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尾去沢保育園 20年度末で閉園へ 鹿角市議会 花輪さくらへ再編 老朽化と入園減で

2019-12-12
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来年度末で閉園の方針が示された尾去沢保育園(鹿角市尾去沢)
 鹿角市12月定例議会は11日、総務財政、教育民生、産業建設の各委員会を開き、当局から所管事項の報告を受けた後、付託案件を審査した。教育民生委(舘花一仁委員長)では、当局が公立保育所の再編に関する基本方針の説明の中で、尾去沢保育園を2020年度末で閉園し、21年度から花輪さくら保育園に再編することを明らかにした。
 尾去沢保育園は1999年度に尾去沢第一、第二両保育園を再編し、第二保育園の施設を使用して発足。建物は77(昭和52)年の建築から42年が経過して老朽化が進み、更新時期を迎えている。
 2015年度(9月1日現在)は定員70人に対して入園児61人、入所率87・1%だったが、減少傾向が続いたため本年度から定員を55人に変更した。本年度の入園児は45人(入所率81・8%)だが、20年度の入所見込み(今月6日現在の申し込み)は30人(54・5%)、21年度は27人(49・1%)。入園児数の減少が続き、認可保育所の基準(20人)を下回ることが懸念される。
 また、尾去沢在住で尾去沢保育園以外への入園児数は、昨年度が49人中18人、本年度が45人中11人。このうち花輪地区の施設に入所しているのは、昨年度が18人中15人、本年度が11人中9人で、「就労の関係で利便性の良い施設を選択する傾向があることがうかがえる」(市)と説明。
 こうした状況を踏まえ、市内各施設の管理者や子ども・子育て会議の場などで検討を重ねてきた結果、尾去沢保育園を閉園し、花輪さくら保育園に再編することにした。
 さくら保育園の建物は築17年。定員220人に対し、今年9月の園児数は170人。
 子育て・長寿課の児玉充課長は「保育サービスの充実と施設の整備を図る必要がある一方で、限りある市の財政状況を踏まえ、将来を見据えた公の施設整備と配置により持続可能な施設運営をしていく必要がある」とした上で、「公立保育所等の在り方の検討について、16年度から20年度までの第9次行政改革大綱に位置づけ、検討を進めてきた。これにより、公立保育所の再編に関する基本方針を定め、今後はこの方針に沿って実施していく」と説明した。
 市は今月6日、尾去沢保育園の保護者説明会を行い、再編の方針や、さくら保育園と20年度に保育交流を行うことなどを説明。閉園に対して特に反対意見はなかったという。
 基本方針には公立保育所の再編、定員、保育環境の向上、待機児童ゼロの継続などに関する内容が盛り込まれ、尾去沢以外の公立保育所の再編は第2期子ども・子育て支援事業計画期間中(20~24年度)に一定の方向性を示すことにしている。
 このほか、市は「私立の杉の下保育園(八幡平)も同様の理由で来年3月いっぱいで休園とすることになっている。市内の他地区にも保育所の統廃合を検討している法人がある」とした。

渋谷に「デジタル・ハチ公」 GMO インターネットG 新待ち合わせ スポットに

2019-12-12
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来年度末で閉園の方デジタルアート空間が楽しめる「GMOデジタル・ハチ公」
 GMOインターネットグループ(本社・東京都)は、東京・渋谷の商業施設「東急プラザ渋谷」に無料Wi―fi(公衆無線LAN)や充電スポットを備えた待ち合わせスポット「GMOデジタル・ハチ公」をオープンさせた。壁全面に「渋谷ハチ公物語」のオリジナル動画を映すなど、音響や映像にこだわったデジタルアートコンテンツが楽しめる施設となっている。
 同社では、渋谷のシンボルであるハチ公をより多くの人に知ってもらおうと、5日に渋谷駅西口に開業した渋谷フクラス内にある東急プラザ渋谷に、天候に左右されない新たな待ち合わせスポットを開設した。最新のホログラムディスプレー技術を活用した「デジタル・ハチ公」や「没入リアルコンテンツ」をテーマにしたパノラマ映像など、デジタルアート空間が来場者を出迎える。
 また、渋谷区観光協会と忠犬ハチ公銅像維持会の協力を受け、オリジナルの「渋谷ハチ公物語」を作成。戦時中の金属回収により、ハチ公像が一度失われたこと、終戦後に二代目ハチ公像として復活したことなど、多くの人には知られていないストーリーを紹介し、ハチ公をより深く知ることができる内容となっている。
 ハチ公の故郷、大館市との関わりにも注目する声がある。制作会社の担当者は「渋谷では有名なハチ公だが、故郷が秋田・大館ということはあまり知られていない。映像を通して、デジタル・ハチ公が大館を知るきっかけになってくれたらうれしい。大館の人も渋谷に遊びに来た際は、最新のテクノロジーを楽しんでほしい」と話している。

