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寄付の邸宅、改修を計画 大館市・石田ローズガーデン 功績たたえる施設に

2019-06-24
大館市が改修を計画している石田ローズガーデンの邸宅
 大館市は、「石田ローズガーデン」の邸宅の改修事業を計画している。市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93年)の邸宅と土地が昨年、市に寄付された。石田氏の功績をたたえる施設として、同氏を紹介するギャラリーやレストランカフェとして活用できるスペースの確保を検討している。本年度実施設計、来年度の改修工事を予定している。
 市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍は寄付を受けるまで市が借り受けていた。約500種のバラは寄贈され、95年7月から市管理となっている。
 石田氏は1947年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は石田氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、昨年8月に亡くなった。生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示しており、昨年9月に遺族が市に邸宅と土地を寄付した。
 市の6月定例議会教育産業常任委員会で、観光課が改修概要を示した。「石田氏の功績をたたえる施設としての活用を検討している」と説明。邸宅の1階は倉庫やテラススペース、2階は石田氏を紹介するギャラリー、レストランカフェとして活用できるスペースの確保、3階は多目的に活用できるスペースの確保を検討している。老朽化している邸宅西側の塀の解体補修、邸宅に向かう橋も改修する予定。
 スケジュールは、9月定例議会に実施設計の予算案を提出し、2020年度の改修工事発注を予定している。委員からは「食事ができるスペースを考えてほしい」などの意見が出された。
 観光課は「改修概要は現在検討段階だが、市にとって唯一無二の資源と位置付けている。寄付者の意向に応え、石田氏の功績をたたえる施設として活用したい」と話した。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906年)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942年)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。ローズガーデンでは6月8日から23日まで大館バラまつりが開かれ、県内外から多くの人が訪れて園内を散策した。10月12~14日もバラまつりが開かれる。

飛鳥とあこ、8月末で卒業 ふれあい隊任期満了で 市民らと3歳の誕生会

2019-06-24
市民らがあこと飛鳥の誕生日を祝福した(秋田犬の里)
  大館市の秋田犬ふれあい隊(地域おこし協力隊)1期生の任期満了に伴い、隊員の飼育する秋田犬「あこ」(赤毛)と「飛鳥」(虎毛)が、8月末に大館を離れ〝卒業〟する。23日、市観光交流施設・秋田犬の里で開かれたあこと飛鳥の3歳の誕生会で発表された。
 飛鳥を飼育する富澤彰子さん(36)、あこを飼育する西山奈見さん(37)の両隊員は、2016年9月の着任から今年8月末で最長3年の任期が終わる。二人はそれぞれ飼育する秋田犬を連れて大館を離れる予定。
 誕生会には市民ら約40人が集まった。鶏肉や豆腐など二匹の好物を使って西山さんが手作りしたケーキが贈られた。参加者が「おめでとう」と声をかけて拍手で祝福。先着10組との「握手会」なども企画され、記念撮影や触れ合いを楽しんだ。
 鹿角市から子ども3人を連れて訪れた大森亘さん(36)は、「2歳の息子が大の犬好き。地元で秋田犬と触れ合えるのはありがたい。大館を離れるのは残念だがまた新しい秋田犬にも出会いたい」とした。
 富澤さんと西山さんは「いつも会いに来てくださる方も祝ってくれた」と感謝。残り約2カ月の任期を二匹と全うする意気込みを新たにした。「お世話になった市民や、あすあこファンに感謝とお別れを伝えたい」として、29日から8月24日までの毎週土曜日、午後1時15分から4時15分をあこの出勤日とする。飛鳥も飛び入り参加することもあるという。市観光課によると、夏に新たなふれあい隊2人が着任する予定。

