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2020年06月

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オンライン交流盛ん おおだて型授業、東京へ 市教委が経堂小と研修

2020-06-04
大館の教育を伝えたオンライン研修会(大館市山瀬小学校)
 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、インターネット上で顔を合わせて会話する「オンライン交流」を役立てる試みが大館市内で始まっている。参加者の顔が並んだ画面を通じて、研修会やイベントを開催。新型ウイルスの感染拡大をきっかけに、新たな活用方法が次々と誕生している。
 大館市教育委員会は先月28日、経堂小学校(東京都世田谷区)に向けて、オンライン会議システム「Zoom」を活用した研修会を実施。米澤貴子・市教育研究所長が講師を務め、同市の授業の考え方や取り組み方を伝えた。
 同市は教職員の視察受け入れや講師派遣を積極的に行っている。前年度、世田谷区教委、経堂小の教職員らが良質な授業を展開する市の教育に着目し、人材育成方法などを学ぼうと来館。城南小、有浦小などで市の教育専門監らの授業を視察した。
 2月には同市の教職員を派遣して研修会を行う予定だったが、新型ウイルスの影響で中止に。経堂小が「直接会えなくても大館の教育を学びたい」とオンラインでの研修会を提案し、同市も要望に応えるため、新たな取り組みとして企画した。
 米澤所長は教育専門監時の授業実践などを通して大館の教育を説明。教職員は児童の主体性を尊重しながらゴールに導くコーディネーター役に徹するよう心掛け、若手もベテランも関係なく、学びの目的や方向を共通理解することが大切と話した。
 課題とゴールを明確に定めるために事前に打ち合わせを行い、教材研究や授業内のコーディネート力に重きをおくことの重要性を説いた。結果として、児童たちは時間を見ながら意見を発表し、共通点探しや補足、理由説明などを経て、まとめまでたどり着くという。
 さまざまな状況をシミュレーションしながら教職員同士が協力して対応し、間違いをおかしても修正して更新していくことが必要と話し、「単なる学び合いの授業から、生きる力を育成する授業へ。その子の生涯を支える、みんなが幸せになる「おおだて型授業」へとつながる」と述べた。

一般会計補正予算 コロナ対策など7600万円 小坂町 6月議会、10日招集

2020-06-04
会期などを協議した議会運営委員会(役場)
 小坂町は3日、6月定例議会を10日に招集すると告示した。一般会計補正予算案は7617万円の追加で、新型コロナウイルス対策が中心。町出身の大学生、短大生などの生活を支援するため、1人当たり5万円を給付するほか、にぎわい創出の活動を行う団体に補助金を交付する新規事業を実施する。
 議案は、▽本年度一般会計補正予算▽新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に対する国民健康保険税の減免に関する条例▽手数料条例の一部改正―など10件。
 歳出の主な内容は、新型コロナ対策が▽経営維持臨時給付金=3000万円▽にぎわい創出提案型企画支援事業補助金=60万円▽災害応急対策用品購入=163万8000円▽高校生等扶養世帯支援臨時給付金=190万円▽学生生活支援臨時給付金=700万円▽小坂小中学校ICT関連整備事業=1529万1000円▽図書館蔵書消毒器購入=174万4000円。
 アルバイト収入が減少している学生を支援するため、町出身で町外在住の大学生、短大生、専門学生に1人当たり5万円を支援する。対象は140人を見込んでいる。県が交付する休業協力金の対象外となる事業者に、1事業所当たり20万円(複数事業所の場合は40万円)を給付する。150事業所を見込んでいる。
 新規事業のにぎわい創出提案型企画支援事業は「新型コロナ下で、町民に元気を出してもらう活動を支援したい」(観光産業課)として、各種団体の活動を助成する。
 印鑑登録証明書や住民票の写しなどをコンビニエンスストアの端末で交付するサービスを10月から始める予定。マイナンバーカードを使って、全国のコンビニで利用できる。運用開始へ向け、関連条例の一部を改正するとともに、証明手数料を現行の1枚150円から200円に引き上げる方針。固定資産評価審査委員と農業委員の選任に関する人事案件を追加提案する。
 町議会運営委員会は3日開き、10日から16日までの7日間とする会期案を決めた。
 日程は次の通り。
 ▽10日=本会議▽11日=本会議・一般質問▽12日=常任委員会▽13~15日=休会▽16日=本会議

