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石田邸 「大館繁栄に役立てて」 遺族が市に寄付 関連資料の展示も

2018-09-26
福原市長に目録を手渡す利光さん㊧(大館市役所)
 大館市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93)の邸宅と土地の贈呈式が25日、市役所で行われた。次女の利光京子さん(77)=東京都中央区=が福原淳嗣市長に目録を手渡し、「『石田ローズガーデン』の名を残して、父の業績を伝える資料も建物内に展示してほしい」と要望。市長は「約束する」と誓った。
 8月に死去した石田よし夫人の生前からの意向で、利光さんによると博英氏も議員時代から寄付の意思を示していたという。寄付は10月1日付。市は建物の現状を生かす形で改修し、宿泊やカフェを視野に入れた観光施設として利活用したい考え。関連資料は勲章や官記、掛け軸など110点に上り、今のところ市の預かりだが、ゆくゆくは寄付を受ける予定。
 市長から「観光行政推進に寄与する」と感謝状が贈られ、利光さんは「大館がもっと繁栄するよう役に立てればうれしい」と語った。
 同市三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積255・34平方㍍。土地は3255・78平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍はこれまで市が借り受けていた。約500種のバラはすでに寄贈されており、95年7月から市管理となっている。
 博英氏は47年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は博英氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、今年8月11日に101歳で亡くなった。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906年)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942年)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。
 ローズガーデンでは10月6日から3日間、大館バラまつりシーズン2が開かれる。

 

内陸線 「さらなる対策必要」  県の三セク経営評価 赤字目標達成も

2018-09-26
  県は、25%以上出資している第三セクターの2018年度(17年度決算)経営評価を公表した。秋田内陸縦貫鉄道について、庁内各部局の次長級職員などで構成する「第三セクターのあり方に関する検討委員会」は「収入確保とコスト管理による収支改善が求められる」と評価。外部専門家(公認会計士)は「損失の縮小にはさらなる対策が必要」と指摘した。
 経営評価の対象となる法人は、株式会社13、公益法人等16の計29。▽公共的役割▽組織体制▽事業▽財務状況の4項目で、法人による自己評価と所管課評価、専門家の意見、委員会評価をまとめた。
 内陸縦貫鉄道は自己、委員会評価ともに公共的役割と組織体制がA、事業B、財務状況がC。前年度と同様だった。17年度は経常損失が1億9700万円と3年連続で目標の2億円以内を達成したが、前年度から400万円悪化。専門家は営業損失が増加したことなどを指摘しながら「このような状況が続くと厳しい。定期外は増加しているが、定期利用の減少に歯止めがかかっておらず、損失縮小にはさらなる対策が必要」とした。
 北鹿関係ではこのほか、十和田ホテルが自己、委員会のいずれも組織体制と事業がA、公共的役割と財務状況はB。17年度の経常利益は110万円で、委員会は「累積債務は年々減少しており、引き続き、コスト管理により安定した黒字経営が望まれる」とした。
 大館能代空港ターミナルビルは自己、委員会とも公共的役割と事業、財務状況がA、組織体制はB。旅客数が5期連続で増加し、14年度以降は継続的に2000万円以上の当期純利益を計上するなど「財務基盤は安定している」と評価した。
 評価はA~Cの3段階。