狩猟文化の継承を マタギサミットin北秋田 若手ハンターと考える

2019-06-24
移住者や女性のハンターが伝統の継承などをテーマに意見を交わしたサミット(マタギの湯)
  第30回「ブナ林と狩人の会 マタギサミットin北秋田」が22日、北秋田市阿仁打当の打当温泉マタギの湯で開かれた。全国から約100人が参加し、パネルディスカッションを通して狩猟文化の継承などについて考えた。
 サミットは東北・中部地方の狩猟文化について研究している東北芸術工科大学(山形県)の田口洋美教授の呼び掛けで、1990年から年1回開催している。北秋田市内での開催は10年ぶりで、市猟友会、田口教授の研究室、狩猟文化研究所で構成する実行委が主催、市が共催した。
 各地の猟友会員など約100人が参加。開催地を代表して津谷永光市長が30回の節目を祝ったほか、「山村に住む人間として、長い歴史の中でマタギが育んできた知恵や技術を知らなければいけない」とあいさつした。
 パネルディスカッションは「移住者がマタギを継ぐとき」と「犬の放し飼い特区について」のテーマで行われた。田口教授は「男性が狩猟を継がない中で、狩猟に興味のある人たちの協力を仰がない手はない。守ってきた伝統狩猟をどのように整理し、次なる時代を開いていくか考えていただきたい」と述べた。
 田口教授と同市の小松武志さんがコーディネーターを務め、パネラーを務める若手ハンター4人から意見を聞いた。パネラーたちが狩猟を始めた際に苦労したことなど経験談を紹介。移住してきた若者や女性たちが狩猟の場で活躍するにあたり、パネラーは「マタギから今の時代に学ぶべきことは、自然との向き合い方。表面的な技術だけではなく、価値観を学ぶ必要がある」などと話していた。
 サミットは2日間の日程で行われ、23日はくまくま園などを巡った。

11月に大館市で初の地方開催 「教育長・校長プラットフォーム」

2019-06-23
 文科省の若手職員らが中心となって教育の先進的取り組みを共有・発信する「教育・学びの未来を創造する「教育長・校長プラットフォーム」は11月、大館市でワークショップを計画している。大館市教委と北秋田市教委の共催で、地方開催は初。昨秋大館は、県教委の学力向上フォーラムを成功させた。ノウハウを生かして、授業やふるさとキャリア教育活動の公開、意見交換などを予定している。
 プラットフォームは、昨年3月に産学官の有志が発足させた。過去3度、都内で総会や意見を交わす「合宿」を開催。関東圏を中心に各地から教育長・校長らが集い、教育課題をテーマに情報や意見を交わしてきた。参加者らが主体となった関東圏内のワークショップ開催は前例があるが、地方では初という。
 大館市の高橋善之教育長は、学力向上をテーマに事例発表したこともある。3月の総会に大館、北秋田の両教育長が参加した縁で、2市の教育委員会が共催となる。
 日程は2日間を計画。初日は小中学校の授業公開、最終日はふるさとキャリア教育に関わる活動を見学。両日とも視察後、ディスカッションの場を設ける予定。
 新学習指導要領の完全実施まで残り1年を切った。先駆的なモデルを求めた教育視察の高いニーズに応え、教育ツーリズムに結びつけたい考え。高橋教育長は「会の合言葉『現場に学ぶ』にふさわしい、若手キャリアたちと本音で話し合える場を設けることで、双方がいい刺激を受ける機会にしたい」と話した。

県サッカー協キッズフェス サッカーの楽しさ体感

2019-06-23
サッカーを楽しむ参加者(旧鷹巣高グラウンド)
 県サッカー協会主催の「JFAキッズサッカーフェスティバル2019in北秋田」が22日、同市脇神の旧鷹巣高校グラウンドで開かれた。県北地区の未就学児から小学3年生まで参加者約50人がサッカーに親しんだ。
 子どもたちがサッカーを楽しむことのできる機会をつくり、地域での競技普及を図ろうと毎年開催している。県北地区の公認コーチや保護者など約20人が指導を務め、同市の少年サッカーチーム・Lキッカーズに所属する中学生も協力した。
 小学1年生以下と2、3年生の2組に分かれてアトラクションを実施。参加者はサッカーの動きの基礎につながる鬼ごっこで体を動かした。次第にボールを使った遊びを体験し、ボールを奪われないようにドリブルを続ける練習やミニゲームなどを元気いっぱい楽しんでいた。
 

5月のニュース

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一般会計 2億円余を追加補正 医療機関の支援など 鹿角市6月議会あす開会

