続審査とした。
 追加提案の補正予算は、滞納市税不適切処理訴訟で最高裁第3小法廷が市民団体の上告を棄却し、判決が確定したことから、顧問弁護士委託料194万円(弁護士への報酬)を計上した。財源は財政調整基金を充てる。
 意見書は、森林・林業・木材関連政策の推進を政府に求める内容。
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北秋田市9月議会 児童生徒の教育環境守る エアコン設置の可否など 元気ワールド存廃も

2019-08-31
 北秋田市議会は30日、9月定例議会一般質問の通告を締め切った。議員8人が9月11、12の2日間の日程で登壇する。市の検討課題となっていた介護予防拠点施設「げんきワールド」の存廃や、学校教室のエアコン設置について今後の対応を問う。
 質問するのは登壇順に久留嶋範子議員(共産党)、虻川敬議員(新創会)、大森光信議員(みらい)、中嶋洋子議員(同)、三浦倫美議員(共産党)、長崎克彦議員(無会派)、福岡由巳議員(同)、板垣淳議員(共産党)。各日4人が質問する。
 「げんきワールド」は市と民間との土地・建物賃貸借契約が来年6月末で満了する。契約を延長するかどうかや、事業の在り方を官民の検討委が協議し、契約を終える結論をまとめた。
 教室のエアコンについては、猛暑に伴い、児童生徒の教育環境を守る目的で議員が設置を求めている。市教委は今年夏の室内温度を調べ、設置の可否を判断することにしていた。
 市が推進する移住定住施策について、隣り合う大館市や能代市のベッドタウンとして宣言し「施策の促進を図るべき」とする議員も。質問の真意や当局の答弁が注目されそうだ。
 質問の要旨は次の通り。
 ◇11日
 【久留嶋範子議員】(共産党) ▽高齢者世帯への支援について▽ふるさとの文化活動について
 【虻川敬議員】(新創会) ▽子育て支援制度について▽移住定住について
 【大森光信議員】(みらい)
 ▽児童館について▽林業の振興について
 【中嶋洋子議員】(みらい)
 ▽鷹巣中央小と鷹巣南小の統合について▽救急医療情報キットについて▽げんきワールドの今後の方向性について
 ◇12日
 【三浦倫美議員】(共産党) ▽保護司の活動と市の協力体制について▽民生委員の活動と市の協力体制について
 【長崎克彦議員】(無会派)
 ▽農業・畜産業の振興について▽限界集落や戸数が減少している自治会組織の運営について▽岩石採取の許認可事務について
 【福岡由巳議員】(無会派)
 ▽小阿仁川流域の環境改善について▽孫七沢地内の森林について▽市制15周年記念事業について
 【板垣淳議員】(共産党)
▽子育て支援について▽学校教育環境について
 

大館クリーンセンター 設備改良など民間提案 事業評価委が審議

2019-08-31
提案評価の考え方を審議した委員会(大館市役所)
 大館市雪沢の一般廃棄物処理施設「大館クリーンセンター」の基幹的設備改良と工事後10年間の運営に向けた事業評価委員会(委員長、柴山敦・秋田大教授)が30日、市役所で開かれ、民間提案の評価手法を審議した。提案は10月に受け、要件を満たせば12月に契約を結ぶ。改良工事は来春から2カ年で行う。
 センターは2005年8月、民間資金活用の社会資本整備(PFI)方式で開設。民間事業者が所有・運営している。契約は15年間。契約に基づく延長協議は「現在地で事業継続」「延長期間10年」「PFI法にのっとり事業者選定を経て契約締結する」と確認していた。
 各設備は老朽化が進み、事業を継続するためには補修・更新した上で一層の運営効率化を図る必要がある。市の実施方針によると、回収したエネルギーの発電を通じた有効活用や循環型社会の実現、財政負担縮減なども目的としている。工事中は事業者が施設運営を続け、工事にかかる資金調達も行う。更新だけでなく余熱利用設備の新設なども盛り込まれた。
 今のところ現行の事業者だけが参加表明しており、10月に提案を受ける見込み。実施方針に基づく要件を満たせば11月に仮契約を締結し、議会の議決を経て本契約を結ぶ。柴山委員長は九州北部の大雨に触れながら「突発的な事案に対して環境行政施設は重要な役割を担う。そういう観点も考慮しながら進めたい」と述べた。
 

