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「若手」「女性」議員増やすには 鹿角市議会改革検討委 なり手不足、議会が検討

2019-06-25
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宮野議長が2項目を諮問した鹿角市議会改革検討委(市役所)
 鹿角市議会改革検討委員会(倉岡誠委員長)は24日開き、宮野和秀議長が若手議員と女性議員を増やす方策、市執行部への政策提言の促進―の2項目について諮問した。地方議会議員のなり手不足問題が深刻化している中、今後の検討の行方が注目される。
 同市議会の年代別の議員数は▽40代=1人▽50代=2人▽60代=12人▽70代=2人―。65歳以上は17人中11人で高齢化が進展。女性議員は2005年から吉村アイ氏1人の状態が続いている。
 宮野議長は「若い人たちがどういうことを考えているのか、なかなか意見を拾うことができない」などと諮問理由や背景を述べ、「若手と女性の議員が少しでも増えてもらえればと考えている。市全体の活性化の意味もある。どうすれば、なり手として手を挙げてくれるのか、報酬や定数の問題も含めて検討してほしい」と諮問。また「年配の人が悪いわけではなく、どんどん頑張ってほしい」とも述べた。
 吉村委員は「女性の場合、いろんな人に声を掛けたが、断られることが多く、後に続く議員がいなくて悩んでいたので、大変ありがたい」、田村富男委員は「これまで鹿角の市議選で無競争はなかったが、若手や女性に(立候補の)話をすれば、なかなか『うん』と言ってくれない状況にある。次期改選まで結論を出すべき」とそれぞれ意見を述べた。
 一方、市執行部への政策提言について宮野議長は「(次期総合計画の)7次総に向け、文章にまとめて当局に提言してもらいたい。今後の鹿角のことに関わることで、議員としての勉強や資質向上にもつながる」と諮問理由を述べた。
 諮問2項目については次回の検討委で取り扱いの方向性などを話し合う。

大館市のクマ対策 地図追加し、分かりやすく ツイッターの出没情報

2019-06-25
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クマ目撃場所に地図を掲載した大館市のツイッター
 大館市は、ツイッターによるクマの出没情報に、位置情報を追加して発信を始めた。これまでは日時と地名の表記だけだったが、地図上でも確認できるようにし、より分かりやすい注意喚起を目指す。クマ出没対策として本年度は、小柄沢墓園など2カ所で緩衝帯を整備する。農家に対する電気柵の設置費補助事業は、利用要件を緩和した。市は「関係機関と連携しながら効果的な取り組みを行いたい」と話す。
 市民からクマの目撃情報が寄せられると、市と猟友会、JA、警察などで組織する「市鳥獣被害対策協議会」を通じて、市ツイッターに日時や地名を載せ、注意喚起を図ってきた。今月19日からは目撃場所に印を付けた地図を併せて発信。目撃地点がピンポイントで記され、住宅地に近いなどの情報が一目で分かる。
 過去の目撃場所の情報を蓄積して地図に記し、市ホームページで公開する方法も検討中で、農林課は「他市町村の事例を参考に、必要な情報をより迅速に分かりやすく市民に伝えていきたい」と話す。
 クマの出没対策として、18年度は県の事業を活用して、長根山運動公園周辺に緩衝帯を整備した。市道沿い約1㌔の林を30㍍幅で刈り払い、見通しをよくすることで、市街地への出没を防ごうという取り組み。17年度は運動公園周辺での目撃が相次いだが、18年度は鳳凰山登山道の1件のみで、農林課は一定の成果があったとみている。
 本年度は小柄沢墓園3・03㌶、十瀬野公園墓地2・85㌶に緩衝帯を整備する。墓地を取り囲む形で、山ぎわ約30㍍幅で雑雑木を刈り払う。作業は今月末で終える予定で、事業費は約170万円。
 このほか、18年度に開始した電気柵の購入・設置費の補助事業は、要件を緩和した。果樹や養鶏、野菜などの農家に対し、10万円を上限に設置費用の半額を補助する事業。農家が1度補助を受けると、5年間は申請できない縛りがあったが、本年度からは農地が別の場所であれば同じ農家からも申請を受け付ける。農林課は「農地が複数箇所にわたる農家が多い。未設置の農地に電気柵の設置を促し、被害を防ぎたい」と話した。
 農林課によると、本年度の市内のクマ目撃件数は23日現在で32件。前年同期と比べ15件少ない。18年度の目撃件数は152件だった。

