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「きょうの秋田犬」 動画投稿サイトで公開 臨時休館中の楽しみを

2020-03-30
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秋田犬のさまざまな表情をカメラに収め、動画を公開している(秋田犬の里)
 秋田犬を飼育する大館市の地域おこし協力隊が、動画投稿サイト・ユーチューブで「きょうの秋田犬」を公開している。秋田犬の里が臨時休館中のため、来館できない人に少しでも秋田犬の魅力を伝えようと企画。散歩の様子など、展示だけでは見ることができない一面を伝えている。
 22日に「秋田犬ふれあい隊in秋田犬の里」のチャンネルを開設し、市で飼育している犬のほか、展示に参加している秋田犬保存会会員の犬の動画を紹介している。
 29日の撮影では、会員の「純」(雌5歳)と「明」(同10カ月)を撮影。散歩で元気いっぱいに走り回る姿や芝生の上でくつろぐ姿など、さまざまな表情をカメラに収めた。
 隊員の加藤瞳さんは「毛色の違いは見た目で分かるけれど、性格は写真だけでは伝わらない。動画で犬の個性を伝えていきたい」と話している。
 今後は秋田犬とともに館内の紹介なども予定している。
 

ネギに続いては キャベツ詰め放題 鹿角市の末広ファーム

2020-03-30
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協力してキャベツを詰め込む親子(鹿角市十和田末広)
 鹿角市十和田の農業組合法人・末広ファーム(柳沢義一代表理事)は29日、同所末広字村下の畑で詰め放題のイベント「雪の下キャベツ収穫祭」を開いた。専用の袋を購入した市民らが収穫したてのキャベツを袋いっぱいに詰め込み、抱えるようにして運ぶ姿が見られた。
 地域貢献の一環で実施。昨年12月にネギの詰め放題も行い、2回目のイベント。借り受けた畑2・4㌶にキャベツを植え付けた。暖冬の今年は〝雪の下〟とは言えないものの、数回の積雪と冷え込みがあったことで、甘く、歯ごたえの良いものに仕上がったという。コメ1斗分が入るビニール袋を一つ500円で販売し、購入者が収穫、袋詰めを行った。
 会場の畑は午前10時の開始を前にカッパなどを着た市民らでにぎわった。袋を購入しキャベツを品定め。鎌や包丁の刃を入れて収穫した。揺すったり、伸ばしたりしてスペースを確保した袋に、ぎゅうぎゅうに詰め込んでいた。きょうだいや親戚と分けるという大館市の70歳代女性は「1袋に15玉も詰めることができた。収穫の催し物はなかなかないので楽しい。サラダやロールキャベツなど、毎日キャベツ料理にして、スリムになりたい」と笑顔だった。
 柳沢代表は「思った以上に来場者があり、喜んでもらえてよかった。詰め放題は本年度から始めた事業。若手社員の意見を取り入れるなどして今後も続けていきたい」と話していた。

 
 

100㌔マラソン 記念大会の募集1日開始 コロナ状況見極めへ

2020-03-30
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 開催30回目の記念大会となる「北緯40度秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソン大会」の申し込み受け付けが4月1日に始まる。全国で感染が相次ぐ新型コロナウイルスの終息には見通しが立っていないものの、現時点では予定通り9月27日に開催する方針。事務局は今後の状況を見極めながら開催の可否判断を「5月下旬から6月初旬の間に行う」としている。
 大会要項によると、100㌔の部(制限時間13時間)は仙北市角館交流センター前を午前4時30分に出発する。50㌔の部(同7時間)は北秋田市阿仁農村環境改善センター前がスタート地点。ゴールはいずれも北秋田市交流センター前。
 申し込みは先着順で、定員は100㌔の部1350人、50㌔の部350人の計1700人。参加料は警備強化に伴い、100㌔の部が2000円アップの1万8000円となった。50㌔の部は例年通り1万4000円。6月30日の消印有効。記念大会は全国から申し込みが増える傾向にあり、定員に達し次第締め切られる。
 申込書に必要事項を記入し参加料と一緒に現金書留で実行委員会(〒018=3311、北秋田市材木町2の2、北秋田市交流センター内100㌔チャレンジマラソン大会実行委員会、☎・ファックス0186・62・1811)に送付する。27日未明に運行する秋田内陸線の深夜特別号や、駐車場の利用申し込みも受け付ける。
 事務局によると、申し込み締め切りと同時にエントリー数が確定すると、備品発注などの準備作業が本格化する。大会開催の可否判断は経費が膨らむ前に行うとし、遅くとも6月初旬までに協議し結論を出すことにしている。

