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「マタギ」商品ブランドに おみやげ用玉手箱も 北秋田 阿仁合駅で完成イベント

2020-02-17
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商品ブランド「マタギの玉手箱」の10品を詰め合わせた玉手箱
 地域素材の活用を目指した活動を展開する「やってみよう!北秋田」(北秋田地域素材活用推進協議会・澤田吉弘会長)は、阿仁地区の発祥とされる狩猟文化「マタギ」を商品ブランド化した「マタギの玉手箱」を立ち上げた。北秋田市産の既存商品10品目を新たなパッケージデザインで販売するほか、商品を詰め合わせたおみやげ用の「玉手箱」を制作。16日に秋田内陸線阿仁合駅で行われた完成記念イベントで商品をPRしたほか、新たに制作した楽曲などをお披露目した。
 推進協は昨年4月の立ち上げから、秋田犬ツーリズムと連携して阿仁マタギのPRを軸に「マタギウオーク」などの事業を展開してきた。阿仁マタギの商品ブランド化は本年度の活動の集大成として企画した。
 「マタギの玉手箱」は、山からの授かり物や地域で作られたごちそうを詰め合わせたおみやげブランド。ロゴは秋田内陸線のお座敷列車にも使用されている「叉鬼」のデザインを使用。パッケージは子どもや女性にも受け入れられるよう優しい雰囲気のデザインとなっている。
 商品は市内の会社などが販売している地元産のみそ、あきたこまち、山菜、クロモジ茶、アユの甘露、黒ニンニク、リンゴとシソのジュース、ナツハゼのジャム計8種類10品目に新たなパッケージデザインを用意して制作。10品全てを詰め込んだギフト用の「玉手箱」(税込み7800円)には、商品を紹介する冊子も付属している。
 商品の企画に合わせ、幅広い世代にマタギの世界観に触れてもらおうと、マタギや北秋田をテーマにした楽曲3曲を制作。阿仁根子在住のシンガー・ソングライター、本城奈々さんが楽曲を提供した。商品ブランドと同名の「マタギの玉手箱」には、「自然の恵みに感謝するマタギの精神性を意識して暮らしていけたら」との思いを込めている。
 阿仁合駅2階の北秋田森吉山ウエルカムステーションで行われたブランドの完成記念ライブイベントには、推進協が企画しJTB秋田支店が催行したモニターツアーの参加者23人や、地域住民など約50人が来場。商品のPRを聞いたほか、本城さんによる新曲を含む計4曲のライブを楽しんだ。このほか新たに制作された電子紙芝居「ぼくんちマタギ」も上演し、来場者はマタギの文化に理解を深めていた。
 商品は秋田内陸線の阿仁合、鷹巣、角館駅で販売するほか、市内外での販売も予定している。このほか楽曲を収録したCDは圏内全ての保育園や小中学校などに無償配布する。推進協は「マタギのブランド化を通じて北秋田市の魅力を広く発進し、県を代表する観光文化素材として磨き上げたい」としている。
 ライブと紙芝居上演は秋田空港(23日)やJR秋田駅(24日)にも実施予定。阿仁合駅では24日午前11時半から行う。3月14、15日は角館駅を午前11時5分に出発する展望列車内で、トレインライブを開催する。