マタギの里観光開発 3期連続で黒字に 北秋田市の三セク 株主総会で決算承認

2019-06-25
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マタギの里観光開発の株主総会(打当温泉マタギの湯)
 北秋田市の第三セクター・マタギの里観光開発(仲澤弘昭社長)の株主総会が24日、打当温泉マタギの湯で開かれ、2018年度決算を承認した。上半期(4~9月)は西日本を中心とした記録的な豪雨の影響などもあり、前年度を下回って推移したものの、下半期(10~3月)で大きく増加。全体の売り上げは対前年度比102%、当期純利益は12万円を計上し、3期連続の黒字を確保した。
 同社は、市が所有する打当温泉と道の駅あにの指定管理者。約1億8000万円の累積赤字を抱えたことから、市の支援を受けて経営再建を進めている。
 18年度の損益計算書によると、売上高は1億5828万円。商品の仕入れ費や材料費などを差し引いた売上総利益は8389万円。販売費や一般管理費は1億221万円で、差し引き1832万円の営業損失となった。一方、市からの受託料など営業外収益を加えると、31万円の経常利益を計上。税引き後の当期純利益は12万8000円だった。
 事業報告書などによると、打当温泉は冬期間限定の市おもてなし支援事業を活用し、前年度比117%の1417人を集客。要因として「テレビCMや新聞・雑誌等での宣伝、ダイレクトメールなどの効果」を挙げた。インバウンドの入り込み数は17年度が77人、18年度は106人。「台湾からの修学旅行が入ったことで増加した」と説明した。
 また、昨年3月に完成した「どぶろく工房」は1250㍑を製造。売上高は253万2000円を計上した。274人の見学者もあった。
 その上で「上半期は西日本を中心とした記録的な集中豪雨の影響もあり、対前年度比マイナス5%の落ち込みとなった。下半期は対前年度比110%の売り上げとなり、年度全体の売り上げも対前年度比102%を計上した」と説明。ホームページのリニューアルや宿泊予約システムの更新を進め「マタギの魅力を発信し、興味を引くよう努めていく」とした。
 仲澤社長は「この3年で会社の体質も変わってきた。黒字を出し続けられるようにしたい」などとあいさつした。
 市の人事異動に伴い、取締役の佐藤進氏が辞任し、後任に市産業部政策監の石﨑賢一氏を選任した。

寄付の邸宅、改修を計画 大館市・石田ローズガーデン 功績たたえる施設に

2019-06-24
大館市が改修を計画している石田ローズガーデンの邸宅
 大館市は、「石田ローズガーデン」の邸宅の改修事業を計画している。市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93年)の邸宅と土地が昨年、市に寄付された。石田氏の功績をたたえる施設として、同氏を紹介するギャラリーやレストランカフェとして活用できるスペースの確保を検討している。本年度実施設計、来年度の改修工事を予定している。
 市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍は寄付を受けるまで市が借り受けていた。約500種のバラは寄贈され、95年7月から市管理となっている。
 石田氏は1947年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は石田氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、昨年8月に亡くなった。生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示しており、昨年9月に遺族が市に邸宅と土地を寄付した。
 市の6月定例議会教育産業常任委員会で、観光課が改修概要を示した。「石田氏の功績をたたえる施設としての活用を検討している」と説明。邸宅の1階は倉庫やテラススペース、2階は石田氏を紹介するギャラリー、レストランカフェとして活用できるスペースの確保、3階は多目的に活用できるスペースの確保を検討している。老朽化している邸宅西側の塀の解体補修、邸宅に向かう橋も改修する予定。
 スケジュールは、9月定例議会に実施設計の予算案を提出し、2020年度の改修工事発注を予定している。委員からは「食事ができるスペースを考えてほしい」などの意見が出された。
 観光課は「改修概要は現在検討段階だが、市にとって唯一無二の資源と位置付けている。寄付者の意向に応え、石田氏の功績をたたえる施設として活用したい」と話した。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906年)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942年)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。ローズガーデンでは6月8日から23日まで大館バラまつりが開かれ、県内外から多くの人が訪れて園内を散策した。10月12~14日もバラまつりが開かれる。