県の受動喫煙防止条例 4月1日から全面施行 飲食店や事業所 「原則屋内禁煙」に

2020-03-29
手書きの張り紙で、4月以降の対応を周知する飲食店も(大館市中山の梅正)
 県受動喫煙防止条例が4月1日、全面施行される。喫煙場所の規制が強化され、事業所や飲食店は「原則屋内禁煙」が義務付けられ、喫煙を認める場合は喫煙専用室の設置が必要となる。全ての飲食店で店頭に「店内禁煙」などの標識の掲示が義務付けられるが、大館保健所は「条例の内容が行き届かず、管内で知らない店舗も多いのでは」とし、対応を呼び掛けている。
 県条例は昨年7月に制定され、国の改正健康増進法に合わせて4月1日に全面施行される。条例は望まない受動喫煙をなくすため、罰則は設けないものの、改正法より厳しい規制が設けられている。
 事業所や飲食店は「原則屋内禁煙」となる。喫煙を認める場合は、喫煙専用室(飲食不可)の設置が必要。大館保健所によると、施行直前の現在も飲食店などから「どんな対策が必要か」などの問い合わせが寄せられているという。
 客席100平方㍍以下の既存の小規模飲食店も、従業員がいる場合は対策が必要となるが、条例施行後5年間の経過措置が設けられている。担当は「経過措置期間に対策を取る場合は申請が必要で、速やかに届け出を」と話す。
 全ての飲食店は4月から店頭に「店内禁煙」「喫煙専用室あり」など標識の掲示が義務付けられる。客、従業員共に20歳未満の人を喫煙可能な場所に入室禁止とする対策なども必要となる。
 県は「屋内完全禁煙」の表示ステッカーを用意したが、大館保健所での配布は約30枚にとどまり「自作の標識でもいい。厚生労働省のホームページで見本が紹介されており活用してほしい」と呼び掛ける。
 「4月から店内禁煙とさせていただきます」。大館市中山のラーメン店・梅正(佐藤登店主)では、3月上旬に県条例を紹介する手書きの張り紙を掲げた。同店ではこれまで灰皿を置いてきたが、たばこの煙を気にする客もおり、「受動喫煙防止対策は時代の流れ。喫煙専用室を設置する予定はなく、早めに対応を周知することで、常連客らに理解してもらい気持ちよく食べてほしい」と話した。
 問い合わせは大館保健所健康・予防課(電話0186・52・3952)、県健康づくり推進課専用ダイヤル(018・860・1429)。

職員採用試験 人材確保へ「最速実施」 北秋田市 1次は5月末、2カ月早く

2020-03-29
 北秋田市は2020年度から、大学卒程度を対象にした職員採用試験を例年より約2カ月前倒しし5月末に実施する。応募者数が近年減少傾向にあり、予定通り人材を確保できないことが理由。総務課は「少しでも早く試験を行い、民間企業などと併願する人に就職先として選んでもらいたい」とし4月1日から5月15日まで応募を受け付ける。
 募集しているのは大卒程度の▽一般行政(5~6人程度)▽建築士(1人)▽土木技師(同)。
 試験日は教養などの1次が5月31日。6月中旬に1次合格者を発表する予定。前年度は1次を7月下旬、1次合格発表を8月中旬に行っていて約2カ月前倒しすることになる。小論文などの2次試験を経て最終合格者を発表する時期は例年の10月中旬から1カ月余り早め、9月上旬を見込む。
 応募の受け付け開始時期も1カ月半ほど早い。同課はいずれの時期設定も「決裁などを行う手続き上できる限り早めた」と〝最速実施〟をアピールする。
 背景には応募者数の減少傾向があるという。近年の就職戦線は全国的に「売り手市場」が続く。人材不足に悩む企業などが次々と内定を出す結果、「安定した職場」の代表格といえる自治体であっても就職先として選ばれないケースが目立ってきている。
 北秋田市も同様で、特に建築士など専門資格が必要な職種で優秀な人材の確保が課題になっている。総務係によると、18年度の試験では内定を辞退された。過去に辞退者はほとんどいなかった。
 19年度は専門職への応募自体がゼロ。結局、新戦力を加えられないまま既存の職員で業務に当たるしかなく対応に苦慮したという。一般行政職の応募者数も減少傾向。
 民間の中には大学卒業前年の春から夏にかけて内定を出す企業もあり、9月上旬予定の市よりなお早い。小坂竜也課長は「民間と市役所を併願する学生が民間からいち早く内定を得た場合、これまでは市役所の試験を待たずに就職先を決めてしまうのでは」と推測。試験や内定の時期を少しでも民間に近づけることで「市役所を就職先として考えてもらいたい」と話し、多数の応募を期待していた。
 高卒程度を対象にした求人の受け付けは例年6月と取り決められ、採用活動は夏ごろで市も例年通りの時期を予定している。詳しくは総務課(電話0186・62・1111)。
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新型コロナ 休校開始日は分かれる 首相要請受け北鹿自治体 学童保育などは開所

