本文へ移動

今日のニュース

今月のニュース
RSS(別ウィンドウで開きます) 

関係人口創出モデル事業 「鹿角家」会員500人を 鹿角市9月議会・一般質問

2018-09-12
関係人口創出事業などについてただした鹿角市9月議会の一般質問(市役所)
 鹿角市の9月定例議会は11日、本会議を再開し、田中孝一(清風会)、舘花一仁(同)、児玉政明(鹿真会・公明)の3氏が一般質問を行った。総務省の採択を受けて7月から取り組んでいる関係人口創出モデル事業の進め方や目指す姿などについて議員が質問。児玉一市長は関係人口を「鹿角家(かづのけ)」という大きな家族(会員)とみなし、会員数500人を目指して取り組む考えを改めて示した。
 児玉市長はモデル事業について「本市に継続的に関わり、定期的に訪れて農作業や地域行事などに貢献したいという意欲のある方々を、共通のルールで運営される『鹿角家』を構成する家族として呼び込んでいく」と説明。
 関係人口に理解を深める7月のキックオフイベント(トークイベント)を皮切りに、今後は首都圏で「家族会議」と称する交流イベントや、市内で「実家暮らし体験ツアー」などを開催しながら、具体的な体制整備に取り組んでいく予定で、「鹿角家の証しとなる家族証500枚の発行を目指し、SNS(会員制交流サイト)等を利用して広く市外へ情報発信していく」との考えを示した。
 将来的には「鹿角家を核として、体験活動のできる交流拠点の整備やネットワークの構築により、地域住民と触れ合う機会を増やし、本市が抱える課題や問題の解決に多くの方々から多様な形で関わっていただきながら、関係人口の増加を図っていく」とした。
 モデル事業の期間は1年間。事業費は500万円。元移住コンシェルジュ4人が中心となって活動しているNPO法人かづのclassy(クラッシィ)と連携して運営していく。また、商工会や観光団体、個人事業主などで構成する移住促進協議会で鹿角家会員との関わり方について話し合う「親戚会議」と称するサポート会議も立ち上がっている。

大館神明社祭典 開幕 「雨祭り」囃子響く 山車、みこし華やかに運行

2018-09-11
雨の中、大館囃子を響かせて運行する曳山車(大館市大町)
 大館市の大館神明社祭典が10日、開幕した。初日の宵宮は豪華絢爛(けんらん)な曳山車(ひきやま)14講が優雅な大館囃子(ばやし)を奏で、子供みこし8講もにぎやかに市街地を巡行。「雨祭り」の異名通りあいにくの雨天となったものの、囃子方や踊り手、曳き手が一体となって街を盛り上げ、「イヤサカサッサー」と威勢の良い掛け声を響かせた。11日まで。
 五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全、商売繁盛などを祈願し、400年以上続くとされる。雨が降ることが多いのが特徴的で、この日も朝から強い雨が降り続いた。
 午前11時に、神明社での神事「余興奉納奉告祭」で開幕。引き続き、安全運行等を祈願する「山車・子供みこし清祓(きよはらい)式」が行われる馬喰町に向かって、昼前後から各町内の曳山車が運行を始めた。囃子を奏でる山車が次々と繰り出し、軽やかに舞う踊り手が花を添えた。「ワッショイワッショイ」という若衆の掛け声も響き渡り、街は祭りムード一色となった。
 夜は山車合同運行が御成町2丁目―新町交差点間で行われた。長倉交差点付近の坂を重さ1㌧以上の山車が一気に駆け上がる「田乃坂越え」では、各講が独自のパフォーマンスを披露して士気を高めた。綱を引く曳き手たちは気合を入れて難所を登り切り、勢いそのままに各所で演奏合戦を繰り広げ、会場を盛り上げた。
 本祭の11日はおおまちハチ公通りで曲げわっぱ太鼓演奏(午後0時20分)、山車見世(同1時30分)が行われる。夜の目玉行事、駅前大館囃子共演(同6時・JR大館駅前)、祭典祝い水(同6時45分・大町)でフィナーレを飾る。

 