飛鳥とあこ、8月末で卒業 ふれあい隊任期満了で 市民らと3歳の誕生会

2019-06-24
市民らがあこと飛鳥の誕生日を祝福した(秋田犬の里)
  大館市の秋田犬ふれあい隊(地域おこし協力隊)1期生の任期満了に伴い、隊員の飼育する秋田犬「あこ」(赤毛)と「飛鳥」(虎毛)が、8月末に大館を離れ〝卒業〟する。23日、市観光交流施設・秋田犬の里で開かれたあこと飛鳥の3歳の誕生会で発表された。
 飛鳥を飼育する富澤彰子さん(36)、あこを飼育する西山奈見さん(37)の両隊員は、2016年9月の着任から今年8月末で最長3年の任期が終わる。二人はそれぞれ飼育する秋田犬を連れて大館を離れる予定。
 誕生会には市民ら約40人が集まった。鶏肉や豆腐など二匹の好物を使って西山さんが手作りしたケーキが贈られた。参加者が「おめでとう」と声をかけて拍手で祝福。先着10組との「握手会」なども企画され、記念撮影や触れ合いを楽しんだ。
 鹿角市から子ども3人を連れて訪れた大森亘さん(36)は、「2歳の息子が大の犬好き。地元で秋田犬と触れ合えるのはありがたい。大館を離れるのは残念だがまた新しい秋田犬にも出会いたい」とした。
 富澤さんと西山さんは「いつも会いに来てくださる方も祝ってくれた」と感謝。残り約2カ月の任期を二匹と全うする意気込みを新たにした。「お世話になった市民や、あすあこファンに感謝とお別れを伝えたい」として、29日から8月24日までの毎週土曜日、午後1時15分から4時15分をあこの出勤日とする。飛鳥も飛び入り参加することもあるという。市観光課によると、夏に新たなふれあい隊2人が着任する予定。

5月のニュース

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大館市 道路補修に3億円超 19年度 過去10年で最多に 傷み目立ち、要望に対応

2019-05-31
傷みが目立ち、補修を予定している市道(大館市粕田)
 大館市の道路補修に関する2019年度予算が3億円を超える見通しだ。6月補正予算案に約2億6000万円を計上。前年同期に比べ約8000万円増え、過去10年で最も多い。低温に伴う「凍上現象」や交通量の増大で傷みが目立ち、議会からも指摘が出ていた。市土木課は「今まで以上に住民の要望に応えていきたい」としている。
 土木課によると、市道1798路線・延長881㌔のうち、8割にあたる696㌔を舗装。アスファルトは固まる際に細かい隙間ができる。水分が入り込んで凍ると、膨張して路面が隆起。この「凍上現象」で道路がもろくなるため、車が通るたびに傷つき穴が開く。もともと路盤が薄い道路や、大型車などの交通量が増えた路線もあるという。
 予算要求した昨年10月時点の道路補修計画は、舗装140カ所(延長59㌔)、側溝93カ所(18㌔)の計233カ所で事業費約32億円と算出。主要な施設のアクセス道を中心に優先順位を決め、市長選に伴う骨格型の当初予算には生活関連道路舗装・側溝補修工事費として15カ所(2㌔)分の9780万円を措置した。6月補正予算案は38カ所(6・2㌔)分として2億6424万円を計上し、議会で可決されれば当初と合わせて3億6204万円に上る。このうち7割程度は起債で対応する方針。
 13年度の道路補修工事費は予算ベースで1億700万円、14年度1億1500万円、15年度1億172万円、16年度1億383万円、17年度2億円、18年度2億7982万円だった。議会から「ここ2年ほど予算が多いものの、工事を行っても要望が積み重なり解消されない。もっと工事を増やせないか」と問われ、福原淳嗣市長は「補正予算で増額し、できるだけ要望に対応したい」と答弁していた。
 土木課に寄せられた苦情・要望などは18年度で389件。このうち道路補修関連は7、8割だった。当初予算分の工事は5月上旬から順次発注し、今のところ12カ所について業者と契約を締結。ほかの道路も降雪前に施工したい考え。