政務活動費 交付へ条例案提出 北秋田市 最終日に議員発議で 「市民の理解を」と意見

2019-12-12
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北秋田市議会の全員協議会(市役所)
 北秋田市議会は、これまで導入してこなかった「政務活動費」について、交付に関する条例を制定する方針を固めた。10日に開かれた全員協議会で、各議員の意思を確認したもの。開会中の12月定例市議会の最終日に、議員発議で条例案を提出する見通し。新年度からの実施が見込まれている。
 政務活動費は、議員の調査研究やその他の活動に必要な経費の一部として、条例を定めることで地方自治体が交付することができるもの。2000年の地方自治法改正の際に、政務調査費として制度化された。12年の同法改正で政務活動費に改められている。
 同市議会ではこれまで、議会改革特別委員会などで政務活動費についての審議が行われたが、賛否両論があり条例化は見送られてきた。県内市の中で、交付していないのは同市と潟上市だけという。
 今年5月に開かれた会派代表者打ち合わせで、黒澤芳彦議長は議会運営委員会(小笠原寿委員長)に「議会基本条例」の推進項目の検討を諮問。議運委では▽議会報告会のあり方▽一般質問(会派代表者質問の実施)▽委員会の運営(2年交代制の実施)▽議員研修の充実強化(政務活動費の実施)▽議員定数▽決算・予算審査▽議会の合意形成(議員相互間の討議)▽議会ICT化(タブレット端末導入の実施)―について、各会派からの提案などを受けながら、協議を進めてきた。
 全員協議会は、検討結果を報告しようと開いたもの。政務活動費の実施について小笠原委員長は「議運委では、政務活動費は必要、との意見でまとまった。県内外の市議会での執行状況から、支給額は1カ月当たり1万円(年額12万円)が妥当とした」などと説明した。
 その上で「政務活動費は市民の負託を受けた議員が適切に任務を遂行するために地方自治法で定められたものであるが、各地で問題が発生し国民の関心も高い。説明責任を果たすことが重要」と述べ「支払い方法や報告書の透明性、公開方法など、実施に当たっては十分に協議する必要がある」とした。
 議員間での意見交換では、「市民の理解を得る必要がある」との意見があった一方、政務活動費についてはほとんどが「必要」というもの。交付条例の制定について、議員発議で提出する方針を固めた。
 条例案は、17日の最終本会議に提出する予定で、賛成多数で可決される見通し。交付の方法は、会派所属議員は会派に、会派に属さない議員は個人とすることにしている。

女性消防士 「働きやすい環境に」 津谷市長 応募増と採用へ示す 北秋田市12月議会

2019-12-11
本会議で答弁する津谷市長(北秋田市役所)
 北秋田市の12月定例議会は10日、前日に引き続き本会議が開かれ、4議員が一般質問を行った。女性の活躍に関連して「女性消防吏員の採用」についての質問があり、津谷永光市長は「男女の区別なく募集しているが、2016年の1人を最後に女性からの応募はない」と説明。「女性が働きやすい環境づくりに努めていく」とした。
 登壇したのは、質問順に福岡由巳議員(無会派)、板垣淳議員(共産党)、久留嶋範子議員(同)、三浦倫美議員(同)。
 市が策定した「女性職員の活動の推進に関する事業主行動計画」で「管理的地位への女性職員の登用、男性職員の育児休業の取得など、計画に基づき推進しているのか」との質問が出された。
 市長は「管理的地位への女性職員の登用は、目標値を4人としている。計画を策定した年度の課長級以上の女性は1人だったが、今年4月現在は3人となった」と説明。男性職員の育児休業取得については「目標を1人以上としているが、計画策定後に取得した男性職員は17年度の1人だけ。取得促進とは言いがたい状況にある」と述べた。
 その上で、男性職員へのアンケートの結果「育児休業を取得したいとの希望はあるが、業務の多忙さや男性の取得事例の少なさから取りにくい」との声があったことを紹介。「子どもが生まれたら育児休業は当然取得できる、という職場環境となるよう努めていく」とした。
 女性消防吏員の採用について市長は「本年度、秋田北鷹高校のインターンシップの際に8人の女子生徒が来てくれたほか、中学生に向けたお仕事博覧会でもブースを開設しているが、応募につながっていない」と説明。「消防再編に伴う施設整備が、女性が応募しやすい環境づくりの一助となることを期待している。ハード・ソフト両面で女性が働きやすい環境づくりに努めていく」と述べた。
 このほか、学校へのエアコン設置についての質問に、佐藤昭洋教育長は「良好な教室環境で学校生活を送れるよう、21年の夏までに全ての学校でエアコンが稼働できるよう設置する」と答えた。