2020-02-29
大館市内の全校長が出席した臨時会議(大館市田代総合支所)
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、安倍晋三首相が全国の小中高校などを3月2日から臨時休校とするよう要請したことを受け、北鹿地方の各教育委員会は28日、臨時の会議を開くなどして対応を決めた。国からの要請はあったものの、休校の開始日については判断が分かれた。保育所や放課後児童クラブ(学童保育)は引き続き開所するよう通知があったことから、各市町村でも基本的に利用できることとした。小中学校の卒業式については、卒業生と教職員ら最小限の人数で行う形とする自治体が目立った。
 大館市は2日から休校  大館市教委は3月2日から19日まで、全小中学校を休校とすることを決めた。同中旬に実施予定の卒業式は原則、卒業生と教職員、式典に関わる少人数の在校生のみで行う。保護者は出席できない。
 市教委によると、休校の準備として29日、3月1日の2日間、各校の判断で児童生徒を臨時的に登校させることができ、休校期間中の指示、指導などを行う。3月中旬に予定していた年度末の修了式は中止。教職員異動に伴う離任式は感染拡大状況により今後判断する。市内の5校は29日から休校期間に入ることを既に決めている。
 放課後児童クラブ(学童保育)は、登録者のみが午前8時から午後7時まで利用できる。春休み、夏休みなど長期休業期間中のみ利用している児童は基本的に期間中(3月2~19日)利用できず、自宅待機となる。放課後子ども教室は休止する。
 市教委は休校期間に児童生徒がどこで過ごすか状況調査を実施する。預かり先がない場合は緊急的に学校に居場所を用意する方針で、各校に相談してほしいとしている。
 スポーツ少年団、部活動などの活動は休止。ニュージーランドで語学、文化、交流を行う中学生海外研修(21~28日)は中止する。
 市内の保育施設は通常の保育を行う。未就学児の親子が交流する「つどいの広場ひよこ」(有浦児童会館)は29日から当面開催を取りやめる。28日の臨時会議で各校長に説明した。
 北秋田市と上小阿仁村も 北秋田市教委は3月2~19日までの18日間、市内小・中学校を臨時休校する。児童館を含む放課後児童クラブ(10カ所)は期間中の平日午前7時30分から午後7時まで開所する。卒業式や修了式については28日に臨時校長会を開いて対応を協議している。
 上小阿仁村教委も同期間、村内小・中学校を臨時休校する。住民福祉課によると、放課後児童クラブ(1カ所)は期間中の平日午前7時30分から午後6時30分まで開所する。
 卒業式は中学校が7日、小学校が13日。卒業生と教職員だけが参加して行う予定。
 鹿角市は3日から 鹿角市は、小中学校の休校期間を3月3日から19日までとした。期間中は部活動やスポ少活動も行わない。同2日は学校や家庭の準備を整えるため、登校日とする。
 小中学校の卒業式は卒業生と教職員、一部在校生の最小限の人数で行う。3月19日に花輪二中で予定されていた閉校式は中止し、校旗の返還を市長室で行う。日程は未定。
 市立保育園と認定こども園は通常通り園児を受け入れる。放課後児童クラブ(8カ所)は長期休暇と同様、午前8時から午後7時まで開設(日曜祝日は休み)し、未登録者も受け入れる。ただし、各家庭で見届けができる家族がいる場合やインフルエンザ等の感染症に罹患(りかん)している場合は利用を控えてもらう。
 コモッセなど市所有公共施設は、感染予防対策を徹底した上で通常通り開設する。
 小坂町は4日から 小坂町教委は3月4日から19日まで小坂小、中学校を休校すると発表した。町教委は「保護者への配慮や、長期の休校に備え学校側の準備期間を考慮した」と話した。
 卒業式については、小中とも卒業生と教職員、必要最小限の在校生で行うほか、保護者の出席は控えてもらう。中学校は当初の日程を前倒しして6日に、小学校は予定通り18日に実施する。
 休校中の児童生徒については、不要不急の外出を避けてもらう。放課後子ども教室と放課後児童クラブを一体化した「子どもクラブスキップ」は、長期休暇と同様に午前8時から午後5時まで開設し、自宅で過ごすことが困難な児童のために対応する。
 このほか、各種スポ少活動、部活動についても自粛を求めるという。町内で唯一の保育施設「小坂マリア園」は通常通りの運営を行う。