人手不足深刻化 研修充実や待遇改善を 鹿角で初の 雇用安定会議

2019-05-31
関係団体の代表が一堂に会し、要請とともに意見交換した会議(鹿角建設業協会会議室)
 鹿角地域若年者雇用安定会議が30日、花輪の鹿角建設業協会会議室で開かれ、高校、経済団体、県、市町の代表が出席した。人手不足が深刻化する中、地元就職の促進を高校側に、早期の求人票提出を企業側にそれぞれ要請し、意見を交換した。
 出席したのは3高校と比内支援学校かづの校高等部、商工会、市工業振興会、町産業振興会、建設業協会、地域振興局、市町、ハローワークの代表。関係団体の代表が一堂に会して、若年者の地元定着促進を円滑に進めるのが大きな目的で、県内でも初めての会議という。
 鹿角地域振興局の土田元局長が、早期求人票の提出やインターシップの受け入れなどを盛り込んだ要請文を経済団体の代表に提出。市町、振興局、ハローワーク、商工会の5者を代表して細越満町長が、地元企業の情報提供などを求める要請文を高校の校長、高等部の代表に手渡した。
 鹿角地域の有効求人倍率は昨年12月から2月までの3カ月にわたり2倍を超え、人手不足が深刻化。3月は1・83倍で2倍を下回ったものの、県内最高値が続いている。
 3月に下がった要因についてハローワークの小野寺利一所長は、例年3、4月は求職者が増える傾向にあり、5、6月の動向次第では、再び有効求人倍率が上昇する可能性があると指摘した。
 意見交換では、企業の早期求人票提出や入社後の研修制度の充実、職場環境の向上と給料アップに要望があった。企業側からは求人活動を練り直し、積極的に取り組んでいくとの発言があった。進学生徒が多い中で、在学中の出身者に対する継続的なアプローチが必要との提案もあった。
 高校の求人受け付けは6月1日から。土曜日のため、実際は3日からとなる。

18年度 1173万円の黒字に アグリほくおう 大豆等で収益拡大目指す 北秋田市

2019-05-31
事業計画などを承認したアグリほくおうの定時総会(JA秋田たかのす本店)
 農地や農作業の受託を行っている北秋田市のアグリほくおう(杉渕忠寿社長)は30日、JA秋田たかのす本店で定時総会を開き、2018年度事業報告と決算を承認したほか、19年度事業計画などを決めた。18年度決算は、転作助成金と販売額の増加などで、計画を大幅に上回る1173万円の黒字を計上。本年度も、大豆・ソバの作付けを拡大する。
 JAあきた北央と北秋田市、上小阿仁村が出資し農地・農作業の受託を行う有限会社として設立。JAの合併により、JA秋田たかのすの子会社となった。比内地鶏の素びな生産、有機堆肥の製造販売なども行っている。
 議事に先立ち代表取締役会長でJA秋田たかのすの斉藤一志組合長は「合併により、子会社も引き継ぐこととなった。堅実な経営を続けており、18年度も黒字となった」などとあいさつした。
 事業報告によると、18年度に経営受託した農地面積は140㌶で、所有する農業機械や作物の作業適期を考慮すると「受託面積は限界に達している」とした。一方で、これまでは水稲を主体とした作付け体系だったが、大豆・ソバの作付けを増やしたことから「効率的な栽培管理ができた」とした。
 「実質的な転作廃止による収益の減少が懸念されたが、転作助成金と販売額の増加により計画を大幅に上回る黒字決算となった」ことを説明。当期純利益は1173万1568円を計上した。前期繰越剰余金と合わせた2466万9762円を次期に繰り越す。
 本年度の事業計画では、基本方針として「水稲の水管理と大豆等の肥培管理を徹底して収益の向上を図っていく」としたほか、堆肥部門では「販売数量増加と散布面積増大」、比内地鶏部門では「素びな供給と肉鶏の出荷率向上」を図るとした。
 事業量は▽農地受託140㌶▽水稲作業受託1300㌶▽大豆作業受託200㌶▽ソバ作業受託200㌶▽堆肥販売3000立方㍍▽比内地鶏素びな供給4万羽▽比内地鶏販売1万3000羽―を設定。利益目標は113万3000円とした。