縄文に学び未来に活かす 縄文シティサミット 8市の首長が討論

2018-09-11
北鹿地域も参加した縄文シティサミットの首長討論(コムコム)
 縄文時代の遺跡を有する全国各地の自治体が遺跡を活用した地域振興の在り方について話し合う「縄文シティサミットinきたあきた」が9日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。北鹿地域からは大館、鹿角、北秋田の3市が参加。首長らが討論を行い遺跡や歴史を生かした地域づくりの在り方を探った。
 縄文遺跡を有する全国各地の自治体でつくる縄文都市連絡協議会(会長・小野寺晃彦青森市長)に加盟する青森、大館、鹿角、東松島、福島、塩尻、小矢部、北秋田の8市が参加した。
 北秋田市の縄文遺跡「伊勢堂岱遺跡」に発見当時から携わっている考古学者の小林達雄さん(国学院大学名誉教授」と秋田県出身の現代アーティスト鴻池朋子さんによる記念対談に続いて、8市の首長や教育長らが「遺跡を守り、活用する」をテーマに討論した。
 大館市の高橋善之教育長は、天然アスファルトが使用された土偶が出土した塚ノ下遺跡や、歴史を生かしたまちづくりに市を挙げて取り組んでいることなどを紹介した。鹿角市の児玉一市長は、国特別史跡「大湯環状列石」について、伊勢堂岱遺跡を含めた北海道北東北の縄文遺跡群で目指している世界文化遺産登録に「全力で取り組んでいく」と述べた。
 北秋田市の津谷永光市長は、伊勢堂岱遺跡が発見、保存に至った経緯や遺跡を中心にして行われているイベント、児童生徒による遺跡ぼガイドボランティアなどを紹介しながら「地域の宝となっている伊勢堂岱遺跡を後世に残しながら、地域のために活用していきたい」と訴えた。
 討論などを踏まえて共同宣言を取りまとめ、参加自治体の首長の連名で採択。開催地の津谷市長が代表して▽縄文人のこころとかたちを学び、縄文遺跡を都市の未来に活かす▽縄文遺跡を守り、まちづくりに活用する▽縄文都市間の連携をさらに深め、縄文文化の魅力と歴史的意義を世界に向けて発信する―の3つを実践することを宣言した。

 

鹿角市9月議会一般質問 出産集約後の体制 厚生病院 産婦人科は週4日

2018-09-11
出産集約問題などについて対応をただした9月議会の一般質問(市役所)
 鹿角市の9月定例議会は10日、本会議を再開し、5議員が一般質問を行った。かづの厚生病院の出産取り扱い機能が10月1日に大館市立総合病院へ集約されることをめぐって、議員が大学と市立病院との協議状況についてただしたのに対し、児玉一市長は集約後の医師派遣や、かづの厚生病院での診療体制の具体的な見通しを示した。
 金澤大輔(鹿真会・公明)、成田哲男(清風会)、倉岡誠(誠心会)、安保誠一郎(無会派)、黒澤一夫(鹿真会・公明)の5氏が質問。出産の集約問題は成田議員が取り上げた。
 大学と大館市立病院との協議状況について児玉市長は「県を通じて確認したところ、大館市立病院の常勤産婦人科医は現在、弘前大から4人派遣されているが、集約に伴う分娩取り扱い数の増加に対応するため、秋田大から新たに常勤医1人が派遣されることになる、とのことだった」と説明。
 また、かづの厚生病院の妊婦健診、婦人科検診、婦人科の外来診療については「大館市立病院、秋田大、岩手医科大から非常勤医が派遣され、当面週4日体制で行う予定とうかがっている」とし、集約に伴い、現在の週5日から週4日体制となる見通しを示した。
 このほか、市民から要望があった助産師が同乗する「妊婦救急車」について豊田憲雄健康福祉部長は「検討したが、体制を整備するのが難しい」と導入を見送る考えを示した。

 