鹿角市18年度表彰  功労者に田中氏 文化功労者に故小笠原氏

2018-09-26
 鹿角市は、2018年度の功労者等4個人を発表した。功労者は田中專一氏(70)=花輪、文化功労者は故小笠原武氏(6月死去、享年74歳)=十和田毛馬内、一般表彰は児玉賢一氏(70)=花輪、櫻田守宏氏(79)=八幡平=の2氏が選ばれた。表彰式は10月31日午前11時から、鹿角パークホテルで開かれる。
【功労者】
 ▽田中專一氏(農業の振興) 2003年から09年までJAかづの理事、09年からは代表理事組合長として地域農業の発展に貢献。鹿角のブランド作物「北限の桃」や「淡雪こまち」の作付けと販売の拡大を図ったほか、組合員の所得向上に資する技術研修、JA出資型農業生産法人の設立、産直センターのオープンなどに取り組み、農家が安心して営農できる環境づくりに尽力した。
【文化功労者】
 ▽故小笠原武氏(保健医療の向上) 1987年から小笠原医院長として地域における医療の充実と住民の生活環境の向上に寄与。90年から今年まで十和田中学校の学校医、99年から2016年まで市保健センター運営委員、06年から鹿角市鹿角郡医師会長、11年から県学校保健連合会鹿角学校保健会長を務め、学校保健や地域医療の充実のため尽力した。
【一般表彰】
 ▽児玉賢一氏(社会福祉の向上) 1994年から2016年まで花輪地区主任児童委員として各地区担当の児童委員への援助・協力を行ったほか、関係機関と連携し、子どもや子育て家庭への支援、児童健全育成活動に尽力した。12年に全国民生委員児童委員連合会表彰、14年に県知事表彰を受賞。1995年から保護司を務め、犯罪のない地域づくりにも尽力している。
 ▽櫻田守宏氏(教育文化・社会福祉の向上) 2004年から17年まで市文化財保護審議会委員として文化財の保存・活用に努めるとともに、調査員、主任調査員として文化財調査資料の作成に尽力し、市の文化財保護に貢献。市文化財保護協会長を務めたほか、市老人クラブ連合会長、県老連理事など要職を歴任し、高齢者が活力をもって生活できる地域づくりに尽力した。

ハチ公サミット大館で最終回 ゆかりの4JCが発表 今後の交流発展に期待 

2018-09-25
4JCによる発表などを行ったサミット(北秋くらぶ)
 忠犬ハチ公にゆかりのある都市が交流する「ハチ公サミット2018」が23日、大館市幸町の料亭北秋くらぶで開かれた。同市での開催は4年ぶりで、今回が最終回。同市、東京都渋谷区、山形県鶴岡市、福島市の青年会議所(JC)メンバーがこれまでの経過を振り返り、今後の交流発展に期待した。
 ハチ公生誕90周年を迎えた13年、ハチ公の縁を契機に都市間の交流を促進しようと始まった。以前から友好関係にある大館と渋谷のJCが、ハチ公の飼い主だった上野英三郎博士の出身地・三重県津市、ハチ公物語を新聞社に寄稿した斎藤弘吉の出身地・鶴岡市、渋谷の商店街からハチ公のオブジェを贈られた縁がある福島県飯舘村に呼び掛け、5市村区の関係者が参集してセレモニーや首長の対談などを行った。
 その後も各地を会場に年1回続けてきたが、今回で一区切りすることになった。大館JC、東京JC渋谷区委員会、福島JC、鶴岡JCからメンバー約30人が参加した。
 各JCの担当がそれぞれの地域で開催したサミットについて、写真や動画などを使って発表。渋谷区委員会は年の諸行事を振り返り、「街の象徴が同じなのは大きい。人は変わるが、街はずっとある。さらに掘り下げることでコラボの可能性が広がる」と提案した。
 大館JCの田山洋平理事長は「今後も末永く手を取り合って交流を深めるきっかけになれば。この事業を大切にして、いろいろな形で交流していきたい」と述べた。
 来賓の福原淳嗣市長は「4JCはハチ公と銅像を巡る物語でつながっている。次にどういう物語を発信していくか楽しみにしている」と期待を寄せた。

 