新型コロナ 対策本部へ格上げ 鹿角市3月議会開会 人工降雪機改修工事など可決

2020-02-29
施政方針・行政報告を述べる児玉市長(鹿角市役所)
 鹿角市の3月定例議会は28日開会した。児玉一市長は施政方針・行政報告の中で、新型コロナウイルスの感染拡大を巡って、この日、庁内連絡会議を対策本部に引き上げて対応に当たることを説明した。畠山義孝教育長が教育執行方針を述べた後、2020年度当初予算案など議案28件、諮問案1件を上程し、花輪スキー場人工降雪機改修工事の工事請負契約締結案、19年度一般会計補正予算案(第9号)を可決、人権擁護委員候補者1人を適任と認め、散会した。会期は18日までの20日間。議案26件の質疑は3日に行う。
 新型コロナウイルス感染拡大への対応について児玉市長は「国からの小・中学校臨時休校の要請を受け、体制を対策本部に引き上げた」とし、「国・県からの情報の収集と精査を指示し、早急に対応を検討しているところ」と説明した。
 対策本部は本部長の児玉市長をはじめ各部署長18人で構成。事務局は総務課と健康ライフ課。
 市民に対し、児玉市長は「手洗い、うがいを徹底するなど、できる限りの予防に努めていただくとともに、大勢の人が集まる場所等への不要不急の外出を控えていただくなど、冷静な対応をお願いする」と呼び掛けた。
 上程したのは20年度当初予算6件、19年度補正予算8件、条例関係10件、工事請負契約(花輪スキー場人工降雪機改修工事)の締結案、工事請負契約(鹿角観光ふるさと館大規模改修工事・建築主体工事)の変更案、過疎地域自立促進計画の変更案、市道路線の認定案各1件の28議案、人権擁護委員候補者推薦の諮問案1件。
 可決した花輪スキー場人工降雪機改修工事の工事請負契約は日本ケーブル東北支店(山形市、秋場貞彦支店長)と3億4815万円(税込み)で契約。
 人工降雪機は設置から22年が経過し、老朽化に伴い更新する。日本スポーツ振興センターの助成金を活用。加藤卓教育部長は「改修により、第3リフト降り場から頂上に向かって70㍍付近の、斜度や風の影響によって積雪しにくいエリアの十分な人工降雪が図られる」と説明した。第76回冬季国体スキー競技会(21年2月)に間に合わせるため、工期は20年12月25日までとした。
 一般会計補正予算(第9号)は、新年度当初から業務を円滑に行うため3月中に契約を締結する必要がある業務のうち、事務手続きに十分な期間の確保を要する施設管理等委託料など7件について債務負担行為を設定した。
 任期満了に伴う人権擁護委員候補者推薦は現職の佐々木忠臣氏(68)=八幡平字指鳥=を適任とした。