2019-05-30
 鹿角市の6月定例議会は今月31日開会する。上程予定議案は、医師確保対策の医療機関開設資金支援事業費補助金や、中小企業者等を対象に創設する求人活動支援補助金などを盛り込んだ2019年度一般会計補正予算案、鹿角観光ふるさと館(道の駅かづの「あんとらあ」)大規模改修工事の請負契約締結案など15件。
 一般会計補正予算は歳入歳出にそれぞれ2億909万円を追加し、総額を178億6644万円とするもの。財源は事業に関連する国・県支出金、自治総合センターのコミュニティ助成事業助成金のほか、まちづくり基金、財政調整基金などを充当する。
 主な歳出は医療機関開設資金支援事業費補助金2000万円、求人活動支援補助金150万円、低所得者・子育て世帯向けプレミアム付き商品券事業委託料4738万円など。
 このうち医療機関開設資金支援事業費補助金は、15年度まで設けていた制度を復活、拡充するもの。市内への診療所の建設や医療機器の購入などに対して上限2000万円を補助する。補助率は3分の2。さらに市内在住の看護師等の雇用に対して年間20万円を5人分まで最大3年間支援する。
 求人活動支援補助金は、市内就職の促進や市内企業等の人材確保を図るため、新たに中小企業者等が就職情報ウエブサイトに求人情報を掲載するなどの求人活動を対象にした補助制度を創設するもの。補助率は2分の1。
 プレミアム付き商品券は、10月の消費税率引き上げに伴う政府の増税対策として発行する。住民税非課税者と3歳未満の子どもがいる世帯の世帯主が対象。市内の対象者は8000人の見込み。1人当たり上限2万5000円分が2万円で販売される予定。
 あんとらあ改修は19、20年度の2カ年で実施し、総事業費は11億2000万円の見込み。建築主体工事は田中建設(田中教雄社長)と3億9991万円、機械設備工事はイトウ建材店(池田拓世社長)と3億1306万円、電気設備工事はタカヤ電工舎(吉田重信社長)と2億2314万円でそれぞれ契約する。金額は税込み。工期はいずれも21年3月17日まで。
 このほか、任期満了に伴う教育長の任命案、教育委員会委員の任命案、森林環境譲与税基金条例の制定案などを上程する予定。

一般会計20億追加 当初予算に「肉付け」 大館駅舎改築へ調査費 大館市6月議会、4日に招集

2019-05-29
 大館市は28日、6月定例議会を4日に招集すると告示した。市長選に伴い「骨格型」で編成した当初予算に肉付けする補正予算案は、一般会計で20億500万円を追加。JR大館駅舎改築に向けた調査費やプレミアム付き商品券交付事業費、新斎場整備基本計画策定費、関係人口創出拡大事業費などを計上した。
 提出するのは一般・特別各会計の補正予算案や公園条例の一部改正案、森林環境譲与税基金に関する条例案、財産取得など報告10件と議案24件。
 一般会計補正後の総額は344億1190万8000円で、前年同期に比べ7億2123万円(2・1%)増となる。特別会計と企業会計を含む全会計の合算は補正後で739億304万9000円。一般会計の投資的経費は40億7406万5000円、構成比で11・8%となり、前年同期比3870万3000円(1%)増加した。
 主な歳出のうち、新規事業はJR大館駅周辺整備事業費2981万円、プレミアム付き商品券交付事業費1億1846万円、地域密着型サービス施設整備事業費補助金7250万円、特別養護老人ホーム空間整備事業費補助金1億2917万円、子どもの学習・生活支援事業費182万円、新斎場整備基本計画策定費995万円、養育支援訪問事業費195万円、産前・産後サポート事業費169万円、関係人口創出拡大事業費337万円、移住・定住・交流推進支援事業費補助金180万円、都市公園安全安心対策事業費2347万円、市営住宅ストック総合改善事業費2億2713万円、消防団機動分団化事業費2443万円、重要文化財保存整備事業費補助金336万円。
 商品券交付事業は、消費税率引き上げに伴う国の経済対策と住民負担軽減措置。関係人口創出は総務省のモデル事業に採択され、女子栄養大(埼玉県)と連携して歴史や食などの魅力を都市部にPRする。
 継続事業は道路補修工事費追加2億6424万円、多面的機能支払い交付金事業費2億726万円、小中学校工事費追加6054万円、大館城跡発掘調査費追加1813万円など。都市計画事業特別会計は御成町南地区土地区画整理事業費に3億6609万円を追加した。