北秋田市阿仁 古民家再生利用を計画 観光客回遊に期待 DMOに負担金

2018-09-25
 北秋田市阿仁地区で築100年近い「古民家」の再生利用が計画されている。本年度は市が地域連携DMO「秋田犬ツーリズム」に観光事業負担金を支払う形で「宿泊施設かカフェのような施設」(市産業部)に転用できないか調査する予定。
 市が支払う観光事業負担金は3277万円。2018年度一般会計補正予算案に計上され、9月定例議会で予算審査が行われている。古民家関連の予算案は本会議や常任委員会で議員から質疑が相次ぎ、関心を集めている。
 産業部によると、負担金のうち古民家関連は500万円。観光客が阿仁地区を回遊するための拠点づくりを目指し、どのような活用が可能か調査する。古民家改修の基本設計費用も含まれている。負担金の残り約2700万円は配車システム開発、特産品土産物開発などに使うという。
 この古民家は阿仁合地区中心部にあり、明治時代に呉服商が建てたという。阿仁鉱山と共に栄え、往時の造りをそのまま残すことから文化財的な価値も注目されている。現在は個人所有で空き家状態。
 市議会の予算審査では、民間の不動産に公費を投じる理由などが問われた。産業部は「所有者と交渉中で、無償で譲り受ける方向で詰めている」と説明。19年度に改修作業を計画している。
 カフェなどに改修した後、運営主体についても質問が相次いだ。産業部は「計画ではDMOが観光客を回遊させるための拠点にする」「いろいろな運営方法があり、検討段階」と述べるにとどめた。
 阿仁地区は鉱山で繁栄した当時の歴史文化が色濃く残る一方、閉山後は衰退が進んだ。現在は宿泊施設や飲食店も少なく、観光客が休憩に立ち寄る場が限られていた。議員は「古民家ブームだから改修は賛成だが、採算が取れる運営を慎重に進めてほしい」などと注文した。
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大日堂舞楽、郷土料理、鉱山… 鹿角の「日常」調査 秋田公立美術大

2018-08-25
フィールドワークの報告を行う学生ら(アルパス)
 秋田公立美術大学美術学部美術学科ものづくりデザイン専攻の学生ら27人が23、24日、鹿角市と小坂町でフィールドワークを行い、国重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産の大日堂舞楽などの調査に取り組んだ。この後、調査で見つけたことをきっかけに作品を制作し、年度末に同大学で開催予定の報告会で発表する予定。
 ものづくりデザイン専攻は、美術学科に五つある専攻の一つ。秋田の文化資源を背景に、人と人との豊かな関係を築く、ものづくりの提案に取り組んでいる。
 今回は同専攻として初の地域フィールドワークで「世界の再発見 知っているはずの『日常』を未知なるものとして―当たり前の中に埋もれている自分の意識に揺さぶりをかけ、創造のきっかけをつかむ―」を目的に掲げた。
 学生たちが知らない鹿角で、知らない人に話を聞きながら、日常というものを違う視点から見ることに取り組み、それを作品に結び付けたい考え。
 指導するのは秋美大の客員教授を務める鞍田崇・明治大大学院理工学研究科准教授。秋美大をはじめ、鞍田准教授が教える明治大など5大学の学生ら15人、教員・助手12人が参加した。
 日程は22~25日。このうち鹿角地域では23日、5チームに分かれて紫根染・茜染、大日堂舞楽、郷土料理、鉱山、濁川虫送りについて現地調査に取り組んだ後、アルパスで報告会を行った。
 紫根染・茜染のチームは、奈良時代から鹿角地域に伝わる古代技法の復活に取り組んでいる鹿角紫根染・茜染研究会(関幸子会長)の協力で、花輪の人間国宝・栗山文次郎さん、長男で県無形文化財の文一郎さんの気品高い遺作や染色方法などを調査。
 報告では「栗山さんが染めた布は何とも言えない深みのある色合いだった」「地中(の根)からこんな色が出るなんて信じられない。人間が美しいものに取りつかれる心は素晴らしいと思った」「紫根染にまつわる鹿角のストーリーを形にして伝えたい」といった先人の偉業や今後の作品づくりに対する思いなどが語られた。