建て替え方針の合川公民館 完成まで2年、代替施設で 北秋田市 候補は保健センター

2019-08-30
住民と意見交換する市教委職員(合川公民館)
 北秋田市合川公民館(李岱)の老朽化に伴い、建て替える方針の市教委は28日、同館で住民説明会を開き、今後の工事スケジュールを示した。現施設の解体が始まる2020年4月ごろから一般の利用を休止し現地建て替えする。22年3月に完成するまでの2年間は近隣の公共施設を代替活用する考え。
 市教委が合川地区の住民を対象に開催した。合川公民館と、合川庁舎に隣接する合川駅前公民館(新田目)の老朽状況を説明し、今後の対応を示した。30人余りが参加した。
 生涯学習課によると、合川公民館が入居する合川農村環境改善センターは1982年に建てられ、築37年が経過。耐震診断の結果、大規模改修が必要と判断された。駅前公民館は67年に完成し52年がたつ。いずれも老朽化が著しい。
 すでに合川公民館を現地建て替えする方針が示されていて、この日は駅前公民館の解体方針を明らかにした。両施設の解体設計を年度内に行い、来年6月ごろ解体工事に着手する予定。
 合川公民館は建て替えの設計も同時進行し、2021年5月ごろに建設工事が始まる。完成は22年3月の予定。一般の利用ができない間の代替施設について出席者から質問があり、同課は「決定ではない」と前置きした上で「合川保健センターが第1候補。他の近隣施設も検討している」と述べた。建て替えに向け、住民の要望を把握する目的で検討委員会を今後立ち上げることも説明した。
 他の出席者は「合川庁舎も老朽化している。公民館と一体化した施設にする考えはないか」と質問。市教委は市庁舎を含めた再整備も検討したが結論に至らず「老朽化が進む公民館を先行して建て替えることにした」という。
 「地区の歴史を子どもが学べる施設に整備してほしい」と求める意見も。佐藤昭洋教育長は「合川の文教エリアを生かしていきたい。コミュニティーの拠点をつくっていければいい」などと強調した。
 

大館市で稲刈り始まる 早場米「五百川」 実りの秋一足早く

2019-08-30
コンバインで「五百川」を刈り取る農家(大館市二井田)
 早場米「五百川(ごひゃくがわ)」の稲刈りが29日、大館市内の圃場で始まった。JAあきた北が栽培を推進している品種で、管内に導入して8年目を迎える。今年は夏場に好天が続き、生育は良好で、9月8日ごろからスーパーの店頭に並ぶ。
 「五百川」は福島県で民間育種されたコシヒカリ系統のわせ種。田植えから約100日、早ければ8月下旬に収穫できるため台風被害が少ないとされる。稲刈り時期の分散による作業の効率化や、適期収穫による品質向上につなげようと、同JAが2012年から市内で栽培を推進。今年は管内の5農家が7・5㌶に作付けした。
 1・7㌶で栽培する冨樫覚さん(55)=本宮=は、5月15日に田植えをした二井田の圃場で稲刈り。長男の一磨さん(24)がコンバインを運転し、黄金色に実った稲穂を刈り取る様子を関係者が見守った。冨樫さんは「夏場の好天で昨年より出来はいい。あきたこまちの稲刈りは9月中旬から、めんこいなは10月からを予定しており、早めに作業が開始できる分、後半まで余裕をもって進められる」と話した。
 同JAによると、五百川の稲刈りの開始日は昨年と同じで、「出穂期以降、気温が高かったため登熟が進み、生育は良好で、収量が期待できる。冷めてもおいしいのが特徴で、新米を楽しみにしている消費者へ自信を持って届けたい」と力を込めた。県内のいとくやタカヤナギの各店舗で販売される。
 

小坂町教委 情報活用能力の向上へ 小中学校に タブレット端末を導入

2019-08-30
タブレットが導入される小坂小中学校
 小坂町教育委員会は本年度、ICT(情報通信技術)環境整備事業の一環として、小中一貫教育校の小坂小中学校にタブレット端末を導入する。情報社会の発展に対応できる「情報活用能力」の向上が狙い。2学期中に導入し、小中の1クラス分に行き渡る34台を配置する。
 ICT教育は、学習意欲や情報活用能力の向上、授業の効率化などの効果が期待されている。
 同町は、まちづくりの指針となる第5次総合計画の後期基本計画(2016~20年度)の主要施策の中で、「教育支援の充実」を重点プロジェクトに設定。ICT導入を促進し、子どもたちが学びやすい環境の整備を図るとしている。
 小坂小中では以前から、必要に応じて電子黒板やタブレットを使った授業を展開している。現在、タブレットは10台あり、1台を2、3人のグループで使用している。
 新たにタブレットを増やすのは「授業の分かりやすさなどを含め、検討した結果」(町教委)だという。20年度からコンピューターのプログラミング教育が小学校で必修化されることも視野に入れている。
 当初予算に事業費約622万円を計上した。タブレットの端末機は「iPad(アイパッド)」で、導入に合わせて公衆無線LAN「Wi―Fi」を整備する。
 町教委は「一人一人の学習状況を把握しながら、きめ細やかな指導に活用していく」としている。
 