「稼げる観光」実践へ かづの観光物産公社 2期連続で黒字決算

2019-05-29
18年度決算などを承認した株主総会(鹿角パークホテル)
 鹿角市の第三セクターで道の駅かづのを管理運営する、かづの観光物産公社は27日、鹿角パークホテルで株主総会を開き、当期利益50万円を計上した2018年度(第25期)の決算などを承認した。減収減益だったものの、13年の社名変更以降初めて黒字となった17年度に続いての黒字決算。19年度は販売力、組織力、営業力の強化や「稼げる観光」の実践などを掲げ、増収増益を目指す。任期満了に伴う役員改選で、岩船勝広代表取締役を再任した。
 18年度の純売上高は3億2045万円。仕入れ高等を差し引いた売上総利益は1億2738万円だった。販売費および一般管理費1億3397万円、営業外収益・費用などを換算した当期利益は50万円だった。2期連続の黒字となったが、17年度の当期利益101万円は下回った。
 18年度は6~9月の災害の影響による団体客の大幅減や花輪ばやし桟敷席の売り上げ減により大幅な減収減益が予想されたが、10月の紅葉シーズンや冬期間のインバウンド、湯治団体の利用客が増えたほか、年間を通して個人客の売り上げが増加したことで持ち直した。
 19年度の目標は売上高3億3830万円、経常利益200万円。岩船代表取締役は「道の駅の大規模改修や消費税増税、軽減税率導入など、変革の年になる。会社一丸となって取り組んでいきたい」と述べた。
 花輪ばやしなど世界級遺産をセットにした市委託事業「かづのプレミアムツアー」による効果で集客増を図るほか、秋の秋田25市町村対抗駅伝、冬の全日本学生スキー選手権大会といった地元開催イベントに対応するとともに、定期的にイベントを開催し、誘客拡大につなげる方針。
 日本版DMO法人として地域内観光業の戦略構築につなげていくとともに、地域観光のプラットホームとして業界に対する波及効果の創出という使命を果たすため注力する。3年目を迎えた国立公園満喫プロジェクトの取り組みにも積極的に参画する。

来春高卒者 県内就職希望が増加 ハローワーク大館 高校の担当と情報交換

2019-05-29
高校や行政の担当者らが情報交換した会議(ハローワーク大館)
 来春高校を卒業する生徒を対象にした企業からの求人受け付けが6月に始まるのを前に、ハローワーク大館で28日、「高校職業指導連絡会議」が開かれ、管内高校や関係機関の担当者が情報交換した。卒業予定者の求職動向では、学校、ハローワークの紹介による就職希望者数が前年度から微増し、特に県内就職希望者が増加。「売り手市場だった前年度並みの求人提出が期待される」としている。
 本年度1回目の会議。高校の進路指導担当者や行政機関などから約20人が参加した。
 鷹巣を含む管内は前年度まで6年連続で高卒者の就職内定率100%を達成。今年3月の卒業者は257人が就職し、169人が県内、管内には151人が就職した。県内就職率は65・8%で、県全体の67・4%より低かった。生徒に対する管内求人は613人で高水準となり、「提出が早期化したことで生徒が検討でき、県内就職につながった」と説明があった。
 藤田幸紀所長は「6月1日から求人の受け付けが始まるが、空前の売り手市場だった前年度並みの求人が期待される」とし、「卒業生への早期離職防止支援も必要」と述べた。
 大館、鷹巣管内の本年度卒業予定者は871人。5月15日現在、就職希望者は260人(前年度253人)で、県内希望は179人。前年度(170人)に比べ、5・3%増加した。特に女子の県内希望者が増加している。管内826社に実施した採用意向調査では、これまでに回答があった247社のうち、「採用予定あり」は95社で、求人見込みは294人。
 高校の担当者からは「各機関から企業説明会などの紹介があり、情報をまとめてほしい。連携しながら取り組んでほしい」との要望が出された。
 6月1日は土曜のため、3日から求人受け付けが始まる。求人の公開は7月1日から、選考開始は9月16日。企業と高校進路指導担当者との情報交換会は7月23日にホテルクラウンパレス秋北で予定している。