大館市早起き野球 リーグ戦スタート コロナで延期 初戦は颪が快勝

2020-06-04
5回1死二、三塁から中前適時打を放つ颪の吉原(長根山球場)
 第60回大館市早起き野球大会兼第51回全県おはよう野球市予選大会は3日、同市長根山球場でリーグ戦の第2戦を行った。Bクラスの颪と吉田産業が対戦し、13―1で颪が勝利した。2日の初戦は悪天候のため中止された。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、当初予定していた5月12日の開幕を2日に延期。感染防止策として▽入場の前後はマスクを着用▽ハイタッチなど禁止▽大きな声での会話、発声の禁止▽アップ時、ベンチ内での密集の抑制▽手洗い、ごみの持ち帰り▽体調不良時は入場禁止▽県外へ出張した選手は、2週間程度入場を控える▽スタンドは開錠せず無観客▽感染が確認された場合は速やかに市協会に届ける―とした上で開催に踏み切った。
 この日の試合は、中盤以降流れに乗った颪が2桁安打の猛攻で初戦をものにした。
 颪は初回、1死三塁から大森の犠飛で幸先良く先制した。2、3回は無得点だったが、4回には適時打や犠飛などで4点を加え、5回は1死二、三塁から吉原が中前適時打を放ち2点を奪った。なおも攻勢を強めた6回は、長短5本に押し出しが絡み一挙6点で駄目を押した。
 対する吉田産業は初回、先発の乱調につけ込み押し出しで1点を返したが、2回以降は打線が振るわず無得点。守備では2回に満塁の危機を切り抜け、3回は安打を許さなかったが、4回以降の攻勢を抑えきれず敗れた。
 ◆大館
 【Bクラス】
 颪   100426 13
吉田産業 100000  1
     (6回コールド)
 (颪)佐藤雄、佐藤裕―佐藤智(吉)畠山、奥山、畠山―内田▽三塁打=大森(颪)▽二塁打=吉原(颪)
 ◆比内
扇田クラブ     010000  1
東館バッファローズ 000011× 2
     (6回時間切れ)
 (扇)佐藤―田村(東)本間―杉沢敬
 ◆鷹巣
WEEDS100104 6
ホクシーズ002101 4
     (6回時間切れ)
 (W)松橋―笹原汐(ホ)湯沢―伊藤▽三塁打=佐藤、渋谷(ホ)

「秋田犬の里」VR公開 秋田犬ツーリズム 地域の魅力オンラインで 中旬から 異人館・伝承館 康楽館も

2020-06-03
秋田犬の里のVR
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は1日、大館市釈迦内のウェブマーケティング会社「THREE」(スリー)(奥村裕之取締役)と制作した大館市観光交流施設「秋田犬の里」のVR(仮想現実)コンテンツの無償公開を開始した。
 VRはスマートフォンやパソコンの画面からリアルな映像を見ることで、その場所にいるかのように施設を見学することができる。
 新型ウイルス感染拡大の影響で旅行を控えている人に、オンラインで観光体験を提供して地域の魅力を感じてもらい、収束後には多くの観光客に当地域を訪れてもらおうと企画。東京と同市の2拠点でウェブマーケティング支援と特殊映像撮影・制作を行っている同社と共に、三つの観光施設(秋田犬の里、北秋田市阿仁異人館・伝承館、小坂町康楽館)のVRを制作。撮影には大館市のフリーランス地域おこし協力隊の三澤雄太さんも協力した。
 秋田犬の里のVRは施設内を探索するように360度見回せ、要所に「説明ポイント」を表示。ポイントをクリックすると、秋田犬の生態や土産品などの紹介文が表示されるほか、展示室内の動画も用意されており、施設内にいる秋田犬の様子も見ることができる。
 奥村取締役は「日本に現存する建物のほとんどが木造建築のため、災害が起きたときに復元が困難だといわれている。今回のように一度撮影をすることで、プロモーションの用途とは別に、今を残す記録として使えるデータになり、未来に残すことが可能となる。『今』を残すには、今記録するしかない。さまざまな人たちが思いをはせる空間を見てほしい」と述べた。
 異人館と康楽館は6月中旬の公開を予定。各施設のVRサービスは同法人のホームページQRコードから。