厳寒の中 裸まいり 鹿角市土深井 豪快な水ごりに歓声

2020-02-17
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気合を入れて冷水を浴びる男衆(土深井自治会館前)
 鹿角市の無形民俗文化財に指定されている伝統行事「土深井裸まいり」が16日、十和田末広の土深井地区で行われた。寒風の中、自治会館前の堰(せき)水を浴びる水ごりで身を清めた男衆が、口に白紙をくわえての「無言の行」を行いながら地区内四つの神社を巡り、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈願した。
 午前8時ごろから住民が会館に集まり、長さ約15㍍の大しめ縄づくりを実施。終了後、勇壮に太鼓を打ち鳴らし、裸参りが始まった。
 会館前の水ごり場には、風呂で体を温めた6歳の年長園児から55歳までの男衆26人が下帯姿で次々と登場し、冷水を浴びて身を清めた。周囲で見守る見物人から「もう1回」というリクエストを受ける人もいて、肌を紅潮させながら豪快に水しぶきを飛び散らせる姿に歓声が上がった。
 集落以外から8人が参加。このうち外国人初参加となったスペインのパブロ・グラウさん(24)は日本国内を旅行中、知人を通じてこの行事を知ったといい、「珍しい体験をしたかった。迷わず水を浴びた自分を誇りに思う」と充実した表情で話した。
 この後、男衆は足袋やわらじ、さらし、ザンバラ(わらの腰飾り)などを身に着け、大しめ縄を担いで「無言の行」を開始。稲荷神社の第1鳥居に大綱を奉納し、各神社を参拝して回った。
 栁沢義一自治会長(71)は「およそ350年前から続く伝統。われわれの代で終わらせたくないという思いがあり、継続していきたい」と話した。
 江戸初期、米代川の氾濫で土深井集落の田畑が流され、疫病が流行する災難に見舞われたことから、厄よけや疫病退散を願って始めたと伝えられている。鹿角では現存する唯一の裸参りで、2月の第3日曜に隔年で実施している。

桂桜高が初の最優秀 県工業系生徒課題研究発表会 プログラミングの教材開発

2020-02-17
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発表会で最優秀賞を受賞したメンバー(大館桂桜高校)
 大館桂桜高校(片岡俊仁校長)電気科3年の5人が第6回「県工業系生徒による課題研究発表会」(2月5日・秋田工業高)に出場し、最優秀賞を受賞した。統合前の大館工業高時代を含め、初めての受賞。新学習指導要領でプログラミング教育が必修となる中、楽しみながら学べるハードウエア(機器)を開発した。
 発表会は県内工業系高校でつくる県高校工業クラブ主催。工業系学科の3年生は「課題研究」という授業があり、生徒が興味を持つ分野で研究を進めている。毎年県内各校代表の3年生が課題を発表し競っている。
 同校チームは、小中高で一貫した情報教育の必要性に着目。正しくプログラミングした基板を差し込むと、音が鳴ったり、光ったりする機器を作り上げた。昨秋、市内の小学校でお披露目し、児童の反応を確かめた。パソコン操作の「ドラッグする」などの専門用語を避け、分かりやすい言葉、動作で伝えた。
 発表会では桂桜チームに加え、県内8校が出場。代表3人が工業科の教諭や企業担当者らの前でプレゼンテーション。発案理由や製作過程、児童との交流を行ったことなどを発表した。リーダーの下山瑞樹さんは「児童からの『おもしろい、楽しい』との反応がうれしかった。機器が人材不足などを補えるきっかけになったら」と期待を寄せていた。
 指導に当たった同科の近藤哲也教諭は「自発的に取り組む姿勢が見られ、発表に成果が出た。期待される人材になってくれた」と評価していた。
 同チームのメンバーは県内外の企業、専門学校などへの進学が決まっており、それぞれの道で学びを生かす。
 北鹿ではこのほか、小坂高が青銅鋳造の取り組みについて発表し、優良賞を獲得した。