大館はドームで元気に運動 チャレンジデー 北鹿各地で老若男女が汗流す

2019-05-30
約700人が「ワンだふるはちくんダンス」で体を温めた(ニプロハチ公ドーム)
 住民総参加型スポーツ行事「チャレンジデー2019」が29日、全国各地で一斉に行われた。人口規模のほぼ同じ自治体同士が、午前0時から午後9時までの間に15分以上継続して運動した住民の参加率を競うもの。北鹿5市町村でも住民がイベントに参加したり、思い思いに体を動かしたりして汗を流す光景が広がった。
 本県では5年連続で全25市町村がエントリー。大館市は茨城県行方(なめがた)市、北秋田市は愛知県扶桑(ふそう)町、鹿角市は大分県杵築(きつき)市、小坂町は群馬県南牧村、上小阿仁村は熊本県山江村と対戦した。
 このうち、昨年参加率63・5%で福岡県大牟田市に敗北した大館市は、今年が7回目の挑戦。各種イベントを企画し、参加率70%を目指した。
 ニプロハチ公ドームには長木小、有浦小、長木保育所、地元老人クラブ、婦人会、サークルから約700人が集まった。チャレンジデー大使として、スキーの石垣寿美子選手(秋田ゼロックス・十和田高出)が応援に駆けつけた。
 開始式で実行委員会の宮越雅己副会長は、会長・福原淳嗣市長のメッセージを代読し、「参加する全ての人が主役のイベント。市民一丸となって頑張ろう」と呼び掛けた。
 ガンバロー宣言の後、参加者はラジオ体操や「ワンだふるはちくんダンス」で体を温めた。続いて、アリーナ内に用意された8種目のニュースポーツを思い思いに体験。パラリンピックの正式種目「ボッチャ」のコーナーも設けられ、子どもからお年寄りまで幅広い世代が運動を楽しみ、歓声を上げる姿があった。
 開始式会場に訪れた人の中で最高齢の若狭ケイさん(98)=大館市粕田=は「ラジオ体操を頑張った。運動は健康に良いし、気持ち良い。みんなも楽しそうで良かった」と笑顔を見せた。
 このほか、大町や御成町で「まちあるきスタンプラリー」も行われた。夜はソフトバレーボール交流大会、ナイターベースボールなども開かれ、仕事帰りの市民らが汗を流した。