扇田病院 市長「存続」改めて強調 厚生委総括質疑 建て替えの重要性「認識」 大館市

2019-12-11
厚生委の総括質疑(大館市役所)
 大館市の12月定例議会は10日、2常任委員会が福原淳嗣市長に出席を求めて総括質疑を行った。厚生委(田中耕太郎委員長)では、厚生労働省が「再編・統合の議論が必要」として市立扇田病院を含む全国424施設を公表したことについて質問が相次いだ。福原市長は改めて「扇田病院は存続させる」との考えを示した上で、病院が米代川に近く、築36年を経過することから、「建て替えの重要性は認識している」と答えた。
 扇田病院について、福原市長は2、3日の一般質問で存続させる考えを示した。委員から「今後の方向性」を問われ、福原市長は「扇田病院は存続させる。高齢者医療にとって要の病院。扇田病院が持つ良さを生かしながら進めたい」と強調。病院事業管理者ら関係者が方向性を議論している最中とし、「県の地域医療構想調整会議に市の立場を申し上げるとともに、二次医療圏間のネットワークについても前向きな議論を引き起こせるように動いていく」と述べた。
 病院の立地や老朽化が進む現状から、委員が「移転改築が考えられると思うが」と質問し、福原市長は「建て替えの重要性は十二分に認識している。場所の件も含め、病院事業管理者らが議論しており、専門的見地からの議論を待ちたい」と述べた。
 扇田病院の大本直樹院長は厚労省の公表について、「患者も職員も衝撃を受け、地域に動揺を与えたことは間違いない」とした上で、「将来の扇田病院、市の医療が話し合われ一歩前に進んだ。これからしっかりと議論を進めていく」と述べた。。
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大館で自動運転体験会 12月22日 秋田犬の里 市内初、希望者募集へ

2019-11-30
体験会で使われるカートタイプの車両(大館市提供)
 大館市は29日、市民に自動運転技術を体感してもらおうと12月22日に観光交流施設・秋田犬の里(御成町)で「自動運転サービス体験会」を開催すると発表した。小型カートタイプと乗用車タイプを1台ずつ用意し、いずれかの車両で施設敷地内を走る。2日から試乗希望者を募集する。福原淳嗣市長は定例会見で「体験会の次は公道で実証実験を行いたい」との考えを示した。
 当日は午前10時~11時30分、午後2時~3時30分に分けて施設通路や駐車場内のコースを1回10分程度試乗する予定。カートタイプはハンドルがなく、一定の条件下でドライバーに代わってシステムが走行を担う「レベル4」の自動運転を体験する。車両には「3次元地図」システムが搭載され、周囲の道路や建物の状況を検知しながら走る。
 高齢化が急速に進む中、バスやタクシーを利用するニーズが高まる一方、運転手の人手不足が深刻化している。福原市長は2期目の公約で自動運転実証実験誘致を掲げ、7月から交通工学の専門家と意見交換を重ねる中で市内初の体験会にこぎ着けた。各地で自動運転実験を行うソフトウエア開発のアイサンテクノロジー(名古屋市)、建設コンサルタントのオリエンタルコンサルタンツ(渋谷区)の協力を得た。
 市長は「中山間地に住む交通弱者の足を確保するために、まずは自動運転技術を体感してもらいたい。公道走行にナンバープレート取得が必要など法律が技術に追いついていない現状を変えていかなければならない。事故リスクを乗り越える知恵を出し合い、暮らしをつなげる『内に優しい街』をつくっていきたい」と述べた。
 試乗対象は小学生以上(身長140㌢以上、小学生は保護者同伴)でアンケートに回答できる市内在住者。定員は先着50人。参加無料だが、大雪など天候の理由で車両展示だけ行う場合もある。いずれも4人乗りだが、カートタイプの試乗は3人、乗用車タイプは2人となる。
 申し込み(1回で3人まで可能)は電話で受け付ける。13日まで。問い合わせは市都市計画課(☎0186・43・7082)。