大館駅前まちあるき協 相互発展へ意見交換 イベントPRも 渋谷区観光協会を訪問

2020-02-16
大館と渋谷の交流促進のため、メンバーが意見交換した(渋谷区観光協会)
 大館駅前まちあるき協議会(小松和志会長)は13日、東京・渋谷区の渋谷区観光協会を訪れ、観光を中心とした大館市と同区の交流推進について意見交換した。忠犬ハチ公の縁で、民間レベルの交流が続いており、訪問は今年で2回目。大館側からは肉の博覧会、きりたんぽまつりなどのイベントをPRし、相互プロモーションにつながる企画を検討していくとした。
 同協議会は、大館食の祭典協議会のメンバーなどで組織。大館駅を軸とした駅周辺のまち歩きを通して、エリアの魅力を伝えることを目的とした「大館駅前ぶらっと散策ツアー」のPRを兼ね、昨年1月に続き同協会を訪問した。ツアーは昨年6月の肉の博覧会で同時開催し、今回は事業報告などを行った。
 肉の博覧会、きりたんぽまつりについても意見を交わし、忠犬ハチ公に関わる交流の中で、大館側からは同協会公式キャラクターの「シブヤラブハチ」と同市観光キャラクター「はちくん」のコラボ企画などを提案した。
 また、市観光交流施設・秋田犬の里に移設が計画されている「青ガエル」について、施設を管理する同協会の小池ひろよ事務局長は、さまざまな問い合わせが来ていることを報告しながら、移設前後の「ファンへの対応を検討したい」との考えを示した。大館との交流については、「相互プロモーションを考えていければ」とした。
 小松会長は「1年間で渋谷と大館の距離が一気に縮まっている感触をリアルに感じた。ハチ公に端を発した交流、相互発展が多岐にわたり、今後の可能性に手応えを感じる良い機会になった」と振り返った。

かまくらやき 炎の輪 幻想的に 大館市十二所 住民集い豊穣願う

2020-02-16
かまくらやきを体験する市民(十二所公民館前の駐車場)
 大館市十二所地域の小正月行事「十二所かまくらやき」が14日夜、十二所公民館前の駐車場を会場に行われた。多くの地域住民が訪れ、燃える炭俵を見ながら、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願った。 
 実行委員会(殿村研一委員長)が主催。かまくらやきは江戸時代の紀行家・菅江真澄(1754~1829)が1803年に同地区を訪れた際に書き記している。2011年に地元有志が小正月行事として復活。毎年この日に行っている。
 同委員会はこの日に合わせ、約50㌢四方の炭俵150個を用意した。同地区では俵に枯れ葉を詰めるのが特徴。菅江真澄の随筆には「火花が舞い散る様子は雪の上に紅葉が散るようで、一段と風情があった」と書かれている。
 午後5時30分の日暮れとともに、炭俵に着火。地域住民らが縄を持って勢いよく振り回すと、暗闇の中に火の輪が浮かび上がり幻想的な光景が広がった。
 この日は成章中学校の1~2年生22人も参加。照内太一さん(2年)は「地域の人たちに教えてもらい、うまくできた。いい思い出になった」と話した。畠山響大(きょうた)さん(同)は「楽しくてハマってしまい、何回もやりました」と笑顔をみせた。また、十二所保育園の園児たちは、紙コップで作った灯籠に明かりをともした。
 同委員会で広報を担当している高橋力さんは「年々参加する人数が増えており、海外から来る人もいた。盛り上がっている様子でうれしい。今年は委員会のはっぴも作った。今後も地域の伝統行事を継続していきたい」と述べた。会場では豚汁や甘酒、わたあめなどが振る舞われた。
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ホワイトガーデン協会 高齢化で30年を区切りに解散へ ハチ公慰霊祭など運営 大館

2020-01-28
大館の名物行事として親しまれている忠犬ハチ公慰霊祭(2019年5月)
 忠犬ハチ公慰霊祭などの運営に携わってきた任意団体「ホワイトガーデン協会」(石川成会長)が、3月いっぱいで解散する。ハチ公を中心としたまちづくりを推進してきたが、会員の高齢化などを理由に存続を断念した。流行に左右されず、大館とハチ公の関係を守り続けて今年で30年。慰霊祭、生誕祭は今後、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会が中心となって継続する予定だ。
 同協会は1990年設立。当時、大館青年会議所理事長を務めていた石川会長がハチ公の故郷、大館で自然と動物が一体化したまちづくりを目指し、「ホワイトガーデン」というペット霊園建設のために組織された。当初は「私と愛犬のそっくり写真」を全国公募したり、イベントでオークションを開催するなど建設の資金集めを実施。結果的に実現はされなかったが、ハチ公を中心としたまちづくりの一環として、忠犬ハチ公の慰霊祭と生誕祭を企画した。同会が主催し、同協会は主管という形で長年運営を支えてきた。
 石川会長によると、会員はピーク時で80人いたが、現在は20人。平均年齢は60歳代後半。新規入会が望めず、高齢化も進んでいるため、昨年6月の総会で、3月31日をもって解散の承認を得た。石川会長は「慰霊祭、生誕祭は行政の理解も進んできており、解散は30年の区切りがちょうど良いと思った」と話す。
 今でこそ〝秋田犬ブーム〟の影響で大館とハチ公の存在が広く知られるようになったが、30年前からハチ公の故郷、大館にふさわしい取り組みを模索。先進的な存在として名物行事の運営に尽力してきた。春の慰霊祭、秋の生誕祭の運営は引き継ぐ形になるが、石川会長は「ただの人集めではなく、ハチ公は大館のシンボルとしていつまでも心の中にあることを忘れないでほしい。この先も継続してもらいたい」と期待している。