十和田湖 新緑まぶしく山開き 小坂町 コロナ対策で神事だけ

2020-06-03
緑の大木に囲まれた「樹恩の鐘」の前で行われた山開き(十和田湖大川岱)
 国立公園十和田湖の夏山登山シーズンを告げる「十和田湖山開き」が2日、小坂町大川岱にあるモニュメント「樹恩の鐘」前で行われた。新型コロナウイルス感染防止で一般参加の登山は取りやめ、神事だけを行い、シーズン中の安全を祈願した。
 山開きは54回目。登山シーズン到来を告げるイベントとして、一般の参加者を募り登山と神事を行っている。参加者はバスでの移動となるため、コロナ感染防止の観点から登山は取りやめることを決めた。町教委によると、登山の中止は初めてという。
 神事の出席者も縮小し、主催の町、十和田八幡平国立公園管理事務所、鹿角地域振興局、米代東部森林管理所小坂森林事務所、自然公園財団十和田支部、大川岱自治会の関係者約10人が出席。
 「樹恩の鐘」は1995年、国立公園指定60周年・小坂町町制施行40周年記念で日独友好の証しとして設置された。トチやナラなどの大木に囲まれ、緑のシャワーが降り注ぐ。この日は好天に恵まれ、さわやかな風が吹き込んだ。
 神事の後、細越満町長は和井内エリアで複合型観光施設の建設工事が始まったことを紹介しながら、「新型コロナが早く収束し、山菜採りやトレッキングに訪れる人の安全と地域振興を祈念したい」とあいさつ。大川岱自治会の工藤泰義会長は「大川岱の湖畔の散策コースは、素晴らしいですよ」と話していた。
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ドラゴンアイ開眼 八幡平山頂

2020-05-31
見頃を迎えた八幡平ドラゴンアイ(29日)
 秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)山頂の鏡沼で、雪解けの様子が竜の目のように見える「八幡平ドラゴンアイ」が見頃を迎えている。
 八幡平山頂付近には、アオモリトドマツの森の中に大小の湖沼群が点在する。このうち、鏡沼は雪解けが進むと、中央に雪を残してドーナツ状に水面が広がり、「竜の目」のように見える。2週間ほどの期間限定の現象で大自然が織りなす不思議な光景は観光スポットとして人気を集めている。海外に誇れる日本文化を表彰する「クールジャパンアワード2019」にも選定された。
 山頂レストハウスから雪の坂道を20分ほど歩くと目の前に現れる。6月1日に神事と山開き式が予定されていたが新型コロナウイルス感染防止のため、中止が決まっている。
 

北秋田市、上小阿仁村 推進連絡会あす発足 農家民宿の開業後押し

2020-05-31
 農家民宿などの開業希望者のネットワーク作りを目的とした「北秋田・上小阿仁まるごと体験推進連絡会」が1日に発足する。民宿、簡易宿泊所などが少ないエリアでの開業を促し、観光客、観光消費額の増加を目指す。行政や大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムが運営をサポート。同法人では「宿泊施設の選択肢を増やすことでニーズに応えていきたい」としている。
 民宿、民泊等は、開業が盛んな大館市に18施設あるのに対し、北秋田市は2施設ほど、上小阿仁村はゼロと、極端な差がある。大館市では行政のサポートが充実しているが、北秋田市、上小阿仁村は開業、運営の情報が少ないのが現状。近年、開業希望者が増えているものの「開業の仕方が分からない」との声が多く、情報交換と行政の連携を深める場として、連絡会を設立する。北秋田市、上小阿仁村、同法人、大館市まるごと体験推進協議会の4者が予約システム調整、補助金、相談窓口の紹介などをバックアップし、自律的運営を促す。
 目的として、両市村に農家民宿、民泊、簡易宿泊所を増やし、観光客、観光消費額の増加を狙う。宿泊費は1~3万円程度に設定し、付加価値の高いものを提供。国内外に地域の魅力をアピールする。
 1日午前11時から北秋田市交流センターで設立会合を開く。連絡会の事務局は同市在住で、群馬県からの移住者の黒岩咲貴さんが担当する。組織発足後は、今月中に上小阿仁村で外国人体験宿泊支援、7月に仙北市での農泊研修ツアーなどを予定。そのほか、月1回の会合を開く。設立メンバーは10人程度。
 同法人では「ビジネスホテルや旅館しかない地域で、入り込み客数を増やすためには選択肢の多さが重要。観光だけではなく、移住体験も可能になる。行政の枠にとらわれず、観光、農政、移住の3つが立体的につながっていくと、地域の活性化につながるのでは」と期待している。 