冬季国体 市長「史上初で名誉」 2年連続開催 市全体で盛り上げへ 鹿角市12月議会

2019-11-30
行政報告を述べる児玉市長(鹿角市役所)
 鹿角市の12月定例議会は29日開会し、2018年度各会計決算6件を全会一致で認定した。行政報告の中で児玉一市長は、2021年の第76回国体冬季大会スキー競技会に続き、第77回大会の鹿角市開催が事実上、決定したことについて「国体の2年連続開催は、大会の長い歴史の中で初めてのことで大変名誉」と喜びを表した。
 第77回大会をめぐっては、佐竹敬久知事が今月26日に開かれた12月県議会の知事説明で「鹿角市花輪スキー場を前提にした本県開催について、鹿角市などと協議を進めた結果、引き受けることにした」と報告した。
 本県開催は13年の第68回大会「あきた鹿角国体」以来のことで、第76回大会が8度目、第77回大会が9度目となる。
 児玉市長は「全日本学生スキー選手権大会(インカレ)との2年連続ダブル開催となる」とし、「スキー関係者と連携を十分に図りながら、市全体で大会が盛り上がるよう準備を進めていく」と述べた。
 上程したのは一般会計補正予算案など予算関係3件、条例関係8件、指定管理者の指定案4件、過疎地域自立促進計画の変更案、市道路線の認定案各1件の議案17件、規約を一部変更する専決処分の報告1件。
 このうち特別職、一般職の給与や議員報酬等に関する条例改正は、県人事委員会の勧告を踏まえ、市長、副市長、教育長、議員の期末手当の支給月数を年間0・05カ月引き上げて3・3カ月とするもの。
 一般職の給料月額は若年層に重点を置いて平均0・12%引き上げるほか、勤勉手当は0・1カ月分引き上げて4・35カ月とするもの。再任用職員は0・05カ月分の引き上げ改定とする。
 議案17件と陳情6件を常任委員会に付託し散会した。会期は12月19日までの21日間。

市街地循環バス あすから運行を開始 北秋田市 鷹巣地区 商業、公共施設など経由

2019-11-30
 北秋田市の市街地循環バスが12月1日から、通年運行を開始する。同市栄字中綱のイオンタウン鷹巣を発着点に、鷹巣地区の主要な商業施設や住宅団地、駅などを経由しながら周回するもの。平日は7便、土曜・日曜・祝日は5便を運行する。
 買い物弱者の足の確保を図るとともに、免許返納者を含む高齢者の移動手段として活用してもらうことなどを目的としたもの。2016年12月から今年3月まで、季節ごとに計3回にわたり行った実証運行の結果を踏まえ、通年運行を決めた。
 ルートはイオンタウン鷹巣を出発し、いとく鷹巣ショッピングセンター(SC)、太田、高野尻団地、太田屋敷後を通って再びイオンタウン、いとく鷹巣SC前へ。続いて、あけぼの町、市民ふれあいプラザコムコム、鷹巣駅前、松葉町、鷹巣大町、元町、北秋田地域振興局前、鷹巣体育館前、本屋敷を通り、温泉前、舟場、南鷹巣団地、舟見町、東横町、宮前町団地から市役所に至る。再びコムコム、あけぼの町、いとく鷹巣SCを経由しイオンタウンに戻る。1周は約45分。
 運行は秋北バスに委託し、小型バスを使用。前面と側面に「市街地循環バス」と表示する。料金は、どのバス停から乗車しても大人100円、小学生および障害者手帳を持つ人は50円に設定した。
 平日は午前9時から午後3時までの1時間ごとにイオンタウンを出発する7便、土曜・日曜・祝日は正午発と午後2時発を運休とする5便を設定。各停留所は各時間とも同じ「分」に発車するパターンダイヤとしている。
 担当する市総合政策課は「利用しやすい運賃設定とした。ぜひ、多くの人に利用してほしい」などと話した。