遺跡の価値を体感 北秋田市で縄文まつり 土偶作りに火おこしも

2018-09-09
土器作りを体験する子どもたち(縄文館の広場)
 第18回北秋田市縄文まつりが8日、国指定史跡「伊勢堂岱遺跡」のガイダンス施設「伊勢堂岱縄文館」で開かれた。地域住民らが土偶や土器の製作、火おこしなどを通じて遺跡をつくった縄文人の生活を体験。世界遺産登録を目指す遺跡の価値を確認した。
 伊勢堂岱遺跡の保存や利活用に取り組む市民グループなどでつくる実行委員会(佐藤善壽委員長)の主催。縄文時代と遺跡の魅力を広く知ってもらおうと体験型の催しを中心にしたイベントを行っている。
 縄文館周辺の広場には土器や土偶、勾玉(まがたま)の製作、縄文料理作り、火おこしなどを体験できる縄文青空教室が開設され、子どもたちは縄文人の気分になって熱心に取り組んでいた。
 土偶の製作体験では、多くの市民が伊勢堂岱遺跡のシンボルとなっている板状土偶や、市内の白坂遺跡から出土した「笑う岩偶」などをモチーフにオリジナルの土偶作りに挑戦した。
 遺跡近くの川にも遡上(そじょう)することから「縄文人も食べたのでは」とされるサケと、地元産の野菜を使った縄文大鍋が限定100食で振る舞われ、多くの人が舌鼓を打っていた。
 地元の児童生徒でつくるジュニアボランティアガイドによる遺跡の案内も行われ、訪れた人たちに世界遺産登録に向けた地域の盛り上がりを感じさせていた。
RSS(別ウィンドウで開きます) 

大日堂舞楽、郷土料理、鉱山… 鹿角の「日常」調査 秋田公立美術大

2018-08-25
フィールドワークの報告を行う学生ら(アルパス)
 秋田公立美術大学美術学部美術学科ものづくりデザイン専攻の学生ら27人が23、24日、鹿角市と小坂町でフィールドワークを行い、国重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産の大日堂舞楽などの調査に取り組んだ。この後、調査で見つけたことをきっかけに作品を制作し、年度末に同大学で開催予定の報告会で発表する予定。
 ものづくりデザイン専攻は、美術学科に五つある専攻の一つ。秋田の文化資源を背景に、人と人との豊かな関係を築く、ものづくりの提案に取り組んでいる。
 今回は同専攻として初の地域フィールドワークで「世界の再発見 知っているはずの『日常』を未知なるものとして―当たり前の中に埋もれている自分の意識に揺さぶりをかけ、創造のきっかけをつかむ―」を目的に掲げた。
 学生たちが知らない鹿角で、知らない人に話を聞きながら、日常というものを違う視点から見ることに取り組み、それを作品に結び付けたい考え。
 指導するのは秋美大の客員教授を務める鞍田崇・明治大大学院理工学研究科准教授。秋美大をはじめ、鞍田准教授が教える明治大など5大学の学生ら15人、教員・助手12人が参加した。
 日程は22~25日。このうち鹿角地域では23日、5チームに分かれて紫根染・茜染、大日堂舞楽、郷土料理、鉱山、濁川虫送りについて現地調査に取り組んだ後、アルパスで報告会を行った。
 紫根染・茜染のチームは、奈良時代から鹿角地域に伝わる古代技法の復活に取り組んでいる鹿角紫根染・茜染研究会(関幸子会長)の協力で、花輪の人間国宝・栗山文次郎さん、長男で県無形文化財の文一郎さんの気品高い遺作や染色方法などを調査。
 報告では「栗山さんが染めた布は何とも言えない深みのある色合いだった」「地中(の根)からこんな色が出るなんて信じられない。人間が美しいものに取りつかれる心は素晴らしいと思った」「紫根染にまつわる鹿角のストーリーを形にして伝えたい」といった先人の偉業や今後の作品づくりに対する思いなどが語られた。