園芸作物の拡大を 水田フル活用ビジョン 大館市農業再生協 本年度の変更案承認

2019-05-30
2019年度の水田フル活用ビジョンを確認した総会(大館市比内総合支所)
 大館市農業再生協議会(会長・福原淳嗣大館市長)は29日、比内総合支所で通常総会を開き、地域農業振興の設計図「水田フル活用ビジョン」の変更案を承認した。作物ごとの作付予定面積では、主食用米は横ばいと設定したのに対し、エダマメなど園芸作物は拡大を目指す。重点戦略作物のエダマメは、2018年度の作付面積237・2㌶に対し、20年度は246・2㌶を目標に掲げた。
 水田フル活用ビジョンは国の産地交付金による支援の要件となるもの。18年度の実績などを踏まえて内容を一部見直した19年度のビジョンを確認した。
 地域の課題としては、依然として主食用米への依存が高い状態で、担い手不足や農家の高齢化が深刻化し、それに伴う耕作放棄地の増加などを掲げた。
 作物ごとの取り組み方針では、主食用米は高品質・良食味米の安定生産対策を進め、大規模圃場整備を推進し、規模拡大による低コスト生産を目指す。非主食用米は、飼料用米、米粉用米、加工用米などのほか、18年度に追加した輸出用やバイオエタノール用などの「新市場開拓用米」も盛り込んだ。
 これまで同様、エダマメ、アスパラガス、ヤマノイモ、キュウリ、トンブリ、ネギ、小玉スイカ、花き、葉たばこを「重点戦略作物」に設定し、生産拡大を図る。特に販売額1億円以上を目指せるエダマメ、アスパラガス、ヤマノイモの3品は「最重点戦略作物」とし、産地づくり・団地化に取り組む。耕作放棄地の解消と所得増のため、カボチャ、キャベツの作付けも推進する。
 エダマメは19年度の作付け予定面積241・4㌶から、20年度には246・2㌶とする目標値を掲げた。アスパラガスは18年度26・5㌶から20年度は27・5㌶、ネギは5・7㌶から7㌶、葉たばこは13・3㌶から16・8㌶など、各園芸作物で作付け拡大を目指す。
 オブザーバーとして出席した東北農政局秋田県拠点の担当者は、「主食用米の消費が減る中、全国的に昨年並みの作付けがされ、反収が平年並みになると、余ることも危惧される。末端まで需要に結びついた生産を確認してほしい」と呼び掛けた。

4月のニュース

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コンビニ納付 市税など8種類に導入 大館市 利便性高め、期限内促す

2019-04-08
 大館市は、市税などの支払いを全国のコンビニエンスストアでできる「コンビニ納付」サービスを開始した。これまで上下水道料金など一部で実施していたが、新たに、市税や保育料、国民健康保険税など8種類に導入。東北6県のゆうちょ銀行や郵便局窓口では市税など15種類が納められるようになった。4月1日以降に発行した納付書が対象。市収納課は「市民の利便性を高め、納期限内の納付を促していきたい」としている。
 市は昨年度、住民情報を取り扱う「基幹業務システム」を更新。更新に合わせ、新たに「コンビニ納付」「コンビニ交付」の機能を持たせた。マイナンバーカードを持っている人を対象に、住民票の写しなどの証明書をコンビニで取得できる「コンビニ交付」は3月から始まっている。
 「コンビニ納付」は2017年4月から、上下水道料金、農業集落排水使用料、戸別浄化槽使用料に導入。新たに、市で納付書を発行する8種類を追加した。合わせて東北6県内のゆうちょ銀行や郵便局窓口では15種類が納められるようになった。
 市民に送られる納付書は納期ごとに1枚ずつ分かれたものに変更し、同課は「期別や納期限を確認して使用してほしい」と話す。また、「納期限を過ぎると、コンビニなどで納付できないため注意してほしい」と強調する。納付書1枚の金額が30万円を超えるものはコンビニで納付できないほか、納付書に書き込んだり、ホチキスで留めたりなどすると対応できないという。
 収納課によると、17年度の市税の収納率は99・44%で県内トップだった。コンビニ納付により、納期限内の納付を促していきたいという。「休日や夜間などコンビニの営業時間内に納付できるようになることで、納め忘れるケースを減らしたい」と話した。
 従来通り、市役所本庁や比内・田代両総合支所、各出張所、市民サービスセンターのほか、市内に所在する各金融機関の窓口でも納付できる。
 コンビニなどで納付できる市税等は次の通り。(●コンビニ・ゆうちょ銀行・郵便局で納付可、○ゆうちょ銀行・郵便局で納付可)
 ●市県民税(普通徴収)、●固定資産税、●軽自動車税、●国民健康保険税(普通徴収)、●後期高齢者医療保険料(同)、●介護保険料(同)、●保育料、●児童育成施設使用料、●上下水道料金、●農業集落排水使用料、●戸別浄化槽使用料、○墓地管理手数料、○温泉使用料、○市営住宅使用料、○市営住宅駐車場使用料