出産の大館集約 妊婦の交通宿泊費助成へ 鹿角市 経済・精神的負担を軽減

2018-08-24
 鹿角地域で唯一出産を受け付けている、かづの厚生病院の出産取り扱い機能が10月1日に大館市立総合病院へ集約されることに伴い、鹿角市は市外への通院を余儀なくされる妊婦等に対し、妊娠・出産に伴う交通費と宿泊費の一部を支援する助成事業を新設する。9月議会の補正予算に妊婦等交通宿泊費助成金225万円を計上する予定。
 医師不足等を背景に、産婦人科医を派遣する大学側(秋田、弘前、岩手医科)から集約化の方針が示され、厚生病院で出産ができなくなる。
 県は集約化に伴い、大館市立病院の分娩(ぶんべん)室や診察室の増設など受け入れ体制の整備を進めている。工事は9月末に完成する見込みで、10月1日から常勤産婦人科医の派遣先が市立病院に集約される。
 これに先立ち、鹿角地域で出産予定日が9月15日以降の人は市立病院での出産となり、厚生病院での妊婦健診は32週までとし、34週以降は市立病院で受診することになる。
 鹿角地域の住民からは大館市までのアクセスや冬季の交通難など、妊娠・出産へのリスクに対する不安や心配の声が上がっている。
 こうした中、鹿角市は妊婦健診の受診等にかかる交通費と、出産直前にホテル等に宿泊した場合の費用を一部助成する新たな事業を新設し、妊婦の経済的、精神的な負担の軽減を図ることにしている。
 このほか、鹿角市は4月から医師確保対策を専門に行う地域医療推進員や、全ての妊婦に対応する母子保健支援員を新たに配置するなどして集約問題に対応している。

農家民宿周辺の散策マップを 大館まるごと体験協 年内完成へ作業着手

2018-08-24
農家民宿の経営者に案内され、取材をする並里さん㊧(大館市山田)
 大館市まるごと体験推進協議会(石垣一子会長)は、市内の農家民宿周辺の散策マップ製作を計画している。宿泊した訪日外国人客から「地域を歩きたい」との要望があり、年内の完成を目指して作業に着手。20、21日はマップのデザインを担当する、大館市出身のイラストレーターの女性と市内を巡り、取材活動を行った。
 同協議会はインバウンド(訪日外国人旅行客)の誘致推進を目指し、農家民宿での外国人モニター受け入れ事業などを展開。受け入れ体制整備を進める中で、宿泊した外国人客から「地域を散策したい」「地域をもっと知りたい」などの声が聞かれたという。
 こうした要望を受け、リピーター獲得に向けて散策マップを製作することにした。県の「グリーン・ツーリズム拠点地域育成事業」を活用し、日本語版、英語版を合わせ計1000部を作る計画。A5判12ページで、山田、軽井沢、曲田、粕田地区などの民宿周辺にある隠れた名所や、歴史に関連した施設などを掲載する予定。同市出身のイラストレーター・並里春佳さん(30)=横浜市、旧姓・久保澤=にデザインを依頼した。
 20、21日は並里さんと市地域おこし協力隊員、協議会職員の3人が各地区で取材活動を行った。山田地区では農家民宿「六兵衛」を経営する藤島光雄さんの案内を受け、「ジンジョ祭り」で使用する人形「ジンジョ様」をまつるお堂や寺院、神社など12カ所を見て回った。並里さんは「(ジンジョ様は)各町内の入り口にまつられ、外から疫病が入ってこないよう地域を守っている」などと説明を受け、デザインのイメージを膨らませた。
 並里さんはこれまでに弁当のパッケージデザインやマップ製作などに携わった経験がある。「大館出身だが、まだまだ知らない場所があるとあらためて感じた。情報を集めて地域の良さ、地元の思いが伝わるような、見て楽しいマップにしたい」と話した。
 散策マップは年内に完成予定。効果を検証するツアーの開催なども検討している。