キャラクター事業「一定の理解得ている」 北秋田市3月議会 初の会派代表質問

2020-02-29
会派代表質問が行われた本会議(北秋田市役所)
 北秋田市の3月定例議会は28日、本会議を再開し、初めてとなる「会派代表」による一般質問が行われた。キャラクターを活用したプロモーション事業について「市民の理解は得られていると思うか」との質問があり、津谷永光市長は「一定の理解をいただいている」などと答弁。「終了の時期」を聞く質問には「20年度で3年目となるが、活用状況などを検討し、終了の時期を見極めたい」と答えた。
 議会改革の一環で今回から行われた。登壇順に▽緑風・公明=武田浩人議員▽新創会=佐藤重光議員▽共産党=板垣淳議員▽みらい=松橋隆議員―が質問した。
 市長が公約に掲げた「人口減少時代への挑戦」をテーマにした重点事項について「現在までの進ちょく状況」についての質問が出され、市長は「公約として項目立てをした各事業は、一部を除きおおむね着手し、ほぼ達成するに至ったと分析している」とした。その上で「移住・定住対策は、移住者数が目標数値を大幅に上回ったことで、人口減少の抑制という目標に対し十分、対応し得る施策と実感している」などと述べた。
 ハローキティを活用したプロモーション事業について「2年間の成果」が質問された。市長は▽交流人口の促進▽中心市街地に人を呼び込む▽子どもたちに夢を与える▽戦略的なPR―の四つで進めた「アクションプラン」について「イベントの来場者が増加」「個人のSNS(会員制交流サイト)での情報拡散も確認」などの効果を紹介した。
 事業の開始当初に「3年程度の継続を考えている」としていたことに関連し、「いつまで続けるのか」との質問も出された。市長は「新年度で3年目になる。本年度から市のオリジナルデザインを市内民間事業者が活用できるようになり、商品が間もなく販売される予定」としながら、「さらに活用してもらえるようPRに努め、新年度の成果も踏まえながら終了時期を見極めたい」と答えた。
 「市財政の今後の見通し」を聞く質問には「実質公債費比率の低下には市債の発行額を抑制することが不可欠だが、多様化する市民ニーズに応えるためには、必要に応じて市債を発行することになる」と答弁。「できる限り発行を抑えることや交付税措置の高率な地方債の発行、交付税措置のない地方債の繰り上げ償還等に努めていく」とした。

新型コロナウイルス 秋田職短大は卒業式中止 小中学校に規模縮小など要請

2020-02-28
  新型コロナウイルスの感染拡大を受け、北鹿地方の学校行事への影響が広がっている。秋田職業能力開発短期大学校は27日、3月19日に予定していた卒業式の中止を決定。大館市教育委員会は市内全小中学校に対し、卒業式などの行事の縮小や時間短縮などを求める通知を出した。高校では卒業式への参加者を制限し、時間短縮するなど、各校がさまざまな対応を迫られている。
 職能短大では、式で手渡す修了証書を各科の代表者3人のみに縮小して実施する方向で調整してきたが、感染の拡大でマスクや消毒液の確保が難しくなり、安全対策が十分に行えないとして、中止を決めた。本年度は家族などは出席せず、卒業生53人と職員のみで卒業証書を授与する予定。
 北鹿地方の各高校も卒業式でさまざまな対応を行う。大館桂桜では1、2年の在校生は参加せず、式典時間を短くして実施。大館鳳鳴では一部の役割のある在校生のみが出席する。花輪、十和田両高は来賓の出席を取りやめ、式の時間を短縮する。秋田北鷹高は28日の会議で式の内容を決定する。国際情報は中高ともに在校生は参加せず、式も短縮する。
 大館市教委は27日、小中学校に対し通知を出した。行事については「マスクの着用やアルコール消毒薬の設置など感染防止対策の実施」「できるだけ少人数、短時間で行う」ことを要請し、発熱や基礎疾患のある人の参加自粛なども求めている。市内で感染が確認された場合、卒業式などの延期や全小中学校に休校を指示することも想定されるとし、山本多鶴子教育監は「状況に応じて早急に対応していく。感染を未然に防止し、拡大しないように周知を徹底していかなければならない」と話した。
 鹿角市、北秋田市、小坂町、上小阿仁村の各教委によると、小中学校では27日現在、卒業式の中止や延期の予定はないという。児童や来校者には感染防止対策を求めており、状況を見ながら判断していく方針だ。小坂町では「卒業式への県外からの来校者は遠慮していただくことも検討している」としている。
 北秋田市では、市内15校の全児童生徒に登校前の検温を促し、発熱時は登校を控えるよう求めている。 
 秋田看護福祉大学では3月13日、予定通り卒業式を行う予定。当日は会場にマスク、アルコール消毒を用意するなど、ウイルス対策を徹底するとしている。