チョールトンさん一家 豪州から北秋田へ移住 教育、自然「パーフェクト」

2019-04-07
ワロックを手に笑顔のチョールトンさん一家(阿仁合コミューン)
 豪州西部のパース市から今春、チョールトンさん一家が北秋田市阿仁合に移り住んだ。日本の教育環境に引かれ「家族と自然の中で過ごす生活も楽しみ」と話している。
 移住したのはフィリップ・チョールトンさん(48)=豪州出身=と妻かやのさん(44)=神奈川県出身、長女ゆきさん(9)、長男レイモンドさん(7)の4人家族。市や県の窓口を通じて北秋田市に初めて海外から移り住んだケースという。
 かやのさんの母親が阿仁合出身、父親が鷹巣出身という縁があり、たびたび北秋田市に一時滞在していた。3月5日に母子3人が先に到着。今月4日にフィリップさんもやって来た。
 パース市から直線距離で8500㌔近く離れた本県に移住を決めた理由は「教育環境」が大きいという。数年前から一時滞在中に、子どもが地元校の授業を体験。「素晴らしい教育を受けさせたい」と思うようになった。
 2人の子どもは阿仁合小学校に通うことになり5日の始業式に登校した。児童代表が新学期の抱負をスピーチする様子を見たフィリップさんは「原稿も見ずに話し、感動した」と話す。
 かやのさんは西オーストラリアで流行している石絵遊び「ワロック」を2017年夏、日本に伝えている。阿仁合地区を中心に遊びが広まった経緯がある。移住後の3月31日に住民有志がコミュニティースペース「阿仁合コミューン」で歓迎会を開催。一家の移住を喜び、温かく迎え入れた。
 現在4人はかやのさんの父親と一緒に暮らす。フィリップさんは日本語を学びながら新たな仕事を探す予定。自然好きな一家にとって「四季の遊びが豊富な北秋田市はパーフェクト」といい「永住し地域に根ざして暮らしたい」と話した。

 

 

七滝活性化拠点センター オープニングセレモニー 旧七滝小校舎を改修

2019-04-07
住民の関心を集めた旧七滝小の展示コーナー
 小坂町は6日、旧七滝小学校の校舎を改修した複合施設「七滝活性化拠点センター」のオープニングセレモニーを荒谷字上ノ平の同施設で行い、訪れた町民が新産業の創出支援や地域コミュニティーの拠点の完成を祝った。
 旧七滝小は、児童数の減少による小坂小との統合に伴い、2013年3月に閉校した。校舎は1982年建設の鉄筋コンクリート造り2階建て一部鉄骨造り。
 住民から「七滝地区のシンボル的存在である校舎残して」との要望を受け、町が新産業の創出支援や地域コミュニティーの振興、福祉の向上を目的に利活用することになり、昨夏から改修工事を行った。総事業費は2億3000万円余り。国の空き家対策総合支援事業補助金を活用した。
 1階は机やいす、テレビがある住民向けの地域交流スペース、七滝小時代の思い出を振り返る展示コーナー、浴室・談話コーナー、貸事務所などで構成。給食棟と渡り廊下は解体し、跡地に駐車場(20台分)を整備した。体育館は改修せず、従来通り災害時の避難所となる。
 2階はほぼ現状のままの貸事務所6室のほか、貸スペースとして調理実習室、和室、フリースペースを配置。
 1階の貸事務所は大中小の3室いずれも鹿角市の社会福祉法人花輪ふくし会が入居し、障害者の訓練・作業室などとして使う予定。
 2階の貸事務所は入居企業を募集中。使用料は月2万円(別途暖房使用料を徴収)。県外からの新規進出企業は1年間使用料を免除する。
 オープニングセレモニーには住民ら約80人が参加。細越満町長が「七滝地区の皆さまからの『心豊かに』『安心できる暮らしに』『地域を元気に』の要望にできる限りお応えできたと思う。末長く親しまれ、利用しやすい施設となるよう努めたい」とあいさつ。愛称発表に続いて町長らがテープカットを行った。
 終了後は内覧会を開催。住民は「何年も入ったことがなかったので懐かしい」などと話しながら、生まれ変わった学びやを見て回った。
 七滝地区自治会連絡協議会長の小舘貞夫さん(73)は「地域にとって一番大事な場所になる。広々として環境も良いので、施設を利用する人がたくさん来てくれるといい。地区行事等でも有効活用していきたい」と話していた。