利便性向上へ改修も 北秋田市の宮前町庁舎 耐震化に合わせ検討

2018-08-24
耐震化に合わせて来庁者の利便性向上対策の実施も検討されている北秋田市宮前町庁舎(宮前町)
 北秋田市は、耐震性が不足していると診断された宮前町庁舎について、耐震補強工事を実施する方向で検討を進めている。庁舎にある税務課は2階に配置されており、来庁者にとって利便性が悪いことから、耐震化に合わせて改善を図りたい考え。事務スペースを1階に移転する場合は大規模改修が必要となるが「市民ファーストの観点で判断したい」としている。
 宮前町庁舎は、現行の耐震基準が示される以前の1970年に社会保険事務所として建築された施設で、旧鷹巣町が取得し分庁舎として使っていた。市合併後は産業部と建設部の庁舎として使用、両部が森吉庁舎に移転してからは税務課が使用している。
 耐震性の有無は不明で診断が必要な建物とされており、引き続き庁舎として使用するため2017年度に耐震診断を実施。耐震性が不足しており耐震補強が必要と診断され、市は19年度以降の耐震補強工事の実施を視野に対応の検討を進めていた。
 耐震化の実施に合わせて来庁者の利便性向上にも取り組む方針。2階にある税務課の事務スペースを1階に移転して来庁者の利便性を確保したい考えだが、施設1階は複数の部屋が配置された構造となっており、事務スペースとして使用するには大規模改修が必要になるという。
 来庁者の利便性向上は津谷永光市長が政策の基本理念に掲げた「市民ファースト」の一環。市は「大規模改修となれば多額の費用がかかるが、市民ファーストの観点から判断したい」としている。
 市が行政部門を配置している庁舎のうち、本庁舎と第2庁舎(旧中央公民館)は耐震化を実施済み。森吉と阿仁の庁舎は現行の耐震基準が定められた以降の建築で耐震性は確保されている。宮前町庁舎とともに耐震性が不足していると診断された合川庁舎についても、補強工事の実施などの対応が検討されている。

ミスあきたこまち 33代目が決定 羽沢さん(大館市)など7人

2018-08-23
本年度のミスあきたこまちに選ばれた7人(後列左が羽沢さん)
 県内外で秋田米のPRを行うJA全農あきたの「ミスあきたこまち」が決まり、秋田市の秋田キャッスルホテルで22日、委嘱状交付式が行われた。北鹿関係では大館市の羽沢茜さん(23)が選ばれ、代表して「秋田米の魅力と生産者の思いを全国の消費者に届けたい」と決意を述べた。
式では、本年度のミスあきたこまちに決まった7人が一人ずつ紹介されながら、市女笠と平安時代の旅装束姿で入場。
 委嘱状と記念のブロンズ像、副賞のハワイ往復相当旅行券などが手渡された後、JA全農あきたの船木耕太郎運営委員会会長が「甲子園で準優勝した金足農は、あきたこまちを食べてパワーをつけたと報道された。みなさん一人一人が秋田と消費地を結ぶ架け橋となってもらえるよう、大いに期待している」と激励した。
 これを受け、ミスあきたこまちを代表して羽沢さんが「これからの活動への期待に身が引き締まる思い。私自身も成長できるよう、目標を持って精一杯頑張る」と決意表明。全員で記念撮影に臨んだ。
 5月に仙台市から地元の大館市にUターンしたという羽沢さんは式後、「農家で育ち、コメ作りの大変さは知っている。全国のみなさんにあきたこまちのおいしさを知ってもらいたい」と話していた。
 「新ミス」の初仕事は10月から首都圏で開催予定の「京急あきたフェア2018」で、今後1年間、県内外で開かれるキャンペーンで秋田米をPRしていく。
 今回が33代目となるミスあきたこまちには県内外から40人の応募があり、書類選考と審査会を経て決定した。

 
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313万円を着服 北秋田市の男性職員 27日付けで懲戒免職

2018-07-28
職員の不祥事について陳謝した北秋田市の会見(市役所)
 北秋田市立米内沢診療所で2015年度から16年度にかけて、患者が窓口で支払った一部負担金(自己負担)の一部を会計を担当していた市男性職員(50)が着服していたことが27日分かった。市によると着服額は313万1400円。生活費の不足を補うためと話し、全額を弁済する意向を示している。市は男性職員を27日付で懲戒免職処分とした。
 市が27日に会見を開き説明した。職員は財務部に所属する主幹級職員。11年4月から17年3月まで診療所の事務を担当していた。市の調査によると16年3月28日から17年3月23日までの約1年間、受診した患者が窓口で支払う一部負担金を246回にわたって着服した。
 17年度決算の資料調査で、前年度に比べて患者は減っているが一部負担金収入は増えているという不自然な状況が発覚。年度をさかのぼって調査したところ、診療所の医事システムによる収入額と市に納入された金額が異なっていることが判明。24日に職員に確認したところ着服を認めた。
 金融機関を通じて市に収入金を納付する際、診療内容などを記載した日計表と納付書を改ざんし差額を着服していた。市によると16年度から、会計業務は実質的に1人で行う態勢になっていた。
 市は26日、市職員の分限及び懲戒処分に関する審査委員会を開き、職員を懲戒免職とすることを決定。監督責任を問い部長級職員2人を戒告とした。刑事告訴については「8月10日ごろまでに弁済する意思を示しており、それを踏まえてから検討したい」としている。
 会見で虻川広見副市長は「迷惑をかけたことに心からお詫び申し上げる。今後は市行政の信頼回復に向けて職員一丸となって取り組んでいく。大変申し訳ございませんでした」と陳謝。今後は、金融機関に納付する前に医事システムと日計表、納付書の確認を徹底して行うとともに、再発防止策検討委員会を設置するなどして再発防止を図るとした。