一般質問 病院再編や防災対策 13人通告、来月2日から 大館市の12月議会

2019-11-29
 大館市議会は28日、12月定例会一般質問の通告を締め切った。届け出たのは13人。厚生労働省が「再編・統合の議論が必要」として公表した扇田病院の存続や、旧正札竹村本館棟(大町)解体後の跡地利用、台風19号を教訓とした防災対策、秋田市新屋への地上配備型迎撃ミサイル「イージス・アショア」配備計画に対する考えなどをただす。一般質問初日の2日は7人、2日目の3日は6人の登壇となる見通し。
 通告したのは、質問順に吉原正議員(市民の風)、田村儀光議員(令和会)、栁館晃議員(同)、斉藤則幸議員(公明党)、佐藤芳忠議員(市民の風)、田村秀雄議員(同)、佐藤眞平議員(令和会)、佐々木公司議員(同)、明石宏康議員(市民の風)、相馬ヱミ子議員(同)、笹島愛子議員(共産党)、花岡有一議員(令和会)、岩本裕司議員(市民の風)。
 病院再編に関する質問は6議員が通告した。「地方の医療を考慮していないなど批判が多く出ている」「扇田病院の再編・統合はあり得ない」として市長の見解を問う。施設の老朽化を挙げて「改築が課題と考えるが、検討されているか」との質問もある。
 旧正札竹村本館棟の跡地については民間主体で再整備する動きがあり、「跡地の開発計画とハチ公小径の現状をどう考えているのか」と追及する。
 防災対策については「今秋の台風により各地で甚大な被害が発生し、被災者はその対応に苦慮している」とした上で、警戒レベルの周知方法や防災マップの見直し状況、災害時の障害者・高齢者支援、庁舎非常用電源の備蓄燃料、市長の危機管理などを問う。
 イージス関連は「候補地と選定された住宅地に近い演習場への賛否の議論、迎撃するシステムの必要性に対する議論の二つが錯綜(さくそう)して混迷する現状を憂う」として見解をただす質問と、新屋配備に反対の姿勢を求める質問が通告された。
 観光やレジャーを楽しみながら健康維持・増進を図る「ヘルスツーリズム」に関する質問もあり、「観光交流施設・秋田犬の里からニプロハチ公ドームまでの小坂鉄道跡地を犬と一緒に歩けるよう整備を」と見解をただす。
 

学校運営協の活動評価 北秋田市 総合教育会議 本年度は6校に設置 来年度は市内全校に

2019-11-29
北秋田市の総合教育会議(市民ふれあいプラザコムコム)
 北秋田市の総合教育会議が28日、市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。本年度から取り組みを開始した「学校運営協議会」について市教委は「来年度、全小中学校で発足する。学校と地域との連携が行いやすくなった」などと説明。委員からは、活動を評価するとともに「広げてほしい」との声が上がった。
 津谷市長や委員5人が出席。事務局が市の教育大綱に盛り込んだ施策について、2019年度の実施状況や評価などを報告するとともに、20年度に向けた重点施策などを説明した。
 学校運営協議会は、保護者や地域住民の意見を学校運営に反映させることで、学校と地域が協働しながら子どもの成長を支える学校づくりを進めることがねらい。同市では本年度、鷹巣東小、綴子小、阿仁合小、合川小、大阿仁小、阿仁中の計6校で設置された。
 市教委は「設置により、関係する各団体等との連携が深まった。例えば、『畑ならこの人』『漬物づくりはこの人』のように紹介してもらえるなど、活動が充実している」などと説明。「学校を会場とした公民館活動に発展している学校もある。情報を共有することで、市内全体に取り組みを広げたい」とした。
 委員からは、合川小学校で開かれている樺細工とチョウの標本を集めた展示会について「合川公民館と一緒に行っているもので、とてもすばらしい取り組み」と評価。「子どもたちも地域の人たちと触れ合うことで、良い学校生活を送っている。ぜひ、他の学校にも広げてほしい」などと要望した。
 また、鷹巣南中の鷹巣中への統合について「スクールバスの活用とともに、自転車での通学も増加する。通学路の安全対策にも取り組む」ことも説明した。