支え合い推進会議 活動本格化、周知に力 大館市 地域課題に除雪、居場所など

2019-05-28
各地区の現状が報告された会議(大館市上川沿公民館)
 高齢者らが住み慣れた地域で暮らし続けるための仕組みをつくる「大館市支え合い推進会議(第1層協議体)」の本年度初会合が27日、上川沿公民館で開かれた。昨年は町内会や福祉関係者などで組織化を図り、目指す大館市像となる「みんなでつくろう みんながつながり支え合う大館」のスローガンを決めた。今後地域の生活課題を収集し、解決策を探る活動を本格化させるが、まずは説明会など取り組みの周知に力を入れることを確認した。
 国が介護保険制度の中で進める生活支援体制整備事業の一環。市では主に中学校区の7生活圏域(第2層)と、市全域(第1層)に生活支援コーディネーター(SC)を配置。地域の生活支援のニーズを吸い上げ、解決を図る協議体の設置が進んでいる。第1層協議体は、市社会福祉協議会が中心となり、町内会長や民生委員、福祉員、消防団、高齢者団体、行政関係者らで昨年11月に立ち上げた。2018年度は活動目標となるスローガンを決め、先進地視察を行った。
 この日は委員の第2層SCが各地区の状況を報告。比内地区の協議体は高齢者へのアンケートや聞き取りを行い、「一番多かった生活課題は除雪。移動と答えた人は意外と少なく、今は隣近所で乗り合わせるなど支え合いが根付いているが、5年後、10年後の課題になる」と指摘した。十二所地区は「サロンの取り組みは地域間で差があり、若い世代や男性が参加しにくいなど課題を抱えている。気軽に集える場の充実に意識的に取り組んでいく」と述べた。
 市全体の取り組みとして、「市民への支え合い活動の周知が必要」との意見で一致。各委員の会合などで説明会を開いていくことを確認した。第1層SCの戸澤真澄さんは「第2層の生活課題が第1層に上がってくるまでにはまだ時間がかかる。市民への意識付けなどできることから取り組みたい」と話した。
 2カ月に1度会合を開き、市の課題や支え合いの仕組みづくりへ意見交換する。

4月のニュース

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県議選を振り返って 鹿角市・郡 自民8年ぶりの2議席 投票率は低下傾向続く

2019-04-09
鹿角市の開票作業(記念スポーツセンター)
 7日に投開票が行われた県議選の鹿角市・郡選挙区(定数2)は、新人の児玉政明氏(47)と現職の川口一氏(68)が当選を果たし、自民が2011年の前々回以来となる2議席を獲得した。再選を目指した現職の石川徹氏(54)=無所属=が涙を飲む結果となった。
 開票結果は児玉氏が9250票、川口氏が6621票、石川氏が3158票。
 児玉氏は昨年9月に出馬を表明して以来、現職2氏に対する知名度不足を挽回しようと、この半年ほどの間、あいさつ回りに奔走。前哨戦で先行してきた形勢をそのまま選挙戦に持ち込み、下馬評通りの強さを見せてトップ当選を果たした。
 三つどもえの激しい争いとなった中、現職2氏は実績や政策をアピール。川口氏は支持基盤が児玉氏と重なる厳しい情勢となったものの、組織力を発揮して6選を果たした。石川氏は3月から本格的な活動を開始し、草の根的な活動で〝短期決戦〟に臨んだが、訴えが十分に浸透しなかった。
 児玉氏が大きく票を伸ばした一方、川口氏は2015年の前回から478票、石川氏は3736票それぞれ減らした。
 投票率は鹿角市が前回を0・86㌽下回る61・14%、小坂町が4・56㌽下回る65・55%で、同選挙区全体では1・41㌽下回る61・78%だった。
 県全体で前回を3・25㌽下回る52・87%と過去最低を更新する中、鹿角市は前回並みだった一方、小坂町は低下の幅が大きかった。今回、町は投票所を6カ所減らし10カ所としたが、その影響についての分析が必要な状況だ。市も含めて投票率は低下傾向にあり、改善策が求められる。