 
 

十和田八幡平観光物産協会 関西、四国、九州に誘客 増加傾向の地域に重点

2018-07-28
本年度の事業計画を決めた総会(鹿角パークホテル)
 十和田八幡平観光物産協会(千葉潤一会長)は27日、鹿角市の鹿角パークホテルで通常総会を開き、本年度の事業計画を決めた。観光誘客活動については、団体から個人型へと旅行形態が変化している中で、鹿角地域への観光客が増加傾向にある関西、四国、九州などへのPRを重点的に行う計画。
 事業計画の方針によると、関東から鹿角地域を訪れる観光客は旅行形態が個人型になりつつあるため大幅に減った一方、「アクセスの問題で今まで利用が少なかった地域として関西、四国、九州の観光客が増加傾向にある」とし、こうした地域をターゲットとして重点的に誘客活動を行う。
具体的には観光施設と旅館・ホテルが合同で九州や関西で観光キャラバンを展開する。
 さらに、県観光連盟が11月に実施するプロモーション事業(首都圏旅行会社セールス、観光ブースの設置・商談)に参加する。これまで営業セールスは県内の各観光協会等が個々に行ってきたが、県全域で「チーム秋田県」として売り込みを図る。
 このほか、男鹿市、仙北市等と連携した教育旅行誘致活動、田沢湖・角館観光協会と連携した広域パンフレットの作成、外国人観光客受け入れ強化、各種大会等の受け入れ態勢整備などに取り組む計画。
 一方、花輪ばやし桟敷設置事業は本年度から同協会の事業から外し、かづの観光物産公社の事業とする。
 千葉会長はあいさつの中で、「国内旅行は低迷しているが、国内最大手のJTBが来年上期(4~9月)、企画商品『日本の旬』として国立公園を徹底的に売るという計画がある。東北では唯一、十和田八幡平を売るということで、今秋からは全国から視察に来る。そういった意味で追い風はあるので、腕を広げて待っているだけではなく、羽ばたく努力をしていきたい」と述べ、循環型の地域経済や「地消地産」に地域をあげて取り組む必要性を強調した。

 
 
 

大館東、逃げ切り8強 全県少年野球 花輪一、下川沿は敗退

2018-07-27
大館東は3回、内野ゴロの間に三走の村山が生還(こまち球場)
 第2日の26日は秋田市のこまち、八橋両球場で2回戦8試合を行った。北鹿勢は3校が初戦に臨み、大館東(大館北秋田3区)が粘り強い守備で秋田東(秋田同)に競り勝ち、8強入りした。花輪一(鹿角)は羽城(男鹿潟上南秋2区)に完封負け。下川沿は守備のミスが響いて象潟(本荘由利1区)に敗れた。第3日の27日は準々決勝で大館東が羽城と対戦する。
 ◇2回戦【こまち球場】
秋田東 0002000 2
大館東 012000× 3

 ▽二塁打=佐々木(秋)▽併殺=秋田東1、大館東1▽暴投=秋田東1、大館東1▽捕逸=大館東1▽走塁妨害=秋田東1
 序盤にリードを奪った大館東は、秋田東の追撃を振り切って接戦を制した。
2回、大館東は先頭の奥村が左前打で出塁。暴投で2死二塁とし、内野手の敵失の間に二走が生還して先制点を挙げた。3回には村山、佐藤の連打で1死一、三塁の好機をつくると、内野ゴロで1点、さらに三本間の挟殺プレーで走塁妨害を受けて3点目を奪った。
4回に2死二、三塁から適時二塁打を浴びて1点差に詰め寄られたが、6回は1死満塁のピンチを併殺で切り抜け、相手打線に勝ち越しを許さなかった。
 大館東・阿部剛士監督の話 苦しい試合展開は慣れているので、走者を出しても慌てることはなかった。攻撃は送りたいところで送れず、結果が出ない部分があった。
 ◇2回戦【こまち球場】
花輪一 0000000 0
羽 城 300001× 4