児童クラブ 全施設で高学年まで 鹿角子ども事業団

2020-02-28
事業計画案などを承認した理事会(鹿角市役所)
 鹿角市子ども未来事業団(理事長・児玉一市長)は27日、市役所で理事会を開き、2020年度の事業計画案や予算案など10議案を承認した。
 同事業団が指定管理者として運営している市の施設は保育園、認定こども園、児童センター、子ども未来センター、母子生活支援施設など。
 このうち保育園の年度当初入園予定児童数(2月10日現在)は、認可保育園5施設の合計で476人。定員635人に対する入所率は75%。年度途中での3歳未満児(特に0歳児)の入園が増えているため、引き続き、保護者の就労形態の多様化とニーズに即した保育環境の整備を図る。
 認定こども園の20年度当初入園予定児童数(同)は定員70人(教育部分15人、保育部分55人)に対し68人(3人、65人)で入所率は97%。認可保育園同様、年度途中での3歳未満児の入園が予想されるため、必要な環境整備を図る。
 児童センターと子ども未来センターでは、子育て支援の拠点として児童に健全な遊びを提供するとともに、リフレッシュ活動や子育て相談、サークル活動、家庭で養育をしている乳幼児のいる保護者への支援サービスの提供などを行う。
 放課後児童クラブは、4月から花輪、十和田両小学校区で高学年(4~6年)まで対象を拡大し、これにより全校区、全学年での受け入れが可能となる。花輪小学校区の「まちなか児童クラブ」は向かい側にある旧村木小児科医院に移転。十和田小学校区では同小学校内に設置している「十和田児童クラブ」に加え、旧北都銀行毛馬内支店に「十和田わくわく児童クラブ」を新設する。
 市から委託を受けている、かづのファミリー・サポート・センター運営支援事業や病児・病後児保育事業などにも取り組む。
 20年度当初予算は9億6423万円で、前年度当初に比べて454万円の増。新設する十和田わくわく児童クラブの経費1245万円などを計上した。
 児玉理事長は「引き続き良好な子育て環境づくりに寄与するため、地域における切れ目のない子育て支援を実施し、役割と責任を果たしていきたい」と述べた。

 

1月のニュース

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ドドーンと新年祝う 綴子大太鼓たたき初め 北秋田

2020-01-03
上町と下町の保存会が共演した綴子大太鼓のたたき初め(北秋田市の大太鼓の館)
 北秋田市の綴子大太鼓のたたき初めが2日、道の駅たかのすの大太鼓の館で行われ、世界一の大きさとしてギネス世界記録に認定された太鼓を含む4張りの太鼓を、上町、下町の両保存会員が盛大に打ち鳴らした。館内には雷鳴のようなごう音が響きわたり、新年の幕開けを祝いあった。
 大太鼓は、綴子神社の例大祭で奉納するため、鎌倉時代から始まったとされる。上町と下町が太鼓の大きさを競っていた時代があり、「世界一」と称されるほどの大きさになった。下町の直径3・㍍の太鼓がギネス認定を受けているほか、上町は直径3・㍍の太鼓を所有している。
 厳かな雰囲気の神事に続き、津谷永光市長は「令和で迎える初のたたき初め。安全で災害のない、幸せな年であってほしい」とあいさつ。両保存会を代表し下町の鈴木祐悦会長は、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスへの大太鼓貸し出しなど、昨年の活動の様子を紹介した。
 たたき初めでは、下町、上町がそれぞれ2曲ずつを演奏したあと、両町の共通曲「街道下り」を共演。両町の大太鼓が並んで演奏する機会は少ないという。訪れた人たちは、目の前で打ち鳴らされる大太鼓の大音響を全身で受け止めながら、「新年も良い年に」との願いを込めていた。