海外に広く魅力発信 大館市 まるごと体験 推進協 英語版HPを新設

2019-04-09
ホームページ開設の主担当・中山さん(移住交流課)
 大館市まるごと体験推進協議会(石垣一子会長)は、インバウンド(訪日外国人旅行客)の誘致推進を目指して8日、英語版のホームページを新設した。日本語版サイトなどと合わせた相互発信を計画。国内外に広く大館の魅力を周知する。
 会事務局の市移住交流課に務める地域おこし協力隊員が、日本語版を2月に開設した。個人旅行や教育旅行など目的別に、体験メニューや料金、市内の農家民宿などを紹介。合わせて「ニュース」として、2018年度「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」や「オーライ!ニッポン大賞」の受賞を紹介。外国人モニター事業などについてもブログ形式で紹介している。
 これをもとに、国内外の交流人口拡大推進を目指す「体験旅行プロデューサー」の中山さなえさんが英訳を担当。大型連休を前に、国内外に広く発信しようと、英語版を新設した。農家民宿利用などでつながった外国人客らにメールで周知する。
 中山さんは「農家のおもてなしや地域色を生かした各種プログラム、受賞など、中身が充実しているからこそ周知できる。大館を知り、足を運んでもらう機会になってほしい」と期待を寄せる。
 現状は日本語、英語版とも同じつくり。「見る人によって見やすさや求められる情報は一部異なることもある」として、今後は構成や発信する内容などを検討していくという。
 英語版のURLはhttps://marugoto-odate-eng.amebaownd.com/。日本語版にリンクを設けているほか、SNS(会員制交流サイト)・インスタグラムの協議会アカウントでも発信する。

18年度ふるさと納税 最多の7億8千万円超 大館市 全国から5万件 きっかけは返礼品

2019-04-09
 大館市への2018年度ふるさと納税実績がまとまった。寄付件数は5万595件で前年比1万8498件増、金額も2億2761万4403円増の7億8605万1985円でいずれも過去最多。寄付額は6年連続で県内トップとなる見通しだ。使途は「秋田犬関連」と「子どもの成長支援」で全体の4割を占めた。
 企画調整課によると、寄付者の居住地は東京都1万5224件(2億4135万6185円)が最多で、神奈川県6973件(1億320万3000円)、大阪府3692件(5695万4000円)などと続き、47都道府県全てから寄せられた。県外の寄付件数は全体の99・3%。大館市に寄付するきっかけは「返礼品」が47・3%、「訪れたことがある」7・3%、「自分や家族の出身地か住んだことがある」4・7%などだった。
 寄付額の最多は「1万円台」で3万4987件(69・2%)に上り、「2万円台」が8324件(22・1%)、「1万円未満」3758件(3%)、「3万円台」1282件(2・5%)などと続いた。最高額は1000万円だった。
 寄付者が希望した使い道は「特に指定なし」が1万3786件(2億1437万円)、「子どもの成長支援」1万1463件(1億6302万8000円)、「秋田犬関連」1万1456件(1億7629万2185円)、「子どもの教育支援」5290件(9243万8000円)などだった。
 返礼品は約320種類を登録している。1番人気はコメ、次いで曲げわっぱや比内地鶏ローストチキン、きりたんぽなどが選ばれた。
 ふるさと納税は、出身地や応援したい市町村などに寄付すると、2000円を超える部分が所得税や住民税から控除される。