▽本塁打=川村真(羽)▽三塁打=川村真(羽)▽ボーク=羽城1▽野選=花輪一1
下川沿 0000001 1
象 潟 002101× 4

▽三塁打=齋藤耕、齋藤華(象)▽打撃妨害=下川沿1

日独スポ少交流 ドイツから交流団9人 大館で日本文化に触れる

2018-07-27
福原市長㊨から歓迎を受けるドイツからの団員(大館市役所)
 日独スポーツ少年団同時交流事業の一環でドイツの交流団が26日、大館市を訪れた。30日まで5日間の日程で市内名所を巡るほか、柔道や剣道、茶道などを通じて日本の文化に親しむ。初日は市役所を訪れて福原淳嗣市長に表敬訪問したほか、歓迎レセプションに出席した。
 同事業は、日本スポーツ協会が1974(昭和49)年から実施。国際経験豊かな指導者を育成するため、スポ少のリーダーが両国を訪問し合い、スポーツ交流や視察研修などを行う。旧比内町では01年に受け入れているが、大館市としては82年以来36年ぶり。
 今回訪れたのは「体操ユーゲント」に所属する17~19歳の団員8人と指導者1人。団員はいずれも初めて来日した。福原市長は「ようこそ大館へ」とドイツ語で歓迎。名産品などを紹介し、ロシアのフィギュアスケート、アリーナ・ザギトワ選手にも贈った秋田犬のぬいぐるみを記念品として手渡した。
 ヴァルター・ネッカーさん(19)は大館の第一印象を「左側通行が新鮮。アメリカの郊外のようなイメージ」と話した。さらに「日本食や文化、柔道などを経験するのが楽しみ。ドイツとの文化の違いを広めたい」と期待を込めていた。
 その後一行は、同市のプラザ杉の子で歓迎レセプションに臨んだ。大館市を紹介するスライドショーやアトラクションを楽しみ、ホームステイ先に向かった。

食用ホオズキ 「価値に気づくこと」 上小阿仁村で販路開拓セミナー

2018-07-27
食用ホオズキの活用をテーマにしたセミナー(上小阿仁村集住型宿泊交流拠点施設)
 上小阿仁村が特産品として栽培や商品開発を進めている「食用ホオズキ」の活用をテーマにしたセミナーが25日、村集住型宿泊交流拠点施設で開かれ、農業の6次産業化などをサポートする岩手志援の鈴木勝美さんが「売るため」の取り組みについて講演。鈴木さんは特産品の開発や販拡について「売る側の人が商品の価値に気づくことが大事」と指摘した。
 食用ホオズキの栽培拡大と商品の開発、販路拡大を推進しようと村商工会(佐藤真二会長)が企画、生産者と加工事業者などが参加した。佐藤会長はあいさつで「村の特産品は新たなものが生まれては消えていくの繰り返しで、柱となるものがない。食用ホオズキは、やり方しだいでチャンスがある」と訴えた。
 鈴木さんは農業の6次産業化や特産品の開発、販売などをサポートする岩手志援の代表取締役。東北における特産品の開発や販路拡大について「普段食べているものがとてもおいしいことに気づいていない。特産品として売り出すには、まず皆さんがその価値に気づくことが大事」と述べた。
 これまで村が展開してきた食用ホオズキに関する取り組みについて「販売促進で最も重要な、導入期の取り組みがきちんと行われていない」とし、販売戦略の仕切り直しが必要と指摘。「首都圏でホオズキを生で食べられることを知っている人は少ない。道の駅に試食コーナーを設けるなどして食べてもらい、認知を広げていくことが重要」とアドバイスした。
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