10月のニュース

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北秋田振興局 鳥インフル想定し訓練 防護服着用し本番さながら

2019-10-12
防護服を着用して行う鶏舎内での作業を訓練する参加者(県北秋田地域振興局)
 県北秋田地域振興局は11日、鳥インフルエンザの発生を想定した対応訓練を行った。関係部署の職員や関係機関が参加し、防護服の着用や農場での防疫作業の方法を確認し、有事に備えた。
 渡り鳥の飛来などにより鳥インフルエンザの発生が心配される時期を前に、振興局と北部家畜保健衛生所が毎年実施。比内地鶏の飼育が盛んな北秋田管内は、県内の養鶏154戸256万羽のうち、半数近くの69戸116万羽が飼われている。万が一、鳥インフルエンザが発生した場合は影響が大きいため、対応手順の確認を徹底している。
 職員のほか、管内の北秋田市や大館市、農協、管外の市町、山本地域振興局などからも参加があった。机上訓練では総務班、健康調査班、防疫対応班、消毒班に分かれて連携などを話し合った。
 実地訓練は約1万5000羽規模の鳥インフルエンザの発生を想定して実施。各班に分かれて資機材の調達などを訓練し、屋外の車庫では鶏舎での鳥の運搬や捕獲などを行う手順を学んだ。
 農場で実際に作業にあたる職員は、防護服を2枚重ねて着用し、手袋や長靴の隙間、首もとなどをテープで目張りして取り組む。作業前には健康調査を行い、ウイルスがまん延しないよう防護服を脱ぐ際も気を配って訓練を行っていた。

旧小坂鉄道開業110年 現役当時に思いはせる 小坂町郷土館で企画展

2019-10-12
小坂鉄道の110年間の歴史を紹介している企画展(郷土館)
 大館市と小坂町を結ぶ鉄道として、沿線住民などから愛された旧小坂鉄道は、1909(明治42)年の開業から今年で110年を迎えた。町総合博物館郷土館で、企画展「小坂鉄道の歴史展」が開かれ、来館者が懐かしい写真や映像などを見て、現役当時に思いをはせている。12月19日まで。
 小坂鉄道は09年5月7日に旅客と貨物用の鉄道として開業。利用者の減少などで94年に旅客部門を廃止、貨物輸送も2008年で休止され、09年4月に廃線になった。町は所有者の小坂製錬から鉄道施設等を譲り受け、小坂駅構内を体験型観光施設として整備し、14年にオープンした。
 企画展は熱烈な小坂鉄道ファンや各種団体の協力を得て実施。開業当初からの写真や動画、年表、鉄道運送人員の推移、保線で使用されていた道具、古文書などを展示し、110年を振り返っている。
 児玉俊一館長は「現在は、小坂鉄道レールパークとして生まれ代わり、歴史と車両の動態保存によって歩みを紹介している。今もなお、多くの人たちに愛される小坂鉄道の知らない事実を知ることで、一層の愛着を深めてもらいたい」と話している。
 「東北文化の日」の27日は午前10時30分から、小坂町町史編さん室の亀沢修室長による展示解説が行われる。特典として26、27日は入館者全員にポストカードがプレゼントされるほか、26日から11月24日まで企画展の記念硬券(1枚100円)が250枚限定で販売される。
 時間は午前9時から午後5時。入館は無料。