 

カムバックサーモン 湯車川に稚魚を放流 伊勢堂岱遺跡

2019-04-07
サケの稚魚を放流する参加者たち(湯車川)
 北秋田市脇神の国史跡「伊勢堂岱遺跡」そばを流れる湯車川で6日、サケの放流活動「カムバック縄文サーモン」が行われた。遺跡ガイドや津谷永光市長ら約20人が母なる川に無事戻ることを願って約2万尾を放した。
 遺跡ワーキングループ(佐藤善寿代表)と鷹巣漁協(湊屋啓二組合長)、市教委が共催。縄文時代にもそ上していたとされる川の環境を守る目的で実施し9年目。高台に位置する遺跡のすぐ下を川が流れている。そ上の様子が観察できる国史跡は全国でも珍しいといい、参加者が縄文人の生活に想像を膨らませる機会にもなっている。
 稚魚は県の全国豊かな海づくり大会推進室と市教委が各1万尾を提供した。大きさは3~4㌢ほど。稚魚の入ったタンクからバケツに小分けされ、参加者が少しずつ川に放すと勢いよく泳ぎ回った。
 「帰って来いよ」と呼び掛ける参加者もいて成長を願っていた。遺跡のジュニアボランティアガイド、菅原恵人さん(10)=鷹巣小2年=は「2万尾も放流するのだから、元気に育ってたくさん戻ってきてほしい」と話した。
 放流した稚魚は米代川を下って海に出た後、3~4年後の11月ごろにそ上してくるという。
 

扇田病院着服事件 中嶋被告に懲役3年6カ月 秋田地裁 「動機も正当化できない」

2019-04-06
 大館市立扇田病院の外来診療費着服事件で、業務上横領の罪に問われた北秋田市脇神字脇神囲ノ内、同病院の元会計窓口担当従業員で無職、中嶋泉被告(50)の判決公判が5日、秋田地裁で開かれた。杉山正明裁判長は「常習的で、立場を悪用した。動機も正当化できない」とし、懲役3年6月(求刑同5年)の実刑判決を言い渡した。
 判決などによると、被告は2015年1月から17年4月までの間、当時勤務していた病院の会計窓口で患者から受け取り、預かり保管中だった外来診療費の中から、計485回にわたり現金総額4963万768円を着服、横領した。
 杉山裁判長は判決理由で、手口について「集計機械に入金額等を入力しなかったり、パソコンソフトを用いて作成した日計表から患者のデータを消去する処理を行ったりした」とし、「常習的な犯行で、立場を悪用したもので悪質。巧妙な方法で発覚を免れた」と指摘。着服額が多額な上に「被害弁償もしておらず、見込みも乏しい」と述べた。
 被告は動機について、親族経営の養鶏事業が破産し、家族の医療費などで生活が困窮する中で高利貸から借金をするようになり、返済のため着服したと説明していたが、「動機や経緯が犯行を正当化するものとは言えない。刑事責任は重い」と糾弾した。
 一方で、被告が罪を認め反省していること、健康状態に不安があることなど「一般情状も考慮した」と説明した。
 被告は保釈請求が認められ、一時身柄の拘束を解かれていた。この日は紺色のシャツ、ジーンズ、スニーカー姿で入廷。裁判長の方を真っ直ぐ向いて判決理由を聴き、閉廷すると検察側、裁判長側に一礼した。
 弁護側は控訴について「被告と話して決める」としている。
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