遭難相次ぎ注意呼びかけ 啓発看板も設置 田代岳方面へ車次々

2020-05-31
啓発看板を設置する署員(大館市岩瀬字大川目元渡)
 今月中旬から下旬にかけて大館市の田代岳で山岳遭難が2件相次いだことを受け、大館署は30日、同市岩瀬の山瀬ダム南側の市道で、遭難・クマ被害防止を呼び掛ける啓発活動を行った。早朝から田代岳方面に向かう車が多く見られる中、ドライバーに対策を周知したほか、啓発看板を設置して注意を呼び掛けた。
 田代岳では20日、山菜採り目的で入山して行方不明となっていた同市の70歳代男性が死亡。27日にはタケノコ採り目的の大仙市の60歳代男性、秋田市の50歳代男性の2人が遭難し、無事発見された。例年に比べて速いペースで山岳遭難が起きており、山菜・タケノコ採りシーズンの本格化でさらなる発生が懸念される。
 この日は同署地域課の署員5人が参加。田代岳方面に向かう車を停止させ、ドライバーにチラシなどを手渡した。「遭難が相次いでいるので注意して」などと呼び掛けた。
 チラシやポケットティッシュなど啓発グッズ約70組を用意し、1時間弱で配り終えた。この間に50台以上の車が通過していった。
 28日にクマの写真を用いた看板を市道沿い2カ所に設置したのに加え、この日は「山岳遭難多発中」と書かれた看板も新たに置いた。
 同課の佐藤啓太課長は「天候も良く、入山者が多かった。例年よりも早いペースで遭難が発生しており、1件でも多く減らしたい。入山する際には、危険な場所には入らないよう心掛け、体調・体力に合わせた行動をお願いしたい」と話した。

 

売り上げ減の業者支援 大館市が追加策 県外学生へ食材提供

2020-05-30
会見する福原市長(大館市役所)
 大館市の福原淳嗣市長は29日の定例会見で、新型コロナウイルス対応の追加支援策として、売り上げが減少した事業者への独自助成や市内宿泊者への商品券提供、県外学生への食材提供を行うと発表した。関連予算案を6月定例市議会の最終日に追加提出する予定。
 事業者支援は、2月から5月の売り上げ減少率が20%以上50%未満の企業に給付金を出す。国の持続化給付金(中小企業200万円、個人事業主100万円)、休業要請協力金(県30万円、市20万円)のいずれにも該当しない事業者を対象とする。
 商品券は地域限定とし、県の助成を受けて市内宿泊施設を利用する人に配布して、観光消費の拡大を図る。利用者の居住地は市内外を問わない。
 食材提供は「学生応援ふるさと便」と名付け、市出身の県外学生(大学生や専門学校生など)に対し、コメなどを送る。送料込みで4000円程度を想定している。
 福原市長は「緊急事態宣言の解除を受け、経済活動をできるだけ早く再開させたい。県外学生への食材提供は、ふるさとの魅力を再発見する機会になればいい。具体的な支援内容は協議中」と述べた。
 このほか、家計急変で学業を続けることが困難な学生を対象に奨学生を追加募集する。貸与するのは月額で高校生など1万2000円、大学生など4万円、医学生6万円。受付期間は6月1~30日。問い合わせは学校教育課(☎0186・43・7112)

 

81%に振込が完了 北秋田市 特別定額給付金

2020-05-30
会見する津谷永光市長(北秋田市役所)
 北秋田市の津谷永光市長は29日に市役所で開いた定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症に係る特別定額給付金について、この日の作業分を含めて2万5494人分の振り込みが完了したことを明らかにした。対象となる市民3万1185人の81・7%。「ぜひ、市内で利用してほしい」などと呼び掛けた。
 市ではマイナンバーカードを利用したオンライン申請を今月1日から受け付け、郵送による申請は11日に書類を発送し、順次受け付けを開始してきた。
 会見で市長は「今月27日現在でのまとめで、申請状況は対象となる1万4015世帯のうち1万2233世帯から申請が提出された。申請率は87・3%」と説明。同日時点での支給状況は「対象となる3万1185人のうち2万1730人、69・7%に振り込みが完了した」としたほか、「29日は3764人への振り込みを予定しており、合計すると2万5494人、81・7%の市民への振り込みが完了する」などと述べた。
 その上で「受け付けの締め切りは8月11日。まだ、申請されていない世帯については今後、市からも連絡をするが、早めに手続きをしてほしい」と呼び掛け。「地域経済をもり立てるためにもぜひ、市内の飲食店や小売店等で利用してほしい」と話した。
 また、市独自の緊急経済対策である「事業継続支援金」「学生生活支援臨時給付金」「緊急子育てサポート給付金」の申請受け付けを開始したことも紹介。「今後の推移を見極めながら、必要に応じて第2弾、第3弾の経済対策を講じていきたい」との考えも示した。

 
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