災害廃棄物 円滑処理へ協定締結 大館市と12業者 撤去、運搬などで連携

2020-01-28
締結を経て記念撮影する福原市長と収集運搬業者(大館市役所)
 大館市は27日、地震や台風などの災害時に発生した廃棄物を円滑に処理するための基本協定を市内12業者と結んだ。撤去や収集運搬、分別、処分などで連携する。市役所で締結式を行い、福原淳嗣市長や各社の代表が協定書に署名した。
 処理に関する協定は▽エコシステム花岡▽エコシステム秋田▽エコリサイクル▽DOWA通運▽エコシステムジャパン―の大館地区DOWAグループ5社、収集運搬に関する協定は▽タイセイ▽近江商店▽比内塵芥社▽秋北清掃センター▽大館市資源回収センター▽北秋容器▽松橋商店―の7社と締結。協力要請の要件や方法、情報提供、廃棄物処理、費用負担などについて定めた。期間は1年とし、解除の申し出がなければ自動更新する。
 締結式は区分ごとに行い、エコシステム花岡の下總正則社長は「異常気象による災害が多発し、その被害が年々拡大している。大館は災害が少ないといわれるが、今から備えておくことは重要。これからも地域の安全安心に貢献したい」とあいさつ。タイセイの山脇精悦社長も「平時から準備しておかないと災害時に対応できない。行政と力を合わせて取り組みたい」と述べた。福原市長は「さらに連携し、災害に強く市民に優しいまちづくりを進めていく」と力を込めた。
 災害ごみを巡っては、2011年3月の東日本大震災で約3100万㌧が発生。被災地で復旧の妨げになり、仮置き場では自然発火やハエの発生などで悪影響が出た。国は15年に災害対策基本法と廃棄物処理法を改正し、都道府県や市町村に災害廃棄物処理計画策定などを求めている。
 市が作成している計画の素案によると、大館クリーンセンター・粗大ごみ処理場・市内業者の活用を図るとし、循環資源は可能な限り再資源化する。生活環境を保全し、市内処理が困難な場合は県・市町村・民間団体との協定に基づき広域処理体制を構築。大規模災害時の処理期間は3年以内、水害は1年以内を目指す。1年以上に及ぶ処理は発災後に実行計画を策定して具体的な体制を整える。