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仙台空港の定期便再開 タイでPR活動計画 北秋田市など 秋田岩手観光推進協

2019-07-05
タイでのPR活動実施を決めた総会(仙北市役所田沢湖庁舎)
 北秋田市や仙北市、岩手県雫石町などによる「秋田岩手広域観光推進協議会」(会長・門脇光浩仙北市長)の総会が4日、仙北市役所田沢湖庁舎で開かれた。仙台空港とタイの首都バンコクの国際定期便が再開するのに合わせ、タイでのPR活動を展開し誘客を図る2019年度事業計画を決めた。
 仙北を挟んで近接する3市町の行政や観光団体、NPOが2009年に設立した広域連携組織。津谷永光市長や門脇会長らが出席した。
 仙台―バンコクの定期便は2013年12月に就航したが、搭乗率が低下して翌14年3月に休止していた。近年、タイから東北地方を含め日本を訪れる観光客が増加に転じたことを受け、タイ国際航空が10月下旬、5年ぶりに運航を再開する。
 事業計画に「タイ誘客促進事業」などを盛り込み、予算に関連事業費150万円を計上した。事務局は「仙台から岩手、秋田に向かう客を取り込みたい」「東南アジアから見て岩手、秋田の雪は強力な観光コンテンツになる」と説明した。
 PR活動は8月ごろ、東北6県の知事がタイでトップセールスする際、会場にブース出展する形で行う予定。他の団体とも連携し11月の実施も検討している。タイからの個人客をターゲットに観光地やアクセスの情報を発信する予定。
 タイからの誘客に期待する一方、北秋田市は台湾からの観光客が主力。「タイ語への対応など、どこまで受け入れられるだろうか」と話す会員もいた。
 任期満了に伴う役員改選で、門脇会長ら全員を再任した。

参院選きょう公示 現、新3人 立候補へ 秋田市で第一声

2019-07-04
 第25回参院選が4日、公示される。本県選挙区(改選数1)に立候補を予定しているのは、自民党現職で再選を目指す中泉松司氏(40)、無所属新人で野党統一の寺田静氏(44)、政治団体「NHKから国民を守る党」新人の石岡隆治氏(45)の3人。中泉氏と寺田氏の事実上の一騎打ちとみられ、届け出の後、秋田市内で第一声を上げ、21日の投開票まで17日間にわたる選挙戦に突入する。
 昨年の公職選挙法改正により、参院の総定数は6増となった。今回は、2016年参院選に比べ3増の124議席(選挙区74、比例代表50)を争う。10月に控える消費税率10%への引き上げ、安倍晋三首相の経済対策、憲法改正議論の是非、年金問題などが争点となる見通し。本県選挙区は前回に続いて三つどもえの戦いになるとみられる。
 中泉氏は組織力を生かした戦いを展開する。自民党は本県を「激戦区」に指定し、閣僚らを応援に出すなどてこ入れを図ってきた。4日には同党の小泉進次郎厚生労働部会長が秋田入りし、秋田市などで演説会を予定している。出陣式は午前8時30分から、秋田市大町の大型店跡地で行う。
 寺田氏は立憲民主、国民民主、社民3党の県組織と連合秋田が設立した団体を後援組織とし、共産党県委員会も独自候補を取り下げて支持に回った。6月に県内25市町村で集会を開くなど、党派色を薄め、無党派層への浸透を目指す。出陣式は午前9時30分から、秋田市御野場の事務所で行う。
 石岡氏は神奈川県横須賀市在住。契約者だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送」の実現を訴える。立候補の届け出を行った後は横須賀に戻る予定。本県に事務所は置かず、遊説も予定していない。
 比例代表では、共産党の藤本友里氏(40)=北秋田市=が立候補を表明。午後4時30分から、秋田市の秋田駅前で第一声を上げる。