出産の大館集約 妊婦の交通宿泊費助成へ 鹿角市 経済・精神的負担を軽減

2018-08-24
 鹿角地域で唯一出産を受け付けている、かづの厚生病院の出産取り扱い機能が10月1日に大館市立総合病院へ集約されることに伴い、鹿角市は市外への通院を余儀なくされる妊婦等に対し、妊娠・出産に伴う交通費と宿泊費の一部を支援する助成事業を新設する。9月議会の補正予算に妊婦等交通宿泊費助成金225万円を計上する予定。
 医師不足等を背景に、産婦人科医を派遣する大学側(秋田、弘前、岩手医科)から集約化の方針が示され、厚生病院で出産ができなくなる。
 県は集約化に伴い、大館市立病院の分娩(ぶんべん)室や診察室の増設など受け入れ体制の整備を進めている。工事は9月末に完成する見込みで、10月1日から常勤産婦人科医の派遣先が市立病院に集約される。
 これに先立ち、鹿角地域で出産予定日が9月15日以降の人は市立病院での出産となり、厚生病院での妊婦健診は32週までとし、34週以降は市立病院で受診することになる。
 鹿角地域の住民からは大館市までのアクセスや冬季の交通難など、妊娠・出産へのリスクに対する不安や心配の声が上がっている。
 こうした中、鹿角市は妊婦健診の受診等にかかる交通費と、出産直前にホテル等に宿泊した場合の費用を一部助成する新たな事業を新設し、妊婦の経済的、精神的な負担の軽減を図ることにしている。
 このほか、鹿角市は4月から医師確保対策を専門に行う地域医療推進員や、全ての妊婦に対応する母子保健支援員を新たに配置するなどして集約問題に対応している。

農家民宿周辺の散策マップを 大館まるごと体験協 年内完成へ作業着手

2018-08-24
農家民宿の経営者に案内され、取材をする並里さん㊧(大館市山田)
 大館市まるごと体験推進協議会(石垣一子会長)は、市内の農家民宿周辺の散策マップ製作を計画している。宿泊した訪日外国人客から「地域を歩きたい」との要望があり、年内の完成を目指して作業に着手。20、21日はマップのデザインを担当する、大館市出身のイラストレーターの女性と市内を巡り、取材活動を行った。
 同協議会はインバウンド(訪日外国人旅行客)の誘致推進を目指し、農家民宿での外国人モニター受け入れ事業などを展開。受け入れ体制整備を進める中で、宿泊した外国人客から「地域を散策したい」「地域をもっと知りたい」などの声が聞かれたという。
 こうした要望を受け、リピーター獲得に向けて散策マップを製作することにした。県の「グリーン・ツーリズム拠点地域育成事業」を活用し、日本語版、英語版を合わせ計1000部を作る計画。A5判12ページで、山田、軽井沢、曲田、粕田地区などの民宿周辺にある隠れた名所や、歴史に関連した施設などを掲載する予定。同市出身のイラストレーター・並里春佳さん(30)=横浜市、旧姓・久保澤=にデザインを依頼した。
 20、21日は並里さんと市地域おこし協力隊員、協議会職員の3人が各地区で取材活動を行った。山田地区では農家民宿「六兵衛」を経営する藤島光雄さんの案内を受け、「ジンジョ祭り」で使用する人形「ジンジョ様」をまつるお堂や寺院、神社など12カ所を見て回った。並里さんは「(ジンジョ様は)各町内の入り口にまつられ、外から疫病が入ってこないよう地域を守っている」などと説明を受け、デザインのイメージを膨らませた。
 並里さんはこれまでに弁当のパッケージデザインやマップ製作などに携わった経験がある。「大館出身だが、まだまだ知らない場所があるとあらためて感じた。情報を集めて地域の良さ、地元の思いが伝わるような、見て楽しいマップにしたい」と話した。
 散策マップは年内に完成予定。効果を検証するツアーの開催なども検討している。