記録的な少雪 スキー商戦、苦戦続く 除雪出動3回だけ 業者へ最低補償の可能性

2020-01-27
大館市民スキー大会が中止された達子森スキー場。雪がなく、地面が見える場所も
 北鹿地方は今冬、記録的な少雪となっている。スキー大会が中止になるなど冬の恒例イベントに影響が出ているほか、スキーなどウインタースポーツ用品の売れ行きが伸び悩んでいる。大館市では除雪車の出動回数が極端に少なく、委託業者の車両ごとに設定している最低補償費を支払う可能性が出てきた。
 大館市の12月をみると、30㌢以上の降雪があったのは3日間だけで、積雪ゼロが15日(消防署比内分署調べ)。1月はさらに雪が少ない。
 同市土木課によると、今冬の除雪車の主な出動は、12月4日に比内地域全域、同27日に大館、比内全域、1月1日に比内、田代全域の3回。全委託業者に指示する一斉出動はまだなく、担当は「近年これほど雪が少ない年は記憶にない」と話す。
 本年度は整備費を含め、除雪関連予算約4億7550万円を計上したが、1月20日現在、執行率は35%。除雪業者からは早くも最低補償費の問い合わせが寄せられている。稼働が少なく、事前に設定した最低補償費に達しない場合、除雪車ごとに不足分を支払うもので、「2012年度に制度を整えたが、今までほとんど支払ったことがない」と同課。「この天候が続くと、委託業者の279台のうち、山間部で出動している車両以外は対象になりそう」と話した。
 ウインタースポーツ用品売り場も苦戦を強いられている。タケダスポーツ大館店(吉野知店長)では、11月にスキーやスノーボード関連の売り場を拡張。1月中旬までをピークと見込んでいたが、昨年同時期に比べ売り上げは半減しているという。
 吉野店長は「今シーズン何回滑れるだろうと考え、買い控えしている印象。金具の調整のみで、中古やレンタルでいいという声も多い」と話す。入り口付近の「雪遊びコーナー」には、子ども用簡易スキーやそりなどの在庫があふれている。例年動きが良く、売れ残りが少ないため、この時期は売り場を縮小して春物の衣類などを置くが、配置当初のままにしている。
 イベントへの影響も大きく、市街地で行われるスキー大会はほとんどが開催できず。2月2日に予定していた同市民スキー大会は13年ぶりの中止に追い込まれた。
 比内とりの市は、神殿までの階段に必要な雪を比内町中野地区から運び対処するも、会場は比内グラウンドから比内体育館北側の駐車場に変更。一般駐車台数は一部制限するなど開催に支障が出た。「大館アメッコ市」(2月8、9日)は、雪不足の影響は今のところ見られないが、関係者からは「雪国の景色を楽しみにしている人もいて、寂しい」という声も上がっている。
 仙台管区気象台の1カ月予報(25日~2月24日)によると、東北日本海側は平年に比べ、曇りや雪の日が少ない見込み。

放課後児童クラブ 毛馬内に新規開設 鹿角市 全9館で高学年受け入れ

2020-01-27
放課後児童クラブ申し込みの説明会(コモッセ)
 鹿角市の放課後児童クラブ申し込み説明会が26日、花輪のコモッセで開かれた。市の担当者は新年度、十和田地区にクラブを新設するほか、児童センター内の「まちなか児童クラブ」を、近くの旧村木小児科内科医院の建物に移転することを明らかにした。全9クラブで高学年まで受け入れを拡大する。
 市内全7小学校区に8クラブが設置されている。対象を低学年(1~3年)としていたが、順次高学年まで拡大し、現在は5クラブで全学年を受け入れている。
 説明会には約170人が参加。市子育て・長寿課の担当者が申し込み手続きなどを説明した。新年度は「花輪児童クラブ」「まちなか児童クラブ」「十和田児童クラブ」の3クラブでも高学年の受け入れを開始し、9クラブ全てが全学年を受け入れる。
 花輪小学校区では児童センターに設置している「まちなか児童クラブ」を、向かい側にある旧村木小児科医院に移転。「花輪児童クラブ」の場所は変わらない。十和田小学校区では小学校内に設置している「十和田児童クラブ」に加え、十和田市民センター隣の旧北都銀行毛馬内支店に新たな児童クラブを開設する。
 児童クラブの実施日と時間は、平日が通年で放課後から午後7時まで、土曜日・学校振り替え休日は夏季(4~11月)が午前8時30分から午後7時まで、冬季(12~3月)は午前8時から午後7時まで。長期休業日も午前8時から午後7時まで。
 申し込み受け付けは27日から2月12日まで。登録申込書、証明書などの書類を提出する。受付場所は福祉保健センター内の市子育て・長寿課こども家庭応援班、コモッセ内の子ども未来センター。