曲げわっぱ 飯器作り「トントン」 大館の小学校 製作体験 南皮切りにスタート

2019-07-04
曲げわっぱの器の製作を体験する児童ら(大館市南小学校)
 大館曲げわっぱ協同組合(栗盛俊二理事長)に加盟する伝統工芸士が、児童らに曲げわっぱの作り方や魅力を伝える事業が3日、大館市南小学校を皮切りに始まった。児童らが職人から指導を受けながら組み立て、「トントン」という軽快な音が響いた。
 児童、生徒が日本文化に触れ、伝統工芸品に興味、関心を高めてもらうことを目的に伝統的工芸品産業振興協会(本部・東京都)が実施。
 協会の補助金を得て同組合が加盟5社から伝統工芸士を派遣。12月まで市内17校で実施する。同校には釈迦内の大館工芸社から伝統工芸士の福岡由光営業企画部長ら3人が訪れ、指導にあたった。
 親子レクも兼ね、6年生26人と保護者26人が参加。児童らは組み立てキットを用いて直径15㌢、高さ6㌢の飯器(はんき)を作った。接着剤をふちに塗って木材の部品を当てはめ木づちで固定。手触りが滑らかになるよう仕上げにやすりをかけ、親子で協力しながら自分だけの器を作った。
 桜庭夢さんは「(お母さんと)一緒に作るのは楽しい。大切に使いたい」、初めて体験したという母の綾さん(37)は「成長すると『一緒に体験』する機会が少なくなると思い参加した。難しそうに見えたが、やってみると楽しく夢中になった」とそれぞれ話していた。
 完成品は、大館工芸社が一度引き取り、修繕や塗装を行う。今月末ごろに児童たちに返される予定。児童は2学期から、米飯給食で曲げわっぱの器を使用する。

県消防技術大会 鹿角の山﨑さん優勝 ロープ渡過 全国大会に出場

2019-07-04
児玉市長に優勝を報告する山﨑副士長(市役所)
 第48回県消防救助技術大会(2日・由利本荘市)の種目「ロープブリッジ渡過」で優勝した鹿角広域消防署十和田分署の山﨑雄平消防副士長(25)が3日、鹿角市役所を訪ね、児玉一市長に優勝を報告した。
 同種目は、地上7㍍に水平に張られたロープを手足でつかみ、往復40㍍を往路はロープの上に身を乗せ、復路はあおむけで渡り切る速さと安全性を競う。
 山﨑副士長が同種目へ挑戦するのは今年で6年目。県大会は自己ベスト16・8秒には届かなかったが、17・7秒で出場19人の頂点に立ち、全国大会(8月25日・岡山市)の出場権を獲得した。
 賞状を持って訪問した山﨑副士長に児玉市長は「全国では優勝を目指し、頑張ってきてほしい」と激励した。
 昨年12月に腰のヘルニアを発症してから、3月ごろまで激しい運動を控えていたという山﨑副士長。練習が始まる時期に出遅れ、思うようなタイムが出せない状況が続いていたが、県大会は「一本に集中し、現状の中でのベストを尽くそう」と出場。本番では「緊張することなくスタートラインに立て、安全かつ速く、確実にできた」。
 ライバルの同僚を抑えての優勝。「優勝を狙っていたが、2年前に全国に出場した先輩、そして同年代の同僚と切磋琢磨(せっさたくま)してきた結果。1人では出せなかったので、感謝している」と声を弾ませた。全国では「県の代表として自信を持ち、一本に集中したい」と闘志を燃やした。
 同消防署から全国大会の出場者は2年ぶりで、山﨑副士長は5人目。

半夏生 雨の田代岳に登山者 悪天で引き返す人も 作占いは「平年作」

2019-07-03
山頂を目指す登山者(田代岳)
 半夏生の2日、大館市の田代岳(標高1177・8㍍)で田代山神社の例大祭が行われた。前日夕には宵宮祭で今年の稲の作柄を占い、「平年作」とのご託宣があった。山頂の社殿は強風などで破損したため一昨年に解体。昨秋、県が避難小屋を設置した。小屋を神社に見立て、参拝する登山者の姿があった。この日の田代岳は悪天候に見舞われ、途中で引き返す人もいた。
 半夏生は夏至から数えて11日目に行う伝統行事。水田信仰の霊峰・田代岳に県北の農家らが参拝し、その年の稲の豊凶を占う。9合目付近の湿原には「神の田」と呼ばれる大小約120の池塘(ちとう)が点在。水面から伸びる植物のミツガシワなどを水稲に見立て、花の咲き具合や根の張り方などで占う。
 同神社の武内尊英宮司や氏子らが前日の1日から登り、占った。おくてを占う沼のミツガシワが例年より多く咲いていたことから「平年作」とした。半夏生に合わせ登っていた登山者に伝えられた。
 「田代岳を愛する会」(渡部道雄会長)の会員ら36人は、歩きながらごみを拾う恒例の清掃登山を実施。参加者が袋を手に道を見回りながら山頂を目指した。高山植物があると足を止め、写真を撮るなどして楽しんでいた。途中、強い雨に見舞われ道が冠水。安全を確保するため7合目で引き返した。
 渡部会長は「鉄砲水が出る寸前だった。山頂まで行けず残念だったが、判断を受け入れてくれた参加者に感謝したい。今後も続けていきたい」と話していた。
 地元田代中学校の1年生41人もこの日に合わせ登山したが、悪天候のため引き返した。
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