利便性向上へ改修も 北秋田市の宮前町庁舎 耐震化に合わせ検討

2018-08-24
耐震化に合わせて来庁者の利便性向上対策の実施も検討されている北秋田市宮前町庁舎(宮前町)
 北秋田市は、耐震性が不足していると診断された宮前町庁舎について、耐震補強工事を実施する方向で検討を進めている。庁舎にある税務課は2階に配置されており、来庁者にとって利便性が悪いことから、耐震化に合わせて改善を図りたい考え。事務スペースを1階に移転する場合は大規模改修が必要となるが「市民ファーストの観点で判断したい」としている。
 宮前町庁舎は、現行の耐震基準が示される以前の1970年に社会保険事務所として建築された施設で、旧鷹巣町が取得し分庁舎として使っていた。市合併後は産業部と建設部の庁舎として使用、両部が森吉庁舎に移転してからは税務課が使用している。
 耐震性の有無は不明で診断が必要な建物とされており、引き続き庁舎として使用するため2017年度に耐震診断を実施。耐震性が不足しており耐震補強が必要と診断され、市は19年度以降の耐震補強工事の実施を視野に対応の検討を進めていた。
 耐震化の実施に合わせて来庁者の利便性向上にも取り組む方針。2階にある税務課の事務スペースを1階に移転して来庁者の利便性を確保したい考えだが、施設1階は複数の部屋が配置された構造となっており、事務スペースとして使用するには大規模改修が必要になるという。
 来庁者の利便性向上は津谷永光市長が政策の基本理念に掲げた「市民ファースト」の一環。市は「大規模改修となれば多額の費用がかかるが、市民ファーストの観点から判断したい」としている。
 市が行政部門を配置している庁舎のうち、本庁舎と第2庁舎(旧中央公民館)は耐震化を実施済み。森吉と阿仁の庁舎は現行の耐震基準が定められた以降の建築で耐震性は確保されている。宮前町庁舎とともに耐震性が不足していると診断された合川庁舎についても、補強工事の実施などの対応が検討されている。

ミスあきたこまち 33代目が決定 羽沢さん(大館市)など7人

2018-08-23
本年度のミスあきたこまちに選ばれた7人(後列左が羽沢さん)
 県内外で秋田米のPRを行うJA全農あきたの「ミスあきたこまち」が決まり、秋田市の秋田キャッスルホテルで22日、委嘱状交付式が行われた。北鹿関係では大館市の羽沢茜さん(23)が選ばれ、代表して「秋田米の魅力と生産者の思いを全国の消費者に届けたい」と決意を述べた。
式では、本年度のミスあきたこまちに決まった7人が一人ずつ紹介されながら、市女笠と平安時代の旅装束姿で入場。
 委嘱状と記念のブロンズ像、副賞のハワイ往復相当旅行券などが手渡された後、JA全農あきたの船木耕太郎運営委員会会長が「甲子園で準優勝した金足農は、あきたこまちを食べてパワーをつけたと報道された。みなさん一人一人が秋田と消費地を結ぶ架け橋となってもらえるよう、大いに期待している」と激励した。
 これを受け、ミスあきたこまちを代表して羽沢さんが「これからの活動への期待に身が引き締まる思い。私自身も成長できるよう、目標を持って精一杯頑張る」と決意表明。全員で記念撮影に臨んだ。
 5月に仙台市から地元の大館市にUターンしたという羽沢さんは式後、「農家で育ち、コメ作りの大変さは知っている。全国のみなさんにあきたこまちのおいしさを知ってもらいたい」と話していた。
 「新ミス」の初仕事は10月から首都圏で開催予定の「京急あきたフェア2018」で、今後1年間、県内外で開かれるキャンペーンで秋田米をPRしていく。
 今回が33代目となるミスあきたこまちには県内外から40人の応募があり、書類選考と審査会を経て決定した。

 
RSS(別ウィンドウで開きます) 

313万円を着服 北秋田市の男性職員 27日付けで懲戒免職

2018-07-28
職員の不祥事について陳謝した北秋田市の会見(市役所)
 北秋田市立米内沢診療所で2015年度から16年度にかけて、患者が窓口で支払った一部負担金(自己負担)の一部を会計を担当していた市男性職員(50)が着服していたことが27日分かった。市によると着服額は313万1400円。生活費の不足を補うためと話し、全額を弁済する意向を示している。市は男性職員を27日付で懲戒免職処分とした。
 市が27日に会見を開き説明した。職員は財務部に所属する主幹級職員。11年4月から17年3月まで診療所の事務を担当していた。市の調査によると16年3月28日から17年3月23日までの約1年間、受診した患者が窓口で支払う一部負担金を246回にわたって着服した。
 17年度決算の資料調査で、前年度に比べて患者は減っているが一部負担金収入は増えているという不自然な状況が発覚。年度をさかのぼって調査したところ、診療所の医事システムによる収入額と市に納入された金額が異なっていることが判明。24日に職員に確認したところ着服を認めた。
 金融機関を通じて市に収入金を納付する際、診療内容などを記載した日計表と納付書を改ざんし差額を着服していた。市によると16年度から、会計業務は実質的に1人で行う態勢になっていた。
 市は26日、市職員の分限及び懲戒処分に関する審査委員会を開き、職員を懲戒免職とすることを決定。監督責任を問い部長級職員2人を戒告とした。刑事告訴については「8月10日ごろまでに弁済する意思を示しており、それを踏まえてから検討したい」としている。
 会見で虻川広見副市長は「迷惑をかけたことに心からお詫び申し上げる。今後は市行政の信頼回復に向けて職員一丸となって取り組んでいく。大変申し訳ございませんでした」と陳謝。今後は、金融機関に納付する前に医事システムと日計表、納付書の確認を徹底して行うとともに、再発防止策検討委員会を設置するなどして再発防止を図るとした。