新人児玉氏トップ当選 県議会議員選挙鹿角市・郡選挙区 川口氏は6選

2019-04-08
初当選を喜び、万歳をする児玉氏㊧(花輪の選挙事務所)
 統一地方選前半の県議会議員選挙は7日、投票が行われ、即日開票された。北鹿地方で唯一の選挙戦となった鹿角市・郡選挙区(定数2)は、新人で前市議の児玉政明氏(47)=自民=が三つどもえの激戦となる中、トップ当選で初陣を飾った。残る1議席は現職の川口一氏(68)=同=が勝ち取って6選を果たし、自民が2議席を独占した。投票率は鹿角市が前回を0・86ポイント下回る61・14%、小坂町が4・56ポイント下回る65・55%だった。
 児玉氏は「パイプ役として県政に地域住民の声を届けたい」と市議を3期目で辞し出馬した。市議17人中12人、親戚の児玉一市長、農商工や建設関係団体などの後押しを受け、組織戦で支持を拡大。課題だった知名度不足を乗り越え、無党派層も一部取り込みながら票の上積みを図った。
 川口氏は農業分野や柴平、八幡平地区などで支持基盤が児玉氏と重なり、警戒感を強めながら組織戦を展開。自治会や企業、農商工・建設団体など100件を超える推薦を受け、「5期20年の実績」と「県政との太いパイプ」をアピールしながら、地元・小坂町を中心に手堅く票を集めた。
 石川氏は「1期4年で築いた県政と地域とのパイプをさらに太くしたい」と出馬。「近隣自治体との連携」などの政策を掲げ、組織に頼らない草の根的な活動で地元・十和田地区を中心に非自民、無党派層などの取り込みを図ったが、訴えは思うように浸透せず、再選は果たせなかった。
 これからがスタート 児玉政明氏 児玉氏は、花輪字上花輪の選挙事務所で支持者と開票状況を見守った。午後9時前に当選確実の情報が入ると、大きな歓声に包まれた。
 柳澤隆次後援会長の音頭で万歳三唱を行い、児玉氏は妻・千春さんと並んで、大きく両手を上げて勝利をかみしめた。
 児玉氏は「有権者の方々からこの地域をもっと元気にしてもらいたいという声をいただき、遊説で私も同じ気持ちで訴えた」と選挙戦を振り返り、「その訴えが皆さまに通じ、結果につながったと思う。また、後援会の皆さまに支援の輪を広げていただいた」と勝因に触れながら感謝。
 「有権者の方々と握手したこの右手には皆さま方の期待が感じられた。その信頼、期待に応えられるよう取り組む」と人口減少対策や産業振興といった地域課題に注力する考えを示した。
 その上で「これからがスタート。厳しい時代ではあるが、新しい時代に向かって果敢にチャレンジし、秋田県、鹿角市、小坂町の皆さま方のために頑張る」と決意を述べた。

大館 「火災ゼロ」継続しよう 13日まで 初日に防災訓練 春の火災予防運動

2019-04-08
放水訓練に臨む消防団員ら(板戸)
 春の火災予防運動が7日、全県一斉に始まった。大館市では比内町八木橋字板戸で、住民や消防団員ら約80人が防災訓練に臨んだ。市消防本部によると、今年に入ってから6日まで、市内で火災の発生はなし。ゼロ期間を更新していこうと、周知啓発に努めながら市民とともに有事に備える。運動は13日まで。
 昨年の市内の火災発生は21件。前年比で2件増えたが、初めて死傷者がいなかった。今年はまだ火災に関わる出動はなし。1月に発生しなかったのは記録が残る1973年以降初めてで、その後も継続している。空気が乾燥して火災が発生しやすい時期を迎えていることから、引き続き注意を呼び掛けている。
 板戸では、市消防本部署員らのほか消防団第12方面隊の35人、住民39人が参加。災害発生の想定で対応を確認した。住民は板戸多目的集会施設への避難訓練を行い、防災講話を聴講。団員たちは規律訓練や放水訓練に臨んだ。
 署員が講師を務めた防災講話では、減災のポイントとして▽知る▽備える▽集める―の3点を紹介。「災害は未然防止はできず、起こるという認識・意識を持つこと。減災を心掛けながら自助と共助で災害に立ち向かう必要がある」とした。毛布や衣服を使った簡易担架の作り方や消火器の使用法についても解説した。
 町内会長の畠山秀義さん(74)によると、地区の防災訓練は約2年ぶり。35世帯ほどが居住し、多くが高齢の2人暮らしという。「水害や地震など災害はいつ起こるか分からない。有事の助け合いのため、日頃の備えの必要性を再確認した」と話した。
 この日市内では大型店で、女性消防団による防火チラシ配布、消防団員向けの救命講習会なども展開。運動期間中は毎日、警戒広報やサイレンの吹鳴などが行われる。
 運動初日が統一地方選の投票日と重なったため、運動期間後の14日に、餅田、陣場、代野・赤川の3カ所で防災訓練を予定している。
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