福袋人気、催しも多彩に 北鹿の大型店 初売り合戦にぎわう

2020-01-03
盛況だった詰め放題コーナー(イオンスーパーセンター大館店)
 2020年の幕が開け、令和初の正月を迎えた。北鹿地方の大型店などでは、福袋やセール価格で初売り合戦を展開。開店前から多くの家族連れなどが並び、福袋を買い求める人や、正月にちなんだ多彩な催しを楽しむ人などでにぎわいを見せた。元日休業の伊徳など、一部例年とは違う動きもあった。
 大館市大田面のイオンスーパーセンター大館店は1日朝、約500人が長い列をつくった。開店の午前8時を迎えると一斉に店内に駆け込み、足早に目当てのコーナーに向かっていた。行列の先頭に並んでいた澤田一冴(かずさ)さん(大館桂桜高1年)は「チラシに載っていた先着5人のゲーム機を目当てに午前4時分から並んだ。無事に買えてよかった」と笑顔を見せた。
 同店は初売りのにぎわいを創出しようと、正面入り口付近に日用品や菓子などの詰め放題コーナーを設置した。福袋は食品や衣料品など多彩に展開。洗剤やシャンプーといった日用品の詰め合わせが特に人気で、次々と手に取る人の姿があった。
 藤川慎一郎店長は「初売りに例年以上の来店があり、喜んでいる。3日からはUターンラッシュに合わせ、帰省客を主対象に地元特産品のお土産コーナーを拡大するので、ぜひ足を運んでいただきたい」と呼び掛けた。
 いとく大館ショッピングセンターは、25年ぶりに2日を初売り日に設定した。午前11時の開店から2階の「福袋通り」を中心に混雑。肌着や下着の詰め合わせが例年通り人気を集め、開店後わずか3分で売り切れる福袋もあった。大塚タツ子・衣料品店長は「元日休業に懸念はあったが、例年以上のにぎわいを感じられありがたい」と話した。
 職場環境の改善を狙いとした元日休業で、社員らは例年とは異なる正月を迎えた様子。パートの30歳代女性は「家で娘とスキーの練習ができてリフレッシュ。ウキウキした気持ちで仕事初めに臨めている」、60歳代女性は「毎年家事と仕事を並行した年末年始だったが、ゆっくりと正月を迎えられた」と話した。
 同店では3階催事場で3日はダックスムーンライブ(午前11時、午後3時~)、4日は「変面(チンミン)ショー」(同)を予定しており、いずれも観覧無料。

東京2020 五輪イヤーが幕開け 北鹿でも聖火リレー 大館市ではパラ直前合宿

2020-01-01
東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場(東京都新宿区)
 東京五輪・パラリンピックが開催される2020年が幕を開けた。メーン会場となる新国立競技場(東京都新宿区)は昨年末に完成し、会場建設や受け入れ準備は着々と進む。本県でも聖火リレーの詳細コースや一部のランナーが発表された。〝オリンピックイヤー〟を迎え、北鹿地方でもムードが高まっていく。
 東京五輪は7月24日に同競技場で開会式を行い、開幕する。8月9日までの期間に、1都1道7県の42会場で史上最多の33競技339種目が実施される。陸上競技のマラソン、競歩は札幌市の札幌大通公園で行われることが決まった。今大会から採用される新競技はバスケットボール(3×3)、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン。
 東京パラリンピックは8月25日に開会式。9月6日までの期間に、1都3県の21会場で22競技539種目が計画されている。新競技はバドミントンとテコンドー。
 五輪の聖火リレーは3月26日に福島県をスタートし、47都道府県を巡る。本県では大館市、鹿角市を含む14市町村で6月9、10日に行われる。北鹿地方を通過するのは第2日の10日で、大館、鹿角両市の中心市街地などが舞台となる。
 パラリンピックの聖火リレーは8月18日から競技開催4都県、同22日から25日まで都内で行われる。43道府県では同13~17日にトーチにともす火を集める「採火」や、東京へ送り出す「出立」などの行事を実施。本県では全25市町村で「採火」が計画されており、各自治体の独自色が現れそうだ。
 北鹿地方では大館市がタイ、鹿角市がハンガリーのホストタウンに登録されている。大館市では、パラリンピックに出場予定のタイのボッチャ・陸上競技両代表チームが大会直前に合宿を行う。鹿角市ではハンガリーのバスケットボール(3×3)代表チームが五輪出場を決めた場合、合宿を実施する予定。それぞれ観戦ツアーやパブリックビューイングなども検討している。
 出場を狙う北鹿出身者もいる。男子50㌔競歩では、大館市出身の小林快選手(26、新潟アルビレックスランニングクラブ・大館東中出)が日本代表内定を目指し、4月の日本選手権へ臨む予定。このほかにも代表枠に入る選手が出てくるのか注目が集まる。
 聖火ランナーなどとして携わる住民もおり、北鹿地方でも大会が身近なものになりそうだ。夏に向けて、期待や熱気は徐々に高まっていく。