新庁舎建設 工事順調、進捗20%に 大館市 旧市民体育館も姿消す

2019-10-11
基礎工事が進む本庁舎建設現場。写真奥は旧市民体育館・武道館解体工事(大館市字中城)
 大館市の本庁舎建設事業は基礎工事が順調に進み、9月末で進捗(しんちょく)率20・3%となった。現庁舎の北東側に6階建てを新築するもので、1、2階に窓口を集約、市民活動に利用できる「協働スペース」「交流モール」、議場などを配置。2020年12月完成、21年5月開庁を目指す。隣接する旧市民体育館・武道館の解体工事は地上部分がほぼ撤去された。
 新庁舎は基礎免震構造の鉄骨造り6階建て、延べ床面積7330平方㍍。建築・電気設備・機械設備の3工事を分離発注し、建築は伊藤羽州・花岡・丸山特定建設工事共同企業体(JV)が25億4826万円、電気設備は奥羽電気・大館桂・保安産業特定JVが5億2920万円、機械設備は大館桂・巽・衛暖特定JVが5億6700万円でそれぞれ落札、議会の議決を経て3月に契約を結んだ。
 深さ44㍍まで掘削し、現場で製作した杭40本を施工。7月から基礎工事が行われている。11月ごろに鉄骨工事が始まる見通し。
 1、2階は市民の利用が多い市民部や福祉部などを配置し、1階に市民協働スペース兼会議室を設ける。「大館交流モール」は執務と協働スペースをつなぎ、外部へ結ぶことでにぎわい創出を図る。子どもから高齢者まで安心して利用できるようキッズスペースや授乳室、多目的トイレ、エレベーター2基を設置する。
 3階は一つの廊下を挟んで両側に産業部の執務フロアを配置し、さまざまな利用目的に応じた会議室を確保する。4階は災害時の迅速な対応を実現するため、防災対策室を中心に市長・副市長室や総務部を近接して配置するほか、備蓄倉庫も置く。
 5階には議場や委員会室、議会事務局などを配置する。傍聴席には車いす用のスペースも確保。鳳凰山の大文字が見える展望ロビーも整備する。6階部分は機械室などを置く。
 大館城跡の桂城公園に面して開放的な協働スペースが配置されるほか、お堀を現代的に再生した「水盤」や親水公園を建物周辺に整備する。現庁舎の解体跡地を駐車場として整備し、隣接する桂城公園との一体化を図る。観光バスやタクシー、障害者用の車両などが寄りつけるスペースも確保する。総事業費は49億9050万円。
 旧市民体育館・武道館解体工事(1期)は11月下旬まで行い、大館城跡の発掘調査と体育館基礎撤去の2期工事を予定。新庁舎の開庁前に完了し、更地にしたい考え。

八幡平の紅葉見頃に 大沼、蒸ノ湯はピーク

2019-10-11
紅葉が見頃を迎えている八幡平(蒸ノ湯温泉)
 国立公園八幡平の紅葉が見頃を迎えている。さわやかな秋晴れとなった10日は、国内外から多くの観光客が訪れ、自然が織りなす錦秋の景色を堪能していた。
 八幡平の山岳ガイドを長年務めている、かづの森林コンダクターの伊多波富雄さん(82)=鹿角市花輪=によると、山頂から下降してきた紅葉の帯は蒸ノ湯(標高1100㍍)や大沼(同944㍍)の周辺まで進行。
 ナナカマドやヤマウルシ、ツタウルシ、オオカメノキ、レンゲツツジなどの赤、ミネカエデやブナなどの黄、草紅葉の黄金色などが訪れた人たちの目を楽しませている。
 伊多波さんは「接近している台風19号の影響が心配されるが、紅葉の盛りはあと1週間ぐらい続くと思う」と話した。蒸ノ湯から徒歩で片道約40分のところにある秘沼「長沼」もお薦めの紅葉スポットだという。
 蒸ノ湯温泉に知人夫婦3組で訪れた青森県八戸市の50代女性は「紅葉と湯煙が織りなすコントラストが気に入って、毎年この時期に来ている。八幡平は岩手側より秋田側の紅葉がきれいだ」と話し、野天風呂などを満喫していた。

情報技術活用に理解 北秋田市誘致企業懇 県の担当者が講演

2019-10-11
北秋田市の誘致企業懇談会(北秋田市民ふれあいプラザコムコム)
 北秋田市の誘致企業懇談会が9日夕、市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。市内の誘致企業の関係者など22人が出席。県産業政策課デジタルイノベーション戦略室の羽川彦禄室長から「秋田県におけるデジタルイノベーションの推進について」と題する講演を聴いたほか、市や県、市商工会との情報交換も行った。
 市内に進出した誘致企業と意見や情報を交換することで、企業に対する支援や立地環境の整備など、今後の市の施策に反映させていくことがねらい。
 津谷永光市長は「最近、人手不足が言われている。人口減少もあるが、技術者を含めた人材が来てもらえない、という話を聞く。市としても、子育て支援や移住定住対策、雇用促進策など手を尽くしているが、満足いく状況にない。皆さんの意見を聞きながらより一層、力を入れていきたい」などとあいさつした。
 講演で羽川室長は、デジタルイノベーションについて「非常に幅広い意味で、ICT(情報通信技術)の導入・活用と理解いただければ」と説明。県の調査で「県内製造業は新技術に対し、関心はあるが導入方法がわからない」との結果が出たことなどを紹介した。
 その上で「県は、情報技術の活用推進や第4次産業革命などへの意識啓発、ICT人材の確保や育成などを重点に、施策に取り組む」と述べ、県内企業の先進事例を紹介しながら、進めている各種の施策について説明した。
 続いて、市の経済的な発展などを目指し、それぞれの立場から情報や意見を交換した。
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国際が桂桜に逆転勝ち 秋季県北高校野球開幕 北鷹は十和田にコールド勝ち