 
 

十和田八幡平観光物産協会 関西、四国、九州に誘客 増加傾向の地域に重点

2018-07-28
本年度の事業計画を決めた総会(鹿角パークホテル)
 十和田八幡平観光物産協会(千葉潤一会長)は27日、鹿角市の鹿角パークホテルで通常総会を開き、本年度の事業計画を決めた。観光誘客活動については、団体から個人型へと旅行形態が変化している中で、鹿角地域への観光客が増加傾向にある関西、四国、九州などへのPRを重点的に行う計画。
 事業計画の方針によると、関東から鹿角地域を訪れる観光客は旅行形態が個人型になりつつあるため大幅に減った一方、「アクセスの問題で今まで利用が少なかった地域として関西、四国、九州の観光客が増加傾向にある」とし、こうした地域をターゲットとして重点的に誘客活動を行う。
具体的には観光施設と旅館・ホテルが合同で九州や関西で観光キャラバンを展開する。
 さらに、県観光連盟が11月に実施するプロモーション事業(首都圏旅行会社セールス、観光ブースの設置・商談)に参加する。これまで営業セールスは県内の各観光協会等が個々に行ってきたが、県全域で「チーム秋田県」として売り込みを図る。
 このほか、男鹿市、仙北市等と連携した教育旅行誘致活動、田沢湖・角館観光協会と連携した広域パンフレットの作成、外国人観光客受け入れ強化、各種大会等の受け入れ態勢整備などに取り組む計画。
 一方、花輪ばやし桟敷設置事業は本年度から同協会の事業から外し、かづの観光物産公社の事業とする。
 千葉会長はあいさつの中で、「国内旅行は低迷しているが、国内最大手のJTBが来年上期(4~9月)、企画商品『日本の旬』として国立公園を徹底的に売るという計画がある。東北では唯一、十和田八幡平を売るということで、今秋からは全国から視察に来る。そういった意味で追い風はあるので、腕を広げて待っているだけではなく、羽ばたく努力をしていきたい」と述べ、循環型の地域経済や「地消地産」に地域をあげて取り組む必要性を強調した。

 
 
 

大館東、逃げ切り8強 全県少年野球 花輪一、下川沿は敗退

2018-07-27
大館東は3回、内野ゴロの間に三走の村山が生還(こまち球場)
 第2日の26日は秋田市のこまち、八橋両球場で2回戦8試合を行った。北鹿勢は3校が初戦に臨み、大館東(大館北秋田3区)が粘り強い守備で秋田東(秋田同)に競り勝ち、8強入りした。花輪一(鹿角)は羽城(男鹿潟上南秋2区)に完封負け。下川沿は守備のミスが響いて象潟(本荘由利1区)に敗れた。第3日の27日は準々決勝で大館東が羽城と対戦する。
 ◇2回戦【こまち球場】
秋田東 0002000 2
大館東 012000× 3