女子リレーは大館東V 東北中学スキー 純飛躍、複合は成田(小坂)2冠

2020-01-27
複合後半距離、上り坂でラストスパートをかける小坂の成田(花輪スキー場)
 第56回東北中学校スキー大会は最終日の26日、仙北市の田沢湖スポーツセンタークロスカントリーコースとたざわ湖スキー場、鹿角市の花輪スキー場で男女6種目を行った。北鹿勢は、純飛躍と複合で成田絆(小坂2年)がいずれも初優勝を果たして2冠を達成。湯瀬一磨(十和田同)が純飛躍で準優勝、複合で3位。阿部寿音(尾去沢3年)は両種目とも4位に入った。女子リレーは大館東が優勝、小坂が準優勝、八幡平が5位入賞。男子同は花輪一が3位表彰台を飾り、十和田が6位に入った。
 目標の一つを実現 全国へ「しっかり強化」 成田 純飛躍と複合は成田絆(小坂2年)が2冠を達成。県大会に続いて東北の舞台でも実力の高さを示し、「東北大会での優勝は目標の一つだったので、とてもうれしい」と笑顔を見せた。
 純飛躍では1本目からK点越えの53㍍を出して首位。「失敗しなければこのまま優勝できる」と確信すると、2本目も52㍍と安定した飛躍を見せ、優勝した。県大会後は空中での姿勢を改善するため、アプローチに注力。競技中は「飛ぶタイミングと着地のこと以外、余計なことは考えないようにしていた。それが良い結果につながった」と振り返った。
 得意とする複合でも優勝した。「自信を持って飛んだ」という前半飛躍は、純飛躍と同じく首位を譲らぬ快調な出だし。後半距離は、序盤の上り坂から攻めの滑りを披露すると終始トップを維持し、2位に約1分30秒の大差を付けた。しかし「全国大会を想定しながら滑った」このレースでは後半の体力に課題を残し、「今のままでは通用しない。しっかり強化しなくては」と気を緩めなかった。
 前回の全国大会では純飛躍6位、複合8位といずれも入賞。東北2冠のタイトルを引っさげ、再び挑む大舞台では「残る期間でできるだけ力を付け、2冠を狙う」と闘志を燃やした。
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20年産米「生産の目安」 0・5%減の2万787㌧ 大館市農業再生協 水田作付率は56・1%

2019-12-26
20年産米の「生産の目安」を決めた臨時総会(大館市役所)
 大館市農業再生協議会(会長・福原淳嗣市長)は25日、市役所で臨時総会を開き、2020年産主食用米の「生産の目安」を前年産比0・5%、118㌧減の2万787㌧と決めた。水田作付率は56・1%で、前年産比0・1ポイント減。協議会は集荷業者に対して配分した目安を通知し、その後農家に示される。18年に国の生産調整(減反)が廃止されて以降、需要に応じた生産が一層求められるとして、事務局は集荷業者に事前契約を推進するよう協力を呼び掛けた。
 減反廃止を受け、本県では需要に応じた生産を行うため、県一本の「生産の目安」を提示。それを基に各市町村農業再生協が目安を算定し、集荷業者による方針作成者に提示している。
 県農業再生協が提示した20年産米の生産の目安は前年産から2000㌧減の40万5000㌧。18年産以前の直近7年の市平均単収などを踏まえて算定した市の基準単収は1㌶当たり5・43㌧。基準単収や生産面積などから、生産数量、作付率を算出した。生産面積は前年産比7㌶減の3828㌶、水田作付率は0・1ポイント減の56・1%(転作率43・9%)となった。
 協議会は年内にJAなど6社の方針作成者に、作成者ごとの生産の目安を提示する予定。方針作成者は、参加する農家へ目安を提示する。方針不参加者へは協議会が提示する。
 事務局の市農林課によると、市の19年産主食用米の作付面積は前年産から19㌶増の3299㌶。19年産の生産の目安3835㌶は下回った。担当は「生産の目安が始まって以降、国や県は事前契約を推進している。事前契約は口頭でなく書面で、かつ価格をうたい、可能であれば複数年契約を進めてほしい。今後は事前契約に基づく需要に応じた生産が水稲作付の基準になると考えている」と理解を求めた。
 福原会長はあいさつで「19年産米の状況は西日本ほど1等米の比率が極端に悪くなるなど気候的なリスクを負う中で、奇跡的に需給のバランスが保たれた感が否めない。私たちは需要サイドにのっとって供給側のバランスを取ることを続けなければならない」と述べた。