2019-09-01
1回戦・国際―桂桜国際は9回1死一、三塁、高田が勝ち越しの右前適時打を放つ(能代球場)
 31日開幕し、初日は能代市の山田久志サブマリンスタジアム(能代球場)で1回戦と2回戦を1試合ずつ行った。いずれも北鹿勢対決となり、国際情報は6回に同点に追い付くと、9回に勝ち越して大館桂桜に逆転勝利を収めた。秋田北鷹は打線がつながって序盤から主導権を握り、十和田にコールド勝ちした。第2日の1日は同球場で2回戦2試合を行う。
 ◇1回戦 【能代球場】
国際情報 000001001 2
大館桂桜 001000000 1

 ▽併殺=国際1、桂桜1▽暴投=桂桜2
 投手戦となった試合は、国際が9回に勝ち越して桂桜を下した。
 先制を許した国際は5回まで得点圏に走者を進められずにいたが、6回に反撃。佐藤壮の内野安打から、暴投、敵失で無死一、三塁とすると、内野ゴロの送球が乱れる間に1点を奪い同点に追いついた。
 9回は、佐藤稜、阿部駿の単打で1死一、三塁の好機をつくり、高田の右前適時打で勝ち越した。
 桂桜は、国際の戸田、村上の継投の前に5安打に抑えられ、守備でのミスも響いた。
 国際・金野拓真監督の話 バッテリーが相手打線に的を絞らせない投球をした。次の試合も一人一人が役割を果たせるよう頑張りたい。
 桂桜・高谷勉監督の話 相手のペースで野球をやられてしまった。簡単なミスを減らしていきたい。
 ◇2回戦 【能代球場】
十和田   00001  1
秋田北鷹  3415× 13

     (5回コールド)
 ▽三塁打=髙橋、伊東、工藤(北)▽二塁打=安保雄(十)▽併殺=十和田1、北鷹1▽暴投=十和田2▽捕逸=十和田1

標高1300㍍のボランティア 森吉山の木道を補修 北秋田

2019-09-01
傷んだ木道を補修するボランティアたち(森吉山)
 北秋田市の森吉山(標高1454㍍)で31日、傷んだ木道を補修するボランティア活動が行われた。山岳ガイドや住民、行政職員有志ら約25人が参加。多くの登山客が通り掛かる石森付近(約1300㍍)に新たな木の板を取り付けた。
 登山ルート上にある木道は自然環境や登山客の安全を守る目的で山頂付近まで設置されている。日常的な管理は県と市の維持管理協定に基づき市が担当。今回は市がボランティア参加を呼び掛けて行った。
 補修したのはゴンドラ山頂駅舎から石森を経由し、森吉避難小屋までの約1㌔区間。市商工観光課によると、現在の木道は15年ほど前に設置したものが多い。順次更新しているが、雪の重みや登山、経年劣化で木の板が朽ちたり欠けたりした場所もある。 
 参加者は山頂駅舎から歩きながら傷んだ木道がないか調べ、青森ヒバやブナ、スギの板を担ぎ込んだ。特に石森付近は複数の登山道が合流する地点で、登山客が数多く通るため傷みが目立つ。新しい板をくぎで打ち付ける作業の間にも山頂を目指す姿が見られ「歩きやすくなって良いですね」とボランティアに感謝していた。
 木道のすぐそばにはリンドウ科の高山型とされるエゾオヤマリンドウが一斉に開花。青紫色の花が周囲の景色に映えていた。ゴンドラは9月も土日、祝日に運行予定。紅葉シーズンの10月はほぼ毎日運行し、引き続き大勢が入山すると予想されている。
 
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