 ▽二塁打=佐々木(秋)▽併殺=秋田東1、大館東1▽暴投=秋田東1、大館東1▽捕逸=大館東1▽走塁妨害=秋田東1
 序盤にリードを奪った大館東は、秋田東の追撃を振り切って接戦を制した。
2回、大館東は先頭の奥村が左前打で出塁。暴投で2死二塁とし、内野手の敵失の間に二走が生還して先制点を挙げた。3回には村山、佐藤の連打で1死一、三塁の好機をつくると、内野ゴロで1点、さらに三本間の挟殺プレーで走塁妨害を受けて3点目を奪った。
4回に2死二、三塁から適時二塁打を浴びて1点差に詰め寄られたが、6回は1死満塁のピンチを併殺で切り抜け、相手打線に勝ち越しを許さなかった。
 大館東・阿部剛士監督の話 苦しい試合展開は慣れているので、走者を出しても慌てることはなかった。攻撃は送りたいところで送れず、結果が出ない部分があった。
 ◇2回戦【こまち球場】
花輪一 0000000 0
羽 城 300001× 4

▽本塁打=川村真(羽)▽三塁打=川村真(羽)▽ボーク=羽城1▽野選=花輪一1
下川沿 0000001 1
象 潟 002101× 4

▽三塁打=齋藤耕、齋藤華(象)▽打撃妨害=下川沿1

日独スポ少交流 ドイツから交流団9人 大館で日本文化に触れる

2018-07-27
福原市長㊨から歓迎を受けるドイツからの団員(大館市役所)
 日独スポーツ少年団同時交流事業の一環でドイツの交流団が26日、大館市を訪れた。30日まで5日間の日程で市内名所を巡るほか、柔道や剣道、茶道などを通じて日本の文化に親しむ。初日は市役所を訪れて福原淳嗣市長に表敬訪問したほか、歓迎レセプションに出席した。
 同事業は、日本スポーツ協会が1974(昭和49)年から実施。国際経験豊かな指導者を育成するため、スポ少のリーダーが両国を訪問し合い、スポーツ交流や視察研修などを行う。旧比内町では01年に受け入れているが、大館市としては82年以来36年ぶり。
 今回訪れたのは「体操ユーゲント」に所属する17~19歳の団員8人と指導者1人。団員はいずれも初めて来日した。福原市長は「ようこそ大館へ」とドイツ語で歓迎。名産品などを紹介し、ロシアのフィギュアスケート、アリーナ・ザギトワ選手にも贈った秋田犬のぬいぐるみを記念品として手渡した。
 ヴァルター・ネッカーさん(19)は大館の第一印象を「左側通行が新鮮。アメリカの郊外のようなイメージ」と話した。さらに「日本食や文化、柔道などを経験するのが楽しみ。ドイツとの文化の違いを広めたい」と期待を込めていた。
 その後一行は、同市のプラザ杉の子で歓迎レセプションに臨んだ。大館市を紹介するスライドショーやアトラクションを楽しみ、ホームステイ先に向かった。

食用ホオズキ 「価値に気づくこと」 上小阿仁村で販路開拓セミナー

2018-07-27
食用ホオズキの活用をテーマにしたセミナー(上小阿仁村集住型宿泊交流拠点施設)
 上小阿仁村が特産品として栽培や商品開発を進めている「食用ホオズキ」の活用をテーマにしたセミナーが25日、村集住型宿泊交流拠点施設で開かれ、農業の6次産業化などをサポートする岩手志援の鈴木勝美さんが「売るため」の取り組みについて講演。鈴木さんは特産品の開発や販拡について「売る側の人が商品の価値に気づくことが大事」と指摘した。
 食用ホオズキの栽培拡大と商品の開発、販路拡大を推進しようと村商工会(佐藤真二会長)が企画、生産者と加工事業者などが参加した。佐藤会長はあいさつで「村の特産品は新たなものが生まれては消えていくの繰り返しで、柱となるものがない。食用ホオズキは、やり方しだいでチャンスがある」と訴えた。
 鈴木さんは農業の6次産業化や特産品の開発、販売などをサポートする岩手志援の代表取締役。東北における特産品の開発や販路拡大について「普段食べているものがとてもおいしいことに気づいていない。特産品として売り出すには、まず皆さんがその価値に気づくことが大事」と述べた。
 これまで村が展開してきた食用ホオズキに関する取り組みについて「販売促進で最も重要な、導入期の取り組みがきちんと行われていない」とし、販売戦略の仕切り直しが必要と指摘。「首都圏でホオズキを生で食べられることを知っている人は少ない。道の駅に試食コーナーを設けるなどして食べてもらい、認知を広げていくことが重要」とアドバイスした。
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る