聖火ランナー 旧田代町駆けた4人 1964年の東京五輪 当時の思い出語り合う

2020-01-01
1964年当時の写真を見ながら談笑する3人、左から中村さん、桜庭さん、北林さん(大館市田代総合支所)
 1964年の東京五輪で、当時の高校生4人が正走者として旧田代町を駆け抜けた。桜庭一男さん(72)=大館市早口、中村勇さん(70)=市岩瀬、北林孝さん(73)=市外川原、岩渕友則さん(73)=市長坂=の順でそれぞれ2㌔前後、住民の声援や拍手を背に、アテネからの思いをつないだ。26日、田代総合支所で岩渕さんを除く3人が集まり、思い出話に花を咲かせるとともに、2020年大会に期待を寄せた。座談会形式で紹介する。(以下敬称略)
 ―選出について。
 中村「教育委員の選出で、学生でスポーツをやっている人らを対象に選ばれたようです。当時大館鳳鳴高1年で、正走者は校長室で激励を受けました。これで選出がばれて、先輩から『こういうのは譲るもんだ』と脅しに近いことを言われたこともありました」
 ―事前練習は。
 桜庭「体力づくりを兼ねて一定距離を走っていました。トーチを持つのは本番だけなので、同じくらいと思われる重さの岩を掲げながら練習。本番は緊張と責任感のせいか、普通以上に重さを感じました」
 ―当日の思い出は。
 北林「さすが世界の祭典。沿道には住民の皆さんが区間いっぱいの両脇で応援していたが聞こえないほど緊張しました。先導の白バイに続き、後続の副走者や随走者ら20人とともに走ったが、トーチから白い煙がいっぱい。後ろは走りにくかったでしょうが、振り返る余裕もなかったです」
 桜庭「次走者へのリレーも一発本番。(火が)つくかつかないか、無事届けられるかと緊張の連続。中村さんに渡した時には、まず安堵(あんど)の気持ちで満たされた記憶があります」
 ―1964年大会について。
 中村「女子体操のメダリストで市出身の千葉吟子さんらが五輪後、市民体育館で模範演技を披露する機会がありました。鳳鳴で見に行けたのは3年生だけ。私はこっそり抜け出して見に行きました。その後、しこたま校長に怒られましたが、教務と担任が『気持ちは分かる』と理解を示してくれたのが救いです」
 桜庭「鳳鳴2年だった私は記憶にない。きっと学校で授業を受けていたはず(笑)。旧田代町在住者で4人しかいない正走者を経験できたのは誇り。人生の宝です」
 ―2020年大会への期待は。
 中村「前回は戦後復興、今回は震災復興がテーマで重なる部分もあります。前回同様、全市町村をリレーするイメージでいたので、田代を通らないのは切ない。物騒な時代でもあり、聖火リレーの記憶同様、無事に終わることを第一に願う。日本にとっていい転機になってほしいです」
 北林「日本勢が一人でも多く、一つでも多くのメダルを獲得してほしい。2度目の東京五輪を迎えられたのは健康のたまもの。3度目は生涯のうちにないだろうから、精いっぱい楽しみ、応援したい」

障害を理解しサポート 大館市 支援のポイント一冊に ガイドブックを改訂

2020-01-01
大館市が作製した「障がいを理解するためのガイドブック」
 大館市は、「障がいを理解するためのガイドブック~身に付けよう 心の身だしなみ」を作製した。2016年に発行したガイドブックの改訂版。障害別に支援のポイントをまとめ、昨年4月施行の県内初となる手話言語の普及に関する条例の概要なども盛り込んだ。
 ガイドブックは16年3月に、秋田看護福祉大の学生の協力を得て発行。同年4月に障害者差別解消法が施行されたことを受け、障害の理解を地域に広める目的でつくった。
 改訂版では、市福祉課と市基幹相談支援センター、関係機関で組織する市障害者自立・差別解消支援協議会の部会で内容を見直し、500部を作製した。
 ▽肢体不自由▽視覚障害▽聴覚障害▽内部障害▽知的障害▽精神障害―などの8項目で、障害の内容や特徴、本人が街で困ること、サポートのポイントを紹介。視覚障害では「周囲の状況が分かりづらいため自分から助けを求めることが難しい」とし、サポートする人は「助けを求められるのを待たず、『お手伝いしましょうか』など、自ら名乗ってから声を掛けよう」とまとめた。
 市では昨年4月、県内市町村で初となる「市手話言語の普及及び障害者のコミュニケーション手段の利用の促進に関する条例」を制定。条例の概要と、手話のあいさつや点字の一覧表も紹介している。
 市は本年度、県のモデル事業で、障害の特性を理解し、見守りや支援ができる市民を育成しようと、「障がい者サポーター」養成講座を初開催した。受講生にガイドブックを配布し、街中での支援につなげていく。公共機関や希望する市民にも配布し、市ホームページからも閲覧できる。 福祉課は「障がい者サポーター養成講座に150人以上が受講するなど、障害がある人を支えようという市民の機運が高まっている。ガイドブックを見て、自分にできることを考えてほしい」と話している。
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