インフルエンザ対策は「手洗いから」 例年より流行早まる 大館で福祉施設職員が研修会

2019-12-26
約60人が参加した研修会(県北部老人福祉総合エリア)
 インフルエンザやノロウイルスなど感染症の流行期を迎え、社会福祉施設職員らを対象とした対策研修会が25日、大館市の県北部老人福祉総合エリアで開かれた。大館保健所が主催。同市、鹿角市、小坂町の高齢者施設などの管理者ら約60人が参加。手洗いの徹底など対策や、発症時に規模を最小限にとどめる工夫を学んだ。
 県感染症情報センターが発表している感染症情報では、19日の発表分(9~15日)で、同保健所管内のインフルエンザの注意報発令が2週間続く。1定点医療機関当たりの患者報告数は24人(前週12・71人)で約2倍に増えた。
 全国的に例年より流行期が早まり、特に高齢者の罹患(りかん)は重症化の可能性も高まる。施設内以外でも地域や家庭内での健康管理も確認してほしいと、保健所が企画した。
 介護老人保健施設大館園(大館市芦田子)の高橋義博施設長が感染症対策について講話。「たかが手洗い、されど手洗い」と重要性を訴え、食事やトイレの後など、流行時の徹底の確認を呼び掛けた。手荒れによる小さな傷から血液を媒介して感染することも多いとして、ハンドクリームの使用を推奨した。
 「集団生活の中で流行を完全に予防することは不可能。職員だけでなく面会者や委託業者など施設に持ち込まないことが第一」と対策を解説した。管理者には▽正しい知識の習得▽情報収集など関係機関との連携推進▽職員の健康管理など労務管理―を紹介。施設ごとに感染対策委員会を設け、予防接種を受ける時期や面会制限のタイミングなど、職員が共通理解を図る必要性があるとした。

小中学校「待ちに待った」冬休み インフル流行 放送で終業式の学校も

2019-12-26
担当教諭から通知表を受け取る児童(桂城小学校)
 北鹿地方のほとんどの小中学校で25日、2学期の終業式が行われ、児童生徒が約3週間の冬休みに入った。インフルエンザの流行で児童生徒を体育館に集めず、放送で式を済ませる学校もあった。
 大館市桂城小(根本光泰校長、児童223人)では放送で式を行った。根本校長はあいさつで「『一年の計は元旦にあり』ということわざがある。何事も最初が肝心。ぜひ元旦に目標を立て、努力してほしい。3学期の始業式で皆さんに会えることを楽しみにしている」と述べた。続いて児童の代表3人が2学期中に頑張ったことや冬休み中の目標を発表。このうち横山恵さん(1年)は「体育では6段の跳び箱をとび、皆から拍手をもらったのがうれしかった。冬休みは家族でスキーに行くのが楽しみ。安全で楽しい休みにしたい」と語った。
 この日最後の授業で各児童に通知表が手渡された。名前が読み上げられ、担当教諭から学期中の成長を紹介されると、笑みを浮かべ通知表を受け取っていた。
 上小阿仁村小中は25日から、大館国際情報学院中は22日から、冬休みに入っている。3学期は年明け1月14日から。

19年度上半期 インフラ整備で契約額増 大館市適正入札推進委 6億増の64億円余

2019-12-25
上半期の入札・契約状況について説明を受けた推進委(大館市役所)
 大館市適正入札・契約推進委員会(佐藤英夫委員長)は24日、市役所で定例会を開き、2019年度上半期(4~9月)に行われた入札・契約の運用状況について説明を受けた。入札と随意契約(250万円超)の合計は520件で前年同期に比べ17件減。単価契約を除いた契約額の総合計は64億7500万円となり、前年同期の58億1500万円に比べ6億6000万円増えた。
 修繕を含む建設工事は、昨年10月に導入した電子入札に伴う条件付き一般競争入札が122件、公募型指名競争入札と通常指名競争入札が各1件、随意契約が19件の計143件で契約額39億3800万円。前年同期に比べ1件減った一方、契約金額は7億9900万円増えた。増加要因は川口地区などの公共下水道工事、老朽化した水道施設の更新工事、大館工業団地の環境整備工事などインフラ整備事業が続いたことを挙げた。落札率は前年同期比0・1㌽増の98・4%だった。
 測量・建設コンサルタント業務は前年同期比14件減の31件、契約額は6200万円減の1億6100万円。前年度は土木関係コンサルタント業務の発注が多かった。落札率は3・9㌽減の88%だった。
 物品調達は114件5億5200万円。前年同期より3件増で、契約額はほぼ同じだった。落札率は普通契約で1・4㌽減の92・2%、単価契約は3・3㌽増の89・2%だった。
 役務提供は5件減の232件、契約額は7600万円減の18億2300万円。大型契約として比内学校給食センターの調理配送業務(5カ年)、小学校教育用コンピューター賃貸借(同)、総合病院の医事業務、医事システム保守管理業務などを挙げた。落札率は普通契約で2㌽増の98・6%、単価契約で7・8㌽減の81・3%。
 建設工事、測量・建設コンサルタント業務、物品調達、役務提供を合わせた落札率は普通契約で97・6%(前年同期比0・6㌽増)、単価契約で85・2%(2・3㌽減)だった。定例会では指名停止などの運用状況についても意見を交わした。

小坂町 子育て支援の満足度高く 6次計画策定へ まちづくり委が初会合

2019-12-25
町の魅力や課題を探った「まちづくり委員会」(町役場)
 2021年度にスタートするまちづくりの指針となる「第6次総合計画」の策定作業を進めている小坂町は23日夜、町内の各種団体の代表らでつくる「まちづくり委員会」を町役場で開いた。委員が町の魅力や課題について議論を深め、子育て世代の委員は現在の町の教育・子育て支援を高く評価した。
 まちづくり委は、これまでの取り組みの評価に加え、新たな政策や施策を提言してもらおうと設置。委員は福祉、教育、地域、若者、産業など各種団体の代表ら23人。
 本年度は、町の高校生11人によるまちづくり未来委員会とともに、来年3月末まで3回ほどの合同会合を開き、町の将来像について協議し、基本構想へ提言する。
 初会合のこの日は委嘱状の交付に続き、委員長に成田一志さん(町環境審議会)、副委員長に栗山銕志さん(町社会福祉協議会)を選出した。
 高校生委員も加わり、「福祉・健康」「教育・文化」「産業」「生活・環境」の4部会に分かれ、町のプラス面(良い・好き・伸ばしたいところ)とマイナス面(悪い・改善・気になるところ)について意見を交わした。
 町は、小中の教材費購入補助や給食費の半額助成、高校生までの医療費無料などに取り組み、保護者の経済的負担を軽減。教育や子育て支援の充実は子育て世代からの満足度が高く、委員は「手厚い支援がありがたい。ほかに住む人からうらやましがられる」と述べた。
 このほか、プラス面では「町内の除雪は県内でもトップレベル」「外国人との交流をもっとアピールしてもいい」などの意見が出された。
 マイナス面として、公共交通の不便さや民間アパートの少なさ、若者が集まるようなカラオケやカフェなどがないことを指摘した。
 人口減少が進む将来を不安視する委員はいたが、生活に不便さや不自由さを強く感じている委員は少なかった。十和田湖畔に住む委員からは「病院などへの移動は全く苦ではない。幸せに暮らせている」と現状に満足しているとの声もあった。
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